2022/01/04 (火) 旧暦: 12月2日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 6時50分 日没: 16時40分 月出: 8時19分 月没: 18時11分 月齢: 1.35 潮汐: 大潮 干支: 丁巳 六曜: 先勝 九星: 七赤金星今日のあれこれ: 年酒年酒の泡盛: 左より南光 一般酒 30°詰口日:2020年3月30日咲元粗濾過 古酒造り用 44°詰口日: 2012年5月21日与那国 古式釜蒸留黒麹仕込 一般酒 30°詰口日: 2017年2月2...
2022/01/04 (火) 旧暦: 12月2日 祝日・節気・雑節・ 朔望: 日出: 6時50分 日没: 16時40分 月出: 8時19分 月没: 18時11分 月齢: 1.35 潮汐: 大潮 干支: 丁巳 六曜: 先勝 九星: 七赤金星
今日のあれこれ: 年酒
年酒の泡盛: 左より
南光 一般酒 30°
詰口日:2020年3月30日
咲元粗濾過 古酒造り用 44°
詰口日: 2012年5月21日
与那国 古式釜蒸留黒麹仕込 一般酒 30°
詰口日: 2017年2月28日
常盤 5年貯蔵酒 40°
詰口日: 2011年6月15日
宮之鶴 一般酒 30°
詰口日: 2012年1月16日
宮の華 八重干瀬 一般酒 30°
詰口日: 2011年5月24日
年酒の日本酒: 左より
獺祭 スパークリング 磨き3割9分 純米大吟醸 2021年4月製造
清泉 七代目 純米吟醸 精米歩合55% 2021年2月製造
雪中梅 特別本醸造 精米歩合60% 2021年11月6日製造
『年酒(ねんしゅ/ねんしゆ) 新年
【子季語】
年始酒、年酒祝う
【解説】
新春に年始回りの賀客にすすめる酒。
本来、数の子、ごまめなどをさかなとした簡素な祝い酒であったが、だんだん酒宴をはるようになっていった。』
(季語と歳時記)
年酒の俳句:
・お年酒や一日だけの大家族 木田攝子
・蒲鉾の紅白の賀の年酒かな 村山故郷
・口中にひらく花びら年酒酌む 宮原縷紅
今年のお正月の酒は、泡盛を中心に日本酒を少し楽しんだ。
落ち着いてきたとは言え、コロナが亡くなってはいないので、外飲み、呼び呼ばれではなく、家で静かに楽しむ年酒だった。
泡盛をいくつか利いてみて古酒ができているのか調べてみた。
南光は、2020年製造で最も新しい泡盛で、新酒の場合エチル臭、穀物臭、油臭さとかありがちだが、この酒はエチル臭はあるが何か甘い香りがあり、古酒らしい香りのようにも感じた。
咲元は、立香は甘い古酒香りとエチル臭。
ストレートで飲むと44度なので、中盤以降ピリリと辛い。
お湯割りにすると、大きく広がりおおらかな味わいになる。
おせち料理との相性も良い。
製造から9年なので、香り・味わいとも古酒だ。
与那国は、2017年2月28日詰口なので3年経過しており古酒だが、香りは甘いのだが刺激的な香りもある。
味も開かず中に固まる印象で、舌で解すと苦味・渋味も感じる。
まだ古酒らしい世界ではない。
立香は軽く甘い香り。背景に突き刺すような刺激も感じる。
宮之鶴は、一般酒の30°だが立香は甘いバニラ香と香ばしいキャラメル香があり。ストレートで飲むといい感じ。
常盤は、発売時5年古酒だが、それから10年経過しているので15年古酒になる。
立香は甘さとハチミツのような香り。香ばしさも感じる。
古酒の風格を感じることができる。
宮の華 八重干瀬は、この正月初めて開栓した。度数30度の一般酒なので、どうかと思ったが、飲んでみると、香りも味わいも古酒になっていた。
宮古島の酒は味が濃い。30度だが、ストレートよりお湯割りのほうが柔らかくなって良かった。
今回、泡盛を飲み比べてみてはっきりしたことがあり、収穫だった。
一般的に熟成させるには44度の高度数の方が適していると言われるが、それは瓷の場合で、瓶で熟成させる場合は、44度でも30度でも充分古酒になることが確認できた。
咲元と宮之鶴と宮の華がそれを証明している。