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  • 2011年07月 の記事一覧

2011年07月31日(日) 記事No.4798

2011/7/31 (日) 旧暦: 7月1日 祝日・節気: 朔 日出: 4時47分 日没: 18時46分 月出: 5時05分 月没: 18時49分 月齢: 0.35 干支: 丁亥 (ていがい,ひのとい) 六曜: 先勝 九星: 四緑木星


今日の季語: ブーゲンビリア


 



(沖縄離島ふぉとぐらふ +Plus+ より転載)


『ブーゲンビリア(Bougainvillea)は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。和名はイカダカズラ(筏葛)である。


原産地は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である(写真では2つしか見えない)。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。


俗に魂の花とも呼ばれている。


代表的な種として、Bougainvillea buttianaやBougainvillea glabra、Bougainvillea peruviana、Bougainvillea spectabilis がある。
』(Wikipedia)



ブーゲンビリアの俳句:


・ブーゲンビリア水牛車ゆく西表島 新福ふく


・激戦の島やブーゲンビリア赤 菅野弘女


・水牛の角にブーゲンビリア揺れ 菅原文子


・日を秘めてブーゲンビリア棚をなす 森田 峠


・部屋は一転ブーゲンビリアの楽園に(鉢を飾りて) 高澤良一


ブーゲンビリアは南国の花。
ハイビスカスと共に沖縄にはなくてはならない花。


今年の春、台風6号の塩害でブーゲンビリアもゴーヤーもすべて全滅してしまった。


ホテルなどにある鉢植えも綺麗だが、民家の塀・屋根に這わせたもの、道路に面して長い生垣にされているものは見ごたえがある。


今年の秋、沖縄のブーゲンビリアは花を咲かせてくれるだろうか。



 

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2011年07月30日(土) 記事No.4799


ウェークアップで取り上げていた日本ポリグルの水質浄化剤とバングラディッシュの番組が面白かった。


7月30日放送 8:00 - 9:25 日本テレビ
「ウェークアップ!ぷらす」


今、日本ポリグルは、バングラデシュで、水質浄化剤を使ってもらうために販売員「ポリグルレディ」を採用し営業活動を行っている。
 日本の面積の40%しか無い国土にほぼ同数の国民がひしめいているバングラデシュは世界でも最も貧しい国である。
 バングラデシュは今、急激な経済発展の真っ只中にあるが、一方、深刻な経済格差が生まれている。
 農村部では上・下水道設備は全くない。生活のための水は池の水に頼っている。
 池の水は濁り、ゴミが浮いており、その池の水で入浴し、洗濯し、炊事を行っている。
 毎年多くの乳幼児が死亡する程衛生状態が悪く、死因は下痢が多い。


日本ポリグルの水質浄化剤は、4Lの水に1gを入れ、かき回すと汚れが塊りとなり、容器の下に沈殿する。


 
(経済産業省通商白書2009 より転載)


 上澄みを取るか全体を濾せば綺麗な水になる。このままでも綺麗なのだが完全にするには煮沸すれば細菌も除去される。
 日本ポリグルは2002年創業の新しい会社だが、水質浄化剤を中心にした事業で脚光を浴びている新進企業である。
 会長の小田兼利氏は、阪神神戸大震災の際、生活用水の確保の重要性に気づき、水質浄化剤の開発に乗り出した。


製品開発に成功したが日本では、大阪の中小企業の開発した製品は相手にされなかった。
 そこで、需要が多いと考えられたバングラディッシュに進出したが、上手く行かなかった。
 理由は、昔から濁った池の水に慣れた農村部の人たちは、池の水は綺麗だと考えていることだった。綺麗な池の水にはお金のかかる水質浄化剤は必要がなかったのだ。
 そこで、考えたのがバングラディッシュの女性による対面販売だ。
 同じ女性が、浄化の実演し、きれいな水の必要性をすると、主婦は水質浄化剤の必要性を認めてくれる。
 この方法で、慣習を打破し、販売が軌道に乗り始めた。


このことはもうひとつの効果をもたらした。
バングラディッシュの女性の経済的・精神的自立である。
 ポリグルレディになった女性は、以前よりも豊かになり、表情も明るくなった。
それが、小田会長の喜びになっている。
 
小田会長は、利益の追求から始めたのだが、今ではバングラディッシュの人々への貢献に喜びを感じている。
バングラディッシュは水害の多いところだ、小田会長は、親を亡くした少女に出会った。親を亡くした少女を勇気づけるために水の浄化装置を作りプレゼントした。それが、村で評判になり、バングラディッシュでの事業進出の動機になった。
 それ以来、少女との再会が心の支えになっている。


同社のHPを見ると、今回の東日本大震災・福島原発の水処理についても、活発に提言を行っているようだ。
 利権がらみの事業ではなく、実際の効果を見極めて、日本の技術を採用していくことが必要なのだが、言葉のみで足が伴わない今の政治では難しい。


製品が良く企業の理念も良ければ、日本が受け入れなくとも、世界が受け入れてくれる。
 日本ポリグルは世界を目指して、成功してもらいたい。



【データ】
日本ポリグル株式会社
代 表 者:  代表取締役会長 小田 兼利
       代表取締役社長 小田 節子 
所 在 地:  本社/大阪市中央区内久宝寺町4-2-9 ポリグルビル
Tel : 06-6761-5550
Fax : 06-6761-5572
創立 : 2002年 1月
資本金: 1億円
事業内容:  凝集剤の開発・製造・販売/汚水処理システムの構築/汚水処理のコンサルタント業務/ポリグルタミン酸の研究・用途開発 健康食品の開発・販売/化粧品の開発・販売 他
URL:
http://www.poly-glu.com/



 

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2011年07月30日(土) 記事No.4800

2011/7/30 (土) 旧暦: 6月30日 祝日・節気: ---- 日出: 4時46分 日没: 18時47分 月出: 3時57分 月没: 18時10分 月齢: 28.75 干支: 丙戌 (へいじゅつ,ひのえいぬ) 六曜: 大安 九星: 五黄土星


今日の季語: 胡瓜


 



(自然派で行こう♪ より転載)


『キュウリ(胡瓜、Cucumis sativus L.)とはウリ科キュウリ属のつる性一年草、およびその果実のことである。かつては熟した実を食用とした事もあったが、甘みが薄いためにあまり好まれず、現在では未熟な実を食用とするようになった。インド北部、ヒマラヤ山麓原産。日本では平安時代から栽培される。胡瓜の「胡」という字は、シルクロードを渡って来たことを意味している。
「キュウリ」の名は、元々「木瓜」または「黄瓜」(きうり)と書いたことによる。上記の通り現代では未熟な実を食べる事からあまり知られていないが、熟した実は黄色くなる。尚、現代では「木瓜」はボケの花を指す。


 食材
生のまま味噌をつけて齧ったり、サラダ、寿司(かっぱ巻き)、酢の物、和え物、塩揉みなどで供されるほか、ピクルス、オイキムチ、かっぱ漬け、奈良漬け、醤油漬けなどの漬物の材料として使われる。日本の料理で加熱調理されることは少ないが、中華では煮物や炒め物としても利用される。トルコ料理のシャジュク、スペイン料理のガスパチョなど、スープにして食することも多い。


キュウリの調理の際には表面を滑らかにして色を鮮やかにするため、まな板の上に塩をして転がすように擦りこむ板摺り(いたずり)と呼ばれる調理法が用いられることも多い。


最近では、キュウリの表面に出るブルーム(白い物質)が、農薬とまぎらわしいという理由で嫌がられ、ブルームレスキュウリが多く作られている。ブルームのないブルームレスキュウリは通常のキュウリと比べ皮が固い。そもそもこのブルームはキュウリの水分が蒸発するのを防ぐ働きをしている物質であるのだが、ブルームレスキュウリは通常のキュウリより味が落ちると考える人も多い。ブルームレスキュウリは専用に育種したカボチャを台木として、接ぎ木することによって作成できる。


採れたばかりのキュウリには薔薇のとげのようなイボがあり、素手で触ると痛い。このイボは鮮度が失われるにつれて硬さを失っていくため、このことからキュウリの鮮度を見分けるための目安にもなる。イボの部分に雑菌などが付く恐れがあるため、近年ではイボの無い品種も開発されている。


まだ実が小さいうちに収穫したものを「もろきゅうり」といい主に生で食べる。さらに未熟で花の付いた物は「花丸キュウリ」と呼ぶ。ただし、地域によって呼び方や規格が異なることがある。品種改良によって苦味を取り除いたキュウリも登場している。


 栄養
キュウリは全体の90%以上が水分で、栄養素はビタミンC、カロチン、カリウムなどが含まれるが含有量は非常に低い。その低さたるや、「世界一栄養が無い野菜」としてギネスブックに登録されるほどである。[要出典]
...』(Wikipedia)



胡瓜の俳句:


・うかうかと胡瓜の育ち過ぎしかな 石山耶舟


・ヘェと云ひ葉下の胡瓜覗きゐる 高澤良一


・胡瓜の葉うごくにふかき空を知る 川島彷徨子


・胡瓜もみ世話女房という言葉 高濱虚子


・胡瓜もむエプロン白き妻の幸 西島麦南


昔、夏休みにおばあちゃんの田舎へ泊まりに行くと、翌朝必ず見たこともないような太さの胡瓜の酢揉みがでた。
子供の口には美味しいとは思えなかった。


大人になり酢漬けの良さがわかるようになると、おばあちゃんの胡瓜が食べたくなった。


胡瓜を揉む妻の姿には男は弱いようだ。
夫の前で胡瓜をもんでみよう。



 

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2011年07月29日(金) 記事No.4801

2011/7/29 (金) 旧暦: 6月29日 祝日・節気: ---- 日出: 4時46分 日没: 18時48分 月出: 2時52分 月没: 17時27分 月齢: 27.75 干支: 乙酉 (いつゆう,きのととり) 六曜: 仏滅 九星: 六白金星


今日の季語: 茄子(なす)


 



(産直とよさか げんき村 より転載)


『ナス(茄子、なす、奈須比)はナス科ナス属の植物。また、その果実のこと。


概要
原産地はインドの東部が有力である[1]。その後、ビルマを経由して中国へ渡ったと考えられている。中国では広く栽培され、日本でも1000年以上に渡り栽培されており、人口に膾炙した野菜となっている。温帯では一年生植物であるが、熱帯では多年生植物となる。日本には奈良時代に、奈須比(なすび)として伝わった。土地によっては現在もそう呼ばれることがある。女房言葉により茄子となった。以降日本人にとってなじみのある野菜となった。葉とヘタには棘があり、葉には毛が生えている。


世界の各地で独自の品種が育てられている。加賀茄子などの一部例外もあるが日本においては南方ほど長実または大長実で、北方ほど小実品種となる。本州の中間地では中間的な中長品種が栽培されてきた。これは寒い地域では栽培期間が短く大きな実を収穫する事が難しい上に、冬季の保存食として小さい実のほうが漬物に加工しやすいからである。しかし食文化の均一化やF1品種の登場により野菜炒めや焼き茄子など、さまざまな料理に利用しやすい中長品種が全国的に流通している。日本で栽培される栽培品種のほとんどは果皮が紫色又は黒紫色である。しかしヨーロッパやアメリカ等では白・黄緑色・明るい紫、さらに縞模様の品種も広く栽培される。果肉は密度が低くスポンジ状である。ヘタの部分には鋭いトゲが生えている場合がある。新鮮な物ほど鋭く、鮮度を見分ける方法の一つとなるが、触った際にトゲが刺さり怪我をすることがある。収穫の作業性向上や実に傷がつくという理由から棘の無い品種も開発されている。


品種によってさまざまな食べ方がある。小実品種は漬物、長実品種は焼き茄子、米茄子はソテー。栄養的にはさほど見るべきものはないが、東洋医学では体温を下げる効果があるとされている。また皮の色素ナスニンは抗酸化作用があるアントシアニンの一種である。


なかには、「赤ナス」のような観賞用として生け花などにも利用されているもの(熊本県などで「赤ナス」の商品名で栽培されている食用の品種とは別物)もある。赤ナスは食用のナスの台木としても用いられる(観賞用の赤ナスは味などにおいて食用には適さないとされる)。
...
文化
・初夢の縁起物:「一富士、二鷹、三茄子」
・お盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」と呼ばれるキュウリやナスで作る動物を用意する。4本の麻幹あるいはマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬、牛とする。キュウリは足の速い馬に見立てられ、あの世から早く家に戻ってくるように。ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いが込められている。
・七夕の「七夕馬」に真菰や藁などの材料のかわりに、キュウリやナスを使う地域もある。
・ナスの黒焼きを原料にした歯磨き粉がある。
・顔が長い人をからかって「ナス」というあだ名をつけることもある。
・子供の嫌いな野菜として挙げられることが多い。
・二宮尊徳は夏前にナスを食べたところ秋茄子の味がしたため冷夏になることを予測した。
・「ナスと一緒に料理すれば、毒キノコで中毒は起きない」とする言い伝えがあるが、全くの迷信であり、ナスにそのような効用は存在しない。


言い習わし
・「秋茄子は嫁に食わすな」
この言葉は「秋茄子わささの糟に漬けまぜて 嫁には呉れじ棚に置くとも」という歌が元になっており、嫁を憎む姑の心境を示しているという説がある。また、「茄子は性寒利、多食すれば必ず腹痛下痢す。女人はよく子宮を傷ふ(養生訓)」などから、嫁の体を案じた言葉だという説もある。さらに、そもそも「嫁には呉れじ」の「嫁」とは「嫁が君(ネズミのこと)」の略であり、それを嫁・姑の「嫁」と解するのは後世に生じた誤解であるとする説がある(『広辞苑』第三版、「あきなすび」の項)。しかし「嫁が君」は正月三が日に出てくるネズミを忌んでいう言葉であり、「秋茄子わささの~」の解としては(季節が合わず)やや疑問ではある。ナスは熱帯の植物であり8月上旬までに開花・結実した実でなければ発芽力のある種子を得ることが難しい。そこから秋ナスは子孫が絶えると連想したという説もある。


・「親の小言と茄子の花は千に一つの無駄もない」
ナスの花が結実する割合が高いことに、親の小言を喩えた諺。』(Wikipedia)



茄子の俳句:


・きゆつきゆつときゆつきゆつと茄子小振 長谷川 櫂


・採る茄子の手籠にきゆァとなきにけり 飯田蛇笏


・桶の茄子ことごとく水はじきけり 原 石鼎


・茄子の紺緊り野良着の中学生 飴山 實


・茄子もぐや日を照りかへす櫛のみね 杉田久女


茄子は身近な野菜でありすぎて季節感が乏しい面があるが、矢張り夏のもの。
 台所では、煮てよし、焼いてよし、揚げてよしの頼もしい味方だ。


俳人たちは茄子をよく見て詠んでいる。
茄子の音、照り、紺。


洗っている時にキュキュと命あるもののように鳴いたりする。
少し寒くなる鳴り方だ。
洗った後の茄子の面は光り輝いている。
水ははじき飛ばされて丸くなるより方法はない。
紺の色は勝ち誇ったように光り輝いている。


その紺を見て詠むのだが、男と女は違っている。
飴山は茄子の紺と中学生の向こうに普遍的なものを見ている。
杉田は紺色に光り輝く茄子に髪をとく女の武器である櫛を重ねている。


男と女は違っている。違っていいのだ。



 

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2011年07月28日(木) 記事No.4802

 


先日、「あらぐす」に行った時に、前を通った「沖縄料理 琉球王国」に行ってみた。
 2008年にオープンした店だ。


店は通りに面しており、入り口に琉球王国の照明看板が出ているので、夜でも判りやすい。
 


 
入り口に立つと奥が深い。
女性一人では、少し入るのをためらうかもしれないが、若い人はそうではないだろう。


 
突き当たりに近づくと、右側に泡盛の一升瓶が並べられている。
泡盛に力を入れているようだ。
照明看板の右が、入り口。
ガラスのはまった格子戸の引き戸である。


引き戸を引いて中に入ると、すぐ正面がカウンターになっており、カウンターの奥が厨房になっており、店の人らしい女性と男性が中に居た。


引き戸を開け、"こんにちは" と言って中に入ったのだが、突然入ってきた人が誰だか判断しかねたのだろう。女性は目を合わせたままである。
 構わずカウンターに近づき、"座っていいですか?"と言うと、"どうぞ"と言われた。


カウンターの左側には、先客の二人連れが座っている。


おしぼりが出て、"オリオンビールにしますか"と聞かれる。
"いや、泡盛にします。"と言って飲み物のメニューを見せてもらう。


カウンターには泡盛のテイスティングチャートが置いてある。
『泡盛「通」飲読本』のチャートを拡大コピーしたものだ。
お薦めは蔵元から直接届けられるという「直火請福」と「舞富名」とのこと。


"では請福をお願いします"と言うと。
"水割りで"と飲み方を聞かれる。
"ロックでお願いします"と答えると、最初からというような顔ををされた。
 どうも、距離を測りかねる困ったお客さんのように映っているようだ。


 
カウンターの右側は、座敷になっている。
開店の18:00を少し過ぎただけなので、お客は誰もいない。
(写真には女性が写っているが、写真は後で撮ったため)。


 
入口近くには、三線と太鼓が置かれている。


 
楽器の上には、映画のポスターが貼られている。


カウンターも左の二人連れの後ろの棚には、泡盛の瓶が並んでいる。
 
これは、キープされたボトルだった。


棚の先の奥の突き当たりにお手洗いがあり、お手洗いを右に曲がったところにも10人くらい入れそうな小上りがあった。
かなりの収容力のある店だ。 


【泡盛】
突き出しと注文した直火請福が出てきた。
 
突き出しは、ゴーヤーと赤玉ねぎのサラダ。
ゴーヤーのスライスと赤玉ねぎのスライスのさらしに汁のタレのようなものが掛けられて、かつを節がトッピングされている。
醤油の辛さと甘みのバランスご良いタレでタレの旨味に鰹節の旨味が加わって、ゴーヤー、タマネギの癖に負けない。
なかなか美味しいものだ。


「直火請福 一般種 30度」は、癖がないものだ。



立香はあまり感じない。丸い舌触りでふくらみがあり、バランスのとれた味わいだ。後口は、底に軽い苦味があり味を締めている泡盛らしい後口。


 
箸置きに珊瑚が使われている。
面白いアイデアだ。
並に削られた丸い珊瑚をみていると、沖縄の浜辺を思い出す。


 
カウンターに置いてあるテイスティングチャート。
爽・?・醇・熟の4象限に泡盛がマッピングされている。
この4つの軸で爽・?・醇・熟に分けるのは、元々日本酒のチャートとして用いられたものだ。
 日本酒造組合中央会の分類を日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会がわかりやすくしたものだ。
http://www.sakejapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=22&Itemid=43


泡盛のチャートの場合は、少し変更を加えたほうが良いと思うが、泡盛の入門者には、判りやすくて良いだろう。


 
カウンターの奥の棚には店売り用の泡盛の瓶が並んでいる。
この店は、八重山の泡盛の品ぞろえが良いようだ。


2杯目の泡盛を探すべくチャートを見ると咲元のマークの右に海波と手描きで書いてある。
咲元酒造の知らない銘柄かと思い、
"海波は、咲元酒造の酒ですか?"と聞くと
"そうです、崎元酒造、八重山の酒です。"と答えがあった。
"咲元は首里の酒造所ですよね"と言うと、
瓶のラベルを見て"いや、与那国の蔵です。"と言う。
事態がここに至って漸くボタンの掛け違いが判明した。


チャートの咲元の横に海波とだけ書かれているので、咲元の酒と思い込んだのだが実際は崎元の酒だった。
筆談であれば起こらない思い違いだが、発音だけでは起こりうることだ。


咲元のにごり酒を飲むつもりだったのだが、行きがかり上崎元のにごり酒を飲むことになった。


 『にごり泡盛は「初溜取り花酒」の原酒を造り、割り水とのブレンドの方法で白くにごらせています。白くにごっているのは、酒の旨みとなっている高級脂肪酸なので半年ぐらいで熟成が進みますと透明になっていき、さらにまろやかになります。にごりのあるうちは米の旨みも強く、ごはんの味がしますので味の変化も楽しめます。飲み方はロックもしくは好みにより水割りがおすすめです。』(崎元酒造HP)


「にごり泡盛 海波(かいは)一般酒 30度」の印象。



立香はあまり感じない。丸い舌触り、バランスのとれた味わいで刺激的な尖った味はない。直火請福と良く似た世界だ。
 しかし、中盤からは請福とは違った展開になる。味わいが多味になり、含み香も出てくる。終盤にかけて押しが出てくる。後半はやや重い印象になる。
 中盤からの印象は、咲元の44度に似ている。殆ど濾過をしていない泡盛は中盤から多味になるのだろう。
 料理と合わせるのであれば、コッテリ系のものが良い感じだ。


 
ぐるくんの唐揚げ。
運んできた時に中骨は硬いですからとママから説明を受けた。
時間を掛け適温で長時間揚げてあるので骨まですべて食べられた。
 説明通り中骨を除き頭から尻尾まで美味しくパリパリと頂いた。


入店した後、店は時間を追って混んできた。
すぐ左には、男の一人の客が座った、常連さんのようだ。
右の座敷の方は、3グループ入り、左の奥の小上りもグループで満席状態だ。


お店は二人なので、大忙しになっている。
色々お話を聞きたいのだが、話しかけるのも気の毒なので、話しかけられない。時を待つしか方法はなく、写真を撮ったり、メモを書いたりもする。


 
目の前のカウンターには、泡波の小瓶が並べられている。
左の方にも同じ瓶が並んでいるが、コーレグースが中に入っているようだ。


左の常連さんが泡波を注文した。
見ているとカウンター内の棚の上段真ん中から泡波の1升瓶を取り出した。
 泡波はまだ飲んだことがないプレミア泡盛である。供給が細いことを漬け込んで買い占めて価格を釣り上げた業者の餌食になっている銘柄だ。


自分で買って飲むことは、プレミア価格である限り無い。
価格をきいてみるとショット1500円。
話の種に飲んでみることにした。


「泡波 一般酒 30度 」の印象。
立香は仄かなバニラ香。入り口は丸い舌触りで、酸味系の厚い味。中盤から次第に辛くなる。辛味系の味だが、スッキリとした辛味で、ピリピリした刺激的な辛味ではない。後口はピリ辛。



良い泡盛であるとは思うが、プレミア価格で飲む程のものではない。直火請福よりは個性的だが海波に比べれば海波のほうが味が複雑で後口も穏やかだ。
 しかし飲んでいないと話はできないので、一度は飲む必要がある。飲める店は少ないので、その意味では、この店は貴重だ。


もう1本1升瓶があるそうなので、もうしばらくは飲むことができるそうだ。


忙しい処で、手のかかる注文で申し訳ないが、フーイリチーを注文した。
 この店のメニューには、フーチャンプルーとフーイリチーと両方掲載されている。
 チャンプルーには何が入っているのか聞くと、豆腐が入っているとのこと。麸に拘りがあるので、フーイリチーの方を選択した。


 
フーイリチーは、麸と玉子とニラだけのシンプルなもの。
シンプルなものほど料理は難しく、腕を要求される。
麸は大小色々あり、小さいものは香ばしく、大きい物はふんわりと柔らかく玉子と出汁の旨みが出てくる。
 全体に香ばしさがあり美味しいフーイリチーだ。チャンプルーは食べていないので判らないが、フーイリチーにして良かった。
 名古屋ではおすすめのフーイリチーだ。


 
食べ終わると、沖縄の魚紋の皿になった。
器にもこだわりがありおもてなしが感じられる。


【メニュー】
沖縄の料理は一通り味わうことができる。
今日の印象では、丁寧に作られているので、全て美味しそうな気がする。







「琉球めし」はあまり見かけないメニューだが、フーチバーをフィーチャリングしたチャーハンだそうだ。


 
座敷のホワイトボードには、メニューと同じことが書かれていた。


 
お手洗いの流しには、沖縄の巻貝が置かれていた。
八重山の珊瑚の浜辺に打ち上げられていたものだろう。
珊瑚の箸置きとか沖縄の遊び心があっていい感じだ。



【感想】
(1)泡盛については、品揃えも八重山中心ではあるが良く、珍しい泡盛もある。
 料理も丁寧に作られており、こだわりが感じられる美味しさがあり、バランスの良い沖縄の店である。
 店主は、内地の人だそうだが、自称沖縄マニヤだそうで、沖縄へのこだわりがあり、泡盛も料理も満足が出きる店だ。
 泡盛と料理を仲間と話し合いながら楽しむには適当な店だ。


(2)大小の座敷もあり、カウンターもある。収容人数も多いので用途は、一人から宴会まで幅広く使うことができる店だ。
 ただ、人数が多いと料理の提供に時間がかかるおそれがあり、居酒屋風のスピードを望むせっかちな人には向かない。飽く迄のんびりとウチナンチューの心でまったりと待つ人ならば問題はない。


(3)メニューには書かれていないが、泡盛のボトルキープも可能で4号瓶で3000円位からだそうだ。
 カラカラも棚にあったので、カラカラで頼むことができるかもしれない。


今日の印象は、あまりにも客が多く、忙しく、沖縄らしいDEEPな空気ではなかった。
 お客も今日のお客は、常連の一人を除いて、沖縄に染まった人たちではなさそうだ。
  最近は、土日勤務の企業が増えているので木曜日は混むそうだ。
 むしろ、月・火はゆっくりと話ができるかもしれない。沖縄の店のようにまったりとした会話・空気を店の人と楽しむには曜日と時間を選ぶ必要がありそうだ。



【データ】
 沖縄料理 琉球王国
TEL: 052-251-7010
住所: 愛知県名古屋市中区栄4-5-19 万津元ビル 1F 営業時間: 18:00~24:00
      夜10時以降入店可
定休日: 日・祝
予約: 予約可
カード 可 (VISA、MASTER)
個室: 有 2部屋(9人用と20~30人用)
席数: 40席
貸切: 可 (20人~50人可)
駐車場: 無
禁煙・喫煙: 全面喫煙可
ホームページ: 
http://www.site-builder.jp/1090/ryukyuokoku/
ブログ:   トミーのブログ
 
http://ameblo.jp/cafeayaha/


 琉球王国 トミー店長のおさぼり日記。
http://okinawaayaha.blog46.fc2.com/


アクセスは、わかりにくはないが栄周辺には紛らわしい沖縄の店があるので間違えないように確認してから行く必要がある。
近くには「泡盛王国」と言う店があり、栄の北西には「琉球王国 遊び島」と言う店もあるそうだ。
 それぞれ別の店なので注意する必要がある。

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2011年07月28日(木) 記事No.4803

2011/7/28 (木) 旧暦: 6月28日 祝日・節気: ---- 日出: 4時45分 日没: 18時49分 月出: 1時51分 月没: 16時40分 月齢: 26.75 干支: 甲申 (こうしん,きのえさる) 六曜: 先負 九星: 七赤金星


今日の季語: 南瓜(かぼちゃ)


 



(日本かぼちゃ 洋菓子よろず引受人植田伸子 より転載)


『カボチャ(南瓜)は、ウリ科カボチャ属(学名 Cucurbita)の総称である。特にその果実をいう。原産は南北アメリカ大陸。主要生産地は中国、インド、ウクライナ、アフリカ。果実を食用とし、カロテン、ビタミン類を多く含む緑黄色野菜。


 名称
日本語における呼称類はこの果菜が、日本国外から渡来したことに関連するものが多い。


一般にはポルトガル語由来であるとされ、通説として「カンボジア」を意味する Camboja (カンボジャ)の転訛であるとされる[1]。 方言では「ぼうぶら」「ボーボラ」などの名を用いる地方もあり、これはやはりポルトガル語で、「カボチャ」や「ウリ類」を意味する abobora (アボボラ)に由来するとされる。 ほかに「唐茄子(とうなす)」「南京(なんきん)」などの名もある。 漢字表記「南瓜」は中国語: 南瓜 (ナングァ; nangu?)によるもの。


英名は pumpkin (パンプキン)であると理解されている場合が少なくないが、実際には、少なくとも北米では、果皮がオレンジ色の種類のみが pumpkin であり、その他のカボチャ類は全て squash (スクウォッシュ)と総称される[2]。 したがって日本のカボチャは、kabocha squash (カボチャ・スクウォッシュ)などと呼ばれている。


Pumpkinはフランス語の「ポンポン」に由来するという説もあるが、本当の起源はギリシア語の「ペポン」であり、メロンとルーツを同じとする。


属名Cucurbita はラテン語で、一般的には「ウリ」と訳される語を転用したもの。
...
 食材
完全に熟してから食する。ビタミンAを豊富に含む。皮は硬いが長く煮ることでやわらかくして食べることができる。日本には冬至にカボチャを食べる風習がある。サツマイモと同様にデンプンを糖に変える酵素を含んでおり、貯蔵によってあるいは低温でゆっくり加熱することによって甘味が増す。従って、収穫直後よりも収穫後、約1ヶ月頃が糖化のピークで食べ頃となる。
 甘みの強い品種は菓子作りにも向いており、パンプキンパイや、南アメリカのフランやタイの「サンカヤー・ファクトン」などのプリンなどに加工される。
 フランスではスープの材料として使われることが一般だが、南部ではパイやパンに料理される。アルゼンチンでは中をくりぬいたカボチャにシチューを入れる。
 種子(パンプキンシード)も食品として市販されており、ナッツとして扱われる。パンや洋菓子のトッピングとして用いられることが多い。メキシコにはカボチャの種子をすりつぶしたソースで肉や野菜を煮込んだ、ピピアン(pipian)という伝統料理がある。また、種子から食用油(パンプキンシードオイル)が取れる。
アメリカ合衆国ではシナモンやクローブなど、パンプキンパイに用いる香辛料とカボチャを使って醸造したビールが生産されている。
日本では北海道での生産量が多い。


 日本の主な品種
日本かぼちゃ
黒皮種
・富津
・日向
・備前
黒皮小玉種
・小菊
・坊ちゃん
その他
・鹿ヶ谷
・ちりめん
西洋かぼちゃ
黒皮栗種
・みやこ
・えびす
・大浜みやこ - 高級な南瓜とされる。
・栗あじ
・九重栗
赤皮栗種
・赤ずきん
・打木
白皮栗種
・伯爵
・雪化粧
・雪太郎
...』(Wikipedia)


南瓜の俳句:


・縞ふかく朱冴えかへる南瓜かな 室生犀星


・したたかに秩父南瓜の地を這ヘり 佐川広治


・とらはるることなく南瓜蔓伸ばす 本宮鼎三


・磯へ這ふ強き南瓜の夜明けかな 佐藤鬼房


・盗まれて南瓜涼しき朝の露 中勘助


強烈な夏の陽を、全身で取り込んだ南瓜の葉と蔓からどっしりとした存在感のある南瓜が作り出される。
 夏のエネルギーをたっぷり吸い込んだ南瓜には元気が詰まっている。


人は南瓜の持つエネルギーに見とれ、体内に取り込もうとする。
それは自然なことだ。
南瓜の姿には元気のオーラが漂っている。それは、朝の夜明けと共にやってくる。


今、スーパーなどで売られている南瓜は西洋かぼちゃ。
栗のようにホクホクとした食感だ。
これはこれで良いのだが、子供の頃に母親が煮てくれたかぼちゃを食べてみたい。


種を取り除いた後の部分は、糸のようなものがたくさん残っていて、甘しょっぱい醤油の煮汁をたっぷり染み込ませていて美味しかった。
 ホクホクばかりではなく、日本かぼちゃのしっとりとした滑らかな舌触りと食感を取り戻したい。



 

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2011年07月27日(水) 記事No.4804

2011/7/27 (水) 旧暦: 6月27日 祝日・節気: ---- 日出: 4時44分 日没: 18時50分 月出: 0時57分 月没: 15時49分 月齢: 25.75 干支: 癸未 (きび,みずのとひつじ) 六曜: 友引 九星: 八白土星


今日の季語: メロン


 



(町医者!ドクトール隆の天罰人生! より転載)


『メロン(和名:メロン、英名:Muskmelon、学名:Cucumis melo)は、果実を食用にするウリ科の一年生草本植物である。また、その果実のこと。別名:西洋系メロン。東洋系は、ウリである。


 概要
北アフリカや中近東地方の原産であり、紀元前2000年頃に栽培が始まった。通常Cucumis melo L.の西方に伝わった品種群をメロンと呼び、東方に伝わった品種群を瓜(ウリ)と呼ぶ。日本のマクワウリなどもそのひとつである。また、古い時代に渡来して雑草化したものは「雑草メロン」と呼ばれ、西日本の島嶼部などに自生している。


同属の有用植物としてキュウリ(胡瓜、C. sativus L.)がある。


メロンは園芸分野では果菜(野菜)とされる[1]が、青果市場での取り扱い[1]や、栄養学上の分類[2]では果物あるいは果実と分類される。
...
 果肉
果肉色は、主に赤肉種・青肉種・白肉種に分類される。
赤肉種:赤色系(橙色)
夕張メロン・クインシーメロンなど
青肉種:緑色系(黄緑色)
アンデスメロン・プリンスメロン・タカミメロン・アールスメロンなど
白肉種:白色系(乳白色)
ホームランメロン・ハネデューメロンなど
...
 成分・効能
メロン(実)の主成分はショ糖、ブドウ糖、果糖などの糖類とカリウム。 果肉には、食物繊維のペクチンが多い。赤肉メロンの場合カロテンが多い。 また、スイカと同様に水分が多いウリ科の植物であり、体内の塩分(ナトリウム)を排泄させるカリウムが多く含まれ、腎臓病や高血圧の予防・体内温度を下げる成分も含まれており、夏バテによる食欲不振の予防も、効果的である。また、解毒作用もあり、リューマチや神経痛の痛みやしびれの予防にも効果的である。
ククミシンというたんぱく質分解酵素を多く含むため、多量に食べると口腔内がピリピリと痛みを生じ、まれに出血する場合もある。収穫後、熟成するにつれ、分解酵素が増加する。熟成期を極度に過ぎたものには、甘さよりも苦味が生じる。
...』(Wikipedia)


メロンの俳句:


・ほつといて私メロンの底が好き 若谷哲夫


・メロンすくへば銀座の夜の匂ひする 遠藤素兄


・籐椅子にペルシャ猫をるメロンかな 富安風生


・メロン割る恋の動悸のようなもの 寺田京子


・人事課のメロン静止すあとは霞み 渋谷道


メロンは、心を跳ねさせるものなのか。
どこまで跳んでゆくか判らない。


メロンの底フェチ、銀座の夜、ペルシャ猫、恋の動機、静止す。
跳ねていく先までついてはいけない。


お好きなように。



 

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2011年07月26日(火) 記事No.4805

2011/7/26 (火) 旧暦: 6月26日 祝日・節気: ---- 日出: 4時43分 日没: 18時50分 月出: 0時09分 月没: 14時54分 月齢: 24.75 干支: 壬午 (じんご,みずのえうま) 六曜: 先勝 九星: 九紫火星


今日の季語: 冷素麺(ひやそうめん)


 



(尼子の里のフォト俳句塾なりけり より転載)


『素麺(索麺、そうめん)は、小麦粉を原料とした麺のひとつ。主に乾麺で流通するため市場では通年入手できるが、冷やして食することが多く、清涼感を求めて夏の麺料理として食するのが一般的である。
...
 日本以外の素麺
中国に機械素麺・手延素麺が現存する。福建省の福州周辺において素麺(現在、福州では「索? ソッミエン」と称する[16])は少なくとも明初期から存在しており、他の地域でも一般的な乾麺の一つで、中国各地の工場で生産が行われ販売されている[5]。福建省南部の泉州では「?綫 ミーソア」と呼び、「?綫糊 ミーソアコー」と称するどろっとした煮込み麺にして食べることが多い。機械麺については河北省に「宮麺(コンミエン、g?ngmian)」と呼ばれるものがあり、日本にも一時輸入されていた。
台湾では、福建省南部の「?線 ミーソア」が、鰹節を使った出汁を用い、牡蠣、豚の大腸、野菜などの具とともに煮て日常的に食べられている。
韓国でも素麺を日常的に食べる文化が存在する。それに「ハレ」の食物として麺類が用いられる風習が一部にあり、結婚式等の祝い事の席やそれが終わった後に素麺が振舞われる事がある[17]。


 素麺と食風習
]素麺は祝い事や忌み事の席で食べられる例が多い。祝食としては、壱岐を中心とした九州地方で食べられる鯛素麺や広島県の婚礼に供される「鯛麺」、滋賀県の長浜市を中心とした湖北地方で食べられる焼鯖素麺が有名である。他に禅宗寺院では「祝麺」と呼んで祝い事の昼食に素麺を食べる習慣がある。忌み事としては、通夜ふるまいや法事の斎席で「にゅうめん」が出される地方が見られる。盂蘭盆会の精霊膳やえびす講の供膳にそうめんを供する習慣は全国に見られ、祖霊や神仏に供えられると共に親類縁者が集まって食べる例が多い。
仙台市などでは七夕に魔除けや子供の健康を願って素麺を食べる習慣がある。これは、幼くして死んだ子供が幽鬼となって疫病を流行らせたので、生前好物だった索餅を供えて供養したところ災厄が治まったという中国の故事に由来している。
主にひやむぎの麺に入っているケースが多いが、赤や緑の彩色麺が素麺にも数本入っている場合もある。これは、製麺所が素麺の麺束にこれらの彩色麺を混入しているためである[18]。この風習は、1980年代後半までは関東地方(東京)などを中心見られたが、1990年代には縮小していき、大多数が白一色の素麺になってしまった。しかしその一方で、一部の製造業者が現在でもこの風習を続けている[18]。
...』(Wikipedia)


冷素麺の俳句:


・たとふれば男の美学冷索麺 高澤良一


・うまうまと独り暮しや冷索麺 山田みづえ


・のど過ぐる渓流の音冷素麺 鈴木光子


・素麺や胡瓜の花を浮かせあり 長谷川櫂


・留守居して独りで啜る冷索麺 山田喜久雄


・冷索麺懐しき人皆透ける 川崎展宏


男の美学だなどと粋がったって、女性も美味しく喉に流している。
女の美学でもあるわけだ。
だからと言って、「人の美学」では、詩にはならない。


冷素麺は、喉越しスッキリの食べ物だ。
そのせいか、俳人たちも気持ち良く啜っている。



 

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2011年07月25日(月) 記事No.4806

2011/7/25 (月) 旧暦: 6月25日 祝日・節気: ---- 日出: 4時43分 日没: 18時51分 月出: ---- 月没: 13時57分 月齢: 23.75 干支: 辛巳 (しんし,かのとみ) 六曜: 赤口 九星: 一白水星


今日の季語: 冷奴


 



(☆おいしいって幸せ☆ より転載)


『冷奴(ひややっこ)は、豆腐を使った料理の一つ。奴豆腐(やっこどうふ)とも。主に夏向きの料理。


よく冷やした豆腐を大きめの直方体に切り、薬味と醤油をかけて食べる。一般的には絹ごし豆腐を用いるが[要出典]、木綿豆腐や堅豆腐を好む向きもある。薬味はネギ、鰹節、ショウガ、ミョウガ、青じそなどが広く使われている。なお、石川県や関西地方の一部ではショウガではなくカラシをのせるほか、山形県では郷土料理の「だし」をのせるなど、地方独自の食べ方もある。また、豆腐の上にかき揚げやてんぷらをのせた物をざぶとんと呼ぶ。中華料理店ではみじん切りのザーサイや落花生にごま油、ラー油などを薬味として供されることもある。


語源については、食材を大きく四角に切ることを「奴に切る」ことに由来するとする説、「冷やっこい」から転じたものであるとする説がある。


江戸時代の豆腐百珍においては、一般的に知られているので料理法は記すべきほどではないとされていることより、それ以前より広く知られていたと考えられる。
』(Wikipedia)


冷奴の俳句:


・だいそれたことを言ひ出す冷奴 高澤良一


・何ごとも半端は嫌ひ冷奴 鈴木真砂女


・寝てしまふ子の頼りなし冷奴 長谷川かな女


・冷奴さうなるまでに何故言はぬ 梶山千鶴子


・冷奴ぶっきらぼうな子の便り 松原静子


暑さに負けて喉が細くなってしまったような夜には冷奴が良い。
スッキリとして滑らかな舌触りの冷奴は自然に喉を通りすぎてくれる。
 トッピング次第では、味の変化も楽しめる。


冷奴は、飾り気なく素直だ。
なんでも聞いてくれそうな食べ物だ。
俳人たちも冷奴には心を許して、一人口を聞いてもらっているようだ。


誰にも言えない愚痴がある夏の夜は、冷奴に聞いてもらうのが一番だ。



 

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2011年07月24日(日) 記事No.4807

2011/7/24 (日) 旧暦: 6月24日 祝日・節気: ---- 日出: 4時42分 日没: 18時52分 月出: 23時28分 月没: 13時00分 月齢: 22.75 干支: 庚辰 (こうしん,かのえたつ) 六曜: 大安 九星: 二黒土星


今日の季語: 河童忌


 



(おソ松な日々? より転載)


『芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ、1892年(明治25年)3月1日 - 1927年(昭和2年)7月24日)は、日本の小説家。号は澄江堂主人、俳号は我鬼。


その作品の多くは短編である。また、「芋粥」「藪の中」「地獄変」「歯車」など、『今昔物語集』『宇治拾遺物語』といった古典から題材をとったものが多い。「蜘蛛の糸」「杜子春」といった児童向けの作品も書いている。
...
 自殺 に関して
1927年(昭和2年)7月24日、田端の自室で雨の降りしきる中、芥川龍之介は服毒自殺を行い、社会に衝撃を与えた。使用した薬品については、ベロナールとジェノアルとする説が一般的である。死の数日前に芥川を訪ねた、同じ漱石門下で親友の内田百?によれば、芥川はその時点でもう大量の睡眠薬でべろべろになっており、起きたと思ったらまた眠っているという状態だったという。既に自殺を決意し、体を睡眠薬に徐々に慣らしていたのだろうと推測される。一方で、自殺の直前には身辺の者に自殺を仄めかす言動を多く残しており、実際には早期に発見されることを望んだ狂言自殺で、たまたま発見が遅れたために手遅れになったとする説もある。また、死後に見つかり、久米正雄に宛てたとされる遺書「或旧友へ送る手記[1]」の中では自殺の手段や場所について具体的に書かれ、「僕はこの二年ばかりの間は死ぬことばかり考へつづけた。(中略)…僕は内心自殺することに定め、あらゆる機会を利用してこの薬品(カルモチン)を手に入れようとした」とあることから、記述を信頼すれば計画的に自殺を企てていた節も伺える。


遺書として、妻・文に宛てた手紙、菊池寛、小穴隆一に宛てた手紙がある。芥川が自殺の動機として記した「僕の将来に対する唯ぼんやりした不安」との言葉は、今日一般的にも有名であるが、自殺直前の芥川の厭世的、あるいは「病」的な心境は「河童」を初めとする晩年の作品群に明確に表現されており、「ぼんやりした不安」の一言のみから芥川の自殺の動機を考えるべきではないとも言える。芥川命日は小説「河童」から取って河童忌と称される。


死の前日、芥川は近所に住む室生犀星を訪ねたが、犀星は雑誌の取材のため、上野に出かけており留守であった。犀星は後年まで「もし私が外出しなかったら、芥川君の話を聞き、自殺を思いとどまらせたかった」と、悔やんでいたという。また、死の直前に


「橋の上ゆ胡瓜なくれは水ひびきすなはち見ゆる禿の頭」


と河童に関する作を残した。


死の8年後、親友で文藝春秋社主の菊池寛が、芥川の名を冠した新人文学賞「芥川龍之介賞」を設けた。芥川賞は日本で最も有名な文学賞として現在まで続いている。
...』(Wikipedia)



河童忌の俳句:


・河童忌と気付きしよりの星の声 鍵和田釉子


・河童忌に田端の酒をすすりけり 上村占魚


・河童忌のくもりがちなる竹の肌 朝倉和江


・河童忌の声の切なき明烏 林徹


・河童忌の路面電車の火花かな 藤井基史



芥川は教科書にも採用され、誰もがその文章を読んでいる。
芥川賞はいまだに文壇への最高の勲章だ。


芥川龍之介が自殺したのは35才。
写真に残る芥川の風貌はもっと長く生きた人のようだ。
若くして名をなし、急いで仕事をして、早々と自ら幕を引いてしまった。
疲れるにはまだ早いのだが、本人はもうすることがなかったのだろうか。


「鈍感力」を身につけて悠々と生きる芥川を見てみたい思いがするのだが、それは無い物ねだりかもしれない。


残された名作をよしとするほかはない。



 

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