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  • 2012年01月 の記事一覧

2012年01月31日(火) 記事No.4451


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日目の始まりは、朝食から。
昨日の夜は、重かったので今朝は軽めに豆腐料理からスタートだ。

とうふの比嘉は、石垣市だが港からは少し離れた郊外にある。昨日、川平湾から港に戻る時に通った道の近くだ。

道路の右側にとうふの比嘉の小さな立て看板があった。気をつけていないと見落としてしまうおそれがある。

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道路を右に入ると未舗装の道が、バナナのような木が延々と続いている横を走っている。道は未舗装のため、雨が溜まった水たまりができており、車の両輪が右左と水たまりに入り込む度に、身体が大きく揺れる。
ロデオをやっているような気分だ。

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遠くから見るとバナナの木に見えるが、近くによると平たい形状で団扇のようだ。

暫くロデオが続き、こんな所に店があるのだろうかと思い始めた頃、左側にとうふの比嘉があった。

奥の方に店があり、手前は広い駐車場になっている。
まだ、朝早いのか車は一台も止まっていない。

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入り口の右には本物の島バナナにの樹があった。

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見上げると、島バナナがたわわに実っていた。

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営業中の立て看板があり、安心だ。
兎に角、石垣島の場合は行ってみないとわからないことだ多い。

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店の前に昔使っていた豆挽き臼が展示されている。

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店の左の方は別棟があり、テラスのようになっている。
大きな赤い看板があり、テラスの方は暑さに強い方の指示がある。
意味がよくわからないが、恐らく真夏の時、テラスは冷房がないよとのことだろう。

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入り口を入ると、正面はテーブル席、右側は小上がり。
食堂の形式になっている。

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広い空間ではないが、小奇麗な店だ。
個室はなく、大きな部屋もないので、こちらでは団体は無理なようだ。テラスのある棟は判らない。

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メニューは、壁にぶら下げられた、木札に書かれている。

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付け合せは全品100円。

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壁に貼ってある宣伝ポスター。

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島豆腐作り体験もできる。
3980
円は高めの料金だ、一家4人だと15000円を超えてしまう。

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注文したゆし豆腐セット(大)450+野菜炒めのつけ合わせ。

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ゆし豆腐は、汁は味が付けられていないが、豆腐の甘さを少し感じる。
ゆし豆腐は、フワフワとした食感で殆ど味がない。島豆腐のコクや豆の香りがもう少しあるかと思ったが、意外に無い。
サッパリとしたものだ。

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野菜炒め。石垣はんぺん、玉ねぎ、キャベツ、マーミナ、刻みネギ。

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豆乳。甘味・コクはなく、サッパリとした味わい。

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御飯には、卵ふりかけがかけられている。


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ゆし豆腐セット(小)350+アーサーのつけ合わせ。

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アーサーは、沖縄そばにも、おつゆにも、何にでもよく合う。

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ゆし豆腐は、サッパリとしたものなので。
テーブルには、お好みで加える調味料が置いてある。
左から、コーレグースー(島とうがらしの泡盛漬け)、食塩、味噌、醤油、一味唐辛子

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フタ付きの器を開けてみると、カニ味噌みたいな色をしたものが入っている。
食べてみると味噌だった。赤味噌でも白味噌でもない独特の味。ぼんやりと捉えどころの無い味だ。

ゆし豆腐は、酔っぱらいの朝食と言われる。
飲み過ぎた次の朝には、ゆし豆腐が良いと言われている。
サッパリとして、食べたか食べていないかよくわからないような存在感の希薄さが、また飲めそうな気持ちにさせる食べ物のようだ。


【データ】
とうふの比嘉 (とうふのひが)
TEL
  0980-82-4806
住所:  沖縄県石垣市字石垣
570
営業時間:6:30
15:00
朝食営業、ランチ営業

定休日: 日曜日
駐車場: 有




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2012年01月31日(火) 記事No.4452


朝食を済ませて、今日の最初の目的である八重泉酒造の見学に向かった。

石垣の酒造所の中では、八重泉と請福は本土の量販店でも売られているメジャーな酒造所だ。

八重泉酒造は、比嘉豆腐から遠くない石垣市の郊外にあった。
赤土に水たまりがある農道のような道を行くと広い敷地に酒造所があった。

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左に有限会社八重泉酒造の門札を見ながら中に入ると、広い敷地の奥に建物が見える。

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中に入ると広い敷地があり、駐車場として利用できるので車でのアクセルは良い。
奥の方に観光バスが止まっているので団体様御用達だ。

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車を降りて、建物に向かうとハイビスカスが咲いていた。

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兎に角去年から今年にかけて、沖縄に花は少なかった。
こうして大きなハイビスカスが咲いているとホッとする。


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建物の1階は、事務所兼展示場になっている。
見学者は、階段を上がった2階の見学と製品の即売場に案内される。

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2階のデッキからは、郊外の風景が見える。
この辺りはまだ市街地化が始まったばかりの土地のようで、余裕がある。

中に入ると、真ん中にモニターと椅子が有る。
直ぐ右は、ハブ酒・古酒の展示場。
その奥が試飲コーナー、一番奥が八重泉の即売コーナーとなっている。

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見学は、酒造施設に入る見学ではなく、DVDによる見学だった。
泡盛の酒造工程を解説する一般見学者向けの内容だ。
左側に立入禁止のドアがあり、その奥は製造工場かどうか係員に尋ねると、開けて良いというので入ってみると出荷場であった。実際の製造場内を見学することは出来なかった。


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ハブ酒のコーナーには、沢山のボトルが展示されている。

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八重泉は、早くからハブ酒の製造を行なってきた歴史があるそうだ。

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古酒コーナー。

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以前にイベント用に作られたものが熟成して、古酒になっている。
一般市場では手にはいらないので、工場見学者の特典になる。



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2012年01月31日(火) 記事No.4453


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船の模型の試飲コーナー。
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試飲して気に入ったものを即売場で購入できる。
車なので試飲はできないのが残念だ。

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各種酒器の展示。
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作家のぐい呑み等の展示。
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蘭引の展示。
コレクションの一部のみの展示なのか展示物は多くはない。

観光バスで見学に来ていた団体さんは、多くの人が八重泉の紙袋を下げて階段を降りてきた。
此処の見学は、ビデオによる見学であり一般的なもので、観光客に焦点を当てたものだ。

製造の機械化をすすめる一方、八重山の特徴である直火蒸留にこだわっている造りを目で見てみたかったが、出来なかったのは残念だ。


【データ】
以下泡盛百科より転載。

有限会社八重泉
組合名: 八重山酒造組合
住所: 沖縄県石垣市石垣1834
電話: 0980-83-8000
FAX
0980-82-3791
創業年: 1955
ホームページ: http://www.yaesen.com

施設見学: 見学時間:9:00-16:00見学所要時間:20分定休日:日曜日留意点:ビデオによる説明となります
 
施設: 製造工場、貯蔵庫、ギャラリー・博物館、販売店、試飲コーナー
お取り寄せ:

<理念>
「よい酒はよい環境から生まれる」という考えのもとに、1991年石垣市街地から竹富島や小浜島などの島々を見渡す小高い丘に移転し、八重山の豊かで美しい自然や気候風土と共に琉球泡盛を生み出してきました。風通しが良く、泡盛造りには絶好の恵まれた環境の中で「滴滴在心(一滴一滴に真心をこめて丁寧に造りあげる)」を合言葉に伝統の製法を守り続けています。

<こだわり>
徹底した美味追求のため、近代的な機械を積極的に導入しコンピューターによる品質管理を行う一方で、八重山に残る伝統的な直火式地釜蒸留にこだわるなど、それぞれの製法を活かす酒造りを心掛けています。それゆえ伝承の味「八重泉」をはじめ八重山の海に眠る宝珠のような「黒真珠」、かぐわしい樽香が漂う「八重泉樽貯蔵」など、銘柄それぞれの味わいには独特の個性があります。「ちゃーが、生まりとーみ(どうだ、生まれているか)」と呼びかけながら大切に醸された一滴一滴は、県内外を問わず多くの泡盛ファンに愛されています。


<主な受賞歴>
2004
年食品衛生優良施設厚生労働大臣表彰 / 泡盛鑑評会:2003年県知事賞、200420062008
年優等賞受賞





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2012年01月31日(火) 記事No.4454

2012/1/31() 旧暦:19 祝日・節気:上弦 日出:642 日没:1706 月出:1036 月没:---- 月齢:7.81 干支:辛卯 六曜: 先負 九星:一白水星

今日の季語: 冬苺

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(土佐のおんちゃんの田舎暮らし奮闘記 より転載)


『フユイチゴ(冬苺、Rubus buergeri)は、バラ科キイチゴ属の常緑匍匐性の小低木である[2]

特徴
つる植物のように匍匐して地表を這い、高さはせいぜい30 cm
葉は丸っこく、浅く3裂する。葉表は緑色かやや褐色がかった緑でツヤがあり、縁には細かい鋸歯がある。裏面には細かい毛がある。葉は互生する[3]
花期は9月から10月で、葉腋から花茎を出し、穂状に数花をつける。晩秋から一ヶ月かけて赤い果実がなり、11月から1月のころに熟す[2]。いわゆる木苺の形で、食用となる。木苺としては旨い方である。多くの木苺類は夏に熟すが、フユイチゴは冬に熟することが和名の由来である[2]。別名は「カンイチゴ」[3]

分布
中国中南部・台湾・朝鮮半島南部[4]と日本の九州・四国・関東以西の本州に分布。森林の下生えに出る。林縁の道路ぞいなどに出現することも多い。山形県で危急種(絶滅危惧種?類・VU)に指定されている[5]
...』(Wikipedia


冬苺の俳句:

・おとうとは今も十八冬苺 水原春郎

・共白髪ついに叶わず冬苺 増田治子

・己が死後見ゆる日のあり冬苺 渡辺志水

・安穏の日々を怖るる冬苺 西村博子

・倦怠のきつかけとなる冬苺 新庄佳以


冬苺は、どうも今は亡き人を想わせる果実のようだ。
いつ死んだのかは、わからないが、18才の弟は今も変わることなく笑っている。

いつまでも一緒を当然のこととしていたのに、相方の突然の死。
冬苺がかなわぬ人を想わせる。

渡辺に至っては、冬苺にタイムマシンに乗せて貰って死後の自分まで想っている。

安穏も倦怠も、今を否定し、未来に過去に連れ去る冬苺だ。




(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2012年01月30日(月) 記事No.4455


今日からレンタカーを借りて、酒造所と観光スポット巡りだ。

石垣に来る前の天気予報では、昨日29日と最終日の21日が曇りで、大事な今日30日と明日は雲と傘マークだった。
時期的にやむを得ない天候だが、酒造所見学は雨でも構わないが、平久保崎だけは雨は止めて欲しかった。
朝目が覚めると、カーテンは明るかった。雨でなくてよかった。この天気なら、今日の北部巡りは何とかなりそうだ。

8:30にレンタカー会社がホテル前まで迎えに来てくれることになっている。
ホテル前のロビーで、レンタカー会社の車を待つ。
このホテルのロビーはオープンテラスになっている。台風の時だけ心配だが、それ以外は外の空気が快い。

ホテル前の道は幹線道路なので車の往来が多い。

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目の前の琉球銀行の店舗には千葉ロッテマリーンズの横断幕が掲げられている。
間も無く沖縄はプロ野球のキャンプの季節に入る。これだけ暖かければ、思い切って身体を動かすことができる。

この陽気なら、防寒コートやセーターはホテルにおいて長袖のTシャツ1枚で良い。雨風のためにウインドブレーカーを準備しているが、必要無いだろう。


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http://youtu.be/rdS02VQQp14


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沖縄は、鉄道がなかった時代が長かったので、バスに加えてレンタカーとか運転代行サービスが発達している。
読谷村での運転代行の使い勝手の良さは、本土では味わえ無い物だった。
石垣でも事情は同じだろう。昨日の竹富島のレンタサイクルのサービスも、店と竹富港の間の送迎付きだった。
今日利用するJネットレンタカーも店とホテルの間を送迎してくれるサービス付きなので、利用者としては便利だ。

レンタカーで北部巡りの開始だ。
今日は、最初に宮之鶴の仲間酒造所を訪問し、石垣島の東海岸を北上し、観光スポットを見ながら平久保崎灯台に行き、それから南下し、所々景色の良いところがあれば楽しみながら、川平湾に行き、近くの高嶺酒造所を見学する予定だ。

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東海岸に向かって走っていると、マックスバリューが目に入った。
石垣島は地元スーパーサンエーもあるが、マックスバリューのほうが店舗が多いようだ。

飲み物を買うために立ち寄る。ドライブに飲み物は必須だ。
店内を見ると、当然だが地元の商品も多い。
ポークの缶詰が安かったので買ってしまった。





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2012年01月30日(月) 記事No.4456


はじめに: 仲間酒造所は一般の工場見学を許可しておりません。この記事を読んで誤解して、突然酒造所に押しかけ、迷惑にならないようにお願いします。

今回の旅行の一番の目的は、石垣島にある6つの酒造所に訪問し、出来うる限りその泡盛が生まれる場を見ることだ。

石垣島には、酒造所が6場ある。
・宮之鶴の仲間酒造所
・白百合の池原酒造所
・玉の露の玉那覇酒造所
・於茂登の(有)高嶺酒造所
・八重泉の(有)八重泉酒造
・請福の請福酒造(有)
だが、見学は簡単なことではない。酒造所によっては、許可してくれないところがある。
石垣の酒造所も、先の3場は、見学不可としている。
後の3場は、見学可であり、むしろ観光客を前提としたショールームなどを用意している。

目的の仲間酒造所は、石垣市街からは少し離れた郊外にある。
東海岸に出る手前辺りになる。レンタカーのデータが古いのか、電話番号ではヒットしないので、地番を設定して到着したが、それらしき施設はない。
車で、住宅地の狭い道をクルクル回ったが見つからない。丁度前方から犬を連れて歩いてきたおばちゃんに訊ねることにした。
観光客とわかると、モードを標準語モードに切り替えて、説明してくれた。

どうも、東側の区画を回っていたようで、入ってきた道の西側に仲間酒造はあった。

幹線道路から左に曲がった角には、請福酒造の広い敷地の工場があるが、その裏の道を左に曲がればよかったのだが、ナビの指示通り右に曲がってしまったのが、クルクルの原因だった。

車でゆっくり走っていくと、右側の門柱に見たことのある宮之鶴の表札が目に入った。

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宮之鶴の4合瓶が組み込まれており、ネットではよく登場する表札だ。
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宮之鶴の名称の由来は、「酒造所のある地名「宮良」の宮の字と、「鶴は千年」といわれているように縁起のよい鶴と組み合わせ、宮良で造る酒として鶴のように永年成長発展していきたいという願いを込めて命名しました」とのことだ。

正面は赤瓦の住宅である。酒造所は住宅の左側、道路にそって塀があり道路から酒造所にも通じている。

【見学】
ご挨拶をすると、若い男性が出てこられた。
この方が、現在の宮之鶴の杜氏さんだった。
背が高くがっしりとした身体の上に知的な顔が乗っているカッコ良い人だ。

今日は仕込みの日ではなく、清掃の日とのことで、仕込み作業は見られないが、一通り場内に入り説明をしていただいた。

仲間酒造は生産量が、最も少ない方の一つだそうで、全て手作りで造っておられるとのことだ。

酒米は、砕米のタイ米を使用。
150kg
2を単位として300kgの仕込みを週2回仕込む。

洗米・浸漬も手作業だそうで、重労働である。
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日本酒でもそうだが、この工程は手間のかかるところなので、洗米機等の機械を導入している蔵が多い。現在では泡盛の酒造所でも回転ドラムを導入して、洗米・浸漬を行なっているところが多い。
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浸漬用の壺だと思われるが、清掃日なのでコメは入っていない。

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これが地釜である。

石垣の酒造所の特徴は、本島ではもう見られなくなった伝統的な地釜がまだ現役であることだ。
地釜の熱は蒸米と蒸溜の工程で使用される。本島では、蒸米は蒸米機、蒸溜は蒸留器が導入されている酒造所が多いが、石垣では伝統的な地釜の造りを見ることができる。

ステンレスの釜の上に煙突状のものがある。今は外されているが、ここに筒を繋いで蒸気を送ることになる。
蒸米の工程では、釜に水を入れて蒸気を甑の方に送り、米を蒸す。
蒸溜の工程では、釜に醪を入れ、アルコール分を蒸発させ、蒸気を水冷式の蒸留器の中に入れ、アルコール分を取りだす。

地釜は、酒造りの工程の主役であるといえる。

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米を蒸す甑。日本酒の場合は釜の上に甑を置く形が多いので甑は丸いが、ここの甑は箱型のものだ。

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清掃日なので外されているが、麹を作る麹棚である。
本島の酒造所では三角形の屋根をつけた温度調節可能な三角棚という製麹機を用いる事が多いが、ここでは手作業での麹造りである。

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蒸留器である。

清掃日なので水が張られていないが、かえって内部がよく見える。
加熱されたアルコール分を含んだ蒸気が水中の配管の中を通るうちに冷やされてアルコールが液体となり取り出される仕組みだ。
原理は簡単で、小型のものは陶器製の卓上型の蘭引と呼ばれる蒸留器が江戸時代から使われてきた。

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液化したアルコール成分が、とり出される出口。

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泡盛の原酒は、配管を通ってタンクに流れる。

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貯蔵はステンレスタンクである。




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2012年01月30日(月) 記事No.4457


発酵中の醪を見せていただいた。
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まだ仕込んで2,3日の醪。
活発に炭酸ガスを発している。


http://youtu.be/Rk9HrBZIWEc


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日にちが経つに連れて、醪の表面がなめらかになる。
麹が酵母により食べられてアルコールに変わるためだ。

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蒸溜直前の醪。
醪が溶けて液面が現れている。
これを地釜に入れて、加熱しアルコール分を蒸発させ、水槽の中の蛇管で冷やして泡盛の原酒を取り出すことになる。

見学を終えて、住宅の方に行って宮之鶴を分けていただくことにする。

玄関入り口に入ると蔵元夫人が発送作業中であった。
無理を言って写真を取らせていただいた。
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少しお話をお聞きした。
・出荷は、ほとんどが石垣島内、それも地元宮良地区が中心。
本島にもあまり出していない。本土には、殆ど出ていない。
・銘柄は、宮之鶴30度のみ。一般酒のみで古酒は造っていないとの事だった。

古酒が飲みたければ、自分で囲っておくより仕方ないですねと言うと、夫人は笑っておられた。
推測だが、製造量が限られているので、造るそばから売れてしまい、古酒に回す量が確保できないのだろう。

記憶では、2004年頃までは、宮之鶴の古酒40度が存在した。
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いい泡盛ができた時だけ、古酒に造られた限定品であり、今では供給がないため、オークションでは数万円の価格が付けられている幻の泡盛だ。

【感想】
(1)
見学できないと思っていた仲間酒造が見学できて、石垣島まで足を運んだ甲斐があった。
仲間酒造は、敢えて沢山造ろうとはせず、家族での生産量で地元の需要をまかなうことを第一の責任としていることが理解できた。
地元で愛される酒が本来の地酒である。日本酒でも泡盛でも地酒であることは大切なことだ。一過性の人気で生産量を増やしても、製造が続けられなければ、地元への供給責任が果たせなくなってしまう。
宮之鶴は、地元優先の、地酒で在り続けているので、足元のしっかりとした安心できる酒造所といえる。

(2)
本島では見られない直火の釜による造りが石垣ではまだ現役で生きている事を自分の眼で見ることができた。

(3)
仲間酒造は、正真正銘の手造り泡盛だった。
洗米から全て手作業で行われている酒造所は、今では片手くらいしか無いのではないかと思う。

(4)
驚いたのは、お年を召した杜氏さんが造っておられると勝手に想像していたが、実際は若い杜氏さんだったことだ。
お聞きすると27歳とのこと。若いがお話を伺うと知的な方であることがすぐ判った。
2回造っておられるが、その季節・気候・天気・酒米の状態・醪の状態により作り方を調整しておられるとのことだった。
若い人が造って、より経験を蓄積していけば、手造り泡盛宮之鶴の将来は明るいと安心した。




宮之鶴を2本手に下げて、玄関を出て門の方に向かうと、車の横に、犬がいた。
入ってくる時は、吠えなかったので気づかなかった。

見ると柴犬のようだ。
家で飼っていた我家の愛犬さくらに似ている。

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さくらを思い出して、足を止めてみていると、怪しい奴と思ったのか吠えそうになったが、カメラを構えて撮ると向こうを向いて、吠えようか尻尾を振ろうか迷ってるようだった。

犬の世界では、お尻を向けるのは親愛の仕草だそうだから、きっと仲良しとして認めてくれたのだろう。

宮良のさくら

http://youtu.be/hq5MKrzcohk

宮良のさくらちゃんに再会を約してお別れした。

門の方に向くと、ピンクと紫の花が咲いている。
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花の見送りを受けて、次の目的地玉取崎に向かう。


【仲間酒造所データ】
泡盛百科より転載。

酒造所名: 仲間酒造所
組合名:              八重山酒造組合
住所:    沖縄県石垣市字宮良956
電話:    0980-86-7047
FAX
    0980-86-7047
創業年:              1948
施設見学: 不可
施設:    製造工場、貯蔵庫、販売店、試飲コーナ
お取り寄せ:       不可

<酒造所の理念>
先代から引き継いだ、泡盛に対する思いや製造方法を大切に受け継ぎ伝えて行くことに徹底し、酒造りの行程は、ほぼ創業当時のまま。木製の蒸し機や直火釜の蒸留機は今でも現役で使用し、当時と違うのは衛生面への配慮からステンレス貯蔵を導入したという点のみです。

<酒造所のこだわり>
1948
年に創業してから、現在も家族だけで泡盛を生産し、銘柄は「宮之鶴」1種類のみ。地元の酒であるという思いからあえて多くの量は製造せず、伝統の製法をかたくなに守り続けているのが特徴です。これからも地域とのつながりを大切にし、家族の団結力で酒造りに取り組みます。よい酒ができた時のみ貯蔵して古酒を造りますが、市場ではめったにお目にかかることのない貴重なお酒になっている、というのが現状です。





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2012年01月30日(月) 記事No.4458


仲間酒造所を出て、北部へ向かう前に、直ぐ目の前の塀の向こうにある請福酒造の本社の写真を撮りに歩いた。
今回は見学の許可が降りなかった宮良にある請福酒造の本社工場は、国道390号線に面しており、広い敷地に建物があり、本社と工場があるようだ。

390
号線を東に向かい、海岸に近くなると道路は北に向かい始める。

すぐ、石垣空港が建設されている白保海岸を通過するが、海岸へ出る道がよくわからないので、立ち寄らずそのまま北へ走る。


390
号線は、快い道路だ。
これが本来のハイウエイなのではないかと思う。
片側1車線の道路なのだが、対向車がほとんど走ってこない。道路の両脇には椰子の木が植えられて南国情緒たっぷりだ。椰子の並木はまっすぐ伸びた道路にそって長く延々と続いている。
右には白砂の海岸があり、左には牧場がある。石垣島は石垣牛の産地だが、仔牛は本土に運ばれて、神戸牛になったりする。
車を走らせていると、牛たちが広い牧場でのんびりと草を食んでいる。ある所では仔牛が綱を解き放たれたのか逃げ出したのか、道路に近いところを歩いている。
車を止めて見ていると、ゆっくりとこちらの方を見ている。車を降りようとすると、危ないと思ったのか足を速めて牧場の方へ行ってしまった。

車の中は暑い。昨日の名古屋の寒さの中で、震えていたのが嘘のように感じられる。
コート・セーターはホテルに置いて、長袖のTシャツ1枚なのだが半袖が丁度良いくらいだ。
左右の窓を少し開けて走ると、外の空気が爽やかで肌に快い。こんな感覚は本土で言えば初夏の頃だろう。

オフシーズンの平日であればこその快さかもしれないが、もしいつもこの状態であれば、絶好のドライブコースだ。
快い風を感じながら自然の中を走しるのは、ドライブの楽しみそのものだ。




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玉取崎展望台は、石垣島の東側を眺める展望台だ。

小高い丘にある赤瓦の展望台までの道には、ハイビスカスが植えられている。
駐車場は整備され大型観光バスも駐車可能な広さがある。トイレ・自動販売機もあり、石垣から走ってきて、一休みに適当な距離にある。

最盛期には展望台はハイビスカスの花で埋め尽くされるそうだが、今日はオフシーズンだからか天候不順のためなのか多くは咲いていない。

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背の低いこの樹は、丈に似合わないほどの大きな真っ赤な花を咲かせていた。

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小高い丘の上に展望台がある。
丁度大型観光バスが来て、団体の客が来て騒がしくなったが、団体がいなければ静かなところで、沖に目を投げれば輝く海を見ながら、風に吹かれることができるデートスポットだ。

展望台からの眺めを撮影した。
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玉取崎展望台

http://youtu.be/235wVZZ4_gs


玉取崎展望台からの眺めに満足して、お昼近くなったので、昼食に向かった。
北部は、本土の人が来て経営するレストランはあるが、沖縄らしい香りのする食堂のようなものは殆ど無いようだ。
例の引退した芸人の店とかその隣の観光客向けレストランとかはあるが、食堂らしきものは少ない。
一番有名なのは明石食堂だが、残念ながら月・火休み。
探した結果見つけたのが新垣食堂。

新垣食堂は、牧場主が経営している店で、自分の牧場の肉を使った牛そば・牛汁が有名だ。定休は日曜日なので問題はない。場所も展望台と同じ集落の伊原間だ。

思いがけないことが起きた。
新垣食堂について、車から降りて、店前に行くと、目が点になった。本日休業の札がぶら下がっている。品物が無くなり次第終了の店だが、まだ昼前だ。子供運動会とか何かの都合で休みなのだろう。
昨日の昼食も外れたが、今日も外れた。
だが誰のせいでもない。自分が電話して当日の営業を確認するという作業を怠ったからだ。昨日のやーちゅーは電話すら取り外されて通じなかった。
石垣は、大都会ではないが変化が速い、電話確認が原則と心得るべきだ。

2
番目候補の食堂は、川平湾に向かう途中にあるので、平久保崎灯台を先に見ることに方針を変えた。




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2012年01月30日(月) 記事No.4459


国道390号線は伊原間の手前で終わり、その先は県道206号になり、平久保平野と伊原間とを結ぶ一般道である。
国道は石垣島の東側を走ってきたが、県道206号に入ると西側を走ることになる。
明石集落を過ぎると東シナ海を見ながら走る。

以前は、道路から見える建物も少なかったような記憶があるが、今は赤瓦の屋根が所々見える。

適当なランチの場所があればと思うが見当たらない。
在っても移住者が開いているカフェのようなものだ。

伊原間から平久保までは思ったより距離があった。
平久保の集落を通過し、灯台へ向かうが、灯台への道は細くて曲がりくねっている。
ナビ任せだから迷うことはないはずだが、以前もこの道だったろうかと思うほどだ。

平久保崎灯台


平久保崎灯台は、駐車場が整備されているが、広い駐車場ではない。
だが、オフの平日なので困ること無く駐車できた。

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駐車場から灯台へは坂道を少し上がっていく。
坂の途中まで上がると展望が開け右の山から東シナ海が開けて見える。
坂の左の山を通り過ぎると、正面に灯台とその先に広がる海が見える。

旅行前の天気予報は曇り時々雨だったが、平久保崎だけは晴れて欲しいと思っていた。
その思いが通じたのか、雲はあるが青空の見える天気になってくれた。

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前回は8月の初め、夏真っ盛りで風のない日で、観光客もいなくて、潮騒だけが聞こえていたような記憶が残っている。
日本の南の果ての海は、静寂の中で美しく輝いていた。その記憶は今まで常に心の中にあった。
今日は、晴れてくれたが、風が強く吹いている。それでも、他の場所の変化に比べれば、平久保崎の光景は変わっていない。なんとかタイムスリップできる思いがした。

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岸近くの浅瀬は、海の透明度が高く海底が透けて見える。

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前回も今回も、それは変わっていない。

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灯台の周囲を歩いてみた。
手入れはされているのだろうが、近くで見ると年月に晒されて、年をとったような気がする。
自然は変わらないが、人工的な構築物は歳月による変化からは免れることはできない。

平久保崎灯台の動画の一部を掲載する。

http://youtu.be/aM4tPVoBFoo




牛汁は食べそこねたが、予報を上回る好天気に恵まれた平久保崎灯台に満足して、次の目的地に向かうことにした。
またいつの日かこの地に立つことにしようと思いながら。




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2012年01月30日(月) 記事No.4460


今回は、昼食が最初から躓きの連続だ。
昨日の最初から今日の新垣食堂も営業していなかった。
2
度あることは3度あるの諺もある。

出発する前に日曜以外は営業だった新垣食堂も休業だった。学習効果がなければ嘘だ。
新垣食堂が休みの場合の候補は、「島の味 キッチンみさき」、ここは年中無休の店だから大丈夫なはずだが、2度あることは3度ある。
平久保崎の駐車場を出発する前に電話を入れた。

コール音の後、女性が出た。
良かった営業していると思った。
だが、今日は午後営業していますかと訊くと
今は、営業していませんとのこと。
諺は信じたほうが良い。

3
番手候補までは考えていなかった。
通りすがりを探すしか無い。

大物芸人の店とその横の店は、本土の人の店そうなので通過。
明石食堂は、休みなことはわかっているが明石集落を通過する際に、立ち寄ってみた。
昔は沖縄食堂のイメージだったはずだが、今は綺麗な店に改装されている。民宿も併営しているようで看板が出ている。ここは情報通り休業だった。

道路近くの雑貨屋さんで食事処を訊ねてみたが、無いとの事だった。
やむなく、北部は諦めて、川平湾の方に向かうことにした。観光地に近づけばどこかあるだろう。

川平に向かうには、県道206号が終わり、国道390号に入る交差点を右折し、島の西側の海岸線をたどることになる。

しばらく走っていると道路脇にランチの幟が立っているのが目に入った。
車を止めて右を見ると、「民宿食事処やまみ」の看板が出ており、入り口も開いている。

店の前に車を止めて、様子をみることにする。
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入り口右に、ランチのメニューが表示されていた。
本場名古屋飯の店と書かれている。
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本場名古屋の味噌カツは懐かしいが、石垣まで来て?
と思ったが、背に腹は変えられない。入店することにした。

玄関に入り靴を脱いで上がると、正面は帳場、左側に食事場所への入口がある。
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民宿も併営しているので、中は綺麗だ。
男性客が一人座っていた。地元の人ではなく旅の人。男の一人旅のようだ。

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焼肉がメインのようで、焼肉グリル付きのテーブルであるが、綺麗で油でべとついたりはしていなくて清潔だ。

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夜は居酒屋になるとのことで、キープされた泡盛が棚に並んでいる。地元の人に愛されているようだ。

<メニュー>
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壁にメニューの張り紙。

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ランチメニュー。
焼肉、味噌カツが中心だ。

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サービスランチメニュー。
沖縄そばも付いているし、B
ランチを注文した。

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