2021年03月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

Top Page › Archive - 2021年03月
2021-03-31 (Wed)

2021/03/31 日記 枝垂桜

2021/03/31 日記 枝垂桜

2021/03/31 (水)  旧暦: 2月19日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時29分  日没: 18時01分  月出: 21時01分  月没: 7時03分  月齢: 17.69  潮汐: 大潮  干支: 戊寅  六曜: 友引  九星: 三碧木星  今日のあれこれ: 枝垂桜 「2021・3・20 京都 立本寺の紅しだれ桜🌸が満開です。KYOTO JAPAN」 https://youtu.be/tAjrxvUX6pQ 『枝垂桜(しだれざくら...

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2021/03/31 ()  旧暦: 219日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 529分  日没: 1801分  月出: 2101分  月没: 703分  月齢: 17.69  潮汐: 大潮  干支: 戊寅  六曜: 友引  九星: 三碧木星 


今日のあれこれ: 枝垂桜

「2021・3・20 京都 立本寺の紅しだれ桜🌸が満開です。KYOTO JAPAN」


https://youtu.be/tAjrxvUX6pQ



『枝垂桜(しだれざくら)  仲春

【子季語】
 糸桜、しだり桜、紅枝垂

【解説】
 自生はなく観賞用園芸種で、エドヒガンの一変種である。薄紅色 の花を、細くて垂れ下った枝につける。樹齢は長い。

【科学的見解】
 シダレザクラは、バラ科の落葉高木で、主に観賞用として神社の境内や庭園などに植栽されている。名前の通り枝が垂れる桜の仲間である。形態的性質がほとんど同じで、枝が垂れないものはエドヒガン(ウバヒガン)と呼ばれている。近い品種として、八重咲きのものや紅色が濃いものなどが存在する。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



枝垂桜の俳句:


・極楽寺枝垂桜の傘に入る   加藤サヨ子


・ゆきくれて雨もる宿や糸ざくら  蕪村


・むすばれて蝶も昼寐や糸ざくら  千代尼


・しだれ桜しづかに風を待ちゐたり   亀田やす子


・一本の枝垂れ桜に手を合わす   森理和


・観音のすがたに夜の糸桜  鷹羽狩行




今日も良い天気で、満開の桜が艶やかだった。
見慣れた用水路の道が様変わりになって、映画のワンシーンのような決まった景色になっている。
 用水の水面には、多くはないが点々と散った花びらが水面を流れていく。
 枝垂桜ではないが、用水の真ん中より先まで伸びた枝は、自らの重さで枝先を水面の方まで伸ばして、枝垂桜のようだ。

公園の土手に植えられた1本のヒョロリとした小さな苗。
もう何年前だったことだろうか。
今では大きく育って、枝垂れた枝に多くの花を開くようになった。
 ソメイヨシノの白に近い薄桃色とは違い、紅枝垂はクッキリと赤く、艶やかな姿をしている。

例句を読んでいて、森の手を合わす句が気になった。
どうして手を合わすのか?
美しく、艶やかであることは確かだが。
亡くなった夫が好きだったのだろうか。

先を読んでいくと、鷹羽の句になった。
これでようやく解った。
枝垂桜は観音様に見えるのだ。





2021-03-30 (Tue)

2021/03/30 日記 花人

2021/03/30 日記 花人

2021/03/30 (火)  旧暦: 2月18日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時30分  日没: 18時00分  月出: 19時47分  月没: 6時29分  月齢: 16.69  潮汐: 大潮  干支: 丁丑  六曜: 先勝  九星: 二黒土星   今日のあれこれ: 花人 「【オンライン花見|日本全国の桜収録映像を配信中】桜ドローンプロジェクト2021 | SAKURA (Cherry blossom) all over Japan with Online Hanami」 https:...

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2021/03/30 ()  旧暦: 218日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 530分  日没: 1800分  月出: 1947分  月没: 629分  月齢: 16.69  潮汐: 大潮  干支: 丁丑  六曜: 先勝  九星: 二黒土星  


今日のあれこれ: 花人

「【オンライン花見|日本全国の桜収録映像を配信中】桜ドローンプロジェクト2021 | SAKURA (Cherry blossom) all over Japan with Online Hanami


https://youtu.be/YfnS_iVEtIM



『桜人: 花人、花見人

  晩春

花見の人をさす。桜を待つ人、桜を愛でる人、桜を尋ねる人、桜を惜しむ人、桜を詠む人、桜を肴に酒を酌む人。
桜のもとにあっては、汝も吾も桜人。』
(季語と歳時記)



花人の俳句:


・おのづから花人となる上野かな   塩野谷慎吾


・花人となりて尾州の城にあり   佐藤花木


・花人となるときめきの真中なる   鈴鹿仁


・花人といふ親しさに語らへる   安原葉


・花人となるぼんぼりに沿ひゆけば   鷹羽狩行




桜前線があるとすれば、今日、愛知県周辺に来た様だ。
車で名古屋から多治見方面まで走ったが、至るところ桜は満開だった。
 春日井の坂下神社も内津峠も多治見の公園も桜の枝は花の塊に肉付けされていて、もうこれ以上花はつけられない。
 枝に近づいてよく見ると小さな赤い花の蕾が隙きを見て待ち構えている。

町内会が管理している公園では、雪洞が用意されている。
夜になれば花篝りになり、情緒が感じられる。

酔っ払いが騒ぐ花見は今年は見られない。
良いことだ。
酔っ払うこと騒ぐことは花の下では無粋なものだ。
花を愛でる人は弁えている。

花は盛りを過ぎても、見どころはまだある。
その折々を楽しむことができる。

動画のドローンによる全国の花のオンライン・エンドレス饗宴は、美しい日本を見せてくれる。





2021-03-29 (Mon)

2021/03/29 日記 蛍烏賊

2021/03/29 日記 蛍烏賊

2021/03/29 (月)  旧暦: 2月17日  祝日・節気・雑節・朔望: 望  日出: 5時32分  日没: 18時00分  月出: 18時34分  月没: 5時56分  月齢: 15.69  潮汐: 大潮  干支: 丙子  六曜: 赤口  九星: 一白水星  今日のあれこれ: 蛍烏賊 「2021年3月12日 ついに爆沸きホタルイカすくい」 https://youtu.be/dn8lcgdnDp0 『蛍烏賊(ほたるいか) 晩春 体長六~七センチ以下の小さな烏賊...

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2021/03/29 ()  旧暦: 217日  祝日・節気・雑節・朔望: 望  日出: 532分  日没: 1800分  月出: 1834分  月没: 556分  月齢: 15.69  潮汐: 大潮  干支: 丙子  六曜: 赤口  九星: 一白水星 


今日のあれこれ: 蛍烏賊

2021312日 ついに爆沸きホタルイカすくい」


https://youtu.be/dn8lcgdnDp0



『蛍烏賊(ほたるいか) 晩春

体長六~七センチ以下の小さな烏賊で、腹や頭部、腕の先などに発光器を持つ。産卵期には特に美しく発光する。
 群をなした蛍烏賊の発光した様は幻想的で美しい。日本特産で、特に富山県滑川 は産地として有名。』
(季語と歳時記)



蛍烏賊の俳句:


・まつくらな海へ見にゆく螢烏賊  深見けん二


・蛍烏賊身投げの磯を波洗ふ   金山千鳥


・蛍烏賊見に行く舟に月も佳し  高田風人子


・一網に万華鏡なす螢烏賊   秋葉雅治


・蛍烏賊茹でつつ摘まむ旬の味   中島英子




3月1日に解禁になった富山湾の蛍烏賊漁は好調で、豊漁の一方、コロナ禍の需要減退で価格は下がり気味で、春の味覚を手軽に味わえそうだ。

現地ではこの時季、蛍烏賊を海に掬いに行く事が楽しみの一つだそうだ。
 豊漁の時は、波に打ち上げられた蛍烏賊や、波打ち際を群れる蛍烏賊を網で掬うこともできる。
 動画で、今年もその様子が数多く報告されている。

真っ暗な海を青い色で染める蛍烏賊。
まだ現場で見たことはないが、神秘的な自然の営みだと想像することはできる。
 蛍烏賊にそうする理由を訊いてみても、答えることはないが、力の限り光り尽くしている姿が生命の愛おしさを感じさせる。

現地ならではの楽しみは無理にしても、この季節の旬を頂くことはできる。
 中島は、摘み食いの楽しみを語っているが、やはり、お気に入りの酒を用意して、じっくりと蛍烏賊を味あわせていただくことにしたい。





2021-03-28 (Sun)

2021/03/28 日記 西行忌

2021/03/28 日記 西行忌

2021/03/28 (日)  旧暦: 2月16日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時33分  日没: 17時59分  月出: 17時23分  月没: 5時24分  月齢: 14.69  潮汐: 大潮  干支: 乙亥  六曜: 大安  九星: 九紫火星   今日のあれこれ: 西行忌 「【弘川寺の桜】大阪府河南町にある弘川寺/西行終焉の地」 https://youtu.be/yLU0ZCnSGws 『西行忌(さいぎょうき、さいぎやうき)  仲春 子...

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2021/03/28 ()  旧暦: 216日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 533分  日没: 1759分  月出: 1723分  月没: 524分  月齢: 14.69  潮汐: 大潮  干支: 乙亥  六曜: 大安  九星: 九紫火星  


今日のあれこれ: 西行忌

「【弘川寺の桜】大阪府河南町にある弘川寺/西行終焉の地」


https://youtu.be/yLU0ZCnSGws



『西行忌(さいぎょうき、さいぎやうき)  仲春

子季語: 円位忌
解説: 花を愛した歌人、西行法師の忌日。建久元年(一一九〇年)二月十六日。七十三歳。
来歴: 『新季寄』(享和2年、1802年)に所出。
実証的見解: 西行法師は、鳥羽上皇に仕えた北面の武士で俗名は佐藤義清(のりきよ)。
 二十三歳で出家する。「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」と詠んで、かねてから釈迦入滅の日に死ぬことを望んでいた。そのため、忌日は実際の忌日よりも一日早い旧暦の二月十五日とする。歌集に『山家集』がある。』
(季語と歳時記)



西行忌の俳句:


・花どこも今年早咲き西行忌   大山夏子


・今日ばかり花も時雨れよ西行忌  井上井月


・遠山の雪を花とも西行忌  上田五千石


・み吉野もかく深く来て西行忌  能村研三


・花あらばさたにおよばず西行忌   丸山分水




西行が亡くなったのは、1190(建久元年)年216日。
釈迦入滅の日215日に死ぬことを望んでいたため、忌日季語としての西行忌は実際の忌日よりも一日早い15日とすることになっているそうだ。
 流石、西行なのだが、どうかなとも思う。
西行には怒られるかも知れないが、今日の季語にすることにした。

西行忌の天気は、今年のように花満開もあれば、春の嵐もあり、雪もあり、風花も舞うこともあり、雨の日もある。
 年年によって装いの異なる西行忌が詠まれてきた。

例句も多い。
ざっと集めただけでも396句も見つかった。
数百年も昔の歌人の忌日にこれだけの句が寄せられるのは、桜を中心にして心が連綿と繋がっているからだと思う。

西行は日本の文化と言っても良い。





2021-03-27 (Sat)

2021/03/27 日記 朧月

2021/03/27 日記 朧月

2021/03/27 (土)  旧暦: 2月15日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時35分  日没: 17時58分  月出: 16時12分  月没: 4時50分  月齢: 13.69  潮汐: 中潮  干支: 甲戌  六曜: 仏滅  九星: 八白土星   今日のあれこれ: 朧月 「Everyday improvisation【朧月~Cloudy Moon~】今朝の即興♪,#Shorts​,20210319」 https://youtu.be/wIqET7JaqDM 『朧月(おぼろづき) 三春 ...

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2021/03/27 ()  旧暦: 215日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 535分  日没: 1758分  月出: 1612分  月没: 450分  月齢: 13.69  潮汐: 中潮  干支: 甲戌  六曜: 仏滅  九星: 八白土星  


今日のあれこれ: 朧月

Everyday improvisation【朧月~Cloudy Moon~】今朝の即興,#Shorts,20210319


https://youtu.be/wIqET7JaqDM



『朧月(おぼろづき) 三春

【子季語】
 月朧、淡月

【関連季語】
 朧、春の月

【解説】
 春の夜の朧な月をいう。澄んだ秋の月に対し、春の月は水蒸気のベールがかかったように見える。暈のかかることもある。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

(季語と歳時記)



朧月の俳句:


・朧月峰に沈めて吉野山   稻畑汀子


・朧月若草山にあがりけり   山路紀子


・朧月夫婦で歩く小買物   高橋泰子


・朧月川湯の宿に横座り   川畑はるか


・朧月酌めば李白の心かな   網野月を




荒れる週末が続いている。
今週も明日の日曜日は荒れる予報だ。
南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本から東海にかけての太平洋側で激しい雨となるそうだ。
北日本の積雪地では、雪が溶け雪崩の危険も有る。

嵐の前の静けさで今日は雲があり、月は朧に東山の風情が楽しめるかも知れない。

例句を読んでみて、朧月は春の情趣が感じられる。
名所を背景にしてもピッタリ景を決めてくれる。
東山だけでなく、吉野山でも若草山でも。

旅心だけでなく、普通の生活でも朧月は人を楽しくさせている。
 高橋も川端も朧月の下で、心満ち足りている。

網野は独酌なのか周りに人がいるのか判らないが、朧月に銘酒が揃えば不満はない。

 この句を読んで、我が身が辛くなった。今月も酒の会は中止になり、お花見は2年連続で中止になってしまった。
 朧月はあっても、宴がない。
やむを得ない。手酌で朧月とすることにしよう。





2021-03-26 (Fri)

2021/03/26 日記 花曇り

2021/03/26 日記 花曇り

2021/03/26 (金)  旧暦: 2月14日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時36分  日没: 17時57分  月出: 15時02分  月没: 4時14分  月齢: 12.69  潮汐: 中潮  干支: 癸酉  六曜: 先負  九星: 七赤金星  今日のあれこれ: 花曇り 「【4K】牛込橋付近の桜とヒヨドリ(2021年3月20月)」 https://youtu.be/Y4kTm-EaAmI 『花曇(はなぐもり)  晩春 【子季語】  養花天 【...

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2021/03/26 ()  旧暦: 214日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 536分  日没: 1757分  月出: 1502分  月没: 414分  月齢: 12.69  潮汐: 中潮  干支: 癸酉  六曜: 先負  九星: 七赤金星 


今日のあれこれ: 花曇り

「【4K】牛込橋付近の桜とヒヨドリ(2021320月)」


https://youtu.be/Y4kTm-EaAmI



『花曇(はなぐもり)  晩春

【子季語】
 養花天
【解説】
 桜が咲く頃の曇り空を言う。雲が低く垂れ込めるほどではなく、比較的明るい曇り空である。太陽に暈がかかることもある。  「養花天」は雲が花を養うという発想から生まれた言葉。

【来歴】
 『世話盡』(明暦2年、1656年)に所出。』
(季語と歳時記)



花曇の俳句:


・花ぐもり朧につゞくゆふべかな  蕪村


・花ぐもり心のくまをとりけらし  杉風


・花ぐもり花びら色の餅を買ふ   島谷征良


・花ぐもり機織る音のねむきこと  杉山青風


・ゆで玉子むけばかがやく花曇   中村汀女




週末の天気は、また春の嵐だそうだ。
自粛なのだから花見の宴までは無理としても、雨に風もは止めて欲しい。 まだ満開の桜は見ていないのだから。

今日は、雲は厚くは無かったが、霞というより黄砂なのかも知れないが、スッキリと澄まない空だった。
 明日は、何とか花を見るチャンスがあるかも知れない。

花曇りは江戸の人たちも楽しんできた情趣なのは、蕪村、杉風の句を読めば、良く判る。

遠くまで桜の花が続いて、霞んで見える様。
その様な艶のある光景は、この季節しか見られない。

桜の風情に、心を照らされて。桜色の餅を買い、気持ちの通う人とお茶を飲む。
 この季節に逃したくない情趣だ。

花曇りの句で、好きなのは、中村汀女の句だ。
ゆで玉子と光と満開の花、過去も、今も、未来も、手に入れたい満ち足りた世界。
 明日、明後日、もし天気が雨・風に襲われなければ、宴会は行われない芝生に小さな子供を連れた家族がシートを敷いて、持参したお弁当を広げるだろう。

その時、皮をむかれたゆで玉子は、春の霞んだ光の下で輝いている。





2021-03-25 (Thu)

2021/03/25 日記 春休み

2021/03/25 日記 春休み

2021/03/25 (木)  旧暦: 2月13日  祝日・節気・雑節・朔望: 電気記念日  日出: 5時37分  日没: 17時56分  月出: 13時54分  月没: 3時34分  月齢: 11.69  潮汐: 若潮  干支: 壬申  六曜: 友引  九星: 六白金星  今日のあれこれ: 春休み 「いよいよ春休み!熊本市立の小・中学校で修了式 (21/03/24 18:20)」 https://youtu.be/cMlwdNWpKOQ 『春休み   仲春 学年末試験が終...

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2021/03/25 ()  旧暦: 213日  祝日・節気・雑節・朔望: 電気記念日  日出: 537分  日没: 1756分  月出: 1354分  月没: 334分  月齢: 11.69  潮汐: 若潮  干支: 壬申  六曜: 友引  九星: 六白金星 


今日のあれこれ: 春休み

「いよいよ春休み!熊本市立の小・中学校で修了式 (21/03/24 18:20)


https://youtu.be/cMlwdNWpKOQ



『春休み

  仲春

学年末試験が終わり、四月の新学年の始まるまでの休暇。
 気分的には一学年が終了したという安堵感、解放感、また進級・進学という喜びも重なり、更に季節的にも恵まれたのびのびとした休暇である。』
(季語と歳時記)



春休みの俳句:


・春休みんな笑顔の遊園地   須賀敏子


・恐竜の卵見に行く春休み  片山由美子


・口笛で鳥を集めて春休み   今瀬剛一




公園の横を通りかかると、子どもたちの笑い声と走り回る姿が見えた。コロナ禍の自粛は子どもたちには関係ない。転んで怪我をしないようにしないとと考えた時、アレ!平日のこの時間にどうして遊んでいる?と思ったが、春休みを思い出した。

学校が終わって、季節は春だし、それに宿題もない。
春休みは良いことばかりだ。
子供時代に戻れるものなら、戻りたい。

今では、片山のように恐竜の卵を見に行く立場だ。

口笛を吹いたから、鳥が寄ってくるものでもない。
長い間餌付けをして、口笛を条件付ければ集まるのかも知れない。
 時間がある時は、先ずは口笛を吹いてみなければ、始まらない。

例え寄ってこなくても、吹いているうちは、夢が見られるのだから良いではないか。






2021-03-24 (Wed)

2021/03/24 日記 初桜

2021/03/24 日記 初桜

2021/03/24 (水)  旧暦: 2月12日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時39分  日没: 17時55分  月出: 12時49分  月没: 2時50分  月齢: 10.69  潮汐: 長潮  干支: 辛未  六曜: 先勝  九星: 五黄土星  今日のあれこれ: 初桜 『【全国トップで開花宣言】2021桜・ソメイヨシノ【広島・縮景園】』 https://youtu.be/pace7v-__c0 『初桜(はつざくら)  仲春 【解説】 その...

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2021/03/24 ()  旧暦: 212日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 539分  日没: 1755分  月出: 1249分  月没: 250分  月齢: 10.69  潮汐: 長潮  干支: 辛未  六曜: 先勝  九星: 五黄土星 


今日のあれこれ: 初桜

『【全国トップで開花宣言】2021桜・ソメイヨシノ【広島・縮景園】』


https://youtu.be/pace7v-__c0



『初桜(はつざくら)  仲春

【解説】
その年に初めて咲いた桜のこと。
初花と同義であるが、初花よりも植物であることに重きが置かれる。』
(季語と歳時記)



初桜の俳句:


・顔に似ぬ発句も出でよ初桜  芭蕉


・空に置くまなざしに初桜かな   稲畑汀子


・一蕾の解け初花となる軽さ  藤浦昭代


・見て戻る人には逢はず初桜  千代尼


・行きずりの人と親しく初桜   吉川ハマ子




東京はもう満開だと言う。
今年の開花は早いので、しだれ梅の盛りは見逃してしまった。 桜は気をつけよう。

花を楽しむのは盛りばかりではない。
咲き始めから散り終わるまで、その過程をすべて見届けることもできる。桜の場合は散る様も、散った後も風情がある。

初桜は、気象庁の開花宣言とは違う。
開花宣言の前に、枝に一輪見つけた花も初桜だし、散る桜吹雪も初桜になる、それは人それぞれだ。

桜の様子を見るために、道順を変え、桜のある神社の通りを歩いた。まだ、満開ではなく三分咲きほどだ。
枝先に開いた花を追いかけ、すぐその上の蕾が膨らみ桜色の花びらを見せ始めている。
 これから暫くの間、桜の花たちの艶やかな舞台を楽しませてもらおう。

初桜を見た感動を、千代尼は話す相手を見つけられなかった。
 吉川は運良く、人に遭うことができ、桜を見る楽しみを分かち合うことができた。

 今年は日本酒の会のお花見は中止になってしまい、心残りだが、今日は初桜を確かに見た。
 お花見はこれからだ。





2021-03-23 (Tue)

2021/03/23 日記 春光

2021/03/23 日記 春光

2021/03/23 (火)  旧暦: 2月11日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時40分  日没: 17時55分  月出: 11時49分 月没: 2時01分  月齢: 9.69  潮汐: 小潮  干支: 庚午  六曜: 赤口  九星: 四緑木星  今日のあれこれ: 春光(ゆる~り鉄道旅♪徒歩鉄 乗り鉄 呑み鉄♪ . https://yuruarukitetsu.blog.fc2.com/blog-entry-167.htmlより転載)『春光(しゅんこう、しゆんくわう)  三春子季語: 春の...

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2021/03/23 ()  旧暦: 211日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 540分  日没: 1755分  月出: 1149分 月没: 201分  月齢: 9.69  潮汐: 小潮  干支: 庚午  六曜: 赤口  九星: 四緑木星 


今日のあれこれ: 春光


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(ゆる~り鉄道旅♪徒歩鉄 乗り鉄 呑み鉄♪
.
https://yuruarukitetsu.blog.fc2.com/blog-entry-167.html
より転載)



『春光(しゅんこう、しゆんくわう)  三春

子季語: 春の色、春色、春望、春の匂、春景色、春景、春の光
関連季語: 春日
解説: もともとは春の風光、春の景色をいったが、春の日の光としても用いられる。
来歴: 『俳諧大成新式』(元禄11年、1698年)に所出。
文学での言及:
 誰か言つし春の色東生より到ると、露暖かにして南枝花始めて開く 菅原文時『和漢朗詠集』
 野煙の春の光に嘯いて、各々一句を吟じ、山霞の晩の色を酌んで、忽ちに数盃に酔ゑり  橘在列『新撰朗詠集』
 』
(季語と歳時記)



春光の俳句:


・白波となる春光を集めては   今橋眞理子


・目隠しの手より春光ばら色に   福永尚子


・未来なる春光つかむ赤子の手   塩路隆子


・和菓子屋の棚に春光届きけり   小泉欣也


・留萌川留萌本線春景色  高澤良一




北海道に住んだことはあるが、留萌本線に乗ったことはないし、留萌川を橋から見たこともない。
しかし、高澤の詠む春景色は、目に浮かぶ。
北海道の春は遅いが、春が来れば一度に春になる。
山も野も春の粧に忙しい。
車窓から見える留萌川は春の眩しい光に煌めいていただろう。

今は、留萌本線は廃線の危機にあるそうだ。区間的には配線になったところもあるそうだが、残りの区間もいつまで残っていられるか危ぶまれている。

春の光に異なることはないが、映し出される春景色は移り変わって変化が止むことはない。
 近い将来、廃線になった線路の上を歩き、橋の上から変わらない自然の春景色を見ることになるのだろう。




2021-03-22 (Mon)

2021/03/22 日記 田楽

2021/03/22 日記 田楽

2021/03/22 (月)  旧暦: 2月10日  祝日・節気・雑節・朔望: 放送記念日  日出: 5時42分  日没: 17時54分  月出: 10時55分  月没: 1時08分  月齢: 8.69  潮汐: 小潮  干支: 己巳  六曜: 大安  九星: 三碧木星  今日のあれこれ: 田楽 「高森〜田楽の里」 https://youtu.be/Ls9y_U_ritw 『木の芽田楽(きのめでんがく) 三春 【子季語】  田楽豆腐、田楽焼、田楽刺、田楽 ...

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2021/03/22 ()  旧暦: 210日  祝日・節気・雑節・朔望: 放送記念日  日出: 542分  日没: 1754分  月出: 1055分  月没: 108分  月齢: 8.69  潮汐: 小潮  干支: 己巳  六曜: 大安  九星: 三碧木星 


今日のあれこれ: 田楽

「高森〜田楽の里」


https://youtu.be/Ls9y_U_ritw



『木の芽田楽(きのめでんがく) 三春

【子季語】
 田楽豆腐、田楽焼、田楽刺、田楽

【解説】
 山椒の若芽を木の芽といい、これを擂りつぶし味噌と混ぜ、長方形に切った豆腐に塗り焼いたもの。緑が美しく香ばしい。

【来歴】
 『守貞漫稿』(嘉永6年、1853年)に所出。』
(季語と歳時記)


田楽の俳句:


・田楽に山川晴れて来たりけり  鈴木鷹夫


・田楽に吉野の旅を締めくくる   稲畑廣太郎


・一菜は木の芽田楽寺料理  北村光阿弥


・酒をかむ木の芽田楽一人前  根津洋子


・田楽の串にて余り味噌掬ふ   布川直幸




庭の山椒の木の芽が吹き始めた。
まだ、葉の形は無く、小さな赤い芽が開いただけだ。
冬の間は、みすぼらしい枯れた枝でしか無かったが、枝ごとに無数の赤い芽を吹き出し始めている。

間もなく、緑色の若葉が伸び始める。
新芽の若い山椒の葉は、柔らかく、手で触れると山椒の香ばしい香りを漂わせる。木の芽田楽に使うにはこの時季の葉が一番だ。

木の芽田楽は、豆腐だが、豆腐以外の素材も多く使われる。
蒟蒻、大根、玉ねぎ、茄子、蕪、里芋...いくらでもある。鮎の田楽もある。

動画の高森の田楽の里は、知らなかった。
動画を見ると環境もよく、ドライブを兼ねて美味しさを求めるのも良いと思い、場所を確認した。

住所は、
869-1602
熊本県阿蘇郡高森町大字高森2685-2
電話番号は(096762-1899
となっている。
 阿蘇では、一寸のドライブでは無理だ。

三河の山間部にも味噌田楽の店はあったはずだ。
桜の花が終わったら、田楽に行こう。





2021-03-21 (Sun)

2021/03/21 日記 春嵐

2021/03/21 日記 春嵐

2021/03/21 (日)  旧暦: 2月9日  祝日・節気・雑節・朔望: 社日、上弦  日出: 5時43分  日没: 17時53分  月出: 10時07分  月没: 0時12分  月齢: 7.69  潮汐: 小潮  干支: 戊辰  六曜: 仏滅  九星: 二黒土星  今日のあれこれ: 春嵐(はるあらし、しゅんらん) 「✈✈RJAA成田空港 春の嵐 エアカナダは三バウンド!! 壮絶横風着陸 (windshear)Cross wind landing (Cathay Pacific Airways) A...

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2021/03/21 ()  旧暦: 29日  祝日・節気・雑節・朔望: 社日、上弦  日出: 543分  日没: 1753分  月出: 1007分  月没: 012分  月齢: 7.69  潮汐: 小潮  干支: 戊辰  六曜: 仏滅  九星: 二黒土星 


今日のあれこれ: 春嵐(はるあらし、しゅんらん)

✈✈RJAA成田空港 春の嵐 エアカナダは三バウンド!! 壮絶横風着陸 (windshear)Cross wind landing (Cathay Pacific Airways) A350-1041


https://youtu.be/irIP2cb-FJY



『春疾風(はるはやて) 三春

子季語: 春荒、春嵐、春はやち
関連季語: 春の風、春一番
解説: 春の烈風のこと。冬の西高東低の気圧配置がくずれ、低気圧が東海上に抜けるにともなっ
て荒れた天気となり、ときには嵐となる。』
(季語と歳時記)



春嵐の俳句:


・春嵐ぐらり着陸態制に   稲畑汀子


・艦綱を沖へ引つ張る春嵐   田中臥石


・せめぎ合ふ季のうつろひ春嵐   葺石鈴代


・春嵐いつもの鳩は現れず   松村光典


・春嵐一日荒れて荒れ止まず  右城暮石




春分の後は春嵐。
季節は、きっちりと手順を踏んで進んでいる。
昨夜は台風並みの暴風雨が予報されていたが、朝の様子では、それ程ではなかったようだ。

春は南東の風、冬は北西の風。
日替わりで風の向きが変わるのが、この季節。
明日はまた北西の風が吹くのだろう。

せめぎ合う春と冬のドタバタが春嵐。
春疾風とも言われるように、急にやって来て急いで去っていく。
今日は一日雨で荒れたが、想定の範囲内だった。
日曜日なのだが終日家に閉じ込められた、それも想定の範囲だった。
 お蔭で、PCのマザーボードの電池交換や3月中に済ませる必要のある案件の準備を進めることができた。

3
月末は普通に忙しい。
明日はお天気も回復する予定だ。






2021-03-20 (Sat)

2021/03/20 日記 春分 春分の日

2021/03/20 日記 春分 春分の日

2021/03/20 (土)  旧暦: 2月8日  祝日・節気・雑節・朔望: 春分の日  日出: 5時45分  日没: 17時52分  月出: 9時26分  月没: ----  月齢: 6.69  潮汐: 小潮  干支: 丁卯  六曜: 先負  九星: 一白水星  今日のあれこれ: 春分 「2021年3月20日(土)春分の日 京都嵐山の観光風景 Arashiyama」 https://youtu.be/cNEDaPqll9U 『春分(しゅんぶん) 仲春 【子季語】  中...

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2021/03/20 ()  旧暦: 28日  祝日・節気・雑節・朔望: 春分の日  日出: 545分  日没: 1752分  月出: 926分  月没: ----  月齢: 6.69  潮汐: 小潮  干支: 丁卯  六曜: 先負  九星: 一白水星 


今日のあれこれ: 春分

2021320日(土)春分の日 京都嵐山の観光風景 Arashiyama


https://youtu.be/cNEDaPqll9U



『春分(しゅんぶん) 仲春

【子季語】
 中日、時正

【解説】
 二十四節気のひとつ。太陽暦の三月二十一日の頃にあたり、太陽の中心が春分点を通過する。太陽は真東から昇り、真西に沈んで、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。
 この日を境に昼の時間が次第に長くなっていく。春の彼岸の中日で、このころからいよいよ暖かくなってゆく。』
(季語と歳時記)



春分・春分の日の俳句:


・春分の時報は島の塔に鳴る 北澤瑞史


・春分や伸び上がりたき木々の影  宮津昭彦


・たっぷりと春分の日を歩きけり 増成栗人


・春分や犬に引かるる人のあり  松村光典


・春分や衝動買のネックレス  名和政代




今日は、朝から昼過ぎまでは春分の名に違わない春らしい日になった。
 世はコロナ禍の中にあり、自粛を求められているが、車は多く走り、国道は渋滞するほどだった。
 StayHomeにも限度がある、人と人との間が密にならない車での外出なら許されると考えるのが人情だろう、兎に角春分の日、春らしい日なのだから。

街の中を歩くと植え込みの雪柳、白木蓮、辛夷が艶を競っている。桜の花もチラチラほころび始めている。満開もすぐ先に迫っている。
 一日外に出て歩いて来ると歩数は12000歩を超える。陽に当たり、運動すれば自然にビタミンDが作られ、免疫力がアップする。

2021
年の春分は春らしく、良い日だった。

と、書いてきて、目眩がするのを感じた。
何か体調を崩したのかと一瞬思った。
目眩が長く続くので、地震かもしれないと思い直して、机から離れ、TVで確認。
 矢張り、地震だった宮城県沖震度5M7.2t報道している。津波の可能性があるとの情報で、仙台港の様子をNHKが実況中継している。
 先日も東日本大震災の大きな余震があった。今日もおそらく余震だろう。地球の時間からすれば、10年は一瞬だから。
 昨日、アイスランドの首都近くで火山が大規模噴火したが、800年ぶりだそうだ。
 地球の内部活動が活発になっているのかも知れない。
これからも、地震・噴火には注意が必要だ。

夜になり、地震が発生して驚かされたが、今のところ津波はなく、死傷者・損害も大きくはなさそうだ。

今日は、春分の日として佳い日だったと考えたい。



2021-03-19 (Fri)

2021/03/19 日記 風車

2021/03/19 日記 風車

2021/03/19 (金)  旧暦: 2月7日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時46分  日没: 17時51分  月出: 8時51分  月没: 23時15分  月齢: 5.69  潮汐: 中潮  干支: 丙寅  六曜: 友引  九星: 九紫火星  今日のあれこれ: 風車(かざぐるま) 「風車いっぱい / Windmills 20190530 Roku ロクさん dog コーギー 犬」 https://youtu.be/DhDkgVW11cc 『風車(かざぐるま) 三春 ...

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2021/03/19 ()  旧暦: 27日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 546分  日没: 1751分  月出: 851分  月没: 2315分  月齢: 5.69  潮汐: 中潮  干支: 丙寅  六曜: 友引  九星: 九紫火星 


今日のあれこれ: 風車(かざぐるま)

「風車いっぱい / Windmills 20190530 Roku ロクさん dog コーギー 犬」


https://youtu.be/DhDkgVW11cc



『風車(かざぐるま) 三春

【子季語】
 風車売

【解説】
 紙やセルロイドなどに切込みを入れて車輪形を作り、風の力でくるくると回す。
 一年中手に入るが、春風を受けて軽やかに回る様子はいかにも楽しい。

【来歴】
 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。』
(季語と歳時記)



風車の俳句:


・海光や廻りどほしの風車  安部亜紀


・駆ける児の速さに応ふ風車  吉田未灰


・泣き虫の子に風車よく回り   小島左京


・持てばすぐ走つてみたき風車  緒方こずえ




・うたふかに水子地蔵の風車   山本喜朗

・廻れまはれ水子地蔵の風車   及川照子

・産まぬ仲水子地蔵に風車  平畑静塔

・水子仏千体千のかざぐるま   守屋井蛙

・水子仏母呼ぶための風車  倉橋羊村

・風車廻るほかなき水子寺  高橋洲美

・風車水子地蔵の夢の数   宮川迪夫




春は風が強い。
光も強い。
春の陽に映える色鮮やかな風車。
風に回る風車に子どもが眼を輝かす季節だ。

春と光と風と子どもと風車の相性は良い。
風がなくても走れば回る。
子どもはいつまでも回したくて、いつまでも走り続ける。
風車には子供の夢が回っている。

風車の例句を読んでいて、楽しいばかりとも言えない風車に出会った。
 水子供養の風車を詠んだ句が多い。全国各地のお地蔵様のお寺では、水子供養を行っているお寺が多い。
 そのお寺に行くと、お地蔵様と一対の色鮮やかな風車が回っている。
 俳人たちも、その光景を詠んでいる。

動画にもその様子が在った。

「金剛輪寺 ~2000体ものお地蔵様が祀られる山道~

https://youtu.be/S4Q8DlJFnsU


子供の供養に供えるものは、矢張り花ではなく、風車であることは自然なこと。

水子供養の風車を回し続けるのは、親の思いだ。





2021-03-18 (Thu)

2021/03/18 日記  雛納め

2021/03/18 日記  雛納め

2021/03/18 (木)  旧暦: 2月6日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時47分  日没: 17時50分  月出: 8時19分  月没: 22時17分  月齢: 4.69  潮汐: 中潮  干支: 乙丑  六曜: 先勝  九星: 八白土星  今日のあれこれ: 雛納め 「娘の成長願い「ひな流し」 和歌山・淡嶋神社」 https://youtu.be/Q7_KPvtd6PU 『雛納め(ひなおさめ) 仲春 【解説】  雛祭の終わった後、...

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2021/03/18 ()  旧暦: 26日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 547分  日没: 1750分  月出: 819分  月没: 2217分  月齢: 4.69  潮汐: 中潮  干支: 乙丑  六曜: 先勝  九星: 八白土星 


今日のあれこれ: 雛納め

「娘の成長願い「ひな流し」 和歌山・淡嶋神社」


https://youtu.be/Q7_KPvtd6PU



『雛納め(ひなおさめ) 仲春

【解説】
 雛祭の終わった後、雛人形をしまうこと。
雛の顔を柔らかな和紙 で包み、細々とした道具ともども元の箱に納める。華やかな雛祭 が終わる淋しさもあり、再び箱の中にもどる雛の姿にはものの哀れが漂う。』
(季語と歳時記)



雛納の俳句:


・岩手山よく見ゆる日や雛納   細田桂子


・華やぎをまなうらに秘め雛納む   多田節子


・向き合はせ納められたる内裏雛   池崎るり子


・御目まづ塞ぎて雛納めけり   山路紀子


・懇ろに交す挨拶雛納め   谷岡尚美



平安時代の雛人形は、災厄を避け女の子を守る守り雛として飾られた。
 33日の節句には、厄を引き受けてくれた人形を流す流し雛が行われた。
 今でも、和歌山・淡嶋神社では雛流しが行われている。
2021
年の今年も、やり方を工夫して、コロナ禍の中でも実施がされたそうた。


『和歌山・淡嶋神社で「ひな流し」 全国からひな人形5万体

桃の節句の恒例神事「ひな流し」が33日、加太の淡嶋神社(和歌山市加太)で行われた。

 紀州徳川家でかつて、姫君が誕生すると初節句に同神社に一対のひな人形を奉納したという慣習が発祥の同行事。人形供養の神社としても知られ、同神社には今年も約5万体のひな人形が送られてきた。同神社は全国の流しびなの行き着く先で、ここから神々の国に旅立つとされている。


 当日は、5000体の女びなと男びなが並べられた本殿で「雛納祭」が行われ、清めのおはらいや祝詞奏上の後、みこが願い事が書かれた形代(かたしろ)とひな人形を白木製の二そうの舟に乗せた。人形を乗せた舟を一般参加の女性たちが運ぶ「雛舟の渡御」は、昨年に続き、新型コロナウイルスの影響で中止し、車で運び、海に浮かべた。宮司の祝詞奏上の後、紙吹雪をまき、木舟を流し、参拝者らがその様子を沿岸から見守った。

 女児を連れた和歌山市内の男性は「娘の初のひな祭りなので、初めてやって来た。コロナ禍だが開催されてよかった。健康に育ってほしい」と笑顔を見せる。撮影に訪れた和歌山市内の女性は「天気に恵まれて良かった」とカメラのシャッターを切っていた。

 宮司の前田智子さんは「今年は来られなかった遠方の人の願いも込めてお祈りをした。昨年に続き、疫病退散の願いも込めた」と話す。』
(和歌山経済新聞)






2021-03-17 (Wed)

2021/03/17 日記 白木蓮

2021/03/17 日記 白木蓮

2021/03/17 (水)  旧暦: 2月5日  祝日・節気・雑節・朔望: 彼岸  日出: 5時49分  日没: 17時50分  月出: 7時51分  月没: 21時20分  月齢: 3.69  潮汐: 中潮  干支: 甲子  六曜: 赤口  九星: 七赤金星  今日のあれこれ: 白木蓮 「ハクモクレン 清楚 白木蓮 ハクレン ハクレンゲ モクレン 木蓮 紫玉兰 Magnolia Heptapeta Magnolia Denudata Yulan Magnolia Flor bunga」 https://youtu....

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2021/03/17 ()  旧暦: 25日  祝日・節気・雑節・朔望: 彼岸  日出: 549分  日没: 1750分  月出: 751分  月没: 2120分  月齢: 3.69  潮汐: 中潮  干支: 甲子  六曜: 赤口  九星: 七赤金星 


今日のあれこれ: 白木蓮

「ハクモクレン 清楚 白木蓮 ハクレン ハクレンゲ モクレン 木蓮 紫玉 Magnolia Heptapeta Magnolia Denudata Yulan Magnolia Flor bunga

https://youtu.be/UKUbiD0sMY0



『木蓮: 木蘭、もくれんげ、紫木蓮、白木蓮、はくれん

  仲春

モクレン科の落葉高木。
春、葉に先立って花をつける。白炎のような花を咲かせる白木蓮と、外側が紫、内側が白色の紫木蓮があり、紫木蓮の方が開花時期が少し遅い。』
(季語と歳時記)



白木蓮・はくれんの俳句:


・はくれむや起ち居のかろき朝来り  臼田亜浪

・はくれんに朝日うやうやしくありぬ  綾部仁喜

・はくれんの光つらぬく大手門  三好たけし



・声あげむばかりに揺れて白木蓮  西嶋あさ子



・はくれんやとはのわかれも世のならひ  上田五千石

・遠き世へつづく空あり白木蓮  望田ちゑ

・はくれんやまぼろしの子が支へをり  石原君代




今年の3月は温かい日が続いている。
桜の開花が史上最速が示すように、樹々、花々が一斉に声を上げ始めている。

今日も、風は強かったが、陽射しは力強いものだった。
地下鉄の駅への近道、民家の庭には辛夷が薄紫の花を咲かせ、その先には大きな白木蓮が白い光を放射しているのが見える。
 近づいていくと、花は盛りで、強い風のため散らされた花びらが路上で茶色くなっている。
白木蓮と言えば、3月の下旬のイメージだが、今年は早い。

白木蓮は朝の光と凛とした冷たさを含む空気にクッキリと咲く。
白さは清浄の印だから、始まりの朝にピッタリとしている。


花に嵐の例えもあるのは桜ばかりではない、白木蓮もそうだ。
 今の季節、咲く花を散らせる無情の風も強く吹き、一晩中無常の強い雨も降る。
 夜が明けて、空が青空になると、白木蓮の花は広く光を放ち、散った路上の花びらは茶色く腐ちていく。

その光景が思わせるのか、白木蓮の白が想わせるのか、白木蓮を見る人を、彼岸へ誘うところがある。
 上田も望田も見えない遠くを見ている。

石原もそうだが、チョット違う気もする。
遠くの先には今はなき子どもがいる。
生まれなかった子なのか、先だった子なのか、事情はわからないが、兎に角その子が自分を支えていてくれる。

白木蓮の下なら、それが見えるという。





2021-03-16 (Tue)

2021/03/16 日記 大石忌

2021/03/16 日記 大石忌

2021/03/16 (火)  旧暦: 2月4日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時50分  日没: 17時49分  月出: 7時25分  月没: 20時23分  月齢: 2.69  潮汐: 大潮  干支: 癸亥  六曜: 大安  九星: 六白金星  今日のあれこれ: 大石忌 「芸舞妓(Geiko and Maiko)が一力亭に集まる 2019.3.20」 https://youtu.be/iDxblAjK_GU 『大石忌(おおいしき/おほいしき) 仲春    陰暦...

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2021/03/16 ()  旧暦: 24日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 550分  日没: 1749分  月出: 725分  月没: 2023分  月齢: 2.69  潮汐: 大潮  干支: 癸亥  六曜: 大安  九星: 六白金星 


今日のあれこれ: 大石忌

「芸舞妓(Geiko and Maiko)が一力亭に集まる 2019.3.20


https://youtu.be/iDxblAjK_GU



『大石忌(おおいしき/おほいしき) 仲春
  
陰暦二月四日、大石内蔵助良雄(よしたか)の命日。
 主君浅野内 匠頭のあだ討ちをテーマにした歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で知られる。
 当日、東京の高輪泉岳寺で法会が営まれる。又陰暦三月二十日京都花街の万亭(一力)でも法要が営まれる。』
(季語と歳時記)



大石忌の俳句:


・円山のはなびらのくる大石忌  黒田杏子


・一力に舞をさめたり大石忌  金久美智子


・大石忌八千代の舞の千鳥足  品川鈴子




大石内蔵助(大石良雄)が切腹したのは、元禄1624日、西暦では1703320日になる。
 今年2012年の旧暦24日は、暦の換算上、今日316日であるので、今日の季語を「大石忌」とした。
 一力亭で大石忌が開催されるのは、陽暦の320日なので、今年は4日後となる。
 動画のように芸妓・舞妓が艶やかに一力亭に集うはずだ。

品川の句の八千代は、京舞の家元の井上八千代で、千鳥足というのは、井上八千代が舞う「深き心」の中で内蔵助が、目を欺くための祇園遊びで酔って千鳥足の場面があるのだろう。

祇園商店街振興組合のサイトには、次のように書かれている。
『大石忌 (三月二十日)
大石忌は、歌舞伎の「仮名手本忠臣蔵」の七段目「祇園一力茶屋の場」で知られている、四条花見小路の角にあるお茶屋「一力亭」で行われる行事です。

大石内蔵助の命日、320日「一力亭」内に祀られている四十七士の霊前には討ち入りそばや大石の好んだものが供えられます。

馴染みのお客さんだけを招いて、「深き心」を井上八千代師が舞い、芸舞妓3人が地唄「宿の栄」を舞います。
芸妓・舞妓さんたちにより抹茶や手打ちそばも振るまわれます。

大石内蔵助の辞世は、

「あら楽や 思ひははるる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」 ( 『介石記』、『江赤見聞記』、『義人遺草』)

だそうだ。

忠臣蔵は、史実と歌舞伎の虚構との所産で全て事実とは言えない。
 現代の我々からすると、江戸城内で刀を抜いて人を斬りつければ、御家断絶の可能性もある。武士の一分とは言いながら、家の断絶、家臣が路頭に迷う事と引き換えて良いものか疑問が残る。
 浅野内匠頭が暗君だとすれば、暗君の仇を討ち47人の命と引き換える事が快挙なのか迷うところだ。
 史実の面では、当時の赤穂藩の思想がどうだったのか考えなければ理解できないのだろう。


【データ】

大石良雄 
Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9F%B3%E8%89%AF%E9%9B%84




2021-03-15 (Mon)

2021/03/15 日記 卒業

2021/03/15 日記 卒業

2021/03/15 (月)  旧暦: 2月3日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時52分  日没: 17時48分  月出: 6時59分  月没: 19時27分  月齢: 1.69  潮汐: 大潮  干支: 壬戌  六曜: 仏滅  九星: 五黄土星   今日のあれこれ: 卒業 「2021 3 9 卒業式 仙台保健福祉専門学校」 https://youtu.be/MS9BHmjq6w0 『卒業(そつぎょう、そつげふ)  仲春 子季語: 卒業生、卒業式、卒...

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2021/03/15 ()  旧暦: 23日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 552分  日没: 1748分  月出: 659分  月没: 1927分  月齢: 1.69  潮汐: 大潮  干支: 壬戌  六曜: 仏滅  九星: 五黄土星  


今日のあれこれ: 卒業

2021 3 9 卒業式 仙台保健福祉専門学校」


https://youtu.be/MS9BHmjq6w0



『卒業(そつぎょう、そつげふ)  仲春

子季語: 卒業生、卒業式、卒業期、卒業証書、卒業歌、卒園
関連季語: 落第、大試験
解説: 学業を修めて学校を去ること。幼稚園から大学までさまざまな卒業がある。 日本の卒業式は年度末の三月に行われる。
 一つのことを成しとげた安堵感や新しい世界への希望に満ちた心とともに、学舎を去るさびしさや人との別れなどが入り混じり感慨もさまざまでる。』
(季語と歳時記)



卒業の俳句:

・雲を洩る日のひとすぢや卒業す 大野林火

・校庭の沈丁の香に卒業す 吉屋信子

・校庭の山羊にも別れ卒業す 成瀬櫻桃子



・慣れそめし父の任地に卒業す 西村和子

・漁夫の子の進学は海卒業す 旭昭平

・黒帯の柔道衣手に卒業す 鈴木篁舟

・演劇にかけし青春卒業す 山崎和代



・剣賜ひ水漬くかばねと卒業す 及川貞

・原爆に焦げし頬も癒え卒業す 宮武寒々

・国貧し大学貧し卒業す 高野素十



・卒業す片恋のまま ま、いいか 福地泡介

・「体ごと彼を卒業して来た」と 櫂未知子




3
月は花の季節。
外を歩くと花たちが一斉に咲き始めている。
菜の花、沈丁花、雪柳、梅、辛夷、白木蓮...
花は足を止め、見つめるに値する美しさだ。

3
月は卒業の季節でもある。

卒業の例句を読んだ。
卒業にも色々な卒業がある。
心に残った句を4つに分けた。

最初は普通の卒業。
学校の沈丁花は、前に書いたように思い出がある。
入学でもあり卒業でもある。

学校を卒業すると新しい道に進む。
それは、人それぞれに与えられた境遇に左右される。
転勤族の子どもたちは大変だ。進学校だと子ども単独だったり、父親が単身赴任になる。
 家業を継いで漁師になったり、農家になったり、お菓子屋を継いだり、人それぞれの道に進む。
 学校で打ち込んだ日々の思い出は心の宝ものだ。

卒業は、時代にも左右される。
戦争、原爆、戦後の荒廃を卒業した世代は、その時代を背負い続けている。

卒業は学校の卒業だけではない。
色々な卒業がある。

好きな娘との別れは、卒業にはつきものだ。
秘められた淡い恋、それが初恋だった。
今では、スタイルが違うらしい。
卒業式に花束を用意し、面と向かって告白するのが今の方法だそうだ。

櫂の詠む卒業は、苦い卒業のようだ。
人生の一幕の卒業。
そんな卒業もある。

考えてみれば、例句には出会わなかったが、人生の幕引きの卒業もあるのは確かだ。


卒業の季節は、花の季節でもある。
今年の東京の桜は、開花宣言が出て、今までで最も早い開花だそうだ。
 花見の宴は無理でも、三日見ぬ間の桜かな。散ってしまう前に、見に行かなくては。





2021-03-14 (Sun)

2021/03/14 日記 修二会

2021/03/14 日記 修二会

2021/03/14 (日)  旧暦: 2月2日  祝日・節気・雑節・朔望: ホワイトデー  日出: 5時53分  日没: 17時47分  月出: 6時33分  月没: 18時29分  月齢: 0.69  潮汐: 大潮  干支: 辛酉  六曜: 先負  九星: 四緑木星  今日のあれこれ: 修二会 「籠松明現れる 東大寺のお水取り」 https://youtu.be/AY1Mv1hFDew 『修二会(しゅにえ、しゆにゑ)  仲春 子季語: 二月堂の行、お松...

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2021/03/14 ()  旧暦: 22日  祝日・節気・雑節・朔望: ホワイトデー  日出: 553分  日没: 1747分  月出: 633分  月没: 1829分  月齢: 0.69  潮汐: 大潮  干支: 辛酉  六曜: 先負  九星: 四緑木星 


今日のあれこれ: 修二会

「籠松明現れる 東大寺のお水取り」


https://youtu.be/AY1Mv1hFDew



『修二会(しゅにえ、しゆにゑ)  仲春

子季語: 二月堂の行、お松明、修二月会、達陀の行法
関連季語: お水取り、若狭のお水送り
解説: 二月から三月にかけて、二月堂を中心に東大寺で行われる行事。三月十二日夜の籠松明と、翌未明のお水取は壮観である。お水取りを過ぎれば、古都奈良は本格的な春を迎える。
来歴: 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。
文学での言及:   
実証的見解: 修二会は、修二月会の略で、天下安寧、五穀豊穣を祈って行われる法会である。各地の寺院で営まれるが、東大寺二月堂の修二会がもっとも有名で、二月堂の修二会は、本尊の十一面観音像を拝して行われる、十一面悔過の行法である。「悔過(けか)」とは仏を拝んで罪過を懺悔する行法。二月堂の修二会は、東大寺二世実忠が天平年間(七五二年)に修したのが始まりとされる。』
(季語と歳時記)



修二会の俳句:


・火の玉が闇駆け抜けて修二会の序  田代澄子


・影ともに修二会の若き僧疾駆  山口誓子


・火の僧の火の粒なだれ修二会かな  加藤知世子


・闇割つて五体投地の修二会僧  鷹羽狩行


・火の修二会熾りて月の明奪ふ  加倉井秋を


・火の色に酔ひて修二会の闇にあり  田中靖子


・むささびの月夜となりて修二会終ふ  河北斜陽




3
1日から14日まで練行衆と呼ばれる11名の僧侶が
二七ヶ日夜の間、二月堂において修二会の本行を勤める本行の、今日は最終日になる。

西暦752年(天平勝宝4年)以来、連綿として行われてきた修二会は、コロナ禍にも負けること無く、今年も開催された。
 人数を制限するために、オンラインのライブで実況中継を行うなど、工夫をしながら実施されているそうだ。

1200
年を超えて、引き継がれてきたお松明の火を消してはならない。
 当然の事とは言いながら、実行することは大変なことだ。

無事に終了して、良い春が迎えられそうだ。





2021-03-13 (Sat)

2021/03/13 日記  春日祭

2021/03/13 日記  春日祭

2021/03/13 (土)  旧暦: 2月1日  祝日・節気・雑節・朔望: 朔  日出: 5時54分  日没: 17時46分  月出: 6時05分  月没: 17時31分  月齢: 29.33  潮汐: 大潮  干支: 庚申  六曜: 友引  九星: 三碧木星  今日のあれこれ: 春日祭 「春日神社で「春日祭」」 https://youtu.be/J2tWGyzTNWg 『春日祭(かすがまつり) 仲春     申祭   奈良市春日大社の大祭。 昔は、二月初め...

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2021/03/13 ()  旧暦: 21日  祝日・節気・雑節・朔望: 朔  日出: 554分  日没: 1746分  月出: 605分  月没: 1731分  月齢: 29.33  潮汐: 大潮  干支: 庚申  六曜: 友引  九星: 三碧木星 


今日のあれこれ: 春日祭

「春日神社で「春日祭」」


https://youtu.be/J2tWGyzTNWg





『春日祭(かすがまつり) 仲春
 
  申祭
 
奈良市春日大社の大祭。
昔は、二月初めの申の日を祭日としたので、申祭とも。現在は、三月十三日。
 皇室の外戚として権威を振るった藤原氏の祭礼として盛大であった。古式ゆかしい神事をはじめ、王朝の絢爛と雅を伝える風俗行事を今に残している。』
(季語と歳時記)



春日祭・申祭の俳句:


・春日祭鹿もつどひて賑はへり  梶原五道


・奈良の春まだ定まらず申祭  平田晄青


・王朝の絵巻現つや申祭  佐藤千兵




春日大社の祭礼春日祭は、長い歴史を持つが季語の世界では、あまり詠まれていない様で、例句も見つからない。
祭りとしては奈良より京都に足が向くのだろう。

動画は今年のものは見つからず、昨年の様子だが、春日大社の公式サイトを見ると、年中行事に記載があるので、今年も開催された様だ。
「3月13日(土) 春日祭
 9時 御戸開之儀
10時 勅使参向之儀」

コロナ禍で、観光客が減り鹿も困っているというニュースを読んだ記憶があるが、今もまだ訪れる人は多くないだろう。

長い歴史を持つ祭事なので、俳人たちも取り上げて詠み繋いだほうが良いのだが。




<追記>

 今年の春日祭の様子を紹介する動画が登録されたので、掲載する。

 (2021/03/13 18:01記)


「春日大社 春日祭」


https://youtu.be/vYr2xj1CoZY



今年は、生憎の雨で、しかもかなり強い雨の中での儀式だった様だ。

 しかし、儀式は降りしきる雨の中、荘厳さを増しているように見えた。





2021-03-12 (Fri)

2021/03/12 日記 春の雷

2021/03/12  日記  春の雷

2021/03/12 (金)  旧暦: 1月29日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時56分  日没: 17時45分 月出: 5時35分  月没: 16時30分  月齢: 28.33  潮汐:中潮  干支: 己未  六曜: 大安  九星: 二黒土星  今日のあれこれ: 春の雷(tenki.jphttps://tenki.jp/suppl/miyasaka/2018/03/31/27989.htmlより転載)『春の雷(はるのらい) 三春【子季語】 春雷【関連季語】 初雷【解説】 春に鳴る雷をいう...

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2021/03/12 ()  旧暦: 129日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 556分  日没: 1745分 月出: 535分  月没: 1630分  月齢: 28.33  潮汐:中潮  干支: 己未  六曜: 大安  九星: 二黒土星  


今日のあれこれ: 春の雷

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tenki.jp
https://tenki.jp/suppl/miyasaka/2018/03/31/27989.html
より転載




『春の雷(はるのらい) 三春

【子季語】
 春雷

【関連季語】
 初雷

【解説】
 春に鳴る雷をいう。特に立春を過ぎてから初めてなる雷を初雷という。春の雷には積乱雲の起こす夏の雷の烈しさはない。』
(季語と歳時記)



春の雷の俳句:


・冠雪の羅臼岳ゆさぶる春の雷
  鈴木夢亭


・屋久杉の威風堂々春の雷   福島ゆき子


・むらさきの雲押し上る春の雷  山口青邨


・下野の黒土匂ふ春の雷
  
中嶋キミ


・たゞならぬ桃のみどり芽春雷す  右城暮石




午後遅く、南の空が急に暗くなり始めた。
やがて、空が不規則に明るくなった。
そして、遠くから雷鳴が遠慮しながらやってきた。

どうやら、天気予報の通り、今日から明日にかけて荒れ模様になりそうだ。
 明日までに雨量が200mm、明後日までに更に200mmと尋常ではない。

折角の梅の花が散ってしまわないか心配になる。

花に意地悪な春の雷と思うとそうではない。
春の雷は雨を降らせ、大地を蘇らせる。
春の訪れを告げる触れ太鼓のようなものらしい。


『...
雷、というと夏に発生するイメージが強いですが、「春雷」とは「春の雷」と書きます。
意味としてはそのままのざっくりした解釈で、「春に鳴る雷」のことを言いますが、もっと詳しく、細かくみていきましょう。

厳密に言うならば、春雷とは春の訪れを知らせる雷で、3月から5月くらいまでに発生する雷のことを言います。
冬の終わりを告げる雷、という言い方でもいいかもしれません。

立春を過ぎてから初めて鳴る雷を「初雷」とも言い、また、啓蟄の頃によく発生することから、春の訪れを虫たちに知らせ、虫たちを目覚めさせるものとして「虫出しの雷」という呼び方もされています。

春雷、とは単に「春に鳴る雷」のことを言うわけではなく、冬の終わりを告げ、春の訪れを知らせる雷を「春雷」と言うのですね。
...』
(しきたり
https://shikitari.net/shikitari/nijushisekki/season/3299/
より転載


大雨、暴風には注意が必要だが、春の触れ太鼓なら、良い音だ、良く来てくれた、思う存分打ち鳴らしてくれと歓迎するのが本当の迎え方だ。

そう思ったら、暗い空とは反対に、心は明るくなった。





2021-03-11 (Thu)

2021/03/11 日記 紅梅

2021/03/11 日記 紅梅

2021/03/11 (木)  旧暦: 1月28日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時57分  日没: 17時44分  月出: 5時01分  月没: 15時28分  月齢: 27.33  潮汐: 中潮  干支: 戊午  六曜: 仏滅  九星: 一白水星  今日のあれこれ: 紅梅 「茂木町の季節の風景③ 紅梅(烏生田地区)」 https://youtu.be/qklUiOw2dqY 『紅梅(こうばい)  初春 【子季語】  薄紅梅 【関連季語】 ...

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2021/03/11 ()  旧暦: 128日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 557分  日没: 1744分  月出: 501分  月没: 1528分  月齢: 27.33  潮汐: 中潮  干支: 戊午  六曜: 仏滅  九星: 一白水星 


今日のあれこれ: 紅梅

「茂木町の季節の風景③ 紅梅(烏生田地区)」


https://youtu.be/qklUiOw2dqY



『紅梅(こうばい)  初春

【子季語】
 薄紅梅

【関連季語】
 梅

【解説】
 梅のうち赤い花を咲かせる種類とその花をさす。白梅より少し遅れて暖かさが感じられる頃に開く。濃い色から淡い色、八重、一重などがある。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
くれなゐの梅が枝に鳴く鶯は声の色さへことにぞありける 藤原俊成 『風雅集』

【科学的見解】
紅梅は、ウメの紅色品種群であり、大盃、玉光、五節の舞、唐梅、緋の司、紅千鳥、八重松島、楊貴妃など多数の品種が存在する。(藤吉正明記)』
(
季語と歳時記)



紅梅の俳句:


・君や来ると紅梅一枝門にさす   正岡子規


・源氏の庭しだれ紅梅咲き満ちる   人見洋子

・紅梅によき日射あり匂ひあり   鈴木幾子

・紅梅に晴のつづきの月夜かな  松村多美


・紅梅に艶なる女主人かな  夏目漱石

・この奥に仙女ゐさうな紅梅林   杉良介

・奥まりし薄紅梅に惹かれゆく  清崎敏郎

・紅梅に身の揺るるまで近づけり   堀内一郎

・紅梅に息かかるほど近づけり   林範昭


・きみ紅梅われ白梅か梅見酒   林翔




庭の梅は白梅だが、もう散り始めた。
散りだせば速い。

梅の名所も行かない内に終わってしまう。
急いでいかなければと思う。
お天気の雨や風の具合やら世の俗事などで、いつにするか迷っていると終わってしまう。
花に逢うには急がねばならぬ。

紅梅を詠んだ句は多い。
多くの俳人がそれぞれの想いで詠んでいるから、その情趣も限りなくある。

例句を読んでいて、気になった句も多く、その中から10句選んだ。

子規の句。
子規の人柄が偲ばれる。
来る人は男だろう。
その人も門の紅梅の情趣を解せる人に違いない。
紅梅を肴に話か酒か、両方かもしれないが、早春の日の高雅な一刻を楽しんだに違いない。

その下の3句。
いずれも女性の句。
紅梅の観梅を素直に楽しんでいる。
紅梅の艶やかさは女性にとっても素直になれるものだ。

その下の5句。
いずれも男の句。
漱石も紅梅と美人の両手に花で、謹厳さを失っている。
漱石も人なりだ。
その下4人は、紅梅の艶にやられている。
男の尊厳とか自恃とか、置き忘れている。
(そんなものは、元々無いと茶茶が入りそうだが)
堀内と林に至っては、理性を失っている。
マメな男はモテるというから、モテるかも知れないが、少々見苦しい。

最後の林の句。
羨ましい世界だ。
「きみ」はもちろん女だが、二人で観梅の宴。
羨ましいではないか。
今のコロナ禍の自粛の世では、花を愛でることも自由ではない。人の視線を気にしながらでは、愉しむ事もできない。
ワクチンの接種が全国民に行き渡り、コロナ禍の束縛が終われば可能だが、来年の今日に間に合うのだろうか。





2021-03-10 (Wed)

2021/03/10 日記  鶴帰る

2021/03/10 日記  鶴帰る

2021/03/10 (水)  旧暦: 1月27日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 5時59分  日没: 17時44分  月出: 4時20分  月没: 14時24分  月齢: 26.33  潮汐: 中潮  干支: 丁巳  六曜: 先負  九星: 九紫火星  今日のあれこれ: 鶴帰る 「2021 01 18 鹿児島県・ツル【北帰行】始まる・故郷のシベリアに向かって・出水平野」 https://youtu.be/c2itN02DHcM 「【白鳥に会いに】白鳥観察 ...

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2021/03/10 ()  旧暦: 127日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 559分  日没: 1744分  月出: 420分  月没: 1424分  月齢: 26.33  潮汐: 中潮  干支: 丁巳  六曜: 先負  九星: 九紫火星 


今日のあれこれ: 鶴帰る

2021 01 18 鹿児島県・ツル【北帰行】始まる・故郷のシベリアに向かって・出水平野」

https://youtu.be/c2itN02DHcM


「【白鳥に会いに】白鳥観察 202134日 北帰行はじまってるかも 青森県藤崎町平川白鳥飛来地にて swan, Aomori, JAPAN


https://youtu.be/QKQY6BURttQ



『引鶴(ひきづる) 仲春

子季語:           帰る鶴、鶴帰る、鶴去る、去る田鶴、残る鶴
関連季語: 鶴来る、鶴
解説: 日本で冬を越した鶴が北方へ帰ること。
鶴は、十月ごろシベリアから鹿児島の出水平野や山口の八代盆地に飛来し、三月ころに帰る。
来歴: 『滑稽雑談』(正徳3年、1713年)に所出。

(季語と歳時記)



鶴帰る・引鶴の俳句:


・出水野は日矢のあまねし鶴帰る   板坂良子


・はるかなるものへ頸伸べ鶴帰る  中尾杏子


・帰り行く鶴がひと声づつ残し   品川鈴子


・引鶴に村人はたゞ手を振れり  高浜年尾


・見送るや引鶴海に霞む迄  正岡子規


・光りつつ色増す山河鶴帰る   大沼眞




冬とともに越冬のために日本に飛来した鶴たちは、暖かくなる春の訪れの前に北の地に帰っていく。
 飛来地では、気の早い鶴は1月から遅いものは3月まで、冬の終わりとともに旅立っていく。

人にとっては寒い日本の冬も鶴たちにとっては、避寒の土地なのだ。人は春の暖かさを待ち望んでいるが、鶴たちは春が来るのを待つこともなく、寒い北の地へ群れをなして帰っていく。

大沼の詠むように、これからの日本は光が強くなり、山々は緑の色を日増しに濃くしていく。
 人はそれが待ち遠しいのだが、鶴たちはそれを望むのでもなく、色のない土地に帰っていく。
 毎年、やってくる鶴たちを迎える土地の人は、帰る鶴に無事に翔んで行くんだよと手を振る。鶴もまた啼いて別れを告げて翔んでいく。

三月は別れ、旅立ちの季節なのだから。





2021-03-09 (Tue)

2021/03/09 ブログ背景画像を梅の花に変更した

2021/03/09 ブログ背景画像を梅の花に変更した

もう春は近いので気になっていた背景画像を、今までの上高地の雪景色から梅の花に変更した。上高地の雪景色梅の花まだ、人の世はコロナ禍で自粛生活が続いており、春爛漫ではないが、自然界はそれとは関係なく、梅の花は咲き、匂いを放っている。...

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もう春は近いので気になっていた背景画像を、今までの上高地の雪景色から梅の花に変更した。


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上高地の雪景色


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梅の花

まだ、人の世はコロナ禍で自粛生活が続いており、春爛漫ではないが、自然界はそれとは関係なく、梅の花は咲き、匂いを放っている。




2021-03-09 (Tue)

2021/03/09 日記 沈丁花

2021/03/09 日記 沈丁花

2021/03/09 (火)  旧暦: 1月26日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 6時00分  日没: 17時43分  月出: 3時33分  月没: 13時20分  月齢: 25.33  潮汐: 若潮  干支: 丙辰  六曜: 友引  九星: 八白土星  今日のあれこれ: 沈丁花 「沈丁花見ると思い出す」 https://youtu.be/UFY_YfruBrE 『沈丁花: ちやうじぐさ、瑞香、沈丁、丁字   三春 中国原産の常緑灌木。鈍い...

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2021/03/09 ()  旧暦: 126日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 600分  日没: 1743分  月出: 333分  月没: 1320分  月齢: 25.33  潮汐: 若潮  干支: 丙辰  六曜: 友引  九星: 八白土星 


今日のあれこれ: 沈丁花

「沈丁花見ると思い出す」


https://youtu.be/UFY_YfruBrE



『沈丁花: ちやうじぐさ、瑞香、沈丁、丁字

  三春

中国原産の常緑灌木。鈍い光沢のある卵形の葉をもち、庭や垣に植えられる。
 薄紅の小さな薬玉のような花を球状につける。花は名の示すとおり沈香と丁字の香を併せもち、その鮮やかな匂いで春の到来を告げる。』
(季語と歳時記)



沈丁花の俳句:


・鎌倉の月まん丸し沈丁花  高野素十


・月あげて空昏れきらず沈丁花   伊藤美音子


・下町の路地巡り来て沈丁花   青木政江


・陰日向なく沈丁の香りけり   磯崎清


・公園のこの道好きや沈丁花  池内たけし


・校庭の沈丁の香に卒業す  吉屋信子




沈丁花が香る季節だ。
動画は、「沈丁花見ると思い出す」だが、沈丁花の場合目で見るよりも、香りを鼻で感じるのが先だろう。
 視野の中に入る前から、流れてくる香りから沈丁の花が近いなと感じることが多い。

街中の路地を歩いている時、よく知っている沈丁花の香りに出会ったとき、花を求めて風の上に歩いていくことになる。
 花に辿り着いても、普通の花のように顔を近づけたりする必要はない、香りは漂うほどが快い。沈丁花の香りは強すぎる。

思いがけないところで旧友に遭った様な出会いが沈丁花にはよくある。
 池内は、その水準では収まらず、恋人と待ち合わせをしているように、公園に会いに行くといっている。
 それも、また楽しいことだろう。

吉屋の句を読んで、自分も沈丁の記憶を蘇らせた。
自分の場合は、入学の前の入学試験から始まる。
受験勉強が終わり、入試の当日試験会場の学部校舎に行くと玄関前の植え込みから沈丁の甘い香りが流れて来た。
 灰色の生活を続けてきたが、沈丁の艶やかな香りがもうすぐ春が来るよと言って居る様だった。
 合格し入学できたが、当時は1年と2年は教養部だったから沈丁の香りとは一時別れた。
 3年から学部の校舎でゼミが始まった。早春に学部に行くと沈丁の甘い香りに、受験生活を思い出したものだった。
 沈丁の甘さの中に何かやるせないものを感じるのは、その思い出があるからかも知れない。





2021-03-08 (Mon)

2021/03/08 日記 鶯

2021/03/08 日記 鶯

2021/03/08 (月)  旧暦: 1月25日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 6時01分  日没: 17時42分  月出: 2時37分  月没: 12時18分  月齢: 24.33  潮汐: 長潮  干支: 乙卯  六曜: 先勝  九星: 七赤金星  今日のあれこれ: 鶯 「野鳥撮影 野鳥動画 春告鳥 春の音 2021 ウグイス Spring Bird Song and Calls 2021 Japanese Bush Warbler」 https://youtu.be/D7QOwlRnwzE 『...

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2021/03/08 ()  旧暦: 125日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 601分  日没: 1742分  月出: 237分  月没: 1218分  月齢: 24.33  潮汐: 長潮  干支: 乙卯  六曜: 先勝  九星: 七赤金星 


今日のあれこれ: 鶯

「野鳥撮影 野鳥動画 春告鳥 春の音 2021 ウグイス Spring Bird Song and Calls 2021 Japanese Bush Warbler


https://youtu.be/D7QOwlRnwzE



『鶯(うぐいす、うぐひす) 三春

【子季語】
 黄鶯、匂鳥、歌よみ鳥、経よみ鳥、花見鳥、春告鳥、初音、鶯の谷渡り、流鶯、人来鳥

【関連季語】
 笹鳴、老鶯
【解説】
 鶯は、春を告げる鳥。古くからその声を愛で、夏の時鳥、秋の雁同様その初音がもてはやされた。梅の花の蜜を吸いにくるので、むかしから「梅に鶯」といわれ、梅につきものの鳥とされてきた。最初はおぼつかない鳴き声も、春が長けるにしたがって美しくなり、夏鶯となるころには、けたたましいほどの鳴き声になる。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 鶯の谷より出づる声なくは春来ることをたれかしらまし 大江千里『古今集』

【実証的見解】
 鶯はスズメ目ウグイス科ウグイス属の留鳥で、日本各地の山地の明るい笹薮などに生息する。体長十五センチくらいで、雀ほど。背がみどりがかった茶褐色で、腹はやや白っぽい。食性は雑食で、春から夏に虫を捕食し、秋や冬には木の実や植物の種子などを食べる。時鳥の托卵の対象となる。』
(季語と歳時記)


鴬の俳句:


・一天や鴬の声透き徹り  川端茅舎


・鴬に終日遠し畑の人  與謝蕪村


・うぐひすは人も寐させで初音哉  千代尼


・鴬が呑ぞ浴るぞ割下水  小林一茶


・うぐひすの来て染めつらん草の餅  服部嵐雪


・鴬につまむ京菓子花びらめく  伊丹三樹彦




今日は穏やかな日になった。
春が近いことを実感できる陽の光だった。

市街地では鶯の啼声を聴くことは無いが、郊外、里山では啼いているそうだ。

鶯は江戸の昔から春の使者として愛され、詠われてきた。
蕪村も千代尼も一茶も嵐雪も鶯の春を詠んでいる。

千代尼と一茶は自分たちの暮しの中に身近に鶯と生きている。

蕪村の句は大きい。
菜の花の句もそうだが、この句も大きい。
視界いっぱいの広い畑と朝から日の暮れまでの長い時間を17文字の中に写し取っている。
蕪村は画家でも在るから、紙の代わりに17文字だけで叙景を描くことが出来る。

読んでいる人の心も大きくならなければ、読み切れない。





2021-03-07 (Sun)

2021/03/07 日記 淡雪

2021/03/07 日記 淡雪

2021/03/07 (日)  旧暦: 1月24日  祝日・節気・雑節・朔望: 消防記念日  日出: 6時03分  日没: 17時41分  月出: 1時35分  月没: 11時21分  月齢: 23.33  潮汐: 小潮  干支: 甲寅  六曜: 赤口  九星: 六白金星      今日のあれこれ: 淡雪   「綿雪舞う 山麓苑」   https://youtu.be/oc9e6XYjkEY       『淡雪(あわゆき、あ...

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2021/03/07 ()  旧暦: 124日  祝日・節気・雑節・朔望: 消防記念日  日出: 603分  日没: 1741分  月出: 135分  月没: 1121分  月齢: 23.33  潮汐: 小潮  干支: 甲寅  六曜: 赤口  九星: 六白金星 

 

 

今日のあれこれ: 淡雪

 

「綿雪舞う 山麓苑」

 

https://youtu.be/oc9e6XYjkEY

 

 

 

『淡雪(あわゆき、あはゆき) 三春

 

【子季語】

 沫雪、泡雪、綿雪、かたびら雪、たびら雪、だんびら雪

 

【関連季語】

 春の雪、雪の果

 

【解説】

春に降っては、たちまち消える雪のこと。

地面におちたらすぐとけてしまう軽い雪片。』

(季語と歳時記)

 

 

 

淡雪・綿雪の俳句:

 

 

・綿雪やしづかに時間舞ひはじむ  森澄雄

 

 

・淡雪や訪はむに誰もやや遠く  岡本 眸

 

 

・淡雪や気負ひて生きし日を遥か  今成志津

 

 

 

雪は詩的な力を持っている。

世界を見慣れた景色から一変させ、白い世界を作り上げる。

 

雪化粧するほど雪が降ると、世界を新しく作り上げる。

それは、それは瞳を見開かせる力を持っている。

 

淡雪は風花ほど儚いものではないが、世界を変えるほど力強くもない。

一瞬の夢のようなものだ。

 

 

現と夢の間。

あいだと読むと夢は夢、現は現と分かれる。

あわいと読むと夢と現が空間的に重なり合ったり別れたり、時間的に重なり合ったり別れたり、方向性もなく夢と現の間を彷徨い歩くことになる。

 

子供の頃と違って、長じると夢はあまり思い出せない。

頭が疲れている朝など、あわいの中に漂っていたに違いない。

 

束の間のことと言えども、淡雪も夢もあわいの世界を楽しませてくれる。

 

 

2021-03-06 (Sat)

2021/03/06 日記 若鮎

2021/03/06 日記 若鮎

2021/03/06 (土)  旧暦: 1月23日  祝日・節気・雑節・朔望: 下弦  日出: 6時04分  日没: 17時40分  月出: 0時27分  月没: 10時30分  月齢: 22.33  潮汐: 小潮  干支: 癸丑  六曜: 大安  九星: 五黄土星  今日のあれこれ: 若鮎 『[鮎youtube] 鮎遡上せよ! 毎度!新荘川part1 2021/3/1』 https://youtu.be/g6kNOHOqmY8 『若鮎(わかあゆ)  晩春 【子季語】  小鮎、鮎の子...

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2021/03/06 ()  旧暦: 123日  祝日・節気・雑節・朔望: 下弦  日出: 604分  日没: 1740分  月出: 027分  月没: 1030分  月齢: 22.33  潮汐: 小潮  干支: 癸丑  六曜: 大安  九星: 五黄土星 


今日のあれこれ: 若鮎

[youtube] 鮎遡上せよ! 毎度!新荘川part1 2021/3/1


https://youtu.be/g6kNOHOqmY8



『若鮎(わかあゆ)  晩春

【子季語】
 小鮎、鮎の子、稚鮎、上り鮎

【関連季語】
 鮎、落鮎
【解説】
 海で育った鮎は二、三月頃から群れを成して川を遡る。これが若鮎である。体長四~六センチくらい。
 琵琶湖で生まれた子鮎を捕らえしばらく育ててから各地の川へ放流するのを放ち鮎という。

【来歴】
 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。

【実証的見解】
鮎はアユ科の魚。川の下流域で孵化した稚魚はいったん海に入りプランクトンなどを食べて成長する。五センチくらいに成長した鮎は川に戻り、三月から五月ころにかけて遡上を始める。
 川の上流から中流域にたどり着いた幼魚は櫛形に変形した歯で、岩などに付着したケイソウ類を主食とする。一段と大きくなった鮎は縄張りを作るようになり、縄張りに入ってくる別の鮎に攻撃を仕掛ける。この性質を利用した釣が「友釣り」である。
 秋になると鮎は、体が橙と黒の婚姻色に変化し、産卵のため下流へ落ち始める。このころの鮎は「錆鮎、落鮎」と呼ばれる。産卵した鮎は、体力を消耗して多くは死んでしまう。それゆえ鮎は、年魚ともいわれる。』
(季語と歳時記)



若鮎の俳句:


・鮎のぼる河口に近き六十谷堰  右城暮石


・若鮎に広き夙川芦屋川   稲畑廣太郎


・堰落つる水に若鮎挑みけり   高橋スミ子


・岩を跳ぶ若鮎一匹つづ光る   宮内とし子


・若鮎のさ走り水の目覚めゆく   山田佳乃




今日は、風が強かったが天気は回復し、春を感じさせる陽の光の強さがあった。

youtube
の動画を調べてみたら、もう今年の若鮎たちの動画が、登録されていた。
 今年の若鮎の様子を見ることができて、ありがたい。

人の世はコロナ騒ぎが収まらず、春を迎える準備もできていない。今月は桜も開きお花見の季節だが、昨年同様花見の宴は、賑やかにはできそうもない。ただ、花の下を歩きながら愛でることになりそうだ。

一方、清流の中は若鮎たちが、群れをなして川を上っている。
 清流の中はコロナウイルスの活躍する場はなく、清浄な世界だ、真っ暗闇の蝙蝠の世界とは違う透明な世界だ。

これから、若鮎の長く厳しい旅が始まる。怠惰な合理性に立てば、河口に戻ってくるのなら上流に行かなければ良いのだが、若鮎たちはそのようなみっともない合理性は一顧だにせず只管、上へ上へと泳ぎ続けるだろう。

落ち鮎が下ったあとの川は、主役が居なくなった舞台のように見えたものだったが、若鮎の戻った川は生き返ったように見える。

これから、晩秋まで川には鮎が居て、その姿で我々を楽しませてくれるはずだ。





2021-03-05 (Fri)

2021/03/05 日記 啓蟄

2021/03/05 日記 啓蟄

2021/03/05 (金)  旧暦: 1月22日  祝日・節気・雑節・朔望: 啓蟄  日出: 6時05分  日没: 17時39分  月出: ---  月没: 9時46分  月齢: 21.33  潮汐: 小潮  干支: 壬子  六曜: 仏滅  九星: 四緑木星  今日のあれこれ: 啓蟄 「啓蟄に合わせ、恒例の「こも外し」 秋田市・天徳寺」 https://youtu.be/0cu2ZeHnwbY 『啓蟄(けいちつ) 仲春 【子季語】  驚蟄 【解説】 二十...

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2021/03/05 ()  旧暦: 122日  祝日・節気・雑節・朔望: 啓蟄  日出: 605分  日没: 1739分  月出: ---  月没: 946分  月齢: 21.33  潮汐: 小潮  干支: 壬子  六曜: 仏滅  九星: 四緑木星 


今日のあれこれ: 啓蟄

「啓蟄に合わせ、恒例の「こも外し」 秋田市・天徳寺」


https://youtu.be/0cu2ZeHnwbY



『啓蟄(けいちつ) 仲春

【子季語】
 驚蟄

【解説】
二十四節気の一つで三月六日ころ。
「啓」は「ひらく」、「蟄」は「土の中で冬ごもりしている虫」の意で、冬眠していた蛇や蛙などが暖かさに誘われて穴から出てくるころとされる。
 実際に虫が活動を始めるのはもっと暖かくなってからである。

【来歴】
 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。

【実証的見解】
 初春の項参照』
(季語と歳時記)



啓蟄の俳句:


・啓蟄の雨の遠山烟るかな   安斎久英


・啓蟄のけふ雨風の激しかり   村田とくみ


・啓蟄といふ新しき土の色   黒滝志麻子


・啓蟄の何がもたげし土ならん   稲岡長


・啓蟄に地球動いてをりにけり   塩川雄三




3
5日、啓蟄の今日。
思ったより本格的な雨になった。
駐車場に車を停め、出入りするごとに、ドアを開け傘をさす。
その都度濡れることになる。
一度だけなら気にならないが、繰り返すと次第に気になる。
 ただ、車を走らせていると、樹木や草花の緑が艶を増しているように見えた。

雨で土も潤いを取り戻し、黒さを増して生き生きとしている。
雪も降らないと困るが、雨も降らないと山火事も起きるし、樹々の成長にも困る。
 啓蟄の日に雨が確り降るのも自然の定めなのだろう。

東日本大震災10年後も近いが、ニュージーランドで大地震が発生した。地球は、人間の思惑とは関係なく動いている。
 コロナウイルスには、人間として対策は立てられるが、地震や噴火はどうしようもない。
 悲観的になる必要はないが、火山地帯での活動が増えれば、日本も地震・噴火の可能性は高まる。
 311には、もう一度災害の際の心構えを確認すべきだと思う。





2021-03-04 (Thu)

2021/03/04 日記  蕗の薹

2021/03/04 日記  蕗の薹

2021/03/04 (木)  旧暦: 1月21日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 6時07分  日没: 17時38分  月出: 23時17分  月没: 9時07分  月齢: 20.33  潮汐: 中潮  干支: 辛亥  六曜: 先負  九星: 三碧木星  今日のあれこれ: 蕗の薹 「春の兆し・フキノトウ(2021年2月27日)」 https://youtu.be/cfTL67xZ18w 『蕗の薹: 蕗の芽、蕗の花、蕗のしゆうとめ   初春 蕗は菊科...

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2021/03/04 ()  旧暦: 121日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 607分  日没: 1738分  月出: 2317分  月没: 907分  月齢: 20.33  潮汐: 中潮  干支: 辛亥  六曜: 先負  九星: 三碧木星 


今日のあれこれ: 蕗の薹

「春の兆し・フキノトウ(2021227日)」


https://youtu.be/cfTL67xZ18w




『蕗の薹: 蕗の芽、蕗の花、蕗のしゆうとめ

  初春

蕗は菊科の多年草で山野に自生する。早春、新葉が出る前に根茎から卵の形をした緑色の花茎を出す。
 花茎は数枚の大きな鱗のような葉で包まれ、特有の香気とほろ苦い風味が喜ばれる。花がほうけたものを蕗の姑という。』
(季語と歳時記)



蕗の薹の俳句:


・北国の明るうなりて蕗の薹   稲畑廣太郎


・眩しさは雪を脱ぎたる蕗の薹   田中佐知子


・陽光のしるき水辺や蕗の薹   穴澤光江


・萌え出づる色のはじめの蕗の薹   田中春子


・両の掌をつぼめほのぼの蕗の薹   北川英子


・万葉の野に子等と摘む蕗の薹   名取袿子


・野仏と日を分けあふて蕗の薹   宇田喜美栄




昨日は晴れて、風が強かった。
今日は曇りで、風は穏やかだった。
何かちぐはぐだ。
明日からは、南の方から雨がやって来る。
雨を追って、南の海から温かい風が吹いて来るらしい。

目まぐるしく変わるお天気と乱高下する気温に、惑わされて。
なんだか判らない今。

そんな季節でも、確りと自然は動いている。
陽の光が眩しい水辺には知らない間に緑の色が加わっている。光と水が大好きな蕗の薹だ。
雪の寒さが残る日にも臆すること無く、這い出してきて、春を教えてくれる。

蕗の薹が大好きな詩人たちは、蕗の薹を見つけて、そう、もう春だねと句を詠む。
 それで、蕗の薹の句は数知れず詠まれている。

晴れて風が収まれば、もう春だ。
野に出て子どもたちと蕗の薹を探し、見つけて摘むのは春を心から感じられる遊びに違いない。
 陽に当たり、野に遊ぶのはコロナ感染のリスクはない。

その様な日が来たら、迷わず蕗の薹に逢いに行こう。





2021-03-03 (Wed)

2021/03/03 日記  ひな祭り 桃の節句 雛人形 など

2021/03/03 日記  ひな祭り 桃の節句 雛人形 など

2021/03/03 (水)  旧暦: 1月20日  祝日・節気・雑節・朔望: 上巳・雛祭り、耳の日  日出: 6時08分  日没: 17時37分  月出: 22時06分  月没: 8時32分  月齢: 19.33  潮汐: 中潮  干支: 庚戌  六曜: 友引  九星: 二黒土星  今日のあれこれ: ひな祭り 「🌸あなたは知っていましたか?ひな祭りの秘密㊙️京都のひな飾り👰⛩️、関西🗾🇯🇵関東の違い、ひなあられ🍡」 https://youtu.be/HLjg9XjPLC4 ...

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2021/03/03 ()  旧暦: 120日  祝日・節気・雑節・朔望: 上巳・雛祭り、耳の日  日出: 608分  日没: 1737分  月出: 2206分  月没: 832分  月齢: 19.33  潮汐: 中潮  干支: 庚戌  六曜: 友引  九星: 二黒土星 


今日のあれこれ: ひな祭り

🌸あなたは知っていましたか?ひな祭りの秘密㊙京都のひな飾り👰⛩、関西🗾🇯🇵関東の違い、ひなあられ🍡


https://youtu.be/HLjg9XjPLC4



『雛祭(ひなまつり) 仲春

【子季語】
 雛、ひいな、雛飾、雛人形、雛の調度、雛道具、雛屏風、雛段、雛の膳、雛の酒、紙雛、立雛、内裏雛、享保雛、変り雛、糸雛、菜の花雛、京雛、木彫雛、官女雛、五人囃、雛箱、初雛、古雛、雛の燭、雛の宴、雛の宿、雛の客、雛椀

【関連季語】
 桃の節句、上巳、雛市、雛流し、雛納め

【解説】
 三月三日、女の子の健やかな成長を願うお祭である。雛人形を飾り、白酒や雛あられをふるまって祝う。

【来歴】
 『俳諧通俗誌』(享保2年、1716年)に所出。

【実証的見解】
 雛祭は、人のけがれを移した人形(ひとがた)を川に流すという上巳の日の祓の行事と、雛遊びの風習が結びついたものとされる。室町時代になると中国から新しい人形技術が伝わり現在のすわり雛の原型ができた。江戸時代に入ると、幕府や大奥でも雛祭りを行うようになり、やがて武士階級から町人へと広まった。男児の端午と並んで雛祭が盛んになったのは元禄のころとされる。』
(季語と歳時記)


雛祭の俳句:

・あかあかと天地の間の雛祭  宇佐美魚目

・とぼし灯の用意や雛の台所  千代尼

・にほやかに刻の過ぎつゝ雛祭  大橋敦子

・ぼんぼりの絵も江戸風に雛祭   大熊坩火

・むらさきの懐紙の帯や雛祭   植田桂子

・ぬひぐるみ・こけしも加へ雛祭   赤木亜華里

・ゆつくりと育てばよろし雛祭   仲里奈央


・はるかとほし白酒に風吹いてゐるか  飯島晴子

・雛の衿重ねて川の遠景色  飯島晴子

・袖口にかくれ男雛の指繊し  飯島晴子

・黛の濃きもうれしく吉野雛  飯島晴子

・端座して雛の吐息聞くとせむ  飯島晴子




今日は33日、ひな祭り。
年に一度の女の子のお祭・お祝いの日。
お天気も昨日とは違って、青空が広がった。
風はあったが、春の光が勝り春を感じさせる日になった。

ひな祭りは日本が世界に誇ることが出来る年中行事だと思う。
 世界中、女の子の成長を願わない国などあるはずもない。どこの国でもお金持ちではなくても衣食住に困らない生活が遅れる場所であれば、その思いは同じはずだ。

だが、学校を襲撃して女の子を拉致したりする国やアメリカに移住するために家族で陸路を歩いている人々には絵空事でしか無いかもしれない。
 それは、その社会の問題であって、状況が変われば考え方も変わるはずだ。

経済大国日本も良いが、文化大国日本も世界に広める意味がある。
 動画でひな祭りを説明している人は、フランス人のカトリック教の神父さんだそうだが、日本のひな祭りに魅せられていると言ってよいだろう。
 日本人が外国の人にひな祭りを紹介できるレベルの知識・経験は持ちたいと思う。


ひな祭りの句は、関連季語も多く、数え切れない程、詠まれている。それほど大切な一大行事と言える。

ひな祭りが持つ心の豊かさや思い出や家族や様々な角度から詠まれている。

読んでいて、飯島晴子の句がかなり在るのに気がついた。
そして、その句は、飯島晴子の人を感じさせるように思えた。
 チョット気難しい人、自死が不幸せとは言えないが幸福とも言えない、それは幸不幸の問題ではない。心情・信条・人となりの問題のような気がする。

それでも、ひな祭りを詠む飯島晴子は楽しげだ。
ひな祭りは人の心を包み込むほどの大きさが在る。
最後の吐息の句はどうだろう。
彼女らしい端正な愛を感じられずには居られない。
飯島晴子も、可愛い女の子だったことは間違いはない。