2021/01/25 (月) 旧暦: 12月13日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 6時45分 日没: 17時01分 月出: 13時39分 月没: 3時37分 月齢: 11.92 潮汐: 中潮 干支: 癸酉 六曜: 赤口 九星: 一白水星 今日のあれこれ: 新海苔 「養殖ノリの冷凍網張り込み始まる(2021年1月9日)」 https://youtu.be/o4IA4OWpH18 『新海苔: 初海苔、寒海苔 晩冬 冬から、春にか...
2021/01/25
(月) 旧暦: 12月13日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出:
6時45分 日没: 17時01分 月出: 13時39分
月没: 3時37分 月齢: 11.92 潮汐: 中潮 干支: 癸酉 六曜: 赤口 九星: 一白水星
今日のあれこれ: 新海苔
「養殖ノリの冷凍網張り込み始まる(2021年1月9日)」
https://youtu.be/o4IA4OWpH18
『新海苔: 初海苔、寒海苔
晩冬
冬から、春にかけて採れる海苔のこと。
荒波の襲いかかる磯で、岩海苔などを採取するのは骨の折れる作業である。採れてすぐ干した海苔は、やわらかく際立って香りがよい。』
(季語と歳時記)
新海苔の俳句:
・新海苔の初糶沖にきらめく日 伊藤幸吉
・新海苔の艶はなやげる封を切る 久保田万太郎
・新海苔と炊きたて御飯あれば足る 稲畑汀子
寒さの厳しい季節には、良い品質のもの、美味しいものが生まれる。
水ですら寒の水として貴ばれいるのだから、この時期だからこそ良いものが作られることは確かだ。
洋食海苔の場合、11月から12月は種付をしてから期間が短い為、海苔はまだ若々しく、柔らかな口どけと独特の甘みがあるそうだ。
年末から新年に掛け、新海苔の収穫が始まり、「一番摘み」、「初摘み」といい、収穫量も少ないので貴重品とされる。
柔らかな一番摘みの海苔は、口に入れると海苔の旨味が口の中一杯に広がり、同時に甘い香りが鼻に抜けて行く、これが新海苔の醍醐味とされる。
新茶にしても新そばにしても、若いもの、初々しいものをいただく歓びがあり、海苔も同じ様に楽しまれる。
季節を感じながら初物をいただくのは贅沢な趣向と言える。
久保田も稲畑も、その辺りは怠り無く楽しまれている。
youtubeの動画を見ていて、気になる動画があった。
「一体何が?「海苔」が売り上げ好調…でも“行き場”を失う(2021年1月8日放送「news every.」より)」
https://youtu.be/sCM9dZpzSlU
この時期、やむを得ないとはいえ、廃業する海苔業者が出ないようにして欲しい。
自粛生活はしても、恵方巻きはしっかり食べ、海苔を肴に燗酒を楽しみ、海苔を沢山消費することにしよう。