泡盛 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2019-07-13 (Sat)

2019/07/13  乾杯は泡盛で!!

2019/07/13  乾杯は泡盛で!!

乾杯は、ビールというのが一般的だ。理由は色々だろうが、よく言われるのは、器を干すために飲む酒は喉越しが良いビールだろう。しかし、乾杯はビールで決められては困る日本酒や焼酎の蔵や関係者は、地域に自治体に働きかけ、条例化を行ってきた。それに習って、沖縄で最初に与那原町が条例化を行ったそうだ。 糸満市は継続審議中だそうだ。沖縄でも乾杯に限らず、最初の一杯はビールが多い。沖縄は暑いので、喉を潤すにはまずは...

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乾杯は、ビールというのが一般的だ。
理由は色々だろうが、よく言われるのは、器を干すために飲む酒は喉越しが良いビールだろう。

しかし、乾杯はビールで決められては困る日本酒や焼酎の蔵や関係者は、地域に自治体に働きかけ、条例化を行ってきた。

それに習って、沖縄で最初に与那原町が条例化を行ったそうだ。
 糸満市は継続審議中だそうだ。

沖縄でも乾杯に限らず、最初の一杯はビールが多い。
沖縄は暑いので、喉を潤すにはまずはビールというのは解りやすい。

本土でもそうだが、若い人が伝統的なお酒を飲まなくなってきている。
 これが一番の問題だ。
ジュースやノンアルで乾杯どころか最後までになりかねない。

文化的な意味で、お酒の意味を考える様に若い人に伝えていくことが大切だ。



『乾杯は泡盛で 与那原町で県内初の条例施行
2019
710 05:00
 
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“泡盛で乾杯条例”の制定を祝う、照屋勉町長(中央)と町職員=9日、与那原町役場


 【与那原】泡盛で嘉例(カリー)。琉球泡盛の文化継承と普及促進を図ろうと与那原町議会(識名盛紀議長)は9日、町議会臨時会で県内初の「与那原町琉球泡盛で乾杯を推進する条例」を全会一致で可決した。同日施行された。飲酒マナーを守り、個人の好みを尊重しながら町民や事業者に琉球泡盛での乾杯を呼び掛け、消費拡大につなげていく。照屋勉町長は「町内の公式行事は、できるだけ泡盛で乾杯したい。若者は食わず嫌いもあるかもしれないので、これを機に泡盛文化に親しめる機会を増やしていきたい」と話した。

 県酒造組合(佐久本学会長)とまさひろ酒造(仲嶺豊社長)は、日本酒や焼酎などの乾杯条例が全国で125件制定されていることから、戦前に工場があった与那原町と、現在工場がある糸満市に条例制定を求める陳情を提出した。与那原町議会は6月定例会で全会一致で可決し、条例制定となった。糸満市議会には上原酒造(上原長榮社長)も連名で出したが、継続審議になった。
 同条例は、出荷量が減少傾向にある琉球泡盛での乾杯を推進し、泡盛文化を次世代に継承する。町や事業者、町民がそれぞれの役割を果たし、産業振興や地域活性化につなげる。
 県酒造組合の土屋信賢専務理事は「琉球泡盛は日本最古の蒸留酒で、沖縄の伝統だ。『とりあえずビール』もいいが、『とりあえず泡盛』となることを期待する。与那原を中心に泡盛の消費拡大につながるはずだ」と喜んだ。まさひろ酒造の比嘉昌晋会長は「泡盛を守り伝えるのは私の使命だ。理解を示してもらい、感謝している」と語った。』
(琉球新報)



2013-11-19 (Tue)

2013/11/19  忠孝酒造、「4日麹」を再発売

2013/11/19  忠孝酒造、「4日麹」を再発売

今日の沖縄タイムズに、忠孝酒造が「4日麹」を定番酒として再発売するニュースが掲載されている。 「4日麹」については、以下の記事に書いている。 「2013/04/30 忠孝酒造 「四日麹 43度」を発売」 http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/14d8e7853cb87d9bf4a105d340efb643 今年の元旦に、限定酒として造り、発売された。 6月には完売していたそうだが好評につき、定番酒として720m...

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今日の沖縄タイムズに、忠孝酒造が「4日麹」を定番酒として再発売するニュースが掲載されている。

「4日麹」については、以下の記事に書いている。
2013/04/30 忠孝酒造 「四日麹 43度」を発売」
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/14d8e7853cb87d9bf4a105d340efb643

今年の元旦に、限定酒として造り、発売された。
6
月には完売していたそうだが好評につき、定番酒として720ml瓶で再発売される。


『忠孝酒造、琉球泡盛「4日麹」を発売

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忠孝酒造が発売する琉球泡盛「四日麹」
経済
             
2013
1119 1025
(10
時間28分前に更新)

忠孝酒造(豊見城市、大城勤社長)は、麹造りに4日かけた「四日麹」(43度720ミリリットル)を23日から本格販売する。泡盛が持つ本来の味や香りをPRし、主に県外の「お酒通」をターゲットに新たな市場を開拓する。』(沖縄タイムズ)


忠孝酒造のHPを見ると、造りについての説明がわかりやすく掲載されているので、転載する。

『常識破り泡盛『忠孝よっかこうじ(四日麹)』発売!
11
23日忠孝蔵祭りにて発売開始します。

前回の春祭りで大好評の泡盛「忠孝よっかこうじ(四日麹)43720ml」を定番発売致します。

これまでに購入したお客様からは、
「華やかな香りと味わいが絶妙!」
「古酒にするのが楽しみ」と好評です。
くぅーすの杜忠孝蔵では、試飲もお楽しみいただけます。

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常識破り その(1):手間暇をかけた麹造り。(二日から倍の四日間へ。)

通常2日間かけておこなう「製麹」の工程を、倍の四日間かけました。その結果、黒麹菌の菌糸が米の内部まで最大限に食い込み、酵素力が上がり、泡盛の味や香りのもととなる成分を多く造りだすことができました。

常識破り その(2):胞子を出さない麹造り

通常の麹造りでは、黒麹菌が胞子を出して黒くなります。そして、胞子がでるとお米の中へ食い込む力が弱くなるため、胞子が出ないように泊り込みで管理を行いました。手間暇かけることにより、できあがった麹は、お米がボロボロになるほどお米の中まで黒麹菌が食い込んだ白い麹となりました。

常識破り その(3):一度は廃止された「シー汁浸漬法」を復活

シー汁浸漬法とは、昭和30年代後半から姿を消した泡盛製造工程の一つです。忠孝酒造では、その工程が乳酸菌やその他微生物による先人の知恵たる発酵技術であることを研究の結果、解明し復活させました。「忠孝 よっかこうじ(四日麹)」は、その先人の技術と新たな製造技術が融合されたプレミアムな製法となりました。

常識破り その(4):度数を感じさせない甘みのある新酒

先人の技術と新たな技術の融合と麹造りに今までにない手間暇をかけたプレミアムで常識破りな泡盛です。泡盛の香味成分を豊かに引き出すことにより、高度数の新酒でありながら、度数を感じさせないフルーティーで華やかな香り、そして洋なしのような甘みを感じる味わいの泡盛となっています。

オン・ザ・ロックやカクテルベースとしてもおススメです。

忠孝酒造の自信作をぜひ、お確かめください。

2013
1118日』
(忠孝酒造HP
http://www.chuko-awamori.com/


【データ】
名古屋では、今池のOHTAKEが四日麹の取扱をしているようなので、今年の元旦の造りのものがあるかも知れない。
売り切れていることもあるので、要照会である。

Liquor Shop OHTAKE
(リカーショップオオタケ)
住所 名古屋市千種区春岡1-34-18
電話
052-751-1492
FAX
052-784-4005
営業時間 平日 1000 深夜000 / 日祝 1000 22
00



2013-07-16 (Tue)

2013/07/16  今日の泡盛  「菊之露 樽熟成古酒」

2013/07/16  今日の泡盛  「菊之露 樽熟成古酒」

「菊之露 樽熟成古酒 25度」は、酒の量販店リカーマウンテンと菊之露の提携商品のようだ。 同じ商品名では、他のチャネルでは販売されていないと思われる。 1800mlで1580円と割安な価格設定となっている。 自社ブランドの「菊之露サザンバレル 古酒 25度」と中身が同じかどうかは、判らない。 菊之露は、先の宮古島旅行での印象が強かったので、買ってみた。 ...

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「菊之露 樽熟成古酒 25度」は、酒の量販店リカーマウンテンと菊之露の提携商品のようだ。
同じ商品名では、他のチャネルでは販売されていないと思われる。
1800ml1580円と割安な価格設定となっている。

自社ブランドの「菊之露サザンバレル 古酒 25度」と中身が同じかどうかは、判らない。

菊之露は、先の宮古島旅行での印象が強かったので、買ってみた。

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半透明なすりガラス風の瓶に、樽熟成らしい色が見える。

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ストレートはワイングラスで、ロックと水割りは口径の広いグラスで利いてみた。

(1)
ストレート
色は薄い琥珀色。立香は甘い香りの中に辛い香りも含んでいる。
入り口はスッキリしている。酸の膨らみは大きくない。ピリピリ感はなく、落ち着いている。
中盤から苦味・渋味の押しが来る。後口はピリ辛。
ストレートでは、味のバランスの偏りがあり落ち着かない。中盤以降の苦・渋が気になる。肉系の肴に合わせれば、合うかもしれない。
また、バターなハード系の味わいが好きな人には良いかもしれない。

(2)
ロック
立香は仄かに甘い香りに変化する。入り口は丸く膨らむ。酸味は無く、バランスのとれた味になる。
中盤以降、底に苦味を感じるが、浮いた苦味ではなく気にならなくなる。
後口のピリ辛も感じなくなる。
ストレートに比べ、バランスが良くなり、飲みやすくなる。

(3)
水割り
立香は感じない。入り口は丸い膨らみを感じる。味は偏らずバランスがとれている。
中盤以降も味の偏りを感じない。苦・渋も感じない。底にある仄かな苦味が味を締める効果を持っている。
後口のピリ辛も感じない。
味のバランスが良くなり、膨らみは残るので食中酒として色々な肴に合いそうだ。

印象としては、水割りがお薦め。
ロックも良い。厚みはないがバランスが良くなる。チョコレート、ドライフルーツも良いかもしれない。
ストレートは、味のバランスが取れないので、ハード好みの方でなければお薦めできない。

価格も安く、晩酌に水割りで飲むのに適した泡盛だ。




2013-04-30 (Tue)

2013/04/30 忠孝酒造 「四日麹 43度」を発売

2013/04/30  忠孝酒造 「四日麹 43度」を発売

忠孝酒造は、積極性とオリジナリティーを感じさせる酒造所だ。 技術的な研究に力を入れている酒造所で、マンゴー酵母を使った泡盛や古来の泡盛の仕込み方法を復活させたシー汁浸漬法による泡盛を創り出している。 また、泡盛だけでなく貯蔵用の甕まで自社製造している。 消費者志向にも積極的で、那覇空港近くの本社工場前に泡盛の手造りの仕込み場をガラス張りにした観光用の施設も用...

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忠孝酒造は、積極性とオリジナリティーを感じさせる酒造所だ。

技術的な研究に力を入れている酒造所で、マンゴー酵母を使った泡盛や古来の泡盛の仕込み方法を復活させたシー汁浸漬法による泡盛を創り出している。

また、泡盛だけでなく貯蔵用の甕まで自社製造している。

消費者志向にも積極的で、那覇空港近くの本社工場前に泡盛の手造りの仕込み場をガラス張りにした観光用の施設も用意して、消費者への訴求力も高いものがある。

内容は、以下の記事を参照。
2011/06/08 沖縄旅行第3日目(その8) 忠孝 忠孝酒造所 蔵見学」
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/9dd868c4f82a8f0d7c488f6c8ee26a76

本社工場も、昨年1030日に見学できた。
この記事はまだ書けていないが、綺麗な衛生的な酒造所で、機械化が可能なところは機械化し、手造りの良さを活かす工程もあり、良い感じの酒造所だった。

その忠孝酒造は、今回は、四日麹を使った泡盛を開発し、発売した。
泡盛の麹造りは2日間程度が普通で、味わいを深くするために老麹を使う場合も、3日間の三日麹までだった。

今回の造りは、三日以上の老麹を使った場合に発生する問題点を、忠孝酒造の得意のシー汁浸漬法を用いて回避したものらしい。

オリジナリティーを感じさせる「四日麹 43度」は、香りが高いらしい。
20日~21日に開催された忠孝酒造の春祭りで限定発売されたそうだ。

早い機会に、一度利いて、新しい世界がどんなものか感じてみたい泡盛だ。


『香り立つ泡盛 「四日麹」発売へ
             
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通常の倍の時間をかけた麹で造った泡盛「忠孝四日麹 元旦蒸留」

2013
418 0930

泡盛メーカーの忠孝酒造(豊見城市、大城勤社長)は通常の倍の時間をかけて麹(こうじ)を作ることで、香りや甘みを引き立てた泡盛「忠孝四日麹 元旦蒸留」を開発。20、21の両日、豊見城市の泡盛見学施設「くぅーすの杜(もり) 忠孝蔵」で開く春祭りで、3千本限定で先行発売する。

コメのとぎ汁に半日以上つけて、乳酸菌などの作用により徐々に発酵させる古式の泡盛製法「シー汁浸漬(しんせき)法」で、通常よりも多くの香味成分を確保。

その上で、黒麹菌がコメの奥深くに入り込むよう4日間かけて麹を作った。

麹作りは時間をかけるほど黒い胞子がコメの表面に現れやすく、泡盛のうま味を損なう要因となるため、杜氏(とうじ)が24時間体制で管理したという。同社によると、4日間かけて作った麹で蒸留した泡盛は初めて。価格は2500円。43度で1800ミリリットル。問い合わせは同社、フリーダイヤル(0120)111257。』




2011-09-27 (Tue)

2011/09/27 今日の泡盛 琉球GOLD 古酒 30度(新里酒造)

2011/09/27 今日の泡盛 琉球GOLD 古酒 30度(新里酒造)

新里酒蔵の工場見学の際購入した琉球GOLD 古酒を開封した。新里酒造の近代的な設備て造られた古酒がどんな味わいなのか興味深い。泡盛の酒造所は、理由もなく日本酒の蔵より古めかしいと思い込んでいた偏見は新里酒造の見学で完全に打ち砕かれた。最新設備と衛生管理が徹底されている明るくてクリーンな酒造所である。醸造技術も優れており泡盛鑑評会出の受賞歴も多い。特筆すべきは泡盛101酵母の開発である。昭和まで使われていた...

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新里酒蔵の工場見学の際購入した琉球GOLD 古酒を開封した。
新里酒造の近代的な設備て造られた古酒がどんな味わいなのか興味深い。


泡盛の酒造所は、理由もなく日本酒の蔵より古めかしいと思い込んでいた偏見は新里酒造の見学で完全に打ち砕かれた。最新設備と衛生管理が徹底されている明るくてクリーンな酒造所である。


醸造技術も優れており泡盛鑑評会出の受賞歴も多い。
特筆すべきは泡盛101酵母の開発である。
昭和まで使われていた泡盛酵母は、名前の通り仕込み中に発生する泡が多く、タンクから溢れ出てくるため、蔵人が付っきりで管理する必要があった。
 泡盛101酵母は泡なし酵母で、醪の管理がしやすく、アルコールの生成が速いため生産性も向上した。
 今では、多くの酒造所が泡盛101酵母を用いている。


新里酒造は、技術に優れた近代的な酒造所だが、一方では弘化3年(1846年)首里、赤田町にて創業した酒造所で最古の歴史を有しており、古い伝統と新しい技術の両面性を備えた酒造所である。


 工場見学については、下記記事に記載している。
http://blog.goo.ne.jp/nabanatei/e/fedbed51776b46f26a2a52e52057bf4f


 


 


琉球GOLD 古酒 30度 詳細

酒造所: 合名会社新里酒造
銘柄: 琉球
種別: 古酒
アルコール度数: 30度
容量: 720ml
容器のタイプ: 瓶
販売価格: 県外:1,575円(消費税込)
使用している黒麹: 若麹
使用している酵母: 泡盛101酵母
仕込み方法: ステンレスタンク
蒸留方法: 常圧蒸留 (横型・ボイラー)
仕込み水: 硬水
割り水: 軟水
貯蔵方法: ステンレスタンク
オススメの飲み方: ストレート ロック 水割り お湯割り
こんな方にオススメ: 泡盛経験者 泡盛ファン 土産・贈答  
』(泡盛百科より転載)


詰口日は、2010年10月19日。
古酒表示のあるものは3年以上の古酒が50%以上ブレンドされているが、琉球GOLDは60%以上ブレンドされている。


ストレートとロックと水割りで飲んでみた。


【印象】
<ストレート>
 立香は、古酒らしい甘い熟したドライフルーツの香りと鼻に抜ける爽やかな揮発性の香りが混在している。
 口に含むと丸いトロリとした舌触りの甘さの後、次第にピリリと辛くなる。ピーンとした辛さが続くが、次第に甘さを感じる様に変化する。


<ロック>
 丸い穏やかな入り口。ふくらみのあるバランスのとれた味で甘さを感じる。ストレートの時のようなピリピリとした辛さは感じない。古酒らしいバランスのとれた味わいである。終盤、軽い泡盛らしい苦味が底にあり味を締めている。立香はあまり感じないが、含み香に古酒らしい甘い香りを感じる。後口も癖が無く良い。


<水割り>
 丸い穏やかな舌触りの入り口。ふくらみは無くなりスッキリとした印象になる。バランスの良い味で偏りを感じない。甘味がベースにあり、飲み口が爽やかである。香りはあまり感じ無いが飲み易い。


ストレート・ロック・水割りの飲み方で表情の変わる泡盛である。
それぞれの飲み方で楽しむことができるので幅の広い適応性のある扱いやすい泡盛だ。
 筆者の嗜好では、
ロックが最もお薦め。
食中酒としてなら、水割り。スッキリとしてバランスが良い味わいで、癖が無く幅広い料理に合いそうだ。
ストレートは、古酒の味と香りと新酒の爽やかさと元気さが同居しており、メリハリがあるので、肉・赤味噌系のコッテリとした料理に合いそうな気がする。次回試してみたい。


【新里酒造データ】
以下、泡盛百科より転載させていただいた。


酒造所名: 合名会社新里酒造
組合名: 中部酒造組合
住所: 沖縄県沖縄市字古謝864-1
電話: 098-939-5050
FAX: 098-939-6549
創業年: 1846年
ホームページ: http://www.shinzato-shuzo.co.jp


施設見学: 見学時間:9:30-16:30見学所要時間:40分定休日:土・日・祝祭日・年末留意点:要事前予約
 
施設: 製造工場、貯蔵庫、試飲コーナー
お取り寄せ: 可
※酒造所HPのオンラインショッピングをご利用ください


<酒造所の理念>
「製造工程において一つでも手を抜くと良い酒は造れない。人の和(チームワーク)があってこそ納得がいく泡盛造りが可能になる」という意味の「和醸良酒」をモットーに掲げています。また優れた衛生管理設備により安心・安全な製品を提供すると同時に、時流に合う斬新な泡盛の開発にも力を入れています。消費者第一主義に徹し、地域と共に豊かな未来を築いていける企業を目指しています。


<酒造所のこだわり>
琉球王朝時代の1846年に首里赤田で創業し、現存する泡盛酒造所としては最古の蔵元として160年余伝統の泡盛造りを守り続けている新里酒造。現在の当主6代目新里修一氏は、沖縄国税事務所の鑑定官であった1988年に「泡なし酵母(泡盛101号酵母)」の分離に成功・実用化し、以来ほとんどの酒造所がこの泡なし酵母を使用し、泡盛の生産量を飛躍的に伸ばすこととなりました。2006年には品質規格の世界基準ISO9001を取得し、最新の品質向上システムと高品質の衛生管理システムや、コンピューターによる仕込みタンクの細かな温度管理などを導入するなど、伝統の技と精神を受け継ぎながら、最新の技術で質・量ともに一層優れた味わいの古酒を消費者に提供できるよう惜しみない努力を重ねている老舗酒造所です。


<主な受賞歴>
2006年品質規格の世界基準ISO9001を取得。
 泡盛鑑評会:2004?2006・2008・2009年県知事賞・優等賞、2003・2007年優等賞受賞。



 

2011-05-19 (Thu)

2011/05/19 宮里酒造(本島南部)その1 春雨カリー 30°

2011/05/19 宮里酒造(本島南部)その1 春雨カリー 30°

夏を思わせる気温になった。今までストレートで飲んでいた、春雨カリー 30°を飲み方比較で利いてみた。 泡盛は暑い沖縄で飲むと美味しいが、本土ではそれほど美味しくないと言う声を時々耳にする。 これはひとつの要因ではなく幾つかの要因が複合的に絡み合っていると思われるが、そのうちの一つが気温だ。 特に、水割り、ロックで飲む場合は氷を使うので、寒さに震えながら飲むのでは気分が出ないのは自然の理だろう。今日...

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夏を思わせる気温になった。
今までストレートで飲んでいた、春雨カリー 30°を飲み方比較で利いてみた。


 



泡盛は暑い沖縄で飲むと美味しいが、本土ではそれほど美味しくないと言う声を時々耳にする。
 これはひとつの要因ではなく幾つかの要因が複合的に絡み合っていると思われるが、そのうちの一つが気温だ。
 特に、水割り、ロックで飲む場合は氷を使うので、寒さに震えながら飲むのでは気分が出ないのは自然の理だろう。


今日は暑いので、ロック、水割りもハンディはないはず。


 
左 ストレート様に大型のワイングラス。
中 ロック用に冷茶用のグラス。
右 水割り用に琉球ガラスの厚手のグラス。


 
口径の大きなワイングラスは、鼻にかぶる口径が立香を感じさせやすい。飲み終わってしばらく時間がたった後のグラス内には香りが充満している。
 古酒など香りを楽しみゆったりと飲むものは、このグラスが良さそうだ。


 
冷茶用のグラスはある程度のグラス内の容積があり、香りも取りやすい。
 ストレートに氷を加えるのである程度の容積が必要だ。


 
水割り用には、お好みのグラスが一番だ。


<飲み方比較結果>
 薄い方からのほうが全体の特徴を取りやすいと考えて水割りから利いた。


・水割り
 ほのかに甘い立香。入り口は丸いふくらみ、口中に泡盛らしい香りと甘い香りが含み香として感じられる。中盤から辛味が出てくる。終盤は薄い辛味と軽い苦味を感じる。後口はほのかな苦味が終を締める。


・ロック
 甘いお菓子のような立香が鼻を抜ける。丸いふくらみが口中にふくらむ。その後辛味が来る。苦味も底から浮かび出る。先甘、後辛苦の味の推移で後に重い印象。


・ストレート
 立香は、浮いてくる甘い香り、その奥に熟れた厚みのある複雑な香りを感じる。何かに似ているが例え難い。色々と考えたが一番似ているのはドライフルーツ。ドライフルーツの詰め合わせを買って比べてみた。
 パイナップルは立香、プルーン・マンゴーは奥の方の熟香だろう。口に含んだ春雨はプルーンの香りを包んでしまうので、もっと大きく厚い香りだ。
 口に含むとマルイ舌触りが口中にふくらむ。酸味が感じられ、その後辛味・苦味が後半にかけて出てくる。後口はピリ辛。


飲み比べてみた印象は、それぞれの楽しみ方があることだ。
香り・味など酒本来の姿を楽しむにはストレート。
ロックは同じストレートでも氷が入ると辛味・苦味が締まって硬くなる。生のストレートの方が飲み易い。だが次第に氷が溶けて濃度が緩んでくると水割りに近づいていく。香り・味の変化を楽しむことができる。どこがお好みの地点かを探ることもできる。
水割りは、個性的な春雨カリーを穏やかにジェントルな甘さ・香りを楽しませ、辛味・苦味を抑え爽やかにする飲み方でお薦めだ。


春雨カリーの特徴は、香りにあると思う。
ネットではプレミアが付く嫌な酒だが、幻の日本酒に「十四代」がある。たしかに美味しい酒であり、銘柄も色々ある。最も十四代らしい酒は何かと聞かれれば、ランクは下だが人を引き込む香りを持つ「本丸」だと答えたい。


宮里酒造の酒もプレミアが付いたりするが、高木酒造と似ている気がする。4万円を越える高級酒からレギュラーまで品揃えの幅が広い。
 宮里酒造の高級酒を飲んではいないうちに断言するのは危険だが、位置づけは下だが蔵の本質を持って香りを主張する代表作としては春雨カリーのような気がする。


【春雨カリーの話】
春雨カリーの話になると、先ずは名前の話から始まることが多い。
確かに、泡盛を知らない人が「春雨カリー」を聞いて持つイメージは、「麺の代わりにはるさめを使ったカレー味の料理」だろう。
 だから、説明を要する名前であることは確かだ。


宮里酒造の泡盛は『春雨』という名前で統一されている。
銘柄の春雨は、春の雨。
春雨という名前の由来は
春は希望、雨は恵みと言う考えから、付けられた名前だそうだ。


沖縄には季節をあわわす「うりずん」という言葉がある。
『潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされる。冬が終わり大地に潤いが増してくる時期(2?4月)のことをいうが、本土の春とは趣が少し異なる。若葉がいっせいに咲き、草花はその彩りを増して、大地を潤していくていく、そんな様子が目に浮かぶ言葉である。よくネット上で「初夏」と紹介されているが、それは間違い。』(沖縄大百科)
 春雨は、うりずんの頃に降る恵みの雨をイメージすれば良いのだろう。


次は、カリー。
カタカナ表記されているので「カレー」をイメージされやすいが、「カリー」である。
 漢字表記すれば、「嘉例」。
嘉例は、沖縄では、「佳き」こと「おめでたい」ことや「縁起がいい」ことなどを 表すそうだ。
 本土の表現で言えば、「寿」と考えれば良い


これで、漸く「春雨カリー」と聞いて、おめでたい希望に満ちた幸せな季節の到来というイメージを持つことが出来る。