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  • 2019年03月 の記事一覧

2019年03月31日(日) 記事No.7500

2019/03/31 (日) 旧暦: 225日 祝日・節気:  日出: 530分 日没: 1801分 月出: 252分 月没: 1314分 月齢: 24.46 干支: 丁卯 六曜: 友引 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 花見


2019/3/31 上野恩賜公園 花見」


https://youtu.be/-QVf73JPOoQ



『花見(はなみ)は、主に桜の花を鑑賞し、春の訪れを寿ぐ日本古来の風習である。梅や桃の花でも行われる。別称は観桜(かんおう)である。

概要
桜は、日本全国に広く見られる樹木である。花見で話題になる代表的な品種のソメイヨシノはクローンであるため、各地で「休眠打破」がなされてから各地の春の一時期において、おおむね地域毎に一斉に咲き競い、日本人の季節感を形成する重要な春の風物詩となっている。

サクラは開花から散るまで2週間足らずであり、「花吹雪」となって散り行くその姿は、人の命の儚さになぞらえられたり、または古来、「桜は人を狂わせる」と言われたりしてきた[1]

独りで花を眺めるだけでなく、多人数で花見弁当や酒を愉しむ宴会を開くことが伝統的である。花を見ながら飲む花見酒は風流なものではあるが、団体などの場合、乱痴気騒ぎとなることも珍しくない(「諸問題」の項を参照)。陰陽道では、桜の陰と宴会の陽が対になっていると解釈する。

花見は、訪日外国人旅行の来日目的になったり、風習としてアジアや欧米に伝わったりしている[2]。北半球と南半球は季節が逆転しているため、地域毎に年中行事としての花見の時期は異なる。

歴史
日本の花見は奈良時代の貴族の行事が起源だといわれる。奈良時代には中国から伝来したばかりの梅が鑑賞され、平安時代に桜に代わってきた。それは歌にも表れており、『万葉集』には桜を詠んだ歌が43首、梅を詠んだ歌が110首程度みられる。これが10世紀初期の『古今和歌集』では、桜が70首に対し梅が18首と逆転している。「花」が桜の別称として使われ、女性の美貌が桜に例えられるようになるのもこの頃からである。

『日本後紀』には、嵯峨天皇が812328日(弘仁3212日)に神泉苑にて「花宴の節(せち)」を催した[7][8]とある。時期的に花は桜が主役であったと思われ、これが記録に残る花見の初出と考えられている。前年に嵯峨天皇は地主神社の桜を非常に気に入り、以降神社から毎年桜を献上させたといい、当時、桜の花見は貴族の間で急速に広まり、これが日本人の桜好きの原点と見られる[9]831年(天長8年)からは宮中で天皇主催の定例行事として取り入れられた。その様子は『源氏物語』「花宴(はなのえん)」にも描かれている。また、『作庭記』にも「庭には花(桜)の木を植えるべし」とあり、平安時代において桜は庭作りの必需品となり、花見の名所である京都・東山もこの頃に誕生したと考えられている[9]

鎌倉・室町時代には貴族の花見の風習が武士階級にも広がった[10]。吉田兼好は『徒然草』第137段で、身分のある人の花見と「片田舎の人」の花見の違いを説いている。わざとらしい風流振りや騒がしい祝宴に対して冷ややかな視線であるが、ともあれ『徒然草』が書かれた鎌倉末期から室町初期の頃には既に地方でも花見の宴が催されていたことが窺える。

織豊期には野外に出て花見をしたことが、絵画資料から確認される[11]。この時期の大規模な花見は、豊臣秀吉が行った吉野の花見(1594年(文禄3年))や醍醐の花見(1598420日(慶長3315日))がある[7]

花見の風習が広く庶民に広まっていったのは江戸時代といわれる。桜の品種改良もこの頃盛んに行なわれた。江戸で最も名高かった花見の名所が忍岡(しのぶがおか)で、天海大僧正(1536年(天文5年)? - 1643年(寛永20年))によって植えられた上野恩賜公園の桜である。しかし格式の高い寛永寺で人々が浮かれ騒ぐことは許されていなかったため、1720年(享保5年)に徳川吉宗が浅草(墨田川堤)や飛鳥山に桜を植えさせ[12]、庶民の行楽を奨励した。吉宗は生類憐れみの令以降途絶えていた鷹狩を復興させた際、鷹狩が農民の田畑を荒す事への対応策として、鷹狩の場に桜の木を植えることで花見客が農民たちに収入をもたらす方策をとったとされている。江戸の城下・近郊の花見の名所は上野寛永寺、飛鳥山、隅田川堤の他にも、御殿山 (品川区)、愛宕山、玉川上水など少なからずあった。この時期の花見を題材にした落語としては、『長屋の花見』や『あたま山』、飛鳥山の花見を想定して作られた『花見の仇討(あだうち)』などがある。

明治に入ると、桜が植えられていた江戸の庭園や大名屋敷は次々と取り壊されて桜も焚き木とされ、江戸時代に改良された多くの品種も絶滅の危機に瀕した。東京・駒込の植木職人・高木孫右衛門はこれを集めて自宅の庭に移植して84の品種を守り[9]1886年には荒川堤の桜並木造成に協力し、1910年には花見の新名所として定着[14][9]78種が植栽された荒川の桜は各地の研究施設に移植されて品種の保存が行なわれ、全国へ広がった(1912年には、日米友好の印として荒川の桜の苗木3000本がアメリカ合衆国の首都ワシントンに贈られ、ポトマック川畔に植栽された)[14][9]

Wikipedia



花見の俳句:


・花見んと致せば下に下に哉 小林一茶


・年寄の腰や花見の迷子札 小林一茶


・けふは花見まじ未来がおそろしき 小林一茶(1763-1827)


・お花見や乾杯の後雨来る  白石正躬




花見は、昔から今に至るまでよく詠まれる季語。
江戸期の芭蕉、蕪村、鬼貫、丈草など知られた先達たちも花見の句を詠んでいる。
 時代を通して心が通じている様に思えてうれしい。

一茶の句が面白かった。
下に下には無粋な武士への嫌味と言うより、下々の楽しみだろう。
迷い子札は、今も同じ。雑踏に紛れて迷子になるボケ老人のためのお守り。
 この二句は何かユーモラスさを含んでいる。

おそろしきは、花散る刻への不安なのだろう。

いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす


の心か...


昨日は、さけの会の花見だった。
幹事氏は4時起きで、青ビと2lペットボトルをキャリーに積んで、タクシーに乗って、名城公園へ。
朝雨が降り、隣のシートは水たまりができている。

8
時太陽が出て、日当たりは温かくなったが、西北から吹く風は冷たい、手袋が欲しいほどだ。

少し先の永ちゃんグループも大量の物資を運んできて、会場設営に余念がない。
 10時ころまでは、お天気のせいで芝生に空きがあったが、11時をすぎる頃には、家族、仲間の小さなグループが増え、ほとんど芝生は花見客で埋まった。

席取り後7時間経過し、14時花見は始まった。
銘酒で乾杯、花見の肴を頂きながら花の宴が始まった。

冷たい風は止むこと無く吹き続けた。
そのうち、大粒の雨も降り始めた。
宴たけなわの突然の雨は、長い歴史でも初めてだった。

終了予定を少し早めて終わることになったが、花見の快さは変わることはなかった。

白石の句も、同じような花見だったのだろう。





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2019年03月30日(土) 記事No.7499

2019/03/30 (土) 旧暦: 224日 祝日・節気:  日出: 531分 日没: 1800分 月出: 211分 月没: 1220分 月齢: 23.46 干支: 丙寅 六曜: 先勝 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 花の雨

JG☆☆ 京都 平野神社の桜 雨景 (重文) Kyoto,Sakura at Hiranojinja(Cultural Property)



https://youtu.be/q0X0iitBcRg



『花の雨: 花時の雨

 晩春

桜の咲く頃に降る雨、あるいは咲き満ちる桜の花に降る雨。』
(季語と歳時記)



花の雨の俳句:


・昼灯す祇園一力花の雨   藤見佳楠子


・目つむりてふくるる鳩や花の雨   垣岡暎子


・退屈といふは贅沢花の雨   織田喜美子




週末の土曜日、桜も満開に近くなり、今日はお花見の人も多かった筈だが、生憎の雨となった。
きのうの夜から、今朝早くから場所取りをした幹事さんには憎らしい雨だ。

雨は明日の朝には上がり、お日様は難しいが、曇ならお花見は可能だ。
 今日の延期派も加わり、陣取り合戦は厳しくなりそうだ。

団体の花見に雨は禁物だが、一人なら雨もまた良し。
咲いたばかりの花びらを濡らし、滴り落ちる雨には、雨の風情がある。

鳥たちも去り、花見客も去った花の下、雨の音しか聞こえない静けさの中、ただ花を見る。
 桜の花の独り占め、これは矢張り退屈というより贅沢だろう。




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2019年03月29日(金) 記事No.7498

2019/03/29 (金) 旧暦: 223日 祝日・節気:  日出: 532分 日没: 1759分 月出: 124分 月没: 1127分 月齢: 22.46 干支: 乙丑 六曜: 赤口 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 花守


Hirosaki City | Team “Sakuramori” /弘前市 チーム「桜守」』


https://youtu.be/3vmNMBhRrxI



『花守: 花の主、花のあるじ、桜守

  晩春

寺や庭園、山野等の桜の木の手入れをしたり、番をしたりする人。和 歌から派生した季語である。』
(季語と歳時記)



花守の俳句:


・一里はみな花守の子孫かや  松尾芭蕉


・花守のまこと翁の貌なりし   小澤克己


・花守に案内されし花の中   小林朱夏




今、桜といえばソメイヨシノだ。
満開は艶やかで、花吹雪く風情はこの世のものとは思われない。

そのソメイヨシノが、寿命とやらで花の名所の存続が危惧されている。
 寿命80年と言われるので、やむを得ないが、ソメイヨシノは管理が必要だそうだ。
 虫がついたりカビが生えたり、養生をしてやらないと枯れてしまう。

しかし、弘前城の桜は、100年を超える桜が何百本もあるそうだ。
 それは、管理が確りされているからだ。

桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿と言う諺がある通り、一般には桜の枝は切ってはいけないのが常識だ。
 しかし、弘前城では敢えて切るそうだ。それは新しい枝を活かすためだそうだ。切った枝の切り口には墨を塗るそうだ。これは青森のりんごの木の剪定に学んだ方法だ。
 だから、寿命は一概には言えず、管理次第だ。

花守が見守ればソメイヨシノは今後も花を咲かせてくれる。
花守がいなければ、ソメイヨシノは難しい。
最近は、面倒を見なくても良い、ジンダイアケボノを植えるところが増えているそうだ。


「神代曙 上品な艶やかさで 第一級のサクラ 2018/03/27 撮影 神代植物公園」

https://youtu.be/JmA5sl1OlsU

ソメイヨシノに似ているそうだが、少し花の色が濃い。
見方によっては艶っぽすぎるかもしれない。
ソメイヨシノは色を抑えた気品がある。
散り際とか、情緒に影響する側面も重要だ。


桜の開花情報があったと思えば、もう来週には満開だ。
三日見ぬ間の桜かなにならぬよう気をつけなければ。




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2019年03月28日(木) 記事No.7493

2019/03/28 (木) 旧暦: 222日 祝日・節気: 下弦 日出: 534分 日没: 1758分 月出: 032分 月没: 1037分 月齢: 21.46 干支: 甲子 六曜: 大安 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 花冷え


「寒の戻りも花見にぎわう ソメイヨシノの故郷では・・・(19/03/23)

https://youtu.be/B2aq81dJ5OY



『花冷え(はなびえ) 晩春
子季語: 花の冷え
関連季語: 桜、花
解説: 桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。そのひえびえとした感じを花冷えという。早春の春寒とは違い、すっかり暖かくなってからの冷え込みである。』
(季語と歳時記)



花冷えの俳句:


・大川をわたりくる風花冷ゆる   加地芳女


・篝火に花冷えの手をかざし寄る   石神芳枝


・咲き満ちてより花冷のつのりけり   岡本たか子




東京はもう満開のようだ。
名古屋も開花が進んでる。
日中の暖かさで、花は開く。
しかし、夜は暖かくはない。
日が落ちれば、風も冷たいものに変わり、気温は急激に下る。油断はできない。

23
日は、花見としては東京でも寒かった。
週末の花見のお天気も、暖かな日差しがあるという花日和ではなさそうだ。
 空は雲が覆い、風が吹けば、花見の宴も肌寒い。お酒が効いているうちは良いが、夕刻と酔醒が重なると、快い酔とも言えなくなる。

明日は雨が降りそうだ。
31
日の名城公園での花見の宴は温かくなるだろうか。

岡本の言うように、桜は咲いてから、寒さが戻るものだ。





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2019年03月27日(水) 記事No.7491

2019/03/27 (水) 旧暦: 221日 祝日・節気:  日出: 535分 日没: 1758分 月出: ---- 月没: 950分 月齢: 20.46 干支: 癸亥 六曜: 仏滅 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 磯開き


「地島天然わかめ 〜漁師たちの挑戦!〜」


https://youtu.be/QjMJeqgDDXE



『磯開: 海下、口開祭、磯の口開、浜の口開
いそびらき
投稿日:2010/03/26 作成者: dvx22327

  晩春

海藻類や魚介類などの解禁日のこと。乱獲を防ぎ、海草や貝などの成長を促すための禁止期間の解除である。』
(季語と歳時記)



磯開きの俳句:


・磯開き陣形の海女沖へ沖へ  佐藤信顕


・潮垂るゝ若布と鮑磯開き  尾上萩男




冬の荒れた天気が収まり、春が近づくと海の幸を収穫できる季節になる。
 漁場では磯開きが行われ、一斉に収穫が始まる。
海に恵まれた日本では、昔から資源管理が行われてきた。

先に獲った者勝ちで、資源が無くなるまで取り尽くす狩猟型民族の考え方ではなく、海の幸に感謝して資源が無くならないようにするための感謝の祭り事だ。


動画は福岡県の地島の和布の磯開きの様子だ。
国内で流通する和布は殆どは輸入物で、国産の天然和布は僅か1%しかないそうだ。
 採れたての天然の生のワカメは塩処理された和布とは別物で味も香りも全く違うそうだ。
 中でも、福岡県宗像市地島の海で育つ和布は、品質が良いことで知られている。

皇室にも献上される地島の天然和布は、波にもまれて育つため、肉厚で柔らかな弾力があって歯ごたえも良く、味も香りも特段に良いそうだ。

一度、口にしてみたいものだ。



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2019年03月26日(火) 記事No.7490

2019/03/26 (火) 旧暦: 220日 祝日・節気:  日出: 537分 日没: 1757分 月出: 2335分 月没: 906分 月齢: 19.46 干支: 壬戌 六曜: 先負 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 連翹


「レンギョウの花を食すヒヨドリ」


https://youtu.be/GsI1kxvP9FY



『レンギョウ(連翹)とは、広義にはモクセイ科レンギョウ属(学名:Forsythia)の総称(それらから品種改良で作られた園芸品種をも含める)。狭義には、レンギョウ属の種の一つ、学名 Forsythia suspensaの和名を指す。一般には広義の意味で称されることが多い。

属名のForsythiaは、19世紀初頭にイギリスの王立植物園の監督官を務めた園芸家ウィリアム・フォーサイス(William A. Forsyth1737 - 1804年)に因む。

レンギョウ(連翹、学名:Forsythia suspensa (Thunb.) Vahl[1])は、モクセイ科レンギョウ属の落葉性低木広葉樹。別名、レンギョウウツギ(連翹空木)。古名は、いたちはぜ、いたちぐさ。中国名は連翹・黄寿丹。英名はゴールデンベル (golden bells, golden bell flower)

種小名のsuspensaは、枝が垂れる意味である。

和名のレンギョウは、漢名の連翹を音読みしたものであるが、実は中国で過去に異なる植物を指すものであった。そもそも原産地の中国で連翹とは、本来トモエソウ(学名:Hypericum ascyron、中国名:湖南連翹(大連翹)、黄海棠)もしくはオトギリソウ(学名:Hypericum erectum、中国名:小連翹)のことを指したが、これらどの実も薬用されていたこともあって、宋以降からは現在の山西省の南東部で大量に生産された現在のレンギョウの実が連翹と称して売られるようになり、ついにはレンギョウが連翹として認識されるに至った。明の『本草綱目』にあるレンギョウの実の挿絵は現在のレンギョウの実の形とはほぼ同じである[2]。現在の中国においては連翹と書くと日本と同様にForsythia suspensaのことを指すが[3][4]、河北省・貴州省や台湾など一部の地域ではトモエソウのことを連翹と呼ぶこともある[3]

特徴
繁殖力が旺盛で、よく繁る。樹高は1 - 3mまで育ち、半つる性の枝は湾曲して伸び下に垂れ、地面に接触すると、そこからも根を出し新しい株ができる。枝は竹のような節を持つ。また、枝の髄が早期に消失するため、節の部分を除いて中空になる。このことから空の木、レンギョウウツギ(連翹空木)という別名が付いた。この呼称は最初、本来の連翹(トモエソウ)との誤用に気付いた時、区別するために使われた。

まだ葉が芽吹く前の早春(3 - 4月頃)、2 - 3cmの黄色い4弁の花が、細い枝に密に多数開く。

その花が咲き終わる頃、入れ違うかのように今度は、緑色の葉(長さ3 - 10cm、幅2 - 5cmの長卵型。葉先は鋭尖で、葉縁にまばらな鋸歯がある)が対生に芽吹き、それが秋になると濃緑色、概憤色(くすんだ黄緑色)、紫色と順に変色し、最後に落葉する。

付いた果実は漢方薬(下記参照)として用いられる。

分布・生育地
中国原産。日本への渡来は古く、『出雲国風土記』や『延喜式』にもレンギョウの名前が見られる(薬用として平安時代初期に渡来したといわれているが、実際に渡来した時期は定かではなく、江戸時代前期に栽培の記録があることから、江戸時代だという説もある)。
...
日本原産種
先述したように、日本で一般に植栽されているレンギョウ類の多くが、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウと外来種である。しかし、日本にも一部の地域に自生している野生種がある。

ヤマトレンギョウ(学名:Forsythia japonica - 中国地方の石灰岩地に分布している。
ショウドシマレンギョウ(学名:Forsythia togashii - 瀬戸内海の小豆島の石灰岩地に分布している。
これら日本原産種は、他のレンギョウ類に比べて開花時期が4 - 5月頃と遅い。ヤマトレンギョウは葉に先立って花を咲かせ、ショウドシマレンギョウは葉の展開と同時期に独特の緑色を帯びた黄色い花を咲かせる。

この2種は、全国的にも限られた地域にしか分布しない固有種で、森林開発、人工造林、園芸採取などによって現在の生育地で絶滅すると野生状態では地球上から完全に消滅してしまうことになるため、(国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに準拠した)環境省のレッドリストによって、絶滅危惧種に指定されている。
...
利用
薬用
漢方医学では「連翹」と呼ばれ、解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬に用いる。成分にトリテルペン、モノテルペングリコシド、リグナンを含み、強い抗菌作用がある。成熟果実を一度蒸気を通したのち、天日で乾燥し用いる。日本薬局方においては、レンギョウまたはシナレンギョウの果実を用いている。

連翹が配合された方剤の例
響声破笛丸(きょうせいはてきがん)
銀翹解毒散(ぎんぎょうげどくさん)
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

文化
俳句
俳句では春の季語である。

連翹忌
4
2日は彫刻家・詩人の高村光太郎(1883 - 1956年)の命日で、これを連翹忌とも呼ぶ。これは、高村が生前好んだ花がレンギョウであり、彼の告別式で棺の上にその一枝が置かれていたことに由来する。』
Wikipedia



連翹の俳句:


・連翹の莟喰ふかかわら鶸  酒井抱一


・行き過ぎて尚連翹の花明り  中村汀女


・連翹の黄の明るさを通りぬけ  川原 道程


・連翹や夕べ明るき神田川  糸井 昭


・連翹満開このあかるさはただならず  五味洒蝶




今日は、日中は太陽が出て春の日差しだ降り注いだ。
バス停に向かう道の公園の植え込みには、花が咲き色を主張している。
 今目立つのは雪柳と連翹だ。

特に連翹は、花が黄色で密集して咲くので遠くからでも目立つ。
 近寄って花を見ると眩しいほど明るい。その明るさの中に春を感じて、心も明るくなる。

明るさを振りまく花は良いものだ。
俳人たちも連翹の明るさに目を細めている。

連翹の蕾を食べてしまう鳥は、かわら鶸(ひわ)。
画家であった酒井抱一は、連翹が花開く前に食べてしまう鶸を憎いものとして見ていたのだろう。
 動画のレンギョウの花を食べるのは、鵯(ひよどり)。
この鵯は、欲深い鳥で市街地まで降りてきて、庭の花を食べてしまう厄介者だ。
 家でもブルーベリーが花の蕾を膨らませると、それを食べてしまう、花も実もない世界になってしまう。
 憎いやつだ、目白や鶯ならまだ許せるかもしれないが。





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2019年03月25日(月) 記事No.7489

2019/03/25 (月) 旧暦: 219日 祝日・節気: 電気記念日 日出: 538分 日没: 1756分 月出: 2234分 月没: 825分 月齢: 18.46 干支: 辛酉 六曜: 友引 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 伊勢参り


「伊勢神宮 外宮 内宮参拝2019 Ise Shrine


https://youtu.be/To82BjaYtDA



『伊勢参: 伊勢参宮、お蔭参、抜参、坂迎へ、伊勢講、太々講

   三春

伊勢神宮に参拝すること。時候が良いため近世には春に多く行われた。伊勢講を作り講中で参拝することも多い。 』
(季語と歳時記)



伊勢参の俳句:


・伊勢参海の青さに驚きぬ  沢木欣一


・やはらかい箱をかさねて伊勢参  飯島晴子




伊勢参りは今では交通機関で楽に行くことができるし、いつでも自由に行くことができる。
 しかし、江戸時代には一生に一度の楽しみだった。

1
ヶ月以上の時間と道中の宿泊費を個人個人が用意することなど出来なかった。その為お金を出し合って伊勢講を作り順番が回るのを待つしか方法がなかった。
 だから、一生に一度しか出来ない伊勢参りは最高の娯楽に位置づけられていた。

今は、どこに行くのも自由だが、江戸時代は往来は自由ではなかった、到るところに関所があり交通が規制された。
 理由なく他所に行くことは許されなかった。

ただ、伊勢参りは関所を通過することが許される理由だったから人気があったそうだ。

江戸時代の人が、山の中から峠を超え山を超えて、歩き続けて、とうとう伊勢に着いたときの感激は、沢木の詠む句の世界だったろう。
 群青色の海は、土産話になる目の保養だったに違いない。

飯島にもこんなふんわりとした句があるのだと思った句。
「やはらかい箱」が具体的には何を指すのか判らない。
お土産のようなものなのか、儀式に登場するものなのか...
判らないから、此処では、今迄積み重ねてきた希望のようなものと理解することにしよう。

春になれば、世界は美しくなる、歩くのも移動するのも気持ちが良い。
 行動の自由も今は保証されている。
昔から、「伊勢参り」は春の季語。

日和の良い日に、伊勢神宮へお参りに行こう。


【データ】

お蔭参り 
Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E8%94%AD%E5%8F%82%E3%82%8A




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2019年03月24日(日) 記事No.7480

2019/03/24 (日) 旧暦: 218日 祝日・節気:  日出: 540分 日没: 1755分 月出: 2131分 月没: 747分 月齢: 17.46 干支: 庚申 六曜: 先勝 九星: 九紫火星


今日のあれこれ: 木の芽時(このめどき)


「芽吹きの季節」


https://youtu.be/081nYsVZwV8



『木の芽時: 木の芽雨、木の芽晴、木の芽風、木の芽山、芽立前、木の芽冷え、芽立時

 三春

春になり、さまざまな木が芽吹く頃のこと。』
(季語と歳時記)



木の芽時の俳句:


・ひと雨に山がふくらむ木の芽どき   竹澤真青


・わさわさと胸の波打つ木の芽時   江島照美


・間垣より出て子ら遊ぶ木の芽どき   朝妻力



庭の樹が一斉に芽吹き始めた。
柾、ブルーベリー、山椒...
特に柾の芽は伸びが速い。
気づく前に芽は膨らみ、幼い葉らしきものが顔を出している。
 ブルーベリーの芽も膨らみもう少しで爆発しそうな様子だ。
 伸びている芽を見ると、新しい緑は黄がかかった緑で光に反射して柔らかな肌をしている。

植物は新しい季節を迎えて、新しい葉を伸ばすことに迷うこと無がない。
 一方、人は大方は新しい春の到来を待ち望んでいるが、そうでない人もいる。

春には卒業や転勤や引っ越しや新しい職場や環境の変化が大きい人がいる。
 期待と不安の交錯する中で胸の中は波打って休むことが出来ない。

そんな春もある。





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2019年03月23日(土) 記事No.7479


今上天皇の在位期間も残り少なくなった。
4
1日桜の花が日本を美しく彩る刻、新元号が発表される。

そして桜の花が散り、長い連休の過ごし方に関心が集まる頃、譲位は目前になる。

この番組を見て、今上天皇の偉大さを改めて理解できた。

被災地で国民に寄り添うお姿から、穏やかで優しいお人柄と思ってきたが、それは確かだが、それだけでは語り尽くせない幅も奥行きもあるお人柄であると理解できた。

非常に積極的で、ある意味攻撃的なお考え方だと思った。
まず、先例に囚われないお考えだ。
伝統的な歴史を持つ世界ではありがちなことだが、前例・先例に従えば、問題がないということになりがちだ。
悪く言えば、事なかれ主義だ、ところが今上天皇は必ずしも先例には囚われないお考えだ。
・お妃を民間から迎えられた
・お子様を手元に置かれて、養育された
こうしたことは、勇気があり大胆でなければ最後まで考えを貫くことは出来ない積極果敢な勇敢さが必要だ。

この番組でも、その勇敢さが現れたご活動を紹介している。
・被災地に足を運び国民に直接お話をされる
・中国に歴代初めて訪問され、先の大戦についてお話をされ、中国国民の理解を深められた
・戦地への慰霊の旅を国内外で続けてこられた

特にそう感じたのは、譲位の発案の件だ。
将来を見て用意周到に準備して、今まで無いものを作り出されてしまう。
元侍従長を含め皇室関係者を集め、譲位を提案されたのは今上天皇だった。
皇室典範にも憲法にも譲位の規定はない。

側近の人たちは、お務めは皇太子に任せ、皇位は其の侭続けられるように進言したが、今上天皇は一歩も退くこと無く、お務めと皇位は切り離せないと主張されたそうだ。

そして、もう間もなく譲位が行われようとしている。
これは、他の誰かが起案したものではなく、今上天皇が将来を考え、行動を起こして、実現されたことだ。

言葉で言うのは簡単だが、実行することは難しい。
前例、仕来りのある世界では、因循姑息な考え方が一般的であり、これに屈すること無く、新しいことを行うことは勇気と実行力と用意周到さが無ければできることではない。

今日、改めて思った。
今上天皇は、国民に寄り添う穏やかな優しいお人柄なのだが、それだけではなく、事によっては、用意周到に手順よく難しいことを新しい考え方で実現まで持っていく勇猛果敢なお人柄だ。

日本人は、敬愛できる天皇陛下をいただいて、幸せな国民だ。


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NHK
http://www4.nhk.or.jp/taii-sokui/x/2019-03-23/21/26446/2926048/
より転載)


良い番組だった。
「天皇 運命の物語」シリーズ全4回は、429日に纏めて再放送される。

見逃すことは出来ない。





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2019年03月23日(土) 記事No.7478

2019/03/23 (土) 旧暦: 217 祝日・節気:  日出: 541 日没: 1754 月出: 2024 月没: 711 月齢: 16.46 干支: 己未 六曜: 赤口 九星: 八白土星


今日のあれこれ: 彼岸桜


「彼岸桜が満開‼️[京都2019/3/18]


https://youtu.be/ekB22ty4GHA



『彼岸桜: 枝垂彼岸、江戸彼岸、姥彼岸

   仲春

バラ科の落葉樹。春の彼岸の頃咲くのでこの名がある。花はソメイヨシノにくらべると、白っぽくややこぶりでパラパラとした感じに咲く。』
(季語と歳時記)



彼岸桜の俳句:


・尼寺や彼岸桜は散りやすき  夏目漱石


・ふるさとは雪てふ彼岸桜かな   田中臥石


・あさなさな彼岸桜に小禽来る   松崎鉄之介




昨日のポカポカ陽気で、あちらこちらで開花宣言が出た。
と言ってもそれは標本木のソメイヨシノの話だ。

ソメイヨシノより一足先に河津桜や彼岸桜は咲いている。
動画の京都の彼岸桜は318日に満開になったそうだ。

ソメイヨシノは名古屋では満開は31日になっていた
丁度満開日が日曜日と重なって、絶好のお花見になりそうだとお花見ファンとお店の業者は喜んでいた。
が、今日から寒の戻りで寒くなった。

寒さが戻ったとしても満開が少し遅れるだけで、お花見には充分な花が咲いていることは間違いないだろう。

TV
では、今日まだ桜色に染まった蕾の下で宴会を楽しんでいる若者たちにインタビューをしていた。
 いざとなれば、花は無くとも花見はできる。

彼岸桜の説明ではパラパラ咲くとしているが、動画の京都の彼岸桜はぎっしり咲いている。
どうしてなかなか見事な咲きっぷりだ。

これからの日々は、暫く、花三昧の佳き日が続く、この世も捨てたものではない。





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