2022年09月28日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2022-09-28 (Wed)

2022/09/28 日記  曼珠沙華

2022/09/28 日記  曼珠沙華

2022/09/28 (水) 旧暦: 9月3日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 5時33分 日没:  17時29分 月出:  7時37分 月没:  18時48分 月齢:  2.21 潮汐:  大潮 干支:  甲申 六曜:  大安 九星:  一白水星 今日のあれこれ: 曼珠沙華 「曼珠沙華、見頃 〜権現堂公園〜 2022年9月19日」 https://youtu.be/j1YlAketk0k 『曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 仲秋 【子季語】  彼岸花...

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2022/09/28 () 旧暦: 93日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 533分 日没:  1729分 月出:  737分 月没:  1848分 月齢:  2.21 潮汐:  大潮 干支:  甲申 六曜:  大安 九星:  一白水星


今日のあれこれ: 曼珠沙華

「曼珠沙華、見頃 〜権現堂公園〜 2022919日」

https://youtu.be/j1YlAketk0k



『曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 仲秋

【子季語】
 彼岸花、死人花、天蓋花、幽霊花、三昧花、捨て子花、したまがり、狐花、まんじゆさげ

【解説】
 曼珠沙華は天界に咲く赤い花を表す梵語。
秋、田畑の畦や土手に咲くヒガンバナ科の多年草で群生する。墓地の近辺にみられることも多いため彼岸の名がつく。毒があるといわれるが鱗茎には澱粉が多く食用にもなる。昔は飢饉に備えて植えられていたという説もある。

【科学的見解】
 曼珠沙華の標準和名は、彼岸花(ヒガンバナ)である。ヒガンバナは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草であり、日本全国の野山で普通に見られるが、在来種ではなく中国から渡来した外来種とされている。開花後、種子は作らず、球根(鱗茎)で増える。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



 
曼珠沙華の俳句:


・曼珠沙華恋の火花に火傷して  鈴木真砂女


・恍惚は不安のごとく曼珠沙華  平井照敏


・曼珠沙華蘂のさきまで意志通す  鍵和田釉子


・夭折の兄妬ましき曼珠沙華  金森三猪


・鬱癒えて燃ゆるもの欲し曼珠沙華   沼口蓬風




曼珠沙華。
日本の名前は、彼岸花。
秋の彼岸の頃に咲く花だから、わかりやすい名前だ。
しかし、もう一つの名前曼珠沙華がある。
これは、梵語だそうで、佛さまの世界である天界に咲く紅い花と言う意味だそうだ。

曼珠沙華は、群生する。
種を作らないので球根で増える性質から、同じ場所で広がっていくのだそうだ。

田畑の周りに多くみられるのは、人為的に植えられたもので、曼珠沙華の持つ毒を利用して、鼠など農作物を荒らす動物から作物を守るために植えられた事情に因っている。


句の世界では、やはり曼珠沙華が彼岸花より多く詠まれている。

そして、曼珠沙華は法華経やお彼岸に繋がっている背景を持っているからか、人の心に強く作用する力を持っている。


俳句の世界でも、曼珠沙華は危険だ。

鈴木真砂女氏は、曼珠沙華の紅に心を燃やせと言っている。
 恋をすれば、心に傷を負うこともある事は承知の上で、人は恋をせよ、それが恋というものだと。

曼珠沙華の燃える紅と普通の花と違う、曲がりくねった曲線の世界に目を奪われ続けている内に、心は其の持ち主の奥底にある場所に連れ出される。

見ないように、目をそらしてもだめだ。
心に従うままだ。

心は燃えあがることを欲しているのだから。