2020年10月26日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2020-10-26 (Mon)

2020/10/26  日記  新蕎麦

2020/10/26   日記  新蕎麦

2020/10/26 (月) 旧暦:  9月10日 祝日・節気・雑節・朔望:  原子力の日 日出:  5時57分 日没:  16時52分 月出:  14時37分 月没:  0時34分 月齢:  9.31 潮汐:  長潮 干支:  壬寅 六曜: 赤口 今日のあれこれ: 新蕎麦 「郡山市は蕎麦の優良産地だよ「新蕎麦の香り打ち」」 https://youtu.be/-Rqaeg4cd_Y 『新蕎麦(しんそば) 晩秋 子季語: 走...

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2020/10/26 () 旧暦:  910日 祝日・節気・雑節・朔望:  原子力の日 日出:  557分 日没:  1652分 月出:  1437分 月没:  034分 月齢:  9.31 潮汐:  長潮 干支:  壬寅 六曜: 赤口


今日のあれこれ: 新蕎麦

「郡山市は蕎麦の優良産地だよ「新蕎麦の香り打ち」」


https://youtu.be/-Rqaeg4cd_Y



『新蕎麦(しんそば) 晩秋

子季語: 走り蕎麦、秋蕎麦、初蕎麦
関連季語: 蕎麦の花、蕎麦刈
解説: 蕎麦の実が熟すより一か月ほど早く刈り取った蕎麦粉。熟す前の蕎麦ゆえに青みがありその風味を賞する。一日も早く初物を味わうことにこだわった江戸っ子に好まれた。最近では、今年取れた蕎麦という意味でも使われる。「蕎麦刈」は冬の季語。
来歴: 『滑稽雑談』(正徳3年、1713年)に所出。
文学での言及:   
実証的見解: 蕎麦には、秋蕎麦と夏蕎麦がある。秋蕎麦は夏にまいて十月ころに収穫し、夏蕎麦は春にまいて夏に収穫する。ともに生育期間が短く、痩せた土地にも強い作物なので、稲作に不向きな山間部や高原地帯などで栽培される。季語の新蕎麦は十月ころに収穫されるもののうち、まだ熟さない青みを帯びた実からできたものをいう。』
(季語と歳時記)



新蕎麦の俳句:


・新蕎麦と大書を吊す木曽路かな   高木典子


・客を得て打つ新蕎麦や妻籠宿  松本二三女


・まづ水で食ふ新蕎麦のうすみどり   青谷小枝


・一と啜りして新蕎麦にまがひなし   木村享史


・十割といはる新蕎麦膝正し   遠山みち子




日本人は凝り性で、何事も極めたがる性向がある。
服や靴、鞄、包丁、箸、食器、お茶、お酒、果物、時計、眼鏡、漫画...いくら挙げてもきりがない。
食べ物の麺に関してもラーメン、うどん、そばをはじめ、それぞれに凝った人がいる。

蕎麦もうるさい人が多い。
素材も作り方も食べ方もシンプルなだけに却って、素性・技術の違いを掴みやすくなり、熱中する傾向がある。

青谷、木村、遠山、いずれも蕎麦にハマっている、今風に言えば蕎麦おたくだ。
 青谷は、垂れの影響を除くために、まず蕎麦だけで香り、味、コシ、打ち方などを確かめ、評価する。
 木村も目の前の蕎麦が、自分の新蕎麦の基準に合致しているか確認している。
 遠山は、凝った蕎麦を前に正座して有り難くいただいている。

日本酒も勿論そうだ。
宴会で盃の酒の立香を確かめたりしていると、同席した人から言われることがある。
“そんな事はしていないで、酒を楽しめ、酒に酔え”と。
確かにその通りなのだが、自分がハマった事にはそうせずには居られないのだ。

新蕎麦を食べに行き、新蕎麦を確認し、“これこれ”と思いながらいただくのは、人の迷惑になるものでもないし、悪い趣味でもない。
新蕎麦の季節になった。
大いに楽しもう。