2009年08月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2009-08-31 (Mon)

2009/08/31 日記 新豆腐

2009/08/31 日記 新豆腐

 2009/8/31(月) 旧暦:7月12日 日出:5時11分 日没:18時10分 月出:15時40分 月没:0時41分 月齢:10.71戊申(ぼしん,つちのえさる) 六曜:赤口 九星:一白水星 選日:天一天上終、天赦日今日の季語: 新豆腐(しんとうふ、しんどうふ) (門前屋の冷や奴)豆腐は季語ではないが、新豆腐は秋の季語。秋に収穫された新大豆で作った豆腐のこと。新蕎麦、新酒と同じく、その年の収穫を寿ぐ気持ちがある。 新豆腐の...

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2009/8/31(月) 旧暦:7月12日 日出:5時11分 日没:18時10分 月出:15時40分 月没:0時41分 月齢:10.71戊申(ぼしん,つちのえさる) 六曜:赤口 九星:一白水星 選日:天一天上終、天赦日



今日の季語: 新豆腐(しんとうふ、しんどうふ)


 



(門前屋の冷や奴)



豆腐は季語ではないが、新豆腐は秋の季語。
秋に収穫された新大豆で作った豆腐のこと。
新蕎麦、新酒と同じく、その年の収穫を寿ぐ気持ちがある。



新豆腐の俳句:


 ・僧堂の飯の白さよ新豆腐 水原秋桜子


 ・新豆腐うから還らぬ誰々ぞ 加藤楸邨


  ・清みてるや一葉に沈む新豆腐 才麿


 ・そのかみの恋女房や新豆腐 日野草城


 ・合点の新豆腐ある厨(くりや)かな 高浜虚子



 

2009-08-30 (Sun)

2009/08/30 東山道 そのはら (その1)

2009/08/30 東山道 そのはら (その1)

今日も最高気温は真夏並みの予想なので、日帰りの避暑に行くことにした。 山に登って涼しい高原の風に吹かれ、温泉に入ってくる日帰り避暑である。早目に総選挙の投票会場に行く。会場の受付は行列が出来ていた。今迄になかったことだった。 いつもとは違った選挙結果を予感させるものか。高速道路は、追い越し車線までベルトコンベア状態である。土日祝1000円の効果は大きい。多くの人が高速道路に乗っている。大きなSAは勿論、...

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今日も最高気温は真夏並みの予想なので、日帰りの避暑に行くことにした。
 山に登って涼しい高原の風に吹かれ、温泉に入ってくる日帰り避暑である。


早目に総選挙の投票会場に行く。会場の受付は行列が出来ていた。今迄になかったことだった。
 いつもとは違った選挙結果を予感させるものか。


高速道路は、追い越し車線までベルトコンベア状態である。
土日祝1000円の効果は大きい。多くの人が高速道路に乗っている。大きなSAは勿論、いつもは空いていたPAまで車が溢れている。遠出するので休みを取る人が多いのだろう。
 高速道路の通行料は安くなったが、SAで使う金は増えている。


恵那山トンネルを出ると、すぐ園原ICである。
ヘブンスそのはらは、ICから15分位の近さであった。


 




ロープウエー乗り場の前には廣い無料駐車場があり、便利だ。




 
愛犬連れのグループも多く、ゲージに犬を入れてゴンドラに乗り込んでいる。


ロープウエーは思ったより距離が長く、乗車時間も長い。ゴンドラも貸し切り状態なのでのんびりと周囲の風景を楽しむことが出来る。
 鉄塔間に急勾配の場所もあり、涼しさが増すところもある。高所恐怖症の人は下を見なければ大丈夫だ。




 
到着駅の前の花壇には、赤い花が咲き、お出迎え。


花畑の方に向かって降りていくところには、道に沿って花が植えられている。


 




クレオメという花らしい。


 




下の方から茎に沿って何度も花が咲く花だろうか。
「南アメリカ原産の一年草で、草丈は1mを超します。和名はフウチョウソウ(風蝶草)もしくは、スイチョウカ(酔蝶花)といい、花からでている長い雄しべと雌しべが風に揺れる様から来ているのでしょうか。つぼみは濃い桃色ですが、咲くと淡い桃色に、さらに時間が経過すると白色に変化します。英名は、「スパイダーフラワー」」(ヤサシイエンゲイより転載)



 
百合の季節は過ぎていたが、森の中の植物園への道に6株程花を咲かせていた。オニユリだろうか。


 




山頂へのリフト乗り場から山に掛けて花が植えられている。


 




山側の黄色い花は、ルドベキアと言う花。
「北アメリカ原産の草花で、日本にやってきたのは明治時代の中頃、その頃は主に切り花として利用されていました。真夏の炎天下でも花を咲かせる気丈な植物で、切り花はもとより鉢花や夏花壇、品種によっては地面を覆うグラウンドカバーにも利用されます。
 園芸的には花後に枯れてしまう一年草タイプのものと、花後に地上部(茎や葉)が枯れるものの、根の状態で越冬し、春に再び芽を吹いて花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)タイプの2つに分けられます。
 一年草タイプはルドベキア・ヒルタ(和名:アラゲハンゴンソウ)から改良された大輪の花を咲かせるグロリオサデージーや草丈が40cm程度におさまるゴールドフレイムなどの園芸種がよく育てられています。
 宿根草タイプのものにはルドベキア・フルギタやルドベキア・ラキニアタ(和名:オオハンゴンソウ)などが知られています。ラキニアタ種は特に生育おう盛で草丈は2mにもなり、根の状態で株が冬越しするだけでなく花後にできたタネが自然にこぼれて芽を出し、新しい株が増えていくので色々な場所に広がっていき野生化している帰化植物です。
 主な開花期は夏~秋ですが、早いものでは梅雨頃から花を咲かせます。基本の花色はオレンジや黄色(花色中心付近がえんじ色で周りが黄色くなる2色咲きのものなどもある)で色幅自体はさほど多くないですが、小輪種や大輪種、一重咲きや八重咲きなどもあわせると花姿はバラエティーに富んでいます。
 ルドベキアの名前はスウェーデンの植物学者ルドベックに由来します。」(ヤサシイエンゲイ より転載)


 




 


 




 




狭いが秋桜の花も咲いていた。


 




高原だが陽射しの下は暑いので、お花畑の先の「イワナの森」を散歩する。
 直射日光が当たらない森の中は、樹間を抜ける風が涼しい。


 




ヤマト岩魚が生息するせせらぎに沿って、木の遊歩道が整備されているので誰でも歩くことが出来る。


 




ヤマト岩魚の姿は見えなかったが、綺麗な水である。


 




本流には、所々で山から流れてくるせせらぎがある。
水の中に指を入れてみるとせせらぎだが思ったより冷たい。
指を入れているとひんやりしてくる。




 1周40分の散歩を終えて池を巡ってお花畑に戻った。



 

2009-08-30 (Sun)

2009/08/30 東山道 そのはら (その2)

2009/08/30 東山道 そのはら (その2)

お昼をかなり過ぎたので山を下りて、食事にする。行き当たりばったりの思い付き避暑、ロープウエー駅にあったパンフレットに載っていた豆腐の店に行くことにした。意外にも店は駅より、山に上がったところにあった。 山里の中の道を車で上り、こんな所に店があるのだろうかと思い始めた頃、大きな信濃比叡の石碑があり、そこに門前屋が在った。 弘仁8年(817)建立の由緒ある広拯院の門前にあることを屋号としているよう...

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お昼をかなり過ぎたので山を下りて、食事にする。
行き当たりばったりの思い付き避暑、ロープウエー駅にあったパンフレットに載っていた豆腐の店に行くことにした。
意外にも店は駅より、山に上がったところにあった。


 




山里の中の道を車で上り、こんな所に店があるのだろうかと思い始めた頃、大きな信濃比叡の石碑があり、そこに門前屋が在った。


 




弘仁8年(817)建立の由緒ある広拯院の門前にあることを屋号としているようだ。


 



入り口は土産物屋、その奥が食事スペースになっているが、結構綺麗な店である。


席に座り、門前屋定食を注文して待っていると、先ず大家族、次に男ばかりの団体が入ってきて、満席になり、奥の座敷スペースにまで人が溢れた。
 人気店なのだ。


 




定食は、野菜の天麩羅、冷や奴、胡瓜の酢揉み
五平餅、蕎麦のセット。


この店は豆腐が有名らしく豆腐のみ販売している淀である。定食の冷や奴は一見チーズとかムースのような洋風の印象。
雪花菜を出さない製法の豆腐だそうだが、舌触りも木綿程度のもので気にならない。
 緑の豆腐はヨモギ入りである。


蕎麦は玄蕎麦に近い山里蕎麦で更科のようなコシのある蕎麦ではなく素朴な感じだが、たれは旨い。
 醤油の尖りが全くなく、こなれた醤油の丸味とたっぷりと厚い旨味があり、質の高いもので感心した。


五平餅も団子の五平餅ではなく、文字通り御幣餅である。
これも胡麻・胡桃の香りが香ばしく美味しかった。


1000円でこれだけ丁寧な仕事であれば満足である。
注文してから時間がかかるのも納得できる。



折角なので、参道を歩き信濃比叡に行ってみる。


 




参道脇に実が付いている木があった。柿の実だった。
夏の盛りの避暑なのだが、自然は既に秋を準備していた。


 



信濃比叡は名の通り比叡山の天台宗の寺である。
参道脇には、伝教大師最澄の教え、「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」の碑が建てられていた。


 




摩滅した仏像は姿も解らないが、歴史を感じる。


 




階段を上り終えると、大きな伝教大師の立像があった。
逆光なので背後から写真を撮った。


 





 


 



 



 



 



 


広拯院は、平成になり整備が進められたようで、本堂他の建物もまだ新しい。
 しかし、外観の新しさ違い、歴史は古いものがある。


『古代東山道の重要な場所であった信濃の国園原は、
東国の玄関口であると同時に街道最大の難所、神坂峠の麓の集落です。
日本仏教の祖の一人伝教大師最澄上人は、817年東国に巡錫され、その折峠越えの難儀を見かね、我が国社会事業の草分けともいえる旅行社支援の宿泊所(布施屋)広拯・広済の2院を設けられました。』(温泉郷昼神 より転載)


今も園原は山里だが、律令時代に整備された五畿七道のうちの東山道の要衝だった。
 海側を行く東海道、北陸道と違い本州の背骨を歩く東山道の道は険しかったのは当然だ。


東山道のルートは、以下の通りだが、古代の人は健脚だったことが解る。
近江国(滋賀県):基点

美濃国(岐阜県)

神坂峠(信濃坂)

信濃国

信濃国府

碓氷峠

上毛野(群馬県)

下毛野(栃木県)

陸奥・出羽国(東北地方)


園原は京都と東国を結ぶ最古の街道東山道の信濃側の要衝であり、難所であった神坂峠を越えた人々にその眺望を愛され、多くの和歌や物語に詠われた土地である。


門前屋のすぐ前には東山道・園原ビジターセンター「はゝき木館」があり、古代の園原の情報が展示されている。


園原は古来の歌枕であった、紫式部は園原にあった「帚木」と呼ばれた檜の名木から源氏物語の中に帚木の巻を設けている。


光源氏が空蝉に贈った歌
「帚木の心を知らで園原の
   道にあやなく惑いぬるかな」


空蝉が光源氏に返した返歌。
「数ならぬ伏屋に生ふる名のうさに
   あるにもあらず消ゆる帚木」



門前屋も信濃比叡もはヽき木館も良いところだった。
園原が古来の歌枕とは知らなかった。
工まない出逢いは新鮮さがあって良いものだ。



山を下り、最後の目的である温泉に向かう。
5月の時期には華やかな花桃の花に彩られる花桃の里も、この季節は人がまばらである。


花桃の里の中にある「野熊の匠 月川」は旅館だが、日帰り入浴も出来る。


露天風呂からの視界はきかないが、湯質は肌がツルツルするもので温泉らしく、女性にもうけそうだ。
 無加水、消毒循環式の温泉だ。



夕方になった高速道路は、朝にも増して車が多い。
出るまでに、事故・ひどい渋滞に巻き込まれなかったのは幸いだった。



 

2009-08-30 (Sun)

2009/08/30 自民党惨敗の原因

2009/08/30 自民党惨敗の原因

総選挙結果の開票が進み、出口調査のデータを加味し大勢が判明した。民主が単独過半数を取り政権交代が実現。自民党が惨敗、大物議員が小選挙区で次々に落選。こうなることは想定外だったと考えているのだろうが、それが惨敗の原因。 政権政党としての自浄能力が無くなったのが、惨敗の原因だ。あれほど世論調査が行われ自民党の支持が低下しているデータを知りながら、強弁して乗り切れると考えたのが甘かった。 自浄能力のあっ...

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総選挙結果の開票が進み、出口調査のデータを加味し大勢が判明した。


民主が単独過半数を取り政権交代が実現。
自民党が惨敗、大物議員が小選挙区で次々に落選。


こうなることは想定外だったと考えているのだろうが、それが惨敗の原因。
 政権政党としての自浄能力が無くなったのが、惨敗の原因だ。
あれほど世論調査が行われ自民党の支持が低下しているデータを知りながら、強弁して乗り切れると考えたのが甘かった。
 自浄能力のあった昔の自民党ならばキッチリと年金、天下り、道路利権などの問題に手を打ち、自ら軌道修正する能力があったはずだ。


総裁が、執行部が間違っていれば、党として修正しなければならないが、それが出来なくなっている。
 国民がそう考えているのに、当の自民党がその自覚がなかった。
反省をする振りなら猿でも出来る。


今後、また利権屋が党の中央に集まるような自民党ならば再生の機会はないだろう。
 国民の課題に真摯に応える政党にならなければ、未来はない。
自民党が過去の栄光と伝統を取り戻すには、党としての自浄能力が必要だ。



 

2009-08-30 (Sun)

2009/08/30 日記 あつい日

2009/08/30 日記 あつい日

2009/8/30(日) 旧暦:7月11日 日出:5時11分 日没:18時11分 月出:15時00分 月没:---- 月齢:9.71丁未(ていび,ひのとひつじ) 六曜:大安 九星:二黒土星 選日:一粒万倍日、不成就日今日の季語: 松虫草 (flickr より転載) 『マツムシソウ(松虫草、Scabiosa japonica)は、マツムシソウ科マツムシソウ属の多年生植物。日本各地の山地に分布する。 特徴 セイヨウマツムシソウ草丈はおよそ20~90c...

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2009/8/30(日) 旧暦:7月11日 日出:5時11分 日没:18時11分 月出:15時00分 月没:---- 月齢:9.71丁未(ていび,ひのとひつじ) 六曜:大安 九星:二黒土星 選日:一粒万倍日、不成就日



今日の季語: 松虫草


 



(flickr より転載)


 


『マツムシソウ(松虫草、Scabiosa japonica)は、マツムシソウ科マツムシソウ属の多年生植物。日本各地の山地に分布する。


 特徴
 セイヨウマツムシソウ草丈はおよそ20~90cmで、葉は羽状複葉。夏から秋にかけて紫色の花をつける。花は頭状花序で、花の大きさは5cmほどである。 薬草として皮膚病などに用いられることもある。


属名の「スカビオサ」という名前で園芸品種として栽培されるのは、近縁種のセイヨウマツムシソウ(Scabiosa atropurpurea)であることが多い。』(Wikipedia)


 


松虫草の俳句


 ・尾根まではつづく道見ゆ松虫草 水原秋桜子


 ・霧ひかる松虫草の群落に 相馬遷子


 ・松虫草霧(き)らひながらに花明り 石塚友二


 ・押花に松虫草を新らしく 稲畑汀子


 ・人声ははるかなるもの松虫草 上崎暮潮


 


今日はあつい日になった。


民主党が圧勝、自民党が惨敗。
二大政党政治の始まった歴史的な熱い日。


一時秋のような日があったが、この3日ほど日中は真夏の暑さが続いている。涼しかった後の暑さはこたえる。
 今日も暑い日だった。



 

2009-08-29 (Sat)

2009/08/29 映画「浮草」

2009/08/29 映画「浮草」

NHK BS2でカメラマンの宮川一夫の特集を放送しているが、8月26日は小津安二郎の名作「浮草」だった。都会の少し上流な家庭を舞台にする小津には珍しく、全国を旅から旅に興行して回る旅芸人一座を舞台にしている。座長の駒十郎は、座員の吉之助が一座の金を持ち逃げした事により、一座をたたまなければならなくなる。 この災難を機に、長年の浮き草稼業から足を洗い、昔子供を産ませた女お芳と一緒に暮らそうかと思う。 子どもの...

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NHK BS2でカメラマンの宮川一夫の特集を放送しているが、8月26日は小津安二郎の名作「浮草」だった。


都会の少し上流な家庭を舞台にする小津には珍しく、全国を旅から旅に興行して回る旅芸人一座を舞台にしている。


座長の駒十郎は、座員の吉之助が一座の金を持ち逃げした事により、一座をたたまなければならなくなる。
 この災難を機に、長年の浮き草稼業から足を洗い、昔子供を産ませた女お芳と一緒に暮らそうかと思う。
 子どもの清は自分の様な根無し草のと違い、学校に行かせて一流会社に行かせたいと思い、充分な仕送りをしてきたが、この際、父親として名乗りを上げ、親子三人で暮らしたいと思う。
 しかし、こどもの清は、今更そんな父親は要らないという。


駒十郎は、お芳に清の言う通りだと言い。一座が立派に再建できたら又帰ってくるといい旅に出る。
 駅に着くと、そこには仲違いした一座のすみ子がいた。
二人は贔屓を頼って桑名に行くことにする。



この頃の映画を見ると、今のパロディタッチのドラマと違って人間の心が正面から捉えられている。
 人間像が正直で誠実である。笑いの中に打算を含ませるようなことはない。諍いになろうが、傷つくことになろうが真正面から迫る人間ばかりである。
 笑いながら逃げ回っている今の人物像とは違っている。


時代の違う映画なので、年老いた姿しか知らない京マチ子も若尾文子も本当に美しく綺麗だ。
 若いことはそれだけで美しい。



小津のこの映画の主題は何だろう。
時に流されて生きる人間の姿のように思う。
毎日毎日、努力して生きているがその努力が報われる日が来るのかどうかは解らない。
 自分が良かれと思ってしても相手はその様に受け止めないかも知れない。
 物事は、自分が希望する道筋を辿らないかも知れない。


先の見えない時の流れの中で、精一杯生きている人間。
悪い人間もいるが、大方は善良な人間ばかりだ。
そんな人間がここでもそこでも生きているが、時はすべてを押し流していく。


諦念と言っては正確ではない、穏やかな悟りのような気持ちが、旅に出る駅舎の中での駒十郎とすみ子の呼びかけを繰り返す何か明るい口調から伝わってくる。


 




見終わった後の余韻は、日本酒に例えれば、解脱を通り越した大古酒の雑味の無さ、後口の気品のようである。


 


【データ】
(以下、キネマ旬報映画データベース より転載した。)
「浮草 」
[製作国]日本
[製作年]1959
 
<スタッフ>
 監督: 小津安二郎 オヅヤスジロウ
 製作: 永田雅一 ナガタマサイチ
 企画: 松山英夫 マツヤマヒデオ
 脚本: 野田高梧 ノダ
        小津安二郎 オヅヤスジロウ
 撮影: 宮川一夫 ミヤガワカズオ
 照明: 伊藤幸夫 イトウユキオ
 音楽: 斎藤高順 
 録音: 須田武雄 スダタケオ
 美術: 下河原友雄 シモガワラトモオ


<キャスト(役名)>
 中村鴈治郎 ナカムラガンジロウ (嵐駒十郎)
 京マチ子 キョウマチコ (すみ子)
 若尾文子 ワカオアヤコ (加代)
 浦辺粂子 ウラベクメコ (しげ)
 三井弘次 ミツイコウジ (吉之助)
 潮万太郎 ウシオマンタロウ (仙太郎)
 伊達正 ダテタダシ (扇升)
 島津雅彦 シマヅマサヒコ (正夫)
 田中春男 タナカハルオ (矢太蔵)
 中田勉  (亀之助)
 
<解説>
 「お早よう」のコンビ野田高梧と小津安二郎の共同脚本を小津安二郎が監督したもので、ドサ廻り一座の浮草稼業ぶりを描いたもの。撮影は「鍵(1959)」の宮川一夫が担当した。 


<ストーリー>
 志摩半島の西南端にある小さな港町。そこの相生座に何年ぶりかで嵐駒十郎一座がかかった。座長の駒十郎を筆頭に、すみ子、加代、吉之助など総勢十五人、知多半島一帯を廻って来た一座だ。駒十郎とすみ子の仲は一座の誰もが知っていた。だがこの土地には、駒十郎が三十代の頃に子供まで生ませたお芳が移り住んで、駒十郎を待っていた。その子・清は郵便局に勤めていた。お芳は清に、駒十郎は伯父だと言い聞かせていた。駒十郎は、清を相手に釣に出たり、将棋をさしたりした。すみ子が感づいた。妹分の加代をそそのかして清を誘惑させ、せめてもの腹いせにしようとした。清はまんまとその手にのった。やがて、加代と清の仲は、加代としても抜きさしならぬものになっていた。客の不入りや、吉之助が一座の有金をさらってドロンしたりして、駒十郎は一座を解散する以外には手がなくなった。衣裳を売り小道具を手放して僅かな金を手に入れると、駒十郎はそれを皆の足代に渡して一座と別れ、お芳の店へ足を運んだ。永年の役者稼業に見切りをつけ、この土地でお芳や清と地道に暮そうという気持があった。事情は変った。清が加代に誘われて家を出たまま、夜になりても帰って来ないというのだ。駅前の安宿で、加代と清は一夜を明かし、仲を認めてもらおうとお芳の店へ帰って来た。駒十郎は加代を殴った。清は加代をかばって駒十郎を突きとばした。お芳はたまりかねて駒十郎との関係を清に告げた。清は二階へ駆け上った。駒十郎はこれを見、もう一度旅へ出る決心がついた。夜もふけた駅の待合室、そこにはあてもなく取残されたすみ子がいた。すみ子は黙って駒十郎の傍に立って来た。所詮は離れられない二人だったようだ。 



 

2009-08-29 (Sat)

2009/08/29 日記 あと一日

2009/08/29 日記 あと一日

2009/8/29(土) 旧暦:7月10日 日出:5時10分 日没:18時13分 月出:14時14分 月没:23時45分 月齢:8.71丙午(へいご,ひのえうま) 六曜:仏滅 九星:三碧木星 選日:今日の季語: 茗荷(みょうが)の花 (関心空間 より転載)『ミョウガ(茗荷、学名:Zingiber mioga)はショウガ科ショウガ属の多年草。食用として利用される。東アジア(温帯)が原産。日本の山野に自生しているものもあるが、人間が生活していたと考...

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2009/8/29(土) 旧暦:7月10日 日出:5時10分 日没:18時13分 月出:14時14分 月没:23時45分 月齢:8.71丙午(へいご,ひのえうま) 六曜:仏滅 九星:三碧木星 選日:



今日の季語: 茗荷(みょうが)の花


 



(関心空間 より転載)


『ミョウガ(茗荷、学名:Zingiber mioga)はショウガ科ショウガ属の多年草。食用として利用される。


東アジア(温帯)が原産。日本の山野に自生しているものもあるが、人間が生活していたと考えられる場所以外では見られないことや、野生種がなく、5倍体(基本数x=11、2n=5x=55)であることなどから、大陸から持ち込まれて栽培されてきたと考えられる。花穂および若芽の茎が食用とされる。雌雄同株で、花器にも雄蕊、雌蕊とも揃っている両性花が開花するが、5倍体のため、受精しても親と同じ数の染色体数になることは稀で、繁殖は地下茎による栄養体繁殖が主体である。しかし夏から秋にかけて温度が高い時にごく稀に実を結ぶことがある。地上部に見える葉を伴った茎状のものは、先端に花を生じないので、偽茎と呼ばれる。


 食材としてのミョウガ
通常「花みょうが」、「みょうが」と呼ばれるものが花穂で、内部には開花前の蕾が3?12個程度存在する。そのため、この部分を「花蕾」と呼ぶ場合もある。一方若芽を軟白し、弱光で薄紅色に着色させたものを「みょうがたけ」と呼ぶ。「花みょうが」は、晩夏から初秋にかけ発生し、秋を告げる風味として喜ばれ、一方「みょうがたけ」は春の食材である。


独特の香りが好まれ、また特有の紅色が目を楽しませる。このため蕎麦、素麺などの薬味として利用される。この場合香辛菜として利用されることになる。そのほか、天ぷらや酢の物、味噌汁の具など、独立した食材としても用いられる。夏が旬の野菜である。 農家では、山椒・ミツバとならび、果樹園・裏庭・屋敷林の木陰に、薬味として、育てておく代表的な植物である。


香り成分はα-ピネン類。紅色の成分は水溶性植物色素アントシアニンの一種、マルビジンである。植物体内ではグルコース1分子と結合し、マルビジンモノグリコシドとして存在する。


俗に「食べると物忘れがひどくなる」と言われているが、栄養学的にそのような成分は含まれていない。逆に近年、香り成分に集中力を増す効果があることが明らかになっている。無機成分では窒素とカリウムが多く含まれ、食物繊維(粗繊維)が多い。


 名の由来
 食用に供するミョウガ大陸からショウガとともに持ち込まれた際、香りの強いほうを「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだことから、これがのちにショウガ・ミョウガに転訛した[1]との説が有力である。なお、名の由来に関しては下に挙げるような俗説がある。


釈迦の弟子である周利槃特(梵語:チューラパンタカの音写で、しゅりはんどく、スリバンドクなど)が、自分の名前を忘れてしまうため、釈迦が首に名札をかけさせた。しかし名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えることができなかった。その後、死んだ周梨槃特の墓にいくと、見慣れない草が生えていた。そこで「彼は自分の名前を荷って苦労してきた」ということで、「名」を「荷う」ことから、この草に茗荷と名付けた。


この説は前掲の「物忘れがひどくなる」という話とともに、民話「みょうが宿」から一般化し、人口に膾炙(かいしゃ)するようになったもので、学術的な根拠はない。


 その他
東京都文京区に、茗荷谷という地名があるが、これは江戸時代までこのあたりで茗荷の栽培が盛んであったことに由来する。
領地のために命を張った戦国武士などは、戦闘で命が残る「冥加」にかけて、「茗荷」の紋を好んで使用した。「影茗荷」「鍋島茗荷」などが有名である。
一部地方では、みょうがぼち(岐阜県)、みょうが饅頭(熊本県)といった、みょうがの葉を使ったお菓子が今でも食べられている。』(Wikipedia)


 


茗荷の花の俳句:


 ・いと白き茗荷の花や垣の外 高須稲村


 ・つぎつぎと茗荷の花の出て白き 高野素十


 ・隠るる如茗荷の花を土に掘る 橋本多佳子


 ・声かけて茗荷の花をもらひけり 横田啓元


 ・鐘撞いて茗荷の花にひヾかする 加藤覚範


 


朝は涼しかったが、陽が昇るにつれて急に暑くなった。
こんな日の夕食に、胡瓜の浅漬けが登場した。
胡瓜のぶつ切りを茗荷・大葉・生姜を薬味に酢と白醤油で軽く漬けたもの。
 胡瓜のカリカリとした食感とアッサリと爽やかな茗荷の風味が涼しい。



あと一日。
当確の人も、落確の人も、当落を彷徨っている人もあと一日。
あと一日が待ち遠しい人も、あと一日が恐ろしい人も、あと一日が短すぎる人もあと一日。


後世は自民党をぶっ壊した人を誰と呼ぶのだろうか。


 


 

2009-08-28 (Fri)

2009/08/28 日記 高速道路無料化

2009/08/28 日記 高速道路無料化

2009/8/28(金) 旧暦:7月9日 日出:5時09分 日没:18時14分 月出:13時22分 月没:22時52分 月齢:7.71乙巳(いつし,きのとみ) 六曜:先負 九星:四緑木星 選日:今日の季語: 走馬燈(そうまとう、そうばとう)、廻り灯籠 (Le Petit Princeの回り灯籠 星の王子様総覧 より転載) 『走馬灯、走馬燈(そうまとう)とは内外二重の枠を持ち、影絵が回転しながら写るように細工された灯籠(灯篭)の一種。回り灯籠...

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2009/8/28(金) 旧暦:7月9日 日出:5時09分 日没:18時14分 月出:13時22分 月没:22時52分 月齢:7.71乙巳(いつし,きのとみ) 六曜:先負 九星:四緑木星 選日:



今日の季語: 走馬燈(そうまとう、そうばとう)、廻り灯籠


 



(Le Petit Princeの回り灯籠 星の王子様総覧 より転載)


 


『走馬灯、走馬燈(そうまとう)とは内外二重の枠を持ち、影絵が回転しながら写るように細工された灯籠(灯篭)の一種。回り灯籠とも。江戸中期に夏の夜の娯楽として登場し、俳諧では夏の季語。


近年では、人が死に際に体験するといわれる(臨死体験をした人が「見た」と語っている)一生の記憶のリピート現象の表現として用いられている(走馬灯現象または走馬灯体験)。むしろ実物を目にする機会が少なくなっているため、走馬灯という単語はこの現象そのものを指すものと誤用される場合が多い。


 仕組み
走馬灯の仕組みは、基本的に影絵芝居と共通する。光源は蝋燭(現在は安全のため電気式のものが普通)で、二重の枠のうち紙を張った外側の枠がスクリーンになっている。内側の枠の軸に人や馬の絵を切り抜いた紙を貼る。


ひとりでに影絵が動くのは、この内側の枠の構造に工夫があるからである。枠に取り付けられた軸の上に風車が付いており、蝋燭の熱が空気を暖めて起こる上昇気流を受けて回転する仕掛けになっている。そのため、内枠に取り付けた絵の影が回転する。


もともと影絵ということもあって地味なものだったが、現在はカラーセロファンなどの普及によって鮮やかな色つきの影絵が写るものもある。』(Wikipedia)


 


走馬燈の俳句:


 ・浅草に無く鎌倉で買ふ走馬燈 高浜虚子


 ・ひんがしの日に照らされて走馬燈 山口誓子


 ・須賀田平吉君を弔ふ
  生涯にまはり燈籠の句一つ 高野素十


 ・走馬燈母の夢にも早瀬あり 斎藤慎爾


 ・追はるるは昔のをんな走馬燈 井沢正江


 


高速道路無料化について、民主党政権が近づきつつある現在賛否両論がある。
 否の論拠の一つが環境汚染である。
自民党の反民主党広告でも取り上げているし、
全国保険医団体連合会が民主党の鳩山由紀夫代表にあてて高速道路料金の無料化撤回を求める要望書を送付した。
 保団連では、無料化により「大気汚染が激化し、ぜんそくなどの公害疾患の増大を招くことが危惧される」としている。


高速道路については、巨額の建設代金・通行料が政官業の癒着によって食い物になっていることが問題であり、そもそも環境問題が道路に優先するはずがない。もし優先するのなら道路をすべて有料化しなければつじつまが合わなくなる。


問題は巨額の建設費を透明化し、天下りの道路公団を解体し、道路の利権を消滅させることが先ず第一で、移動のコストをなくすことで経済活動を活発化させることが究極の目的だ。
 信長の時代ですら楽市楽座を実現している。



 

2009-08-27 (Thu)

2009/08/27 日記 生身魂

2009/08/27 日記 生身魂

2009/8/27(木) 旧暦:7月8日上弦 日出:5時08分 日没:18時15分 月出:12時24分 月没:22時05分 月齢:6.71甲辰(こうしん,きのえたつ) 六曜:友引 九星:五黄土星 選日:今日の季語: 生身魂(いきみたま)、生御魂、生盆、蓮の飯  (陰暦7月8日から13日までの間に両親の長命を祈ってその生御魂に供応する事で、蓮の葉に餅米?を包み、〆鯖を添えて祝う。これを蓮の飯(はすのえ)という。) (長崎御盆カタログ よ...

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2009/8/27(木) 旧暦:7月8日上弦 日出:5時08分 日没:18時15分 月出:12時24分 月没:22時05分 月齢:6.71甲辰(こうしん,きのえたつ) 六曜:友引 九星:五黄土星 選日:



今日の季語: 生身魂(いきみたま)、生御魂、生盆、蓮の飯
 (陰暦7月8日から13日までの間に両親の長命を祈ってその生御魂に供応する事で、蓮の葉に餅米?を包み、〆鯖を添えて祝う。これを蓮の飯(はすのえ)という。)



 



長崎御盆カタログ より転載)



 


生身魂の俳句:


 ・婉転とみやこことばを生御魂 茨木和生


 ・亡き母のものがたりして生身魂 阿波野青畝


 ・生身魂ひよこひよこ歩き給ひけり 細川加賀


 ・生身魂こヽろしづかに端居かな 阿波野青畝


 ・生身魂生くる大儀を洩らさるる 大橋敦子


 


お盆は先祖や故人の霊を供養するだけでなく、生きている父母や目上の者にも礼を尽すという考え方があり、生盆(いきぼん)といい、盆やその前に両親や親方などにご馳走をしたり贈物をしたりする。その礼を尽くすべき人を生身魂と言うらしい。


お盆には多くの人が実家に帰省するが、こうした帰省ラッシュの文化的背景の一つとして、生盆の風習があり、盆には親や生きた人々の魂を供養するために実家に帰る事が連綿として繋がっている。


帰る実家のある人は幸せである。
生身魂に顔を合わせ、話をし、話を聞くだけでも生盆になる。
帰るところのない人は、迎え火・送り火の魂祭りになる。
それも出来ない人も、心の中で手を合わせれば済むことだ。



 

2009-08-26 (Wed)

2009/08/26 日記 歴史の真実

2009/08/26 日記 歴史の真実

2009/8/26(水) 旧暦:7月7日 日出:5時08分 日没:18時17分 月出:11時23分 月没:21時22分 月齢:5.71癸卯(きぼう,みずのとう) 六曜:先勝 九星:六白金星 選日:今日の季語: 弟切草(おとぎりそう) (K’s Bookshelf より転載)『オトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum)は、オトギリソウ科オトギリソウ属 の多年生植物。 特徴日本全土から朝鮮半島、中国大陸の草地や山野に自生する。高さ20cm~60...

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2009/8/26(水) 旧暦:7月7日 日出:5時08分 日没:18時17分 月出:11時23分 月没:21時22分 月齢:5.71癸卯(きぼう,みずのとう) 六曜:先勝 九星:六白金星 選日:



今日の季語: 弟切草(おとぎりそう)


 



(K’s Bookshelf より転載)


『オトギリソウ(弟切草、学名:Hypericum erectum)は、オトギリソウ科オトギリソウ属 の多年生植物。


 特徴
日本全土から朝鮮半島、中国大陸の草地や山野に自生する。高さ20cm~60cmにまで生育し、夏に2cm程の黄色い花を咲かせる。


葉の表面に褐色の油点が見られるが、これはヒペリシンという光作用性物質で、これを摂取した後に日光に当たると皮膚炎や浮腫を生じる。


またオトギリソウにはタンニンが多く含まれており、全草を乾燥させたものを小連翹(しょうれんぎょう)と称して生薬として用いる。


 和名のゆかり
この草を原料にした秘薬の秘密を漏らした弟を兄が切り殺したという平安時代の伝説によるものである。この不吉な伝説のため、付けられた花言葉も「恨み」「秘密」と縁起が悪い。


一方、基本的には薬草であり、タカノキズグスリ(鷹の傷薬)、チドメグサ(血止め草)などの悪いイメージのない異名も持つ。』(Wikipedia)


 


弟切草の俳句:


 ・弟切草咲くばかりなり関の址 桜木俊晃


 ・弟切草歩けば思ひやさしかり 宮坂静生


 ・花了へし弟切草と言はれても 井上信子


 ・咲きだして弟切草の脇甘き 姉崎蕗子


 ・弟切草淡海の夕風諾へり 山本定子


 


1600年の今日、8月26日(慶長5年7月18日)、石田三成は、徳川家康が会津の上杉景勝攻めに向かったことを機として、反徳川の勢力を集結し、伏見城を攻めた。
 歴史的結末は、9月の関ヶ原の戦いの家康の勝利となっている。


この辺りの歴史の動きは殆ど知らないが、三成挙兵の報に接し、会津征伐から兵を引く家康を追撃するように進言する直江兼続に対し、景勝は追撃は義に反するとして行わなかったとされるがよく解らない話だ。
 景勝も兼続も俗説が多いので、真実は一層見えなくなる。


兼続の「愛」の兜も、愛=LOVEと考えると解りにくくなる。
何故、兜に愛なのか?


戦国時代には、上杉謙信が毘沙門天の信仰を表した「毘」の字を旗印に使用したように、神名や仏像を兜や旗などにあしらう事が流行っていた。
 この事を踏まえると、この「愛」はLOVEではなく、軍神である「愛染明王」の「愛」らしい。


歴史的真実は、霧の中に霞んでいる。


 

2009-08-25 (Tue)

2009/08/25 日記 新食品の安全性

2009/08/25 日記 新食品の安全性

2009/8/25(火) 旧暦:7月6日 日出:5時07分 日没:18時18分 月出:10時18分 月没:20時44分 月齢:4.71壬寅(じんいん,みずのえとら) 六曜:赤口 九星:七赤金星 選日:今日の季語: みせばや (四季の森空間・写真俳句 より転載)『花期 7~10月 科名 ベンケイソウ科 属名 ムラサキベンケイソウ属 学名 Hylotelephium sieboldii (=Sedum sieboldii) 和名・別名 たまのお 性状 多年草(耐寒性) 原産地 日本 花言...

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2009/8/25(火) 旧暦:7月6日 日出:5時07分 日没:18時18分 月出:10時18分 月没:20時44分 月齢:4.71壬寅(じんいん,みずのえとら) 六曜:赤口 九星:七赤金星 選日:


今日の季語: みせばや


 



(四季の森空間・写真俳句 より転載)


『花期 7~10月
科名 ベンケイソウ科
属名 ムラサキベンケイソウ属
学名 Hylotelephium sieboldii (=Sedum sieboldii)
和名・別名 たまのお
性状 多年草(耐寒性)
原産地 日本
花言葉 大切なあなた
用途 小~中鉢
生態 四国(小豆島)の岩上に生える。
やや下垂気味の細い茎に、卵状の青白色の葉が3輪生でつき、その先端に桃色の小花が球状に多数重なり合うように咲きます。たいへんに丈夫で作りやすく、古くから鉢花や庭園に作られてきたので、園芸品種のように思われがちですがこれはれっきとした日本原産の多年草です。しかも自生は小豆島にのみである事を知っている人は少ないようです。和名は「見せばや」といい、誰に見せようかという意味。仲間にはヒダカミセバヤやオオベンケイソウもあり、いずれもよく栽培されています。 花色 淡紅色 』(花暦)



みせばやの俳句:


 ・みせばやの花に扇を捨てやらず 後藤夜半


 ・月の友みせばやの花吊る軒に 山口青邨


 ・みせばやに凝る千万の露雫 富安風生


 ・みせばやの花のをさなき与謝郡 鈴木太郎


 ・老母のたまのをの花さかりなる 西尾 一


 


新しい食品・食材、サプリメントも含めて、新しい物の安全性についてはどの程度確認が行われているのだろう。
 薬品については、認可が慎重すぎるが、口に入れるものについてはもう少し慎重にした方がよいと思う。
 伝統的なもの、古来用いられてきたものは時による検証を受けてきており安全度が高い、新しい物に飛びつくのは危険でもある。



『<エコナオイル>安全性を調査
2009年8月25日(火)13:00
 食品安全委員会の専門調査会は24日、特定保健用食品「健康エコナクッキングオイル」(花王)などに含まれる可能性のあるグリシドール脂肪酸エステルの安全性を検討することを決めた。調査会は、エコナクッキングオイルなどジアシルグリセロール(DAG)を高濃度で含む食品の安全性を調べており、近く中間報告を出す。今回調べるエステルはDAGを主成分とする油に多量に含まれるとの報告がある。安全に関する情報も少なく、発がん性があるとされるグリシドールに体内で変わる可能性も否定できないという。花王は「安全性については問題ないと考えている」と話している。』(毎日.jp)


 


 

2009-08-24 (Mon)

2009/08/24 夏の甲子園終わる

2009/08/24 夏の甲子園終わる

2009/8/24(月) 旧暦:7月5日 日出:5時06分 日没:18時19分 月出:9時12分 月没:20時10分 月齢:3.71辛丑(しんちゅう,かのとうし) 六曜:大安 九星:八白土星 選日:今日の季語: 南瓜(かぼちゃ) (日本南瓜 恵那川上屋~工房日記 より転載)『南瓜品種: ウリ科カボチャ属。野生種は根の部分が越冬しますが、栽培種は一年生です。色々な風土になじむので世界中で栽培され、 品種や変種も多い。  原産...

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2009/8/24(月) 旧暦:7月5日 日出:5時06分 日没:18時19分 月出:9時12分 月没:20時10分 月齢:3.71辛丑(しんちゅう,かのとうし) 六曜:大安 九星:八白土星 選日:



今日の季語: 南瓜(かぼちゃ)


 



(日本南瓜 恵那川上屋~工房日記 より転載)


『南瓜
品種:
 ウリ科カボチャ属。野生種は根の部分が越冬しますが、栽培種は一年生です。色々な風土になじむので世界中で栽培され、 品種や変種も多い。 
原産地:
 カボチャの原産地は中南米というのが定説ですが、30年ほど前の資料では原産地についてインド、ナイル河沿岸、ペルー、アンゴラ、 南アジアなどの諸説が紹介されて確定していませんでした。 それぞれ各地で、「野生種に近い種が見つかった」、「古い文献にカボチャが載ってる」、「古墳からカボチャの種が見つかった」 などが根拠になっていました。最近になって中南米の遺跡の研究が進み、メキシコの洞窟で紀元前7000年~5500年の地層から カボチャの種が発見されて、中南米原産説が定説になりました。 日本には1541年に大分に漂着したポルトガル船が、大名の大友宗麟にカンボジア産のカボチャ (現在の日本カボチャ)を贈ったのが最初と言われています。 この時にカンボジアから持って来たのでカンボジアがなまってカボチャと呼ぶようになったそうです。 
種類
 カボチャには、大きく分けけて日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャ、 とそれらの交雑種があります。
●日本カボチャ- 学名の Cucurbita moschata の"moschata"は麝香(じゃこう)の事で、良い香りがするという意味。 見た目が美しいのですが、栽培に手間がかかり収量が少ない事と、甘味の強い西洋カボチャが好まれるという事で栽培が減少し、 今では10%以下になってしまいました。甘味が少なく粘質で、薄味の和風の煮物にむきます。
菊座-規則的に深い縦溝が入り、輪切りにすると菊の花のよう。代表的な日本カボチャです。旬は9月~10月。
黒皮-(写真上)小型で濃い皮の色。日本の風情を感じさせる外見。淡白で味が染み込みやすいので、薄味の煮物や 肉を詰めた蒸し物にむきます。6月~7月が旬。宮崎県の"日向南瓜"は黒皮の一種で春先が旬です。
ちりめん-その名のとおり、皮が縮れているように見えます。
鹿ケ谷(ししがたに)-京の伝統野菜の一つで、ひょうたんの形をしたカボチャです。 180年前に突然変異でできたそうです。現在では年間2000個程度が細々と作られている状態です。
...
成分:
 代表的な緑黄色野菜でビタミン類が豊富。特に西洋カボチャはカロチンを豊富に含んでいます。 主成分は糖質(デンプン及び糖)ですが、日本カボチャで100gあたり7.9gなのに対し、 西洋カボチャは倍以上の17.5gに達しています。西洋カボチャが甘味が強い事を示しています。 
調理法:
 カボチャを包丁で切るのは大変ですね。そんな時には電子レンジで加熱してから切りましょう。西洋カボチャ4分の1に対して 5分の加熱が目安です。その後、切ってから煮たり蒸したりすればいいのです。 電子レンジを使う時はラップをかけないほうがホクホクと仕上がります。 
目利き:
 カボチャには熟成が必要なので、熟成具合を見て買います。切ってある場合には赤みが強い方が熟成が進んでいます。 丸ごと買う場合には、ヘタを見てコルク状に枯れている物を選びます。 
市場:
 日本国内で年間約25万トンが収穫され、このうち45%が北海道産です。 過去には65万トン(1940年代)も作られた事もありましたがその後減少。 70年代に25万トン程度に下がってからは微増傾向で現在に至っています。
保存が利くので輸入も多く、ニュージーランド、メキシコなどから年15万トンが輸入されます。』(食材辞典)



南瓜の俳句:


 ・溝越して蔓の末なる南瓜かな 華明


 ・朱の南瓜われ太陽の如く描く 山口青邨


 ・日々名曲南瓜ばかりを食はさるゝ 石田波郷


 ・賤が恋南瓜畑の月更けぬ 梅沢墨水


 ・朝の僧南瓜の蔓を叱りをり 大串章



処暑を過ぎたからか、急に涼しい風が吹いた。
夏の熱闘甲子園が終幕した。


中京大中京が、日本文理の猛反撃を凌ぎ7度目の全国制覇を成し遂げた。
 春夏連覇した1966年以来43年ぶりの優勝で、地元としては嬉しい結末を迎えた。
 中京商として夏6度優勝しているが、決勝戦に出た年は必ず優勝しており、今回もそのジンクスは受け継がれた。
 伝統の支えは大きい。


 ・甲子園夏のおわりの祭りかな


 ・なみだ汗優勝投手のインタビュー


 


 

2009-08-23 (Sun)

2009/08/23 日記 処暑

2009/08/23 日記 処暑

2009/8/23(日) 旧暦:7月4日 処暑 日出:5時05分 日没:18時21分 月出:8時04分 月没:19時39分 月齢:2.71庚子(こうし,かのえね) 六曜:仏滅 九星:九紫火星 選日:一粒万倍日今日の季語: 蜩(ひぐらし)、秋蜩、日暮 (ティティの昆虫辞典 より転載)『ヒグラシ(Tanna japonensis)はカメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。日本...

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2009/8/23(日) 旧暦:7月4日 処暑 日出:5時05分 日没:18時21分 月出:8時04分 月没:19時39分 月齢:2.71庚子(こうし,かのえね) 六曜:仏滅 九星:九紫火星 選日:一粒万倍日



今日の季語: 蜩(ひぐらし)、秋蜩、日暮


 



(ティティの昆虫辞典 より転載)


『ヒグラシ(Tanna japonensis)はカメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。


日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮などがあり、秋の季語にもなっている。


 特徴
成虫の体長はオス28-38mm、メス21-25mmほど。オスの腹部はメスよりも明らかに太くて長く、オスメスの区別がつけ易い。また、オスの腹腔内は大きな共鳴室が発達しているためほとんど空洞で、光が透けるほどである。体色はほとんど赤褐色だが、頭部の複眼付近、前胸の縁と背面中央は緑色をしている。ただし体色は個体群によって変異することがあり、山地のものはより黒っぽくなる傾向がある。


なお、おもにヒグラシの成虫の寄生虫としてセミヤドリガ(Epipomponia nawai、Dyar, 1904)というガの一種が知られ、成虫の腹部に1匹-数匹の蛆虫型のセミヤドリガの幼虫が外部寄生していることがある。またニクバエ科の一種・ヒグラシヤチニクバエ(ヒグラシヤドリバエ、Angiometopa cicadina、Kato, 1943)も稀にヒグラシに寄生するとされる。


 生態
日本では北海道南部から奄美大島(原名亜種。亜種イシガキヒグラシは下記参照)の広範囲に生息する。日本以外では中国大陸に分布(朝鮮半島には分布しない。かつて記録されたことがあったが、現在は誤記録とされる)。広葉樹林やスギやヒノキの林に生息し、北海道から九州北部では平地から山地まで見られるが、九州南部以南ではやや標高の高い山地に生息する。


俳句では秋の季語とされ、晩夏に鳴くセミのイメージがあるが、実際には(地域にもよるが)成虫は梅雨の最中の6月下旬頃から発生し、ニイニイゼミ同様、他のセミより早く鳴き始める。以後は9月中旬頃までほぼ連日鳴き声を聞くことができる。


オスの鳴き声は甲高く、「キキキキキ…」「ケケケケケ…」「カナカナカナ…」などと聞こえる。標準的な聞きなしとしては「カナカナ」が使われる。日の出前、または日の入り後の薄明時によく鳴くが、曇って薄暗くなった時、気温が下がった時、または林内の暗い区域などでは日中でも鳴く。夕方の日暮れ時に鳴く(稀に夜中の2時ぐらいにも鳴くことがある)ことから、「日を暮れさせるもの」としてヒグラシの和名がついた。また奄美大島産は鳴き声が本土産と多少異なるが、後述のイシガキヒグラシほどではない。


朝夕に響く声は涼感や物悲しさを感じさせ、日本では古来より美しい声で鳴くセミとして文学などの題材にも使われてきた。テレビ番組などでも「夏の夕暮れ」を表す効果音としてこの鳴き声がよく用いられる。しかし間近で聞く声はかなり大きく、遠くで聴く「物悲しい」印象とは異なるともいう。』(Wikipedia)


 



蜩の俳句:


 ・蜩や杉街道を急ぐ人 岡田鱶洲


 ・蜩や天に崖あるひくれどき 加藤楸邨


 ・此家暮るゝ早き此森蜩に 喜谷六花


 ・奥木曽の蜩すべての蝉やみて 山畑禄郎


 ・蜩の天下の険を鳴き通す 荻島雪子


 



『処暑(しょしょ)は、二十四節気の1つ。8月23日ごろ。およびこの日から白露までの期間。


太陽黄経が150度のときで、暑さが峠を越えて後退し始めるころ。七月中。『暦便覧』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。


二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされている。』(Wikipedia)



良い天気である。
昼から岐阜の酒の中島屋主催の日本酒の会に出席。
昼から夕方までのマラソン宴会。
良い酒と良い料理だった。


酔っ払い第三夜。
流石に飲み疲れたが、明日からは新しい週の始まり。



 

2009-08-23 (Sun)

2009/08/23 第229回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い (その1)

2009/08/23 第229回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い (その1)

日本酒3連投の最終日は、岐阜の中島屋さん主催の「季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い」だ。 毎月あるこの会のうち春夏秋冬年4回開催される会場が「ざっぶん」の会は日曜日の13:00から始まり終わるのは酒が無くなるまで。通常酒が無くなるのは19:00頃になる、日本酒のマラソン宴会、耐久レースである。 しかし、内容が濃いので楽しく、時間の長さをまったく感じないのは不思議でもある。今日は夏の「ざっぶん」の会である。夏は...

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日本酒3連投の最終日は、岐阜の中島屋さん主催の「季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い」だ。
 毎月あるこの会のうち春夏秋冬年4回開催される会場が「ざっぶん」の会は日曜日の13:00から始まり終わるのは酒が無くなるまで。通常酒が無くなるのは19:00頃になる、日本酒のマラソン宴会、耐久レースである。
 しかし、内容が濃いので楽しく、時間の長さをまったく感じないのは不思議でもある。


今日は夏の「ざっぶん」の会である。
夏は、蔵の方が毎年参加されるので、お話しを聞くことが出来る機会でもある。
 料理は、夏・岐阜と条件が揃えば、決まりの鮎である。
今日はどうだろうか。


名古屋駅から東海道線に乗る。
時節柄、咳をする人を避けて、滅多に乗ることのない最前部に立ち、茶色い鉄さびが遠方まで伸びている中、鈍く銀色に光る2本のレールを思ったより高速で走り続けているのを見ていると、運転手が女性であることに気付いた。
 軌道上の乗り物とはいえ、これだけ大きな列車を走らせ、多くの人命を預かる運転手を女性が務めていることに今の時代が在った。


 



岐阜駅前のロータリーの植え込みも緑が濃くなっていた。
少し前までは、散髪に行ってきましたというような風景だったが、夏を過ごして、枝も伸び、葉も茂り、地下の根も張っているようだ。


ざっぶんは駅から徒歩圏なので便利だ。
会場はまだ参加者は多くなかった。
受付を済ませ、定められたテーブルに座ると、ウエルカム心太が出てくる。
 香ばしい香りのする、伝統的な酢醤油と胡麻の、夏の風物である。


 




席に座り、受け取った「利き酒メモ」の出品酒一覧を見る。
毎回この一瞬が楽しみである。
どんな酒が登場し、どんな巡り逢いがあるのか。


出品酒に番号をふってみると、蔵元持参のお酒も含めると、26銘柄もある。大変である。ペース配分を考える必要がある。


定刻の1時になり、主催者の挨拶で乾杯をして、いよいよ会が始まる。


【今日の出品酒】
出品酒のコーナーは、<乾杯>から始まる6つのステージに分けられている。


<乾杯>
(1) 梵 しぼりたて初雪 純米大吟醸 生酒 加藤吉平商店 (福井)


 



  うすにごりの生酒。蔵で半年寝かせて出荷するもの。立ち香あり、甘いトロリとした入り口だが、次に発泡感のあるピリ辛が来る。中盤からスッキリと切れて辛くなる。終盤に吟香あり、後口は辛味系。評価8.0。



<本日ご参加蔵元のお酒>


(2) 三千盛 純米大吟醸 にごり生酒 三千盛 (岐阜)
  立ち香はあまり感じない。すっとはいる入り口、辛味あり、酸のふくらみはなく切れ味良い。うすにごり酒だがトロ味とかはなく、発泡感は感じないが、澱の少しざらついた舌触りがある。キレが良く、後口も辛味系。評価8.0。


(3) 鯨波 純米 恵那醸造 (岐阜)
  入り口は甘く、次に透明感のある酸のふくらみがある。次第に終盤に向かい辛くなり、後口はやや重い。下ぶくれの形。評価7.0。


(4) 鯨波 純米吟醸 恵那醸造 (岐阜)
  立ち香あり、酸のフルーティなふくらみがある。中盤辛いが、後半の重さはない。終わり前に吟香あり、後口は良い。評価8.0。


(5) 榮一 一滴入魂 純米 (株)林本店 (岐阜)
  立ち香あり。軽い入り口、次に酸の透明なふくらみがあり、途中から甘味がある。後半やや重くなるが、後口に癖はない。評価8.5。


(6) 房島屋 純米65 本生<7号酵母・H18BY> 所酒造(資) (岐阜)
  立ち香は熟した果実臭。甘い入り口。酸はスッキリしている。後口は辛味系で、少し残るものがある評価8.0。



<冷やで、燗で楽しむお酒>


(7) 一念不動 純米吟醸 強力 関谷醸造 (愛知)
軽い立ち香。スッキリした入り口、軽い酸味の後、後半辛くなる。後口重い。全体の印象が硬い。評価7.0。
肴としてはパスタ・生ハムに合った。単独より食中酒向きか。
燗: 酸のふくらみが出て、柔らかさが出る。燗向きである。


(8) 益荒男 山廃吟醸 鹿野酒造 (石川)
立ち香はない。スッキリした入り口、酸はふくらみはないがフルーティで、キレが良い。後口は良い。評価8.0。
燗:ふくらみが増すが全体の印象は変わらない。


(9) 芳水 山廃仕込み純米 芳水酒造 (徳島)
"立ち香はない。スッキリとした入り口、酸っぱい酸。後口は重い。評価7.0。
燗:入り口のふくらみが出てバランスが良くなる。



<本日の吟醸酒>


(10) 京ひな 五億年 純米大吟醸 酒六酒造 (愛媛)
  入り口軽く甘い、バランスの良い広がりが続く。吟醸酒らしい世界である。バランスが良く、偏りがない。後半苦味が底にあり締めている。後口は軽い辛味系。評価9.2。



 


(11) 清泉 亀の翁 純米大吟醸 久須美酒造 (新潟)
  甘い入り口、酸の厚み有り、味の厚みが長く続く。後口は辛味系。評価8.5。



<比較試飲しましょ>


(12) 東一 純米 山田錦 H20BY 五反田酒造 (佐賀)
  入り口透明感のある酸、酸はスッキリとした酸。後口は癖はない。評価8.0。


(13) 東一 大吟醸 H20BY 五反田酒造 (佐賀)
  酸味のある味、発泡感がある。後半香りがある。後口は辛味系。評価8.5。


(14) 東一 純米大吟醸 H20BY 五反田酒造 (佐賀)
  入り口はスッキリ、酸はキレが良く、透明感がある。後口のキレがよい。評価8.8。


(15) 東一 大吟醸 雫搾り H19BY 五反田酒造 (佐賀)
  仄かな香。軽い入り口、丸味のあるバランスの取れた厚みある味。広がりはなく、味が中に寄る印象。後口の癖はない。評価8.5。


 


(16) 長珍 純米大吟醸生詰 H20BY 長珍酒造 (愛知)
  立ち香はあまり無い。軽い甘い入り口、バランスの取れた味だが、まったりとした丸味がある。後口の癖はない。評価9.0。



(17) 長珍 純米大吟醸生詰 H19BY 長珍酒造 (愛知)
  酸のふくらみがスッキリとしてスピード感がある。後半に軽いバナナ臭。後口は軽い辛味系。評価8.8。


(18) 長珍 純米大吟醸生詰 H16BY 長珍酒造 (愛知)
  入り口軽い、酸はスッキリしているが次第にふくらみ、後半にかけて辛味が押す。後口は辛味系。下ぶくれの形。評価8.5。


(19) 天狗舞 旨吟 吟醸酒 平成17年7月瓶詰 (株)車多酒造 (石川)  "立ち香は化学臭、皮のような香。甘い入り口、酸のふくらみの後、後半にかけてやや老香風の香。舌触りは滑らかであり気持ちよい。残り香も化学臭。評価7.0。
燗:立ち香の癖が弱くなり、飲みやすくなる。酸のふくらみが増すので、燗向きである。



<本日ご参加の蔵元様ご紹介とご持参酒>


(20) 三千盛 小仕込み 純米大吟醸 三千盛 (岐阜)
  酸のふくらみ.スッキリ感。


(21) 三千盛 れいじょう 純米大吟醸 三千盛 (岐阜)
  フルーツの香。甘酸っぱい味。後半辛味が増す。後口は辛味系。


(22) 揖斐乃蔵 大古酒 1986年 純米吟醸 所酒造(資) (岐阜)


 



1986年製造の23年物の大古酒、タンクで囲ったもの。立ち香はカルメラの香。甘い入り口、酸はあるがスッキリとしている。透明感があり、雑味は感じない。
房島屋所杜氏の話では、5年程前から俄然良くなったとのこと。常温熟成古酒に起きる解脱があったのだろう。だるま正宗より軽い印象で、透明感・雑味の無さは大古酒の特徴である。



(23) 榮一 特別限定夏仕立 生酒 (株)林本店 (岐阜)
蜂蜜の甘い立ち香。軽い入り口、酸は爽やかで透明感があり、夏仕様を感じる。後口は軽い辛味だが癖はない。
先週の日本酒の会の「夏純・夏吟」の中に入れたかった酒。後藤杜氏の話では今年より来年の夏を目指しているとのことだった。夏向きの日本酒が着々と増えている。


(24) 天領 天涼 本醸造生貯蔵酒 天領酒造 (岐阜)
  軽い入り口。甘味系の味、ふくらみはあるが味の厚みはない後口は辛味系だが、癖は感じない。


(25) 初緑 特別純米 ひやおろし 高木酒造 (岐阜)
  立ち香あり、甘い入り口、酸の厚みがある。飲みやすい酒で、無ラベルの瓶で回っていたので、一瞬蓬莱泉の酒かと思ったが、初緑であった。


(26) 鯨波 大吟醸 平成17年12月瓶詰 恵那醸造 (岐阜)
  甘い入り口。酸味の膨らみあり、後半はピリ辛、底に苦味が締めている。雑味無く、透明感のある世界で、熟成味・香はまったく感じない。温度管理がしっかり行われているのだろう。



 

2009-08-23 (Sun)

2009/08/23 第229回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い (その2)

2009/08/23 第229回季節の美味しさと日本酒を楽しむ集い (その2)

ざっぶんの会は料理もマラソンであり、楽しい。季節に合わせて色々な素材、趣向で楽しませていただける。厨房で休み無く料理を創っていただく姿が見え、単なる商売ではない気持ちが伝わって来るのが楽しい。 テーブルに座った時、既にラップが掛けられ用意されていた前菜。左から、ゴーヤーとツナとかいわれ大根のサラダ、秋刀魚の甘露煮、鰺の南蛮漬け。甘露煮も南蛮も日本酒にはよく合う。 お稲荷さん。参加者の中にお...

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ざっぶんの会は料理もマラソンであり、楽しい。
季節に合わせて色々な素材、趣向で楽しませていただける。
厨房で休み無く料理を創っていただく姿が見え、単なる商売ではない気持ちが伝わって来るのが楽しい。




 
テーブルに座った時、既にラップが掛けられ用意されていた前菜。
左から、ゴーヤーとツナとかいわれ大根のサラダ、秋刀魚の甘露煮、鰺の南蛮漬け。


甘露煮も南蛮も日本酒にはよく合う。


 




お稲荷さん。
参加者の中にお稲荷さんのファンがいるようで、ざっぶんの会では良く登場する。
 たっぷり汁を含んだあぶらげに酢飯がたっぷり詰められている。なんとなく温かい気持ちのするお稲荷さんである。





 
トマト・生ハム・フライドガーリックのパスタ。
燗酒に良く合ったのは、意外な気がした。




 
鯛の刺身と大根の千切りの野菜添え



 




いよいよ登場した鮎の塩焼き。
これは天然鮎である。
中まで火が通っているので丸かじりである。
川魚の臭さは全くない。腹のところが仄かに苦いのが天然鮎の味。


今年は天候不順で鮎が捕れなかったらしい。
確かに来る日も来る日も雨では、鮎も流されてしまったのかも知れない。



 
二度目の鮎の塩焼き。
これは、天然に比べると脂ののりが多い。



 
焼き鳥と青唐焼



 



トマト、大根、ゴーヤーの酢漬け



 
最後は、鮎雑炊。
良く焼かれた鮎の香ばしい香りがする。


 


17:00時をまわり、ちらほら帰る参加者も出てきた。
飲みきれる量ではないが、まだ酒は沢山ある。
今日も、最後は19:00頃になるだろう。


一通り出品酒も利き終えた。
3連投の最終日。
最近、宴の後の帰途のトラブルも多いし、明日のことも考え、軟弱だが帰ることにする。


外に出るとまだ明るく。
本人は颯爽と岐阜駅に向かって歩いているつもりなのだが、前から歩いてくる二人連れの目には千鳥足のほろ酔いの酔っ払いの姿が映っているに違いない。


 



岐阜駅前のデッキからタワーと空に目をやると、まだ明るさの残った青空には、雲の峰ならぬ鰯雲が涼しげにかかっていた。



 


 


 

2009-08-22 (Sat)

2009/08/22 日記 天の川

2009/08/22 日記 天の川

 2009/8/22(土) 旧暦:7月3日 日出:5時05分 日没:18時22分 月出:6時55分 月没:19時09分 月齢:1.71己亥(きがい,つちのとい) 六曜:先負 九星:一白水星 選日:三隣亡、不成就日今日の季語: 天の川、銀河、銀漢 (蓼科山と天の川 渡部剛の星空ノート より転載)『天の川(あまのがわ、あまのかわ)は、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯である。銀河。 概要『万葉集』では、大伴家持の歌に、天...

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2009/8/22(土) 旧暦:7月3日 日出:5時05分 日没:18時22分 月出:6時55分 月没:19時09分 月齢:1.71己亥(きがい,つちのとい) 六曜:先負 九星:一白水星 選日:三隣亡、不成就日



今日の季語: 天の川、銀河、銀漢


 



(蓼科山と天の川 渡部剛の星空ノート より転載)



『天の川(あまのがわ、あまのかわ)は、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯である。銀河。


 概要
『万葉集』では、大伴家持の歌に、天漢(あまのがわ)とも記されている。この光の帯は天球を一周しており、恒星とともに日周運動を行っている。天の川の実体は膨大な数の恒星の集団である。我々の地球を含む太陽系は「天の川銀河」と呼ばれる銀河の一員であり、我々はこの銀河を内側から見ているために天の川が天球上の帯として見える。天の川銀河の中心は射手座の方向にある。


「銀河」は本来天の川を指す言葉であるが、現在では一般的な天体としての銀河(galaxy)全般を表す言葉として使われている。天体としての天の川銀河を特に「銀河系」とも呼ぶ。英語の Milky Way (ミルキーウェイ)は文脈によって「天の川」と「銀河系」の両方を指す。


日本では、夏と冬に天の川が南北に頭の上を越える位置に来る。これをまたいで夏には夏の大三角が、冬には冬の大三角が見える。他の星も天の川の周辺に多いので、夏と冬の夜空はにぎやかで、これに対して春と秋の夜空には目立つ星座が少ない。


なお、天の川のあちこちに中州のように暗い部分があるのは、星がないのではなく、暗黒星雲があって、その向こうの星を隠しているためである。


 神話
ギリシャ神話での天の川のエピソードを説明する。ゼウスは、自分とアルクメネの子のヘラクレスを不死身にするために、女神ヘラの母乳をヘラクレスに飲ませようとしていた。しかし、嫉妬深いヘラはヘラクレスを憎んでいたため母乳を飲ませようとはしなかった。一計を案じたゼウスはヘラに眠り薬を飲ませ、ヘラが眠っているあいだにヘラクレスに母乳を飲ませた。この時、ヘラが目覚め、ヘラクレスが自分の乳を飲んでいることに驚き、払いのけた際にヘラの母乳が流れ出した。これが天の川になったとされる。英語での名称 Milky Way はこの神話にちなむ。


中国・日本など東アジア地域に伝わる七夕伝説では、織女星(こと座のベガ)と牽牛星(わし座のアルタイル)を隔てて会えなくしている川が天の川である。二人は互いに恋しあっていたが、天帝に見咎められ、年に一度、七月七日の日のみ、天の川を渡って会うことになった。詳細は七夕の項目を参照のこと。
...』(Wikipedia)



天の川の俳句:


 ・荒海や佐渡によこたふ天河 芭蕉


 ・うつくしや障子の穴の天の川 一茶


 ・はし立や暁かけて天の川 志慶


 ・我屋根をはづれてゆかし天の川 超波


 ・別るるや夢一筋の天の川 夏目漱石



天の川には秀句が多い。
昔より人の目を引き、星空を眺める心に詩情を引き起こしてきた。
 昔と違って夜が明るくなってしまった今は、天の川は見づらいが、夏の山に登ればよく見えるそうである。
 渡部氏の写真によって、いながら天の川を見ることが出来るのはありがたい。


酒の宴の二夜。
すっかり酔ってしまった。



 

画像がとても綺麗だったので * by 築山
Twitterの背景画像として、拡大処理を行ってから勝手に使わせていただいてしまいました(汗)

よろしかったでしょうか?

私、Twitterでも「築山」という名前でおりますのでPCから是非ご覧になってください。

もしご迷惑でしたら背景画像は削除いたします。

ようこそ * by 笑山
築山 様

こんばんは。

このページの天の川の写真は、書いてありますように、渡部剛氏が撮影されたもので、同氏の著作物です。

筆者の著作物ではなく、この写真の使用の許諾については、何も申し上げられません。

ご自身の判断と行動による自己責任でお願いします。


2009-08-21 (Fri)

2009/08/21 冷奴

2009/08/21 冷奴

2009/8/21(金) 旧暦:7月2日 日出:5時04分 日没:18時23分 月出:5時44分 月没:18時39分 月齢:0.71戊戌(ぼじゅつ,つちのえいぬ) 六曜:友引 九星:二黒土星 選日:今日の季語: 冷奴 (独身レシピ より転載) 『冷奴(ひややっこ)は、豆腐を使った料理の一つ。奴豆腐(やっこどうふ)とも。主に夏向きの料理。よく冷やした豆腐を大きめの直方体に切り、醤油をかけて食べる。ネギ、鰹節、ショウガ、ミョウガ...

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2009/8/21(金) 旧暦:7月2日 日出:5時04分 日没:18時23分 月出:5時44分 月没:18時39分 月齢:0.71戊戌(ぼじゅつ,つちのえいぬ) 六曜:友引 九星:二黒土星 選日:



今日の季語: 冷奴


 



(独身レシピ より転載)


 


『冷奴(ひややっこ)は、豆腐を使った料理の一つ。奴豆腐(やっこどうふ)とも。主に夏向きの料理。


よく冷やした豆腐を大きめの直方体に切り、醤油をかけて食べる。ネギ、鰹節、ショウガ、ミョウガなどの薬味と共に食べるのが一般的。なお、石川県ではショウガではなくカラシをのせるほか、山形県では郷土料理の「だし」をのせるなど、地方独自の食べ方もある。


食材を大きく四角に切ることを「奴に切る」といい、これが冷奴の語源である。


江戸時代の豆腐百珍においては、一般的に知られているので料理法は記すべきほどではないとされていることより、それ以前より広く知られていたと考えられる。』(Wikipedia)



 


冷奴の俳句:


 ・鼻先にすつと出できし冷奴 星野恒彦


 ・冷やっこ死を出入りしあとの酒 高浜虚子


 ・泣くほどのことでもなしや冷奴 梶山千鶴子


 ・にんげんに老いる贅沢冷奴 丘はるか


 ・もち古りし夫婦の箸や冷奴 久保田万太郎


 


夏の暑い盛り、晩酌には冷奴がよい。
男前豆腐のように濃いボデーのあるしっかりした豆腐よりツルツルとした舌触りの冷たい喉ごしだけを楽しむ絹ごしの方が適している。
 しかも、舌触りだけで言えば、工場生産された最も安い絹ごしが喉ごしが良かったりするからややこしい。


冷奴は誰でも知っている料理だが、豆腐を切っただけのシンプルな料理を何故冷奴と呼ぶのか知らなかった。


奴は武家の下僕だが、行列の供揃いは、格式によって決められていたため、奴を常雇いするより臨時雇いする場合も多かった。
 参勤交代の供揃いの臨時雇いの奴の紋は、どの藩に雇われても良い様に奴の着る半纏の紋は正方形を4つ並べた形であった。


江戸時代の豆腐の一丁は現代の豆腐の4倍ほどの大きさがあり、一丁を1人では食べきれないので、四つに切り分けていた。


正方形が四つ並んだ奴の紋と1丁を四つに切り分けられた豆腐が似ている為、符丁で話すことを粋だとしていた江戸っ子の間で、四角い豆腐を「奴」と呼ぶようになったそうである。


夏は冷奴、冬は湯豆腐だが、「冷奴」を使うのなら「煮奴」と言う言葉もあるようなので、江戸っ子の気分で湯豆腐より煮奴と言いたいものだ。



 

2009-08-21 (Fri)

2009/08/21 日本酒の会sake nagoya 8月定例会(その1)

2009/08/21 日本酒の会sake nagoya 8月定例会(その1)

週末の金曜日は、日本酒の会の8月定例会。今日は、お手伝いをしなければならないので、開宴約1時間前に会場に到着したが、既にH幹事は到着していて、評価シートも配り終えていた。段取りが速い。 今月も、満員御礼だったが、予約のキャンセルがかなりあり、キャンセル待ちの人との連絡が大変だったそうである。幹事もボランティアでされているので参加者も極力手間を掛けないように、申込についてはスケジュールを充分確認の上キ...

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週末の金曜日は、日本酒の会の8月定例会。
今日は、お手伝いをしなければならないので、開宴約1時間前に会場に到着したが、既にH幹事は到着していて、評価シートも配り終えていた。段取りが速い。
 今月も、満員御礼だったが、予約のキャンセルがかなりあり、キャンセル待ちの人との連絡が大変だったそうである。幹事もボランティアでされているので参加者も極力手間を掛けないように、申込についてはスケジュールを充分確認の上キャンセルの無いように申し込む必要がある。
 参加者には、相変わらず、新人の人も多いようである。


6時半になったので、今日の出品酒12銘柄を、ブラインド利き酒用のガラス容器に移す作業を始める。1銘柄を3つの容器に注ぐので、合計36個のガラス容器に移すことになるので、作業時間もテーブルにセットできるまで20分以上掛かる。それでも以前は4合瓶に移していたので時間が掛かったが、今は広口ガラス瓶になったので楽になった。


今月のテーマは「夏純 夏吟」である。つまり、夏向きの純米酒、夏向きの吟醸酒がテーマである。
 夏の暑い盛りは、どうしてもビールになりがちだが、日本酒も冷やして、ロックで、水割りで飲めば涼しくいただくことができるし、最近蔵元も夏向きの仕様の日本酒を市場に出しているので、これらの夏の日本酒が加わればビールに逃げることなく夏も日本酒で涼しく酔うことが出来る。


定刻7時になりほぼ参加者が揃ったので定例会の始まりである。
始めの1時間はブラインド評価、12種類をブラインドで利くとしっかり勉強になる。
 評価シートが集められ集計が終わると、参加者全員の全体評価が発表される。今日のNo1からNo12までが公表されるので自分の評価と比べれば、全体と自分のそれぞれの傾向を掴むことが出来る。つまり自分を知ることが出来、自分の目から見た全体を知ることもできる。


ブラインド評価が終われば、1升瓶を表に出して銘柄を見ながら、評価結果を見ながら飲み直しである。
 これで又勉強になる。自分が気がつかなかったことが全体評価を知ることで見えてくるものがある。
 料理を頂ながら歓談し、会も終盤に近づいた頃新人紹介が始まる。年齢層・性別・職業も偏らず幅が広い。



【今日の出品酒】
「夏純 夏吟」のお酒達は12銘柄である。


 



左から番号順に筆者の寸評を記載する。
全体評価の順位は、記録できなかったので、筆者個人の評価のみである。
 全体評価の結果は、日本酒の会sake nagoyaのサイトに掲載される事になっている。



(1)七田 夏純 天山酒造(佐賀)
軽い入り口、バランスの取れたスッキリとした酸、後半から軽い苦味。前半軽いが後半重い。評価7.0。


(2)天明 さらさら純米 槽しぼり 曙酒造(福島)
軽い入り口、酸はふくらみがある、後半の切れよい。後口良い。評価8.0。


(3)ひと夏の恋 純米吟醸 新澤醸造店(宮城)
立ち香はない。バランスの取れた酸、癖はなく穏やかである。後口の癖も無い。評価8.0。


(4)初緑 純米吟醸 兵庫山田錦100% 高木酒造(岐阜)
立ち香は吟香あり、酸の膨らみがあるがスッキリとした酸である。後口はピリ辛系。評価9.0。


 




(5)風よ水よ人よ 爽麗純米 福光屋(金沢)
フルーティな酸、ふくらみはなくスッキリとしている。後口はピリ系。評価6.0。


(6)醸し人九平次 rue Gauche 2008 純米吟醸 萬乗醸造(愛知)
香りよい。丸いまったりとした酸味がふくらむ。後から甘味、辛味がある。苦味はなく後口スッキリとしている。評価8.0。


(7)土佐しらぎく 涼み 純米吟醸 仙頭酒造場(高知)
バランスの取れた穏やかな広がりがあり吟醸酒の世界である。後半に吟香を感じる。後口の癖はない。評価9.0。


 





 


(8)三井の寿 夏純吟 cicala(チカラ) 井上合名(福岡)
辛味のある微発泡感がある、ピリ辛の辛口。ふくらみはないがキレの良い酒。DRYタイプ。評価8.0。


(9)純米吟醸 ゆきの美人 夏仕込みしぼりたて生酒 秋田醸造(秋田)
フルーティな酸が爽やか、微発泡感もある。ワインの様な世界。後口良い。評価8.0。


(10)来福 純米吟醸 夏の酒 来福酒造(茨城)
スッキリとした入り口。酸の厚みはなくふくらみはあまり無くスッキリとしている。後口にバナナ臭。評価7.0。


(11)石鎚 吟醸酒 夏吟 槽搾り 石鎚酒造(愛媛)
アル添酒(米のアルコール)。立ち香に吟醸香あり。バランスの取れた穏やかな世界。後口も良い。評価9.0。


 




(12)蓬莱泉 別撰 生原酒 特別本醸造 関谷醸造(愛知)
アル添酒(米のアルコール)。立ち香はあまり感じない。甘い入り口、バランスの取れた味だが、酸のふくらみはなくスッキリとしている。後口に軽い渋味・辛味を感じる。評価8.0。



全体評価のNo1は(12)蓬莱泉であった。スペックは特別本醸造だが、添加アルコールに米から醸造したアルコールを使用したバランスの良いもので、純米吟醸の銘酒を抑えて1位になったのは、流石に関谷醸造の酒である。


筆者は、(4),(7),(11)が良かったが、(4),(7)は純米吟醸で、(11)は吟醸酒である。(11)は(12)と同じ米より醸造したアルコールを添加しているようだ。トウモロコシと違って米由来のアルコールは醪とのつながりがよいようだ。
 日本酒の道の先達に、(4),(7),(11)の感想を聞いたところ(4)は崩れている、(7)は良い、(11)は香りで誤魔化している とのことだった。
 筆者の評価能力では解らないが、(7),(4),(11)の序列にしよう。


「夏純 夏吟」は、蔵の創意工夫でかなり姿が違うのが面白い。
(9)は白ワインの様だし、(8)はキレが良くDRYで洋酒のようであり、(6)は九平次らしい丸い酸と後口の良さがある。
 他はオーソドックスな日本酒の姿だが、無濾過生原酒のような重いものはなく、アルコール度数も12度が最低で、15度以下が7銘柄有り、軽い口当たりに設計されているのが解る。


「夏は夏純・夏吟」は、合い言葉としてもよい環境が整備されつつある。


 

2009-08-21 (Fri)

2009/08/21 日本酒の会sake nagoya 8月定例会 (その2)

2009/08/21 日本酒の会sake nagoya 8月定例会 (その2)

【今日の料理】旬菜処かのうさんの今日の料理である。いつもテーマに合わせて出していただけるので、出品酒との相性が楽しめる。 定番の枝豆 もろ胡。 蛸の姿煮。テーブルに運ばれてきた時は、まだ湯気が立っている釜揚げ状態である。 蛸もさぞかし怒っているだろうなと思う程の正真正銘の茹で蛸である。挟みで切り分けていただくのだが、外国産の冷凍は締まった固さで旨味がないが、これは柔らかいが歯ごたえがあ...

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【今日の料理】

旬菜処かのうさんの今日の料理である。
いつもテーマに合わせて出していただけるので、出品酒との相性が楽しめる。


 



定番の枝豆


 
もろ胡。


 




蛸の姿煮。
テーブルに運ばれてきた時は、まだ湯気が立っている釜揚げ状態である。
 蛸もさぞかし怒っているだろうなと思う程の正真正銘の茹で蛸である。
挟みで切り分けていただくのだが、外国産の冷凍は締まった固さで旨味がないが、これは柔らかいが歯ごたえがあり噛む程に旨味が出てくる。蛸は美味い、何も付ける必要がない。頭の部分は特に美味しい。
家庭ではなかなか出来ない肴は楽しい。


 




夏の魚鱧の湯引きである。
サッパリとした舌触りが、夏純・夏吟に良くマッチする。


 



鶏肉の鶏ちゃん風鍋。


 


 




夏の野菜ゴーヤ(苦瓜)のチャンプルー。
ゴーヤーの苦味が夏のダレを洗い流す。
(8)に合わせると、ハードな世界が夏に負けないものを感じさせる。


 




最後は、冷やし饂飩。
讃岐うどんのコシが丁度良かった。



会が終了し、後片付けを終えて外に出ると雨だった。
6月以降酒のイベントの夜は雨が多かったが、そのジンクスが続いてしまった。
 用意周到にジンクスに備えた折りたたみ傘を取り出し、歩き始めると雨は思ったよりも強かった。


雨の金曜日はいつもタクシーが捕まり難いが、今日は運良くタクシーがやってきた。
 今日は3連投の第1日目。明日は早いし、酒を残す訳にも行かないので、今日は真っ直ぐ帰ることにした。
 タクシーに乗り2次会に向かう人達に挨拶をして、見送った。


雨になったが、夏でも日本酒に困ることはないと得心できた夜だった。



 

2009-08-21 (Fri)

2009/08/21 ボルトの日

2009/08/21 ボルトの日

今日、2009年8月21日は、ボルトの日と言わざるを得ない。200mも19秒19の世界新記録で優勝した。2位以下が一線に並んで走る先を、遠く離れて一人走るボルトは今の人間とは異次元としか言いようがない。優勝後、ボルトは“伝説になる”ことを目標にしていると発言している。 人間の限界を超える存在・地平線を切り開いた人間に敬意を払いたい。ボルトの走りはYouTubeで見ることが出来る。http://www.youtube.com/watch?v=ckmxPSriziU&...

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今日、2009年8月21日は、ボルトの日と言わざるを得ない。
200mも19秒19の世界新記録で優勝した。2位以下が一線に並んで走る先を、遠く離れて一人走るボルトは今の人間とは異次元としか言いようがない。


優勝後、ボルトは“伝説になる”ことを目標にしていると発言している。
 人間の限界を超える存在・地平線を切り開いた人間に敬意を払いたい。


ボルトの走りはYouTubeで見ることが出来る。


http://www.youtube.com/watch?v=ckmxPSriziU


 


『【世界陸上】ボルト、200Mも異次元世界新で優勝 「目標は伝説になること」
2009.8.21 04:04


 



(ロイター)


陸上世界選手権の男子200メートル決勝で、19秒19の世界新記録を樹立したウサイン・ボルト(ロイター) ベルリンで開催されている陸上の世界選手権で20日、男子200メートル決勝が行われ、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が19秒19の世界新記録で初優勝し、9秒58の世界新で優勝した100メートルに続き短距離2冠を達成した。


 従来の記録は昨年行われた北京五輪でボルトがマークした19秒30で、0秒11上回った。


ウサイン・ボルトの話 「タイムは頭になかった。全力を尽くすことだけを考えた。自分でも驚くほどいい走りができた。完ぺきなレースだった。200メートルの限界は分からない。努力を続ければ何でも可能だと思う。僕の最大の目標は伝説になること。それに向かって進んでいる」』(共同)



 

2009-08-20 (Thu)

2009/08/20 日記 トロッキー暗殺の日

2009/08/20 日記 トロッキー暗殺の日

2009/8/20(木) 旧暦:7月1日朔 日出:5時03分 日没:18時24分 月出:4時31分 月没:18時06分 月齢:29.02丁酉(ていゆう,ひのととり) 六曜:先勝 九星:三碧木星 選日:今日の季語: 現の証拠(げんのしょうこ) (飛騨の草花? より転載) (尾瀬ヶ原の涼風に揺れる植物 より転載)『ゲンノショウコ(現の証拠 Geranium thunbergii)は、フウロソウ科の多年草。日本では北海道の草地や本州~九州の山野、また...

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2009/8/20(木) 旧暦:7月1日朔 日出:5時03分 日没:18時24分 月出:4時31分 月没:18時06分 月齢:29.02丁酉(ていゆう,ひのととり) 六曜:先勝 九星:三碧木星 選日:



今日の季語: 現の証拠(げんのしょうこ)


 



(飛騨の草花? より転載)



 



(尾瀬ヶ原の涼風に揺れる植物 より転載)


『ゲンノショウコ(現の証拠 Geranium thunbergii)は、フウロソウ科の多年草。日本では北海道の草地や本州~九州の山野、また朝鮮半島、中国大陸などに自生する。生薬のひとつであり、植物名は「(胃腸に)実際に効く証拠」を意味する。玄草(げんそう)ともいう。シノニムG. nepalense subsp. thunbergii、G. nepalense var. thunbergiiなど 。


茎は約30-40cmに伸び、葉は掌状に分かれる。紅紫色または白紫色の花は夏に開花し、花弁は5枚(紅紫花種は西日本に、白紫花種は東日本に多く見られる)。


秋に種子を飛散させた後で果柄を立てた様が神輿のように見える事から、ミコシグサとも呼ばれる。


近い仲間にアメリカフウロ、老鶴草などがある。


 薬効
ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本の民間薬の代表格である。江戸時代から民間薬として用いられるようになり、『本草網目啓蒙』(1803年)にも取り上げられた。現代の日本薬局方にも「ゲンノショウコ」として見える。但し、伝統的な漢方方剤(漢方薬)では用いない。有効成分はタンニン。


根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止めや胃薬とし、また茶としても飲用する。飲み過ぎても便秘を引き起こしたりせず、優秀な整腸生薬であることからイシャイラズ(医者いらず)、タチマチグサ(たちまち草)などの異名も持つ。』(Wikipedia)


 


現の証拠の俳句:


 ・うちかゞみげんのしようこの花を見る 高浜虚子


 ・手にしたるげんのしょうこを萎れしめ 加藤楸邨


 ・猫の子にゲンノショウコの花開く 青柳志解樹


 ・陶器屋にげんのしょうこの逆さ吊り 谷中隆子


 ・炭山にげんのしようこの花のみち 高浜年尾


 


1940年8月20日、亡命中のメキシコの自宅で、スターリンの放った刺客ラモン・メルカデルにピッケルで襲撃され翌21日死亡した。
 スターリンは多くの同志を粛正した後最後の大物トロッキーに刺客を送った。メルカデルは、トロッキーの秘書の愛人となり入り込むことに成功した。
 彼は、メキシコで20年間服役した後、ソ連に凱旋し1961年にレーニン勲章を受けたそうだが、丸でやくざの世界だ。


国家体制としての社会主義・共産主義は歴史的に見る限り暗黒社会の歴史だ。
 マルクスが政権を取ったら、同じような恐怖政治を行っただろうか?



 

2009-08-20 (Thu)

2009/08/20 「待て」ができる動物

2009/08/20 「待て」ができる動物

ここで言う「待て」とは、犬が美味しいものを目の前に置かれ、主人から言われるあの「待て」である。 多くの犬は、子どもの頃から躾けられて、お座りとか、お手とか、この「待て」とか出来るようになっている。 数を数える犬もいる。数字を書いた紙を見せると、その数だけ吠えるのである。 犬は数字を理解できるのか? これは怪しい。どうも犬は、主人の目を読んで吠え続けるのか止めて良いのか決めているだけのようだ。 飼い...

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ここで言う「待て」とは、犬が美味しいものを目の前に置かれ、主人から言われるあの「待て」である。
 多くの犬は、子どもの頃から躾けられて、お座りとか、お手とか、この「待て」とか出来るようになっている。
 数を数える犬もいる。数字を書いた紙を見せると、その数だけ吠えるのである。
 犬は数字を理解できるのか? これは怪しい。どうも犬は、主人の目を読んで吠え続けるのか止めて良いのか決めているだけのようだ。


 飼い主が「待て」と言い残したまま席を外しても、よだれを垂らしながら待っている犬の姿を以前TVでながしていた。食べたい欲求と闘いながら、よだれを流している姿は、健気というか馬鹿かというかは人によって異なるだろう。
 今、ロードショウ中の「HACHI 約束の犬」はまだ見ていないが、日本人なら誰もが知っている忠犬ハチ公の映画らしい。
 帰ることのない主人をひたすら待ち続けるハチの姿は、馬鹿としか言いようがないが、その愚直さが人の心をうち銅像が建てられたり映画が作られたりしている。
 
猫はどうだろう。 以前、我が家で飼っていた猫は出来なかった。猫にとって目の前に置かれたものは自分のものなので、そのまま食べて良いと考えているらしく、それ以外の行動を取る可能性は無さそうだった。
 猫は出来ないのが一般的と思うが、出来る猫もいるらしい。
動画サイトに待ての出来る猫がUPされている。
http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=1667186


飼い主の命令に嫌な素振りを見せてはいるが、一応待っている様子だ。
 猫も出来る様だ。


猿はどうか。
教育訓練を受けた猿回しの猿は、簡単に出来るに違いない。
野生の猿、放し飼いの猿は難しそうだ。人のポケットまで手を突っ込んで取ってい、阻止したりすれば歯を剥いて威嚇したり、かみついたりするので、「待て」どころではない。なまじっか犬猫より知能が高いので逆に始末が悪い。
 猿はできないと結論を出したら、心ある猿は怒るだろうか。



では、人間は「待て」が出来る動物なのか?
人間は出来るに決まっていると思うのは早合点ではないか。
結構難しい問題であるような気がする。


暑い夏、仕事から帰り風呂で汗を流した後、食卓に置かれた一杯のビール。待てと言われたら。


朝の通勤時、信号は赤。車は周辺にはいない。
待てと言われたら。


デパートのバーゲンで素敵なワンピースを見つけた。
待てと言われたら。


食後の甘いケーキ。
待てと言われたら。


いつでもHIGHになれる覚醒剤。
待てと言われたら。


その他、金欲、色欲、出世欲、嫉妬、やっかみetc
数え切れない欲に人間は向き合っている。
「待て」と言われたら、人間は待つことの出来る動物だろうか。


いろいろ思ってみると、「待ての」問題は、人間の生き方に関わるかなり大きな問題のような気がする。
 自制心、克己心、良心、倫理観、価値観を総動員しなければ立ち向かえない問題である。
 愚直な人間にとって、毎日はこの「待て」との闘いのようである。


絶対に儲かる話と声を掛けられて、2,3度儲けさせて貰えば、それが撒き餌とも知らず釣り上げられてしまい、虎の子をすべて巻き上げられてしまう人は後を絶たない。
 “待て、うまい話は、人には教えないのが人間だ。”と自問自答できるか。


「知足」を行動できる時、人間は待てのできる動物と言えるだろう。



 

2009-08-19 (Wed)

2009/08/19 日記 2・26事件首謀者の忌日

2009/08/19 日記 2・26事件首謀者の忌日

2009/8/19(水) 旧暦:6月29日 日出:5時02分 日没:18時26分 月出:3時15分 月没:17時30分 月齢:28.02丙申(へいしん,ひのえさる) 六曜:仏滅 九星:四緑木星 選日:今日の季語: 心太(ところてん) (AUVELCRAFT より転載)『ところてん(心太または心天、瓊脂)は、テングサやオゴノリなどの海藻類をゆでて煮溶かし、発生した寒天質を冷まして固めた食品。それを「天突き」とよばれる専用の器具を用いて、押し...

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2009/8/19(水) 旧暦:6月29日 日出:5時02分 日没:18時26分 月出:3時15分 月没:17時30分 月齢:28.02丙申(へいしん,ひのえさる) 六曜:仏滅 九星:四緑木星 選日:



今日の季語: 心太(ところてん)


 



(AUVELCRAFT より転載)



『ところてん(心太または心天、瓊脂)は、テングサやオゴノリなどの海藻類をゆでて煮溶かし、発生した寒天質を冷まして固めた食品。それを「天突き」とよばれる専用の器具を用いて、押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。



 概要
全体の98-99%が水分で、残りの成分のほとんどは多糖類(ガラクタン)である。ゲル状の物体であるが、ゼリーなどとは異なり表面はやや堅く感じられ、独特の食感がある。腸内で消化されないため栄養価はほとんどないが、食物繊維として整腸効果がある。


関東以北および中国地方以西では二杯酢あるいは三杯酢をかけた物に和辛子を添えて、関西では黒蜜をかけて単体又は果物などと共に、東海地方では箸一本で、主に三杯酢をかけた物にゴマを添えて食べるのが一般的とされる。また、醤油系のタレなどで食べる地方もある。


 製法
テングサを天日に干し、洗浄する。これをテングサの色が白くなるまで数回繰り返す。この後1年程度冷暗所で保管する。
大きめの鍋に上記のテングサを入れ、水をテングサがつかる程度まで入れ、沸騰させる。沸騰後は弱火にて1時間程度煮る。
布などで濾して、不純物を取り除き、バットなどの容器に移し替える。
容器に移し替えた後、3時間程度、自然に放熱させ、固める(冷蔵庫では失敗しやすい)。
天突きで突いて(無ければ包丁などで細長く切って)完成。


 副製品
ところてんを戸外で凍結乾燥させたものが寒天である。


 歴史
一説には、こころぶとと呼ばれ、心太の漢字があてられた。それがこころていと呼ばれるようになり、さらに転じてところてんとなったとされるが、古くは正倉院の書物中に心天と記されている事から奈良時代には既にこころてんまたはところてんと呼ばれていた様である。


 儀式としてのところてん
奈良時代、正倉院の木簡に記されている記録では御食国と呼ばれる地域からテングサを宮中に送った記録がある。節料として収められ、当時宮中における節気行事などに使用されていたことが伺える。』(Wikipedia)


 


心太の俳句:


 ・清滝の水汲ませてやところてん 芭蕉


 ・軒下の拵へ滝や心太 一茶


 ・日本に生きるほかなし心太 山本左門


 ・閻魔堂出てところてん大口に 山口冬男


 ・むらぎもの影こそ見えね心太 安東次男


 


1937年(昭和12年)の今日、8月19日。
2・26事件の第2次処断者として北一輝・西田税・磯部浅一・村中孝次が銃殺刑に処せられた。


重い歴史の日である。



 

2009-08-19 (Wed)

2009/08/19 油断の後の新型インフル

2009/08/19 油断の後の新型インフル

死者3人、子ども4人が重傷になった。新型インフルエンザが本格的流行期に入ったと厚労相が発言。罹っても大したことはないという油断が流行の背景にある。新学期が始まると爆発的流行が懸念されている。貰わない・あげないが重要なので、手洗い・うがいの励行と人前での咳の禁止が必要だ。 『名古屋でも新型インフル死者 入院先6人感染疑い2009年8月19日(水)14:29 名古屋市は19日、新型インフルエンザに感染した名古屋...

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死者3人、子ども4人が重傷になった。
新型インフルエンザが本格的流行期に入ったと厚労相が発言。
罹っても大したことはないという油断が流行の背景にある。


新学期が始まると爆発的流行が懸念されている。
貰わない・あげないが重要なので、手洗い・うがいの励行と人前での咳の禁止が必要だ。


 


『名古屋でも新型インフル死者 入院先6人感染疑い
2009年8月19日(水)14:29
 名古屋市は19日、新型インフルエンザに感染した名古屋市の80歳代の女性が同日、入院先の病院で死亡したと発表した。国内で新型インフルエンザ感染者の死者は、沖縄県、神戸市に次いで3人目。女性は多発性骨髄腫、心不全を患っていた。重症肺炎を起こしたのが死因。市では、新型インフルエンザが肺炎を引き起こしたとみている。


 市によると、女性は13日に39度5分の熱が出て、救急外来を受診。15日にせきが激しくなるなど症状が悪化して個室に移動した。17日に簡易検査でA型インフルエンザと判明。18日にPCR検査(遺伝子検査)をしたところ、新型インフルに感染していたことが判明、19日午前1時半、死亡した。』(asahi.com)


 

2009-08-18 (Tue)

2009/08/18 日記 羅

2009/08/18 日記 羅

2009/8/18(火) 旧暦:6月28日 日出:5時01分 日没:18時27分 月出:2時00分 月没:16時49分 月齢:27.02乙未(いつび,きのとひつじ) 六曜:先負 九星:五黄土星 選日:一粒万倍日今日の季語: 羅(うすもの)、絽、紗、透綾、薄衣、綾羅 (紗、絽、上布、など見た目にも涼しげな盛夏用の着物。   張がありよく風を通し実際に着てみても涼しい。) (キモノ・ワールド より転載)『羅(ら、うすもの)は搦み織りを...

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2009/8/18(火) 旧暦:6月28日 日出:5時01分 日没:18時27分 月出:2時00分 月没:16時49分 月齢:27.02乙未(いつび,きのとひつじ) 六曜:先負 九星:五黄土星 選日:一粒万倍日



今日の季語: 羅(うすもの)、絽、紗、透綾、薄衣、綾羅
 (紗、絽、上布、など見た目にも涼しげな盛夏用の着物。
   張がありよく風を通し実際に着てみても涼しい。)



 



(キモノ・ワールド より転載)



『羅(ら、うすもの)は搦み織りを用いた、目の粗い絹織物の一種。


もともと羅とは鳥や小動物などを捕獲するための網を意味する言葉だったが、絹で織った網のような薄物を指す言葉にもなった。


紗や絽と同じく生糸や半練糸を用いる捩織(もじりおり)と言って、経糸を絡み合わせた間に緯糸を通す織り方をする薄く透き通った織物の一種。紗や絽が経糸二本を絡み合わせるのに対して、羅は三本以上の経糸を絡ませて織り目が網のような見た目になるのが特徴。


中国では、高官が錦の服の上に羽織る塵除けとして、日本では主に冠などに使っていたが、 複雑な組成のため特殊な機を使って織るので、通常の機を使って織ることができる紗に押されて生産量は減っていった。


日本には四世紀前半に中国から渡来し、飛鳥時代には国産品も製作できるようになっていたが応仁の乱で技法の継承が途絶えた。 室町時代まで五位以上の貴族の冠には文羅(もんら)といって模様を織り出した羅が使われていたが、技法が散逸し近世には刺繍しただけの羅を使い、現在はほとんど紗で代用されている。』(Wikipedia)


 


羅の俳句


 ・羅に遮る蓮のにほひ哉 蕪村


 ・羅の風に吹るゝ月夜哉 春石


 ・羅に衣通る月の肌かな 杉田久女


 ・羅をゆるやかに着て崩れざる 松本たかし


 ・翩翻と羅を解く月の前 日野草城


 


浴衣を着るのでも一仕事の今、羅を着ることは我々には難しい。
先ずは経済的に難しい。
加えて着こなすことが出来なければ、着物に着られた身体、着物の付け足し、成金趣味が歩いてる事に成りかねない。


松本の句のように「ゆるやかに着て崩れざる」は文化そのものだし、大人の上品である。

2009-08-17 (Mon)

2009/08/17 ボルト 9”58の世界新

2009/08/17 ボルト 9”58の世界新

 ベルリン世界陸上2009男子100m決勝。パウエルもゲイも調子が良く、ボルトとの勝負がどうなるか興味深かったが、結果はボルトの圧勝。おまけに、記録も人類未到の9”58。 ゲイも良かったが、ボルトのスピードは異次元だった。ボルトの走りは、もうYouTubeにupされている。http://www.youtube.com/watch?v=ClHldiQc-6I2m近い身体を疾走させるパワーは、自分と同じ人間とは思えない。 人間の能力の限界は、無いのだろう。...

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ベルリン世界陸上2009男子100m決勝。
パウエルもゲイも調子が良く、ボルトとの勝負がどうなるか興味深かったが、結果はボルトの圧勝。おまけに、記録も人類未到の9”58。 ゲイも良かったが、ボルトのスピードは異次元だった。

ボルトの走りは、もうYouTubeupされている。

http://www.youtube.com/watch?v=ClHldiQc-6I


2m
近い身体を疾走させるパワーは、自分と同じ人間とは思えない。
 人間の能力の限界は、無いのだろう。

2009-08-17 (Mon)

2009/08/17 日記 泉

2009/08/17 日記 泉

2009/8/17(月) 旧暦:6月27日 日出:5時01分 日没:18時28分 月出:0時48分 月没:16時00分 月齢:26.02甲午(こうご,きのえうま) 六曜:友引 九星:六白金星 選日:今日の季語: 泉 ( 柿田川湧水 MAPPLE観光ガイド より転載) (柿田川湧水 心太の伊豆河童 より転載)『泉(いずみ)は、水が湧き出る所。「湧泉(ゆうせん)」、「湧水」とも呼ぶ。人とのつながりについて説明する場合に「泉」という用語が...

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2009/8/17(月) 旧暦:6月27日 日出:5時01分 日没:18時28分 月出:0時48分 月没:16時00分 月齢:26.02甲午(こうご,きのえうま) 六曜:友引 九星:六白金星 選日:



今日の季語: 泉


 



( 柿田川湧水 MAPPLE観光ガイド より転載)



 



(柿田川湧水 心太の伊豆河童 より転載)



『泉(いずみ)は、水が湧き出る所。「湧泉(ゆうせん)」、「湧水」とも呼ぶ。


人とのつながりについて説明する場合に「泉」という用語が使われ、物理的現象として説明する場合に「湧水」という用語が使われる事が多い。


水は人の生活に不可欠であることから、世界中で泉に関連して名づけられた地名は多い。 また、泉を御神体としてる寺院も多い。



 主たる泉
 
オランダのズボーレにある泉メキシコユカタン半島の泉
セノーテ
グラン・セノーテ
ヒデン・ワールド
カーウォッシュ
ナホチ・ナ・チチ
チャックモール
セノーテ・アスール
ドス・オホス
タージ・マハ
フロリダ半島北部の泉
ピーコック・スプリングス
カウ・スプリングス
ワクラ・スプリングス


 日本
稲積水中鍾乳洞
幽玄洞
忍野八海
龍泉洞
諏訪洞
柿田川湧水群
湧玉池』(Wikipedia)



泉の俳句:


 ・木の蔭の巌の蔭なる泉哉 星野麦人


 ・泉への道後れゆく安けさよ 石田波郷


 ・およがせて洗ふ産着や泉鳴る 高橋せをち


 ・胸冷ゆるまで湧泉の奥を見る 千代田葛彦


 ・二人してしづかに泉にごしけり 川崎展宏


 


最高気温34℃。
日中は暑い。
街中を歩いていると、自然の中の涼しさが一番だ。
 冷房も良いが、手のしびれるような泉の水を汲んで喉を潤したくなる。
 


 



 

2009-08-16 (Sun)

2009/08/16 日記 朝顔・昼顔・夕顔・夜顔

2009/08/16 日記 朝顔・昼顔・夕顔・夜顔

2009/8/16(日) 旧暦:6月26日 日出:5時00分 日没:18時29分 月出:#NAME? 月没:15時03分 月齢:25.02癸巳(きし,みずのとみ) 六曜:先勝 九星:七赤金星 選日:十方暮終、天一天上始今日の季語: 夜顔、夜会草       (秋の季語) (チョウケン 泡瀬通信 より転載) (出会い・感動・海とエコ より転載)『ヨルガオ(夜顔) ヨルガオ(夜顔)とはヒルガオ科の植物の一種。学名Ipomoea alba(シノニ...

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2009/8/16(日) 旧暦:6月26日 日出:5時00分 日没:18時29分 月出:#NAME? 月没:15時03分 月齢:25.02癸巳(きし,みずのとみ) 六曜:先勝 九星:七赤金星 選日:十方暮終、天一天上始



今日の季語: 夜顔、夜会草
       (秋の季語)


 



(チョウケン 泡瀬通信 より転載)


 



(出会い・感動・海とエコ より転載)



『ヨルガオ(夜顔)
ヨルガオ(夜顔)とはヒルガオ科の植物の一種。学名Ipomoea alba(シノニムI. aculeata 、I. bona-nox、Calonyction aculeatum)。


 特徴
白花で,熱帯アメリカ原産のつる性植物。原産地においては多年草であるが、日本では春まきの一年草として扱う。4~5月頃に種をまくと、7~10月頃(暖地では11月頃まで)に開花する。花はロート形で夕方から咲き始め翌朝にしぼむ。


日本には明治の始め頃に渡来し、観賞用として栽培された。


ヨルガオのことを「ユウガオ」という人も多いが、標準和名のユウガオ(学名Lagenaria siceraria var. hispida)はウリ科のかんぴょうを取る植物で全く別種である。』(Wikipedia)



 


夜顔の俳句:


 ・月更けて夜会草風にいたみけり 高田蝶衣


 ・夜顔に夜のふかみゆく軒端かな 勝又一透


 ・よるがおをふりかえりつゝ白狐逃げ 八木三日女


 ・咲き出づる夜顔に酔覚めにけり 影島智子


 ・夜顔の花のうしろに廻りけり 大野信子


 


朝顔・昼顔・夕顔・夜顔と一通り揃っているようです。


違いは花の咲く時間帯。
朝顔は朝、昼顔は昼、夕顔は夕方、夜顔は夕方から翌朝まで。


朝顔、昼顔、夜顔はヒルガオ科だが、夕顔はウリ科。


朝顔は観賞に改良されてるので花色が多いですが、昼顔はピンク、夕顔は白です。


花の顔は変化があって良いが、人だとあまり良い印象にはならない。
 朝顔 朝は話をしない方が良い上司。
 昼顔 カトリーヌドヌーブ主演のブニュエルの妖しい映画。
 夕顔 源氏物語の佳人薄命の夕顔のイメージ。
 夜顔 映画では昼顔の人物の38年後を描いた仏映画だが、
    一般的には「5時から男」か。



 

2009-08-16 (Sun)

2009/08/16 ブログ模様替え

2009/08/16 ブログ模様替え

1.テンプレートの変更長すぎた梅雨が去り、ジリジリとした夏が漸く到来した。雨にも負けない蓮の花から珊瑚礁のビーチに戻した。白い珊瑚礁の浜辺に立ち、眩しさに目を細めながら沖を見ているとむっくりとした雲は青い空に浮かんだまま微動だにしない。目にはいるものは何一つ動かない。時は止まっている。一吹きの風が肌を抜けるとまた、時が動き始める。 2.プログパーツの削除アクセスカウンターのブログパーツを削除し...

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1.テンプレートの変更

長すぎた梅雨が去り、ジリジリとした夏が漸く到来した。


雨にも負けない蓮の花から珊瑚礁のビーチに戻した。


白い珊瑚礁の浜辺に立ち、眩しさに目を細めながら沖を見ているとむっくりとした雲は青い空に浮かんだまま微動だにしない。
目にはいるものは何一つ動かない。
時は止まっている。


一吹きの風が肌を抜けると
また、時が動き始める。



 


2.プログパーツの削除

アクセスカウンターのブログパーツを削除した。
gooのアクセス状況のアクセス数と大きな違いがあり、計数方法の違いだと思われるが、どちらが正確なのか解らない。
 違った数値が常に表示され、しかも次第に数値が離れていくのは、救いがないのでgooに統一することとした。



 

2009-08-15 (Sat)

2009/08/15 夏の薔薇

2009/08/15 夏の薔薇

今年は異常気象だった。まだ過去形では済まないかも知れないが、今迄の処異常だった。来る日も来る日も雲と雨ばかりで、太陽の顔を拝めない日が続いた。観光地は客も来ないし、青物野菜は出来が悪く、出荷も出来ず高騰した。 8月に入り梅雨明け宣言がされたが、その後も台風が2個、梅雨明けの邪魔をしたりして、結局梅雨が明けたのは実質8月10日過ぎになってしまった。 ジリジリとした夏の暑さが嬉しくなったこの頃、青田は薔薇...

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今年は異常気象だった。
まだ過去形では済まないかも知れないが、今迄の処異常だった。
来る日も来る日も雲と雨ばかりで、太陽の顔を拝めない日が続いた。


観光地は客も来ないし、青物野菜は出来が悪く、出荷も出来ず高騰した。
 8月に入り梅雨明け宣言がされたが、その後も台風が2個、梅雨明けの邪魔をしたりして、結局梅雨が明けたのは実質8月10日過ぎになってしまった。
 ジリジリとした夏の暑さが嬉しくなったこの頃、青田は薔薇はどうなったのだろう。
 この長雨と猛暑では薔薇の花は無理だろうと何となく考えてしまうが、花フェスタ記念公園のHPを見ると、四季咲きの薔薇が咲いていると書いてある。


 郊外までドライブを予て車を走らせてみた。



プロのお百姓さんの目にどう映っているか解らないが、青田は順調に育っているように見えた。


 



 


このまま暑い夏が戻ってくれて、台風が来なければ、稲も稔りの秋を迎えてくれそうだ。


 


 

お客の姿はまばらで、夏木立に涼を求めている人の姿もない。
閑散としている。
夏の昼下がり、緑は濃く、草は深く、静かである。



 


西ゲートの薔薇園に行ってみると、人が暑い夏に髪を刈り込んで涼しくなるように、薔薇の木は刈り込まれて、涼しそうだった。
高さも幅も葉の多さも梅雨前の三分の一ぐらいになっている。


花を付けていない木もあるが、真っ盛りの夏でも花はかなり咲いている。
 しかし、近づいてみると盛りを過ぎたり、萎れたりしている花が多く、花びらも長雨の所為か疵のあるものが多い。
 春の頃ように完全な花はなかなかお目にかかれない。


完全な花を求めて、薔薇の手入れをしている人達の他は殆ど人がいない薔薇園を歩いてみる。


そんな中、綺麗に咲いている花を一輪見つけると、見とれてしまう。
 こんな異常気象の中、夏ノ暑サニモ負ケズ咲いてくれている花に、良く咲いていてくれた、写真を撮ってあげようと声にならない声をかけてしまう。


人間も、日本酒も、薔薇もすべて移ろうものは出逢いがすべてである。
 良い出逢いは、求めなければ得られないが、求めれば必ず得られるものではない。
 そこには、説明の付かない偶然と必然の混交がある。
そんな最高の出逢いに導かれたことを、感謝するのみである。



 




 



 




 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 



 




美しきものに出逢えれば、幸運である。