2022年08月13日 - 菜花亭日乗
fc2ブログ

菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

Top Page › Archive - 2022年08月
2022-08-13 (Sat)

2022/08/13 日記 天の川 

2022/08/13 日記 天の川 

2022/08/13 (土) 旧暦: 7月16日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 4時57分 日没:  18時33分 月出:  19時43分 月没:  5時47分 月齢:  15.38 潮汐:  大潮 干支:  戊戌 六曜:  仏滅 九星:  二黒土星 今日のあれこれ: 天の川 「2022年8月1日の星空と天の川/スター・ウィーク 1日目/2022 August Milkyway」 https://youtu.be/FZFvB_P0Ozo 『天の川(あまのがわ、あまのが...

… 続きを読む

2022/08/13 () 旧暦: 716日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 457分 日没:  1833分 月出:  1943分 月没:  547分 月齢:  15.38 潮汐:  大潮 干支:  戊戌 六曜:  仏滅 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 天の川

202281日の星空と天の川/スター・ウィーク 1日目/2022 August Milkyway

https://youtu.be/FZFvB_P0Ozo



『天の川(あまのがわ、あまのがは)  初秋

【子季語】
 銀河、明河、星河、銀漢、銀浪、雲漢、天漢、河漢、銀湾

【関連季語】
 七夕、冬銀河

【解説】
 初秋の澄み渡った夜空に帯状に横たわる無数の星。川のように見えるので、「銀河」「銀漢」ともいう。七夕伝説の織姫と彦星を隔てる川で、二人は年に一度、旧暦七月七日の夜にこの川を渡って逢うことをゆるされる。

【来歴】
 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。

【文学での言及】
 天河あさせしら浪たどりつつわたりはてねばあけぞしにける 紀友則『古今集』
 七夕のあふせたえせぬ天の川いかなる秋かわたりそめけむ 待賢門院堀河『新古今集』

【実証的見解】
 天の川は太陽系を含む銀河系である。地球のある太陽系は円盤状の天の川銀河の端のほうに位置しており、中心部から約三万光年離れている。地球から見ると、天の川の中心部は濃く周縁部は淡く見える。いて座の方向が特に強く光っているのは、いて座の方向に銀河系の中心があるからである。北半球では一年中見ることができるが、春は低い位置に横たわり、冬は光が弱い。天の川が、一年中で最も高い位置にかかるのが初秋の八月であり、天の川はこのころ、最も明るく見える。天の川が初秋の季語になっているのもそのためである。』
(季語と歳時記)



天の川の俳句:


・うつくしやせうじの穴の天の川  小林一茶

・油断せぬ星の光りや銀河  許六



・異次元に住む夫遠し天の川   谷寿枝

・遺されて永き余生や天の川   塩谷はつ枝

・妻と寝て銀漢の尾に父母ゐます  鷹羽狩行

・夫遠し夫遠し天の川通し  竹下しづの

・父恋ひの身にしたたりて大銀河  鷲谷七菜子

・母ゆきて天の河原に蓬摘む  香坂恵依

・母亡くて故郷遠し天の川   山本潤子

・良き友はみな黄泉に在り天の川   塩田博久

・銀河濃し夫子なき身の置きどころ  菖蒲あや



・旅の我銀河の中を歩きけり  上野泰

・旅先の柱に手かけ銀河仰ぐ  右城暮石




今日の季語は、「天の川」に決めてあった。
ところが、台風8号なる狼藉者に邪魔されてしまった。
負けるのも忌々しいので、雲に覆われた空の下で、天の川の句を選ぶことにした。


天の川の句も多いので、選ぶのは大変だ。
あれやこれや、選んでいるうちに多くなり、纏めることも難しくなった。

仕方がない、在るが儘に行こう。

天の川の下では、江戸も今も同じ様な時間。
一茶の句も許六の句も今の俳人が読む句と変わりがない。
天の川は、人の時間を超越しているから。


現世、この世は3次元だ。
平らな地面の上で空の高さのある空間に生きている。
人はこの世界にしか生きられない。

しかし、時空という概念がある。

時空 Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E7%A9%BA#:~:text=%E6%99%82%E7%A9%BA%EF%BC%88%E3%81%98%E3%81%8F%E3%81%86%E3%80%81%E8%8B%B1%3A,time%20and%20space%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82

わかりやすい説明は、コトバンクだ。

コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E6%99%82%E7%A9%BA-72818


どうやら、宇宙のような世界は、地上のような3次元の空間ではない。
 3次元に時間の軸が加わった4次元の世界なのだ。

3
次元の空間に生きている我々は、「今」しか生きる事はできない。

しかし、例句を読んでいると俳人たちは、天の川を見ると、この世に居ない人と自由に語らっているようだ。

天の川を見上げる俳人も俳人でない人も、天の川を見上げている時だけは、この世の枠組みを抜け出して、今は亡き父母、家族や心許した友と語り合うことができる。



台風8号のために天の川を見ることはできないが、心眼というものがあると思い直して一句

・今宵また天の川観る雲の下 笑山