FC2ブログ

  • 2011年06月 の記事一覧

2011年06月30日(木) 記事No.4843


延期されること無く、予想通りめでたく、オリンパスの新型機3種が発表された。


革新的な新分野の開拓という新型機ではないが、カメラメーカーとしてあるべきカメラのイメージを着実に追いかけている印象で好感が持てる新製品だ。
 新しい機能は重要だが、発色とか焦点のような基本的な機能を練りあげていく事は大変重要なことだ。


パナソニック、ソニーのような家電メーカーがデジカメ分野に算入し、技術開発力をバックに新商品を市場に投入して成功を収めつつある。
 一方、フィルム時代からのカメラの既存勢力も応戦している。そのひとつの方法が、今回のオリンパスの新製品に現れている。
 新しい技術・分野の開拓も必要だが、発色とか焦点のような映像の基本的要素の技術のレベルを上げることは重要なことだ。
 安い労働力を背景に生産される外国製品に対抗するためには、ひと味違う写りをするカメラ、日本人の感性を満足する品質の高さを感じさせるカメラが必要だ。それがなければ、安い商品に売上を奪われるのは眼に見えている。


Fujifilmも歴史のあるカメラメーカーとして頑張っている。
Finepix X100は、他社の後追いではなく、Fujiの独自性を表現しているカメラだ。 


 


(SANKEI PHOTO より転載)


コンデジなのだが、デジイチのサイズの撮像素子APS-Cを搭載し、画素数を1230万画素に抑え余裕を持たせている。
一番の特徴は、「ハイブリッドビューファインダー」にある。
液晶パネルと光学像を重ねあわせてクリアーな実像と撮影情報を利用することを可能にしている。
 光学像を切り替えて、液晶パネルを高画質なEVFとして使用することもできる。
 ファインダーはカメラマンの心なので、ファインダーをカメラマンの目線で設計していく考え方は支持できる。


また、フィルムメーカーらしく、フィルムを選択する感覚で色調を選ぶことができる「フィルムシミュレーションモード」を提供している。
 プロカメラマンに選ばれたカラーリバーサルフイルムのVelvia、PROVIA、ASTIAをシミュレーションできることは、フィルム時代からのカメラマンを惹きつける魅力となっている。


 



(『折しもサクラが満開。ベルビアを選択して鮮やかな一枚を楽しむことが出来る。花曇りでハッキリしないコントラストでもこの鮮明度がたまらない。フィルム時代から好きな発色だ。こうしたシチュエーションでも10cmまで寄れるのがうれしい。』
時空トラベラー より転載)


このような作例を見ると、X100が欲しくなるのは当然だ。


X100は明確なコンセプトで作られた上級コンデジとして完成した姿である。


最近、Photo Rumorsに、Fujiが9月に3機種の新型デジタルカメラを発表するとの噂がながれている。


そのうちの1台は、APS-Cよりも小さいm4/3程度のセンサーを採用したミラーレス機だそうだ。
 その他にも、将来、X100ベースのレンズ交換式カメラが登場すると予想している。


他社の後追いではなく、FUJINONの交換レンズと大型センサーとフィルムのシミュレーションと明瞭なファインダーシステムが提供される事になれば、多くのカメラマンが魅力に負けてしまいそうな気がする。


 デジカメ分野は、日本が外国に対してアドバンテッジを持っている数少ない分野の一つだ。
 家電メーカーに加えカメラ業界の日本のメーカーが競争し、日本の本物にこだわるカメラマニアを満足させていけば、日本のデジカメの将来は明るいと言える。
 今年の1年は、面白い年になりそうだ。

(20)カメラ・映像 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月30日(木) 記事No.4844

2011/6/30 (木) 旧暦: 5月29日 祝日・節気: ---- 日出: 4時28分 日没: 19時00分 月出: 3時08分 月没: 18時00分 月齢: 28.25 干支: 丙辰 (へいしん,ひのえたつ) 六曜: 先負 九星: 二黒土星


今日の季語: 夏越の祓(なごしのはらえ)


 



(貴船神社の茅の輪潜り 京男雑記帳 より転載)


『大祓(おおはらえ)は、6月と12月の晦日(新暦では6月30日と12月31日)に行われる除災行事である。犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で、6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)という。6月の大祓は夏越神事、六月祓とも呼んでいる。なお、「夏越」は「名越」とも標記する。輪くぐり祭とも呼ばれる。


 行事としての大祓
茅の輪(年越の祓にて)701年の大宝律令によって正式な宮中の年中行事に定められた。
この日には、朱雀門前の広場に親王、大臣(おおおみ)ほか京(みやこ)にいる官僚が集って大祓詞を読み上げ、国民の罪や穢れを祓った。衣服を毎日洗濯する習慣や水などのない時代、半年に一度、雑菌の繁殖し易い夏を前に新しい物に替える事で疫病を予防する意味があった。その後、百年ほどは盛大に行われた。そして応仁の乱の頃から行われなくなったが、江戸時代(1691年)に再開され、次第に広まった。


1871年(明治4年)の太政官布告にて明治新政府により「夏越神事」「六月祓」の称の禁止と「大宝律令」の「大祓」の旧儀の再興が命じられ、全国の神社で行われるようになった。戦後には「夏越神事」「六月祓」の称も一部では復活し、現在に至る。


拾遺和歌集に「題しらず」「よみ人知らず」として、「水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶというふなり」という歌が載せてある。


夏越の祓では多くの神社で「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われる。これは、氏子が茅草で作られた輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓うものである。『釈日本紀』(卜部兼方 鎌倉時代中期)に引用された『備後国風土記』逸文にある「蘇民将来」神話では茅の輪を腰につけて災厄から免れたとされ、茅の旺盛な生命力が神秘的な除災の力を有すると考えられてきた。また、茅の輪の左右に設置する笹竹に願い事を書いた短冊を振下げ、七夕に河川に流すといった俗信仰は、書初めをどんどん焼きで焚くと筆が上達するといった行事と対応している。


京都では夏越祓に「水無月」という和菓子を食べる習慣がある。水無月は白のういろう生地に小豆を乗せ、三角形に包丁された菓子である。水無月の上部にある小豆は悪霊ばらいの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表していると云われている。


高知県下では、夏越祓のことを「輪抜け様」と呼び、多くの神社でお祭りが開かれる。行事として最も重要な茅の輪潜りはもちろん行われるが、それに併せて神社の参道に多くの屋台が並び、まさにお祭りである。梅雨時期に当たることから天気がぱっとしないことが良くあるが、「輪抜け様」が終わると夏到来という風物詩でもある。


尚、茅の輪のカヤを引き抜いて持ち帰る人が後を立たないが、本来は罪や穢れ・災厄をカヤに移すことで無病息災を得る風習であり、カヤを持ち帰ることは他人の災厄を自宅に持ち帰ることになるので(茅の輪のカヤを抜いて持ち帰るのは)避けるべきである[1]。』(Wikipedia)



夏越の俳句:


・しづか舞ふ夏越祭りや段葛 川下じゅんこ


・のれんかけ替へて夏越の祓かな 吉田みち子


・夏越祭空を洗ひて雨上る 門伝史会(風土)


・神楽殿ずいと夏越の風通す 藤木倶子


・夏越餅名はみなづきや白撓み 吉野義子


京の文化から遠い田舎に暮らす立場としては、夏越の祓も憧れる。
毎日暑く、のっぺら棒のような日々を過すことは痛ましい。
何事も工夫が必要なのだから。
夏越の祓もルーツは宮中の行事言い換えれば神道に起源があるのだろうが、それはともかく毎日を表情豊かにすることが大切だ。


気持ちを改め、茅の輪をくぐり、水無月をいただく。
そのような行いのなかに、日々に表情を持たせることが可能になる。
 文化の力と実用性は、其処にある。


水無月には色々なものがあるようだが、京都鶴屋の「水無月」は葛で作られているそうだ。


 
(京男雑記帳 より転載)


小豆には魔物を払う霊力があるそうだ。
夏には欠かせない氷ぜんざいのルーツは水無月にあるように思われる。



 

(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月29日(水) 記事No.4845


デジカメの情報サイト「デジカメinfo」にオリンパスの新製品の予想記事が掲載されている。
http://digicame-info.com/2011/06/e-p3-4.html


この3機種で魅力的なことは、AF速度の速さだ。
赤外線を使用しているAFシステムにより、今最も早いと言われているLUMIX GH2の速度より速いと言う評判だ。
 コンデジのNIKON P300は使い勝手が良いカメラだが、AFは、素晴らしいとは言えない。オリンパスの新製品はこの点快感を与える速さが予想される。
 AFが速ければ、動画撮影も気持ちよく撮ることができる。


オリンパスのPENシリーズの強みはボデー内手ぶれ補正装置だが、今回の3機種にも搭載されている。
 小さく軽いボデーは手ぶれを起こしやすいのでこれはポイントになる。


3機種のうち最も面白そうなのは、一番小型のE-PM1。
上級コンデジとして評判の良いOLYMPUS XZ-1と同じ、サイズでレンズ交換ができるので、サブカメラとして人気が出そうだ。


43rumorsにリーク写真が掲載されている。


 



 

(20)カメラ・映像 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月29日(水) 記事No.4846

2011/6/29 (水) 旧暦: 5月28日 祝日・節気: ---- 日出: 4時27分 日没: 19時00分 月出: 2時17分 月没: 17時07分 月齢: 27.25 干支: 乙卯 (いつぼう,きのとう) 六曜: 友引 九星: 一白水星


今日の季語: 空梅雨


 



(家庭菜園我が家の庭畑 より転載)


『六月にはいると次第に太平洋方面の高気圧の勢力が強くなり、北の方の大陸の高気圧との間の前線、すなわち梅雨前線が形成されて梅雨に入ります。
 梅雨期に雨が多いと水害を受けますし、また逆に梅雨期に雨が降らず干ばつ気味だと干害を受けます。
 特に多量の灌漑水を必要とする稲作が行われている日本では空梅雨も心配の種です。ところで梅雨について梅雨の初めに雷鳴が聞かれる年には空梅雨になるということが言われています。


 雷は色々な原因で発生します。天気がよいと地面が夏の強い日射を受けてその上の空気が暖まり軽くなります。その為そこに強い上昇気流が起こります。この強い上昇気流が原因となっていわゆる熱雷が発生します。したがって梅雨の初めの頃に雷鳴がよく聞かれるのは、天気が非常によい証拠です。すなわち、太平洋高気圧の勢力が例年より早く強くなった年であり、こうした年には、空梅雨となる可能性が大きいと言って良いでしょう。』
(Let's 観天望気 より転載)



空梅雨の俳句:


・空梅雨に黄なるネクタイひるがへす 横山白虹


・空梅雨に鳴る水分の神の鈴 太田文萌


・空梅雨の熟れを早めて麦小粒 大熊輝一 土の香


・空梅雨の庭を掃く音隣より 岩沢猪子


・空梅雨の泡盛醸す倉暗し 小熊一人


日本酒は、寒造りが基本なので、梅雨に造ることはない。
泡盛は黒麹を使うので酸の生成力が強く、この時期の高温の中でも造ることができる。
 先日の沖縄は梅雨が明けて、酒造所の製麹場は汗が流れて伝うほど暑かった。
 小熊が暗いと詠む倉は黒麹が繁殖している蔵なのかもしれない。
 新里酒造や比嘉酒造のような清潔な酒造場もあれば、天井まで黒麹がびっしりと繁殖している酒造場もあった。


本当に暑い日が連続して続いている。
梅雨が明けてしまい夏本番ではないかと思われる暑さだ。
空梅雨は農作物の大敵だ。
大震災に加えて旱魃が来ないように、普通に雨の降る梅雨であって欲しい。



 

(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月28日(火) 記事No.4847

2011/6/28 (火) 旧暦: 5月27日 祝日・節気: ---- 日出: 4時27分 日没: 19時00分 月出: 1時32分 月没: 16時10分 月齢: 26.25 干支: 甲寅 (こういん,きのえとら) 六曜: 先勝 九星: 九紫火星


今日の季語: 葛切


 



(ファンキーモンキーな旅人Blog より転載)


『葛切り(くずきり)は、葛粉を水で溶かしてから加熱し、冷却して板状に固めたものをうどんのように細長く切った麺状の食べ物。


冷して蜜をかけて食べたり、乾燥したものを鍋料理の具として用いたりする。


葛粉は非常に高価で供給量も少ないため、葛を原料に用いず、代わりに廉価なジャガイモ澱粉(ジャガイモ澱粉は、体を冷やす作用がある)などを原料にして葛切りを模した食材が一般に使われるようになっている。


薬効
葛粉は薬効を持ち、体を温め血行をよくする為、風邪引き(葛根湯)や胃腸不良の時の民間治療薬として古くから珍重されてきた。近年は健康志向の高まりも手伝って、自然食品や健康食品としてますます注目をあびている[要出典]。また、更年期障害や骨粗鬆症、糖尿病、乳癌、子宮癌や男性の前立腺癌の治療もしくは改善に効果があるとされるイソフラボンが含まれている事も追い風になっている。
』(Wikipedia)



葛切の俳句:


・葛切や京奥山の水の味 篠原悠子


・葛切や溪吹きあぐる風の色 中井啓子


・するつと葛切ざらりと別れ際 櫂未知子


・葛切に淡き交り重ねたる 後藤比奈夫


・葛切の舌にはかなき午後三時 文挾夫佐恵


毎日暑い日が続いている。
とても梅雨時とは思われない暑さ。
真夏のような太陽が照りつけている。


渓を渡る風の涼しさは特別だ。
風の過ぎていく川床で葛切をいただけばさぞ涼しいことだろう。


汗の滴る暑い季節には、人間関係も葛切りのように淡くさらりが涼しくて良い。



 

(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月27日(月) 記事No.4848

2011/6/27 (月) 旧暦: 5月26日 祝日・節気: ---- 日出: 4時26分 日没: 19時00分 月出: 0時54分 月没: 15時12分 月齢: 25.25 干支: 癸丑 (きちゅう,みずのとうし) 六曜: 赤口 九星: 八白土星


今日の季語: 優曇華(うどんげ)


 



(東京:板橋 赤塚溜池公園のスナップ より転載)


『優曇華
他の物に産み付けられた昆虫クサカゲロウの卵塊をいう。長い柄の先に1つずつ卵塊が付いたものが、時には数十個まとめて産み付けられる。地域によって異なるが、吉兆や凶兆として伝えられてきた。』(Wikipedia)



優曇華の俳句:


・優曇華の附きし団扇を大切に 石田波郷


・電燈を逆立て照らす優曇華を 大野林火


・日を経たる優曇華一糸乱れざる 野中木立


・優曇華に夫呼べば子も犬も来て 大石悦子


・優曇華に夕日さしゐる京都御所 飯田龍太


・優曇華の木陰はいづこ佛生會 杉田久女


優曇華はまだ見たことはない。見たかもしれないが記憶にはない。


夏の季語としての優曇華は、草蜉蝣の卵を指すが、仏教経典に登場する3000年に一度花が咲くという伝説上の花を指すこともある。
 その華が咲く時に、金輪王が現世に出現するという。


久女の句の季語は佛生會で、優曇華ではない。
この句の優曇華は、この伝説上の華である。



 

(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月26日(日) 記事No.4849

2011/6/26 (日) 旧暦: 5月25日 祝日・節気: ---- 日出: 4時26分 日没: 19時00分 月出: 0時20分 月没: 14時15分 月齢: 24.25 干支: 壬子 (じんし,みずのえね) 六曜: 大安 九星: 七赤金星


今日の季語: 青梅


 



(味咲 より転載)


『ウメ(梅、学名:Prunus mume)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。
...
果実
 薬効と毒性
梅の実花を観賞するほか、果実を梅干し、梅酒、梅酢、梅醤やジャムなどにして食用とする。また甘露梅やのし梅などの菓子や、梅肉煮などの料理にも用いられる。強い酸味が特徴であり、クエン酸をはじめとする有機酸などを多く含むので健康食品としても販売されている。果実から種を取り出すための専用器具も販売されている。


漢方薬では燻蒸(くんじょう)して真っ黒になった実を烏梅(うばい)といい、健胃、整腸、駆虫、止血、強心作用があるといわれる。中国では話梅(広東語: ワームイ)と呼ばれる干して甘味を付けた梅が菓子として売られており、近年では日本にも広まっている。


また、中国では紀元前から酸味料として用いられており、塩とともに最古の調味料だとされている。日本語でも使われる良い味加減や調整を意味する単語「塩梅(あんばい)」とは、元々はウメと塩による味付けが美味くいったこと示した言葉である


バラ科の葉や未成熟の青い果実、核の中の種子には青酸配糖体が含まれ、未熟な種子や腸内細菌の酵素により、シアンを生成する。これが胃酸により有毒性を発揮すると、痙攣や呼吸困難、さらには麻痺状態になって死亡するといわれている。胃酸や胃の消化酵素の分泌だけではシアンの生成は起こらないので、大量の種子をかみ砕いた場合を除いて誤摂取による中毒の危険は限られる。アンズの種子による重症例がある一方、幼児が青梅の果肉を囓った程度では心配ないとされる。また、梅酒の青い実や梅干しの種の中身などは、アルコールや塩分、熱により酵素が失活し、毒性は低下している。


尚、サッポロ飲料株式会社・近畿大学生物理工学部・和歌山県工業技術センターの共同研究で、梅の果実成分による疲労軽減効果が実証されている。[6]
...


ウメにまつわる言葉
...
「桃栗三年、柿八年、柚(ゆず)の馬鹿野郎十八年、梅はすいすい十六年」
種を植えてから実を収穫できるまでの期間を指す俚謡。本来は「桃栗三年柿八年」で一つの諺。「物事は簡単にうまくいくものではなく、一人前になるには地道な努力と忍耐が必要だ」という教訓である。』(Wikipedia)



青梅の俳句:


・青梅に眉あつめたる美人かな 与謝蕪村


・花の皆青梅になる若木かな 正岡子規


・青梅の最も青き時の旅 細見 綾子


・子の家の青梅密に小庭なる 溝口青於


・帰りきし家青梅の輝やけり 板橋昌子



青梅は酸っぱい。
眉をあつめた美人も酸っぱい。
実を枝に集めた若木は酸っぱい。
最も青い時の旅も、随分と酸っぱい旅だったことだろう。
若さと酸っぱさは同じことなのだ。


溝口の見た青梅は、子の家の庭、現実の梅。
板橋の青梅は、現実の梅なのだろうか。
夢のなかの家なのだろうか。


青梅のその酸っぱさは青春に繋がっている。



 

(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月25日(土) 記事No.4850


沖縄旅行にNIKON P300を連れて行ったが、良く活躍してくれた。
 風景も食べ物も酒造所の中もよく撮れた。動画も予想以上によく撮影ができた。
 小型軽量で写真も動画も一通り卒無く撮ることができる万能選手だった。


今日は、OLYUMPUS EPL2の写りと比べるために薔薇の花を撮って見た。
 EPL2にはLUMIXG1の標準ズームを装着してある。


遠景以外は、P300はマクロモードON。
EPL2は、シーンモードでマクロを選択して写した。
露出はすべてオートである。


 
(P300)


 
(EPL2)
ロイヤル・ウイリアムと言うバラは、深みのある赤のインパクトが大きな薔薇で、肉眼では見つめてしまう主張がある薔薇である。
 赤なのだが底に黒を秘めている赤で渋い赤かである。


EPL2の赤は、LUMIXレンズのせいかもしれないが、華やかすぎる赤になっている。肉眼にはP300の方が近い。
背景のボケは、m4/3の方がボケ味が良いのは当然だ。


 
(P300)


 
(EPL2)
これもP300の方がが自然だ。EPL2の白は黄みが勝っている。



 
(P300)


 
(EPL2)


花びらのピンクはP300の方が肉眼に近い印象だ。


 
(P300)


 
(EPL2)


どちらも良い。


 
(P300)


 
(EPL2)


どちらも良い。EPL2の方がやや華やかな感じに写る。


 
(P300)


 
(EPL2)


肉眼では、遠くから目立つ赤の中にある黄色の花。
このような派手な色彩は、EPL2のほうがうまく写している。


 
(P300)


 
(EPL2)


あまり変わらないが、EPL2の方が解像力の差でクッキリ感がある。


 
(P300)


 
(EPL2)


静かな落ち着いた被写体では、余り変わらない。


 
(P300)


 
(EPL2)


P300の時は、やや陰っていた。


比べてみると、P300は日常のお供としては、EPL2と同等の良さを持っていることが実感できた。


特に、渋めの被写体の場合はP300の方が自然な写りだ。
華やかな被写体はEPL2の方がクッキリと写る。


動画の撮り比べはしなかったが、画素数の関係でP300の方が上のように思う。


ネットに掲載する写真の用途では、P300はEPL2に遜色ない写りだ。
 日常のお供に連れて歩くには、P300の小型軽量が使い易い。



 

(20)カメラ・映像 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月25日(土) 記事No.4851

2011/6/25 (土) 旧暦: 5月24日 祝日・節気: ---- 日出: 4時26分 日没: 19時00分 月出: ---- 月没: 13時18分 月齢: 23.25 干支: 辛亥 (しんがい,かのとい) 六曜: 仏滅 九星: 六白金星


今日の季語: 木苺


 



(芸術の小径 より転載)


『キイチゴ属(きいちごぞく 学名:Rubus)とは、バラ科の属の1つ。キイチゴ(木苺、Bramble)と総称される。ラズベリー (Raspberry)、ブラックベリー (Blackberry) などの栽培種群に代表される、数十?数百種(研究者により大きく違う)が属する。


 分布
主に北半球の寒帯から温帯に多く見られる。


 特徴 [編集]ほとんどは小柄ながら木質化した茎を持つ低木で、一部に匍匐性のものや草本がある。茎や葉に棘を持つものも多い。


雌蘂は多数の心皮からなり、それぞれが独立した果汁を含んだ粒の形になる。したがって、果実はそのような粒の塊に見える。果実は食べられるものが多く、いわゆる野いちごは大部分がこの属のものである。


 栽培
ラズベリー (Raspberry)、ブラックベリー (Blackberry) の2つが主な栽培系統である。


ラズベリーの原生種はヨーロッパと北米に分布し、ヨーロッパの種が栽培化され、のちに北米の種も栽培化された。寒冷地に適す。


ブラックベリーの原生種は西アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカと広い範囲に自生し、北米の数種が栽培化された。寒さに弱く、温暖な地に適す。


日本では古代から室町時代ごろまでは栽培されていたが、その系統は途絶えている。現在の日本では欧米のラズベリーやブラックベリーが小規模に栽培されているのみである。
...』(Wikipedia)



木苺の俳句:


・口中にして木苺の朝の冷 黒坂紫陽子


・書庫までの小径木苺熟れてゐる 山口青邨


・裾重く聖尼ばかりの木苺摘み 草間時彦


・木苺の熟れしあはれをまのあたり 後藤夜半


・木苺食むやふっくらとして森ひとつ 仙とよえ



毎日暑い日が続いている。
こんな日にはラズベリーのアイスクリームを食べていたい。



 

(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2011年06月24日(金) 記事No.4852

2011/6/24 (金) 旧暦: 5月23日 祝日・節気: ---- 日出: 4時26分 日没: 19時00分 月出: 23時50分 月没: 12時22分 月齢: 22.25 干支: 庚戌 (こうじゅつ,かのえいぬ) 六曜: 先負 九星: 五黄土星


今日の季語: 梅雨晴


 



(plummet より転載)


梅雨晴とは、梅雨の中休みの晴れ間のこと。


梅雨晴の俳句:


・屋根屋去り梅雨晴の空残りけり 阿部みどり女


・梅雨晴の葵の花や黒き蝶 斎藤梅影


・梅雨晴の森たつぷりとありにけり 大井戸辿


・梅雨晴の飛瀑芯までかがやけり 野澤節子


・梅雨晴の夕茜してすぐ消えし 高濱虚子


昨日今日と梅雨晴れの日が続いた。
被災地では、瓦が不足し、屋根職人もいないので、屋根に修理が儘ならない。
 梅雨は困った季節だが、その中の梅雨晴れは嬉しい。


急に真夏日になり、身体が悲鳴を上げている。
夏のような陽射しが照りつけ、汗が頬を伝い滴り落ちるが、それでも嬉しい。


花も蝶も洗濯物も布団も今日を限りと太陽を浴びている。
梅雨の中の太陽は輝かしく嬉しいと言っている。



 

(2)日記 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 |