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2019年04月19日(金) 記事No.7557


今月のsake nagoyaのテーマは「気になるお酒」。
会のバイヤーでもあるI氏の多方面からの情報を駆使して、全国から集めた気になるお酒を、参加者で利いてみようという企画だ。
 勿論、利き酒が終了し、参加者全員による評価が終わらなければ、瓶は公開されないのでお酒は何か判らない。
 判るのはNo.1からNo.13までの番号だけである。


【今月の出品酒】
利き酒を終え、参加者全員の評価シートが回収され、データが集計され、各番号ごとの評点が集計され、全体の評点が公表された後、瓶が公開される。

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評点が終わり、ブラインドが外された後の出品酒の勢揃い。
左からNo.1からNo.13まで、今月は13銘柄もあった。


以下個人の利き酒結果を記載する。
勿論、個人的嗜好に基づくものであり、客観性はない。
参加者全員の評価結果は、会の公式サイトで公表される。
これは、50名を超える酒好きの評価なので一定の、客観性はあると思われる。


(1)
七水 純米-60- 五百万石 直汲み生 虎屋本店 (栃木)
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立香は個性的なもの、エチル系のような感じもする。スッキリとした入り口。口に含むと舌にピリピリとした発泡感を感じる。酸は膨らまず切れを感じさせるもの、中盤以降良く切れる。含み香に麹香とエチル系のものがあり、やや気になるレベルだ。評価7.0




(2)
臥龍梅 純米吟醸 生貯原酒 山田錦 鳳雛(ほうすう) 三和酒造 (静岡)
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立香は感じない。スッキリとした入り口。透明感のある酸、水口の酒の印象、甘みを感じる。トロリとした舌触り。味のバランス良い。中盤、味の底の方に渋みを感じる。評価7.0




(3)
月の輪 特別純米おりがらみ 花見酒 月の輪酒造店 (岩手)
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霞酒。立香は特に感じない。入り口は、トロリとした舌触り。大きな膨らみを感じさせる味わい、味の偏り無く、バランス良い。個性的な大きさを感じさせる、透明感があり、膨らみもあり、切れも良い。評価9.0




(4)
純米吟醸 二兎 出羽燦々 五十五 生原酒 丸石酒造 (愛知)
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立香は個性的なもの。滑らかな入り口。大きな酸の膨らみ、大きく広いが中抜けの感じ、味の展開が少なく、中盤やや退屈する。含み香を感じる、個人的には快くないもの。後半の切れは、もう一つ。評価7.0




(5)
蓬莱泉 オーダーメイド(非売品) 夢山水55% 関谷醸造 (愛知)
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立香は、エチル系の爽やかなもの。甘い入り口。酸は柔らかさを感じさせる。霞がかかったような透明感。含み香の吟香が仄かに漂い余韻を感じさせる。後半、雑味・嫌な味わいがなく、品位を感じさせる。 評価8.0




(6)
喜平 純米吟醸 無濾過生原酒 新米新酒 静岡平喜酒造 (静岡)
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立香は甘くフルーティーなもの。甘い入り口。酸の厚みと辛味のパンチが来る。舌触りは滑らか。膨らみ・広がりは大きくはない。鋭い押しを感じさせる。後半の切れは良い。評価7.0




(7)
七本鎗 純米搾りたて 生原酒 山田錦 冨田酒造 (滋賀)
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立香はスッキリとしたもので、何か辛味を予感させるもの。甘い入り口。含み香は麹香。トロリとして、滑らかな舌触り。ふくらみがあり、味のバランスも良い。残香も麹香を感じる、新酒らしい世界。新酒だが味のバランスも良い。評価8.0




(8)
鍋島 純米吟醸 Blosams Moon 富久千代酒造 (佐賀)
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立香は吟醸香。甘くトロリとした舌触り、酸の膨らみ大きい、中に微発泡感を感じる。含み香も吟醸香で、かなり付いて回る、人によっては煩わしいかも知れない。評価8.0




(9)
東洋美人 一歩 山酒4号 澄川酒造場 (山口)
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立香は何か覚えのある香りだが思い出せない。甘い入り口。酸は大きくはない。含み香はエチル系? 中盤、味わいがややショビつく。苦味・渋味は感じないが、中盤以降の切れは今ひとつ。評価7.0




(10)
酉与右衛門 純米 無濾過生原酒 山田錦 川村酒造店 (岩手)
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立香は感じない。甘い入り口。滑らかな舌触り、酸は透明感を感じさせる、微発泡感がある。微発泡感を楽しむ世界を持っていそうだ。後半の切れはもう一つだ。評価7.0




(11)
福田 純米吟醸 山田錦 福田酒造 (長崎)
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立香は仄かなもの。甘くトロリとした入り口。滑らかな舌触り。酸は適度な膨らみがある。味のバランスは良い。癖を感じさせない味わいなので、食中酒として適正があり、幅広い肴に合わせやすそうだ。後口の切れも良い。評価8.0




(12)
天明 喜多方山田86おりがらみ本生 東京精米Version 曙酒造 (福島)
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霞酒。立香は感じない。甘い入り口。含み香は麹香。トロリとした舌触り。広がりは大きくない。透明な世界というより、花霞・花曇りの世界。含み香を感じる。味わいの癖はなく、後口は良い。お花見向きの酒だ。評価8.0




(13)
菊鷹 ~雄飛~ 速上 純米吟醸 無濾過生酒 藤市酒造 (愛知)
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霞酒。立香は感じない。入り口はスッキリしている。酸は膨らまず辛味系の味わい。味の偏りは無いが、表現が難しい味わい、大きな透明な世界ではなくスリガラスの世界で膨らみ奥行きは小さい。評価7.0



<感想>
今月は、これは個人的には駄目という酒はなく、好みの酒が多かった。

個人の序列は以下の通りになった。

(3)       
月の輪 特別純米おりがらみ 花見酒
(5)       
蓬莱泉 オーダーメイド(非売品) 夢山水55
(7)       
七本鎗 純米搾りたて 生原酒 山田錦
(8)       
鍋島 純米吟醸 Blosams Moon
(11)     
福田 純米吟醸 山田錦

(12)     
天明 喜多方山田86おりがらみ本生
(13)     
菊鷹 ~雄飛~ 速上 純米吟醸 無濾過生酒
(2)       
臥龍梅 純米吟醸 生貯原酒 山田錦 鳳雛
(4)       
純米吟醸 二兎 出羽燦々 五十五 生原酒
(10)     
酉与右衛門 純米 無濾過生原酒 山田錦
(1)       
七水 純米-60- 五百万石 直汲み生
(6)       
喜平 純米吟醸 無濾過生原酒 新米新酒
(9)       
東洋美人 一歩 山酒4号


8点の評価が6銘柄あり、序列を付ける関係から1銘柄を9点にした。

No.3(月の輪)は、味のバランスが良く、且つ大きな味わいの世界があり、スケールの大きさを感じたので、その点を評価して1位にし9点とした。

No.5(蓬莱泉 オーダーメイド(非売品) )の余韻と品位も捨てがたかった。
 会員が関谷醸造に行き、仕込んだ酒であり、ブラインドを外してみれば、成る程と納得の行く酒であった。

No.7
(七本鎗 純米搾りたて 生原酒 山田錦)は、ブラインドが外され、少し意外な感じがした。七本鎗は味わいが濃いイメージがあるが、No.7は味のバランスが良く、ふくらみもあり、新酒らしい生き生きとした味わいだった。酒米が山田錦のためかも知れないが、こちらの味わいの路線の七本鎗も良いと思う。



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2019年04月19日(金) 記事No.7556


【今日の料理】
毎月の例会の、もう1本の柱は、旬菜処かのうさんの料理である。
 テーマに沿った料理や旬の食材や季節のものなど作りおきの居酒屋メニューとはレベルの違う料理を出していただける。


・浅蜊の鍋
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浅蜊、豆腐、練り物、青物はスプラウト、豆苗だろうか。

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たっぷりと大柄の浅蜊の身の旨味は勿論だが、鍋の汁が美味しい。お好みの酒に合わせると、また一段と酒が旨くなる。
 しかし、汁は雑炊に使うので、鍋を空にしてはいけない。



・高足蟹
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次の料理が出てきた時、参加者から、ワォ!と言う歓声が上がった。

何と高足蟹が登場した。
会費3000円の今日の宴に、登場するはずのない食材なのだから当然だ。
伊豆の西海岸に食べに行けば、料理だけで1万円は超えてしまうだろう。

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かのうさんでは、鯛や金目鯛の姿煮、蛸の丸茹で、マグロ一匹なりの中落ちなど、家庭ではできない肴を出していただける。楽しみの一つだ。

今日の、高足蟹も伝説になるだろう。


・カキフライの赤味噌どて
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・浅蜊鍋の雑炊
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旨みたっぷりの出汁を使った雑炊が、旨くないはずがない。

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それが終われば、加えて、高足蟹の味噌に日本酒を注いでの特別企画。

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浅蜊雑炊に高足蟹の蟹味噌の日本酒溶きを添えれば、次に味わうことができるのは何時かわからない特別な肴になった。


・白菜の漬物
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今日の料理の華は、矢張り高足蟹。

酒も好みの酒が多く、料理も高足蟹で盛り上がった今日の宴に参加できた人は、幸せだった。




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2019年01月18日(金) 記事No.69


年が改まり、最初のテーマは「新酒」。
季節柄、インフルエンザのため欠席を余儀なくされた人もいるだろうが、遠路駆けつけた人も、初めての参加者も居て今回も盛況だった。

同好の士が集まり、全国の銘酒と旬菜処かのうの美味しい肴をいただきながら、酒談義に刻を忘れる事ができるこの場は、至福の宴と言うことができる。

参加者は幸せであることは笑顔が証明している。


【今日の出品酒】
新酒のテーマの旗のもと、集まった全国の銘酒は13銘柄。

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ブラインド評価が終わり、ラベルの目隠しが取られた、勢揃いだ。

参加者全体のブラインド評価結果は、日本酒の会sake nagoyaの公式サイトで公表される。

ここでは、個人のブラインド評価結果を記載する。
評価は個人的な嗜好と評価基準に拠るものであり、客観性はない、あくまで主観的なものである。
個々の酒に対しては、ブラインド評価が終わるまで肴を口にせず、極力条件がおなじになるように、誠実に利いていることは間違いがない。


(1)
新春 初しぼり 己亥(つちのとい) 純米吟醸 20192019/1/1製造) 関谷醸造 (愛知)
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立香はエチル系の香り、爽やかさがある、敢えて言えば石鹸の香り。甘い入り口、滑らかな舌触り、とろりとしたふくらみがある。含み香も感じる。中盤、辛味と隠れた渋みを感じる。全体として味のバランスとふくらみが良い。後口に切れがもっとあれば最高だ。評価8.0



(2)
雨後の月 純米 無濾過生原酒 (H30/12 製造) 相原酒造 (広島)
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立香はエチル系のもの。とろりとふくらみのある舌触り。甘さと辛さの味わいがあるがそれを包み込むふくらみと舌触りの世界。中盤ふくらみの底に渋みを感じる、含み香も感じる。味のバランス良い。(1)に似ている世界だ。評価8.0



(3)
阿武の鶴 Orizuru -おりがらみ- 純米吟醸 無濾過生原酒 2018/11製造) 阿武の鶴酒造 (山口)
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霞酒。立香はあまり感じない。軽いシュワ感のある入口、強くはないが発泡感を感じる。中盤、ふくらみと透明感がある味わい。味の偏りは無くバランスが良い。新酒らしい発泡感がありながらバランスの取れた穏やかな味わいがある。評価9.0



(4)
旭興 しぼりたて本醸造 生原酒 (H30/12/16製造) 渡邉酒造 (栃木)
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立香はあまり感じない。甘い入り口、酸は透明感があり、滑らか。味のバランスは良いが、味の展開がなくやや単調な感じもある、ふくらみが足りないのだろうか。癖はない世界だが、主張する個性も欲しい感じがする。評価7.0



(5)
豊盃 純米しぼりたて 生酒 限定品 (2018/11製造) 三浦酒造店 (青森)
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立香は甘いもの。甘い入り口。含み香さわやか。中盤辛味があるが丸い辛味。滑らかな酸で透明感がある。含み香は吟醸香と言って良いものだろうか。中盤以降の切れが良い。評価8.0



(6)
花浴陽 純米吟醸 無濾過生原酒 (H30/11製造) 南陽醸造 (埼玉)
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立香は仄かな吟醸香。甘い入り口。滑らかな酸、中の方に辛味がある、発泡感による辛味だが刺激的ではない辛味だ。含み香は吟醸香。後半の切れは良い。評価8.0



(7)
白岳仙 純米吟醸 あらばしり (H30/12 製造) 安本酒造 (福井)
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立香は吟醸香。入り口はスッキリとしている。透明感のある酸で、スピード感がある。含み香は軽い吟醸香。発泡感も感じる新酒らしい世界。シャープで切れが良い、ゆったりと膨らむ世界とは逆だが、主張のある個性を感じる。評価8.0



(8)
山間 1号中採り直詰 純米吟醸生原酒 (H30/12 製造) 新潟第一酒造 (新潟)
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立香はエチル香の様なそうではない様な香。スッキリとした入り口。酸は滑らかだがふくらまず、世界が小さく速く味わいが終わってしまう。飲み終わりがやや寂しい印象がある。評価6.0



(9)
名倉山 月弓(げっきゅう)かほり うすにごり 純米吟醸生酒 (2018/12製造) 名倉山酒造 (福島)
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立香は、仄かに甘い香りで吟醸香らしいもの。甘い入り口。口に含むとハッキリとした吟醸香。酸は適度。含み香も吟醸香。中盤以降の切れが良い。含み香が途切れること無く続く、ややシツコイ印象で、評価が分かれるところだ。評価7.0



(10)
純米吟醸 流輝(るか) 五百万石おりがらみ生 (H30/11 ) 松屋酒造 (群馬)
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にごり酒。立香は仄かな麹香と吟醸香らしきもの。甘い入り口。スッキリとした酸で、透明感がある。癖のない世界で品位がある。後半の切れが良い。評価8.0




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2019年01月18日(金) 記事No.70



(11)
よこやまSILVER 純米吟醸生酒 (2018/11製造) 重家酒造 (長崎)
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立香は仄かな吟醸香らしきもの。甘い入り口。とろりとした舌触り。発泡感の名残を感じる。含み香は麹香らしきもの。中盤の透明感はあるが、後半の切れは今ひとつ、何かが残る感じがある、含み香が切れの邪魔をしているのだろうか。敢えて言えば、終盤は甘くダレた感じ。評価7.0



(12)
日高見 純米初しぼり 本生 (H30/12製造) 平孝酒造 (宮城)
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立香は感じない。丸く透明で滑らかな舌触り。味の偏りは無く、バランス良い。とろりとしたふくらみがある。品の良い世界だが、味の振幅が小さい、何かもう一つ足りない印象もある、個性だろうか?
評価が難しい酒だ。評価8.0



(13)
水尾 しぼりたて生一本 純米生原酒 (H30/11製造) 田中屋酒造 (長野)
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立香はエチル香。甘い入り口。酸はふくらみより滑らかさと透明感。発泡感を感じる。含み香は麹香。中盤ふくらまず早く味が終わる。新酒なのだが、何かもう峠を越したような落ち着きがある世界だ。評価7.0





<利き酒の印象>

(1)
今日の出品酒は、自分の嗜好に合ったものが多く、評価も高いものばかりで、優劣を決めるのが難しかった。
体調が良かったためかもしれないが、最近では最も美味しく飲めた印象だ。
(2)
評価基準は、香り、味のバランス、品位など個人の嗜好に加えて、香りや味わいの新酒らしさも基準とした。
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位はどれか決めなければならないので、No.3阿武の鶴 Orizuruとしたが、No.7白岳仙 純米吟醸 あらばしりもよかった。
評価8.0とした以下の酒も嗜好合った美味しい酒だ。
No.1
新春 初しぼり 己亥(つちのとい) 純米吟醸
No.2
雨後の月 純米 無濾過生原酒
No.5
豊盃 純米しぼりたて 生酒
No.6
花浴陽 純米吟醸
No.10  
純米吟醸 流輝(るか)
No.12  
日高見 純米初しぼり 本生

(4) 1
位にした阿武の鶴 Orizuruは、今まで飲んだ記憶がない酒で、まだまだ美味しい酒が日本酒にはあることを知ることができて面白かった。
ネットに紹介記事があった、歴史はあるが造りは新しい蔵とのことだ。
『休眠していた酒蔵を復活させ、新たな酒造りへ挑む。若き造り手、三好隆太郎氏』
GLOCAL MISSON TIMES
https://www.glocaltimes.jp/people/4591




【今日の料理】
この会の柱は、勿論テーマに沿って、幹事が全国から集めた銘酒であるが、もう一つの柱は「旬菜処かのう」の料理だ。
テーマに沿って季節感と地域の珍味等工夫のある料理や家庭では口にできない酒の肴が登場するので楽しい。

・おせち料理
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新年の例会なので、おせち料理は嬉しい。
えんどう、栗の甘露煮、こんにゃく、凍み豆腐、椎茸、これは4人分。

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えんどう: シャキシャキの食感、素材の味と食感が楽しめる。
栗の甘露煮: シロップ漬けのものと違って、スッキリとした甘さで、栗の風味が残っている。
こんにゃく: サクサクとした食感、味が芯まで染み込んでいる、旨味が濃い、烏賊の旨味のような気がする。
凍み豆腐: 噛むと甘さと旨味が口に中に広がってくる。
椎茸: 確りとした食感で、これも噛むと甘さと旨味が


・だし巻き卵
皿の右上、全体の写真は取り忘れた。


・はまぐりの鍋
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大きな蛤と豆腐、椎茸、青菜の鍋。
これを楽しんだ後、出汁は雑炊になる。

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蛤は大きなもので、浅蜊や蜆と違い、身を口の中に入れるとたっぷりとしている。
噛むと確りとした貝の食感が新鮮さを感じさせる、噛み続けると蛤の旨味を十分感じることができる。


・はまぐり出汁の雑炊 いくらと蟹寄せ
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蛤の旨味が溶け込んでいる出汁で雑炊を作り、豪華にいくらと蟹を寄せている。
雑炊は蟹の風味も加わって旨味いっぱい、其処にいくらのプチプチ食感が加わる。


・漬物
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定番の最後の漬物で、口がさっぱりとリセットされる。



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2018年07月20日(金) 記事No.307


2018
7月のテーマは「にごり酒」。
風に舞う風花のように澱が舞うものもあれば、どぶろくのようにこってりとしたものまで様々ある。
味わいも、甘酸っぱいもの、辛いもの、スッキリとしたものなど、最近は色々と新しいにごり酒が提供されている。
どんなにごり酒が登場するのか楽しみだ。

今日の宴も、満席。
50
名を超える参加者が、会場の旬菜処かのうに集まった。
暑い日が続くが、好きな日本酒が楽しめるのであれば、暑いなんて言ってはいられない。


<今日の出品酒>

利き酒が終わり、目隠しが外された、「にごり酒」の12銘柄。
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人気の十四代もあり、にごり酒の銘酒が揃った。
蓋をあけると新潟の酒が多かった。

以下、個人の利き酒の印象を記載するが、個人の嗜好によるもので客観性はない。
参加者全体の評価は、sake nagoyaの公式サイトで発表されるはずだ、そちらの方が客観的だ。


(1)
みむろ杉 夢ろまんシリーズ 純米吟醸 おりがらみ生 華きゅん 今西酒造 (奈良)
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色はカスミとニゴリの中間。スッキリとした入り口。酸は中程度、膨らみより切れの良さの主張。味が中に集まり、広がり膨らみのある味わいではない。特に変な癖は感じない。評価7.0



(2)
花浴陽 越後五百万石 純米大吟醸 無濾過生原酒 南陽醸造 (埼玉)
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カスミ酒。甘い入り口。酸は切れの良いもの。含み香は吟醸香。広がりを感じさせる味わい。トロリとした舌触りもある。中盤、苦・渋が味を締める。含み香は適度で気になるものではない。
評価は当初9.0としたが、後で№10との比較になり、評価8.0に変更した。



(3)
若駒 八反錦 無加圧搾り 無濾過生原酒 若駒酒造 (栃木)
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色はカスミとニゴリの中間。立香は仄かなもの。甘い入り口。次に酸を感じる、トロリとした印象。膨らみ・広がりも感じる。ただ、含み香が続き気になる。中盤の苦・渋は無い。後半の切れ良い。
個人の嗜好としては、にごり由来の含み香が長く続き、邪魔になるので評価を下げた。評価7.0



(4)
十四代 角新おりがらみ 本生・荒走り 高木酒造 (山形)
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ほぼ透明、ニゴリ感なし。甘い立香。甘い入り口、酸はスッキリとした印象で、辛味が背景にある。丸味も感じる。中盤の切れ良い。中盤以降の苦・渋は無く、後半は辛味が味を締める。後口はピリ辛系。評価8.0



(5)
相模灘 特別純米 辛口 無濾過 久保田酒造 (神奈川)
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霞酒。立香は鼻に抜けるもの、例えは悪いが石鹸のような軽い香り。スッキリとした入り口、次第に辛くなる。酸は表に立たず、中盤にかけピリリと辛い世界、パンチがある。中盤以降の苦・渋は感じない。含み香を感じる。後半の切れは良い。評価7.0



(6)
北島 みずかがみ 純米おりがらみ 北島酒造 (滋賀)
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適度なニゴリ。立香はNo.5 に近い、麹由来の香りか。シュワッとした入り口で、発泡感の名残を感じる。酸味は弱く、切れる。含み香にガス感を感じる。後半は味わいがすぐ終わる。後半の切れが良いと言うか物足りないと言うか、評価が分かれるところだ。評価7.0



(7)
山間ORIORI ROCK 特別純米活性にごり 新潟第一酒造 (新潟)
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にごり酒。スッキリとした入り口。酸味と辛味を感じる。中盤以降の切れが良い。スッキリとした味わいが身上で、切れの世界だ。評価8.0



(8)
山間 仕込1ORIORI ROCK 純米吟醸活性にごり  新潟第一酒造 (新潟)
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濃い目のにごり酒。辛味と酸味の入り口。含み香を感じる。酸はトロリとしている。少しザラつく舌触りがある。中盤以降、苦・渋を感じる。個性を感じる含み香があり持続する、醪由来のものだと思われるが、少し過ぎた熟成なのか気になる含み香だ。個性的な世界を持っている。評価6.0



(9)
夏期限定 夏のブーリュNatu no nigorizake Soushun 早川酒造 (三重)
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霞酒。立香は鼻に抜ける香り。酸の膨らみ大きい。トロリとしてふんわりとした味わいで、大きな世界が快い。含み香はエチル系。後半は苦・渋が程良く味を締める。評価8.0



(10)
あべ 純米 おりがらみ 阿部酒造 (新潟)
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霞酒。立香はあまり感じない。甘い入り口。ふんわりとしたケーキのバニラ香を想わせる含み香がある。酸は柔らかで、広がりがある。中盤、酸の膨らみと広がりが大きい。含み香は持続するが快いもの。後半にかけ苦・渋は無く、切れが良い。バランスの良い味わいで偏りのない世界を持っている。評価9.0



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