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2019年04月19日(金) 記事No.7523


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細胞の実用化で、臨床治療を行った網膜移植後の経過が公表された。

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人の患者全てに、癌化の問題はなく、副作用も一部にとどまり、治療は成功したそうだ。

実用化へ7合目まで来ているそうで、患者にとっては勇気づけられる報告だ。

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細胞による再生医医療は、様々な分野で研究が進められており、今回の網膜移植の成功で、実用化へ弾みがつくことが期待される。



『他人のiPS移植「実用化へ7合目」 理研、術後良好
2019/4/18 11:13

理化学研究所などは18日、備蓄した他人のiPS細胞から育てた網膜の細胞を目の難病患者に移植する臨床研究の経過を発表した。5人に移植し1年たった段階での経過は良好で、安全だと確認した。視力低下も抑えられた。実用化で本命視される他人のiPS細胞を使う方法で、安全性と一部の有効性が確かめられ、理研の高橋政代プロジェクトリーダーは「実用化に向け7合目まで来た」と評価した。

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成果は東京都内で18日に始まった日本眼科学会で高橋氏が発表した。研究チームと連携する大日本住友製薬などは国の承認を目指した臨床試験(治験)を準備中だ。同社は2022年度の実用化を目指している。

様々な細胞に成長できるiPS細胞は、再生医療の切り札とされる。国内では、治療が難しいパーキンソン病や脊髄損傷、心臓や角膜の病気などでも臨床応用に向け動き出している。理研などが初めて人に移植する臨床研究に着手した目の難病「加齢黄斑変性」は、治験が始まったパーキンソン病と並んで先頭を走る。iPSの臨床応用で、世界をリードできるとの期待が集まっている。

理研などは14年に、失明を招くこともある加齢黄斑変性の患者に、世界初の移植手術を臨床研究として実施した。この時は患者本人から作ったiPS細胞を活用した。これに対し、あらかじめ安全性を確かめた他人のiPS細胞を使えば、1人当たりの費用を大幅に削減できる。備蓄細胞は必要なときにすぐに使える利点もある。

今回の臨床研究は同じ病気の患者が対象で、理研と神戸市立医療センター中央市民病院、神戸市立神戸アイセンター病院、大阪大学、京都大学が協力し実施した。173月以降に順次、京大で備蓄している他人のiPS細胞から育てた網膜細胞を移植した。

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年後、5人とも移植細胞が定着していた。損なわれた目の構造が修復できたことも確認した。iPS細胞は拒絶反応が起こりにくい特殊なタイプを利用したが、1人で軽い症状が出た。ステロイド剤の投与で抑え込むことができ「予想通りの結果」(高橋氏)だった。

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細胞を用いた臨床研究結果について発表する理化学研究所の高橋政代氏(18日午前、東京都千代田区)

合併症は網膜がむくむ症状が出て1人が入院治療したが、臨床的に重症ではなかった。

視力はほぼ維持され、1人は向上した。ただ薬の投与も続けており、移植の効果かどうか判断しにくいという。研究チームは視力が悪化するのを防げた点で有効だと評価した。今後は新たな臨床研究などでどのようなタイプの患者で特に効果が高いかなども探る考え。

加齢黄斑変性は国内患者が約70万人に上る。異常な血管が成長するのを防ぐ薬などが使われるが、効きにくい人もいる。根治が難しい病気の一つだ。』
(日本経済新聞)




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2019年01月31日(木) 記事No.48


月の研究者であるデービッド・クリングという研究者の論文では
・この石は40億年前後前に地球で生成した
・その後小惑星の衝突で地表に現れた
・その後の小惑星の衝突で宇宙空間に飛び出し
・そのうちの一つが月に到着した
という内容だ。

数千年か数万年の人類の歴史からはかけ離れた話で、壮大な話だ。

科学者というのは及びもしないようなことを考える。

しかしこれが、間違っている、嘘だというためには反証が必要だ。
しかし、反証はほとんど不可能の様に思われる。

人間の未来に関して言えば、この仮説が本当でも嘘でもあまり影響はない。
むしろ、惑星の衝突があれば人類が消滅する時が来る話のほうが深刻だ。



『アポロ14号が持ち帰った月面の岩石、「実は地球由来」と研究者
1/26(
) 13:53配信CNN.co.jp

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アポロ飛行士が月から持ち帰った岩石、最初期の地球で形成か

(CNN) 48年前にアポロ14号で月面に着陸した飛行士が持ち帰った岩石のサンプルが、実際には地球由来のものであったとする研究論文が、このほど科学誌に掲載された。彗星(すいせい)か小惑星が地球に衝突した衝撃で岩石が宇宙空間へと飛ばされ、偶然その先にあった月に激突したという。

当該の岩石には石英、長石、ジルコンといった鉱物が含まれている。これらは地球なら非常にありふれた鉱物だが、月の地質における含有量はあまり多くない。

また岩石が形成された温度や環境を分析したところ、月ではなく地球の特徴との関連を示す結果が得られた。岩石の結晶化は地球がまだ若かった40億~41億年前に、地表から約20キロの深さで起こったという。

当時の地球には小惑星が複数回衝突していたことから、岩石は1度もしくは数度の衝突で地表に露出し、別の衝突によって大気圏外に弾き飛ばされたと考えられる。その後、現在の3分の1の距離にあった月にぶつかったと研究者らはみている。

月に激突した岩石は一部を溶解させながら月面下にめり込んだが、2600万年前の小惑星の衝突で再び月面に姿を現した。

今回の研究を主導した月の専門家、デービッド・クリング氏は、地球の岩石が宇宙空間へ飛び出して月に激突したとする分析結果について、地質学者の中には異論を唱える向きもあるだろうと認めつつ、度重なる小惑星の衝突にさらされていた誕生直後の地球の状況を考慮すればそこまで驚くような話ではないとの見解を示した。

CNN
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-35131808-cnn-int
より転載)






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2019年01月09日(水) 記事No.81


「メリスロン」という薬を投与すると、忘れていたことを思い出すことができる仕組みを科学的に解明した研究だそうだ。
研究が発展すれば認知症の治療にも応用できるかもしれない。
是非、進んで欲しい研究だ。

素人だから理解ができないが、記憶というのは何だろう。
データとして、頭に存在するのだろうか。
忘れるというのは、データは存在するのだが、データを取り出す機能がなくなった状態なのか、それともデータそのものが無くなったのだろうか。
データが無くなったら、機能は回復しても取り出すことはできない筈だが。

そうではなく、脳はコンピューターみたいなものではなく、機能とデータが渾然一体となった可逆性を持ったものだろうか。

脳の仕組みが解明されるのは、まだ先だろうし、広大無辺なフロンテイアが脳の研究には広がっている。



『忘れた記憶を薬で回復 東大など世界初、認知症治療目指す
1/8(
) 22:31配信 産経新聞


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薬で記憶を思い出すしくみ

忘れてしまった記憶を薬で回復させる実験に成功したと、東京大や北海道大などの研究チームが発表した。記憶を回復させる効果がある薬の発見は世界初という。アルツハイマー病などの認知症の治療に役立つ可能性がある。米科学誌電子版に8日、論文が掲載された。

チームは20代を中心とした健康な男女計38人に100枚程度の写真を見せ、約1週間後に覚えているかを調べる実験を実施。めまいの治療薬として使われている「メリスロン」を飲んだ場合と、飲まなかった場合で正解率を比較した。

その結果、薬を飲むと、忘れていた写真を思い出すケースが増え、正解率は最大で2倍近く上昇することが判明。忘れた写真が多かった人ほど効果があり、見たかどうか判別が難しい写真で正解率がより高まる傾向があることも分かった。

この薬は脳内の情報伝達に関わる「ヒスタミン」という物質の放出を促進する働きがある。この効果で記憶を担う神経細胞が活性化し、忘れた記憶の回復につながったとみている。

記憶が回復する仕組みを詳しく解明し、認知症の研究成果と組み合わせることで、アルツハイマー病などの新たな治療法につながる可能性がある。

チームの池谷裕二東大教授(薬理学)は「記憶回復のメカニズムが分かったので、今後はより効果の高い薬の開発につなげたい。認知症患者らの生活の質を高められる可能性がある」と話している。』(産経新聞)




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2018年11月29日(木) 記事No.133


以前からアナウンスされていたiPS細胞による脊髄損傷治療が、慶応大学の審査委員会で正式承認された。

臨床試験が成功すれば、全身不随の患者が自由に立って歩くことができるようになるかもしれない。
患者からすれば、ワクワクするような期待を持つことができる。

これとは別に、患の幹細胞を利用した治療も先月承認されているが、この方法は脊髄を損傷してから2週間程度の早い時期に実施すれば効果があるとされる。

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細胞の場合は、年数が経過した患者にも効果があるのかは、現時点ではわからないが、原理からすれば効果が期待される。

脊髄損傷は不治の病と言われてきたが、包囲網が狭められ、いずれ治療可能になることだろう。



『iPS脊髄損傷治療 慶応大が正式了承 来年にも移植
12:09
産経新聞


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(
産経新聞)

人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経のもとになる細胞を作り、脊髄損傷の患者に移植する岡野栄之(ひでゆき)慶応大教授らの臨床研究について同大は28日、計画の実施を正式に了承したと発表した。近く厚生労働省に承認を申請する。認められれば来年にも移植を行うとみられ、iPS細胞を使った世界初の脊髄損傷の臨床研究となる見通しだ。


学内の審査委員会が27日に正式に了承した。チームは昨年2月に実施計画を申請。審査委は今月13日に大筋で了承していた。

脊髄損傷は交通事故などで脊髄が損傷し、脳と体をつなぐ神経が傷付き手足のまひなどが起きる。計画では、脊髄を損傷してから2〜4週間以内で、運動機能や感覚を失った重度の成人患者を対象に、治療の安全性と有効性を確認する。

京都大が備蓄している拒絶反応が起きにくい免疫タイプの健常者の血液から作ったiPS細胞を使って、慶大が神経細胞のもとになる細胞を作製。患部に細胞約200万個を移植して新たな神経細胞を形成し、神経信号の途絶を修復して運動機能や感覚を回復させる。

国内の脊髄損傷患者は年間約5千人で、重度の場合は車椅子生活を強いられる。有効な治療法はなく、新たな治療法の開発に大きな期待が寄せられている。

チームは重度の脊髄損傷を起こしたサルで実験し、後脚で立ち上がり、握力を回復させることに成功。iPS細胞を使った移植はがん化が懸念されるが、マウスの実験でがん化しないことも確認した。』
(産経新聞)



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2018年11月27日(火) 記事No.135


胎児の父親がHIV患者であることが背景にあるにしても、人の遺伝子を改変することは、その胎児が成長し、次の世代を生むことになれば、将来に渡ってその遺伝子を拡大させていくことになる。

人間に対する遺伝子操作は神の領域であり、全知全能ではない一科学者の独断で行うことは将来の人類に対し災いをもたらす危険がある。

ニュースで、この科学者が得意そうな表情で成果を語っていたが、自分の功名心に駆られた狂った行為位であるとしか言えない。
生まれてきた子供が、普通の人間として世の中から扱われることにならないことになれば、こどもは普通の人生を過ごすことができなくなる。

子供の人権の視点が欠落している愚行だ。




『エイズ免疫持たせた赤ちゃん誕生=遺伝子操作に非難噴出―中国
11/26(
) 21:10配信 時事通信

【北京時事】中国メディアによると、中国の科学者が26日、遺伝子組み換え技術により生まれながらにエイズウイルス(HIV)に対する免疫を持つ赤ちゃんを世界で初めて誕生させたことを明らかにした。

しかし、倫理上の問題を無視した試みに国内外の中国人科学者122人が連名で非難声明を発表。当局も調査に乗り出すなど大きな波紋を呼んでいる。

この科学者は、賀建奎・南方科技大学副教授。エイズに抵抗力を持つ遺伝子を注入した受精卵から、2人の女の子が今月生まれ、「露露」「娜娜」と名付けられたという。賀氏は「遺伝子組み換え技術を疾病予防の分野に用いた歴史的一歩」と強調した。

しかし、倫理的な手続きを経ておらず、所属する広東省深セン市の大学も一切の関与を否定。中国人科学者の非難声明は「狂っているとしか形容しようのない人体実験だ」「人類全体に対するリスクは計り知れない」などと糾弾している。』
(時事通信)




『「ゲノム編集で双子女児誕生」中国の研究者主張
11/26(
) 23:04配信 読売新聞
【上海=吉永亜希子】AP通信は26日、中国南部広東省深センにある南方科技大学の賀建奎(フォージエンクイ)博士らが、遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集」技術を受精卵に使い、双子の女児を誕生させたと報じた。事実であれば、ゲノム編集した受精卵を使って赤ちゃんが生まれたのは初めてとなるが、専門家からは倫理、技術の両面で問題が指摘されている。

AP通信によると、賀氏らは、体外受精で作った受精卵を使って、エイズウイルス(HIV)に感染しにくくなるよう遺伝子をゲノム編集で改変したと主張している。実験には7組の夫婦が参加し、うち1組から今月、双子の女児が誕生したという。夫はいずれもHIVに感染していた。

賀氏らは、論文も含めて詳しいデータは公開していない。一方、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で26日、科学者122人が、厳格な倫理や安全性の審査を経ていない人体のゲノム編集の試みに断固として反対すると表明した。同大学も、今回の実験は規範に違反しており、大学への報告もなかったとする声明を発表した。調査委員会を設置し、事実関係を調査するという。』
(読売新聞)




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