2009年03月14日 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2009-03-14 (Sat)

2009/03/14 日記 各務支考の忌日

2009/03/14 日記 各務支考の忌日

2009/3/14(土) 旧暦:2月18日 日出:5時53分 日没:17時47分 月出:21時18分 月没:7時05分 月齢:17.06戊午(ぼご,つちのえうま) 六曜:先勝 九星:一白水星 選日:不成就日、八専間日今日の花: 青木の花、花青木 (源(爺)ちゃんの家庭菜園、園芸、散歩の日記 より転載)『アオキ(青木、学名:Aucuba japonica)はミズキ科アオキ属の常緑低木。APG植物分類体系ではガリア科に近いとされ、ガリア目のガリア科また...

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2009/3/14(土) 旧暦:2月18日 日出:5時53分 日没:17時47分 月出:21時18分 月没:7時05分 月齢:17.06戊午(ぼご,つちのえうま) 六曜:先勝 九星:一白水星 選日:不成就日、八専間日



今日の花: 青木の花、花青木


 



(源(爺)ちゃんの家庭菜園、園芸、散歩の日記 より転載)



『アオキ(青木、学名:Aucuba japonica)はミズキ科アオキ属の常緑低木。


APG植物分類体系ではガリア科に近いとされ、ガリア目のガリア科または独立のアオキ科(Aucubaceae)としている。


和名の由来は、常緑で枝も青いため。属名「アウクバ」は方言名「アオキバ」による(ツンベルクの命名)。


日本原産。北海道南部~沖縄までのの森林に自生する。また日陰にもよく育ち、庭園や公園の植え込みに植栽され、外国でも栽培される。


高さは2mほど。花は3~5月に咲く。褐色または緑色で花弁を4枚有し子房下位、単性花で雌雄異株。果実は卵形の液果で種子を1個含み、秋頃から赤く(種類によっては白、黄色に)熟し、美しい。楕円形で大きさは2cmほど、11月~翌年5月頃まで付いている。葉は苦味健胃作用があり、有名な陀羅尼助(だらにすけ)に配合されている。


日本海側産の小型の亜種ヒメアオキ var. borealisのほか、果実の色、斑入りなど園芸品種も多い。同属にはA. chinensis、A. himalaicaなど3種ほどがあり、ヒマラヤ、中国南部から日本(照葉樹林帯)に分布する。』(Wikipedia)



青木の花の俳句:



 ・弾まず来る縁談一つ花青木 宮脇白夜



 ・夫平熱見れば青木も花つけて 日野晏子



 ・青木咲きしづかに妻の日曜日 大屋達治



1731年の今日、3月14日(享保16年2月7日)は各務支考の忌日。
 支考は、美濃の人。蕉風を全国に広めた世才もあり、論客でもある有用の人であった。
 調べてみる価値のある俳人らしい。


支考の俳句:


 ・牛叱る声に鴫たつ夕べかな
 ・山の端の月見や岐阜は十三夜
 ・魂棚に油火細し我ごとく
 ・船頭の耳のとうさよ桃の花
 ・歌書よりも軍書にかなし吉野山
 ・うらやましううつくしうなりてちる紅葉
 ・食堂に雀啼くなり夕時雨  
 ・野に死なば野を見て思へ草の花
 ・腹立てる人にぬめくるなまこ哉  
 ・気みじかし夜ながし老いの物狂ひ
 ・娑婆にひとり淋しさ思へ置き火鉢


吉野山は有名だが、船頭の句は春を詠っていい情景が目に浮かぶ。


各務支考については以下Wikipedia参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%84%E5%8B%99%E6%94%AF%E8%80%83



 

2009-03-14 (Sat)

2009/03/14 驢鞍橋 上巻-34

2009/03/14 驢鞍橋 上巻-34

 【原文】夜話に曰、古の祖師達にも、修行熱せるは少しと見へたり。大形小見解を是とし、経文語録を以て法語を書、教化杯して語録等を残されたると思ふ也。なければ社、強く心を修した位を、誰でも書残したる人なし。皆心安く隙を明て、成ぬと云事を、云置たる人なし。我は末世に残すならば、何とも成ぬ物ぢゃと云事を、書付て残すべしと也。 【要約】 夜の講話の時に言われた。「昔の祖師達も修行を成し遂げたもの...

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【原文】
夜話に曰、古の祖師達にも、修行熱せるは少しと見へたり。大形小見解を是とし、経文語録を以て法語を書、教化杯して語録等を残されたると思ふ也。なければ社、強く心を修した位を、誰でも書残したる人なし。皆心安く隙を明て、成ぬと云事を、云置たる人なし。我は末世に残すならば、何とも成ぬ物ぢゃと云事を、書付て残すべしと也。


 


【要約】
 夜の講話の時に言われた。「昔の祖師達も修行を成し遂げたものは少ないように見える。大体の場合、自分だけの見解をよしとして、経の文章、先師達の語録を用いて法語を書き、人を導いたりして自らの語録を残されたと思われる。修行が完成していないのであるからこそ、強く心を修行した境地を書き残した人は誰もいない。誰も、簡単に心の底から、成らぬということを言い残した人はいない。自分はもし後世にに残すとすれば、なんともならないものだと言うことを書き置いて残したい。」と。


 


【註】
見解(けんげ): ものの見方や考え方。また、真理を見きわめる力。洞察力。意見、意見の立て方、考え、識見、見解。


法語(ほうご):  1 仏の教えを説いた語句・文章。 2 祖師・高僧などが仏法の要義を平易に説いた文章。和文体(仮名法語)と漢文体とがある。


 


【寸言・贅言】
短い文章だが、正三の自覚が覗えて重要な段である。
正三は修行に置いては先師達に勝るとも劣らない自負があるが、だからと言って修行を為果せて悟りを開いて仏になれたと言っていない。
正三の目指すところは、心の迷いからの自由、実有からの自由である。生死からの自由である。
観念論者ではなく実用の人である正三は実の世界と空の世界を行き来するという難題を自らに課している。「成らぬ」というのはこの難題のことを言っている。
観念的な見解であれはなるものだが、仏法を世法とする正三は、実のレベルでの「成る」を問題としている。


正三は「隙を明ける」の表現をよく使う。曰く「死に隙を明ける」。
解るようで解りにくい言葉である。
ご承知の方がおられたら教示いただきたいが、此処では「束縛・固着から離れ心が自由になる」と理解しておくことにする。


「隙」と「明ける」を辞書で引いてみると。
隙(ひま): 1 物と物との間のすきま。間隙。 2 仲たがいをすること。不和。「―を生ずる」 3 つけ入る機会。すき。
暇/閑(ひま):  1  自由に使える時間。なすべきことの何もない時間。 休暇。休み。 主従・夫婦などの関係を断つこと。縁を切ること。


あ・ける【明ける/開ける/空ける】 :
1 (明ける)あるひと続きの時間・期間・状態が終わって、次の時間・期間・状態になる。
ある期間が終わる。「喪が―・ける」「梅雨(つゆ)が―・ける」


2 (空ける)今までそこを占めていたもの、ふさいでいたものを、取り除いたり、なくしたりする。
穴をつくる。「錐(きり)で穴を―・ける」
使っていた場所から他へ移り、そのまま使わないでおく。あったものを出し、新たに入れないで、からの状態にする。「一〇時までに部屋を―・けてください」
すいている空間や空白をつくる。間隔を置いたり、広げたりする。「間を―・ける」「一行―・けて書く」
器の中のものを出したり、他の器や他の場所へ移したり、また、使い尽くしたりしてからにする。「水筒の水をバケツに―・ける」「大ジョッキを―・ける」
ある時間を、拘束なしに使えるようにしておく。暇な時間をつくる。「その日は君のために―・けておく」
留守にする。「旅行で家を―・ける」


3 (開ける)
隔てや仕切りになっているものを取り除く。閉じていたものを開く。「窓を―・ける」「封を―・ける」「鍵(かぎ)を―・ける」「目を―・ける」⇔閉める。
営業を始める。営業を行う。「午前一〇時に店を―・ける」⇔閉める。
 
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