2022/01/09 (日) 旧暦: 12月7日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 6時51分 日没: 16時45分 月出: 11時13分 月没: 23時43分 月齢: 6.35 潮汐: 小潮 干支: 壬戌 六曜: 赤口 九星: 二黒土星 今日のあれこれ: 淑気 「三重県 伊勢神宮 内宮参り」 https://youtu.be/kcM7L5l--fw 『淑気: 淑気満つ 新年 新しい年を迎え、天地山河いたるところに瑞祥の...
2022/01/09 (日) 旧暦: 12月7日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
日出: 6時51分 日没: 16時45分 月出: 11時13分 月没: 23時43分 月齢:
6.35 潮汐: 小潮 干支: 壬戌 六曜: 赤口 九星: 二黒土星
今日のあれこれ: 淑気
「三重県 伊勢神宮 内宮参り」
https://youtu.be/kcM7L5l--fw
『淑気: 淑気満つ
新年
新しい年を迎え、天地山河いたるところに瑞祥の気が満ちていること。』
(季語と歳時記)
淑気の俳句:
・一湾の海穏やかや淑気満ち 大島みよし
・伊勢の宮淑気溢るる川に杜に 手島伸子
・一身に嶺の淑気をもらひけり 小澤克己
・稲荷社の鳥居千本淑気満つ 中御門あや
・襖絵にゐる鷹の目の淑気かな 岡部名保子
地元の神社に参拝に出掛けた。
大きな神社ではないが歴史のある古い神社。
高い樹が森を作る境内は、静けさに満ちて、清められた参道を、歩いていくと、静けさと清らかさで次第に心も穏やかに、澄んで来る。
この心の変化を生じさせるものが淑気なのだろう。
上記の説明では簡素すぎるが、下記の記事では、淑気の意味がよく理解できた。
『 もともとは漢詩で使われた言葉が俳句にも使われ、新年の季語として定着した。正月三が日は、改まった、身の引き締まる感じと、そういう中にもちょっと華やかでおめでたい温和な雰囲気が漂っている。昔の人はそれを「瑞祥の気」と言った。
「淑」という字は「淑女」「貞淑」「淑徳」などと使われるように、「良い、善い、しとやか」という意味である。さらに
「私淑」という言葉があるように「慕う、引きつけられる」と
いう意味もある。つまり、「淑気」はそういう新年の素晴らし
い、清々しい「気」のことである。
...』
(水牛歳時記
http://sogyusha.org/saijiki/05_newyear/shukuki.html
より転載)
日常生活は、オミクロンの登場でまた、心が折れそうな日々に逆戻りになっている。
だからこそ、神宮や寺院に足を運び、淑気を頂いて帰ることが心の健康につながる。
初詣は一度、一処に限る必要はない。