2021/02/03 (水) 旧暦: 12月22日 祝日・節気・雑節・朔望: 立春、初午 日出: 6時39分 日没: 17時10分 月出: 23時06分 月没: 10時00分 月齢: 20.92 潮汐: 中潮 干支: 壬午 六曜: 先負 九星: 一白水星 今日のあれこれ: 立春 「立春朝搾り 出荷 縁起ものの日本酒 島田市」 https://youtu.be/BmEQnamsCqg 『立春(りっしゅん) 初春 【子季語】 春立つ、春来...
2021/02/03
(水) 旧暦: 12月22日 祝日・節気・雑節・朔望: 立春、初午 日出: 6時39分 日没: 17時10分 月出: 23時06分
月没: 10時00分 月齢: 20.92 潮汐: 中潮 干支: 壬午 六曜: 先負 九星: 一白水星
今日のあれこれ: 立春
「立春朝搾り 出荷 縁起ものの日本酒 島田市」
https://youtu.be/BmEQnamsCqg
『立春(りっしゅん) 初春
【子季語】
春立つ、春来る、立春大吉、春さる
【解説】
二十四節気の最初の節気で、二月四日ころ。節分の翌日になる。
厳しい寒さはまだ続くが、温かくなるにつれて梅の花もほころぶころ。』
(季語と歳時記)
立春の俳句:
・酒量凛凛立春大大吉 上村占魚
・羽ばたきす鳳凰に春立ちにけり 阿波野青畝
・格子戸のすべりよき春立ちにけり 鈴木真砂女
・結ひ上げし髪にさす陽も春立ちぬ 大谷句佛
・許されぬ外が恋しく明日立春 阿部みどり女
・幾たびも立春の空仰ぎ見る 岡田正義
今日は2月3日だが立春。
立春という言葉の響きは良い。
響きの中に上昇に向かう機運を感じる。
日本酒の世界では、立春の朝搾られ瓶詰めされたピチピチのお酒が、立春朝搾りとして出荷される。
酒屋は蔵元に駆けつけ、急いで店に戻る。
待っていたお客は、それを買い求め、夕餉の一献を楽しみ、機運を養う。
上村占魚は立春の酒を凛々と飲むそうだ。
動画は、静岡の酒蔵だが、愛知でも空の蔵元関谷醸造が立春朝搾りを提供している。
予約していないと入手は難しいかもしれないが、探せばどこかにあるかもしれない。
販売店
https://www.meimonshu.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=1638
明日から週末にかけて寒気が入り寒くなるが、来週は寒さが緩む予報だ。
立春という言葉には、文字通り春の気分が籠もっている。
寒さに縮んでいた身体も少し緩む感じがある。
目に映る髪や、日常生活の些末な格子戸の滑りに春らしさを感じる。
阿部の句は、コロナの時代ではないだろうが、外が許されないという、今年はコロナの自粛なのだから、特に立春の日は外が恋しい。出られなくとも立春なのだから。
岡田の句は、立春らしい。
何度も何度も空を見上げ、立春、立春、立春...と呟く。
立春、立春、立春...と念じる。
そうするうちに、寒さとコロナの圧迫に耐えられる力が蘇る...