2021年11月05日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2021-11-05 (Fri)

2021/11/05 日記 神の留守 

2021/11/05 日記 神の留守 

2021/11/05 (金)  旧暦: 10月1日  祝日・節気・雑節・朔望: 朔  日出: 6時06分  日没: 16時42分  月出: 6時09分  月没: 16時59分  月齢: 0.24  潮汐: 大潮  干支: 丁巳  六曜: 仏滅  九星: 四緑木星  今日のあれこれ: 神の留守 「【4K】東北地方の総鎮守:宮城県・鹽竈神社 (Shiogama Shrine|The chief guardian shrine of the Tōhoku region)」 https://youtu.be/Ar1rxucSL8M ...

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2021/11/05 ()  旧暦: 101日  祝日・節気・雑節・朔望: 朔  日出: 606分  日没: 1642分  月出: 609分  月没: 1659分  月齢: 0.24  潮汐: 大潮  干支: 丁巳  六曜: 仏滅  九星: 四緑木星 


今日のあれこれ: 神の留守

「【4K】東北地方の総鎮守:宮城県・鹽竈神社 (Shiogama Shrine|The chief guardian shrine of the Tōhoku region)

https://youtu.be/Ar1rxucSL8M



『神の留守

  初冬

陰暦十月は神無月と呼ばれ、全国の八百万の神様がこぞって出雲大社に集まる。神が留守となった神社の氏子たちは不安を覚え、恵比寿様などを留守神として祀る。
 信心の厚さゆえか、「神の旅」「神送」「神迎」、神が集まる出雲は逆に「神在祭」など類似の季語も多い。』
(季語と歳時記)



神の留守の俳句:


・伊豆の山々笑いたそうな神の留守  安西篤


・神の留守にはとり空を飛びにけり   武田眞砂


・悪さしてみたき日もあり神の留守   大木清美子


・囲炉裏場の嬶座に座る神の留守   田中貞雄


・塩竈の神は留守なる浜日和  佐野まもる




今日は旧暦101日、神無月の始まりの日。
神無月は、全国各地の神々様が出雲神社に出かけるため、各地は神の留守状態になる。

いつも自分の住む土地を守っていただいている神様が不在ということになると、あるべきものが其処に無いことになる。
 感じ方は人によって違うが、あるべきものがないのは困る事には違いない。
 極端に言えば、両手両足を失ったような感じだ。

ところが、例句を読んでいると、そうでもない句が次、次に登場してきた。

神が留守の伊豆は、山々が笑いたそうなのだと!
山が笑うのは春のはずだが、秋の暮にも笑うのだろうか?

その他の俳人も神が居なくて楽しそうだ。
ニワトリは空を飛び、重石が取れた心が嬉しくて何かいたずらしてみたくなる、いつも威張っている山の神の留守はチャンスだ、囲炉裏端の特等席に座ることができる。
神の留守は、一時の神の不在を楽しむことも嬉しいのだ。
いずれ、帰ってきていただけるのだから。

塩竈と言う地名を知らないので、和菓子の塩竈かと思ったが、塩竈の菓子では意味が通じない。読み直すと、塩竈は東北の地名で、鹽竈神社の神様のことだった。

塩釜の地は神様が不在でも、浜日和の好日で、何も困ることはないらしい。

神が居なくても楽しいのは不思議だ。
しかし、考えてみると、自分が居なくてもすべてうまく進んでいくようにしておくのが神様の本来の姿なのだ。