2022/01/19 (水) 旧暦: 12月17日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 6時48分 日没: 16時54分 月出: 17時59分 月没: 7時48分 月齢: 16.35 潮汐: 大潮 干支: 壬申 六曜: 仏滅 九星: 九紫火星 今日のあれこれ: 寒牡丹 「石光寺の寒牡丹と當麻寺の冬牡丹【奈良県葛城市】」 https://youtu.be/w0ax-DEdye0 『寒牡丹: 冬牡丹 三冬 もともと初夏の花である...
2022/01/19 (水) 旧暦: 12月17日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 6時48分 日没: 16時54分 月出: 17時59分 月没: 7時48分 月齢:
16.35 潮汐: 大潮 干支: 壬申 六曜: 仏滅 九星: 九紫火星
今日のあれこれ: 寒牡丹
「石光寺の寒牡丹と當麻寺の冬牡丹【奈良県葛城市】」
https://youtu.be/w0ax-DEdye0
『寒牡丹: 冬牡丹
三冬
もともと初夏の花である牡丹の花芽をつみとって冬に咲かせるようにしたもの。
藁囲いをして、寒さの中大輪の花を咲かせる。』
(季語と歳時記)
寒牡丹の俳句:
・藁苞の中へも夕日寒牡丹 赤堀洋子
・舞ふ雪も華のあきらか寒牡丹 皆吉爽雨
・門跡の色を秘めたる寒牡丹 田伏博子
・薄紅の恥ふ若さ寒牡丹 井上玉枝
・白絹の煌めき持ちて寒牡丹 赤座典子
季語の説明には、寒牡丹と冬牡丹を同じものとして記述しているが、本当は別種類の花で、寒牡丹は動画の石光寺でしか、見られないそうだ。
『その石光寺に”寒牡丹”を見に行った。
寒牡丹と冬牡丹は別品種であり、寒牡丹が見れるのは、私の知る限り、ここ、石光寺だけ。
春に咲く華麗な牡丹を促成栽培技術により、冬に咲かしているのが”冬牡丹”。
これに対して、”寒牡丹”は春と初冬に花をつける二季咲きの変種(冬と知って育ち、冬と認識しながら咲いた)で、葉っぱがほとんどない。
また、茎や枝が黒く、30年の寿命を持つものもある。
厳しい冬を乗り越えて咲く”寒牡丹”だけに、その美しさも格別である。』
(ワンダースター★航星記
https://blog.goo.ne.jp/nietaazuki/e/20bcdc0545c9386281b65274ff1a5878
より転載)
一面の雪の中、藁苞を被りながらも、大輪の白や紅の花を咲かせる寒牡丹の美しさは際立っていると言える。
何も花の気の無い季節に、大きな花を作り咲かせるのは、人のためなのだろうか。
厳寒の時期には招き寄せる虫たちの姿はないはずだから。