2021年01月19日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2021-01-19 (Tue)

2021/01/19  日記  鱈

2021/01/19  日記  鱈

2021/01/19 (火)  旧暦: 12月7日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 6時48分  日没: 16時54分  月出: 10時32分  月没: 22時52分  月齢: 5.92  潮汐: 中潮  干支: 丁卯  六曜: 赤口  九星: 四緑木星  今日のあれこれ: 鱈 (動画注:15分と長いので、網を揚げ、今日の漁獲は7分過ぎから) 「時化後、タラが獲れた。津軽日本海 1月底建て網漁#3」 https://youtu.be/2hwhZac80Yg...

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2021/01/19 ()  旧暦: 127日  祝日・節気・雑節・朔望:   日出: 648分  日没: 1654分  月出: 1032分  月没: 2252分  月齢: 5.92  潮汐: 中潮  干支: 丁卯  六曜: 赤口  九星: 四緑木星 


今日のあれこれ: 鱈

(動画注:15分と長いので、網を揚げ、今日の漁獲は7分過ぎから)
「時化後、タラが獲れた。津軽日本海 1月底建て網漁#3」


https://youtu.be/2hwhZac80Yg



『鱈: 雪魚、真鱈、本鱈、磯鱈、沖鱈、鱈場、鱈船、鱈網、鱈子、鱈汁

  三冬

真鱈は体長八十センチから一メートルほど。「鱈」の字のごとく初雪の後に獲れる。
煮付けたり鍋物にしたりする。また、そのすり身はかまぼこの材料になるほか、鱈子や白子も広く食される。
日本人の好む魚である。』
(季語と歳時記)



鱈の俳句:


・奥能登の鱈場曇りの果に佐渡  辻口静夫


・曳く縄につぎつぎ白き鱈の腹  猪股凡生


・がうがうと風吹く港鱈を揚ぐ   仲尾弥栄子


・寒鱈のどたりと雪に並べらる  渡辺てい子


・越後路の鱈の白子が恋しくて   赤座典子


・初鱈に地酒辛きを佳しとして  辻田克巳




今日は、北から冷たい風が吹き続ける日だった。
こちらの空は青い空を足早に駆け抜ける雪雲だったが、北の国では、烈風が吹き荒れる地吹雪だった筈だ。
 東北道では、100台を超える車が次々と当たる事故が発生したとニュースが流していた。
 高速道での地吹雪は恐ろしい、経験したものでなければ解らない不安がある、前の車はテールランプの薄灯りしか見えない、後ろの車もそうだろう。事故が起きるか起きないかは、技量とか注意力ではなく、運とか定めとか手の届かないものに支配されている。

冬の海も今日は荒れただろう。
漁は出来なかったはずだ。
嵐でなくとも冬の海は荒波で、凍てる風が吹く。
厳しい海の上で、鱈漁は行われる。
4句は、その様子を詠んでいる。

冬の寒い夜、南の国では温かい鍋で一杯やるのが楽しみだ。
 赤座は越後路の白子が恋しいというが、酒も越後の淡麗辛口だろう。
 癖のない白い肌の鱈を肴にスッキリと切れる辛口の酒をいただくのは、寒さの中での幸せ。
 赤座も辻田も冬の夜の楽しみ方をよくご存知だ。

鱈をいただきながら、荒れる冬の海で鱈を獲る男たちの姿を思い浮かべながら、温かい燗酒を口に含めば、感謝の味わいが口の中に広がる。

ありがたい事だ。