2021/04/22 (木) 旧暦: 3月11日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 4時59分 日没: 18時19分 月出: 12時42分 月没: 2時10分 月齢: 10.02 潮汐: 長潮 干支: 庚子 六曜: 先勝 九星: 七赤金星 今日のあれこれ: 菜の花 「【4K60P】和歌山 紀ノ川 中州 菜の花 群生 ドローン空撮 Aerial With Drone」 https://youtu.be/1Hs8soveAbs 『菜の花(なのはな) 晩...
2021/04/22
(木) 旧暦: 3月11日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出:
4時59分 日没: 18時19分 月出: 12時42分
月没: 2時10分 月齢: 10.02 潮汐: 長潮 干支: 庚子 六曜: 先勝 九星: 七赤金星
今日のあれこれ: 菜の花
「【4K60P】和歌山 紀ノ川 中州 菜の花 群生 ドローン空撮 Aerial With Drone」
https://youtu.be/1Hs8soveAbs
『菜の花(なのはな) 晩春
子季語: 花菜、菜種の花、油菜
関連季語: 菜種蒔く、花菜漬 、菜種梅雨
解説: 菜種の黄色い花。一面に広がる黄色の菜の花畑は晩春の代表的な景色。
近世、菜種油が灯明として用いられるようになってから、関西を中心に栽培されるようになった。花の莟は食用にもなる。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及: 菜の花畠に、入日薄れ、見わたす山の端、霞ふかし。 春風そよふく、空を見れば、夕月かかりて、にほひ淡し。 高野辰之『朧月夜』
実証的見解: 菜の花は、アブラナ科アブラナ属の二年生植物で、西アジア原産。日本では古くから野菜として、また油を採るため栽培されてきた。四月ころ茎の先に黄色い十字形の花を密集させるさせる。』
(季語と歳時記)
菜の花の俳句:
・菜の花を通り抜ければ城下かな 夏目漱石
・鈴振りふり遍路溺れる花菜の海 伊丹三樹彦
・瞑れば菜の花色に安房の空 石塚友二
・菜の花活く新妻ぶりの娘に見惚れ 安野良子
・夜の菜の花の匂ひ立つ君を帰さじ 中塚一碧樓
菜の花は背丈が短い頃から花を咲かせる。
大きくなるまで長く花を楽しむことはできる。
もう、盛りは過ぎたのだろうか。
菜の花の真骨頂は、一面の菜の花。
眼の範囲を超える広がり。
頭を180度、360度回さなけれな見渡せない菜の花明かり。
だから、菜の花一株、二株では菜の花らしくはない。
動画の河川敷では、菜の花たちが視界一面咲き乱れている。
菜の花は明るい。
例句を読んでも明るい。
5句に絞るのに苦労した程だから、この5句は好きだ。
上の3句は、語る必要もない。
安野の句。
菜の花も明るいが、幸せ色の娘も輝いている、それを見ている母の心も菜の花明かりだ。
中塚一碧樓と言う俳人は知らなかった。
句を読んで面白いなと感じた。
名前の後に没年1946年と書かれている。
するとこの句は戦前の句になる。
時代を感じさせない句だ。
匂ひ立つのは菜の花か君か?
どちらも独り占めだと宣言している。
一面の菜の花を見に行かなくては...