2010年02月01日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2010-02-01 (Mon)

2010/02/01 心の中を流れる音楽 The Windmills of Your Mind

2010/02/01 心の中を流れる音楽 The Windmills of Your Mind

The Windmills of Your Mindは、日本語の題名は「風のささやき」とされ、よく知られている。 今では歌単独で楽しまれ、映画の主題歌であることを知らない人もいるだろう。 The Windmills of Your Mindは、米映画「The Thomas Crown Affair」(邦題「華麗なる賭け」)の主題歌である。1968年、スティーブ・マックイーン、フェイ・ダナウエイ主演で映画化されたが,1999年ピアース・ブロスナン、レネ・ルッソ主演でリメイクされて...

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The Windmills of Your Mindは、日本語の題名は「風のささやき」とされ、よく知られている。
 今では歌単独で楽しまれ、映画の主題歌であることを知らない人もいるだろう。
 The Windmills of Your Mindは、米映画「The Thomas Crown Affair」(邦題「華麗なる賭け」)の主題歌である。


1968年、スティーブ・マックイーン、フェイ・ダナウエイ主演で映画化されたが,1999年ピアース・ブロスナン、レネ・ルッソ主演でリメイクされている。この時の邦題は、「トーマス・クラウン・アフェアー」とされている。


1968年の「華麗なる賭け」の主題歌であるThe Windmills of Your Mindはミッシェル・ルグラン作曲、のこの曲は同年のアカデミー主題歌賞を受賞している。


歌はノエル・ハリソンが歌ったが、多くの歌手がレコーディングしており、映画から独立して歌として一人歩きしていると言えるだろう。
 1999年の主題歌はStingが歌っている。


この歌が人気があるのは、ミッシェル・ルグランの作曲であるからでもあるが、それよりMarilyn Bergman & Alan Bergmanの作詞の良さからだろうと思う。



Round, like a circle in a spiral
Like a wheel within a wheel.
Never ending or beginning,
On an ever spinning wheel
Like a snowball down a mountain
Or a carnival balloon
Like a carousel that's turning
Running rings around the moon
Like a clock whose hands are sweeping
Past the minutes on it's face
And the world is like an apple
Whirling silently in space
Like the circles that you find
In the windmills of your mind


Like a tunnel that you follow
To a tunnel of it's own
Down a hollow to a cavern
Where the sun has never shone
Like a door that keeps revolving
In a half forgotten dream
Or the ripples from a pebble
Someone tosses in a stream.
Like a clock whose hands are sweeping
Past the minutes on it's face
And the world is like an apple
Whirling silently in space
Like the circles that you find
In the windmills of your mind


Keys that jingle in your pocket
Words that jangle in your head
Why did summer go so quickly
Was it something that I said
Lovers walk along the shore,
Leave their footprints in the sand
Was the sound of distant drumming
Just the fingers of your hand
Pictures hanging in a hallway
And a fragment of the song
Half remembered names and faces
But to whom do they belong
When you knew that it was over
Were you suddenly aware
That the autumn leaves were turning
To the color of her hair


Round, Like a circle in a spiral
Like a wheel within a wheel
Never ending or beginning,
On an ever spinning wheel
As the images unwind
Like the circle that you find
In the windmills of your mind


*詩的な歌詞なので、イメージが取りにくいので訳してみた。
例によって正しいかどうか保証はない。


廻る まるで螺旋の輪のように 
輪の中の輪のように 
終わることも始まることも無い
廻り続ける糸車の
山から転がる雪玉のように
お祭りの風船のように
廻っている回転木馬のように
月を廻る輪のように
時計の針が文字盤の過ぎ去った時を
ぬぐい去るように
そして世界は宇宙で沈黙して回転している
一つのリンゴ
君が心の風車の中に見る
多くの輪のように


君がトンネルを進んで行くと
入り口に出てしまうトンネルのように
窪みを降りると洞窟に
そこでは太陽が輝いたことが無い
半分忘れてしまった夢の中で
巡り続けるドアのように
流れに誰かが投げた
小石の波紋のように
時計の針が文字盤の過ぎ去った時を
ぬぐい去るように
そして世界は宇宙で沈黙して回転している
一つのリンゴ
君が心の風車の中に見る
多くの輪のように


君のポケットの中で音をたてる鍵の束
君の頭の中のがなりたてる言葉の数々
何で夏はこんなに早く過ぎてしまったのか?
それは僕が話したこと?
恋人達は波打ち際を歩き
砂に足跡を残す
遠くの太鼓の音は
君の手の指だった
廊下に掛けられている絵
そして 歌の断章
ぼんやりと覚えている名前と顔
それらは一体誰だろう?
終わると知った時
君は急に気がつく
秋の木の葉の色が
彼女の髪の色になることを 


廻る まるで螺旋の輪のように 
輪の中の輪のように 
終わることも始まることも無い
廻り続ける糸車の
バラバラになった多くの映像のように
君が心の風車の中に見る
多くの輪のように



始まりから終に向けて一直線に進むのが西洋的だが、この詩は円のイメージを積み重ねている。
思い出は、終も無く果てしなく堂々巡りする。
人の心は真っ直ぐには進まない。
何時もどこからどこに向かうとも知れず
回り回って同じところに戻ってくる。


それは西洋でも東洋でもおなじこと
多くの歌手がカバーしているのは
この歌の世界が、人の心のもどかしさ
、やるせなさ、割り切れなさを歌っているからだろう。


この歌は廻るものとして風車を見ているが、この歌のイメージは、日本では回り灯篭だろうか。
 同じ絵柄が始まりも無く終も無く、永遠に回り続ける。
見ているうちに、何か現を離れて絵柄の世界に引き込まれてしまう回り灯籠。


俳句では「風車」は春の季語。


 



(Wikipedia より転載)


風車の俳句:
さかさ廻り思ひとどまる風車 土方秋湖
パステルに風を染めゆき風車 稲畑廣太郎
街角の風を売るなり風車 三好達治
止まることばかり考へ風車 後藤比奈夫
父がまづ走つてみたり風車 渚男
風が来て廻す孤独の風車 山口素人閑
風車とまりかすかに逆まはり 京極杞陽
風車赤く廻るは淋しかり 小林 たか子
風車切れ目切れ目の空が春 櫛原希伊子


回り灯籠、走馬灯は夏の季語。
 
(私と家族のHP より転載)


回り灯篭の俳句:
生涯にまはり燈籠の句一つ 高野素十
同じ事を廻り燈籠の廻りけり 正岡子規
風鈴は鳴りぬ燈籠は廻りけり 青木月兎
走馬灯売る横顔を灯が廻る 猿橋統流子
走馬灯えにし濃しとも淡しとも 佐野美智
走馬灯けふを去らせて遠きかな 小林康治
走馬灯余生駈け去るばかりかな 小林康治
灯を消してうつつの影や走馬灯 和田游眠
走馬灯まはりて何も思はざる 長崎玲子
走馬灯ひとりの刻が廻り出す 清水節子
つつましきひとの世なりし走馬灯 瀧 春一


回り灯籠・走馬灯は時間を変換する。
今は昔に、昔は今に。



【データ】
原曲Noel Harrisonの歌。
坦々とアップテンポで歌う。
http://www.youtube.com/watch?v=95O51MhiR14


リメイクされた映画に使われたsting。
スローに語りかける。
http://www.youtube.com/watch?gl=GB&hl=en-GB&v=kb9dcv1xDiY


Dusty Springfieldの歌い方。
スローで詩的だがボサノバのリズム。
http://www.youtube.com/watch?gl=GB&hl=en-GB&v=6ETiQvL6alI


筆者の好きな"Windmills Of Your Mind"はJose Feliciano。
甘いギターの音になにか悲しさが響く。
http://www.youtube.com/watch?v=XkdANtSKT2g



 

2010-02-01 (Mon)

2010/02/01 日記 冷たい雨

2010/02/01 日記 冷たい雨

2010/2/1 (月) 旧暦: 12月18日    日出: 6時41分  日没: 17時08分  月出: 19時41分  月没: 7時36分  月齢: 16.83  壬午 (じんご,みずのえうま)  六曜: 大安  九星: 一白水星  選日: 三隣亡今日の季語: クロッカス (葉っぱの岬 より転載)『クロッカス(英: crocus)は、アヤメ科クロッカス属の総称、または、クロッカス属の内で花を楽しむ園芸植物の流通名。 特徴耐寒性秋植え球根...

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2010/2/1 (月) 旧暦: 12月18日    日出: 6時41分  日没: 17時08分  月出: 19時41分  月没: 7時36分  月齢: 16.83  壬午 (じんご,みずのえうま)  六曜: 大安  九星: 一白水星  選日: 三隣亡


今日の季語: クロッカス


 



(葉っぱの岬 より転載)


『クロッカス(英: crocus)は、アヤメ科クロッカス属の総称、または、クロッカス属の内で花を楽しむ園芸植物の流通名。


 特徴
耐寒性秋植え球根植物。原産地は地中海沿岸から小アジアである。晩秋に咲き、花を薬用やスパイスとして用いるサフランに対し、クロッカスは早春に咲き、観賞用のみに栽培されるため、春サフラン、花サフランなどと呼ばれる。球根は直径4cmくらいの球茎で、根生葉は革質のさやに覆われているが、細長く、花の終わった後によく伸びる。花はほとんど地上すれすれのところに咲き、黄色・白・薄紫・紅紫色・白に藤色の絞りなどがある。植物学上は、クリサントゥスCrocus chrysanthusを原種とする黄色種と、ヴェルヌスC. vernusを原種とする白・紫系の品種とは別種だが、園芸では同一種として扱われ、花壇・鉢植え・水栽培抔に利用されている。


 栽培
球根の植え時は10月から11月で、花壇に植えるときは15cm間隔に植え付け、8~10cmくらい覆土する。鉢植えは、6寸鉢に6~7級が適当で、球根が2cmくらい土をかぶるように植える。寒さに強く、日当たりと水はけの良いところなら、植えっぱなしでもよく生育するほど丈夫である。花後葉が伸びて醜くなるが、そのままにしておき、葉が半分くらい黄ばんできたら掘り上げて分球し、乾いた風通しの良いところで貯蔵する。』(Wikipedia)



クロッカスの俳句:


・日が射してもうクロッカスが咲く時分 高野素十


・クロッカス雀ら小さき胸張って 松井桂女


・子が植ゑて水やり過ぎのクロッカス 稲畑汀子


・クロッカスの花に冷たき風のあり 中川 民子


・クロッカス咲きし佳きことありさうな 上原 信子


・クロッカス黄に日溜りの陽を吸へり 山本満義



月が替り2月になったが、冷たい雨が降る日になった。


2002年の今日、2月1日、小泉首相が田中眞紀子外相を更迭した。
 8年の歳月が流れたが政治主導の実現は果たされていない。今日の天気と同じく、冷たい雨が降っている。
 暖かい春はまだまだだ。