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2016年12月08日(木) 記事No.1217


名古屋・栄のプリンセスガーデンホテルで開催された第2回 三千盛を愛する会に参加した。

日時:平成28128日(木)
18
001830 受付
18
30 開始
21
00 終了

場所:名古屋市中区栄3-13-31
プリンセスガーデンホテル3F ガーデニア、ジャスミンの間


受付を済ませ会場に入ると、丸テーブルに席が用意されている。
テーブルは指定されているので、そのテーブルの席に座る。

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最初に、スライドを使用して、水野鉄治蔵元社長が三千盛を解説。


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山本浩志三千盛を愛する会代表の挨拶。

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水野鉄治蔵元社長の挨拶。

三千盛株式会社の各役員、社員の紹介の後、鏡開き。

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樽酒の乾杯で宴の開始となった。


【出品酒】

出品酒は、樽酒を含め10銘柄。
各テーブルに4合瓶が用意されているので、一人あたり4合の酒が当初から用意されている。

以下、利いてみた印象を記載するが、個人的な嗜好によるもので客観性はない。

(1)
三千盛 鏡開き樽酒
 
立香は、入り口甘く、追って木香が樽酒らしい。スッキリとした入り口、舌触りは滑らか。酸は大きくは膨らまず、速いスピード感がある。味の偏りはないが、中心に芯がある。中盤以降、切れが良い。



(2)
三千盛 純米大吟にごり 超辛口ACTIVE SPARKLING 生酒
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スペック:
原材料:国産米、米麹
精米歩合: 45
日本酒度: +12
アルコール分: 15%以上16%未満

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開栓時に吹き上がる活性にごり酒。猪口に注ぐと、発泡、白濁する。シュワっとした入り口。酸は強くなく、甘さも抑えられている。発泡を背景とした辛味がスッキリとした切れの良さを感じさせる。味の癖はなく、後口の切れが良い。にごり酒だが、どぶろくの酸味や甘い滓酒とは違ったスッキリとした発泡酒、ワインやカクテルのグラスで乾杯用に使うのも良い。



(3)
三千盛 純米大吟醸 からくち
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スペック:
原材料: 国産米、米麹
精米歩合: 45
日本酒度: +12
アルコール分: 15%以上16%未満

 
立香は、軽く甘い吟醸香。甘い入り口、スッキリとした味わいだが、丸みを感じる。膨らみはあるが、中は軽く切れる。味の偏り無く、バランスが良い。



(4)
三千盛 まる尾 からくち純米大吟醸
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スペック:
原材料: 兵庫県産山田錦、米麹
精米歩合: 40
日本酒度: +13
アルコール分: 15%以上16%未満

 
立香はあまり感じないが、仄かな快さを感じる。入り口は甘く軽い印象。膨らみは中程度、滑らかな舌触りで、味のバランス良い。苦味は抑え込まれている。中盤以降辛味がスッキリと切れる。全体の印象として穏やかな世界、控えめの品の良さがある。



(5)
三千盛 悠醸 純米大吟醸
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スペック: 原材料      国産美山錦、米麹
精米歩合        45
日本酒度        +12
アルコール分   15%以上16%未満

立香はあまり感じない。甘い入り口、トロリとした舌触り。膨らみを感じる。三千盛の中では甘い。酸は膨らむが、切れは良い。中盤、少し渋味が感じられる。後半の飲み応えがあり、三千盛の中ではボデーを感じさせる。後口の切れは良い。



(6)
三千盛 朋醸 五年熟成純米大吟醸
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スペック:
原材料: 国産美山錦、米麹
精米歩合: 45
日本酒度: +12
アルコール分: 15%以上16%未満

 
立香は軽い熟成香、以前の朋醸は軽い老香を感じたがこれは感じない。甘い入り口、絹のような滑らかな舌触り。含み香は軽い熟香、何か甘さを感じさせる香りも感じる。中盤、辛味と軽い渋味。食中酒として適性が広そうだ。


(7)
三千盛 純米大吟しぼりたて
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スペック:
原材料: 国産米、米麹
精米歩合:45
日本酒度:+12
アルコール分:15%以上16%未満

 
立香は殆ど感じない。甘い入り口。酸味を感じさせる。軽い発泡感があり、シュワっと切れる。



(8)
三千盛 小仕込純米大吟醸 DRY
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スペック:

原材料: 兵庫県産山田錦、米麹
精米歩合: 40
日本酒度: +18
アルコール分: 15%以上16%未満

 
立香は甘いもの。入り口甘い。酸は滑らか、仄かな発泡感を感じさせる。味の偏りはなく、スッキリとしてバランスが良い。中盤以降切れる。



(9)
三千盛 純米ドライ 純米大吟醸
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スペック:
原材料: 国産米、米麹
精米歩合: 50
日本酒度: +18
アルコール分: 15%以上16%未満

 
立香はあまり感じないが、何かお菓子風なものが漂う。トロリとした舌触り、甘い食感。酸の膨らみではないが、味の厚みを感じさせる不思議な世界。味の偏りはなく、中盤、切れる。



(10)
三千盛 超特 からくち 大吟醸
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スペック:
原材料: 国産米、米麹、醸造用アルコール
精米歩合: 45
日本酒度: +16
アルコール分: 15%以上16%未満

甘い入り口、スッキリとしている。舌触り軽く滑らか。酸は膨らまず、切れが良い。中盤以降、良く切れ、味の偏りはない。後口はピリ辛で、切れる。
最も三千盛らしい銘柄と思う酒だ。





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2016年12月08日(木) 記事No.1218


【おつまみと料理】

各テーブルにおつまみとして、裂き烏賊・明太子・ナッツ取り合わせが用意されている。

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参加者各人に、お弁当が用意されている。
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左:ごま豆腐いくら載せ
甘くトロリとした舌触りに胡麻の香り、いくらのトロリとした旨味が加わる。


中:煮物
・がんもどき 柔らかくトロリとした食感。後味スッキリで美味しい。甘い味付けで食感良い。
・インゲン カリカリの食感
・花麩 甘く柔らかい
・南瓜 甘い、トロリとした舌触り、南瓜の味がする。美味しい。

右:北寄貝と〆鯖
甘いスッキリとした酢〆で後口良い。
胡瓜はシャキシャキ。

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エビフライは、お弁当に出て来る普通のもの。
トマトは水っぽく、いただけない。

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右上:焼き魚
鰆の焼き物、旨味の強い鰆らしい焼き物。
右下:豆腐の寄せ物
甘い味付け、旨味が後を引く。
中:味噌田楽
もっちりとした食感、甘い味噌の旨味あり。
左:果物
メロン 水っぽい
イチゴ 普通

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右:刺身
鮪赤身 トロリとした食感、鮮度は感じない。味もあっさりとしている。
鯛 白身でさっぱり、鮮度は感じない。
左:漬物
奈良漬 甘く粕の味、奈良漬らしく美味しい。
紫葉漬け さっぱりとして紫葉漬けらしい

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寄せ豆腐とオクラ 甘い味、胡麻の香り。
オクラはサクサク。

茗荷 甘い味、シャキシャキの食感と茗荷の香りが広がる。
薩摩芋 甘く柔らか、蜂蜜の甘さ

出汁巻き玉子 軽い甘みの味とだし、硬めの食感

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ご飯は普通のもの。
蓋を取るとこの状態では、がっかりする。盛り付けは食べるお客に敬意を払う気持ちが大切。これでは学校給食並かそれ以下だ。


テーブルに置かれた明太子を載せると美味しかった。
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この明太子房ではなく、卵が取り出されたものだが、出汁が加えてあり明太子の味の後出汁の旨味が広がる。


終了時刻の午後9時となり、宴は終わった。
おみやげの純米大吟醸の瓶をいただき、外に出る。

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名古屋の広小路は、イルミネーションが明るく師走の街を照らしていた。

夜の街は、まだこれからだが、今宵は美酒をもうたっぷりと頂いた。
満足したので、帰ることにしよう。



【感想】
1.三千盛の酒は、蔵の考え方がはっきりしており気持ちが良い。
基本はスッキリと切れる辛口の酒。味の偏りがなく、表立った自己主張をせず相手に寄り添うので食中酒として力を発揮する。
今日の酒も、それがよく感じられた。

2.スペックの考え方も、個性的だ。
・山田錦・美山錦の酒もあるが、銘柄酒米にはこだわりを持たない。精米歩合も磨きすぎない。
その御蔭で、値段はリーズナブルだ。
・香りも吟香プンプンは求めない、穏やかな香りだ。
味も偏らない。甘・酸・辛、苦、渋が浮いて気になることはない。味の主張をして個性を出すのと違って、味を消して癖をなくすのが三千盛の味だ。
・三千盛の酒は、中盤から切れるものが多い。
これは、味わいに加えて、日本酒度とアルコール度数も影響している。
日本酒度は、+1.5を分岐点とし、それ以下は甘口、+1.5以上は辛口とされる。三千盛は、日本酒度を+12度前後にしてスッキリとした辛口を設計している。
アルコール度数も15度~16度として軽やかな切れの良さを実現している。
個性的な酒を造り、それを愛するファンが全国にいることは素晴らしいことだ。

3.会の運営も良かった。
ホテルでの酒の会というと、パーティーメニューの立ち飲みが多い。勢い、料理のコーナーに殺到し、各テーブルの上は食べもしない料理が残されると言った光景に出くわすことが多い。
こうした日本酒の会はうんざりする。
今日は、座席が各人に用意され、テーブルにお酒も料理もセットされているので、落ち着いて飲み・食べ・語る事ができる。これが満足感に繋がるので大事なことだ。

4.一つ気になったのは、フォークのライブ、一生懸命演奏してくれるのだが、飲み語らう声が多く、あまり聴いていなかったのは気の毒だった。
これは、音楽を流す程度で良かったかもしれない。




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2014年12月26日(金) 記事No.2390


今日は今月4度目の忘年会。

名古屋の中心部は、クリスマスの賑は終わったが、歳末セールでデパート・商店街は明るい、人も多い。

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大津通りもイルミネーションが輝き、綺麗に装っている。

久屋大通公園もイルミネーションが綺麗だそうだが、方向が違うので行かない。

会場の旬彩処かのうへ歩く。
空気は冷え込んで手先は冷たいが、運動不足を解消するには歩くことが重要だ。

御用納めを済ませて帰る人とすれ違いながら県立図書館に到着。
書架の本をあれやこれや取り出して楽しんだ。本を読みつくすには1日24時間では足りないし、人生は短すぎる。

時間が近づいたので会場に向かう。
裁判所の前を通り、暗い夜道を護国神社の方へ右折。

店の前につくと、立て看板に張り紙がされている。
今日は満席です。またのご利用をお願いしますと書かれている。
今日は、御用納め、忘年会の予約で一杯なのだろう。

下駄箱に靴を入れ中に入ると、我がグループはまだ誰も来ていない。
コートを脱いで、一休み。

御簾の間仕切りの向こうは、もう全員集合らしく、幹事さんの宣言で忘年会が始まった。
職場の支店長さんか部長さんが今年1年の振り返りと慰労の言葉を述べている。


19時前には全員揃い、宴の開始。

<お酒>
先ずは、生中。
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乾杯は、いつもは日本酒だが今日は、節義の人を除いてビール。
続く忘年会で疲れている人も多いようだ。

乾杯の後は、日本酒を燗と冷で。
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いつもはブラインド評価だが、今日はお店の定番酒を飲む。

先ずは、八海山を冷で。
最初に飲む酒としては適している。スッキリと飲みやすく爽やか。

次は黒龍本醸造をぬるめの燗で。
香りは軽い熟香、甘く酸もあるが味の展開に癖がある。

次は義侠もとひを熱燗で。
甘く滑らかな舌触り、膨らみもあり、切れが良い。
もとひの記憶は老香があった記憶だが、今日は感じなかった。良い酒だ。

次は、貴の濃厚辛口の燗。
味は厚く濃い酸。後半の押しが強い。

次は、蓬莱泉 可 の燗。
酸の切れが良くスピード感があり、速い。

次は、梵 純米55を冷で。
立香は爽やかな甘いもの。入り口甘く、滑らかな酸、膨らみもあり、後半の切れも良い。

次は、上喜元を燗。
甘い入り口。酸の膨らみ、滑らかな舌触り。味の厚みあり、後半辛口。後口もピリ辛。
後口は違うが、もとひと似た世界で燗酒で楽しい。

次は、天狗舞山廃の燗。
入り口は甘い。酸は膨らむが大きくはない。含み香に山廃風の香り。後半にかけて渋みを感じる。単独よりコッテリの肉系の料理に合いそうだ。


<料理>
今日の柱は、どちらかと言えばお酒よりかのうさんの料理。

・菜花のおひたし甘酢味噌
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まだ、師走なのだが春の味が出てきて驚いた。
シャッキリとした歯ごたえとかすかな苦味が、春の記憶を呼び起こしてくれる。

かのうさんのポン酢とか酢味噌とかいつも爽やかで後口が良い。


・鮪の中落ち
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かのうさんの代表的料理。例会でも3度は登場している。
スプーンで骨と骨の間の肉をこそげとって、皿に置き、本わさびで食べる。
鮪も熟成が美味しい。中落ちの肉は、適度な熟成で味が濃く、まったりとした食感で、後味も良い。
この豪快な料理は家庭では楽しめない。魚河岸に行けば手に入るかも知れないが、家に運ぶ方法が難しい。


・茸と矢柄と鱈の鍋
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矢柄は12月定例会ではお造りで登場した。
淡白だが味のある美味しさだった。
今日はぶつ切りで鍋の具。
鱈はサッパリとして淡白、出汁の旨味も染み込まない感じだが、矢柄は美味しい。肉の旨味と茸の出汁が合体して美味しい。
鱈と矢柄の鍋の中での振る舞いの違いが面白い。

取り皿の鍋の出汁は、上級の肴。
そのままにするのはもったい無い。
少し口に含み、次に酒を含めば、酒は上級の酒に変身する。


・伊勢海老の雲丹・味噌ソース
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大き目の伊勢海老が登場。10年物くらいだろうか。
豪華・贅沢で家庭の味ではない。
ソースのふんわりとした旨味と伊勢海老の甘味。
目と口で豪華さを楽しむ料理だ。


・いくら
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大き目の粒粒いくら。
皮はしっかりとして、噛むとプチッと弾けて中の旨味が飛び出す趣向だ。


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裏表綺麗にされた、鮪の中落ち。
鮪も以って瞑すべし。


・牛すじのどて煮
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写真は少し明るめに写り、褐色だが、登場した時肉眼では黒く艶光していた。見た瞬間に旨いと思った。
どての甘味と酸味と渋味の合体した濃い味、名古屋めしの典型だ。
熱燗と合わないはずがない。どんな癖のある酒でも大丈夫だ。


・ハムカツ
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とんかつが登場と思ったが違っていた。
厚切りのハム、しかも明宝ハムだそうだ。
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ハムカツは薄くペラペラが定番なのだがこれは厚い。
豪華版特上ハムカツだ。


・伊勢海老雑炊
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最後は、伊勢海老を丸ごと投入した雑炊。
実に旨かった。
雑炊の一般的イメージは粗末なイメージだが、もこんなに豪華に贅沢なものがある。方法としての雑炊は粗末ではない。

先に登場した伊勢海老の殻を使っているのだが、雑炊の中には身が一杯。出汁の色も味噌の色で染まっている。
もう一匹分の伊勢海老と一匹以上の海老味噌を使っているのは間違いない。
贅沢く之に極まれりだ。


21時になり、美味しく豪華贅沢な料理と燗酒に満たされた宴も終わる時間になった。
今年の日本酒もこれで一区切りだ。

参加者は日本酒の愛好家。
日本酒に対する愛情・知識・経験をすべて備え、程よく飲むことができる礼節を弁えている人たちばかりだ。
声高に知ったかぶりを口にする軽薄な酔っぱらいはいない。
落ち着いた節度の中に、日本酒の広さ奥深さをあじわう事が出来る人達だ。

料理は、家では味わえない日本酒の肴。
定例会でも、蛸の姿煮や金目鯛の煮付けや今日登場した鮪の中落ちなどは、旬彩処かのうさんならではの酒の肴だ。
今年も毎月美味しい料理を頂き、今日の〆にはまた豪華絢爛たる伊勢海老の雑炊を味あわせていただいた。

感謝!!

来年もまたよろしくお願いします。




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2014年10月12日(日) 記事No.2565



第7回 愛知の地酒を楽しむ会に参加した。

日時:平成26年10月12日(日)
16:30~
会場:名鉄ニューグランドホテル 7階(扇の間)
名古屋市中村区椿町6番9号
TEL 052-452-5511
内容:
16:30~17:00
・お酒セミナー
(森田真衣 2014ミス日本酒)
、・蔵元紹介
(名古屋おもてなし武将隊-加藤清正)
17:00~19:00
・各蔵の銘酒の利酒
・ビンゴ大会(景品は新米2kgまたは安城の梨)

会費: 3000円(税込)
定員: 350名
主催:愛知県酒造組合
共催:愛醸会
後援:JAあいち経済連

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<お酒セミナー 森田真衣 2014ミス日本酒>
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従来の日本酒セミナーとは違って、初代ミス日本酒による活動報告だった。


<蔵元紹介 名古屋おもてなし武将隊-加藤清正>
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元気の良い加藤清正公が、各蔵を紹介。

<鏡割り>
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古川元久民主党国会議員、ミス日本酒、参加者代表による鏡割り


<各蔵の銘酒の利酒>

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蔵の配置は、名古屋市内の蔵から右回りに配置されている。




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2014年10月12日(日) 記事No.2566


・各蔵の出品酒一覧
各蔵毎に数種類出品酒がある。
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全27蔵が参加しており、全銘柄を2時間弱で利くのは無理なので、大吟醸を中心に目に止まったものを利くことにした。

ブースによっては、行列状態で近づくことさえ難しいところもあり、充分に利けなかった事も、写真を撮れなかったこともあった。

以下利いた印象を書くが、個人的な嗜好によるもので客観性はない。

<金虎(金虎酒造株式会社)>
・虎変 純米吟醸
立香は甘い、やや熟した香りもある。入り口は酸味、中盤から辛くなる。後半重い感じ。

<東龍(東春酒造株式会社)>
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・東龍 玲瓏 純米大吟醸
甘い立香。甘い入り口滑らかな酸、含み香は吟醸香。透明感があり吟醸酒らし世界。

・東龍龍瑞 純米
甘い滑らかな入り口。中盤から辛味が浮く。後半やや重い。


<清州城信長鬼ころし(清州桜醸造株式会社)>
・純米吟醸 清須
これは飲んだことがないので真っ先利いた。
仄かな上品な淡い香り。酸は膨らまず味の癖を感じさせない中庸な印象。中盤以降の切れが良い。
食中酒にすると適応の幅が広そう。三千盛の世界と似た感じがする。
ぬる燗にすると酸のふくらみが出そうな気がする。

・濃姫の里 隠し吟醸
清須と比較して飲むと、味が多く、酸のふくらみを感じる。後半軽い渋味もあり、清須に比べると存在を主張する。


<神の井(神の井酒造株式会社)>
・神の井 荒ばしり 大吟醸
甘い立香。吟醸酒らしい透明感と酸の膨らみが滑らか、含み香も吟醸香。吟醸酒らしい世界。

・神の井 寒九の酒 純米大吟醸
立香は吟醸香。スッキリとした入り口。透明感のある酸。中盤から辛味を感じた。先日も飲んだが、その時の印象と違い後半の押しを感じる。大吟醸の後の影響があるかもしれない。


<鷹の夢(山盛酒造株式会社)>
・コンセプト“0” 鷹の夢 純米原酒
入り口は甘目ですぐ酸の膨らみがある、辛味は浮かないのでハードな印象ではない。後半の切れは良い。
食中酒向きだ。


<勲碧(勲碧酒造株式会社)>
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・勲碧 「夢吟香」 無濾過原酒 純米吟醸
・甘い立香。甘い入り口。酸は透明な酸、原酒なので厚みがある。甘・苦は浮かない程度の吟醸酒らしい世界。


<ことぶき(藤市酒造株式会社)>
出品酒リストでは、なおいが記載されていたが、菊鷹3銘柄が試飲できた。
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・菊鷹 純米 若水 無濾過生 おりがらみ
薄い澱が入ったおりがらみ。含むとシュワシュワの発泡感。酸はあるが辛味系の酸でスッキリしている。後半の切れ良い。現代的な世界で山廃菊鷹とは違った印象。

・菊鷹 山廃純米吟醸酒
立香は吟醸香ではなく、山廃特有の香り。酸味の押しがある。味の厚さを感じさせる。後半の切れは良い。
個性があるので、食中酒としては相手を選びそうだ。矢張り肉系だろうか。

菊鷹を初めて飲んだのは、錦3の小料理Bar結。
名古屋にもこんな存在感のある銘柄があるのかと思い。
美人ママの味覚と見識に驚かされた。
会場で居合わせた酒博士に伺ったところでは、菊鷹の杜氏は奈良から藤市に移った人で、その関係で菊鷹は殆ど関西に出荷されているとのことだ。


<木曽三川(内藤醸造株式会社)>
・木曽三川武陵桃源 純米大吟醸
立香は甘い香り。甘み-辛味-苦味と順を追って味が展開する。

・木曽三川 大吟醸
酸は膨らみがあり透明感を感じさせるもの。味のバランスが良く、偏りが無い。武陵桃源より好ましい。

・木曽三川大吟醸桃源
入り口甘い。含み香は吟醸香。後半苦味・渋味が感じられ、やや後口に残る。


<米宗(青木酒造株式会社)>
・米宗若水 山廃純米
冷: 入り口甘い。酸の膨らみは大きくない。含み香は山廃らしい香り。終盤辛味を感じる。
ぬる燗: 酸の膨らみがある。中盤から辛くなる。


<四天王(甘強酒造株式会社)>
・大吟醸 長春
甘い入り口。スッキリと切れの良い酸。膨らみは大きくないが切れのよい吟醸酒。


<國盛(中埜酒造株式会社)>
・特撰國盛彩華ひやおろし 大吟醸
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甘い立香。入り口甘い、含み香も吟醸香。後半に甘・苦を感じる。

・特撰國盛 中埜 純米大吟醸
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立香は甘い香り。大吟醸と味の展開が同じ。後半、苦味の後辛味。


<金鯱(盛田金しゃち酒造株式会社)>
・金鯱 大吟醸
立香は仄かな程よい吟醸香。滑らかな舌触り、甘く透明感のある酸。穏やかな印象が快い。


<ほしいずみ(丸一酒造株式会社)>
・ひやおろしほしいずみ 純米吟醸
立ち香良い。膨らみが大きく滑らかな舌触り。含み香が強い。後半辛味を感じる。後口の切れ良い。


<生道井(原田酒造合資会社)>
・華名城 純米
甘い入り口。フルーティーな酸。ワインのような世界。


<白老(澤田酒造株式会社)>
・純米吟醸二年熟成酒 豊醸
立香は軽い老香を感じるが気にはならない。甘い入り口。酸は適度。終盤辛味がある。



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