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  • 2018年09月 の記事一覧

2018年09月30日(日) 記事No.211

2018/09/30 () 旧暦: 821日 祝日・節気:  日出: 534分 日没: 1727分 月出: 2058分月没: 1017分 月齢: 20.37 干支: 乙丑 六曜: 仏滅 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 秋出水

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(たまおG
https://twitter.com/xuxgz7xI3qQERSN
より転載)



『秋出水: 洪水
初秋
盆過ぎの集中豪雨や台風がもたらす雨で河川の水があふれること。
収穫を前にした田が台無しになることもある。』
(季語と歳時記)



秋出水の俳句:


熊野川猛り狂うて秋出水  中田寿子


・秋出水、牛、馬、死んでながれけり 久保田万太郎


・秋出水ボランティア来て土砂除く  竹内悦子



折角の週末だが、台風24号の襲来により、沖縄から北海道まで行楽は不能になってしまった。

台風の進路が最悪で、東海地方は今日の夜から明日の朝まで暴風雨に曝される予報になっている。
大阪も名古屋も通過時刻と満潮の時刻が重なり、暴風の吹き寄せもあり、伊勢湾台風に匹敵する高潮が警報されている。

雨と風と高潮と揃った台風は恐ろしい。
伊勢湾台風がその大災害を語っている。
自然の力の前には、どうすることもできない。

東海地方の接近時刻は、20時から明日の未明。
地域の防災放送が、早目の避難、防災対策を呼びかけている。
飛ばされるものは片付け、動いてはいけないものは固定し、シャッターをすべて閉め、個人でできる対策を行った。
今、1610分。
あと6時間、何事もなく台風24号が通り過ぎるのを、願うばかりだ。




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2018年09月29日(土) 記事No.212

2018/09/29 () 旧暦: 820日 祝日・節気:  日出: 533分 日没: 1728分 月出: 2015分月没: 914分 月齢: 19.37 干支: 甲子 六曜: 先負 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 鮭

「増毛町暑寒別川 鮭の遡上 2018


https://youtu.be/4MkR_RQhZzM



『...
生活史
日本での遡上は高緯度地域ほど早く10月から12月で、北海道・東北地方の川が主であるが、本州中部から西部の日本海側や関東地方の川にも遡上し産卵する。水温8℃では、60日程度かかって孵化し50日程度で腹部の卵嚢の栄養分を吸収し終わると浮上する。浮上時は体長5cm程度でプランクトンを主とした捕食を開始する。浮上後から海水耐性が発達していて、3月から4月頃に日中に群れで移動し降海する[12]

日本系シロザケでは降海した当年魚は北海道沿岸を離れ夏から秋には千島列島のごく沿岸かオホーツク海[13]の水温8℃前後の水域を生活域とし、水温が5℃程度になると北西太平洋の限られた水域[14]に移動し越冬をする。越冬後はアリューシャン列島からベーリング海中部を餌場として表層から100m程度の水深まで分布し、秋には体長37cm程度まで成長する。水温が低下する冬期はアラスカ湾を主な生活の場[14]としながら夏はオホーツク海から北部太平洋[15]を回遊する生活を成熟まで繰り返す。河川生活期の餌はえり好みをせず、口に入る大きさのカゲロウ、トビケラなどの水棲生物を[16]、海洋生活期の餌は、稚魚期には主にウミノミ類、カイアシ類、オキアミ類[17][16]、成長するとホッケ類、イワシ類(コヒレハダカ)、他のサケ科魚類の稚魚などと考えられている。なお、成長しても夏はプランクトン、秋はイワシ類と季節で変化しているとの調査報告がある[16]

1-6
年の海洋生活で成熟した個体は、母川に向け回帰し産卵活動を行う[18]。南下回帰時のルートは千島列島沿いとされ、1974年の調査では水深 5m から20m 程度の浅いところを泳いでいた[19]。産卵期の成魚の全長は平均で70 - 80cmだが、大きい個体では90cmを超えることもある。なお、成熟速度が著しく高く(早熟)、海洋回遊2年で母川へ回帰するオス成魚は、50cmに満たない。親魚は川を上っている間、餌を食べない。オスはその間に体高が高くなり(背っぱり)、上下の両顎が伸びて曲がる(鼻曲がり)。産卵・放精後の親魚は、1か月以上生きて産卵床を守るメスの個体もあるが、大半は数日以内に寿命が尽きて死ぬ。また、産卵期になると寿命が近く免疫力が低下するため、遡上中のみならず、まだ海中にいるものでも水カビ病に感染し上皮が白く変色することがある。個体によっては一見すると、まるで真っ白な別の魚のように見えることもある。
...』
Wikipedia 鮭より転載)



鮭の俳句:



・一塊のくろがねとなり鮭のぼる 菅原鬨也



・眼光のするどく鮭の上りけり  藤井初江



・音深く鮭の跳ねたる野闇かな 依田明倫



・群鮭の身を震はせて浅瀬打つ 紺野美代子



・月明の水盛りあげて鮭のぼる 渡部柳春





北海道では、鮭の遡上が始まっている。
5
6年前に生まれ、川を下り、遠くの海を回遊し、成熟期を迎えた鮭は、生まれた川に帰ってくる。

母川回帰、故郷の川に帰ってくる。
地図も磁石もドライブレコーダーも無しに鮭は生まれた川に帰ってくる。
世の中には不思議な事がいっぱいある。 どうしてそれが可能なのか不思議だ。

帰ってきた理由は、生命の営みの総決算。
卵を産み、受精させて、次の世代に生命を引き継ぎ、数日後には白装束を着て息絶える。

儚く、徒労の生命の営みだが、次世代を残す営みは凄絶でもある。
大都会の駅の地下通路を無言で流れていく人間も鮭と似ていないとは言えない。


産卵を終えた鮭は、一大事業のために体力を消耗し、脂は抜け、身はパサパサとなり、美味しくなくなる。
北海道に住んでいた頃、そのような鮭は、獲ったりしないので「ホッチャレ」と呼ぶと聞いたことがある。

北の大地では、今日も鮭の群れが卵を生み、そして死んでいるに違いない。




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2018年09月28日(金) 記事No.213


はやぶさ2がリュウグウにロボットを着陸させることに成功し、画像も送信した。
その画像が公開された。

写っている画像は、岩と石ばかりである。
月の表面より荒々しい世界だ。

科学的な観点では、日本のロケット及び制御技術の水準を示したことに意義がある。


『<はやぶさ2>リュウグウの新画像公開 表面に無数の岩や石
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180927-00000065-mai-sctch

9/27(
) 18:31配信 毎日新聞


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小型探査ロボットが23日に撮影した小惑星リュウグウの表面の画像。上部の白いものは太陽光=宇宙航空研究開発機構提供
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、小惑星探査機「はやぶさ2」から小惑星リュウグウに投下された小型探査ロボット2台が撮影した新たな画像を公開した。表面は無数の岩や石に覆われ、ごつごつしている様子がはっきりと確認できる。

【写真特集】はやぶさ2の新画像 リュウグウの地表鮮明に

リュウグウ表面に21日着地した小型ロボット2台は、27日までに計100枚以上の写真を撮影し、はやぶさ2を経由してデータを地球に送信した。JAXAの吉川真・ミッションマネジャーは「もっと細かい砂があると思ったので驚いた」と感想を述べた。

また、2台は計13回、それぞれ10~20メートルずつジャンプして移動したことも判明した。小型ロボは初代はやぶさでも小惑星に向けて投下されたが、着地に失敗していた。初代に続いて開発を担当したJAXAの吉光徹雄准教授は「2台ともがリュウグウの表面で動いたのは喜ばしい。日本の総合的な技術力で成功できた」と感謝した。

はやぶさ2は小型ロボの観測したデータを分析し、来月下旬に予定している本体の着陸の運用計画に反映する。来月3日にはドイツとフランスの宇宙機関が開発した小型着陸機も投下する予定。【池田知広】
』(毎日新聞)




『はやぶさ2、上空1キロから「リュウグウ」撮影 多数の岩、くっきりと
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1808/08/news052.html#utm_source=yahoo_v3&utm_medium=feed&utm_campaign=20180928-025&utm_term=zdn_n-sci&utm_content=rel2-0

2018
0808 1034分 公開 [ITmedia]


宇宙航空研究開発機構(JAXA)は87日、探査機「はやぶさ2」が、小惑星「リュウグウ」(Ryugu)を、高度約1キロから撮影した画像を公開した。7月には高度約6キロから撮影した画像を公開したが、新たな画像はリュウグウをさらにアップでとらえており、10メートル前後のごつごつした岩が多数あるのが分かる。


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7日午前737分ごろ、高度約1250メートルから望遠の光学航法カメラ「ONC-T」で撮影したリュウグウの表面 (CJAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研


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上の画像とほぼ同時刻に、広角の光学航法カメラ「ONC-W」で撮影したもの。赤い枠がONC-Tの撮影範囲に対応 (CJAXA、東京大、高知大、立教大、名古屋大、千葉工大、明治大、会津大、産総研

画像は、「重力計測運用」の中で撮影した。重力計測運用は、探査機の軌道・姿勢制御をなるべく行わず、リュウグウの引力に任せて探査機を運動させる運用。自由落下状態ではやぶさ2の運動を正確に把握することにより、リュウグウからどのくらいの強さの引力を受けているのかが分かる。

はやぶさ2は、6日の午前11時前にリュウグウから距離が20キロ地点から降下を開始。同日午後8時半ごろ、高度6000メートルに達し、そこから自由落下状態になった。7日の午前8時ごろに最低高度となる851メートルまで接近し、そこでスラスタを噴いて上昇に転じた。画像は、最低高度に達する直前に撮影した。
』(ITmedia



一方、自然科学を離れ人文系の観点では、地球を離れた宇宙空間の無機性・暗黒性に怖れるばかりだ。

浦島太郎が乙姫様と至福の時を過ごした竜宮は四季がある美しいところだったが、リュウグウは、あるのは岩と石ばかりだ。

リュウグウの写真を見ていると、自然があり、草木があり花が咲き、虫や動物が動き回っている地球に生きている安らぎを感じる。

宇宙空間には、地球以外にも生命体がいる星があるというが、極稀なものだろう。
殆どの星は岩や石ばかりだ。

生きるなら、美しい星で生きていきたいものだ。



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2018年09月28日(金) 記事No.214

2018/09/28 () 旧暦: 819日 祝日・節気:  日出: 533分 日没: 1729分 月出: 1936分月没: 812分 月齢: 18.37 干支: 癸亥 六曜: 友引 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 紫蘇の実

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(しその実
http://www.geocities.jp/yamapon65/tisantisyou_siso_no_mi.html
より転載)



『紫蘇の実: 穂紫蘇
晩秋
紫蘇がつける実をいう。花や葉と同様に香りがよい。
刺身のつまとしたり、塩漬けやしょうゆ漬けなどにして食す。』
(季語と歳時記)



紫蘇の実の俳句:


・紫蘇は実にうす雲刷きし裏蔵王  竹川貢代


・歯に当る実紫蘇よろこびゐたりけり  竹山みや子


・手作りの紫蘇の実味噌を頂きぬ  出木裕子



紫蘇の香りと味は、日本人にとって慣れ親しんだものだ。
おにぎりやご飯のふりかけなど日常生活で無くてはならない物。

紫蘇の実もよく登場する。
市販されている紫蘇の実の塩漬けや醤油漬けも多く、手に入れるのは難しくない。

一番美味しいのは手作りの手油の味わいがあるものだ。
出木は良い知り合いに恵まれている。
出来上がった紫蘇の実をお裾分けで配る人はありがたい存在だ。
勿論、紫蘇の実もありがたい。
もっと有り難いのは、心にかけてくれるその人の気持ちだ。
こればっかりは店で買うことはできない。

お返しを考えると面倒だと思う人もいるかも知れないが、それはあまりに消極的だ。
面倒を掛け合うほど関係は濃いというのは行き過ぎだとしても、お返しをしなくても感謝の気持ちが通じればそれで済むことだ。



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2018年09月27日(木) 記事No.215

2018/09/27 () 旧暦: 818日 祝日・節気:  日出: 532分 日没: 1731分 月出: 1901分月没: 711分 月齢: 17.37 干支: 壬戌 六曜: 先勝 九星: 八白土星


今日のあれこれ: 衣被

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macaroni
https://macaro-ni.jp/34225#heading-203457
より転載)



『衣かつぎ(きぬかつぎ)は、サトイモの小芋を皮のまま蒸し、その皮を剥いて食べる秋の料理、酒肴。

名称
サトイモの1/3程度の位置に包丁でぐるりと切れ目を入れて蒸し、中央で皮をつまむと1/3だけを残して皮がするりと剥け、若いマツタケのような外観になる。この一部に皮のついた様子を、平安時代の女性の衣装「衣被ぎ」(きぬかづき)になぞらえて名付けたものである。後にきぬかづきが転じて「衣かつぎ」と呼ばれるようになり[1]、「絹かつぎ」と表記される場合もある。

また、石川早生(石川芋)という品種のサトイモの、特に秋口にのみ出回る子芋もきぬかつぎと呼ばれている。これは衣かつぎとして食べるのに最も適しているためである。

調理法
子芋を皮ごと蒸す、または茹でたものを、塩や味噌などの調味料で味をつけて食する。加熱した後だと皮は容易に除いて食べられるが、剥き方のひとつに皮に包丁でぐるりと切れ込みを入れた後、中身を押し出して食べる方法が良く知られ、本来これだけを衣かつぎと呼ぶが、蒸しただけのものも指す場合がある。
...』(Wikipedia




衣被の俳句:



・屋酒屋に笑顔の満ちて衣被  丸山勝利



・衣被口へ放りて晩酌す  森山暁湖



・一合の酒にこそ合ひ衣被  松本文一郎




日本酒の美味しい季節になった。
酒の肴は旬のものが良い。
海なら秋刀魚、陸なら里芋。

烏賊と里芋の煮付けも良いが、肴なら衣被だろう。
濃い味ではなく塩や胡麻や味噌が少しあれば良い。
里芋の癖のない単純な味わいが酒の邪魔をせず酒の味わいを素直に感じさせてくれる。

衣被は宴会でも居酒屋でも何処にでも登場し、違和感がない。
勿論、晩酌の場でも悦ばれる。

例句は、酒の肴の衣被を取り上げた。

構えることもなく心安く酒に寄り添う衣被を楽しんでいる。




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2018年09月26日(水) 記事No.216

2018/09/26 () 旧暦: 817日 祝日・節気:  日出: 531分 日没: 1732分 月出: 1829分月没: 611分 月齢: 16.37 干支: 辛酉 六曜: 赤口 九星: 九紫火星


今日のあれこれ: 秋ざくら

Cosmos Flower Garden 内山牧場大コスモス園 長野県佐久市 花の名所 花見頃佐久観光」



https://youtu.be/4_pCprUMkMg



秋ざくらの俳句:



・稀といふ支笏湖日和秋ざくら 大野雑草子



・逆光の少女のうぶ毛秋ざくら 鈴木岑夫



・一木の仏は女身秋ざくら  今井妙子




「コスモス」 「秋桜」 「秋ざくら」 「あきざくら」
名前は違えど、同じもの。
「コスモス」、「秋桜」は日常でも使う。「秋ざくら」、「あきざくら」はあまり日常では使わない言葉だと思う。

俳句の世界では、一つのものを違った名前で呼ぶことが多い。
「秋ざくら」、「あきざくら」は俳人御用達の言葉だと思う。

言葉も人それぞれではあるが、一般的な言葉の感覚では「秋ざくら」と書かれると、秋に咲く桜、四季桜のように理解されがちだ。
「秋桜」と書かれれば、コスモスと理解できる人でも、そうではないか。
ましてや、「あきざくら」は、桜のイメージが強い。

俳句の世界の人が同じものを、違う言葉で呼ぶ理由を想像してみた。
コスモス 秋桜 秋ざくら あきざくら と表記すると音はコスモス以外は同じ、秋桜以降は文字が違う、漢字だけ、漢字仮名混合、仮名のみ。

俳人の感覚も人それぞれなので、字面にこだわる人は多い。

感覚主導の人は、秋桜では硬すぎる、あきざくらでなければと思う。

例句3句は「秋ざくら」。
これを、「秋桜」と表記すると、描きたいイメージが遠くなってしまう。
「うぶ毛」も「女身」も柔らかいもの。表現も柔らかい「秋ざくら」を使ったのでは。




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2018年09月25日(火) 記事No.217

2018/09/25 () 旧暦: 816日 祝日・節気:望 日出: 530分 日没: 1734分 月出: 1758分 月没: 513分月齢: 15.37 干支: 庚申 六曜: 大安 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 曼珠沙華

「巾着田の曼珠沙華 〜2018913日〜」


https://youtu.be/8yOTa6-WSEc




『曼珠沙華: 彼岸花、死人花、天蓋花、幽霊花、三昧花、捨て子花、したまがり、狐花、まんじゆさげ

仲秋
曼珠沙華は天界に咲く赤い花を表す梵語。秋、田畑の畦や土手に咲くヒガンバナ科の多年草で群生する。墓地の近辺にみられることも多いため彼岸の名がつく。
毒があるといわれるが鱗茎には澱粉が多く食用にもなる。昔は飢饉に備えて植えられていたという説もある。』
(季語と歳時記)



曼珠沙華の俳句:



・奥多摩は魔女棲むところ曼珠沙華  小澤克己



・黄泉の国きつと夕映え曼珠沙華  萩野谷三和



・寺焼けて里に炎え立つ曼珠沙華  中川濱子




今、郊外の道を走ると稲穂が頭を垂れ、刈入れを待っている。
雨降りが続き、農家も晴れるのを待って収穫するのだろう。

その畦には、真っ赤な絨毯が広がっている。
曼珠沙華の群生だ。
燃え上がる炎のように見える。

名前を1000持つと言われる曼珠沙華。
彼岸花の名前のイメージからか、死人花とか幽霊花とか嫌な名前も持っている。

しかし、そう言われるようになったのは江戸時代からだそうで、曼珠沙華の方はもっと古くから使われた名前で、仏典に由来を持つ名前だそうだ。

『曼珠沙華の由来・語源
サンスクリット語mañjū

aka
の音写。もともとは天上界に咲く小さな赤い花(一説には白い花)をさし、四華(しけ)の一つという。四華とは天から降るという四種の蓮華花で、曼陀羅華・摩訶曼陀羅華・曼珠沙華・摩訶曼陀羅華のこと。
法華経が説かれる際、めでたい前兆として天から雨が降り、その雨を見るものは悪業を離れ、固い心を柔軟にするといわれる。』
由来・語源辞典

花の姿も独特で個性的だ。
蘭は色、姿が様々で見飽きないが、曼珠沙華も見つめれば見つめるほど不思議な感じだ。
この世のものとも思えない。

名前と姿が相俟って、曼珠沙華の空想は広がるのだろう、花言葉も、多様だ。

「情熱」
「独立」
「再会」
「あきらめ」
「転生」
「悲しい思い出」
「深い思いやりの心」
「想うはあなた一人」
「また会う日を楽しみに」。

もっとあるかもしれないが、ここに書かれただけでもイメージが収束するどころか、拡散し広がり続ける。

「転生」というのは、仏教的で興味深い。

曼珠沙華は、興味深い花だ。



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2018年09月24日(月) 記事No.218

2018/09/24 () 旧暦: 815日 祝日・節気:振替休日、中秋の名月 日出: 529分 日没: 1735分 月出: 1726分 月没: 415分月齢: 14.37 干支: 己未 六曜: 仏滅 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 十五夜

『【♪うた】十五夜お月さん - 15 Ya Otsuki San十五夜お月さん ごきげんさん【日本の童謡・唱歌 / Japanese Children's Song】』


https://youtu.be/zKajTGuV9Io



『八月十五夜
呼称
この夜の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼ぶ。

「仲秋の名月」という表現もあるが、これだと「旧暦8月の月」を指し、十五夜の月に限定されなくなる。「仲秋」とは、秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(同8月)、晩秋(同9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指す。対して「中秋」とは「秋の中日」=旧暦815日のみを指す。

加えて、中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。「望(ぼう)」は満月を指す。また、俳諧では814 - 15日、16 - 17日の夜をそれぞれ「待宵(まつよい)」[ 1]、「十六夜(いざよい)」と称して名月の前後の月を愛でる。

旧暦815日は、日本の六曜で必ず仏滅になることから、俗に「仏滅名月」とも呼ばれる。
...』
Wikipedia



十五夜の俳句:



・十五夜の雲のあそびてかぎりなし 後藤夜半



・十五夜や杜の上野もここは池 上村占魚



・十五夜の月はシネマの上にあり 横光利一





今日は旧暦八月十五夜、中秋の名月。
雨ではないが、空を見上げれば雲ばかり。
名月は、雲の上に行かなければ見えそうもない。
それを無月と呼ぶそうだ。
中秋の名月には無月もあり、雨月もあり。
日本の心はあるがまま。


「十五夜お月さん」
作詞:野口雨情
作曲:本居長世

 
十五夜お月さん ごきげんさん
 
婆やは お暇(いとま) とりました

 
十五夜お月さん 妹(いもうと)
 
田舎(いなか)へ貰(も)られて ゆきました

 
十五夜お月さん かかさんに
 
も一度わたしは 逢いたいな


悲しい歌詞だ。

今の人は、こんな悲しい歌詞を子供に歌わせるべきではない。
と言いそうだ。

そうではない。
心の琴線を震わせ、心の襞を深くし、人の心を情趣豊かにするには悲しみが必要だ。

楽しく、笑えるもの以外を認めない主義なら、浄瑠璃など認められなくなってしまう。

古来、日本人は、どうにもならない悲しみの中でその悲しみさえ耐え抜く心情を培ってきた。

いや、寧ろ楽しんできた事実を否定はできない。




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2018年09月23日(日) 記事No.219

2018/09/23 () 旧暦: 814日 祝日・節気:秋分の日、社日 日出: 529分 日没: 1737分 月出: 1655分 月没: 319分月齢: 13.37 干支: 戊午 六曜: 先負 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 秋分

「大田子海岸の夕日」


https://youtu.be/k3SHJeM0ml0



『秋分(しゅうぶん、英: autumnal equinox)は、二十四節気の第16番目の節気。昼と夜の長さがほぼ等しいが厳密には昼が若干長い。現行暦9月内、旧暦8月内。

現在広く採用される定気法では、太陽が秋分点を通過した瞬間の太陽黄経が180度になったときで、923日ごろである。暦で該当する日が秋分日(しゅうぶんび)で、天文学ではその瞬間を指す。恒気法では冬至から3/4年経過した約273.93日後で、921日ごろである。期間としては、秋分日から次の節気の寒露前日までである。

西洋占星術では、秋分を天秤宮(てんびん座)の始まりとする。
...
記念日
日本ではこの日は国民の祝日の「秋分の日」となる。秋分の日は、国立天文台の算出する定気法による秋分日を基にして閣議決定され、前年21日に暦要項として官報に告示される。天文学に基づいて年ごとに決定される国家の祝日は世界的にみても珍しい。また、彼岸の中日でもある。

昼夜の長さ
春分と同様に、秋分では昼夜の長さが等しくなる。『暦便覧』では「陰陽の中分なれば也」と説明している。しかし、実際には、昼の方が夜よりも長い。日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長い。これは、次の理由による。

大気差
   
大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見えるため、太陽が上に見える角度の分、日出が早く、日没が遅くなる。屈折は太陽が地平線に近いほど大きくなる。国立天文台では、太陽が地平線付近にある時の、その屈折角度を358秒と見積もっている。ここから計算される日出・日没の時間の差は約220秒である。
太陽の視直径
   
太陽の上端が地平線と一致した時刻を日出あるいは日没と定義しているため。これにより、太陽の半径の分、日出が早く、日没が遅くなる。ここから計算される日出・日没の時間の差は約15秒である。
日周視差
   
太陽の距離÷地球の半径は有限なので、視差により、0.7秒日の出が遅く、0.7秒日の入りが早くなる。
秋分のずれ
    1
日の間にも太陽の黄経は変わるため、秋分が1日のいつかにより昼夜の長さに差が出る。この効果は昼夜の長さを最大で±1.1分変える。ただし平均には影響を与えない。

これらを合わせると日本において、日出は太陽の中心が地平線から昇るより325秒早く、日没は太陽の中心が地平線より沈むより325秒遅くなる。したがって、秋分の日の昼の長さは約12時間7分、夜の長さは約11時間53分である。そして、実際に昼夜の長さの差が最も小さくなる日は秋分の4日程度後になる[6]

秋分を含む日には、太陽は真東から昇って真西に沈む。赤道上の観測者から見ると、太陽は正午に天頂を通過する。北極点又は南極点の観測者から見ると、秋分の太陽はちょうど地平線と重なるようにして動き、昇ることも沈むこともない。
...』(Wikipedia




秋分の俳句:



・秋分の正午の日ざし真向にす 管 裸馬



・秋分の正しき没り日拝みけり 小原菁々子



・秋分の日輪赤く西山に 森脇はじめ





秋雨前線の停滞で、雨が降り続く日が続いた。
秋分の日の今日は、漸く太陽が出てくれた。
三連休の中日の好天は観光地の曇った顔を明るく照らしたはずだ。

秋の好日という表現には、似合わない30度を超える気温で、まだまだ残暑の気候だった。それでも雨より嬉しいお天気だたった。

秋分は、厳密な話はおいて昼夜の長さが等しい日だ。
俳句の世界でも、俳人たちは太陽の位置に気持ちを向けている。
秋の日、太陽が一日輝き、夕暮れが迫り、やがて夜の帳が下りる。
昼と夜の拮抗したバランス、地球と太陽のドラマの中で、生きることができる我々は日輪赤く輝く太陽に手を合わせ祈る。

それは、自然な感情なのだ。




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2018年09月22日(土) 記事No.220

2018/09/22 () 旧暦: 813日 祝日・節気:  日出: 528分 日没: 1738分 月出: 1621分月没: 223分 月齢: 12.37 干支: 丁巳 六曜: 友引 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: かな女忌、竜胆忌

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(剣持文庫公認ブログ 芭蕉夢幻
https://blogs.yahoo.co.jp/kenmochibunko/1499785.html
より転載




『かな女忌: 竜胆忌
仲秋
俳人、長谷川かな女の忌日。九月二十二日。東京に生まれる。
零餘子と結婚後、本格的に俳句を始め、女流俳句の創世期を担った一人である。大正初期の「ホトトギス」で活躍した。「水明」を主宰創刊。
句集に『雨月』、『胡笛』などがある。身辺の日常詠を得意として、繊細な句風。昭和四十四年(一九六九)に八十一歳で没した。』
(季語と歳時記)



かな女忌の俳句:


・かな女忌のむらさきの野に月あがる 落合水尾



・竜胆忌老兆しつつ華やげる 殿村菟絲子





季語「かな女忌」、「竜胆忌」の句を探してみたが、十指にも満たなかった。
女流俳人の草分けとしての存在からするともっと多く詠まれても良いと思うのだが。

竜胆忌は、かな女の第一句集が「龍胆」であったことに因んでいる。
落合の句に詠むように、かな女の色のイメージは紫なのだ。


忌日が3日連続となった。
毎日人が生まれ、毎日人が死ぬ。
明日も誰かの忌日だろうが、明日は忌日から離れよう。



【データ】

長谷川かな女 Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E3%81%8B%E3%81%AA%E5%A5%B3



埼玉の文学-現代篇

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http://green.ap.teacup.com/sailitera/22.html



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