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  • 2009年11月 の記事一覧

2009年11月30日(月) 記事No.5876

2009/11/30(月) 旧暦:10月14日 日出:6時30分 日没:16時28分 月出:14時33分 月没:4時00分 月齢:13.32己卯(きぼう,つちのとう) 六曜:大安 九星:九紫火星 選日:


今日の季語: 新海苔


 



(木更CoN BLOG より転載)


 



(壱岐ものや より転載)


新海苔は、冬に採れた海苔のこと。
色が濃く柔らかで、香り高い


江戸時代に海苔養殖は、江戸湾で始まった。
新海苔の季節には、海苔店の前には江戸っ子が列をなしたそうだ。
旬のものは美味しい。季節感がそれを膨らませる。
 新海苔の初摘みは11月中旬からだが、青海苔が混じった海苔は、香りのよいのが特徴である。年内に収穫されたものが新海苔である。年が改まれると、寒海苔と呼ばれ、味にコクがある。



新海苔の俳句:


 ・新海苔の艶はなやげる封を切る 久保田万太郎


 ・新海苔や一枚を火にひらきたる 落合水尾


 ・此比の朝夕やすし海苔二枚 蓼太


 ・新海苔にあの子この子を描いてみる 安藤まさよ



1992年の11月30日は、バレエダンサーのジョルジュ・ドンの忌日。


ジョルジュ・ドンの記事。
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/s/%A5%B8%A5%E7%A5%EB%A5%B8%A5%E5%A1%A6%A5%C9%A5%F3


ボレロを踊るドンの肉体は、人の身体というより弾む美の均衡というもののような気がする。



11月も晦日になってしまった。
今月は何か速く時が過ぎ去った様な気がする。
明日から師走、また忙しくなるだろう。



 

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2009年11月29日(日) 記事No.5877


闘った選手には申し訳ないがつまらない試合だった。
1回から12回まで丸で同じ展開。
KOシーンに結びつくような動きもなかった。


 


亀田の3回までにKO発言は、例によってビッグマウスだろうが、挑戦者らしく強引にやるという話はどうなったのか。
強引にやらなくても勝てるという目算が立っていたのか?


 


内藤も前に出て攻め続けたが、亀の子のように逃げ回る亀田を捉えられなかった。かえってカウンター狙いの術中に嵌ってしまった。
 内藤も策がなかった。亀田が出てこないのだから、自分で追いかけず足を止めて、コイコイと挑発すれば良かったのだ。


 


タイトルマッチでは挑戦者が勝つには、KOしかないと言われる。
しかし、亀田はKOをするよりされないように行動していた。
 加えて、内藤があれだけ攻めていたのに攻勢点が入らず、たかだか3発の左のカウンターが評価され、3-0のジャッジは不自然な気がする。


逃げ回る挑戦者が判定でチャンピオンになってはボクシングは面白くなくなる。



 

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2009年11月29日(日) 記事No.5878

2009/11/29(日) 旧暦:10月13日 日出:6時29分 日没:16時28分 月出:13時57分 月没:2時54分 月齢:12.32戊寅(ぼいん,つちのえとら) 六曜:仏滅 九星:一白水星 選日:小犯土始


今日の季語: 牛蒡(ごぼう)、うまふぶき、牛蒡引く、牛蒡掘る


 



(信州北信濃 坂爪農園 より転載)



(高山牛蒡 大阪府HP より転載)



『ゴボウ(牛蒡または牛旁、学名: Arctium lappa L. )は、キク科の多年草。ユーラシア大陸原産。


 特徴
日本で自生はしていないが、縄文時代には渡来していたと考えられている。主に食すようになったのは江戸時代から明治にかけてであり、根や葉を食用とする。茎の高さは1mほど、主根の長さは品種にもよるが50cm~1mほどある。花期は6~7月。紫色のアザミに似た総苞にトゲのある花を咲かせる。


 食用
日本では根を食用としてきんぴらや天ぷらのかき揚げなどに使われるほか煮物に用い、近年では細切りにした根を湯がいてサラダにもする。旬は初冬で、新ゴボウは初夏となる。根は、日本の他、日本が統治していた朝鮮半島、台湾、中国東北部の一部以外では食材としないが、ヨーロッパなどでは初夏に若葉をサラダとして食べることもある。朝鮮語では??(ウオン)といい、現在も栽培が行われている。


日本には薬草として中国から伝来。薬草としては発汗利尿作用のある根(牛旁根(ごぼうこん))のほか、浮腫、咽頭痛、解毒に用いる種子(悪実(あくじつ)、または牛旁子(ごぼうし))を用いる。日本では乳腺炎に種をそのまま食べるか、煎じる使用法も有効として民間に口伝で知られる。 繊維質が多く、便秘予防に効果があるとされる。


大腸がん・直腸がん予防に効果があるとするむきもあるが、これは正確ではなく、現在のところでは、試験管レベルの実験で酸素状態の悪い成長した大腸がんの細胞にたいして選択的に倍加した毒性を発揮する性質があるとされている[1]。 ゴボウの根の部分を野菜として利用するのは日本と朝鮮半島だけの特徴であり、先述のように葉の部分を野菜として、根の部分を漢方薬として使用されることが多い。』(Wikipedia)



牛蒡の俳句:


 ・牛蒡肥えて鎮守の祭近よりぬ 正岡子規


 ・牛蒡引くやほきりと折れて山にひびく 村上鬼城


 ・穴さむく土音のして牛蒡ほる 飯田蛇笏


 ・きんぴらとなって牛蒡のひとつまみ 松澤昭


 ・牛蒡引く世にもつまらぬ顔をして 加藤容子



何でも疑問を持つことは大切なことだが、一旦その道に進むと、安心するまで大変だ。
牛なのにギュウと言わずゴというのは何故?


これは、ギュウは漢音でゴは呉音だそうである。
牛頭天王(ごずてんのう)はよく知られている。


ゴボウの呼び方は色々あるようだが、現在ではゴボウ以外はあまり使われない。
 日本の古名では「うまふぶき」だそうだが、由来は説が分かれているようだ。
 ひとつは、宇末布々岐というのは、馬蕗(ウマブキ)の事で、葉がフキに似ていて、馬が好んで食べるのでその様に呼んだ。
 もう一つは、蒡は「蕗(ふき)」の事で、「ふき」の語源は「拭く」。
 昔は、葉でお尻を拭いたので、馬のお尻を拭いた事からそう呼んだ。


西洋人は、ゴボウの根は食べず葉をサラダにするそうである。
 ゴボウの葉はあまり食べた記憶がないが、馬も食べるし、西洋人も食べるのにどうして店頭に並ばないのだろう。


きんぴら、柳川、五目御飯、漬け物...牛蒡は美味しい。
きんぴらはこの頃特に好きになった。子どもの頃はあまり好きではなかった記憶があるが。
 子どもから大人になったことを判断する基準は色々考えられる。
苦い薬が飲めるようになるなんて言うのは解り易い判断基準だ。
牛蒡の旨さが判るようになるというのはどうだろう。



 

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2009年11月28日(土) 記事No.5879

2009/11/28(土) 旧暦:10月12日 日出:6時29分 日没:16時28分 月出:13時26分 月没:1時52分 月齢:11.32丁丑(ていちゅう,ひのとうし) 六曜:先負 九星:二黒土星 選日:不成就日、中犯土


今日の季語: 鰰(はたはた)、雷魚、かみなり魚


 



(笹川流れの潮騒 より転載)


『ハタハタ(Arctoscopus japonicus、鰰、?、英名:Sailfin sandfish)とはスズキ目ワニギス亜目ハタハタ科に属する魚である。別名:カミナリウオ。体長20cm程になり、水深0~約550mまでの泥や砂の海底に生息する深海魚である。生息域は太平洋北部、特に日本海、オホーツク海、アリューシャン列島など。


秋田県の県魚である。主に食用で、しょっつると呼ばれる魚醤で親しまれる。


 概要
体は体高が高く、左右に扁平でうろこがない。大きな口が上向きに斜めに付く。口には小さな歯が並ぶ。鰓蓋に5本の鋭い突起がある。背ビレは前部と後部が完全に分かれ、かなり離れている。尾ビレ、胸ビレが大きい。特に胸ビレは非常に大きい。浮き袋がない。昼間は泥や砂に埋まって目や背ビレだけを出して隠れ、夜に行動する。


秋田県の県の魚に指定されている。秋田県では雷の鳴る11月ごろに獲れるのでカミナリウオの別名で呼ばれる。一般にハタハタは漢字では「鰰」(魚偏に神)と書くが、上記の理由から「?」(魚偏に雷)と書く場合もある。また、冬の日本海の荒波の中で獲りにいくことが多いから「波多波多」と書くこともある。


北日本日本海側では1年中底引き網などで獲れる。一時期漁獲量が極端に減少したことを受けて漁獲制限や卵からの孵化、放流事業が行われ一定の成果を収めている。近年、北朝鮮、韓国からの輸入も増えているが地域に密着した食材であることから高価であるにもかかわらず国内産の人気は高い(1990年代後半、北朝鮮産ハタハタに重量水増しのため石が詰められていたという事件の影響等も否定できない)。


1970年代までは秋田県において大量に水揚げされ、きわめて安く流通していた。あまりの安さに、一般家庭でも箱単位で買うのが普通であった。冬の初めに大量に買ったハタハタを、各家庭で塩漬けや味噌漬けにして冬の間のタンパク源として食べていた。1980年代に急激に漁獲量が減り、現在では高級魚として高値で取引されている。1992年9月から1995年8月まで全面禁漁を行ったことも影響したのかここ数年は産卵のため浜に大量に押し寄せて来る姿が見られ、当時の賑わいを取り戻したが遊漁者の転落死亡事故が多発するなどの問題も発生している[1]。』(Wikipedia)



鰰(はたはた)の俳句:


 ・雷魚の青き目玉が火に落ちし 土谷青斗


 ・煮つめてもはたはたしるき地紋かな 河府雪於


 ・はたはたのかくれし草は動かずに 中村汀女



東海地方では雷は夏のものだが、北の海では雷は冬の前触れ。
鰤起こしとは冬の雷のことだが雷魚も同じ由来なのだ。


鰰すしも一夜干しも日本酒の肴にはよいものだ。
冬は寒いが良い肴の季節だ。



 

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2009年11月27日(金) 記事No.5880

東京では立ち飲みの場所が急増しているそうだ。


『立ち飲み急増 やまぬ不況 安くおしゃれに一杯
2009年11月26日(木)08:05


 カフェ風や料理に趣向、女性客取り込み


 安くて酒や食事を楽しめる立ち飲み居酒屋が東京都心で急増している。立ち飲みスタイルの店は4、5年前から増加傾向にあったが、今年に入ってから急増し、「2倍近くになった」ともいわれる。昨年秋のリーマンショック以降の不景気で安い店が人気を集めているのが背景だが、おしゃれな店が増えているのも理由のひとつにありそうだ。忘年会シーズンを前に、ますます活況を呈している。(菅原慎太郎)


 「立ち飲みは最近、多いねえ。安いと思って、ついつい入っちゃうんだけど、こんなに酔っぱらっちゃうんだよねえ」


 東京・新橋の立ち飲み居酒屋から千鳥足で出てきたサラリーマン(40)が赤ら顔で話す。新橋や新宿といった駅前で、懐が寂しい中年サラリーマンの憩いの場だった立ち飲み。しかし最近では、銀座や麻布、渋谷など、おしゃれな街、若者の街でも多くみられるようになった。
...』(産経新聞)


名古屋にもなくはないがまだ少ない。
小じゃれたショットバー風の日本酒バーも欲しいし、居酒屋風でも良いがただ安いだけではなく、何か拘り・工夫のスタイルが欲しい。


時間が短くて済むし、話し相手も変えられる、加えて何か光るものがあって安ければ言うこと無しだ。


日本酒のイベント会場をその侭立ち飲み横町にしたらどうだろう。
 その横町に行けば青森の日本酒と地物の肴が立ち飲みで飲める。
隣の立ち飲みバーでは愛知の銘酒が揃い味噌おでんとか食べられる。


ラーメン横町が存在するのだから、日本酒横町があっても不思議ではない筈だが。



 

(3)日本酒 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2009年11月27日(金) 記事No.5881

2009/11/27(金) 旧暦:10月11日 日出:6時28分 日没:16時28分 月出:12時58分 月没:0時53分 月齢:10.32丙子(へいし,ひのえね) 六曜:友引 九星:三碧木星 選日:大犯土終


今日の季語: 冬館(ふゆやかた)


 



(弘前旧市立図書館 ぱすたママの日記(心模様) より転載)


どっしりとした量感のある冬の洋邸のこと。
「夏館」に対していう冬への備えのしっかりした大きな屋敷や洋館が窓を二重窓にしているとか庭の冬構えがされているとか冬らしい佇まいを見せる。



冬館の俳句:


 ・池の面ははや昃りぬ冬館 高浜年尾


 ・プードルのやうな白菊冬館 大木あまり


 ・陽に燦と肩張る明治の冬館 楠本憲吉


 


何とか週末に辿り着いた。
やれやれ。


 

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2009年11月26日(木) 記事No.5882

名古屋市中区某所で開催された非公開の長珍を楽しむ会に参加した。


参加者は12名。
某有名企業の日本酒部門の方、名古屋の大手酒販店の社長さんの様なプロの方から日本酒の会の主催者、日本酒の愛好者の人達が参集した。


今日楽しむ酒は長珍酒造の酒のみである。長珍を楽しむ会である。


【出品酒】
以下の4種
 


写真左より


(1)長珍 生々熟成5055 純米吟醸 無濾過本生 H19BY
 麹米兵庫山田、掛米八反錦。軽い入り口。味のバランスの良い酒。味の尖りが無く丸い。広がりはあまり無いが滑らかである。微かな発泡感を感じる。底に軽い渋味が締めている。


(2)長珍 純米60 生 無濾過 H20BY
  麹米兵庫山田、掛米富山五百万石。立ち香は仄かな揮発臭系。甘い入り口の後たっぷりとした酸のふくらみが続く。中盤から後半にかけて辛くなる。後口は良い。


(3)木屋 傳右衛門
木屋酒店のPB商品だが、中味は長珍。軽い熟成香。スッキリとした酸で厚みは程々。バランスの取れた味で穏やか。味の偏り少ない。後口は軽い辛味系。食中酒向きの印象で、もう少し温度を上げてみたい。


(4)長珍 純米60 生 無濾過 H18BY
 麹米兵庫山田、掛米富山五百万石。(2)の熟成酒。立ち香は、仄かだがカラメルもしくは烏賊の干し物の様な香り。甘い入り口滑らかな舌触り。酸は少なくこなれて、透明感高い。後口の辛さ弱くなり呑みやすい。


先月18日に吉兆で開催された長珍の会で桑山杜氏が食中酒を念頭に造っていると話があった通り、長珍の酒は食中酒に適している。
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/d/20091018


長珍の酒は熟成を楽しむことが出来るので、新酒も良いが少し囲っておけば熟成時間による変化を楽しむことが出来る。
 味の濃い・こってりした料理には新しい長珍を、和食の素材の味を楽しむ場合は(3),(4)のような長珍が良く合う。
 呑んでしまう誘惑に負けず、熟成の時を楽しむのは上等な趣味だ。



席上、参加者の人が貴重な自家製の梅酒を振る舞っていただいた。
20年ものの大古酒である。


 



色は、ソースとか醤油を思わせる色の濃さがある。
立ち香は、梅酒の香りではない。甘い蜂蜜のようなメープルシロップのようなカラメル風の香りを感じる。
 口に含むととろりとした舌触りが快い。甘いがクリヤな透明感のあるキレの良い甘さである。後の尾を引かず綺麗に消えていく後口の余韻がある。
 呑んでみてすぐ思い起こしたのは達磨正宗の昭和59年ものである。
 まろやかな甘味が舌の上で溶けて、透明に無くなっていく余韻は爽やかである。通ずるものが確かにある。


つくられたのは梅に氷砂糖に焼酎で、普通の梅酒の造りだそうである。20年の熟成を終えた梅酒は雑味をすべて消し去っていた。


こうした振る舞い酒の志には感謝の他はない。



【料理】
この会場は料理も綺麗で楽しいものが提供される。


今日の品書きは、


 
先付: 金柑豆腐 木の芽
造り: 間八、鯛湯引き、ズワイ蟹 あしらい一式
    (間八の鮮度は抜群だった。シコシコとした食感自体が美味しかった。)
焼肴: 鯛杉板焼 湿地、熊笹
進肴: ホタテ貝と三色野菜ゴマドレッシング
     アスパラ・人参・独活・胡瓜 


 
揚げ物: 穴子・里芋・椎茸 天つゆ、大根、生姜


 
椀: 鰯真薯と舞茸・京人参・大根・柚子
蒸し物: 鴨と海老芋 焼き茄子・銀餡


 
食事: 蟹壬生菜御飯 赤だし 香の物


 
水物: メロン



今週は、心身共にお疲れモードで会場までの道程も足が重かった。
会が始まり、長珍を杯に料理を楽しみながら同好の士達とお話しをしている内に知らず知らず気もほぐれていた。


後もう一日頑張らなくては。


 

   日本酒の会 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 | 

2009年11月26日(木) 記事No.5883


デジタルカメラが誕生して約30年。
最初は、1981年ソニーが磁気記録方式による「マビカ」を発表したが発売はされなかった。
 市販の最初は1986年、CANONの「RC-701」。
しかし500万円という価格は、個人に手が届くものではなかった。


本格的市販1号は、カシオQV1。
 定価¥65,000で手には入るものになったが、フィルムカメラに比べればオモチャ程度の写りでしかなかった。


プロの写真家が使う物ではなかったデジタルカメラもその後の撮像素子の進歩により高画素化が進み、プリントサイズの性能がフィルムカメラに近づいてからは、急速に普及した。


現像しなくてもよいし焼き増ししなくても良いし、必要ならいつでもプリントできるし、デジタル画像データなら学べば、PCで画像処理・レタッチも可能だ。


その後は、急速にフィルムカメラを置き換えるように爆発的に普及し、今では殆ど置き換えが終了したと言える。
 その間、撮像素子の高画素化・高性能化は進み、プロ写真家でも今やデジタル一眼レフの時代になっている。
 プロからアマまでフィルムからデジタルへ移行が完了した。


コンパクト・デジカメの普及が完了した今、新しい世界が始まりかけている。
 原因は、フィルム時代から続くNIKON・CANON等のカメラメーカーに対しpanasonic・SONY等の家電メーカーの台頭である。
 旧来のカメラには囚われない発想のカメラが登場している。


一つは前に書いたマイクロフォーサーズ機だ。
ミラーレスで小型軽量、古い交換レンズも使う事が出来る遊び心のあるカメラである。
 マイクロフォーサーズ機は来年早々、新型機が登場し華やかになりそうだ。
 LUMIX、OLYMPUSにくわえFUJIの製品も面白そうだ。


もう一つは、リコーが12月18日に発売するGXRだ。
このカメラは、レンズと撮像素子が一体化されておりこれをカメラユニットと言うそうだが、ユニットとボデーを端子で接続するシステムである。


 



リコーの製品サイト
http://www.ricoh.co.jp/dc/gxr/


新製品情報を見た時、レンズと撮像素子を一体化し、ボデーから切り離してしまう意味が良く理解できなかった。
 手ぶれ補正と同じで、レンズ毎に撮像素子を付ける事は無駄ではないのかと思った。


今日カメラ雑誌を本屋で立ち読みして、リコーの開発者の開発記事を読んでその意味が理解できた。
 リコーの発想は交換レンズだけではなく交換撮像素子なのである。
 レンズを交換するように、撮像素子も最適化するのである。


撮像素子は、コンデジ→マイクロフォーサーズ→デジタル1眼のAPS-Cサイズ→FXのフルサイズ(35mmフィルムサイズ)の順に大きい。
 素子面積が小さいと被写界深度が深くなる。コンデジでは花以外をぼかして撮影できないのはその為だ。


リコーのシステムでは、撮像素子とレンズの組み合わせを用意すればコンデジカメラにも望遠フルサイズ機にもなるのだ。
 当面の撮像素子とレンズの組み合わせは限られるが、参入メーカーが多くなればバリエーションも増える。


雑誌の記事によれば、カメラユニットはレンズのないマウント+撮像素子の構想もあるらしい。
 NIKONのFマウント、ライカ、CANONのマウント+撮像素子が提供されれば、交換レンズは名機の交換レンズが利用可能だ。


ボデー側も、今はカメラはメモリーに画像データを保存する機能しか持たないが、リコーの構想では、そうではなく、ボデー側も交換可能になる。
 HDDの保存装置、プリンター、プロジェクター、スキャナーなどが提供されるらしい。


リコーGXRの構想する世界は、従来のカメラの概念を超えている。
 レンズ、撮像素子、記録媒体、画像データ利用装置の機能をバラバラにして、機能を自由に組み合わせることの出来る世界を夢見ている。
 賛同メーカーが増えれば、PCの歴史でIBMのDOSV規格が果たしたような基盤としての役割を担う可能性もある。


来年以降、デジカメの新世界は大きく広がりそうだが、ウオークマンがipodにやられてしまったように、外国メーカーに鳶にあぶらげを掠われないようにしなければならない。
 始まる前から取り越し苦労する必要もないが。


新年が楽しみである。



 

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2009年11月26日(木) 記事No.5884


今日の季語: 帰花(かえりばな)、戻花(もどりばな)、二度咲・忘花


 



(ツツジの帰り花 釣想戯画 より転載)


春に咲く桜や躑躅などが初冬の暖かさ(小春日和)に惑わされたかのように 花開くことがあります。これを帰り花、二度咲などと云う。
 狂い咲きという表現方法もあるが、季語としては働きが異なる作用を持つ。



帰花の俳句:


 ・帰花散る日は知らずなりにけり 守大


 ・海棠の又寝の夢か帰花 来之


 ・薄日とは美しきもの帰り花 後藤夜半


 ・帰り花枝に遠慮をしてをりぬ 後藤比奈夫


 ・知らぬ間に友逝く桃の帰り花 二村典子



狂い咲きという表現もあり得るが、花であれば帰花・戻花が句の姿を取りやすい。


 
(詩と川柳のサイト より転載)


豊田市小原の四季咲き桜は有名だ。
紅葉の紅と淡い桜の花の色両方を同時に楽しむことが出来る。
毎年決まって秋に咲く桜を帰花とも言えないのだろう。


人間も帰花にならなければ。
狂い咲きでもよいかも知れない。


 

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2009年11月25日(水) 記事No.5885


もう晩秋、雨が降れば初冬の季節になった。
紅葉もそろそろ終わりになりかけている。


ブログも紅葉で彩ることにした。



 

(1)始まり・菜花亭日乗 |  トラックバック(0) |  コメント(0) |  記事を編集 |