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2016年01月31日(日) 記事No.1713

2016/01/31(日)旧暦: 1222日 祝日・節気: 日出:642分 日没:1706分 月出:2347分 月没:1028分 月齢:21.06 干支:壬子 六曜:先負 九星:四緑木星

今日の季語: 冬銀河

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(AstroArts
http://www.astroarts.co.jp/gallery/misc/200901/006929-j.shtml
より転載)


『冬銀河

三冬

.
冬の夜空にかかる天の川のこと。冴え冴えとした趣がある。秋の天の川と違っていくらか明るさが弱い。』
(季語と歳時記)



冬銀河の俳句:



・冬銀河魂炎反応始まりぬ 久冨風子



・冬銀河青春容赦なく流れ 上田五千石



・女にはくちびるの栄冬銀河 藤田湘子




天の川のイメージは、七夕だから夏。
だが、本当に綺麗なのは冬だ。
澄み渡って透明度の高い大気のおかげで、冬の夜空はくっきりと見える。

数えきれないどころか無数に散りばめられた星を見ていると、無限とか永遠とか絶対的なものに向き合うことになる。

その所為だろう久富が魂炎反応が始まるというのは。
上田は冬銀河を前に、瞬く間にすら当たらない自分の青春の短さ嘆く外はなかった。
その彼も、1997年にはこの世から旅立ってしまっている。彼の青春どころか人生もまたたく間にも相当しない。

デートの場には、動物園が良いと言われる、それもゴリラなどの前が良いという。
ゴリラに比べれば、どんな男も頭がよく格好良く見えるものだ。

冷徹な冬銀河は恐ろしい。
その恐ろしさの前で、藤田は女のくちびるに救いを見ている。
恐ろしさの中で二人は温かさを確かめ合うことができる。
精しくは書いていないが、首尾よくくちびるを交わすことができたに違いない。

雨後の晴れた今日の冬銀河、二人で見た人も多かろう。




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2016年01月31日(日) 記事No.1714


早い時間帯に先制され、2点目が追加された時は、正直今日も負けかと思わされた。

しかし、このチームはそうではなかった。
選手が交代すると、流れが変わり、交代した選手が日替わりのスターになるチームだった。
北朝鮮もイラク戦もそうだったが、最後の最後まで、緊張を緩ませることなく、流れが来た時には決める事ができるチームだった。
この粘り強く強かな特徴が、今日も開花した。

1
点を入れた後の、流れを呼び込んで一気呵成に勝負を決めた決定力は素晴らしかった。
また、3点のシュートそれぞれが美しいものだった。流れるような走りの中で、パスを繋ぎ、相手の守備を切り裂いてしまった。日本代表の攻撃より美しい得点であった。この攻撃ができれば、これを防ぎきれるチームは少ないだろう。

今回もスポーツに政治問題を持ち込んだ韓国を相手に戦って、勝ってくれたのは本当にスカッとした。

リオもこの調子でお願いしたい。


『ドーハの奇跡!U―23日本 3発逆転韓国撃破!リオへ弾み
07:00
スポニチアネックス

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<韓国・日本>この日2点目となる決勝ゴールで大逆転に喜ぶ浅野

(
スポニチアネックス)
◇U―23アジア選手権決勝 日本3―2韓国(2016年1月30日 カタール・ドーハ)

宿敵・韓国を劇的な逆転劇で破って手倉森ジャパンが五輪に弾みをつけた。リオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア選手権で6大会連続の本大会出場を決めた日本は30日、決勝で韓国を3―2で破った。2点を追う後半22分に途中出場のFW浅野拓磨(21=広島)、同23分にMF矢島慎也(22=J2岡山)の連続ゴールで追いつき、同36分に浅野がこの日2点目となる決勝点を挙げて優勝。リオ五輪のサッカー男子は16チームが出場して8月4日に開幕し、手倉森誠監督(48)率いる日本は68年メキシコ五輪以来のメダル獲得に挑む。

最後も劇的に決めた。2点差を追いついて迎えた後半36分、途中出場の浅野が中島のスルーパスに反応。DFと競りながら最終ラインの裏に抜け出すと、左足で右隅に流し込んだ。0―2の後半22分に決めたゴールに続く、この日2点目。スーパーサブが期待通りの仕事をやってのけた。

驚異の粘りを見せた。1―2とした後半23分にはDF山中の左クロスをファーサイドに走り込んだ矢島が頭で押し込み同点。準決勝イラク戦で後半ロスタイムの決勝弾で五輪切符を獲得した勢いで2点差をはね返した。

リオ五輪出場権獲得はもちろん、アジア制覇を目標としていた。日本は11年にザッケローニ監督が指揮したA代表がアジア杯を制して以来、U―16とU―19でアジア選手権を2度ずつ戦ったが、頂点には届かず。手倉森ジャパンも2度の公式大会でいずれも8強止まりだった。A代表も昨年1月のアジア杯準々決勝で敗れた。手倉森監督は「ザックジャパン以来、てっぺんを獲っていない。そこに日本を持って行くことに期待をかけられている」と決意していた。

因縁の相手だった。韓国は14年仁川(インチョン)アジア大会の準々決勝で敗れた相手だった。その試合では終盤まで0―0。試合中、手倉森監督は、MF大島に「(球際を)激しくいけ」と指示した。その言葉に触発されたように大島は後半43分、ペナルティーエリア内で相手を倒し、与えたPKを決められ敗れた。「あれは失敗だった」。だからこそ、リベンジを果たしたかった。ロンドン五輪でも3位決定戦で敗れた世代の垣根を越えた永遠のライバル。「五輪出場を決めて日本は祝賀ムードだが、勝つと負けるとでは(そのムードが)一変する重要な一戦」。その決意には並々ならぬものがあった。

今遠征では副将のDF岩波が日本で国旗を購入し持ち込んだ。そこに監督以下、選手23人全員がこの大会前に思いを書き込んだ。手倉森監督は中心の日の丸部分に「日本を世界へ 世界の日本へ 大和魂」と書き込んだ。この日もその国旗をロッカールームに持ち込んで臨んでいた。手倉森ジャパン27試合目にして、初の逆転勝ち。五輪予選では92年以来、34戦不敗だった韓国を破り、頂点に立った。指揮官を3度胴上げしたイレブン。リオでは黄金色のメダルを目指す。

▼手倉森監督 2点取られて開き直って仕掛けるしかないと。勝つことになっていたのかな、という気持ちです。2―0で勝つつもりだったので相当、プランは崩れたんですけどね…。胴上げ?2点取られてムカついていたのですっきりしました(笑い)。鍛え上げて安心して見られるような、世界が届くところまで上げていきたい。日本をサッカーで明るくしたい!女子(なでしこジャパン)も頑張ってください!

▼FW浅野 やっとゴールが取れました。ここまでゴールを取れなくてチームを苦しめていたので、大舞台でチームに貢献できて良かった。日本の皆さんを待たせていたのでここで(ゴールパフォーマンスの)ジャガーポーズをできたのは良かった。家族にも良い報告ができます。』
(スポニチアネックス)




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2016年01月30日(土) 記事No.1715


天皇皇后両陛下がフィリピンから帰国された。

太平洋戦争では、膨大な犠牲者を出し、反日的だった国が次第に、親日的になり、今回の訪問でそれが決定的になった。

外交上の成果というようなレベルではなく、国民と国民の感情レベルの結びつきを実現された。
戦争を避け、平和を希求される態度を世界に示された両陛下の存在は、世界の日本への信頼度の基になっている。


『天皇陛下「日本人が決して忘れてはならない」 フィリピン人戦没者に祈り

朝日新聞デジタル  |  執筆者: マニラ=島康彦、伊藤和也
投稿日: 20160128 0814 JST 更新: 20160128 0838 JST

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両陛下、無名戦士の墓で2分間拝礼 フィリピン側の慰霊

フィリピンを訪問中の天皇、皇后両陛下は27日、先の大戦で亡くなった現地の人たちをまつる「無名戦士の墓」を訪れた。かねて現地での慰霊を望んでいた両陛下にとって、念願かなった訪問。碑に向かい、2分近くにわたり頭を下げた。

フィリピンは太平洋戦争で日米の戦場となり、111万人とも言われるフィリピン人が犠牲になった。天皇陛下は皇太子時代の1962年に初めて訪れた際、訪問前に夜を徹してフィリピンの歴史を学び、現地で犠牲者の遺族と交流した経験がある。

「先の大戦においては、日米間の熾烈(しれつ)な戦闘が貴国の国内で行われ、この戦いにより、多くの貴国民の命が失われました」。昨年6月、来日したアキノ大統領を迎えた晩餐(ばんさん)会で、天皇陛下はそう言及し、「私ども日本人が深い痛恨の心と共に、長く忘れてはならないこと」と語った。54年前の訪問から心を寄せ続けた思いを口にした場面だった。

宮内庁幹部によると、今回の訪問が決まった際、フィリピン側戦没者の慰霊を日程に加えるよう希望したのは両陛下だったという。こうした意向を踏まえ、日本側の慰霊碑を訪れる前に、無名戦士の墓での拝礼が設定された。
20161272225分)』(朝日新聞デジタル)



皇太子時代から54年ぶりフィリピン訪問され、温かい言葉に胸を打たれた、フィリピンの国民は両陛下を心より歓迎してくれた。

両陛下、高齢にもかかわらず、精力的に親善に努められた。5日間の日程は、若いものでも疲れる仕事であるにもかかわらず。

・フィリピン側戦没者の慰霊
・アキノ大統領との晩餐会
・フィリピン残留2世と面会
・比島戦没者の碑に供花

と体力の限り、フィリピンと日本の親善のために努めていただいた。

感謝と尊敬を申し上げる他はない。




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2016年01月30日(土) 記事No.1716

2016/01/30(土)旧暦: 1221日 祝日・節気: 日出:643分 日没:1705分 月出:2254分 月没:956分 月齢:20.06 干支:辛亥 六曜:友引 九星:三碧木星

今日の季語: 山眠る

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(山と犬と挽肉と
http://kitasennju-yamabu.hatenablog.com/entry/2015/08/26/031847
より転載)



『山眠る: 眠る山
三冬
冬山を擬人化したもの。中国の山水画伯、郭煕の画論の次の言葉「冬山惨淡として眠るがごとく」が、この季語の原点。春は「山笑ふ」夏「山滴る」秋「山粧ふ」、季節に応じて使い分けのできる重宝な季語。』
(季語と歳時記)


山眠るの俳句:



・渓の音残し黒部の山眠る  遠藤和彦



・山眠る星の投網を打つごとく  神蔵器



・故郷はや雪を帽子に山眠る  寺田きよし




山の景色は、千変万化する。
四季の移ろいにより笑い、滴り、装い、眠る。
春の新緑、秋の錦なす紅葉。
目に鮮やかに蘇る。

冬は眠る。
眠る山は、静かだ。
静かだが恐ろしい。
山も遠くから眺めている方が安全だ。
下手に近づいたりすると、怒り出すこともある。

この雪で倒れた樹木が道路を塞ぎ、孤立状態となっていた長野県松本市入山辺の温泉では、120人の観光客が孤立した。美ヶ原高原や清水高原でも孤立状態になったそうだ。




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2016年01月29日(金) 記事No.1717

2016/01/29(金)旧暦: 1220日 祝日・節気: 日出:643分 日没:1704分 月出:2200分 月没:925分 月齢:19.06 干支:庚戌 六曜:先勝 九星:二黒土星

今日の季語:

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(九条ねぎ
ナカハラのタネ
http://www.nakahara-seed.co.jp/syo.cgi?cate=%E8%91%B1%EF%BC%88%E3%81%AD%E3%81%8E%EF%BC%89&item=7057
より転載)


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(下仁田ねぎ
ケ・セラ・セラ
http://runslowly.exblog.jp/20040393
より転載)


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(カメラ片手に野の花散歩。
http://blogs.yahoo.co.jp/hana_shono22/42578184.html
より転載)



『ネギ(葱、Welsh onion、学名 Allium fistulosum)は、原産地を中国西部・中央アジアとする植物で、日本では食用などに栽培される。クロンキスト体系ではユリ科とされていたが、APG植物分類体系ではヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属に分類される。
英語では Welsh Onion(Spring Onionとも) と呼ばれるが、本種はウェールズ原産ではなく、ウェールズ料理で特に一般的に使われることもない。ウェールズで一般的な類似のネギ属の野菜で、国章にもなっているのは、リーキ A. ampeloprasum である。この場合の"Welsh"はドイツ語の"welsch"に由来し「外国の」という意味である[2]

概要
古名では、「冬葱」・「比止毛之」・「祢木」とされ、「き(紀)」ともいう。別名の「ひともじぐさ」は「き」の一文字で表されるからとも、枝分れした形が「人」の字に似ているからとも言う。ネギの花は坊主頭や擬宝珠を連想させるため「葱坊主」(ねぎぼうず)や「擬宝珠」(ぎぼし)と呼ばれる。「擬宝珠」は別科別属の植物「ギボウシ(ギボシ)」も表す。萌葱色は葱の若芽のような黄色を帯びた緑色のことである。
日本では古くから味噌汁、冷奴、蕎麦、うどんなどの薬味として用いられる他、鍋料理に欠かせない食材のひとつ。硫化アリルを成分とする特有の辛味と匂いを持つ。匂いが強いことから「葷」の一つ「禁葷食」ともされる。料理の脇役として扱われることが一般的だが、葉ネギはねぎ焼き、根深ネギはスープなどで主食材としても扱われる。ネギの茎は下にある根から上1cmまでで、そこから上全部は葉になる。よって食材に用いられる白い部分も青い部分も全て葉の部分である。
単に「ネギ」と言うと「根深ネギ」を差し、成長とともに土を盛上げて陽に当てないようにして作った風味が強く太い根深ネギ(長葱・白ネギ)を差し、他は「ワケギ」「アサツキ」「万能ネギ」「九条ネギ」などの固有名で呼んで区別をする。西日本では陽に当てて作った細い葉ネギを単に「ネギ」と言い、根深ネギは「白ネギ」、「ネブカ」などと呼ぶ場合もある。
他の野菜と比較して塩害に強いとされており、2002年に台風21号が関東地方に上陸後、九十九里浜周辺の畑では塩害によって野菜や街路樹が枯れたのに対し、ネギだけは枯れずに残っていた逸話がある[3]JA山武郡市ではこれをヒントに海水をかけて栽培した「九十九里 海っ子ねぎ」を販売している[4]
...』(Wikipedia)



葱の俳句:



・他京して京の味知る九條葱  岩崎憲二



・茶の垣に囲はれ九条葱太る  山本耀子



・落ちてゐし下仁田葱の太りやう  西畑敦子



・旅果つる下仁田葱の甘さかな  田村玲子



・曳売りの朝深谷の葱の艷  田村すゝむ



・深谷葱香るを束ね囲ひけり  関まさを




葱は葉葱と白葱に大別され、地域性がある野菜だ。
地方には個性的な葱があるそうだ。

中でも有名なブランド葱は、九条葱(京都)、下仁田葱(群馬)、深谷葱(埼玉)だが、隠れた地方名産の葱は他にもあるはずだ。

俳句の世界でも、葱一般ではなく地方名を入れた葱を愛情を持って詠んでいる。

下仁田葱は、群馬の下仁田でしか育たない葱だそうだ。
ずんぐりとした姿だが、太く白い葱を焼くと甘く美味しいそうだ。
まだ食べたことがないはずだが、焼きに拘ったものを肴に飲んでみたい。




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2016年01月28日(木) 記事No.1718

2016/01/28(木)旧暦: 1219日 祝日・節気: 日出:644分 日没:1703分 月出:2106分 月没:853分 月齢:18.06 干支:己酉 六曜:赤口 九星:一白水星

今日の季語:

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(築地太田
http://www.tsukiji-ohta.jp/article/13620465.html
より転載)



『タラ(鱈、大口魚、鰔)は、タラ目タラ科のうちタラ亜科に所属する魚類の総称。北半球の寒冷な海に分布する肉食性の底生魚で、重要な水産資源となる魚を多く含む[1]
日本近海では北日本沿岸にマダラ・スケトウダラ・コマイの33種が分布する[1]。単に「タラ」と呼んだ場合はマダラ(Gadus macrocephalus)を指すことが多い。

生態
温帯に分布するものや汽水域に入るものもいるが、ほとんどの種類は寒帯・亜寒帯の冷たい海に分布する海水魚である。
海底の近くで生活する底生魚で、水深200m以深で暮らすいわゆる深海魚が多いが、季節によって生息深度を変える種類もいる。大きな群れを形成し、大規模な回遊を行うものもある[2]。背中側の体色は灰色や褐色で、水底に紛れる保護色となる。
食性は肉食性で、多毛類・貝類・頭足類などの無脊椎動物や他の魚類を捕食する。
産卵は冬期から早春にかけて行われる。卵は沈性卵で、砂泥の海底に産卵される。タラ類の一度の産卵数は数十万から数百万個に及び、魚類の中でも多産の部類である。親魚による卵や仔魚の保護はみられず、生残率は非常に低いと考えられる。

人間との関わり
利用
タラ亜科はほとんどの種類が重要な水産資源として利用され、底引き網・延縄・釣りなどで漁獲される。
身は脂肪が少なく柔らかい白身で、鱈ちりなどの鍋料理や、棒鱈などの干物、フィッシュ・アンド・チップスのような揚げ物、バカラオなどの塩蔵品、かまぼこおよび魚肉ソーセージなどの練製品として利用される。肝臓からは肝油を採取するほか、オイル漬けにしたものはコッドレバーとして缶詰にされる。また、スケトウダラの卵巣(たらこ)、マダラの精巣(白子)、胃(韓国料理の食材チャンジャ)、舌(ノルウェー料理の食材。ムニエルにして食す)なども食材として用いられる。

文化
漢字では身が雪のように白いことから「鱈」と書くが、これは和製漢字である。日本では古くから、大きな口を開けて他の生物を捕食することから「大口魚」と呼ばれていた。この和製漢字(国字)は、中国でも一般的に用いられている。なお、福建省の客家語では「大口魚」はハスを意味する。
非常に貪欲なことから、腹いっぱい食べるという意味の副詞「たらふく(鱈腹)」の語源となったといわれている。一方で、「たらふく」の語源は「足(た)らい脹(ふく)くるる」すなわち「満足して(腹が)脹れる」に由来し、「鱈腹」は当て字とする説もある。タラを解剖すると少なからぬ胃潰瘍の病巣が認められ、これがこの過食によるものだとする説がある。この話は魚類学者末広恭雄のエッセイにも書かれ、広く知られることとなった[要出典]
...』



鱈の俳句:



・波の穂に現るる国後島鱈を干す 山本雅子



・朝市の雪に並べて鱈を売る 山田静穂



・品書の鱈といふ字のうつくしや 片山由美子



・麦飯に干鱈たふとき侘居かな  中勘助



・男なんざあ女なんざあ干鱈裂く 熊谷愛子




写真の鱈は、鱈腹食べているのではなく、腹が膨らんでいるのは、腹に鱈子がいっぱいだからだそうだ。

寒い夜は、鍋物が一番。
鱈は淡白な味で鍋の種には使いやすい。
中からあたたまる鍋を肴なら、燗酒でなくともお酒はすすむ。

鱈という字は、身が雪のように白いところから来た日本生まれの漢字だそうだ。
片山が言うように、鱈の白と雪の白が重なりあってうつくしい。

鱈から離れてしまうが、中勘助と熊谷の句の対比が面白かった。
毎度のことだが、心のままに詠む句には、本当のことがあらわれる。
麦飯と棒鱈の暮らしは端然として好ましいが和火しいのがどうもいただけない。最後まで泰然と行きたい。

それに比べ、熊谷の伝法ぶりはどうだ。啖呵の切り様はどうだ。
言うだけじゃあない。その手で鱈を引き裂いているのだ。
その女の気迫、実行力、畏るべし。





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2016年01月27日(水) 記事No.1719

2016/01/27(水)旧暦: 1218日 祝日・節気: 日出:645分 日没:1702分 月出:2011分 月没:820分 月齢:17.06 干支:戊申 六曜:大安 九星:九紫火星

今日の季語: 福寿草

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(庭仕事ときどき読書 ― はるかの庭
http://urara-y.at.webry.info/201102/article_9.html
より転載)


『福寿草(ふくじゅそう、ふくじゆさう) 新年
子季語: 元日草
解説: 福寿草は、花のこがね色とその名がめでたいことから新年の花とされる。元日草ともいわれるように、古くから元日に咲くように栽培されてきた。
来歴:  『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
実証的見解:キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草で丈は十センチほど。観賞用に栽培されるほか日本各地に広く分布する。花は黄色で、人参に似た葉を持つ。花期は二月から四月。』
(季語と歳時記)



福寿草の俳句:



・ちちははに恋の昔や福寿草  山田暢子



・ふるさとに居れば娘や福寿草  高倉和子



・子はとみに言葉ふえゆく福寿草  伊東恵美子




福寿草の花言葉は、「幸せを招く」、「永久の幸福」、「悲しき思い出」だそうだ。
前の2つは名前通りで理解できるが、3つ目は名前らしくない。

キンポウゲ科フクジュソウ属は、洋名ではAdonisである。Adonisは、ギリシア神話で猪に殺された美少年アドニスの名前に由来するそうで、死んでしまったアドニスの悲しい思い出だ。

和名の福寿草は、名前の通り幸福と長寿を意味している。
山田も高倉も伊藤も愛情一杯に育てられ、子殿の成長を日々願っている母親として生きている。
そのような、良い思い出に満たされている人には、福寿草はお似合いの花だ。




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2016年01月27日(水) 記事No.1720


過去3戦全敗の相手のイラクとの準決勝。
綺麗なシュートで先制したが、追いつかれた。
後半戦も試合は拮抗、どちらが点を入れても良い状況が続いた。

時計は90分を過ぎ、3分のアディショナルタイムに入り、もう延長戦になると思われた時、劇画が始まった。

日本が最後のチャンス、シュートは枠を捉えた。
イラクのGKがパンチしてセーブ、延長戦と思われた。
その時、弾かれたボールに詰め寄った原川がミドルシュート。
ボールは狙いすまされた起動を飛び、GKの右横、ゴール隅に吸い込まれた。
日本の劇的勝利のシナリオが書かれていた。

弱いと言われてきたU23だが、日替わりでスターが登場し、ゴール前の細かいパス回しだけではなく、ミドルシュートで決めることができ、1点目のカウンター攻撃も出来るチームになっていた。むしろ、日本代表より決定力があった。


『<サッカーU23>日本が五輪出場 6大会連続10度目
毎日新聞 127()035分配信

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【日本-イラク】試合終了間際に勝ち越しゴールを決めた原川(手前左から2人目)に抱きついて喜ぶ日本の選手たち=カタール・ドーハで2016年1月26日、山本晋撮影』
(
毎日新聞
)



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2016年01月26日(火) 記事No.1721


Lamento Boliviano
ZIN60に収録されている。
ZUMBA
で採用されている曲は、アルゼンチンのロックバンドEnanitos VerdesBachataバージョンが原曲になっている。

オフィシャルビデオがyotubeに登録されているので、聴いてみよう。
グループの演奏と意味ありげな心と肉体の心象風景が交錯する奇妙で怪しい世界だ。

Enanitos Verdes - Lamento Boliviano (video oficial)

https://youtu.be/khbDnLqe_Wk


このバージョンは、1994年に発表され、南米で大ヒットした。

何かを暗示しているような動画の世界を見ると、歌の歌詞が知りたくなる。
探してみると、ヒット曲なので歌詞は見つかった。


<歌詞>

 'LAMENTO BOLIVIANO'

Me quieren agitar
Me incitan a gritar
Soy como una roca
Palabras no me tocan
Adentro hay un volcán
Que pronto va a estallar
Yo quiero estar tranquilo

Es mi situación
Una desolación
Soy como un lamento
Lamento boliviano
Que un día empezó
Y no va a terminar
Y a nadie hace daño

Y yo estoy aquí
Borracho y loco
Y mi corazón idiota
Siempre brillará
Y yo te amaré
Te amaré por siempre
Nena, no te peines en la cama
Que los viajantes se van a atrasar

Y hoy estoy aquí
Borracho y loco
Y mi corazón idiota
Siempre brillará
Y yo te amaré
Te amaré por siempre
Nena, no te peines en la cama
Que los viajantes se van a atrasar

Y yo estoy aquí
Borracho y loco
Y mi corazón idiota
Siempre brillará
Y yo te amaré
Te amaré por siempre
Nena, no te peines en la cama
Que los viajantes se van a atrasar



動画の暗示を解くために和訳を考えてみた。
だが、歌詞も抽象的で暗示的で、スッキリとは晴れ渡らない。

<和訳もどき>

 'LAMENTO BOLIVIANO'
ボリビアの悲しみ

Me quieren agitar
Me incitan a gritar
Soy como una roca
Palabras no me tocan
Adentro hay un volcán
Que pronto va a estallar
Yo quiero estar tranquilo

みんな僕を煽り立てるんだ
みんな僕を叫ばせようとする
僕は一つの石ころ
言葉は僕には届かない
内部には一つの火山がある
それは今にも噴火するさ
僕は静かにしたいんだ


Es mi situación
Una desolación
Soy como un lamento
Lamento boliviano
Que un día empezó
Y no va a terminar
Y a nadie hace daño


これが僕の状況さ
心の痛み
僕は嘆きのようだ
ボリビアの悲しみ
ある日が始まる
けど、それは終わらない
けど、それは誰も傷つけたりしない


Y yo estoy aquí
Borracho y loco
Y mi corazón idiota
Siempre brillará
Y yo te amaré
Te amaré por siempre
Nena, no te peines en la cama
Que los viajantes se van a atrasar

僕はここにいる
酔っ払って、狂って
僕の馬鹿な心は
いつも晴れ渡っているさ
だから君を愛するつもりさ
永久に君を愛するよ
可愛い君、ベッドで髪はとかさないでね
旅人たちが遅れそうだから


Y hoy estoy aquí
Borracho y loco
Y mi corazón idiota
Siempre brillará
Y yo te amaré
Te amaré por siempre
Nena, no te peines en la cama
Que los viajantes se van a atrasar

僕はここにいる
酔っ払って、狂って
僕の馬鹿な心は
いつも晴れ渡っているさ
だから君を愛するつもりさ
永久に君を愛するよ
可愛い君、ベッドで髪はとかさないでね
旅人たちが遅れそうだから


Y yo estoy aquí
Borracho y loco
Y mi corazón idiota
Siempre brillará
Y yo te amaré
Te amaré por siempre
Nena, no te peines en la cama
Que los viajantes se van a atrasar

僕はここにいる
酔っ払って、狂って
僕の馬鹿な心は
いつも晴れ渡っているさ
だから君を愛するつもりさ
永久に君を愛するよ
可愛い君、ベッドで髪はとかさないでね
旅人たちが遅れそうだから



ロックなのだが、メロディアスで心に訴えかける曲なので、世界のZUMBAスタジオで取り上げられている。

そのうちの一つ、イギリスのグラスゴーのスタジオのZUMBAスタジオを見てみよう。

Lamento Boliviano - Zumba Fitness Glasgow with Agnuela

https://youtu.be/jFm2cmdWVK8



Enanitos Verdes
Lamento Bolivianoは、実はカバー曲。
元の原曲は、アルゼンチンのロックバンドALCOHOL ETILICOが、1986年に発表している。

Enanitos Verdes
が、1994年にカバーし、南米で大ヒットさせたが、2007年には、スペインのDani Mataがカバーし、スペインでもヒットさせた。
その他のミュージシャンもカバーしている人気曲になっている。

最後に、ALCOHOL ETILICOのライブとDani Mataバージョンを聴いてみよう。


ALCOHOL ETILICO Lamento Boliviano

https://youtu.be/2ny2ulsFQtE




Dani Mata - Lamento Boliviano

https://youtu.be/h2M0Ft0Ntgc



【データ】

Lamento boliviano
Wikipedia
https://es.wikipedia.org/wiki/Lamento_boliviano



Enanitos Verdes
Wikipedia
https://es.wikipedia.org/wiki/Enanitos_Verdes

アルゼンチンのメンドーサ出身。
ジャンルは、ロック。
活動期間 1979 89 1992 現在
レーベル ソニー・ミュージック、EMIミュージック、ユバーサルミュージック



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2016年01月26日(火) 記事No.1722

2016/01/26(火)旧暦: 1217日 祝日・節気: 日出:645分 日没:1701分 月出:1915分 月没:745分 月齢:16.06 干支:丁未 六曜:仏滅 九星:八白土星

今日の季語: 蕪

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(シチューブログ
http://www.recipe-blog.jp/special/stew/lesson/2008/10/post-2.html
より転載)


『カブ(蕪)はアブラナ科アブラナ属の越年草。代表的な野菜(根菜類)の一つで、別名はカブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)など数多い。

「カブ」の語源は諸説あり、頭を意味する「かぶり」、根を意味する「株」、またはカブラの女房詞である「オカブ」からとされている。

江戸時代は漢語で蕪菁(ブセイ、wuqing)、蔓菁(マンセイ、manqing)、扁蘿蔔(ヘンラフク、bianluobo)などと呼ばれていた。

概要
カブは世界中で栽培されているが、分類上はアフガニスタン原産のアジア系と、中近東から地中海沿岸原産のヨーロッパ系との2変種に分かれる。原産地についてはヨーロッパもしくは中央アジア起源の一元説や二元説がある[1]

歴史は古く、中国では詩経に記載され、ヨーロッパ系も古代ギリシャの史料にみられる。ただし、ヨーロッパで広く普及したのは16世紀からで、飼料用途が多かった。 東ヨーロッパなど寒冷な地では冬場の貴重な食料源や救荒植物として活用された[1]

日本では、古事記の「吉備の菘菜(あおな)」がカブのことと見られるほか、日本書紀に持統天皇が栽培を推奨したと記されている。京野菜など西日本で見られる中国伝来のアジア系とともに、東日本でヨーロッパ系(野沢菜など関連する変種も含む)が在来種として確認され、シベリア経由と見られている。

肥大した球形の根を可食部として利用するが、この部分は発生学上胚軸と呼ばれる部位で、本当の根はその下に伸びたひげ状の部位に相当し、通常は食用とせずに切り捨てる。漬物用(日野菜)や薬味用(遠野蕪)などではこの胚軸が大根のように長く伸びる。一方で野沢菜はここがほとんど肥大しない。 胚軸及び根は多くの場合白色だが、赤色で赤蕪と呼ばれるものもあり、東日本に多いとされる一方、「黄河紅丸」など、最近中国から導入された品種もある。

根の部分の栄養素はダイコンとほぼ同じである。葉にはカロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれている。アブラナ科に共通する苦味や辛味はあるが、カブはなかでも甘味が強く、寒い時期ほど甘味は強まる[2]
』(Wikipedia



蕪の俳句:



・京舞に酔うて箸置く蕪蒸し  田島勝彦



・さ緑の葉の香り立つ蕪汁  上月智子



・加賀ことばのすすめ上手や蕪鮓  藤見佳楠子



・しみじみ食ぶ妻の好みし蕪鮨  大橋晄



・遠来の子の来る夜さの蕪蒸  塩見英子




蕪は春の七草にも入っており、古より食料として重宝されてきた。七草での名前は、菘(すずな)になっている。
間違えやすい蘿蔔(すずしろ)は大根である。

親が蕪を使わなかったためか、子供の頃あまり食べた記憶が無い。そのためか、蕪は親しい野菜と言えず、長じても関係はあまり変わらなかった。

蕪の食感が、歯応えがなくて、ぐにゃっとした感じで、歯切れがよくない。だから大根の方が親しみを感じた。

ある時、蕪の千枚漬けを食べた時、蕪の特性が解った。
その千枚漬けは、薄くスライスされ、昆布の味わいで甘酢に漬けられていた。
やわらかな舌触りと甘酢のさっぱりした味わいと昆布の旨味がふんわりと余韻が残り、美味しいものだった。
柔らかいが故になめらかな舌触りと柔らかい歯ざわりが上品さを感じさせる。
その後も、注意しているとクリームシチューや味噌汁の具になった時、その特性が好ましい物に変わっていた。

今では、美味しそうな千枚漬けに出会ったら、買うようになっている。

俳句の世界でも、蕪は京の都や加賀の国など伝統的な、柔らかさを好む土地柄では愛されていることが読み取れる。
また、妻の手料理やお袋の味に登場する蕪は、それを食べ続けた夫や子には、置き換えることのできない唯一無二の野菜になるようだ。
それも、蕪の持つ柔らかな優しさが背景となっているに違いない。




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