2020年06月11日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2020-06-11 (Thu)

2020/06/11  日記 翡翠

2020/06/11  日記 翡翠

2020/06/11 (木) 旧暦:  閏4月20日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  4時24分 日没:  18時56分 月出:  23時30分 月没:  9時25分 月齢:  19.39 潮汐:  中潮 干支:  乙酉 六曜: 大安 今日のあれこれ: 翡翠 「カワセミの撮影」 https://youtu.be/-COf_Rv1eVY 『翡翠(かわせみ、かはせみ) 三夏 子季語: 川蝉、かはせび、しようびん、...

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2020/06/11 () 旧暦:  閏420日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  424分 日没:  1856分 月出:  2330分 月没:  925分 月齢:  19.39 潮汐:  中潮 干支:  乙酉 六曜: 大安


今日のあれこれ: 翡翠

「カワセミの撮影」


https://youtu.be/-COf_Rv1eVY



『翡翠(かわせみ、かはせみ) 三夏

子季語: 川蝉、かはせび、しようびん、ひすい、翡翠(ひすい)
関連季語: 山翡翠、赤翡翠
解説: 渓流などで水中の魚を狙う翡翠色の鳥。高いところから急降下して、魚をたくみに捕らえる。四季を通じてみられるが、水辺にいる様子が涼しげなので夏の季語とする。
来歴: 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
文学での言及:   
実証的見解: ブッポウソウ目カワセミ科の鳥類。日本全土に生息し、渓流などの水辺に見られる。全長は十七センチほど。嘴が長く、頭が大きい。色は全体的に青く、腹部はオレンジ色。からだの色が鮮やかなため「空飛ぶ宝石」と呼ばれ、「翡翠(ひすい)」の字を当てる。水面に突き出た枝や杭に止まったり、空中でのホバリング(停止飛行)をして魚を待構える。
魚が水面近くまで上がってくるとダイビングをしてくちばしで捕らえる。』
(季語と歳時記)



翡翠の俳句:


・翡翠やひねもす一二三の淵  東洋城千句


・翡翠や小魚をくはへ飛て行   正岡子規


・翡翠や求愛の餌を口移す   野村由美




翡翠は、人目につかない山奥とか森の奥ではなく、人の目もある川や池の辺りにいる。

獲物を狙って木の枝などに止まり、水面を油断なく見続けている。
 止まっているし、身体の色も名前の通り宝石のように美しい。
 だから、カメラの愛好家の撮影の対象物となっている。

突然翔び立った翡翠は水の中に一瞬突っ込み、狙った魚を咥えて戻る。

その後、魚を食べてお終いではない。
野村の句を読んで、翡翠の魚捕りの意味がわかる。

魚を咥えた翡翠は、目的の雌のところに翔んで行くのだ。
翡翠の雄は、繁殖期に雌に獲物をプレゼントして求愛をする習性があるそうだ。

この辺りは、以下のサイトに写真入りで詳しく解説されている。

若草写真館
http://wakakusa3.sakura.ne.jp/HP8171.htm


この写真と説明を見て、翡翠が愛らしくも思え、また身につまされた。

人も翡翠も変わらない。
生まれてそして死ぬ。
その間に、親に育ててもらい、長ずれば、番の相手を見つけ、子を作り、次の世に生命を繋ぐ。
その一生は人も翡翠も変わらない。

一生懸命働いて、生活力を身に着けて、奥さんに美味しいものを食べさせ、生活に満足させ、子供たちを作り育てる

翡翠の姿を見つめれば、世の男達も迷いなく、明日のため、家族のために活動する気持ちになることができる

鳥も人も変わらない。生きとし生けるものは皆同じなのだ。

・花に鳴く鶯 水にすむ蛙の声を聞けば 生きとし生けるもの いづれか歌を詠まざりける   紀貫之