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  • 2009年01月 の記事一覧

2009年01月31日(土) 記事No.6414


2009/1/31(土) 旧暦:1月6日 日出:6時41分 日没:17時07分 月出:8時54分 月没:21時56分 月齢:4.79 丙子(へいし,ひのえね) 六曜:赤口 九星:四緑木星 選日:一粒万倍日、大犯土終




今日の花: 紅梅(こうばい)


 




(永松院の紅梅 谷根千ウロウロ より転載)


 



紅梅の俳句:



 ・刻とまれ紅梅に住む夫と吾に 上野章子



 ・紅梅の蕾の中の花一つ 中村汀女



 ・白梅のあと紅梅の深空あり 飯田龍太



 ・剪りて置く紅梅一枝片袖めく 野澤節子


 



1703年の今日1月31日(旧暦元禄15年12月15日
赤穂浪士が吉良邸に討ち入り、上野介を討ち取った日である。
降る雪の中の討ち入りは歌舞伎(仮名手本忠臣蔵)での脚色らしいが、寒い日であったことは確かだろう。
平成21年の今日も寒風が吹き荒れている。荒れ模様の日である。



元禄赤穂事件の詳細は、以下のWikipedia参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E7%A6%84%E8%B5%A4%E7%A9%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6


 

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2009年01月31日(土) 記事No.6415



オランダはK1など格闘技でも先進国だが、ここでは別の話である。



読売系列で土曜日の朝番組「ウエークアップ!」をみた。
雇用問題に関して労働形態の多様化と社会のセーフティネットの実現に成功しているオランダのレポートを行っていた。




『「世界一の労働先進国」とされるオランダ。
自動車メーカー「日産」は
ここにヨーロッパの搬送の拠点を構えています。
200人ほどの従業員は、
現地オランダの法律に守られて働いていました。



(女性従業員A)「私はパートタイムよ」
(女性従業員B)「私はフルタイム」
(記者)違いはありますか
(女性従業員B)「違い?顔が違うくらいかしら」
(女性従業員A)「パートとフルタイムの扱いは同じ、差はないわ」



この工場の労働者はおよそ15%がパートタイムです。
機械メンテナンス部門の責任者であるフランクさんもその一人。
4年前に妻を亡くし子供の世話が必要になってから、
出勤するのを週3日に減らしました。



(記者)
「会社から受ける保障は、フルタイムの時と同じですか?」
(フランクさん)
「全く変わりありません。同じ条件です。問題もありません」
「もし、教育が受けたかったら、
パートでも受けることができるんです」



実はオランダは労働力のおよそ4割が、
パートで成り立っています。
パートタイムといっても、
日本のような「臨時雇用」という形ではありません。
失業保険も支払われ、スキルアップの機会も与えられています。
給料、社会保障もフルタイムの社員と同じ条件で、
働いた分だけ支払われることになっているのです。
社員と平等の権利が与えられています。



(男性)「職を失わないのも、正規の雇用と全く一緒だよ」
(女性)「権利も同じです。法律が同じですから。」



企業の人事マニュアルには「同等の扱い」が定められていました。



(欧州日産 人事担当者マーティーン・ヒールマンス氏)
「オランダではフルタイムより先にパートタイムの
クビを切ることはあり得ません。」
「工場の需要はあがったり下がったりするものです。
それを支えるには、パートタイムこそが良いと考えたのです」
企業にとっても利益になるのです。」



パートタイムの雇用が発達した背景には、
1980年代の深刻な経済不況がありました。
当時の政府は、一人当たりの労働時間を短縮し、
賃金を抑える変わりに、雇用を増やそうとしたのです。



(労働者団体の担当者)
「当時の政府は、女性の労働力を市場に取り入れる機会だと
判断しました。それによって、平等な権利のあるパート制度が
オランダで実現したのです。」



この制度の導入によって、女性の労働力が一気に増えました。
弁護士のヤコバンさんも数百件の企業法務を抱えながらも
パートタイムの勤務をしています。
フルタイムの弁護士より2時間以上早く帰宅します。



(ヤコバン・ヴァウテゼベンベーゲさん)
「仕事を打ち切るのは大変でしょって、みんな聞くんですけど、
ペンを置くかどうかなのよ」
「もし(今より3時間長く)7時まで働いていたら、
2時間余分に雑談していると思うわ」



(ヤコバンさんの秘書)
「携帯もあるし、何かあれば連絡つくから問題ないわ」
(ヤコバンさんの同僚)
「彼女はとても効率的に仕事をこなすよ。
子供3人が待っているから、一生懸命働いているんだね。」



ヤコバンさんは、ごく当然の権利として、
子供たちと過ごす自由な時間を手に入れました。



(ヤコバンさんの息子)
「夕方の5時には帰ってきてくれるんだ。だからうれしい。
宿題も手伝ってくれるよ。」
(ヤコバンさん)
「家族と一緒に夕食を食べる時間が一番幸せです」


 


 子育てがひと段落をした後、フルタイムの仕事に戻ることも
可能です。自分のライフスタイルに合わせて、
パートとフルタイムが選びやすい制度になっているのです。



オランダではこの20年で、
女性の労働人口が20%近く上昇しています。
しかし、この不況でパートは、
企業にとって経費削減対象にならないのでしょうか。



(経済雇用団体・政策担当者 ヒウ・レニク氏)
「今の金融危機でわれわれは何をしようとしているかというと、
大変なときこそ人を解雇せず、労働時間を短縮させようと
いうものです。失業保険を支払う負担ともつりあわないですし」
「日本はコストという短期視点ではなく、
生産性・流動性という点でも考えるべきです」』(ウエークアップ!ぷらす より転載)
http://www.ytv.co.jp/wakeup/




強欲資本主義の巣窟であるウオール街と証券会社欲望の果てに全世界は暗闇に沈んでいる。
 日本企業の雇用削減もみんなでやれば怖くないとばかりに相次いでいる。正社員も含めて2万人削減の企業も現れた。人間を一体何と思っているのだろう。
 子供があり、住宅ローンを抱えた働き手が職を失ったらどうなるのか?



番組の他の部分では暴動とか戦争が最大の公共事業とか穏やかでないことが言われていたが、社会不安のもとは雇用不安だと言って良い。
 雇用削減の前に、役員報酬の返上、役員の経営責任、内部留保の取り崩し、配当の停止、ワークシェアリング、業務シェアリングなどやることが未だあるはず。



利益の前には、従業員を資材と同じように考えるアメリカ流資本主義は先進でもなんでもない。アメリカの2番煎じの日本も先進国ではない。頭を冷やして冷静に考えれば判る筈なのだが、日本の政治屋・経営者は狂っているとしか言いようがない。
 オランダこそ先進国というべきである。



 

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2009年01月30日(金) 記事No.6416


2009/1/30(金) 旧暦:1月5日 日出:6時42分 日没:17時06分 月出:8時28分 月没:20時55分 月齢:3.79 乙亥(いつがい,きのとい) 六曜:大安 九星:三碧木星 選日:




今日の花: 白梅


 




『梅
・薔薇(ばら)科。                           
・学名  Prunus mume(梅)                    
        Prunus mume var. bungo(豊後梅)     
          Prunus : サクラ属                  
          mume   : ウメ                      
                (江戸時代の梅の呼び名=ムメ)
          bungo  : ブンゴウメ(日本名)      
  Prunus(プラナス)は、                     
  ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。     
学名 P へ
 
 

・開花時期は、  1/25頃~  4/  5頃。   
  1月下旬から咲き出すもの、3月中旬から     
  咲き出すものなど、さまざまあり、また、     
  桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくり。   
  梅が咲き出すと、なんとなく春の訪れを感じる。
・漢名でもある「梅」の字音「め」が変化して   
  「うめ」になった。                         
 
 

・いろいろな園芸種がある。                   
・とてもよい香りの5弁花。                   
  「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」の”馥郁” 
  とは、「とてもよい香り」の意味です。       
  (そういえばこの言葉って、梅の香りにしか   
    使われないような気がします)             
 
 

・中国原産。奈良時代の遣隋使(けんずいし)か 
  遣唐使(けんとうし)が中国から             
  持ち帰ったらしい。                         
  そのころは桜より愛でられたが、             
  平安時代からは桜のほうに関心が             
  移っていったらしい。                       
・「万葉集」の頃は白梅が、平安時代になると   
  紅梅がもてはやされた。                     
  万葉集では百首以上が詠まれており、         
  植物では萩に次いで多い。                   
 
 

・幹がゴツゴツしているのが梅の特徴。         
  花を見ただけでは桜などと区別がつきにくい。 
・実が梅干しとなる(白梅の場合)。           
  梅雨の頃に収穫する(梅干し、おいしいです)。
  江戸時代には、各藩が非常食として梅干を作る 
  ことを奨励したため、梅林が全国で見られるよう
  になった。                                 
  ちなみに「梅雨(つゆ)」の名の由来は、     
  梅の実がなる頃に雨が多いからだそうです。   
・梅の字は「母」の字を含むが、中国ではつわりの
  ときに梅の実を食べる習慣があるらしい。     
・・・』(季節の花300より転載)


 



白梅の俳句:



 ・しら梅に明る夜ばかりとなりにけり 与謝蕪村



 ・勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男



 ・白梅や天没地没虚空没 永田耕衣



 ・白梅の老大樹こそ佳かりける 保坂知加子


 



『ブラックホールから噴出する「宇宙ジェット」の高解像度画像
1月30日11時50分配信 WIRED VISION



 




 

チリのチャナントール天文台にあるアタカマ・パスファインダー実験機(APEX望遠鏡)が、超巨大なブラックホールから放出される宇宙ジェットやローブ[ジェットの先端部にある広がった部分]の様子をとらえた、素晴らしい高解像度画像の撮影に成功した。



[宇宙ジェットは、重力天体を中心として、細く絞られたプラズマガスなどが一方向又は双方向に噴出する現象。星間物質などがブラックホールに吸い込まれる際にはしばしば、ブラックホールの周りに降着円盤と呼ばれる円盤状の雲が作られる。これに伴って、円盤の軸方向に超高速で脱出していく星間物質がしばしば観測される]



このブラックホールは、『ケンタウルス座A』の中心部にある。
ケンタウルス座Aは、地球から1300万光年の距離に位置し、実際には、融合しようとしている渦巻状(螺旋)銀河と楕円銀河の2つから構成されている。非常に活発に星が誕生している領域があり、ジェット流という形で放出されている強い放射線の発生源でもある。



これは、サブミリ波の帯域で初めて撮影されたブラックホールの映像で、素粒子からなる放射線ジェット流が、光速の約半分の速さで放出されている様子がわかる。


中央の円盤状の塵の塊から南北の方向に、ローブが広がっているのも見て取れる。銀河の右下の光っている部分は、ローブが周辺を取り巻くガスとぶつかって発生した衝撃波だ。


この画像は、波長帯域や使用機材の異なる複数の撮影画像を合成したものだ。『チャンドラX線観測衛星』がX線画像を撮影し、ラ・シヤ天文台の『MPG/ESO望遠鏡』が、背景の星と円盤状に集まった塵を映し出した。  』(WIRED VISION)



巨大な質量を持ち全てを飲み込んでしまい、光すら飛び出せないと言われるブラックホールから宇宙ジェットが吹き出しているらしい。どういう事なのだろう?
 時間・空間すらゆがんでしまう宇宙空間のお話。
あまりにも人間的な時間空間認識しかできない筆者には想像すら出来ない世界だ。
 全ての地球的価値の存在しない世界。これが本来の「空」なのか?



   二もとの梅に遅速を愛す哉 与謝蕪村



 

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2009年01月30日(金) 記事No.6417



【原文】
一日老僧来りて法要を問。師示曰、工夫修行成べからず、只小庵に安居して、昼夜経咒を誦し、無縁法界を弔ひ、日用を送らるべし。何と礼拝杯せらるヽや。彼人、中々三拝を仕ると云。師曰、其つれにて何として真実起るべし。責て五百礼も千礼も作、身心を責て業障を尽すべし。亦一生に成仏せんと思べからず曠劫多生を懸てする事也。何とぞ今度餓鬼畜生を出、責て人間にならるべしと也。


 



【要約】
ある日、年配の僧が来て仏法について質問した。老師は答えて言われた。「坐禅の修行は簡単ではない。粗末な建物で静かに暮らし、昼も夜もお経を唱え、すべてのものを供養し、日常を過ごすべきである。いつもどのように礼拝をされておられるのか?」。その人は「はい、三拝を行っております。」と答えた。
老師は言われた。「それ位のことで、どうして本当の仏心が起こるものか。せめて、五百回も千回も礼拝をなし、身も心もせめぬいて悪業を消滅させるべきである。また、一生の内に成仏しようと思ってはいけない。永遠の何度も生まれ変わる時間をかけて行う事である。どうか、今回の一生では餓鬼畜生の境涯を抜けて、せめて人間の境涯になって下さい。」と。


 



【註】
工夫(くふう):  仏道修行などに専念すること。特に禅宗で、座禅に専心すること。 ( 大辞泉)



無縁法界(むえんほうかい):
1 仏語。法界のすべて。無差別平等の世界。
2 縁もゆかりもないこと。また、その人。



中々(なかなか):[感]相手の言葉に相槌を打つときに発する語。はい。ええ。そうです。



三拝:【定義】数あるお拝の中の一方法。三回お拝をすること。なお、一説にはこの三という数字については、身口意の三業に敬意を表すためであるとされている。



曠劫(こうごう): 仏語。きわめて長い年月。


 



【寸言・贅言】
いつもそうだが、正三の視線は行為に向かっている。
心は変じて止まない、口は心にもないことを言うことがある。
ただ、行為だけは誤魔化しが効かない。
中島敦の「我が西遊記」の中で道人から沙悟浄が言われる。「先ず吠えてみろ、ブートないたらお前は豚じゃ、ガーとないたらお前は鵞鳥じゃ」と言うことと通じている。
人間の総体は、考えていることではなく、話していることでもなく、行っていることがその人の総体である。
そう思ってみてみると人間の姿はかなり変わって見えてくる。



 

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2009年01月29日(木) 記事No.6418


2009/1/29(木) 旧暦:1月4日 日出:6時43分 日没:17時05分 月出:8時03分 月没:19時54分 月齢:2.79甲戌(こうじゅつ,きのえいぬ) 六曜:仏滅 九星:二黒土星 選日:


 



今日の花: 冬至梅(とうじばい)



 



(天龍村ブログ より転載)


 



(山野花めぐり より転載)



『トウジバイ(冬至梅) 
 学名: Prunus mume ’Toujibai’ 
 科属名 :バラ科 サクラ属 落葉高木  
 樹高 :5m 
 植栽可能地域 : 青森県以南 
 原  産  地  : 中国(奈良時代に渡来) 
 花     期  : 12月末~1月 
 観 賞 葉 期  : 11月 
 実   期  : 6~7月 
 花  言  葉   : 気品・高潔・潔白・忠実・忠義・澄んだ心・
         独立(ウメ) 
             厳しい美・清香・気品・忍耐(白) 
             忠実・優美(紅赤)【花と花ことば辞典】
早咲きの梅で冬至の頃から咲き始めるので、この名前が付いた。』


 



冬至梅の俳句:



 ・松風に神馬のいななき冬至梅 飯田蛇笏



 ・冬至梅蕾微塵に暮れゆけり 百合山羽公



 ・忘れずに日日霧吹いて冬至梅 下田文子




1月29日は本多静六博士の忌日。
『本多静六(ほんだ せいろく、1866年7月2日 - 1952年1月29日)は、日本の林学博士、造園家。日本の「公園の父」といわれる。



埼玉県菖蒲町生まれ。南埼玉郡河原井村の名主折原家の第6子。



日比谷公園を皮切りに、北海道の大沼公園や福島県の鶴ヶ城公園、埼玉県の羊山公園、東京都の明治神宮、石川県の卯辰公園、福岡県の大濠公園ほか、設計・改良に携わった公園多数。東京山林学校卒業後に留学したドイツを始め、海外に十数回視察に赴き、明治期以降の日本の大規模公園の開設・修正に携わった。



また、昭和3年当時の比企郡菅谷村(現、埼玉県比企郡嵐山町)にある、現嵐山渓谷周辺を訪れた際、風景が京都の嵐山(あらしやま)によく似ていることから、武蔵嵐山と命名したことにより、のちに駅名(東武東上線、菅谷駅・現武蔵嵐山駅)や自治体名(比企郡菅谷村)が町制施行時に嵐山町と改称している。



幼少時に父親を亡くした経験とドイツ留学でのブレンターノ教授の教えから、勤倹貯蓄を処世訓とした。資産家として成功したことでも知られる。』


 


公人としては、東大農学部教授。
余技で公園の設計・造園に才能を発揮、全国の公園に関係した。
湯布院温泉を街全体を森林公園にするアイデアを提供した。
 「職業の道楽化」を唱道。公園の設計に際しては、本務である造林学の研究余暇として関わっていると述べている。



私人としては、資産家として成功したことで知られる。
 四分の一天引き貯金 - 収入の4分の1を貯蓄に充てる、倹約して生きていく蓄財法。
 手に入れた山林を埼玉県に寄付、育英奨学金の原資となった。



遠大・緻密な計画と日々の実行の結果、行くところ可ならざるはなかった超人である。
 日本人にも立派な人物が居てくれて嬉しい。



 

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2009年01月29日(木) 記事No.6419



【原文】
一日人来り、世間物語を作、帰次で示曰。人皆大事を忘れて、たわ事計をつきて、一生空く過す物也。あの様な者はよせ度もなし。誰も機を抜し付たらば心を取るべし。忘れて守る程無ては、事に合て不覚取るべし。匠みて持つ間では、時々にぬくる物也。




【要約】
 ある日、人が来て、世間話をして帰った。その後、教えて言われた。「人は皆、大事なことを忘れて馬鹿なことばかり口にして、一生無意味に過ごすものである。あのような人間は来て欲しくない。誰でも、気を抜かしていれば、本心を取られてしまうものだ。世間を忘れて自分を守る程でなくては、問題が起きた時対処できないものだ。様々思いめぐらしている居る様では、その時々に気が抜けてしまうものである。」と。




【註】
 無し。




【寸言・贅言】
武士であれ、農民であれ、職人であれ、町人であれ、僧侶であれ、自分の本分・役目にしっかりと目を付け、一瞬たりとも気を抜かさず、役目を遂行することが修行であると説いた。
 日常性の中に埋没して、世の中に流されているだけの一生は空しい。速く大事に気付き、本心を持てと正三は言う。
 正三の警告は、今の世の中でも何も変わる事はなく当てはまる。



 

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2009年01月28日(水) 記事No.6420


2009/1/28(水) 旧暦:1月3日 日出:6時44分 日没:17時04分 月出:7時37分 月没:18時55分 月齢:1.79癸酉(きゆう,みずのととり) 六曜:先負 九星:一白水星 選日:不成就日




今日の花: 葉牡丹(はぼたん)


 




(花名所めぐり より転載)



『ハボタン(葉牡丹、英語:ornamental cabbage)は、アブラナ科アブラナ属の多年草。園芸植物として鮮やかな葉を鑑賞するが、観葉植物より一年草の草花として扱われる事が多い。



名前の由来は、葉を牡丹の花に見立てたもの。 耐寒性に優れ、冬の公園を彩るほか、門松の添え物にも利用されるが、暖地では色づかず、寒地では屋外越冬できない。』(Wikipedia)


 



葉牡丹の俳句:



 ・葉牡丹の色かさなりて開きそむ 長谷川かな女



 ・葉牡丹の渦の迷路にいざなはる 滝川艶



 ・葉牡丹のおごる葉のありしづむあり 吉田禅寺洞



 ・葉ぼたんの渦きりきりと女の日々 田中 江


 



『可視光で10倍高性能の光触媒=空気清浄機や内装に応用へ-量産化に成功
2009年1月28日(水)15:30


 




 目で見える光(可視光)を当てた場合、殺菌や抗ウイルス、汚れ防止などの性能が従来より10倍以上高い新型光触媒を開発し、量産化に成功したと、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の橋本和仁プロジェクトリーダー(東大教授)らが28日発表した。



 酸化タングステンの微粒子の表面に銅イオンを付けたもので、蛍光灯で十分な性能を発揮する。安く高性能な空気清浄機やインフルエンザウイルスを分解消滅させるマスク、屋内の天井や壁などへの実用化を目指す。』(時事通信)



この様な新技術の報道は心躍らせるものがある。
マスクをかければインフルエンザウイルスを退治する事が出来れば、鳥インフルエンザも怖くない。
 定額給付金などばらまいてしまわずに、この様な世界の為になり日本の地位向上に役立つ事業に集中的に援助したらどうか。



 

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2009年01月28日(水) 記事No.6421



【原文】
一日去人来て成仏を問。師示曰、成仏と云は、本来空に成事也。元の如く、我もなく人も無、法も無、仏も無、一切にくっとつヽ離て、手を打払て隙を明る事也。悟にても何にても有ばそでは無也。婆子焼庵の古則杯、好証拠也。亦曰、隙なき人、折々来る事無用也。我云程の事は徳用草分等に書、あの外は云事無、是を好見らるべし。彼者随分修行仕れども、少しも上らずと云。師曰、たやすく成事に非ず。其やうに安く成事ならば、我は羅漢にも菩薩にも成べきが、未だ餓鬼畜生を離ず。然間、次第づよに修すべし。一旦頭べの火を払様なりとも、跡つゞかざれば用に立ず。急に成事と思はゞ退屈すべしと也。


 



【要約】
 ある日、さる人が来て成仏とはどのようなことか質問した。老師は教えて言われた。「成仏というのは、本々の空になることである。元の様に自分もなく、人もなく、仏法もなく、仏もなく、全てのことからグッと自由になって、手をポンと打って自在になる事である。悟りでも何でも在ると言うことになれば、空ではない。婆子焼庵の公案などはその良い証拠である。」、また言われた。「忙しい人は度々来る必要はない。自分が話す程のことは四民徳用・麓草分に書いてある、あれ以外に話すことはない。これらを良く見て欲しい。」と。その人は言った。「随分修行しましたが、少しも上達しません」と。老師は言われた。「容易く成就する事ではない。その様に簡単に成就することならば、自分は、羅漢にも菩薩にもなっている筈だが、まだ餓鬼畜生の段階を抜け出ていない。そうだから、益々強く修行すべきである。一回頭の火を消し止めたと思っても、後に続けることが出来なければ役には立たない。すぐ急に成就するものと思えば、すぐに退屈するだろうよ。」と。




【註】
四民徳用(しみんとくよう): 正三の著作。士農工商それぞれに対して世法則仏法である事を説いた。はじめに『武人日用』が書かれ、次に『農人日用』『職人日用』『商人日用』が加えられて『四民日用』が作られ、正三の死後6年後、『四民日用』『三宝徳用』『修行念願』を一つにして『万民徳用』として出版された。
麓草分(ふもとのくさわけ): 正三の著作。出家した僧のために修行の心得を書いている。



婆子焼庵: 有名な禅の公案。



羅漢: 「中国・日本では仏法を護持することを誓った16人の弟子を十六羅漢と呼び尊崇した。また、第1回の仏典編集(結集(けつじゅう))に集まった500人の弟子を五百羅漢と称して尊敬することも盛んであった。ことに禅宗では阿羅漢である摩訶迦葉に釈迦の正法が直伝されたことを重視して、釈迦の弟子たちの修行の姿が理想化され、五百羅漢図や羅漢像が作られ、正法護持の祈願の対象となった。」



菩薩: 「修行者としての菩薩- 初期から、悟りを開く前の修行時代の仏陀のことを菩薩と呼んでいた。さらに釈迦の前生物語である本生話(ジャータカ)では、釈迦の前生の姿も菩薩と呼んでいる。
この菩薩の代表として創造されたのが、次に成仏すると伝えられる弥勒菩薩である。弥勒菩薩は56億7千万年の修行を経て、この世に弥勒仏として現れるとされる。後に阿弥陀仏となった法蔵菩薩などもこの代表的事例である。
現世で活動するための菩薩-すでに悟りを得ているにもかかわらず、成仏を否定した菩薩も創造された。これは仏陀自身の活動に制約があると考えられたためで、いわば仏陀の手足となって活動する者を菩薩と呼ぶ。
この代表者が、釈迦三尊の文殊菩薩と普賢菩薩である。彼らは、釈迦のはたらきを象徴するたけでなく、はたらきそのものとして活動するのである。他にも、観世音菩薩、勢至菩薩なども、自らの成仏とはかかわりなく、活動を続ける菩薩である。」



餓鬼: 「俗に、生前に贅沢をした者が餓鬼道に落ちるとされている。ただし仏教の立場から正確にいえば、生前において強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした人が死んで生まれ変わる世界とされる。しかし大乗仏教では、後々に死後に生まれ変わるだけではなく、今生においてそのような行状をする人の精神境涯をも指して言われるようになった。
餓鬼は常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされることがないとされる。」


 


畜生:「畜生は、苦しみ多くして楽少なく、性質無智にして、ただ食・淫・眠の情のみが強情で、父母兄弟の区別なく互いに残害する人間以外の禽獣虫魚など生類をいう。その種類はすこぶる多い。住所は水陸空にわたるが、本所は大海中に在すといわれる。
衆生・人間が悪業を造り、愚痴不平多くして感謝報謝なき者は死後に畜生に生るとされる。なお、大乗仏教ではこの思想は後々に、死後生まれ変わる世界としてだけではなく、人間が実生活における所行に応じて現れた結果、今生においての精神状態をも指すようになった。」(Wikipedia)




【寸言・贅言】
①正三の世界の認識が書かれている。本来の空である。其処には仏すらもない。しかし、ニヒリズムとは違う。



②最後の一言は、リアリスト正三の面目が表れている言葉である。千段の石段の上に神社の本殿があるのも、急峻な山の上に寺院があるのも、心臓が破れる程の苦しみの果てに神様・仏様にお会いできるのでありがたい訳で、おーいと呼んだら、何か用かと現れる様な神様・仏様なら有り難くもないだろう。苦しい修行の果ての悟りであって、3分間で成功するハウツー本を読めば悟りが開けるものならば、御利益も3分しか続かないだろう。"


 

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2009年01月27日(火) 記事No.6422


2009/1/27(火) 旧暦:1月2日 日出:6時44分 日没:17時03分 月出:7時10分 月没:17時55分 月齢:0.79 壬申(じんしん,みずのえさる) 六曜:友引 九星:九紫火星 選日:




今日の花: カトレア


 




(かぎけん花暦 より転載)



『カトレヤ(カトレアとも。Cattleya)とは中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。洋ランの女王とも言われる。



概要
中南米のコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、エクアドルなどに分布し、特にアンデス山脈などの標高100m程度の森林地帯に産する。着生植物であり、木の樹皮に付着して生活する。現在では多くの交配種があり、栽培されている。非常に大輪で派手な花であり言わば洋ランの代名詞として扱われ、切り花としては華麗さと高級感を演出する。名前はこの属の最初の収集者で最初に栽培で花を咲かせたWilliam Cattleyにちなみ、属の名前として献名されたものである。もともと彼が南米から送ってもらった植物の梱包材として使われていたこの着生植物に興味を持ち、栽培してみたところ予想もしなかった見事な花をつけたため、イギリスの著名な植物学者John Lindleyが記載して献名したという逸話が伝わっている。
カトレアを国花としている国はコスタリカである。』(Wikipedia)




カトレアの俳句:



 ・かつて妻の胸にもありしカトレアよ 冨田直治



 ・イブニング脱ぎカトレアをコップ挿し 檜 紀代



 ・カトレヤを置きてピアノを曇らせる 北 萠子


 



『派遣社員ら半年で40万人失職も 厚労省予測の4・7倍
2009年1月27日(火)19:42



 製造業の派遣・請負企業の業界団体、日本生産技能労務協会と日本製造アウトソーシング協会は27日、昨年秋から今年3月末までの約半年間に、製造業で約40万人の派遣、請負社員ら非正規労働者が失職するとの見通しを示した。厚生労働省がほぼ同じ期間に見込む失職者の約4・7倍の規模で、両協会は「(製造業への労働者)派遣・請負市場は壊滅状態」としている。同日の自民党労働者派遣問題研究会で示した。』(KYODO NEWS)



40万人失職した社会・国は社会不安にならないだろうか?
この様な事態を放置して為政者は安閑としていいのだろうか。
社会の安定に腐心するのが真のリーダーの勤めなのだが、似非リーダーしか今の日本にはいないらしい。
 江戸時代は百姓一揆があった、40万人失職では派遣一揆が起きても不思議ではない。



 

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2009年01月26日(月) 記事No.6423


2009/1/26(月) 旧暦:1月1日旧正月、朔 日出:6時45分 日没:17時02分 月出:6時39分 月没:16時55分 月齢:29.61辛未(しんび,かのとひつじ) 六曜:先勝 九星:八白土星 選日:



今日の花: 寒蘭(かんらん)


 




(今日もコロびより より転載)



『寒蘭(かんらん)というのは、カンランの東洋ランとしての名称である。主として花を観賞するものが多い。



概観
東洋ランは古くから中国でランが栽培されていたものに起源があり、それが日本に持ち込まれたものから始まっている。中国では花を楽しむものは主に中国春蘭と、一茎九花の二つである。いずれも花はシュンランに似ており、花弁は幅広く、丸っこい。日本では春蘭がこれらの花によく似ていたので、日本での花物系の東洋ラン探しは、まず、日本春蘭から始まっている。ただし、花物よりは柄物の方が先である。



寒蘭の場合も、当初は葉を楽しむことが多かったようである。しかし、さほど有名な品種は残っていない。そのうち、花色の豊富さに目がむけられるようになり、昭和初期から次第に展示会が開かれ、優秀品には銘名がなされるようになった。



現在では寒蘭の産地ごとに蘭愛好会があり、そこでは銘名や展示会等が開かれている。



なお、この間に野外では採集によってほとんど発見不可能なまでにその数が減少してしまった。これについてはカンランの項を参照。


・・・
産地
寒蘭は、産地ごとにまとまって考えられることが多い。それぞれの地域で同好会や愛蘭会といった団体があり、それぞれ独立した活動を行っている。



紀州寒蘭
和歌山県・三重県の南部に産する寒蘭である。和歌山県南部内陸部から三重県の尾鷲あたりにかけて、各地に産地があり、奈良県の南部にも産地がある。赤花の名品が有名。
土佐寒蘭
高知県を中心とする産地の寒蘭である。特に東側、徳島県にかかる一帯と、西側、愛媛県にかかる四万十川流域は重要で、中でも宿毛市西谷は多くの名品を産出したことで有名。赤花・白花なども名品があるが、特に桃花の武陵・黄花の金鵄は多くの偽物が出回るほどの有名品。
九州寒蘭
九州各県に産地があり、それぞれ福岡寒蘭、日向寒蘭、長崎寒蘭、薩摩寒蘭などと呼ばれる。特に薩摩寒蘭が有名。』(Wikipedia)


 



寒蘭の俳句:



 ・寒の蘭どの香に染まることもなし 桜井京子



 ・寒蘭の一茎に灯のともさるる 青柳志解樹



 ・寒蘭のもらわれて行く夜汽車かな 泉美予子


 


 

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