2021年10月10日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2021-10-10 (Sun)

2021/10/10 日記 落鮎

2021/10/10 日記 落鮎

2021/10/10 (日)  旧暦: 9月5日  祝日・節気・雑節・朔望: 目の愛護デー  日出: 5時42分  日没: 17時12分  月出: 9時48分  月没: 19時51分  月齢: 3.66  潮汐: 中潮  干支: 辛卯  六曜: 先勝  九星: 三碧木星  今日のあれこれ: 落鮎 「Bamboo trap to catch fish 栃木県 大瀬やな 水中映像」 https://youtu.be/0FXDCsZgpcE 『落鮎: 鮎落つ、錆鮎、渋鮎、下り鮎、とまり鮎、...

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2021/10/10 ()  旧暦: 95日  祝日・節気・雑節・朔望: 目の愛護デー  日出: 542分  日没: 1712分  月出: 948分  月没: 1951分  月齢: 3.66  潮汐: 中潮  干支: 辛卯  六曜: 先勝  九星: 三碧木星 


今日のあれこれ: 落鮎

Bamboo trap to catch fish 栃木県 大瀬やな 水中映像」

https://youtu.be/0FXDCsZgpcE



『落鮎: 鮎落つ、錆鮎、渋鮎、下り鮎、とまり鮎、秋の鮎

  三秋

鮎は九月から十月頃産卵のため三百グラムほどにもなり、下流へと下る。その頃になると腹は赤みをおび鉄が錆びたような色になる。錆鮎ともよぶ。
 産卵した鮎は、体力消耗して、多くは死んでしまう。それゆえ、一年魚ともされる。』
(季語と歳時記)




落鮎の俳句:


・鮎落ちて青を深むる仁淀川   佐々木新


・今は身を水に任すや秋の鮎  高井几董


・今生に鮎の落ちゆく日々つづく   西川織子


・海近き橋落鮎のせめぐなり  松村蒼石


・落鮎のたどり着きたる月の海  福田甲子雄




早春、海に近いところで生まれた鮎の子は。
親たちが下った川を遡上し始める。
初めは広く緩やかだった川も、上るに従い狭く流れも激しくなる。
 滝や堰堤の難所を超えると、待っているのは急流だ。

続く困難を乗り越えた逞しい鮎だけが上流にたどり着くことができる。
 着いたからと言って表彰状が出るわけではないが、鮎たちは、定められた本能に従ってやってくる。
 上流に着いた鮎は選ばれた鮎であることは確かだ。

それで、仕事が終わったのではない、最後の真の目的を成し遂げねばならない。次の世代をつくることだ。

川を下ることは、上ることに比べれば易しい。
しかし、難事がないことはない。
 下る鮎を待ち構える釣り人が居るし、梁という落とし穴も設置されている。

すべてのことを乗り越え、海近くまで帰り着いた選ばれたものだけが子孫を残すことになるのは自然の摂理だろう。

ゴールのテープは張られていないが、ゆったりとした流れの上には明るい月が架かっている。