2008年10月 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2008-10-31 (Fri)

2008/10/31 日記 朱鷺の帰郷

2008/10/31 日記 朱鷺の帰郷

2008/10/31(金) 旧暦10月3日 ハロウィン 日出:6時01分 日没:16時47分 月出:8時09分 月没:17時46分 月齢:2.16 甲辰(こうしん,きのえたつ) 赤口今日の花: 苗代茱萸(なわしろぐみ) (季節の花300より転載)『ナワシログミ(苗代茱萸、学名:Elaeagnus pungens)とはグミ科グミ属の常緑低木。(シノニムE. pungens f. angustifolia、E. pungens f. megaphylla)。別名タワラグミ、トキワグミ。特徴本州中南部...

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2008/10/31(金) 旧暦10月3日 ハロウィン 日出:6時01分 日没:16時47分 月出:8時09分 月没:17時46分 月齢:2.16 甲辰(こうしん,きのえたつ) 赤口




今日の花: 苗代茱萸(なわしろぐみ)


 



(季節の花300より転載)




『ナワシログミ(苗代茱萸、学名:Elaeagnus pungens)とはグミ科グミ属の常緑低木。(シノニムE. pungens f. angustifolia、E. pungens f. megaphylla)。別名タワラグミ、トキワグミ。



特徴
本州中南部、四国、九州、中国中南部に分布する。海岸に多いが、内陸にも顔を堕す。常緑低木で、茎は立ち上がるが、先端の枝は垂れ下がり、他の木にひっかかってつる植物めいた姿になる。楕円形の葉は厚くて硬い。新しい葉の表面には一面に星状毛が生えているため、白っぽい艶消しに見えるが、成熟するとこれが無くなり、ツヤツヤした深緑になる。



開花期は秋。果実(正確には偽果)は春に赤っぽく熟し食べられる。 公園木、海岸の砂防用、庭木として植栽されている。ナワシログミの名は、果実が苗代(4~5月頃)を作る頃に熟することから。』(Wikipedia)




苗代茱萸の俳句:



 ・苗代ぐみの三粒を花のごと手折る 北原志満子



 ・苗代茱萸うれぬ因幡へ流れ雲 大谷碧雲居



 ・洞窟に八幡様や苗代茱萸 関梅香



 ・苗代茱萸たちまちに葬終りたり 上野さち子




 多摩動物公園で誕生したトキのひな8羽が故郷佐渡へ帰り、野生復帰ステーションに入り、放鳥されるらしい。
 朱鷺の群れが佐渡の空を飛ぶ日は近い。



大阪の岸和田で開催された岡林信康のコンサートを聴きに行った。



 

2008-10-31 (Fri)

2008/10/31 岡林信康 40周年記念コンサート in 岸和田(その1)

2008/10/31 岡林信康 40周年記念コンサート in 岸和田(その1)

はるばる泉州岸和田まで岡林信康のコンサートを聞きに行ってきた。 8月にNHKの放送を見て以来、現在最も気になっている歌手だから遠くてもやむを得ない。 岡林の自伝的な本を読んだり、ALBUMを聴いたりしてきたが、歌も良いがまず人間が面白い。 歌は「フォークの神様」として出発したが、すぐ嫌になり歌を止める気で田舎に籠もり、百姓になってみたがなりきれず、また歌手になったがメディアとは距離を置き、コンサート中心に...

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はるばる泉州岸和田まで岡林信康のコンサートを聞きに行ってきた。



 8月にNHKの放送を見て以来、現在最も気になっている歌手だから遠くてもやむを得ない。
 岡林の自伝的な本を読んだり、ALBUMを聴いたりしてきたが、歌も良いがまず人間が面白い。
 歌は「フォークの神様」として出発したが、すぐ嫌になり歌を止める気で田舎に籠もり、百姓になってみたがなりきれず、また歌手になったがメディアとは距離を置き、コンサート中心に細々(?)と活動してきた。
 40年間の軌跡は波瀾万丈で面白い。浮かんでは消えていく泡沫歌手、メディアしか活躍の場がないと思っている音楽事務所歌手とは筋が違う歌手である。
 年齢は,62,3歳であり一般的には老人の仲間かも知れないが、若々しいし、声も出ている。大人の歌が唄える歌手があまりいない今、期待できる最右翼と思う。



大阪は久しぶりである。
 大阪でまず感じたことは、エスカレーターの乗り方である。
名古屋では人が立つ位置は左である、地下鉄はエスカレーターは歩かないでと言うが右側は急ぐ人の為に開けておく。これが都会のエスカレーターのマナーである。
 大阪は人は右に立っている。これは違った文化圏に来た実感がある。
 こんな事が必要なのだ。何処に行っても、同じ全国チェーンビッグカメラ、ユニクロ、同じファッション、同じ顔つき同じ習慣では面白くない。
 大阪では何故エスカレーターを右に立つのか?
理由は知らないが(知っている方はコメントして欲しい)、筆者の推測では、“東京が右だから”だろう。犬が右向きゃ尾は東である。親が右向きゃ子は左。これが健康な精神である。
 では名古屋は何故左に立つのか?
本当は真ん中に立ちたいのだが、真ん中に立ったらマナーにならないのである。

夕方開始のコンサートには時間があるので、ホテルに荷物を預け、岸和田行き南海電鉄の駅のある難波で昼食を取りながら時間を潰すことにした。



難波も横浜と同じようなファッションビルが建てられている。
NAMBA Parksと言うらしい。
洒落たファッションの店からグルメ街まで一通りあり、カップルがゆっくり時間を過ごすことが出来る場所になっている。


 




もう商業施設のフロアーは、クリスマスの飾り付けが行われている。
 大きなクリスマスツリーのそばには、紅白のカトレアが植えられて、鮮やかであった。


 





時間の余裕があるので、岸和田まで行き岸和田を見物することにした。



南海電車に乗ると、岸和田は関西空港に行く途中になる位置らしい。名古屋で言えば、常滑と同じである。
 難波から30分くらいで岸和田に到着した。
初めて来た場所で、何も予備知識がない。岸和田と言えば、だんじりしか思い浮かばない。
 駅で散策マップを貰うと、コンサート会場の浪切ホールへ行く途中に、武家屋敷とか岸和田城がある。こちらに寄り道することにした。



マップを頼りに歩いていくと武家屋敷らしい建物があったが、非公開なのでそうかどうか確認できない。
 そのまま進むと岸和田高校があり、グランドで練習をしていた部員が走ってきた。



道を挟んで岸城神社があった。
この神社は岸和田城の鎮守神であり、岸和田祭りにはだんじりが宮入する場所でもあるらしい。


 





季節なので、菊の仕立物がいくつか献花されていた。
 




岸和田城は、神社のすぐ隣にあった。
想像したより立派な天守閣があった。
お堀の水も満々とあり、綺麗に整備されている。


 




本丸には自由にはいることが出来る。
天主に入るには入場料が要りそうだが、もう4時を過ぎていたので、入り口は閉められていた。



「建武元年(1334)楠正成の一族和田氏が、当時「岸」と呼ばれていたこの地に城を築き、根拠地としたことから「岸の和田氏」と呼ばれ、「岸和田」の地名の起こりになったといわれています。
 その後、信濃氏、細川氏、三好氏、松浦氏、中村氏、小出氏、松平氏とかわり、寛永17年(1640)岡部宣勝が入城、以来13代続き明治を迎えました。」



「ちきり城の名の由来は、岸和田城の別称は「猪伏山(いぶせやま)ちきり城」。「ちきり」とは、機(はた)のたて糸をまく器具で、本丸と二の丸を重ねた形が「ちきり」に似ているところから由来するといわれています。
 また、ちきり城は「千亀利城」「蟄亀利城」とも書かれます。
 現在の天守閣は、工事費2264万円を費やして、内部を図書館として活用する目的で昭和29年11月に竣工しました。外観は三層の天守閣と二層の小天守閣となっています。
 天守閣の高さは、石垣の高さ約5メートル、石垣上部から鯱(しゃち)を含めた高さが約22メートルです。
 昔の絵図に、五層の時の天守閣の高さは、石垣上部から18間(約32.4メートル)と記されているものがあります。」(岸和田市HPより転載)。
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/hp/m/m97a/rekishitanpou/m97atanpou.html



 




お城の前の庭には、枯山水が造られている。
この様な城は初めて見た。
平日の夕方、観光客は誰もいないので静かなものである。
落ち着いた時間が流れている。



城を出て外堀に沿って歩き、旧紀州街道に入ると、昔の街道を思わせる佇まいがあり、道に面した店舗にも、昔からの和菓子屋、仕出し屋、仏壇店などが並んでいる。


 






 



仏壇店のショーケースの中に人体の倍もありそうな大きな仁王像が陳列されていた。
 これは商品なのであろうか。



 この通りは、新しくできた街とは違った伝統を感じる街である。道路の両脇は色は薄い橙色だが、鉄平石の様な石が敷き詰められており、真ん中は暖かい色のコンクリートに様なもので舗装されている。落ち着いた感じの道路であり、アスファルトの野暮とは無縁である。
 ここをだんじりが威勢良く通過するのであろう。




広い幹線道路に出て少し歩くと、もうその先は海らしい。
浪切ホールは、ベイサイトの商業・アミューズメントの複合してつの隣にあった、


 




ホールにはいるとまだ新しい立派な建物である。
ガラスの入り口を入ると、岡林信康40周年記念ツアーのポスターが貼ってある。
 やれやれ、間違いなく目的地に到着したのである。



ラウンジとホールの間は、ガラス張りになっており、ホールの中ではコンサートの関連グッズの販売の準備が行われているのが見える。



暫く待って、漸くコンサートが始まった。
コンサートについては、(その2)に記載する。




コンサートが終了し、ホールを出て、来た道とは違い、近道の商店街を抜けることとした。
 夜の9時なのだが、地方都市なので商店街といえども、コンサート帰りの人ばかりで、人影はまばらである。



南海電鉄で難波まで帰り、難波周辺を歩いて、適当なところで飲むことにする。



難波駅から心斎橋方面に歩くと、ここは地方都市ではなく、食い倒れの街浪速の盛り場である。
 金曜日の夜ともなれば、人また人で賑やかしい。



今日はハロウィンとやらで、なんだか知らないが若い人は盛り上がっている。
 前から歩いてきた若い女の子の3人連れは、とんがり帽子をかぶっている。
 前を歩いていた男の子達が、“ハロウィンだ!”と声を掛けると、笑いながら“ハロウィンよ”と言って通り過ぎていく。



幹線道路に交差する通りと言う通りには、店が建ち並び、人が歩いている。
適当なところを右に入り歩いていると、良さそうな店があった。
 日本酒には、矢張り魚。「漁師の宴」と言う名ならば、魚に間違いはないだろう。


 











左: だし巻き玉子
   竹簀に巻かれて、湯気がたった状態で熱々が出てきた。
   矢張り関西の味で、甘味は抑えられている。
   薄味の出汁で上品である。



刺身の盛り合わせ: 鮭、鯛、ハマチ、帆立、鮪
 いずれも、新鮮で美味しかった。


 





 名前を忘れてしまったが、魚卵の煮物。
 矢張り、薄味の出汁で仕立ててある。
 酒蒸しに近いかも知れない。



 




 

お酒は、200mlで、正一合より多い。
陶器の片口を皿に持ったかき氷の上に乗せて出してくる。
一手間掛かっているのが嬉しい。



≪高知≫ 司牡丹 豊麗 純米 +5

≪北海道≫男山 生もと純米 +4(純米酒)

≪石川≫手取川 山廃仕込純米 +5(純米)


 をいただいた。



すっかり、コンサートの興奮と日本酒に酔ってしまい、ホテルに着いた時は零時を大きく回っていた。



 

2008-10-31 (Fri)

2008/10/31 岡林信康 40周年記念コンサート in 岸和田(その2)

2008/10/31 岡林信康 40周年記念コンサート in 岸和田(その2)

 薄暗いステージには、太鼓などが設置してあり、ステージの奥には、今時に白く染め抜いた「御歌囃子(おかばやし)」の幟6本が掲げられている。 流れていた音楽のテンポが急に速くなると、照明が明るくなり左の袖から、人が何人か出てきた。 今日のメンバーであった。岡林はギターを抱えている。メンバーがそれぞれ配置に着き、リズムを取り出すと、岡林が両手を上に上げ、頭の上で手をたたく。 手拍子の合図である。コン...

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薄暗いステージには、太鼓などが設置してあり、ステージの奥には、今時に白く染め抜いた「御歌囃子(おかばやし)」の幟6本が掲げられている。
 流れていた音楽のテンポが急に速くなると、照明が明るくなり左の袖から、人が何人か出てきた。
 今日のメンバーであった。岡林はギターを抱えている。



メンバーがそれぞれ配置に着き、リズムを取り出すと、岡林が両手を上に上げ、頭の上で手をたたく。
 手拍子の合図である。コンサートの始まりである。



入りの曲は、


■スチャラカ!
笛の囃子が始まり、
女性のバックコーラスのスチャラカチャン、スチャラカチャンの合いの手が始まる。



♪さてもこの場の皆様よ
やって来ました御歌囃子
何のご縁か今日ここに
会えて嬉しや騒ぎましょ



あ!スチャラカ歌いましょ
この岸和田の街で
スチャラカ踊りましょ
この岸和田の街で♪
(コーラス) スチャラカ、スチャラカ、スチャラカチャン




さあさ手拍子頼みます
ついでに身体を揺らしましょ
...




時は過ぎゆく流れゆく
今日という日は二度とない
咲いて散るのが花ならば
今日と言う日を咲かせましょ



スチャラカ歌いましょ
この岸和田の街でで
スチャラカ踊りましょ
この岸和田の街で♪



スチャラカと言う言葉は、「お気楽、適当、いい加減、ちゃらんぽらん」のニュアンスらしい。イメージで言えば、植木等、高田純次の世界。
 いい加減なのだが自由でのびのびとした世界がある。
入り口はそこに繋がる入り口である。



岡林が話し出す。(言葉は記憶なので正確ではない)
“昨年の6月に岸和田でコンサートを開いて1年4ヶ月、その前は18年前だった。”
“岸和田の4ヶ月後、日比谷の野音で36年ぶりのコンサートをやって、今は40年記念ツアーを始めている。
コンサートの構成は、今のスタイルの御歌囃子が中心になるが、昔の歌も間に入れるので、安心する様に...”
“コンサートは、歌い手が歌うだけのものではない、歌い手と聴衆が一緒に創るもの、今日は一緒に良い時を持ちましょう”



その後唄われた歌の順番は、資料が配付されなかったので、正確でないが、以下の歌が唄われた。(まだあったが、思い出せない。)
♪♪は歌詞、“”は語り。




■エンヤトットで行きまSHOW
 現在の岡林のスタイルの唄。
 笛・太鼓の囃子の入った日本のロックミュージック。
 



■永遠(とこしえ)の翼
 アップテンポのリズム感のある曲。
♪...
走れ生命の流れにまかせて
振り返るーな
翼ひろげ-
...




■ダンスミュージック
 笛の囃子のエンヤトットミュージック。
 夏祭りの櫓太鼓のイメージ。




■チューリップのアップリケ
 ♪うちがなんぼ早よ~起きても
おとうちゃんはもう
靴トントン叩いてはる
あまりうちのこと
かもてくれはらへん
うちのおかあちゃん
何処へ行ってしもうたの
...

岡林の初期のヒット作。
“この歌は、女の子と母親の歌として創り、歌ったが。
自分が結婚し、子供を持ってみると、理解が変わった。
靴を黙ってトントン叩いている父親の姿に感じるものがある。
今は父親の歌として歌っている。”




■26ばんめの秋
 姉の2番目の子供が生まれた時、26歳の曲。
 子供が生まれる生命の誕生とおばあちゃんの死。
 恋人と二人いる不思議。
 「山辺に向かいて」をやって欲しかったが、この曲も良い。



 


■風詩(かぜうた)
 “母親を55歳の時に無くした時に創った歌。その後、自分がこの歌の境地にはまだ達していないと思う様になり、歌えなくなった。
 しかし、ある時夫を亡くして生きる望みを無くしたおばあちゃんから手紙を貰った。息子からこのCDを聴いてみたらと言って、渡されたので聴いてみた。この風詩を聴いて涙が出た。そして、死のうと思わなくなった...
 この手紙を読んで、自分がこの歌を歌う境地にはなっていないとかそんなことはどうでも良い。そんな風に考えるのはおこがましい。歌には歌の生命がある。自分はたた歌の道具になればよいと思った。それから歌う様にしている。”



 ♪秋の終わりに鳴く虫の音は
そばにお前が居るのに淋し
だからこうして合い寄り添うて
巡り逢えたを噛みしめましょう
(合いの手)
やんさのエーヨイヤマカショ
やんさのエーヨイヤマカショ



旅の終わりが来たその時は
しかと心に問わねばならぬ
惚れて愛して愛して惚れて
深く此の世を旅したかいな
(合いの手)
やんさのエーヨイヤマカショ
やんさのエーヨイヤマカショ
・・・
今度此の世に生まれてきたら、
どんな具合にお前と歩む
夫婦、親子か兄妹とか
もっと今より大事にします
(合いの手)
やんさのエーヨイヤマカショ
やんさのエーヨイヤマカショ
...




■俺らいちぬけた
 “この曲を歌って、人気を失った歌。”




■山谷ブルース
 “唯一のヒットソングなのに拍手が足りない”といって、最初からやり直し、拍手が大きくなると、“ああ気持ちが良い”と言って、“もう一度”といって、笑わせて、最初からやり直す。
 20代の暗い唄とは全く違う唄い方。テンポは速くなり、根が明♪♪るい唄い方。




■流れ者
 山谷ブルースの後編の位置。
 フォークとロックの違いがあるが。




■江州音頭物語
 岡林が生まれてからエンヤトットを唄う今までを歌う自伝的な唄




■あらえっさっさ
 尺八で入る。
 スイングするジャズの様な曲。
♪ベイビベイビー ホントーだよー
 あらえさっさ-ああ嘘じゃない
 男はみんな
 女のかわいい息子
 ...


途中アップテンポになり、
高橋の津軽三味線と佐藤の尺八の掛け合い、バトルになる。
気合いが入りすぎ、三味線の弦が二度も切れる。
都度、尺八の佐藤がアドリブで続けた。
この掛け合いは良かった。



■陽炎情話(かげろうばなし)
 笛で始まる、ゆったりとした唄。
 岡林の演歌。
 「ああ、しょんがいな」の掛け声と笛が交互に流れていく。




■全ては恵みの雨となって
 笛とコーラスのお囃子の軽快な唄。
 お花見ソングである。



 ♪...
つらい涙が溢れる時も
歩いていきましょう
何があっても花咲く為の
恵みの雨だから



凍える冬の夜に泣いてた
梢も今は花びら溢れ
櫻吹雪を降らせているよ
チョイト踊りましょう
...




■虹の舟唄
 太鼓が鳴り、尺八が歌う。三味線も入る。
 途中から掛け声が入る。
 「エンヤーモラ エンヤーロッサ」
 岡林が「エンヤ-モラ」を歌い観客が「エンヤーロッサ」
を歌う。この掛け合いで曲は続いていく。




■らっせーら!!
 太鼓と鉦、太鼓、三味線のねぶたの囃子。
 岡林が、最後に呼びかける。
 “皆さん立ち上がって下さい。らっせーらを唄って踊りましょう!!”



♪...
祭りという名のこの人生を
踊り抜きましょ
(コーラス)
踊~り抜きましょ
らっせーら らっせーら
らっせーら らっせーら



あの先斗町と富士山の
白雪溶ければ皆同じ
わしらも溶けましょ皆の衆
ひとつの生命に戻るまで
あんたとわたしとお隣さんも
溶けて流れりゃなんだか知らんが
他人じゃないよな不思議な気分だ



祭りという名のこの人生を
踊り抜きましょ
(コーラス)
踊~り抜きましょ
らっせーら らっせーら
らっせーら らっせーら
...



会場は、ねぶたのお囃子とらっせーらの歌声で溢れている内にコンサートは終わりを迎えた。



岡林の曲は詩が難しい。覚えにくいが、なん度か聞く内に良さが解って来る。
 近くでコンサートがある時は、是非聴いてみて欲しい。




コンサートのバックを勤めたギター、太鼓、笛、三味線は素晴らしかった。
 それもそのはず、調べてみると錚々たる人達だった。
 それぞれソロで活躍している人たちだが、岡林のコンサートにはジョイントして活動しているそうだ。




簡単な履歴は、以下の通り。
(岡林信康&エンヤットットの仲間達より転載しました。
 
http://www.moku-moku.com/20th/20thcon_about.html


 


平野 融(ひらのとおる)
(アコースティックギター・マンドリン・チャンゴ)


 




1953年生まれ。1978年、岡林と出会い、ロックコンサートツアーに参加の後、エンヤトットスタイル誕生に協力。1987年岡林の実験的な自主制作アルバム「エンヤトットでダンシング」の録音で、パーカッション、ギター、キーボードを担当。ステージでは韓国のチャンゴ・マンドリンなどマルチプレイヤーとして活躍。レコーディングでは、アレンジャーとして岡林を支える。




吉田 豊(よしだゆたか)
(スルード・ジャンベ)


 




1945年山口生まれ。1975年ブラジルに渡り、サンバの武者修行、1987年平野の紹介で、岡林に出会い、平野とともに結成したユニットAja(アジャ)のリズムリーダーとして「エンヤトットでダンシング」の録音に参加。岡林のステージではブラジルのスルード、アフリカのジャンベなどパーカッションを担当。エンヤトットにブラジル・アフリカの風を送り込む。



 


佐藤英史(さとうえいじ)
(尺八・篠笛)


 




1965年、邦楽プロデューサー佐藤保彦と民謡歌手佐藤恵美子の長男として誕生。幼少より祖父の手ほどきで尺八を始める。琴古流尺八・三橋貴風師に師事、1992年福原流より福原百史の号を賜る。テレビの民謡番組や国立劇場演芸場のコンサートに出演、民謡尺八の新しい在り方を追求している。1993年から岡林ツアーに参加。




高橋希修(たかはしきしゅう)
(津軽三味線・コーラス・お囃子)


 




東京生まれ。12歳より民謡三味線演奏家・高橋修次郎師に津軽三味線の手ほどきを受ける。1986年「津軽三味線全国大会」で優勝。また、日本郷土民謡協会主催の「民謡全国大会」唄の部で2年連続優勝し、内閣総理大臣賞を受賞。1988年、日本ビクターより民謡歌手としてデビュー、津軽三味線演奏家・民謡歌手として活躍中。1993年から岡林ツアーに参加。




美鵬 成る駒(びほーなるこま)
(和太鼓・コーラス・お囃子)


 




東京生まれ。民謡鳴物、美鵬駒三郎の三女として誕生。1971年、唄ばやしで初レコーディング。1970年(財)日本民謡協会秋季大会青年部旗戦「からめ節」にて優勝。1980年、民謡ヤンググループ“じんじん”でデビュー。テレビ・ラジオ・舞台・レコーディングなど鳴物は勿論、唄、司会と幅広い芸で活躍中。1996年より岡林ツアーに参加。



 

文章を拝借いたしました * by sonnna
はじめまして
ミクシーの岡林信康さんのコミュニケにこの文章の一部(風詩)を拝借いたしました。とてもいい逸話だと思いましたので・・。ありがとうございます。

ご来場いただきありがとうございます。 * by 笑山
当該部分は、岡林がステージで語ったことです。
記憶で書いていますから一言一句同じ表現ではないと思いますが、大体合っていると思います。

岡林の名曲はたくさんありますが、この「風詩」はいいですね。
生きていくことの根源的なところを見つめています。

「旅の終わりが来たその時は
しかと心に問わねばならぬ
惚れて愛して愛して惚れて
深く此の世を旅したかいな」
心に訴える言葉が、続いていきます。
旅の半ばを過ぎても大事が解らないのが我々です。

「風詩」の歌詞は以下の動画で全て見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=JzVyiO9reWM" rel="nofollow" target=_blank>http://www.youtube.com/watch?v=JzVyiO9reWM

御歌囃子のバンドは賑やかなものも良いですが、「風詩」のようなしっとりとしたものもいいですね。
 お囃子、尺八、ギター、ドラムがそれぞれ生きています。

ミクシィの岡林信康コミュニケはビジターでも見ることはできるのですか。

2008-10-30 (Thu)

2008/10/30 日記 「ばらまき」に気を付けよう

2008/10/30 日記 「ばらまき」に気を付けよう

2008/10/30(木) 旧暦10月2日 日出:6時00分 日没:16時48分 月出:7時09分 月没:17時07分 月齢:1.16 癸卯(きぼう,みずのとう) 大安今日の花: 薄(すすき)、芒(すすき)、尾花、花芒  (Sionoyu's Flowersより転載)<o:p></o:p>『ススキ(芒、薄)とは、イネ科ススキ属の植物。萱(かや)、尾花ともいう。野原に生息するごく普通な多年生草本である。特徴高さは1~2m。地下には短いがしっかりした...

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2008/10/30(木) 旧暦10月2日 日出:6時00分 日没:16時48分 月出:7時09分 月没:17時07分 月齢:1.16 癸卯(きぼう,みずのとう) 大安




今日の花: 薄(すすき)、芒(すすき)、尾花、花芒


 



 (Sionoyu's Flowersより転載)<o:p></o:p>


『ススキ(芒、薄)とは、イネ科ススキ属の植物。萱(かや)、尾花ともいう。野原に生息するごく普通な多年生草本である。



特徴
高さは1~2m。地下には短いがしっかりした地下茎がある。そこから多数の花茎を立てる。葉は細長く、根出葉と稈からの葉が多数つく。葉は細長く、堅く、縁は鋭い鉤状になっているため、肌・皮膚が傷つくことがある。



夏から秋にかけて茎の先端に長さ20~30cm程度の十数本に分かれた花穂をつける。花穂は赤っぽい色をしているが、種子(正しくは穎果・えいか)には白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなる。種子は風によって飛ぶことができる。



日本には全国に分布し、日当たりの良い山野に生息している。地上部は夏緑性で、冬には枯れるのが普通であるが、沖縄などでは常緑になり、高さは5mに達する。その形ゆえに、たまにサトウキビと勘違いする観光客がいる。国外では朝鮮・中国に分布する。



利用
かつては農家で茅葺(かやぶき)屋根の材料に用いたり、家畜の餌として利用することが多かった。そのため集落の近くに定期的に刈り入れをするススキ草原があり、これを茅場(かやば)と呼んでいた。現在では、そのような利用がされないので、その多くは遷移が進んで、雑木林となっている。そのため、ススキ草原に生育していた植物には、かつて普通種であったが、現在は稀少になっているものがある。また、カヤネズミなども同様に見かけにくくなっている。



また、未成熟の穂を食用とする地域もある。



東京・雑司ヶ谷鬼子母神では、ススキの穂をミミズクの姿に作った民芸品が有名。



文化
穂を動物の尾に見立てて、尾花とも呼ばれることもある。



山上憶良が万葉集にて、『萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花(おみなえし) また藤袴 朝顔の花』(巻八 1538)と詠んだように秋の七草の一つに数えられる。十五夜の月見には、ハギとともにススキを飾ることが多い。花札では八月に用いられている。



沖縄ではススキの葉を環のように結んで魔よけとする風習がある。』(Wikipedia)




芒の俳句:



 ・何ごともまねき果てたるすヽき哉 芭蕉



 ・面白さ急には見えぬ薄かな 鬼貫



 ・この道の富士になり行く芒かな 河東碧梧桐



 ・花すすき鈴鹿馬子唄いまありや 長谷川素逝去




新経済対策が発表された。
規模は、5兆円前後、財源は埋蔵金だそうである。



経済対策の柱は、
・2兆円規模の「定額給付金」
・高速道路料金の大幅引き下げ
・地方自治体交付金
・中小企業の信用保証枠拡大



耳当たりはよいが、選挙目当ての政局であって政策の匂いは感じられない。
 日本経済が強くなり、体力が付く方向へカネをつけるのが政策なのだが、これは景気対策に名を借りた、「ばらまき」だ。
 こませでつられるのは魚、近くでティッシュペーパー、洗剤を只で配ってるところへ通い、最後に高額商品を買わされるのは、老人。ただより怖い物はない。
 時代錯誤も甚だしい。このツケは誰が払うのかは知れたこと。



 

2008-10-29 (Wed)

2008/10/29 日記 菊の季節

2008/10/29 日記 菊の季節

2008/10/29(水) 旧暦10月1日朔 日出:5時59分 日没:16時49分 月出:6時08分 月没:16時32分 月齢:0.16 壬寅(じんいん,みずのえとら) 仏滅今日の花: 菊 『一般的に、キクといえば栽培されているものを指すが、これは和名をキク(またはイエギク Dendranthema grandiflorum (Ramatuelle) Kitam.)という。野生品は存在せず、中国で1500年ほど前に交配によって生まれたとされている。交配親はチョウセンノギクとハイ...

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2008/10/29(水) 旧暦10月1日朔 日出:5時59分 日没:16時49分 月出:6時08分 月没:16時32分 月齢:0.16 壬寅(じんいん,みずのえとら) 仏滅




今日の花: 菊


 




『一般的に、キクといえば栽培されているものを指すが、これは和名をキク(またはイエギク Dendranthema grandiflorum (Ramatuelle) Kitam.)という。野生品は存在せず、中国で1500年ほど前に交配によって生まれたとされている。交配親はチョウセンノギクとハイシマカンギクとされる。秋に咲く花であるが、短日性植物として有名で、電照等を用いた作型の分化により、周年供給されている。食用にする「もってのほか」などの品種もある(食用菊を参照)。



旧暦9月9日、重陽の節句は「菊の節句」とも呼ばれる。
天皇家の紋章は菊をかたどったもので「菊の御紋」と呼ばれる。この紋の菊の花弁は16枚である。
なお花言葉は「高貴」である。隠君子、隠逸花という異称(雅名)もある。



西洋において菊は墓参に用いられる。日本でもこの影響を受けて葬儀の際の献花には菊が用いられることが多い。この習慣の影響で、病気見舞いに菊の花を贈ることはタブーとされることがある。



地方によっては、タラの白子をキクと呼ぶ場合もある。
アンモナイト化石は「菊石」と呼ばれている。


 


キクの歴史
五十円硬貨の表には、菊がデザインされている。日本にも350種ほど野菊(下記参照)が自生しているが、ヨモギのように食用とされ、観賞の習慣は平安時代頃、中国から秋の重陽の節句とともにもたらされる。万葉集には全く現われないが、古今集あたりから盛んに歌にも詠まれるようになった。


 


心あてに折らばやをらむ初霜のおき惑わせる白菊の花(凡河内躬恒 - 小倉百人一首 第29番)



春のサクラに対して日本の秋を象徴する花となるが、それが決定的になったのは、鎌倉時代の初め後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み、「菊紋」を天皇家家紋とした頃からである。』(Wikipedia)




菊の俳句: 



 ・白菊の目に立てヽ見る塵もなし 芭蕉



 ・有る程の菊抛(な)げ入れよ棺の中 夏目漱石



 ・今日はまた今日のこヽろに菊暮るヽ 松尾いはほ



 ・白菊とわれ月光の底に冴ゆ 桂信子




菊の季節である。
菊の愛好家は多い。仕立物の菊の鉢が塀の中に見えることが良くある。
 小公園などでは、菊花展が開催されている。



週中日の水曜日だが、岐阜の日本酒の会に参加した。
いつもながら贅沢な時空である。



 

2008-10-29 (Wed)

2008/10/29 第220回季節の美味しさと日本酒を楽しむ会 in 楮

2008/10/29 第220回季節の美味しさと日本酒を楽しむ会 in 楮

水曜日だが、今日は仕事だけでは終わらない。アフターファイブの充実した日。岐阜の酒の中島屋主催の「第220回季節の美味しさと日本酒を楽しむ会 in 楮」である。 ざっぶんの会も楮の会も、日本酒に加えて工夫を凝らした料理が提供されるので楽しみである。 違いは、楮の会は平日であり、時間も遅いので酒は少し抑え気味にする必要がある。ざっぶんの会は日曜日の1時から夕方までなので翌日は楽である。時間の余裕があるので、名...

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水曜日だが、今日は仕事だけでは終わらない。
アフターファイブの充実した日。
岐阜の酒の中島屋主催の「第220回季節の美味しさと日本酒を楽しむ会 in 楮」である。
 ざっぶんの会も楮の会も、日本酒に加えて工夫を凝らした料理が提供されるので楽しみである。
 違いは、楮の会は平日であり、時間も遅いので酒は少し抑え気味にする必要がある。ざっぶんの会は日曜日の1時から夕方までなので翌日は楽である。



時間の余裕があるので、名駅の太閤口のビッグカメラによりカメラのレリーズを買う。
 昔はケーブルレリーズしかなかったが、今はワイヤレスのリモコン形式の物があり、価格も安い。
 ゆっくりカメラ用品を見るには時間がないので、早々に岐阜に向かう。
 退社時の東海道線である、流石に通勤客で列車は満員である。



岐阜駅を降り、もう通い慣れた、飲み屋の並ぶ繁華街を通り、ざっぶんの前を通り過ぎ、楮に着くとまだ数名の参加者であった。



受付を済ませ、出品酒のリストを貰い、テーブルに着くと料理のお品書きが置いてある。お品書きがあると聞かなくても良いので助かる。



定刻の8時になる頃には、ほぼ全員揃い、楮の離れは満席となった。大体もう馴染みの顔ぶれである。
 日本酒の会の常連2名も参加している。



西川店主から今日の企画の説明がある。
今日は、通常のテーマの他に、(株)林本店(銘柄:榮一)を楽しむ事になっている。
 蔵元社長と後藤杜氏も参加されている。社長は、まだ若い女性の社長さんである。ご挨拶では社長になられて1年とのことである。若い娘さんが蔵元を継ぐことは増えている様だ。後藤杜氏は夏のざっぶんの会にも参加されていた。若いが研究熱心な謙虚な方である。



<乾杯>
社長さんの音頭で乾杯である。
何故か、乾杯酒は福井の酒梵のしぼりたて初雪である。
が、まあ、気にすることもない。



乾杯用グラスには、菊花の一片がさりげなく入れてある。
日本では、古来菊薫る時節には、杯に菊花を浮かべて、季節を花と酒で楽しんだ風雅があった。


 





【出品酒】

時間は短いが、リストには18種類の銘酒が掲載されている。
以下は、筆者が利いた結果である。評点が書いてあるが、元より個人的嗜好の産物であり、客観的な物ではない点留意が必要である。



① 梵 しぼりたて初雪 五百万石 純米吟醸 加藤吉平商店 (福井)
 香りよい。入り口甘いが、厚みのある酸に辛味が加わる。辛味は長く続く。後口も辛い。ハードな世界である。評価8.0。



② 征空 本醸造 辛口 林本店 (岐阜)
 甘い入り口、カルメラの甘い香り。柔らかい刺激のない味。後口も良い。評価8.5。
名古屋国税局の審査で優等賞を受賞した銘柄だそうである。



③ 榮一 特別純米ひやおろし 林本店 (岐阜)
 香りはカラメル風。甘い入り口、酸は軽目、辛味はなく滑らか。後口はわずかに辛味系。評価8.4。



④ 榮一 特別純米 林本店 (岐阜)
 甘い入り口。フルーティな酸、トロリとした舌触り。広がりはないが透明な酸。中盤から辛くなる。後口も辛味系。評価8.3。
榮一の定番酒である。これも名古屋国税局の審査で優等賞を受賞したそうである。



⑤ 榮一 特別純米原酒 一滴入魂 林本店 (岐阜)
甘い入り口。バランスの取れた味。酸の厚みあり。濃い味、押しもある。後口は軽いピリ辛。評価8.6。
燗酒:酸も膨らむが、辛味も増す。冷やの方がよい。評価8.0。
この酒は、夏のざっぶんの会に後藤杜氏が持参されていたものを西川店主が特に瓶詰めを依頼されて販売された経緯があるもの。
他店では手に入らないと思われる。



⑥ 榮一 大吟醸 林本店 (岐阜)
 香りに癖あり、木綿布のような香り。大吟醸らしい広がりはなく、中に固まる傾向がある。中盤から穏やかだが、活発ではない、評価8.5。



⑦ 芳水 冷卸 特別純米 播州山田錦 芳水酒造(有)(徳島)
甘い入り口。スッキリとした酸、ボタリとした膨らみはない、その後辛くなる。後口辛味系。評価8.3。



⑧ 芳水 冷卸 特別純米 備前雄町 芳水酒造(有)(徳島)
 甘い入り口。バランスの取れた酸。後口の癖なし。評価8.5。



⑨ 一年不動 純米吟醸 強力 関谷醸造 (愛知)
 吟醸香高い。バランスの取れた酸、厚みあり。苦・辛・渋あるが底に隠れている。評価8.8。



⑩ 長珍 純米吟醸 ひやおろし 長珍酒造 (愛知)
 甘い入り口。酸の厚みあるが、バランスが取れた味。酸の透明感がある。始め甘いが中盤から軽い辛味、後口に微かな渋味。全体として生き生きした透明感がある。評価8.9。



⑪ 蓬莱泉 花野の賦 純米大吟醸・本生 関谷醸造 (愛知)
 香り微かなカラメル風。甘い入り口。バランスの取れた膨らみ。ややポッチャリした肉感のある純米大吟醸。苦・辛・渋は抑えられている。後口は微かな辛味。評価9.0。



⑫ 三千盛 まる尾 純米大吟醸 平成18BY (株)三千盛 (岐阜)
 バランスの取れた酸、癖のない味。広がらず、中に固まるが、苦辛渋は無い。評価8.8。



⑬ 三千盛 まる尾 純米大吟醸 平成19BY (株)三千盛 (岐阜)
 18BYに比し、酸がまだ硬い感じ。辛口白ワインの世界。酸の押し強い。発泡感を感じる。後口はスッキリしている。評価8.5。



⑭ 手取川 吉田蔵 純米大吟醸 吉田酒造 (石川)
香りは高くはないが有る。フルーティな酸、膨らみはあるが、広がりはない。後口は辛味系。評価8.7。



⑮ 清泉 亀の翁 純米大吟醸 久須美酒造 (新潟)
 香りはない。甘い入り口。バランスの取れた味、偏りを感じない上品さ。広がりある、大吟醸の世界。癖を感じない後口。評価9.2。



⑯ 京ひな 入道虎徹 大吟醸 2006年9月瓶詰 常温熟成 酒六酒造 (愛媛)
 立ち香は軽い老香。甘い入り口。滑らかな舌触りの熟成味。後半軽い老香。京ひなは柔らかい酒が旨いが、大吟醸の常温熟成は少し厳しい様な気がする。評価8.5。



⑰ 能代 縄文吟醸 2005年9月瓶詰 低温18℃以下熟成 喜久水酒造合資 (秋田)
 N/A



⑱ 初亀 吟醸 高草山田 2004年5月瓶詰 低温18℃以下熟成 初亀酒造 (静岡)
 N/A
(⑰、⑱は、帰りの列車の都合の為、終了より前に帰ったので、利いていない。)




【料理】

今日の料理は、(株)林本店の銘酒のイメージに合わせた創作料理である。



1.榮一飲み比べの八寸
榮一の酒5種類を飲み比べる際の、創作料理である。


 





①林本店・榮一のための豆腐。
見たところ豆腐ようの様にに見えるが、そうではない。
溜まり4:榮一6の割合の付け汁に4時間漬けたもの。
彩りは、山椒、銀杏、紅玉葱だと思ったが、品書きに書かれていないので違っているかも知れない。



外側は醤油のしょっぱさと香り中は豆腐の甘さがあり、この味の幅の為に、どの酒にも合いそうであった。
先日T氏宅でご馳走になった熟成酒の会に提供されたT氏オリジナルの豆腐の味噌漬けによく似ていた。
日本酒には当然和の素材がよく似合う。


 





 八寸の続き。上段左から。
 ②茄子のクリームソース。柿の実添え。(品書きに記載がない)
 ③砂肝のひばりあん
 ④大根と蟹の和えもの
 ⑤漬け鮪と長芋の和えもの
 ⑥ゴルゴンゾーラ焼葱添え



 ②と④は大吟醸に合う。その他は特別純米・本醸造に合う。
 ⑥はどうしても一滴入魂だろう。



2.美酒鍋
 




鱈・車えび・白菜の鍋。
出汁のなかに榮一がたっぷりと仕込まれている。
鍋の具も美味しいが、最も美味しいのはこの汁である。
蓮華で救って飲んでしまったが、快く酔えそうである。
見回すと皆さんも全て飲み尽くしておられた。酒飲みである。



3.造里
 




左:秋鮭 辛味大根おろし添え
右:秋刀魚の漬け



鮭も秋刀魚も季節の魚。
鮭の脂と大根が合って、日本酒には当然に合う。
秋刀魚の漬けは、醤油に大蒜の風味、刻み葱が乗せてある。熟成酒に合う。




3.焼き物
 



左: 和牛の朴葉包み焼き
右: 里芋田楽



名古屋圏の味噌の味覚。これに合う日本酒はやはり岐阜・愛知の味のしっかりした日本酒である。
蓬莱泉・一念不動、長珍、三千盛の存在感は大きい。
三千盛は、単独で飲むより、料理と共に飲むと俄然輝きを増す、本当の食中酒である。赤味噌のこってり料理、鰻の蒲焼きには主役になる。


 





 朴葉味噌は自家製か、麦がまだしっかりと麦の味がした。
 高山の観光客向けの牛の朴葉味噌焼は美味しくないことが多いが、焦げたり煮詰まり辛すぎたりするが、楮のもの味噌が辛すぎず、牛肉の乳臭さと旨味が残り美味しい。



4.蒸し物
 





 うにと湯葉の蒸しもの
 微妙なそこはかとない味わいだ。
 関東でもなく東海でもなく、上方の味わいである。
 今日の酒で合いそうなのは、榮一 征空 本醸造だろう。



5.揚げ物
 




 左から、白子新米揚げ、青唐辛子、舞茸
 白子の揚げ物は最初なにか解らなかった。
 硬く揚げてあった為白子のイメージがなかったが、噛んでいる内に旨味がじんわりと口の中に広がった。



6.御飯
 





 零余子(むかご)ごはんに赤だし
 零余子は俳句でも秋の季語。
 山芋・自然薯の子であるが、酒の肴にも合うし、ごはんに入れても美味しい。栗と同じ秋の味覚。日本の秋は素晴らしい。




7.デザート
 





 榮一のシャンパンゼリー
 列車に間に合わせる為に中座した関係で、急いで食べたのであまり記憶していない。
 榮一の酒をホイップしたクリームとゼリー。
 果物はイチジクとブドウだったか?




後ろ髪を引かれる思いで駅に向かったが、明日のことを考えるとやむを得ない。
 充分に銘酒と季節の創作料理を戴いたのだから、幸せ以外に言うべき言葉は見つからないと思いながら車窓の外の岐阜の街明かりを見た。



 

2008-10-29 (Wed)

2008/10/29 菊は見るもの、食べるもの

2008/10/29 菊は見るもの、食べるもの

菊の花の季節、菊は見るものであるが、口に入れる菊もある。食用菊である。『食用菊(しょくようぎく)とは菊の一種で、特に食用として栽培されている菊を指す。食菊とも。料理のつまに使われるつま菊などの小輪種の他、花びらのみを食用とする大輪種がある。観賞用の菊に比べて苦みが少なく、甘みがある。茹でてお浸しにしたり酢の物や胡桃合え、天ぷらや吸い物に用いられる。また花びらを湯がいたり蒸した後に海苔のように薄く四...

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菊の花の季節、菊は見るものであるが、口に入れる菊もある。
食用菊である。



『食用菊(しょくようぎく)とは菊の一種で、特に食用として栽培されている菊を指す。食菊とも。



料理のつまに使われるつま菊などの小輪種の他、花びらのみを食用とする大輪種がある。



観賞用の菊に比べて苦みが少なく、甘みがある。茹でてお浸しにしたり酢の物や胡桃合え、天ぷらや吸い物に用いられる。また花びらを湯がいたり蒸した後に海苔のように薄く四角い形に乾燥させた「菊海苔」「干し菊」などの加工品がある。



つま菊を除きほとんどが山形産で山形県内各地、青森県八戸市など東北地方、新潟県の中越から下越などで栽培され秋に収穫される。



大輪種にはうすむらさき色の小さな花をつける延命楽(もってのほか、かきのもとなど)や、黄色い花の阿房宮などの品種がある。』



 




(食用菊 もってのほか)



『しゃきしゃきとした歯ごたえ、ほのかな香り、ふっと甘くてほろ苦く…。きくの花びらを食べる習慣は、江戸時代から始まったとされ、日本の伝統的なエディブルフラワー(食用花)の1つである。



 山形県は食用ぎくの生産量で全国1位。東京都中央卸売市場で扱う6割以上は山形産が占める。
 数ある品種の中でも、独特の香りと風味、味の良さで『食用ぎくの横綱』と評価されるのが、淡い紫色の「もってのほか」だ。正式には「延命楽」と呼ばれる 品種だが、県内では「もってのほか」という愛称の方が広く知られている。名前の由来は、「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか」とか、「もっ てのほかおいしい」といったことから転化したらしい。近年テレビのクイズ番組で、ユニークな名前をもつ食用ぎくとして出題されてから、知名度は一気に全国 区だ。



 「もってのほか」は、食用ぎくの中では晩生で、収穫は10月下旬頃から。花びらが筒状に丸まった管弁なので、しゃきしゃきとした歯ざわりに特徴がある。
 一方、黄ぎくは比較的柔らかく、色の華やかさで安定した人気。山形県では、「寿」「岩風」などの品種を作付けしている。電照での抑制栽培、ハウス栽培などを導入、いくつもの品種を組み合わせて周年出荷を行っている。



新開発で、より充実した周年栽培化へ
 元来、中国では菊は不老長寿の霊草とされてきた。日本でも平安時代には中国に習い、天皇の御前に菊を飾り、菊の花を浸した酒を酌み交わして、長寿を願う 儀式を行ったという。実際、食用ぎくには、クロロゲン酸と2種類のイソクロロゲン酸が含まれている。これらは動脈硬化など生活習慣病の元凶である悪玉コレ ステロールを抑制するのによいとされ、特に「もってのほか」に多くの成分が含まれるそうだ。さらに先ごろは、「もってのほか」の花びらに含まれるヘリアン トリオールCとファラジオールが発ガン予防に優れるということが、山形県の衛生研究所で実証されている。



 ところで食用ぎくは、植物分類では観賞用の花と全く同じ。生け花に使われる大輪の菊も食べられないことはないが、苦味が強いものもあるらしい。苦味が少なく、香りが良く、ほのかな甘さのあるものをと選抜されてきたのが、山形県の食用ぎくというわけだ。



 山形県の試験場では、バイオテクノロジーを駆使して「寿」の早生種として「越天楽」を開発。従来より1カ月早い7月上旬からの収穫も可能になり、より充実した周年栽培を確立している。
 酢の物ばかりでなく、天ぷらやお浸しなど食べ方は色々。ゆでる際に酢をたらすと色良くゆで上がる。』(おいしい山形より転載)



勿論、日本酒と菊は切っても切れない縁で結ばれている。
日本酒の銘柄に菊の付くものの多い事よ。
数え切れない程有る。



9月9日「重陽の節句」には、菊の花びらを酒に浮かべて楽しんだのは奈良時代まで遡るという。
 酔う為の酒ならば焼酎でも良いが、季節を感じる風情があるならば、やはり日本酒でなくては。



 

2008-10-28 (Tue)

2008/10/28 日記 神田の古本屋は増えている

2008/10/28 日記 神田の古本屋は増えている

2008/10/28(火) 旧暦9月30日 日出:5時58分 日没:16時50分 月出:5時07分 月没:16時01分 月齢:28.78 辛丑(しんちゅう,かのとうし) 友引今日の花: 鶏頭(けいとう) 『ケイトウ (鶏頭、学名:Celosia argentea) はヒユ科の一年生植物。狭義にはC. argentea f. cristata(シノニムC. argentea var. cristata)をいうが、本記事では特に断らない限りC. argentea をケイトウということにする。夏から秋にかけ、赤・...

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2008/10/28(火) 旧暦9月30日 日出:5時58分 日没:16時50分 月出:5時07分 月没:16時01分 月齢:28.78 辛丑(しんちゅう,かのとうし) 友引




今日の花: 鶏頭(けいとう)


 




『ケイトウ (鶏頭、学名:Celosia argentea) はヒユ科の一年生植物。狭義にはC. argentea f. cristata(シノニムC. argentea var. cristata)をいうが、本記事では特に断らない限りC. argentea をケイトウということにする。



夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができる。その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついた。花期は6月から9月頃。原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定され、日本には古くに渡来した。花の色は原種では赤だが、黄、ピンクなどさまざまな色の園芸品種がある。栽培にあたっては移植を嫌うので直蒔きする。花穂の形状の異なる羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統がある。



花と葉はアフリカと東南アジアで食用とされている。』(Wikipedia)




鶏頭の俳句:



 ・鶏頭の昼をうつすやぬり枕 丈草



 ・秋風の吹きのこしてや鶏頭花 蕪村



 ・ぼつぼつと痩せけいとうも月夜也 一茶



 ・鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規



 ・我去れば鶏頭も去りゆきにけり 松本たかし




神田の古本屋は増えているそうだ。
雑誌と漫画誌か置かない本屋が多い中、古本屋は文化に担い手だ。
その古本屋が増えていることは嬉しい。
東京に出張する時は、神田に寄るが、昔ながらの古本屋街は心を落ち着かせる。



古本はネットで検索できるので、古本を探すのは昔と比べて楽になった。市立・県立図書館にないものが古書のネットには大抵見つかる。
 全国の古書店にお世話になることが多い、ネットと古書店は鬼に金棒だ。



『古書店街、ネットと共存 神保町、店舗数じわり増加/“知の集積”強み
2008年10月27日(月)08:05
 読書の秋。世界一の古書店街といわれる東京・神田神保町で27日から、「第49回神田古本まつり」が開かれる。古書といえばインターネット通販サイトの普及でネットで注文する人が急増。アナログな古書店街は青息吐息かと思いきや、神保町では書店数が増えるなど活発だという。年に1度の「古本屋さんの祭典」を前に、その理由を探ってみた。(徳光一輝)


・・・



 古書の取引をめぐっては、平成12年に営業を始めた最大手「アマゾンジャパン」などネット通販が急増。わざわざ古書店まで出かけなくとも、自宅や会社でワンクリックで目当ての本を探し出せる手軽さは大きなメリットだ。



 しかし、老舗古書店の2代目である中野さんは「ネットの普及で危ないかなと思った時期もあったが、アマゾンが脅威なのはむしろ新刊書店。僕ら古書店とはすみ分けができてきた」と話す。



 「インターネットは目当ての本を検索することには適しているが、そこで終わり。古書店街には、世の中にどんな本があるかを知り尽くした専門家であるベテラン古書店主が集まっていて、読書の幅を広げる手助けをしてくれます」



 神保町の古書店のうち、東京都古書籍商業協同組合に加入する店は平成元年に130軒だったが、現在は158軒に増加。本郷、早稲田などの都内の古書店街をはじめ全国的に古書店街が縮小する中、神保町では増えているという。組合の広報課は「閉店する店がある反面、専門性を評価された地方の古書店が移転したり、支店を出したりして20年間でゆっくりと増えた」と話す。


・・・
 ブランド力と知の集積が、ネット時代の大きな強みになっているようだ。』(産経新聞)



 

2008-10-27 (Mon)

2008/10/27 日記 東証終値7162円 バブル後最安値

2008/10/27 日記 東証終値7162円 バブル後最安値

2008/10/27(月) 旧暦9月29日 日出:5時58分 日没:16時51分 月出:4時06分 月没:15時34分 月齢:27.78 庚子(こうし,かのえね) 先勝今日の花: 荻(おぎ)  季語: 風聞草(かざききぐさ)、寝覚草、荻原、浜荻  (野の花が好き 山の花が好きより転載)『荻・稲(いね)科。                     &...

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2008/10/27(月) 旧暦9月29日 日出:5時58分 日没:16時51分 月出:4時06分 月没:15時34分 月齢:27.78 庚子(こうし,かのえね) 先勝




今日の花: 荻(おぎ)
  季語: 風聞草(かざききぐさ)、寝覚草、荻原、浜荻



 




 (野の花が好き 山の花が好きより転載)




『荻
・稲(いね)科。                            
・学名  Miscanthus sacchariflorus           
          Miscanthus     : ススキ属         
          sacchariflorus : サトウキビ属の花の
  Miscanthus(ミスカンサス)は、ギリシャ語の
  「mischos(小花の柄)+ anthos(花)」    
  が語源。                                  
 
 

・湿地に群生する。                          
・薄(すすき)にそっくり。                  
  純白であり、花が大きいことで区別できる、と
  本には書いてあるが                        
  なかなか区別できませんね。                
  (名前の看板がないとわからない。ちなみに  
    上記写真はいずれも名前看板があったので  
    間違いはないと思います)。              
  ちなみに「荻」と「萩」は漢字は似てますが  
  全く別物です。                            
・水の中には生えない。                      
 

・風になびく姿が霊魂を招き寄せるように      
  見えることから、                          
  「おぐ」(招)が「おぎ」に変化したものと  
  いわれる。漢字の「荻」は漢名から。        
 
 

・「神風の  伊勢の浜荻  折り伏せて          
      旅寝やすらむ  荒き浜辺に」            
             万葉集  碁檀越(ごのだんをち)  』
(季節の花300より転載)




荻の俳句:



 ・豆蟹の荻の葉のぼる月夜哉 梅沢墨水



 ・鉢に植てかひなき荻のそよぎ哉 来山



 ・舟を見て女が招く荻の花 島田五空


 



急速な円高進行を嫌気し、全面安。
日経平均株価の終値は前週末比486円18銭安の7162円90銭と、03年4月28日に付けたバブル崩壊後の最安値7607円を大幅に更新。



日本でもマネーゲームが始まったらしい。
アイスランドの様な国が滅びる異常事態である。
自由な市場の幻想は止めて、空売りの規制とか値幅制限とか激変阻止の市場介入をすべきである。
事が起きてからでは遅い。



 

2008-10-26 (Sun)

2008/10/26 日記 忙しい日

2008/10/26 日記 忙しい日

2008/10/26(日) 旧暦9月28日 日出:5時57分 日没:16時52分 月出:3時05分 月没:15時08分 月齢:26.78 己亥(きがい,つちのとい) 赤口今日の花: 狗尾草(えのころぐさ)、えのこぐさ、猫じゃらし  (季節の花300より転載)『エノコログサ(狗尾草)は、日本全土に分布するイネ科エノコログサ属の一年草。俗称は、猫じゃらし。特徴エノコログサ(Setaria viridis P. Beauv.)は、単子葉植物イネ科エノコログサ属...

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2008/10/26(日) 旧暦9月28日 日出:5時57分 日没:16時52分 月出:3時05分 月没:15時08分 月齢:26.78 己亥(きがい,つちのとい) 赤口




今日の花: 狗尾草(えのころぐさ)、えのこぐさ、猫じゃらし


 



 (季節の花300より転載)



『エノコログサ(狗尾草)は、日本全土に分布するイネ科エノコログサ属の一年草。俗称は、猫じゃらし。



特徴
エノコログサ(Setaria viridis P. Beauv.)は、単子葉植物イネ科エノコログサ属の植物で、1年生草本である。ブラシのように毛の長い穂の形が独特な雑草である。



草丈は40-70cmになる。茎は細く、基部は少し地表を這い、節から根を下ろす。夏には茎が立ち上がって伸び、先端に穂をつける。葉は匍匐茎にも花茎にも多数ついており、最大20cm位、イネ科としてはやや幅広く、細長い楕円形、薄く、緑色でつやがない。茎を包む葉鞘と、葉身の境目につく葉舌は退化して、その部分に毛だけが残る。また、よく葉が裏表逆になっている。葉の付け根でねじれて、裏側が上を向くもので、そのような葉では、上を向いた裏側の方が濃い緑でつやがあり、下を向いた表側の方が、裏のような様子になる。



花序は円柱形で、一面に花がつき、多数の毛が突き出すので、外見はブラシ状になる。イヌビエなどの穂から出る毛は、小穂を包む鱗片(穎)の先端から伸びる芒であるが、エノコログサの場合、この毛は芒ではなく、小穂の柄から生じる長い突起である。



夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも狗(犬)の尾の草と表記する。猫じゃらしの呼称は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。


...



利用
現在は一般的に食用としては認識されていないが、粟の原種であるので食用に使える。若い葉と花穂は軽く火であぶり醤油などで味付けしたり(風味はポップコーンに酷似)天ぷらにしたりして食べられる。ただし終戦直後大量に食べて中毒を起こした学者がいる。近代以前の農村では酷い飢饉の際にカラスムギなどと共にこれを食用としたこともあった。オオエノコロは粟の遺伝子が流入しているので食用に供しやすい。 また、猫じゃらしの名の通り、これを用いて猫をじゃらすことができる。』(Wikipedia)




猫じゃらしの俳句:



 ・ねこじやらし雲の下ゆく一個人 桑原三郎



 ・毎日を揺れてゐるねこじやらしかな 今井杏太郎



 ・一憂も一喜も風のねこじやらし 大澤ひろし




この時期の休日は、種々イベントが重なり忙しい。
しかし、天気は朝から雨。
観光地には非情の雨。



朝は、落合宿の中山道まつり。
夕方からは名門酒会。
忙しいが楽しい日であった。



 

2008-10-26 (Sun)

2008/10/26 中山道 落合宿まつり

2008/10/26 中山道 落合宿まつり

今日は落合宿まつりと名門酒会の酒のイベントが重なってしまった。 落合宿まつりは落合の人たちの施し・接待の気持ちが感じられて、気持ちの良い祭りであったので今年も出掛ける予定であったが、酒のイベントとぶつかってしまった。 やむなく、車で出掛けて、早めに帰ることにして、高速道路を飛ばした。昨年とは違い、生憎の雨である。今年はウオーキングの参加者も少ないだろうと思っていたが、現地に着くと全天候用の服装とリ...

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今日は落合宿まつりと名門酒会の酒のイベントが重なってしまった。
 落合宿まつりは落合の人たちの施し・接待の気持ちが感じられて、気持ちの良い祭りであったので今年も出掛ける予定であったが、酒のイベントとぶつかってしまった。
 やむなく、車で出掛けて、早めに帰ることにして、高速道路を飛ばした。



昨年とは違い、生憎の雨である。
今年はウオーキングの参加者も少ないだろうと思っていたが、現地に着くと全天候用の服装とリュックを背負ったウオーカーが多く歩いている。此の雨の中をたいしたものである。


 





名物の「きのこ千人汁」の会場に行くと、人で一杯である。
冷たい雨が降る日、あついきのこ汁はありがたいもの。
テントの休息所にそれぞれ座り小休止である。中津川駅から歩いてくると、中山道の石畳に掛かる手前の丁度良い休息地点である。
ここ落合の宿ではきのこ汁が無料サービスされ、少し先の本陣前のイベント会場では季節の「栗きんとん」が旅人にご馳走される。



あついきのこ汁を貰い、奥のテントに売られていた栗おこわのおにぎり(1個100円)をテントの中で食べる。
 栗おこわのおにぎりは薄い塩味のおこわに茹でた栗が混ぜてあり、たっぷりとした栗の調味していない自然の甘味があり、大変美味しい。おみやげにしたかったがすぐに売り切れてしまった。
来年はもっと早く来なければ、と気合いが入る。
 昨年の様に秋晴れの日も良いが冷たい雨に日には、心づくしのきのこ汁が一層あたたかく感じられて、これもまた良いものである。



ウオーカー達は一休みして、雨の中を石畳へ向かい歩き出していく。


 




祭りと言ってもイベントの祭りは、露天商の出店が多いし、地元の人たちの祭りと言っても即売会、模擬店が出されていることが多く、商売の印象が強いが、この落合宿は、旅人に親切で気持ちがよい。昨年そんな気持ちがした。



どうしてなのか、去年は気付かなかったが、今年は掲示の立て札に気がついた。


 




これによれば、1861年(文久元年)、皇女和宮が江戸へ降下された時、此の中山道を通行された。その時、四日間で延べ二万六千人が落合宿を通過し、暖かいもてなしをするために、各家の竈は引きも切らず焚き続けられたそうである。



きのこ汁を作る大釜は昔、寒天の原料を煮たものだが、今は千人きのこ汁を作る為に使用され、きのこ汁を振る舞う事に使われ、多くの人に振る舞う「ふれあい活動」は、落合宿の人々が古くから旅人に対して礼節を重んじて来たことに由来すると書かれている。
 これで、此の祭りの何とも言えない快さの理由が分かった。昔からの「振る舞いの精神」が連綿として受け継がれてきている。



 




本陣の前のイベント会場では、雨の今年はテントの中で「御殿山太鼓 男波」の太鼓演奏が行われていた。
 見ていると、旅人には「中津川名物 栗きんとん」が振る舞われている。



「きのこ汁」にしても「栗きんとん」にしてもお金を出せば口にすることは出来るものだが、落合宿のそれは、特別な味がする。 金で買う物には入っていない「振る舞い・接待のこころの味」がするのである。


 




 もう晩秋である。
 坂下でもそうであったが、所々に柿の実が取られることもなく放置されている。
 手間さえあれば、これも干し柿とか渋抜きとかして振る舞えば、都会の人には金で買えない味がするのだろうが、もったいないことである。




最終地点のごへー祭り会場は、昨年ほどではないが、人で一杯である。
 五平餅の即売会場であるが、各テントの前には行列が出来ている。


 




肌寒い雨の日には、たきぎの紅い炎の色が気持ちよい。


 




中津川の五平餅はみたらし団子風である。筆者は草鞋形に平串を刺したものの方が好きだが、此の会場には、胡桃味、胡麻味、えごま味色々な味の五平餅を楽しむことが出来る。



お腹も一杯になったところで、夕方前には帰り、今度はお酒の番である。



 

2008-10-26 (Sun)

2008/10/26 「名門酒を楽しむ会」 in 名古屋

2008/10/26 「名門酒を楽しむ会」 in 名古屋

忙しい日である。夕方から、第28回「名門酒を楽しむ会」 in 名古屋に参加した。昨年に続き2回目である。(昨年の印象は日本酒の会sake nagoyaのサイトに報告してある。http://www.sakenagoya.com/taiken/2007/20071104/tai20071104.htm)第28回 名門酒を楽しむ会(名古屋支部) 日時: 2008年 10月 26日 (日曜日) 18時00分 場所: 名鉄ニューグランドホテル7階 椿の間     (JR名古屋駅前新幹線側) 【参加蔵】昨年は20...

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忙しい日である。
夕方から、第28回「名門酒を楽しむ会」 in 名古屋に参加した。
昨年に続き2回目である。
(昨年の印象は日本酒の会sake nagoyaのサイトに報告してある。
http://www.sakenagoya.com/taiken/2007/20071104/tai20071104.htm




第28回 名門酒を楽しむ会(名古屋支部)
日時: 2008年 10月 26日 (日曜日) 18時00分
場所: 名鉄ニューグランドホテル7階 椿の間
     (JR名古屋駅前新幹線側)


 





【参加蔵】
昨年は20蔵だったが、今年は19蔵。


 




男山(おとこやま)【北海道】
新政(あらまさ)【秋田】
一ノ蔵(いちのくら)【宮城】
浦霞(うらかすみ)【宮城】
大山(おおやま)【山形】
大七(だいしち)【福島】
越の誉(こしのほまれ)【新潟】
白瀧(しらたき)【新潟】
一人娘(ひとりむすめ)【茨城】
若竹(わかたけ)【静岡】
蓬莱泉(ほうらいせん)【愛知】
久寿玉(くすだま)【岐阜】
若戎(わかえびす)【三重】
春鹿(はるしか)【奈良】
八重垣(やえがき)【兵庫】
賀茂泉(かもいずみ)【広島】
嘉美心(かみこころ)【岡山】
司牡丹(つかさぼたん)【高知】
西の関(にしのせき)【大分】



【利いた酒】
各蔵3,4銘柄出品しているので、昨年の経験を踏まえて、今年は吟醸酒中心に回ることにして、興味のある酒を途中利くことにした。
 ゆっくり回ったので、その蔵に着いた頃には無くなっていた蔵もあり、利いた銘柄は昨年に比べ少なくなった。
 (評点は、筆者の個人的嗜好の反映であり、勿論、客観的なものではないことを予め申し上げる。)



① 一人娘 吟醸 山中酒造 (茨城)
 メロンの香り。スッキリとした酸。辛口の吟醸酒。評価8.8。



② 女泣かせ 純米大吟醸 大村屋酒造 (静岡)
 フルーティな入り口。バランスの取れた味。酸の膨らみあり。後口も癖が無くスッキリしている。評価9.5。



③ 白瀧 純米大吟醸 白瀧酒造 (新潟)
 香り高い吟醸香あり。バランスの取れた味。広がりがあり吟醸酒らしい世界。評価9.2。



④ 大山 大吟醸 金賞受賞酒 加藤嘉八郎酒造 (山形)
 吟醸香高い。味のバランスは酸味系中盤から辛味が来る。後口も辛味系。評価9.0。



⑤ 浦霞 純米大吟醸 (株)佐浦 (宮城)
 香りは高くない。バランスの取れた味で偏りはない。穏やかな世界で控え目な印象。評価9.0。


 


⑥ 一ノ蔵 ひめぜん (株)一ノ蔵 (宮城)
 カルメラの香り。サワーの舌触り。酸がフルーティ。 評価8.8。



⑦ 新政 大吟醸 新政酒造(株) (秋田)
 吟醸香あり。入り口は甘いが、たっぷりとした酸の膨らみと厚みがある。濃い印象。後口は辛味系。評価9.5。



⑧ 西の関 大吟醸 萱島酒造 (大分)
吟醸香は高くない。スッキリとした落ち着いた酸。後口も癖がない。穏やかな印象。評価8.8。



⑨ 司牡丹 純米大吟醸 司牡丹酒造 (高知)
 吟醸香は高くない。甘い入り口の後フルーティな酸が広がる。活発な印象。後口はピリ辛。評価9.3。


 


⑩ 嘉美心 純米大吟醸 嘉美心酒造 (岡山)
 吟醸香高い。甘い入り口の後、広がりがあり、まったりとした濃い味。フルーティな酸である。柔らかな穏やかな世界。後口は癖はないが、敢えて言えばピリ辛。評価9.5。


 


⑪ 賀茂泉 純米大吟醸 賀茂泉酒造 (広島)
 香りはない。入り口は甘い。スピードのある酸。後口は癖はないが、味は早く終わる。評価8.8。


 


⑫ 八重垣 青乃無 純米大吟醸 ヤヱガキ酒造
 (兵庫) 甘い入り口。まったりと膨らみ、酸の厚みがある。甘味が最後まで続く。後口は癖無いが、敢えて言えば微かなピリ辛。評価9.2。



⑬ 八重垣 露風 ヤヱガキ酒造 (兵庫)
 紫黒米「むらさきの舞」で醸した紅い酒。特定名称は使えないとのことで表示がないが、純米酒のスペックで、無添加とのこと。甘い入り口の後フルーティな酸、ポートワインの世界である。日本酒でもワインが造る事が可能であることを証明する1本。オリジナリティがある。評価8.8。


 


⑭ 春鹿 純米大吟醸 槽掛け雫 (株)今西精兵衛商店 (奈良)
香り高い。甘い入り口の後、厚みのあるバランスの取れた味。ふくらみながら透明感のある酸である。軽味が有る、穏やかな上品さが有る。評価9.6。


 





⑮ 久寿玉  純米吟醸 (有)平瀬商店 (岐阜)
 柔らかな穏やかな世界。評価8.5。



⑯ 越の誉 大吟醸 原田酒造 (新潟)
 吟醸香あり。酸の広がりあるが、味が早く終わる。奥行きのある広がり厚みがない。後口は辛い。評価8.5。



⑰ 大七 冷やおろし 大七酒造(株) (福島)
 仄かなカラメル香。酸の活発さがあり、活気はあるが、まだ若い印象。評価8.0。純米に対する拘りがあるのだろうが、来年は吟醸酒も出して欲しいものだ。




【感想】


1.吟醸酒
秋の酒のイベントは多いが、時節柄「冷やおろし」を中心としたものが多く。最近のイベントは「冷やおろし」ばかりである。
吟醸酒の好きな筆者にとっては、名門酒会の秋のイベントは吟醸酒もあるのでありがたい。
 昨年の経験で、時間が足りないことは解っていたので、蔵ラリーも参加せず、吟醸酒のみゆっくり利くことにした。
 飲み逃がした物もあったが、計画通りに運んだといえる。



2.会の運営
参加者は300人位だろうか、会場はあまり広くないので、場内は騒然とした感じになる。
 参加者の評価もまちまちである。
蔵人と会話がしたい人、ゆっくり酒を味わいたい人には、運営について不満がある様だ。
 会場が狭く、机一つに蔵が二つであり、ラリーが行われて居り、参加者がスタンプを求めて動き回るので落ち着かないのである。
 蔵の人に酒の話を聞きながら、ゆっくりとは利けない雰囲気である。



筆者の運営に関する感想は、概ね肯定的である。
便利な場所で20蔵の全国の酒が利けて、吟醸酒もあり、ホテルの料理もあり、会費5000円を考えると、納得できるのでは無いかと思う。



今後改善して欲しい点を、以下の通り挙げておく。
①ホテルの料理
 




 昨年も日本酒の会の報告に書いたが、ホテルの立食形式の料理だが、開始と同時に料理卓に人が殺到して、料理の争奪戦になる。
 食べもしない料理を皿に取ってテーブルに置いている人が散見される。
 酒を利いていて、昨年は何も食べることが出来なかったので、今回は利き酒の前だが、食べることにしたので、去年の様に食いっぱぐれる事はなかったが、この方式は問題が多い。改善すべきである。



 量は少しでよいから、各人別にテーブルに用意するとか、チケット制にして無くならない様にするとかの工夫が必要だ。
 極論すれば、去年も書いたが、ホテルの会場では難しいだろうが、立食の料理は要らないのだ。
 各蔵が地方の肴を用意してくれているので、会費をそちらに回した方が酒にあった肴を楽しむことが出来る。



②時間と企画内容
90分では時間が足りない。
この会は、企画が多い。
参加者は、利き酒・料理に集中できない。
ラリーがある。燗酒コーナーがある。占いコーナーがある(?)。お気に入り投票コーナーがある。
各蔵の挨拶、抽選会も行われ、マイクが鳴りっぱなしである。



筆者は、昨年は利き酒のみ、今年は料理と利き酒。殆どの企画は、無用である。次回参加しても変わらないだろう。
 もう少し、企画を整理して、本来の利き酒に力を注いだ方がよい。
 テーブル一つに一つの蔵にすれば余裕が出来るだろうし、ゆっくり出来る。蔵持参の肴も楽しむことが出来る。



③参加蔵
昨年より1蔵減り19蔵になった。今回参加の無かった白嶺酒造,(京都)は、昨年の印象が良く楽しみにしていたので不参加は残念だった。
 19蔵は昨年と同じである。良い酒を持参していただけるのでありがたいが、毎年全く同じ蔵では新鮮みがないこともあり、5蔵くらいは入れ替えがあった方が良いと思う。



色々注文はあるが、安い会費で全国の銘酒を利くことが出来るこの会は貴重であるし、来年も参加したいと思っている。



 

2008-10-25 (Sat)

2008/10/25 日記 何もない日

2008/10/25 日記 何もない日

2008/10/25(土) 旧暦9月27日 日出:5時56分日 没:16時53分 月出:2時03分 月没:14時42分 月齢:25.78 戊戌(ぼじゅつ,つちのえいぬ) 大安今日の花: 吾亦紅(われもこう)、吾木香、我毛香  (花の手帖より転載)『ワレモコウ(吾亦紅/吾木香)は、バラ科・ワレモコウ属の植物。学名はSanguisorba officinalis。草地に生える多年生草本。地下茎は太くて短い。根出葉は長い柄があり、羽状複葉、小葉は細長い楕円形...

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2008/10/25(土) 旧暦9月27日 日出:5時56分日 没:16時53分 月出:2時03分 月没:14時42分 月齢:25.78 戊戌(ぼじゅつ,つちのえいぬ) 大安




今日の花: 吾亦紅(われもこう)、吾木香、我毛香


 



 (花の手帖より転載)




『ワレモコウ(吾亦紅/吾木香)は、バラ科・ワレモコウ属の植物。学名はSanguisorba officinalis。



草地に生える多年生草本。地下茎は太くて短い。根出葉は長い柄があり、羽状複葉、小葉は細長い楕円形、細かい鋸歯がある。秋に茎を伸ばし、その先に穂状の花をつける。穂は短く楕円形につまり、赤黒く色づく。



「われもこうありたい」とはかない思いをこめて名づけられたという。暗紅色の可憐な花をつける。根は地楡(ちゆ)という生薬でタンニンを含み、止血剤として用いられる。漢方では清肺湯(せいはいとう)、槐角丸(かいかくがん)などに配合されている。



仲間のオランダワレモコウ(サラダバーネット、学名S. minor Scop.)は観賞用だけでなく若葉を食用とする。



「ワレモコウ」の漢字表記には他に我吾紅、吾亦紅、吾木香、我毛紅などがある。このようになったのは諸説があるが、一説によると、命名するときに、この花はなに色だろうか、と論議があり、その時みなそれぞれに茶色、こげ茶、紫などと言い張った。そのとき、選者に、どこからか「いや、私は断じて紅ですよ」と言うのが聞こえた。選者は「花が自分で言っているのだから間違いない」→「私は赤です」→吾亦紅となったといわれている。』
(Wikipedia)




吾亦紅の俳句:



 ・日を吸へる吾亦紅あり山静か 清原枴童



 ・吾亦紅風のなき野の風のなか 阿部誠文



 ・吾亦紅うらわかければまだ青し 飴山實



 ・遠山の晴間みじかし吾亦紅 上田五千石




天気が良い方にずれたが、今日は何もない日。
家にいて溜まっているブログの記事を書く。
内容のある記事を書きたいと思うのだが、それには時間が掛かる。
内容は、時間との綱引きだ。
心が動いたことは少なくとも止めておきたい。



先週の土曜日の松尾大社・齊籐酒造の記事が漸くUP出来た。



 


 

2008-10-24 (Fri)

2008/10/24 日記 戦艦大和が浮上 ?

2008/10/24 日記 戦艦大和が浮上 ?

2008/10/24(金) 旧暦9月26日 日出:5時55分 日没:16時54分 月出:0時59分 月没:14時16分 月齢:24.78 丁酉(ていゆう,ひのととり) 仏滅 一粒万倍日今日の花: 辣韮(らっきょう)の花  (辣韮の花 フォト・ココより転載)   (辣韮の花畑 フォト・ココより転載)『ラッキョウ(辣韮、薤、辣韭、学名 Allium chinense syn. Allium bakeri)は、ユリ科(ネギ科とする場合もある。)の多年草・野菜。別名は...

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2008/10/24(金) 旧暦9月26日 日出:5時55分 日没:16時54分 月出:0時59分 月没:14時16分 月齢:24.78 丁酉(ていゆう,ひのととり) 仏滅 一粒万倍日




今日の花: 辣韮(らっきょう)の花


 



 (辣韮の花 フォト・ココより転載)

 
 

 (辣韮の花畑 フォト・ココより転載)



『ラッキョウ(辣韮、薤、辣韭、学名 Allium chinense syn. Allium bakeri)は、ユリ科(ネギ科とする場合もある。)の多年草・野菜。別名は「オオニラ」、「サトニラ」。



特徴
中国、ヒマラヤ地方が原産。白色または紫色を帯びた白色の鱗茎を食用とする。



特有の強い匂いと辛味を持つ。この匂いはニンニクやニラと同じアリル硫化物である。



主に塩漬け、甘酢漬け、醤油漬けで食べる。カレーライスのつけあわせとして、福神漬とならんでポピュラーな存在である。また薬効も多いとされている。



鳥取県(鳥取砂丘)・福井県(三里浜)の特産品である。また沖縄県では「島らっきょう」または「ダッチョウ」と呼ばれる、一般的ならっきょうより小型で細いものがある。一般的なラッキョウよりもネギに似た辛みが強く、主に塩漬けして鰹節をかけて食べる。



鱗茎は、薤白(がいはく)という生薬名がある。漢方では胸痺(きょうひ、胸のつかえ・痛みなど)に効果があるとされる。



薤白が配合される方剤
楼薤白白酒湯(かろがいはくはくしゅとう)
薤白半夏湯(かろがいはくはんげとう)
枳実薤白桂枝湯(きじつがいはくけいしとう)』(Wikipedia)




辣韮の花の俳句:



 ・辣韮の花咲く土や農奴葬 飯田蛇笏



 ・佐久山やらっきょの花に蝶がつく 細見綾子



 ・辣韮の花のさざなみ空に顕つ 石原八束


 



時代錯誤の巨艦大砲主義の象徴である大和に対する日本人のノスタルジーは強い、時代錯誤の計画がもちあがっているらしい。



『大和引き揚げ計画が呉で浮上
2008年10月22日(水)17:00


 東シナ海に沈む戦艦「大和」の主砲などを引き揚げる計画が、呉市の経済界などで浮上している。呉商工会議所を中心に来春にも、引き揚げに向けた準備委員会を設立する見通しになった。
』(中国新聞)




中日対巨人のクライマックス戦。
延長12回の熱戦の末、引き分け、これで情勢は厳しくなった。
これから3連勝しなければ、優勝は出来ない。
3連敗の後4連勝も歴史が証明している。決着が付くまでは可能性がある。



 

2008-10-23 (Thu)

2008/10/23 日記 今日は節気 霜降

2008/10/23 日記 今日は節気 霜降

2008/10/23(木) 旧暦9月25日 霜降 日出:5時54分 日没:16時55分 月出:---- 月没:13時47分 月齢:23.78 丙申(へいしん,ひのえさる) 先負 不成就日今日の花: みせばや、見せばや、玉の尾(たまのお)、  (北の森工房より転載)『ミセバヤ ベンケイソウ科 別名 たまのお ミセバヤの名は、吉野山の法師が和歌の師にこの花をおくり「君にみせばや」と詠んだことからついたと言われる。 原産地は日本や中国。...

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2008/10/23(木) 旧暦9月25日 霜降 日出:5時54分 日没:16時55分 月出:---- 月没:13時47分 月齢:23.78 丙申(へいしん,ひのえさる) 先負 不成就日




今日の花: みせばや、見せばや、玉の尾(たまのお)、



 




 (北の森工房より転載)



『ミセバヤ ベンケイソウ科 別名 たまのお
 ミセバヤの名は、吉野山の法師が和歌の師にこの花をおくり「君にみせばや」と詠んだことからついたと言われる。
 原産地は日本や中国。19世紀末にヨーロッパに伝わった。ヨーロッパでは「シーボルトのベンケイソウ」と呼ばれている。
 香川県小豆島の寒霞渓では野生の状態で見ることができる。同じ仲間では北海道十勝・日高のヒダカミセバヤ、青森県のツガルミセバヤ、北陸のエッチュウミセバヤなどがある。』




みせばやの俳句:



 ・みせばやの花に扇を捨てやらず 後藤夜半



 ・みせばやのむらさき深く葉も花も 山口邨



 ・たまのをの花を消したる湖のいろ 森澄雄


 



『霜降(そうこう)は、二十四節気の1つ。10月23日ごろ。および、この日から立冬までの期間。



太陽黄経が210度のときで、露が冷気によって霜となって降り始めるころ。九月中。『暦便覧』では、「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と説明している。



楓や蔦が紅葉し始めるころ。この日から立冬までの間に吹く寒い北風を木枯らしと呼ぶ。



七十二候
霜降の期間の七十二候は以下の通り。



初候
霜始降(しも はじめて ふる):霜が降り始める(日本)
豺乃祭獣(さい すなわち けものをまつる):山犬が捕らえた獣を並べて食べる(中国)豺は{豸才}
次候
霎時施(こさめ ときどき ふる):小雨がしとしと降る(日本)
草木黄落(そうもく こうらくす):草木の葉が黄ばんで落ち始める(中国)
末候
楓蔦黄(もみじ つた きばむ):もみじや蔦が黄葉する(日本)
蟄虫咸俯(ちっちゅう ことごとく ふす):虫がみな穴に潜って動かなくなる(中国)



前後の節気
寒露 → 霜降 → 立冬』(Wikipedia)



 

2008-10-23 (Thu)

2008/10/23 驢鞍橋 上巻-20

2008/10/23 驢鞍橋 上巻-20

【原文】一日或武士に示曰、仏法なくして武勇使わるべからず。血気の勇は何程強しと云とも、どこぞに臆病なる処有べし。我も高き崖の上に立て下を見れば、足振ゑて臆病出る也。仏法修行なくんば、大丈夫の漢と成べからずと也。 【要約】 ある日、或る武士に言われた。「仏法が無くては、武勇を自由に使うことは出来ない。向こう見ずの勇気はどれほど強いと言っても、何処かに臆病なところがあるものだ。自分も高いがけの...

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【原文】
一日或武士に示曰、仏法なくして武勇使わるべからず。血気の勇は何程強しと云とも、どこぞに臆病なる処有べし。我も高き崖の上に立て下を見れば、足振ゑて臆病出る也。仏法修行なくんば、大丈夫の漢と成べからずと也。


 



【要約】
 ある日、或る武士に言われた。「仏法が無くては、武勇を自由に使うことは出来ない。向こう見ずの勇気はどれほど強いと言っても、何処かに臆病なところがあるものだ。自分も高いがけの上に立って下を見れば、足が震えて臆病になるものだ。仏法の修行がなければ、立派な強い武士になることはできない。」


 



【寸言・贅言】
正三は理念の人ではない。日常生活における実践の人である。
自身武士であった正三は、武士こそ仏道修行が必要であると考えている。



血気の勇とは、戦闘など相手があって、自分の名誉がかかっている様な場合は、人間は生命を賭して闘うのであり、自ら勇んで死地を求める様な態度を言い、孟子の言う匹夫の勇とも通じる。



正三は、その様な武勇ではなく、日常座臥において、どんな場合でも心を揺さぶることもなく、平然と死ぬことが出来る境地を言っている。それには、仏道の修行が必要であるという。
宮本武蔵が五輪の書に記した「巌(いわお)の身」を思い起こす。
あるとき武蔵は仕官先の細川忠利公から言われる。「そのほうは剣法の上で巌の身ということを申すが、あれはなんのことか」と訊ねる。すると武蔵は、「殿、それは言葉で申してもお判りになりますまい、実物をお目にかけましょう」といって、日頃仕込んでおる若侍の一人を呼び出し、その若侍が敷居の外に平伏するやいなや、「殿のご命令じゃ、切腹をしなされ」といいわたす。すると、その若侍は、「ははあ」と言い、顔色を変えることもなく、取り乱すこともなく、胸をひろげ、短刀を出して、まさ切腹しようとする。
様子を見ていた武蔵がまた横から、「しばらく、お赦しが出た、さがってよろしい」と言い渡すと、若侍は胸をおさめてまた、「ははあ」と言い、何事もなかった様に下がっていった。
武蔵は忠利公に「殿、あれが巌の身と申すものでございます。」と言ったそうである。
生死という大問題に少しも心を動かさない、微動だにしない、ここに剣道の極意があると武蔵は眼前に証明して見せた。



 

2008-10-22 (Wed)

2008/10/22 日記 木犀の香は...

2008/10/22 日記 木犀の香は...

2008/10/22(水) 旧暦9月24日 日出:5時53分 日没:16時57分 月出:23時52分 月没:13時13分 月齢:22.78乙未(いつび,きのとひつじ) 友引今日の花: 木犀(もくせい)  (ギンモクセイ cherry blossomより転載)   ( 金木犀 キンモクセイ)『モクセイ(木犀)は、モクセイ科モクセイ属に属する常緑小高木の総称。中国原産で、中国名は桂花。ギンモクセイ(銀木犀、Osmanthus fragrans Lour. var. fragrans...

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2008/10/22(水) 旧暦9月24日 日出:5時53分 日没:16時57分 月出:23時52分 月没:13時13分 月齢:22.78乙未(いつび,きのとひつじ) 友引



今日の花: 木犀(もくせい)



 



 (ギンモクセイ cherry blossomより転載)



 



  ( 金木犀 キンモクセイ)



『モクセイ(木犀)は、モクセイ科モクセイ属に属する常緑小高木の総称。中国原産で、中国名は桂花。



ギンモクセイ(銀木犀、Osmanthus fragrans Lour. var. fragrans)・キンモクセイ(金木犀、Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino)・ウスギモクセイ(Osmanthus fragrans Lour. var. thunbergii Makino)の総称であるが、単に「木犀」と言う場合は、ギンモクセイを指すことが多い。



秋なかばに香り高い星のような小さな花を無数に咲かせる。花弁は4枚。 雌雄異株で、日本には雄株しかないといわれている。



庭園に好んで植えられる。花つきをよくするには日当たりの良いところが望ましい。また、剪定は花が終わった後、3月上旬までに済ませる。』(Wikipedia)




木犀の俳句:



 ・木犀の香にあけたての障子かな 高浜虚子



 ・木犀の香や純白の犬二匹 高野素十



 ・木犀の香を過ぎ青き海を見に 多田裕計



 ・木犀の香に昇天の鷹ひとつ 飯田龍太



木犀の句は矢張り香の句になる。



春の沈丁花と並び秋の木犀の香もやるせない。
市街地の金木犀の花は散ってしまったが、山道にはまだ咲いてやるせない香りを流している。



 

2008-10-21 (Tue)

2008/10/21 日記 関ヶ原の戦いの日

2008/10/21 日記 関ヶ原の戦いの日

2008/10/21(火) 旧暦9月23日 下弦 日出:5時52分 日没:16時58分 月出:22時43分 月没:12時34分 月齢:21.78甲午(こうご,きのえうま) 先勝 一粒万倍日、三隣亡今日の花: サフランの花、洎夫藍(さふらん)  (季節の花300より転載)『サフラン(学名Crocus sativus L., 英: saffron crocus, 仏: safran)は、地中海沿岸を原産とするアヤメ科の多年草。およびそのめしべを乾燥させた香辛料。日本では大...

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2008/10/21(火) 旧暦9月23日 下弦 日出:5時52分 日没:16時58分 月出:22時43分 月没:12時34分 月齢:21.78甲午(こうご,きのえうま) 先勝 一粒万倍日、三隣亡




今日の花: サフランの花、洎夫藍(さふらん)


 



 (季節の花300より転載)




『サフラン(学名Crocus sativus L., 英: saffron crocus, 仏: safran)は、地中海沿岸を原産とするアヤメ科の多年草。およびそのめしべを乾燥させた香辛料。日本では大分県竹田市や宮城県塩竈市で生産されている。風通しのよい室内で陰干しにする。 成分は、α、β、γ‐カロテン。他に色素配糖体であるクロシン(crocin)、無色の苦味配糖体ピクロクロシン(picrocrocin)、精油(8~10%、テルペン、テルペンアルコール、エステル)、クロセチン(crocetin)などを含む。[1]


...

特徴
独特の香りを持ち、水に溶かすと鮮やかな黄色を呈するため、南ヨーロッパ、南アジア北部、中央アジア、西アジア、北アフリカにかけて料理の色付けをする際に使用される。プロヴァンス地方の名物料理ブイヤベースやスペイン料理のパエリア、ミラノ風リゾット、モロッコ料理のクスクス、インド料理のサフランライスには欠かせない。香りの主成分はサフラナール。色素はクロシン。この色素は水溶性で油には溶けない。




めしべは、生薬としては番紅花(ばんこうか、蕃紅花とも書く)と呼ばれ、鎮静、鎮痛、通経作用がある(日本薬局方に「サフラン」の名で収録されている)。



紀元前からヨーロッパで香料・染料として利用されていた。大変貴重でその分、1gあたり500~1000円程度と高価な香辛料である。古代ギリシアではサフランの黄色が珍重され、王族だけが使う事を許されるというロイヤルカラーになっていた時代もある。



安全性
通常食事から経口で摂取する量ではおそらく安全と思われる。[1]



堕胎作用、子宮収縮作用、通経作用に注意すること。「授乳中の安全性については充分な情報がないため、避けたほうがよい」「妊婦には禁忌である」との記述もみられる。
大量摂取は危険と言われており、5g以上摂取すると重篤な副作用が出る。致死量は12~20gである。[2]
オリーブ属、オカヒジキ属、ドクムギ属の植物に過敏症がある人はアレルギー症状に注意。』(Wikipedia)




サフランの花の俳句:



 ・サフランもって迅い太子についてゆく 飯島晴子



 ・花サフランしばらく振りに竹箒 きくちつねこ



 ・サフランの花をぐるりと雨しぶき 鷹羽狩行




西暦1600年10月21日(慶長5年9月15日)は、美濃国不破郡関ヶ原(岐阜県不破郡関ケ原町)で戦われた関ヶ原の戦いの日。
加藤清正、福島正則、黒田長政といった豊臣恩顧の武将が徳川軍についたのは、歴史の皮肉だろうか。



 

2008-10-21 (Tue)

2008/10/21 驢鞍橋 上巻-19

2008/10/21 驢鞍橋 上巻-19

 【原文】一日亡者弔ひの次で、師愕然として曰、皆、人計りを弔ふ/\と思って、我も頓て弔はるべしと云事を知ず。仮にも思ひよらず、只有て俄に詰りて、ぎくついて死す。さても暗き物哉と也。【要約】 ある日、死者を弔いに出掛けた折、老師は愕然として言われた。「皆、自分以外の人を弔う事ばかり考えていて、自分もその内弔われる事になることを知らない。万が一にも、考えたりしない。ただ生きていて、突然生の終わ...

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【原文】
一日亡者弔ひの次で、師愕然として曰、皆、人計りを弔ふ/\と思って、我も頓て弔はるべしと云事を知ず。仮にも思ひよらず、只有て俄に詰りて、ぎくついて死す。さても暗き物哉と也。



【要約】
 ある日、死者を弔いに出掛けた折、老師は愕然として言われた。「皆、自分以外の人を弔う事ばかり考えていて、自分もその内弔われる事になることを知らない。万が一にも、考えたりしない。ただ生きていて、突然生の終わりに行き詰まって、恐れおののいて死ぬことになる。何とも道理の見えない愚かなものである。」と。



【註】
暗い:  その方面・分野のことに知識が乏しい。不案内である。 物事を判断する能力がない。愚かである。



【寸言・贅言】
何時の世も変わらない真実を言っている。人は皆、3時間後、半日後、明日、一週間後に災害・天災・事故・病気の災厄が降りかかるかも知れないことは知っているが、降り掛かるのは自分以外の誰かにであって、自分とは考えない。
また、そう思わなければ生きていられないことも確かだ。
問題は、その場になってぎくつかないことだ。"



 

2008-10-20 (Mon)

2008/10/20 日記 アルチュール・ランボーの誕生日

2008/10/20 日記 アルチュール・ランボーの誕生日

2008/10/20(月) 旧暦9月22日 土用 日出:5時51分 日没:16時59分 月出:21時32分 月没:11時45分 月齢:20.78 癸巳(きし,みずのとみ) 赤口 十方暮 終、天一天上 始今日の花: 吉祥草(きちじょうそう)  季語: 解夏草(げげそう)、観音草(かんのんそう)  (季節の花300より転載)『キチジョウソウ(吉祥草、Reineckea carnea)はユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)の常緑多年草。日本国内では...

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2008/10/20(月) 旧暦9月22日 土用 日出:5時51分 日没:16時59分 月出:21時32分 月没:11時45分 月齢:20.78 癸巳(きし,みずのとみ) 赤口 十方暮 終、天一天上 始




今日の花: 吉祥草(きちじょうそう)
  季語: 解夏草(げげそう)、観音草(かんのんそう)


 



 (季節の花300より転載)



『キチジョウソウ(吉祥草、Reineckea carnea)はユリ科(APG植物分類体系ではスズラン科)の常緑多年草。日本国内では関東から九州、また中国の林内に自生し、栽培することもある。1属1種。



地下茎が長くのびて広がり、細長い葉が根元から出る。花は秋に咲く。ヤブランにやや似た穂状花序で茎は紫色、花は白い花被が基部で合生し筒状となっている。果実は赤紫色の液果。



家に植えておいて花が咲くと縁起がよいといわれるので、吉祥草の名がある。』(Wikipedia)


 



吉祥草の俳句:



 ・解夏草を持ちて僧来る海女の家 石原八束



 ・吉祥草咲き出でて世をおそるるや 青柳志解樹




1854年(嘉永6年)10月20は、
フランスの詩人 アルチュール・ランボーの誕生日。



「永遠:アルチュール・ランボー
 
  見つかったぞ
  何が? 永遠が
  太陽と
  融合した海が



  用心深い心よ
  懺悔しよう
  虚無の夜と
  灼熱の昼を



  人間どもの
  くだらぬことから
  身を放ち
  自由に飛んでいけ



  お前自身のうちから
  サテンのような残り火よ
  義務は生ずるのだ
  誰にいわれるでもなく



  ここには希望はない
  立ち上がる望みもない
  智恵も不屈の精神も
  ただの責め苦に過ぎぬ



  見つかったぞ
  何が? 永遠が
  太陽と
  融合した海が」



 

2008-10-19 (Sun)

2008/10/19 日記 佐藤一斎の忌日

2008/10/19 日記 佐藤一斎の忌日

2008/10/19(日) 旧暦9月21日 日出:5時50分 日没:17時00分 月出:20時23分 月没:10時46分 月齢:19.78 壬辰(じんしん,みずのえたつ) 大安今日の花: 竜胆(りんどう)      笹竜胆、蔓竜胆、深山竜胆、朝熊竜胆、筑紫竜胆 『リンドウ(竜胆)とは、リンドウ科リンドウ属の多年生植物である。学名:Gentiana scabra var. buergeriのものをさすことが多いが、近縁の他種や他品種を含む総称名のこともある。特...

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2008/10/19(日) 旧暦9月21日 日出:5時50分 日没:17時00分 月出:20時23分 月没:10時46分 月齢:19.78 壬辰(じんしん,みずのえたつ) 大安




今日の花: 竜胆(りんどう)
      笹竜胆、蔓竜胆、深山竜胆、朝熊竜胆、筑紫竜胆


 





『リンドウ(竜胆)とは、リンドウ科リンドウ属の多年生植物である。学名:Gentiana scabra var. buergeriのものをさすことが多いが、近縁の他種や他品種を含む総称名のこともある。



特徴
本州~四国・九州の湿った野山に自生する。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせる。高さは50cmほど。葉は細長く、対生につく。



かつては水田周辺の草地やため池の堤防などにリンドウやアキノキリンソウなどの草花がたくさん自生していたが、それは農業との関係で定期的に草刈りがなされ、草丈が低い状態に保たれていたためだった。近年、そのような手入れのはいる場所が少なくなったため、リンドウをはじめこれらの植物は見る機会が少なくなってしまい、リンドウを探すことも難しくなってしまっている。



園芸植物として、または野草の一つとしてよく栽培されるが、園芸店でよく売られているのは本種の仲間のエゾリンドウの栽培品種のことが多い。



リンドウや他のいくつかのリンドウ属(Gentiana)の根は竜胆(りゅうたん、龍胆とも書く)、およびゲンチアナ(ゲンチアナ(Gentiana lutea)の根)として日本薬局方に収録されている生薬で、苦味健胃作用がある。竜胆を含む漢方方剤には竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、立効散(りっこうさん)などがある。この苦味は強く、「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところから「竜胆(りんどう)」と名づけられたといわれている。



群生せず、一本ずつ咲く姿から花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」といわれている)。』(Wikipedia)


 



竜胆の俳句:



 ・雨ためて竜胆花を覆へす 前田普羅



 ・竜胆を畳に人のごとく置く 長谷川かな女



 ・竜胆や少女の腰に山刀 西本一都



 ・稀といふ山日和なり濃竜胆 松本たかし




1859年10月19日(安政6年9月24日)は
儒学者佐藤一斎の忌日。



「少にして学べば、則ち壮にして為すことあり
壮にして学べば、則ち老いて衰えず
老いて学べば、則ち死して朽ちず」
        (言志四録)




秋晴れの良い日が続いている。
午前中は、町内会のウオーキングに参加。
秋晴れの陽の下、色々な人が秋の一日を楽しんでいる。
母親が上の子と手を繋いで父親は赤ちゃんを乳母車に乗せた若い夫婦、孫と一緒のお爺さん、子犬を連れたご婦人、一番多いのは中年の夫婦、若いカップルは見あたらない。
 町内会のウオーキングにはカップルは似合わないから。



昼からは、薔薇を見に出掛ける。
少しずつ花の数が増えている、が、まだ盛りではない。
一週間先だろうか?
薔薇の園には若いカップルが多い。よく似合う。


2008-10-18 (Sat)

2008/10/18 松尾大社参拝&斎藤酒造蔵見学(その1)

2008/10/18 松尾大社参拝&斎藤酒造蔵見学(その1)

愛知県酒造技術研究会の松尾大社参拝に3年連続して参加した。 予定では、大社参拝の後、今年は過去2年の行程古刹訪問と違って、蔵見学となっている。 蔵は京都伏見の齊藤酒造(銘柄:英勲)である。此の蔵は全国の蔵が受賞したいと願っている全国鑑評会の金賞を11年連続して受賞している蔵である。 日本酒蔵のイチローの様な存在である。酒造技術研究会が見学するに相応しい蔵である。予定通り、8時に名古屋駅太閤口に集合した...

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愛知県酒造技術研究会の松尾大社参拝に3年連続して参加した。
 予定では、大社参拝の後、今年は過去2年の行程古刹訪問と違って、蔵見学となっている。
 蔵は京都伏見の齊藤酒造(銘柄:英勲)である。此の蔵は全国の蔵が受賞したいと願っている全国鑑評会の金賞を11年連続して受賞している蔵である。
 日本酒蔵のイチローの様な存在である。酒造技術研究会が見学するに相応しい蔵である。



予定通り、8時に名古屋駅太閤口に集合した愛知県酒造技術研究会会員とオブザーバーの我々日本酒の会5名は、チャーターした観光バスに乗り込み、京都に向かって出発した。
 道中、特段の問題もなく第2名神も順調に流れて予定より早く目的地に着いた。



【松尾大社参拝】
松尾大社は、例年通り秋晴れの陽射しの中、くっきりと存在していた。


 






ただ、何となく様子が異なる感じがする。人が少ないのである。2年前は、秋晴れの良き日に挙式をあげるカップルが何組もいて、菰樽の前は、文金高島田の新婦と羽織袴の新郎が記念撮影の順番を待つ状況だった。今年は、我々の他数えるほどの参拝者しかいないのである。
 日柄が悪いのかなと思った。帰ってから調べてみたところ、案の定仏滅であった。
 しかし、考えてみると、神社なのだから仏滅は関係ないだろうと思い、調べてみると、冠婚葬祭の仏滅は、本来「物滅」だそうである。お釈迦様の仏滅とは関係ないそうである。






 賑やかな松尾大社も良いが、閑散とした松尾大社も趣があって良い。
 今日見学する齊籐酒造の英勲が鎮座しておられたのは当然である。


 





醸造の場としての第一条件は、水である。
松尾大社の起源は、仕込み水「亀の井」である。
今日も、何百年変わらず、亀は「亀の井」の霊水を吐き続けていた。松尾大社では龍吐水ではなく亀吐水である。



 







社殿に参り、醸造の安全の祈願の祝詞と巫女の舞を受けた後、事務棟2階の祝宴会場に入り、お茶と紅白の祝い菓子をいただき、御神酒もいただく。


 





 これで、つつがなく今年の醸造年度の祈願を終えたので、酒造技術者は良い酒を醸す事に精を出し、我々飲み方は豊穣のエッセンスである日本酒をいただくことが出来る事になったのである。


例年通り、昼食は刺繍会館である。
お弁当をいただきながら、伏見の酒を熱燗でいただくことになっているのも例年通りである。


 





 
 京都と言えば、湯豆腐である。



 





刺繍会館の一階は、お土産品売り場。八つ橋・おたべの製造直売が行われており、京都の漬け物、お菓子その他土産物一式揃えてある。
 2階には刺繍の名品が展示されている。写真と間違えるほどの精緻な刺繍が沢山展示されている。



 

2008-10-18 (Sat)

2008/10/18 松尾大社参拝&斎藤酒造蔵見学(その2)

2008/10/18 松尾大社参拝&斎藤酒造蔵見学(その2)

【齊籐酒造蔵見学】刺繍会館を後にして、第2の目的地である齊籐酒造に向かう。距離は遠くはないが、市街走行なので時間にして1時間ほどの行程である。 昼食の熱燗が回り始め、バスの市街走行の発進とブレーキの繰り返しで、酒の酔いなのか車の酔いなのか解らなくなり始めた頃、漸く齊籐酒造に着きましたとのバスガイドさんの声が天使の声に聞こえた。バスを降りると、市街地のまっただ中である。酒蔵は、地方ではまだ山紫水明の中...

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【齊籐酒造蔵見学】



刺繍会館を後にして、第2の目的地である齊籐酒造に向かう。
距離は遠くはないが、市街走行なので時間にして1時間ほどの行程である。
 昼食の熱燗が回り始め、バスの市街走行の発進とブレーキの繰り返しで、酒の酔いなのか車の酔いなのか解らなくなり始めた頃、漸く齊籐酒造に着きましたとのバスガイドさんの声が天使の声に聞こえた。



バスを降りると、市街地のまっただ中である。
酒蔵は、地方ではまだ山紫水明の中にあることが多いが、流石、伏見は都会である。山も川も蔵周辺にはない。



齊籐酒造の方達のお迎えを受け、大きなマンションの隣にある事務棟に案内された。


 





事務室で、簡単にスケジュールの説明を受けた後、早速蔵見学である。蔵見学の後、利き酒があり、その後事務棟に戻り、講義を受ける予定である。






 
 蔵は事務棟の隣にある。鉄筋コンクリート4階建(?)であり、白壁の蔵ではなかった。



中に入って、驚かされた。
綺麗である。工場である。機械がズラリと並んでいる。
地方の蔵にはまだある木造の白壁の薄暗い建物の中に、緑色のタンクが並んでいる光景はない。
 明るく、清潔な製造工場である。綺麗に整頓が行われている。


 







 説明を受けないと素人には解らない機械が並んでいる。
 











 
 これは自動洗米機。大がかりな物で、自動制御されている。
 機械化の目的は、労力の軽減が第一だが、品質の安定・維持も大きな目的である。





 
 透明なビニールで囲われた金属製の槽。中は麹と思われた。
 湿度、温度、雑菌の排除が目的のようである。
 他の蔵では見たことがない風景である。
 品質に拘る意志が感じられる。


 



 




 酒米の液化装置。
 初めて見た機械である。
 通常、米は蒸してから、麹を付け、タンクに入れ、酵母により発酵させるが、此の装置では米をお湯に漬けて液化して、酵素を利用して糖化させ、発酵させるらしい。



齊籐酒造では、蒸しの工程は、最上級からレギュラーまで最適な方法が選択されている様だ。
 レギュラーものは、液化による醸造方法をとっているらしい。これも、省力化と品質の維持である。
 上級酒については、連続蒸し機を使っているそうである。
 最上級酒については、説明は聞かなかったが、蔵内に中型の甑があったので、甑が利用されている様に想像された。



省力化と品質と工程の設計について明確な設計・管理が行われている様に素人目にも感じられた。



此の記事を書いている途中、齊籐酒造のサイトを見たところ、丁度、新醸造年度の吟醸酒の造りの様子がアップされていた。
 想像通り、大吟醸クラスは、洗米・浸漬から蒸し・製麹まですべて手作業による伝統的な手法が採られている事がはっきりした。
http://www.eikun.com/
蔵元情報 純米大吟醸の初洗米・初蒸







 
 コンベヤー式の製麹機と思われる。
 杜氏さん達は中に入り、説明を受けたが、筆者は遠慮して、中に入らなかったので推測である。


 




 回転式の製麹機と思われる。
 製麹も複数の機械が使い分けられているらしい。


 





 醸造タンク室。
 醸造タンクには、通路が設置されており、上部から状態の把握が行うことができる。



 




 温度管理、攪拌も自動制御されている。


 


 




 当然のことながら、温度管理は完全に行われており、サーマルタンクも設置されている。




 
 搾りは、通常のヤブタが設置されていた。
 ヤブタの設置された部屋は空調室で温度管理がされている。
 上級酒は袋搾り雫取りで行っている様子が講義の際のビデオで見られたので、ヤブタとの使い分けが行われている。





 
 製品は、冷凍庫の様に寒かった冷蔵庫に保管されていた。



蔵見学が終わり、試飲である。
本醸造・古酒から金賞受賞酒まで6種類。


 






 


昼の熱燗とバスにすっかり酔ってしまっていた筆者は、試飲は香りだけに自重したが、此の金賞受賞酒だけは、いただいた。



英勲 大吟醸 平成20年金賞受賞酒
京都産米「祝」全量使用
精米35%
日本酒度 約+3.0
杜氏 森口隆夫(但馬杜氏)



口元に持ってくると、吟醸香が立ち上がってくる。
口に含むと甘味・酸味が口の中に膨らみ、広がりもあるが味もしっかりとある。後半にかけてスッキリと切れていくが、最後の後口は辛味系である。
 大吟醸は女性に例えればスレンダーなスッキリとした美人が多いが、これは細くはない肉付きの良いふっくらとした美人である。棟方志功の版画に出てくる女人の様なイメージである。
 純米大吟醸の世界に近い大吟醸である。



試飲が終わり、最初の事務棟の2階に戻り、全国新酒鑑評会で11年連続の金賞受賞の齊籐酒造の造りに関して講義していただいた。


 




講義があるとは聞いていなかったので、ノートをバスに置いてきてしまったので、記録を取っていない。
 思い出せる事のみ書くが、素人の記憶なので正確は期しがたい。



・金賞受賞酒はどんなものか
 軽い、綺麗、上品 を備えている。



・金賞受賞酒を知り、自分を知る。
 金賞受賞酒のスタンダードを知る。ストライクゾーンを自覚する事が大切である。
 自分の造る酒と金賞受賞酒が何処が違うのかをしっかりと知る必要がある。飲み比べて、官能的に違いを知る必要がある。
 そのためには、利き酒能力が必要である。利き酒能力を鍛えなければいけない。



 造りに関する技術的説明があったが、素人の筆者には理解できなかったので割愛する。



・蔵を清潔にする
 生き物を相手にしている以上、蔵内は常に清潔に保たなければいけない。



・蔵内の意識
 酒の品質に対する蔵内の全員の意識が大切である。造りは一人では出来ないので。全員の意識が一つにならないと良い酒はできない。



・酒米「祝」
 過去10年は山田錦で金賞を受賞したが、20年の鑑評会は京都の酒米「祝(いわい)」で初挑戦した。
 不安はあったが、努力の結果金賞が受賞でき、感慨深いものがある。



 酒米「祝」:(以下 英勲のパンフレットより)
 『酒造好適米の中でも「祝」は米粒が大きく芯白が鮮明にあらわれ、吟醸造りに適した酒米で、京の水に適したきめ細やかでやわらかくふくらみのある味わいを醸し出します。
 祝米は昭和50年代に一度途絶えましたが平成4年に復活し、京都の酒造家の酒造りに対するたゆまぬ技術の研鑽の結果、その味わいは高く評価され、酒造好適米「祝」はその酒造適性おいてトップレベルと評価されるまでになりました。
また、京都府下だけで作られている京都特産の酒米であり、この「祝」で造った酒こそ本物の京都の味、京の酒を造るにふさわしい酒造好適米と言えるでしょう。』




講義が終わり、帰途につくことになった我々は、バスに乗り込み、休日に出社していただき懇切なる見学・講義をしていただいた齊籐酒造の皆様からお見送りまでいただき、バスの窓を開け、感謝を込めて「ありがとうございました」を繰り返しつつ、京都を後にし名古屋に向かった。




【感想】
1.松尾大社は変わることなく。醸造の神様として鎮座されていた。
 造り手ではない筆者は、醸造の祈願に代えて飲酒の祈願をお願いした。



 お酒を美味しく飲むことが出来る為には、まずは健康である。次に時間とお金であろうか。こうした物に恵まれなければ楽しく日本酒を楽しむ事は出来ない。
 拘りの造り手が醸した最高の日本酒をいただく為には、健康が第一である。健康に感謝しなくてはならない。
 祈願だけに終わらず、肝臓を大事にして、飲み過ぎることなく、身体を動かし汗を出すことも厭わない生活を続ける節度を保つことを自ら約束することが重要だ。
 と思いを新たにした大社参拝である。



2.齊籐酒造見学
 大きな衝撃を感じた蔵見学であった。湖東三山の紅葉も良かったが、齊籐酒造も格別であった。



時代の先端を行く蔵である。日本酒のトップランナーである。
酒造の博物館化した蔵ではなく、現代に生きる企業としての蔵であった。


 


①造り
 行く前と後では全くイメージが異なった。全く予備知識無く行ったので、一層感じたのかも知れない。
 11年連続金賞と言うことから、手造りに拘った芸術的な蔵かと思っていたが、外見は工場である。
 しかし中にはいると、伝統的な手造りの造りが行われており、その技術の上に機械化が行われている。
 技術と機械化、品質と機械化、技と経営といった二律背反の問題に果敢に取り組んで、ひとつのソリューションを具現化している蔵である。
 現代の蔵としての一つの完成形の様に思われた。



②自負と余裕 すべてを磨く
 11年連続金賞の自負もある故か余裕がある。同業者に対し蔵内を余すところ無く、麹室の中まで見学させ、金賞受賞の造り講義までしてくれるのは余裕である。
 何も秘密にすることはない、どうぞ全て見ていって下さいという態度である。静岡の磯自慢の見学の際にも同様の印象があったが、自負・自信に裏付けられた余裕である。
 講義を聴いて感じられたのは、金賞受賞に関して王道はない。王道があるとすれば、正攻法である。
 蔵を清潔にし、蔵内の意識が大切というのは成功している企業の条件である。金賞受賞酒を知り自分を知ると言うことも観足下の実行であり、利き酒能力を磨くと言うことも日々の研鑽である。



 磨くのは米だけではない、技術を磨き、感性を磨く事がなければ金賞受賞は出来ない。ひっくり返せば、金賞受賞は技・感性・蔵を磨く手段なのである。
 機械を見て・話を聞いただけで金賞が取れるほど甘くはないことを逆に示していると行った方がよいのかも知れない。
 どうぞ隅々まで見ていって下さい、そして蔵に帰ったら、清掃から始めて下さい、全てを磨き上げて下さいと言われている様な気がしたのである。



③外への発信
 蔵見学から帰り、齊籐酒造のサイトを見たところ、企業としても活動的な企業であることが解った。
 銘酒を醸すことは勿論のこと、WEBショップの営業、英勲を提供する飲み処、消費者が酒を造る機会の提供(嵯峨酒づくりの会)、メール会員クラブエイクンなど多彩な活動を行っている。
 特筆すべきは、国内のみでなく海外にも発信している事である。サイトには、英文のページが作られ外国人もアクセス出来る様になっており、海外のコンクールにも積極的に参加し、銘柄の知名度向上を行っている。
 サイトによれば、2008年度は、国内外4コンクールにて金賞、銀賞受賞とのことである。
 常に品質の安定している酒を供給できる齊籐酒造は日本酒の輸出に適した蔵と言える。
 ◎第96回全国新酒鑑評会11年連続金賞受賞
  英勲 大吟醸 祝35 
   (本年は京都産酒造好適米「祝」にて初受賞)
 ◎IWC(インターナショナル ワイン チャレンジ)SAKE部門にてGOLD受賞。(*IWC=イギリス ロンドンにて開催される世界最大規模のワインコンテストで2007年よりSAKE部門開催。 )
 一吟 純米大吟醸
 ◎全米日本酒歓評会にて、GOLD受賞
(*全米日本酒歓評会=アメリカ ハワイにて開催される日本酒のコンテスト。)
一吟 純米大吟醸、古都千年 純米大吟醸(「祝」使用)
共に4年連続GOLD受賞。
◎ インターナショナル サケ チャレンジ 2008にてGOLD MEDAL受賞。(*インターナショナル サケ チャレンジ=東京で開催される。)
 井筒屋伊兵衛 祝米 三割五分磨き 純米大吟醸 (「祝」使用)
◎インターナショナル サケ チャレンジ 2008にてSILVER MEDAL受賞。
  井筒屋伊兵衛 純米大吟醸 (「祝」使用)



④肉付き豊かな大吟醸
筆者は大吟醸が好きである。香りが良く、爽やかな広がりがあり、澄んだ世界に引き込まれる様な感触があり、気品・余韻を感じる大吟醸である。
 純米大吟醸は、味の厚みはあるが大吟醸に比べると気品余韻が足りない。純米大吟醸は大吟醸の世界に近づけるだろうかというのが筆者の関心である。
 「英勲の大吟醸 金賞受賞酒」は、肉付きの良い大吟醸であった。純米吟醸のスペックで大吟醸の香り・気品を出すことは難しいが、大吟醸で純米大吟醸の膨らみ・豊かさ・肉付きを出すことは、可能であるという証明であった。
 技術的に大吟醸の方が自由度が高いのだろう。



灘の酒蔵にしても、今回の伏見の酒蔵齊籐酒造にしても長い伝統を持ちながら、常に現在の顧客に接点を持ち、情報を発信しながら活動しているバイタリティを感じた。
 長く生き続けてきた蔵には、伝統の力が脈打っているのを感じることが出来た蔵見学であった。



 

2008-10-18 (Sat)

2008/10/18 松尾大社参拝の日

2008/10/18 松尾大社参拝の日

今日は、松尾大社参拝と齊藤酒造蔵見学の日。記事は、カテゴリー「日本酒イベント」に掲載した。...

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今日は、松尾大社参拝と齊藤酒造蔵見学の日。
記事は、カテゴリー「日本酒イベント」に掲載した。

2008-10-17 (Fri)

2008/10/17 日記 「美しい日本の私」

2008/10/17 日記 「美しい日本の私」

2008/10/17(金)旧暦9月19日日出:5時49分日没:17時03分月出:18時25分月没:8時25分月齢:17.78庚寅(こうしん,かのえとら)先負今日の花: 野菊 『野菊(のぎく)とは、野生の菊のことである。よく似た多くの種があり、地域によっても様々な種がある。菊と野生種一般に栽培されている菊は、和名をキク(キク科キク属 Dendranthema grandiflorum (Ramatuelle) Kitam.)と言い、野生のものは存在せず、中国で作出されたものが伝...

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2008/10/17(金)旧暦9月19日日出:5時49分日没:17時03分月出:18時25分月没:8時25分月齢:17.78庚寅(こうしん,かのえとら)先負




今日の花: 野菊


 





『野菊(のぎく)とは、野生の菊のことである。よく似た多くの種があり、地域によっても様々な種がある。



菊と野生種
一般に栽培されている菊は、和名をキク(キク科キク属 Dendranthema grandiflorum (Ramatuelle) Kitam.)と言い、野生のものは存在せず、中国で作出されたものが伝来したと考えられている。したがって、菊の野生種というものはない。



しかしながら、日本にはキクに似た花を咲かせるものは多数あり、野菊というのはそのような植物の総称として使われている。辞典などにはヨメナの別称と記している場合もあるが、植物図鑑等ではノギクをヨメナの別名とは見なしていない。現在では最も身近に見られる野菊のひとつがヨメナであるが、近似種と区別するのは簡単ではなく、一般には複数種が混同されている。キク科の植物は日本に約350種の野生種があり、帰化種、栽培種も多い。多くのものが何々ギクの名を持ち、その中で菊らしく見えるものもかなりの属にわたって存在する。



野菊の範囲
野菊は、野生の植物でキクに見えるもののことである。キクはキク科の植物であるが、この類の花には大きな特徴がある。菊の花と一般に言われているものは、実際には多数の小さい花の集合体であり、これを頭状花序と言う。頭状花序を構成する花には大きく二つの形があり、一つはサジ型に一枚の花弁が発達する舌状花、もう一つは花弁が小さく五つに割れる管状花である。キクの花の場合、外側にはサジ型の舌状花が並び、内側には黄色い管状花が密生するのが基本であるが、栽培種には形の変わったものもある。



このような特徴のキク科植物は、実は非常に多い。早い話がガーベラもヒマワリもコスモスもそうである。さすがにこれらが野生で存在しても野菊とは言わないと思うので、もう少し狭める。草の形で言えば、ヒマワリは大きすぎる。タンポポやガーベラのような、根出葉がロゼット状にあり、茎には葉がないものもそれらしく見えない。したがって、あまり背が高くならず、茎に葉がついた姿のものに限られる。また、アキノキリンソウのように頭花が小さいものもそれらしく見えない。さらに、菊と言えば秋の花であるから、秋に咲くものをこう呼ぶことが多い。』(Wikipedia)




野菊の俳句:



 ・憂さ晴れてそヾろに行けば野菊かな 河東碧梧桐



 ・野菊道数個の我の別れ行く 永田耕衣



 ・らんぼうに野菊を摘んで未婚なり 秋元不死男


 



1968年(昭和43年)10月17日
川端康成がノーベル文学賞を受賞した。
授賞式の講演は、「美しい日本の私」として出版されている。




週末の今日は、日本酒の会の10月定例会である。



 

2008-10-17 (Fri)

2008/10/17 日本酒の会sake nagoya 10月定例会

2008/10/17 日本酒の会sake nagoya 10月定例会

華の金曜日の今日は、日本酒の会の定例会。今月のテーマは、季節柄「冷やおろし」。「冷やおろし」とは、春に一度火入した後に、出荷せずに一夏を蔵内で保管した後、秋になり外気と蔵内の酒の温度が同じになってから、火入れをせず生詰めで出荷する日本酒のこと。「秋上がり」「秋晴れ」と呼ばれることもある。今回の出品酒は12本、参加者満員御礼・会場貸し切りの為に12本も用意されている。【出品酒】筆者のブラインド評価は以下...

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華の金曜日の今日は、日本酒の会の定例会。
今月のテーマは、季節柄「冷やおろし」。



「冷やおろし」とは、春に一度火入した後に、出荷せずに一夏を蔵内で保管した後、秋になり外気と蔵内の酒の温度が同じになってから、火入れをせず生詰めで出荷する日本酒のこと。
「秋上がり」「秋晴れ」と呼ばれることもある。



今回の出品酒は12本、参加者満員御礼・会場貸し切りの為に12本も用意されている。



【出品酒】
筆者のブラインド評価は以下の通りであるが、元より個人的な嗜好である。
 会の公式評価は、日本酒の会のサイトを参照。


 



左から



 ①南部美人 純米吟醸 生詰原酒 冷やおろし 南部美人(岩手)
 香りはあまり感じない。酸の豊かな味、辛味が後から来る。評価8.0。



 ②奈良萬 純米酒 生詰 ひやおろし 夢心酒造(福島) 
香り無い。酸はスッキリした酸。バランスの取れた味。後口は辛味系。残る物あり。評価8.0。



 ③松の寿 本醸造 ひやおろし 松井酒造店 (栃木)
 香りあり。フルーティな酸、スッキリしている。後半辛くなる苦味も底にある。後口はピリ辛。評価8.5。



 ④開運 純米 ひやおろし 土井酒造場(静岡) 
香り無い。酸は大きく膨らまないがフルーティ、バランス取れている。後半辛くなるが気にならない。後口も辛味系だが嫌味ではない。評価8.5。



 ⑤夢筐(ゆめこばこ ほうらいせん吟醸工房 特別純米酒 ひやおろし 関谷醸造(愛知)
 香りはない。スッキリとしたバランスの取れた味、広がりがあり吟醸酒の世界。後口も良い。評価8.8。



 ⑥生道井 衣が浦若水 特別純米 秋上がり ひやおろし 原酒 原田酒造(愛知)
 香りに癖あり、山廃の様な入り口。味はバランスの取れた旨味のある酒、酸はあるが表に出ない。評価8.5。



 ⑦房島屋 純米酒 生詰 6号酵母 ひやおろし 所酒造(岐阜)
 香りはない。癖のない入り口、バランスの取れた酸の味、後口も癖無く、まったりとしている。評価8.7。
 8月の岐阜県の酒特集で飲んだ時より、味がまろやかになり良い感じに熟している。熟成向きの酒なのだろう。



 ⑧七本鎗 純米 山田錦 ひやおろし 冨田酒造(滋賀) 
香り無い。入り口軽いが、中盤から真ん中に味が固まり、後半コツンと来る。後口は辛苦。評価7.5。



 ⑨秋鹿 純米吟醸 ひやおろし 秋鹿酒造(大阪府)
 香り無い。フルーティな酸、スッキリしている。苦辛はない。後口も良い。評価8.6。



 ⑩奥播磨 誠保 生もと 純米 ひやおろし下村酒造店 (兵庫)
 香りあり、木香?酸の膨らみ無い。味が早く終わる。評価8.0。



 ⑪王禄 超辛純米 無濾過 生詰 冷やおろし 王祿酒造(島根)
 香り無い。味わいのある厚みのある味。トロリとした味、スッキリとはしていない。評価7.5。



 ⑫雁木 純米無濾過 ひやおろし 八百新酒造(山口) 
香り無い。バランス取れた味だが、厚みのある旨酒ではない。後口はスッキリしていない。評価8.0。



参加者全体での評価順位は、
①南部美人→⑦房島屋→⑫雁木→⑥生道井→④開運→⑧七本鎗→⑤夢筐→⑩奥播磨→⑪王禄→③松の寿→⑨秋鹿→②奈良萬



今月は、筆者と全体評価とかなり違った結果となった。
筆者の評価順位は、
⑤夢筐→⑦房島屋→⑨秋鹿→⑥生道井・③松の寿・④開運→①南部美人・②奈良萬・⑩奥播磨・⑫雁木→⑧七本鎗・⑪王禄



定例会のブラインド評価は、冷温で行っているので、温度変化のある銘柄には条件が厳しい。冷やおろしには、燗上がりするものも多いので、温度が上がるにつれ、燗を付けるにつれ評価は変わるだろう。
 料理・肴との取り合わせも温度を考えなくては、ベストとは言えないだろう。




【料理】


 



  定番の枝豆


 



  肉じゃが
  冷やおろしにはこの様な肴がよく似合う。


 



 もろきゅう



 




 おでん。
 秋の肴の定番。矢張り燗酒だろうな。



 



 串カツ
 赤味噌ダレでいただく串カツは、中京地区の定番、旨い酒によく合う。


 



 牡蠣フライ。
 タルタルソースでいただく牡蠣フライは少し軽めの酒がよい。



 




  太刀魚の煮付け
  (写真を撮る前に殆ど売れてしまった。)
  太刀魚は、塩焼き・バター焼きが定番だが、甘い醤油での煮付けも旨い。
 


 


 




   キノコのあんかけ天津飯。
   中華なのだが、名古屋の香りもする一品。




【感想】
先月の定例会(神奈川の酒特集)と今月の冷やおろし特集で、改めて自分・自分の味覚・自分の嗜好を再認識したのは興味深かった。
 先月の神奈川の酒は、まだ自分の考えが纏まらず、記事もUPしていないが、今月の結果を見て、輪郭がはっきりした様な気がする。



幹事の意図により、今日の冷やおろしの番号順は北から南になっているそうである。
 会全体での順位は南北特に傾向が感じられない結果になっている、一方筆者のブラインド評価は、一位→愛知、二位→岐阜、四位→愛知になっている。
 知らず知らずのうちに、愛知・岐阜の酒に嗜好がマッチしていることが改めて認識した。
 愛知の地酒は、赤味噌と砂糖で煮込んだどて煮に合わなくてはならない。地方の料理に合ってこそ地酒である。此の地方の酒は旨味のあるものでなければならない。
 仮に、神奈川の酒が、筆者の嗜好に合わなくても何の問題もないのである。




 

2008-10-16 (Thu)

2008/10/16 日記 日経平均暴落、ブラックマンデーに次ぐ

2008/10/16 日記 日経平均暴落、ブラックマンデーに次ぐ

2008/10/16(木) 旧暦9月18日 日出:5時48分 日没:17時04分 月出:17時39分 月没:7時10分 月齢:16.78 己丑(きちゅう,つちのとうし) 友引今日の花: 鳥兜(とりかぶと)  (よっちゃんワールドより転載)『トリカブト(鳥兜・学名Aconitum)は、キンポウゲ科トリカブト属の総称。日本には約30種自生している。 花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色など。 多くは多年草である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を...

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2008/10/16(木) 旧暦9月18日 日出:5時48分 日没:17時04分 月出:17時39分 月没:7時10分 月齢:16.78 己丑(きちゅう,つちのとうし) 友引




今日の花: 鳥兜(とりかぶと)


 



 (よっちゃんワールドより転載)



『トリカブト(鳥兜・学名Aconitum)は、キンポウゲ科トリカブト属の総称。日本には約30種自生している。 花の色は紫色の他、白、黄色、ピンク色など。 多くは多年草である。沢筋などの比較的湿気の多い場所を好む。



塊根を乾したものは漢方薬や毒として用いられ、附子(生薬名は「ぶし」、毒に使うときは「ぶす」)または烏頭(うず)と呼ばれる。



トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われている。英名は「僧侶のフード(かぶりもの)」の意。



毒性
 

トリカブトの毒、アコニチン有名な有毒植物。主な毒成分はアルカロイドの一種、アコニチンで、全草(特に根)に含まれる。



有毒物質はアルカロイドのジテルペン系で、毒性の強いアコニチン、メサコニチン、コニン、ヒバコニチンを含み、低毒性成分のアチシンの他ソンゴリンなどを含む。


食べると嘔吐や下痢・呼吸困難などから死に至ることもある。経皮吸収・経粘膜吸収され、経口から摂取後数十分で死亡する即効性がある。解毒剤はない。トリカブトによる死因は、心室細動ないし心停止である。


芽吹きの頃にはセリ、ニリンソウ、ゲンノショウコ、ヨモギ等と似ている為、誤食による中毒事故(死亡例もある)が起こる。株によって、葉の切れ込み具合が異なる(参考画像を参照)。


蜜、花粉にも中毒例がある。このため、養蜂家はトリカブトが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避ける。


「地域によって毒の強さが異なる」という説もあるが、検証されておらず絶対に食用すべきではない。


解毒剤はないが、各地の医療機関で中毒の治療研究が行われている。


なお、1986年沖縄県石垣島でのトリカブト保険金殺人事件では容疑者がテトロドトキシンと併用して殺害したことが法医学で証明されている。テトロドトキシンは遅効性毒でありこれと併用することで打ち消しあう効能は明代の漢方書で紹介されている。



漢方薬
漢方ではトリカブト属の塊根を附子(ぶし)と称して薬用にする。本来は、塊根の子根(しこん)を附子と言い、「親」の部分は烏頭(うず)、また、子根の付かない単体の塊根を天雄(てんゆう)と言って、それぞれ運用法が違う。強心作用、鎮痛作用がある。 毒性が強い為、修治と呼ばれる弱毒処理が行われる。炮附子は苦汁につけ込んだ後、加熱処理したもの。加工附子はオートクレーブを用いて加圧加熱処理をしたもの。危険なので素人はトリカブトを見つけても、絶対に自分で使ってみようなどと思ってはいけない。』(Wikipedia)


 



鳥兜の俳句:



 ・とりかぶと紫紺に月を遠ざくる 長谷川かな女



 ・鳥兜花尽さぬに我等去る 橋本多佳子



 ・鳥兜毒持ちて海の青透けり 加倉井秋を


 



東証が暴落、8400円台になる。
『16日の東京株式市場は、世界同時不況への懸念が広がり、日経平均株価は午後の取引で一段安となった。終値は前日比1089円02銭安の8458円45銭と今年最大の下げ幅を記録、暴落した。下落率は11・41%と、1987年の「ブラックマンデー」時に記録した14・90%に次いで過去2番目。世界の株安連鎖が再燃した。平均株価は、前週末のG7後に上げた1271円の約86%が帳消し。』(共同通信)



 

2008-10-15 (Wed)

2008/10/15 日記 柳原白蓮の誕生日

2008/10/15 日記 柳原白蓮の誕生日

2008/10/15(水) 旧暦9月17日 望 日出:5時47分 日没:17時05分 月出:17時00分 月没:5時57分 月齢:15.78 戊子(ぼし,つちのえね) 先勝 不成就日今日の花: コスモス、秋桜(あきざくら)  (まあちゃんのペ~じから転載)『コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称。また、種としてのオオハルシャギク(Cosmos bipinnatus)を指す場合もある。アキザクラ(秋桜)とも言う。特徴秋に桃色・白・赤などの花を...

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2008/10/15(水) 旧暦9月17日 望 日出:5時47分 日没:17時05分 月出:17時00分 月没:5時57分 月齢:15.78 戊子(ぼし,つちのえね) 先勝 不成就日




今日の花: コスモス、秋桜(あきざくら)



 




 (まあちゃんのペ~じから転載)



『コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称。また、種としてのオオハルシャギク(Cosmos bipinnatus)を指す場合もある。アキザクラ(秋桜)とも言う。



特徴
秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる。花は本来一重咲きだが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されている。本来は短日植物だが、6月から咲く早生品種もある。



原産地はメキシコの高原地帯。18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられた。日本には明治20年頃に渡来したと言われる。秋の季語としても用いられる。



日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育する。景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたコスモスの花畑が観光資源として活用されている。ただし、河川敷の様な野外へ外来種を植栽するのは在来の自然植生の攪乱であり、一種の自然破壊であるとの批判がある。



種類
オオハルシャギク Cosmos bipinnatus Cav.
一般的なコスモスといえばこれを指す。高さ1 - 2m、茎は太く、葉は細かく切れ込む。
キバナコスモス Cosmos sulphureus Cav.
大正時代に渡来。オオハルシャギクに比べて暑さに強い。花は黄色・オレンジが中心。
チョコレートコスモス Cosmos atrosanguineus (Hook.) Voss
大正時代に渡来。黒紫色の花を付け、チョコレートの香りがする。多年草で、耐寒性がある。



花言葉
少女の純真
真心』(Wikipedia)




秋櫻の俳句:



 ・コスモスに乱るるさまの夕明り 中川宗淵



 ・紅白もさみしきものよ秋櫻 上野泰



 ・風船をつれコスモスの中帰る 石原八束



 ・コスモスや此の世彼の世と晴れ交はし 赤松恵子




1885年(明治18年)の今日
柳原白蓮が東京に生まれた。
父は柳原前光伯爵、母は前光の妾のひとりで没落士族の娘で柳橋の芸妓となっていた奥津りょう。
 大正天皇の生母である柳原愛子(なるこ)の姪で、大正天皇の従妹にあたる。



 

2008-10-15 (Wed)

2008/10/15 ものおもう秋

2008/10/15 ものおもう秋

ものおもう秋。秋は思索の時とか言われる。暑い夏は身体の季節、ものおもう季節ではない。「おもう」を漢字にすると、思う・想う・憶う・念うと書き分ける。「おもう」を大字泉で引くと、① ある物事について考えをもつ。考える。・判断する。信じる。「これでよいと―・う」「そうは―・わない」「自分の―・ったとおりに行動しなさい」・決心する。決意する。「新しく事業を始めようと―・う」「―・うところがあって酒を断つ」・あや...

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ものおもう秋。
秋は思索の時とか言われる。
暑い夏は身体の季節、ものおもう季節ではない。
「おもう」を漢字にすると、思う・想う・憶う・念うと書き分ける。



「おもう」を大字泉で引くと、



① ある物事について考えをもつ。考える。
・判断する。信じる。「これでよいと―・う」「そうは―・わない」「自分の―・ったとおりに行動しなさい」



・決心する。決意する。「新しく事業を始めようと―・う」「―・うところがあって酒を断つ」



・あやしむ。疑う。「変だと―・った」「そんなことがあるはずはないと―・っていた」



② 眼前にない物事について、心を働かせる。
・推量する。予想する。「この本はいくらだと―・うか」「―・わぬ事故」



・想像する。「―・ったほどおもしろくない」「夢にも―・わなかった」



・思い出す。追想する。回顧する。「亡き人を―・い悲しくなる」「あのころを―・えば隔世の感がある」



③ 願う。希望する。「―・うようにいかない」「美人に生まれていたらなあと―・う」



④ 心にかける。心配する。気にする。「君のことを―・って忠告する」「このくらいの暑さは何とも―・わない」



⑤ 慕う。愛する。恋する。「故郷を―・う」「心に―・う人」



⑥ ある感じを心にもつ。感じる。「別れは悲しいと―・う」「歓待されて心苦しく―・った」



⑦ 表情に出す。そういう顔つきをする。



おもう心の有り様がひとつではないから、漢字も使い分けなければならない。



「念う」はもっと使って良い。そんな心になりたい。




 

2008-10-14 (Tue)

2008/10/14 日記 冷たい雨の降る日

2008/10/14 日記 冷たい雨の降る日

2008/10/14(火) 旧暦9月16日 鉄道の日 日出:5時46分 日没:17時07分 月出:16時28分 月没:4時47分 月齢:14.78 丁亥(ていがい,ひのとい) 赤口今日の花: 貴船菊(きふねぎく)、秋明菊(しゅうめいぎく)  (ぼちぼちいこかより転載)『シュウメイギク(秋明菊) (花の画像)とは、キンポウゲ科の植物の一種。別名、キブネギク(貴船菊)。学名Anemone hupehensis var. japonica 。 名前にキクが付くが、キク...

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2008/10/14(火) 旧暦9月16日 鉄道の日 日出:5時46分 日没:17時07分 月出:16時28分 月没:4時47分 月齢:14.78 丁亥(ていがい,ひのとい) 赤口




今日の花: 貴船菊(きふねぎく)、秋明菊(しゅうめいぎく)



 



 (ぼちぼちいこかより転載)




『シュウメイギク(秋明菊) (花の画像)とは、キンポウゲ科の植物の一種。別名、キブネギク(貴船菊)。学名Anemone hupehensis var. japonica 。 名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間である。



概要
中国から古い時代に入ってきた帰化植物である。文献上では「花壇綱目」に「秋明菊」の名前で記載が成れていて、日本に定着していたことが窺える。



中国では明代末の「本草綱目」には記載はなく「三才図会」に「秋牡丹」の名前で記載されるようになる。「秋牡丹」の呼称は貝原益軒も「大和本草」で使用している。以後日本の園芸書には「秋明菊」「秋牡丹」で紹介されることが多くなり、「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「貴船菊」「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」などの多様な別名で呼ばれることになった。



花色は赤紫色であるが、近年、他種との交配品種が市販されるようになり、弁数が少ない品種や白色の品種が多く栽培されて名称の混乱が見られる。



生態
多年草で開花期は秋、高く伸びた花茎の上に大柄な花をつける。花は多数の赤紫色の花弁状の萼片が目立ち、本物の花弁はない。』
(Wikipedia)




貴船菊の俳句:



 ・貴船菊水車に力呼びし雨 大岳一水路



 ・観音の影のさまなる貴船菊 阿部みどり女



 ・貴船菊の一茎生けし直指庵 右城暮石



 ・菊の香や垣の裾にも貴船菊 水原秋櫻子




昨日までの秋晴れの日々から一転して、冷たい雨の降る肌寒い日になった。
 でも、連休が晴れたので我々も観光地の人たちも、今日が雨で良かったのだ。
 天気予報では明日はまた暑くなり、晴れると言っている。



お天気は予報があるが、市場の予報はない。しかし、日本が休日の日に、欧米が暴騰すれば、東京市場の予想がされているようなもの。
 日本が休日の間に欧米の市場が暴騰をしたことにより、今日の日経平均株価は前週末比1171円14銭高の9447円57銭となった。
 上昇率は14・15%で、バブル期の1990年10月2日を上回り、史上最大となった。
 上昇は8営業日ぶりで、14日だけで、前週の下落幅2661円の約44%を回復した。


 


気温と一緒で乱高下している。
G7の協調とアメリカの独善とを材料にして、この期に及んでもマネーゲームをしているとしか思えない。
 国債相場ではサーキットブレーカーが発動されたらしいが、14%も上げたり下げたりするものを放置して良いのだろうか。
噂と不安で企業が売り浴びせられ、倒産に追い込まれる事態になっている。
 価格の暴落・暴騰を制限することが必要だ。