2022/01/07 (金) 旧暦: 12月5日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 人日 日出: 6時51分 日没: 16時43分 月出: 10時18分 月没: 21時41分 月齢: 4.35 潮汐: 中潮 干支: 庚申 六曜: 仏滅 九星: 四緑木星 今日のあれこれ: 若菜 「【七草がゆ】愛知の七草を販売 無病息災を願って(2022年1月5日)」 https://youtu.be/g2YikqIZFAA 『若菜(わかな) 新年 子季語: 朝...
2022/01/07 (金) 旧暦: 12月5日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
人日 日出: 6時51分 日没: 16時43分 月出: 10時18分 月没: 21時41分 月齢:
4.35 潮汐: 中潮 干支: 庚申 六曜: 仏滅 九星: 四緑木星
今日のあれこれ: 若菜
「【七草がゆ】愛知の七草を販売 無病息災を願って(2022年1月5日)」
https://youtu.be/g2YikqIZFAA
『若菜(わかな) 新年
子季語: 朝若菜、磯若菜、磯菜、京若菜、千代菜草、祝菜、粥草、七草菜
関連季語: 七種
解説: 七種粥に入れる菜の総称。新春の菜は香りが強く精気に満ちている。その気をいただいて、一年を健やかに過ごそうというのが七種粥。
春の七草は芹、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏の座、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)をいう。
今ではパックにしてスーパーなどで売られている。
来歴: 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。
文学での言及:
明日よりは春菜採まむと標めし野に昨日も今日も雪降りつつ 山部赤人『万葉集』
国栖等が春菜採むらむ司馬の野のしましま君を思ふこのごろ 作者不詳『万葉集』
あづさゆみおして春雨今日降りぬ明日さへ降らば若菜摘みてむ よみ人しらず『古今集』
君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇『古今集』
春日野の若菜摘みにや白妙の袖ふりはへて人のゆくらむ 紀貫之『古今集』
君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇『古今六帖』
』(季語と歳時記)
若菜の俳句:
・武隈の朝の雪着し若菜摘む 古市枯声
・遠き世の御幸の道や若菜摘む 編木佐さら
・何なりとひとふしうたへ若菜摘 馬場存義
・一籠に溢るる若菜摘みにけり 水谷文謝子
・火と水と草の命や若菜粥 長谷川櫂
1月7日は人日の節句。
五節句のひとつで、古来中国では、この日に7種類の野菜(七草)を入れた羹(あつもの)を食べる習慣があった。
これが日本に伝わり、七種粥となったそうだ。
古い食習慣だが、今では雪の野に出て若菜を摘むことはなくなった。
スーパーで買うことになるが、それもまた良しだ。
豪華なおせちや厚いステーキや焼き肉にはない七草粥の持つ文化的な香りを楽しむことができる。