(2)日記 - 菜花亭日乗
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菜花亭日乗

菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2020-02-16 (Sun)

2020/02/16  日記  かまくら

2020/02/16  日記  かまくら

2020/02/16 (日) 旧暦:  1月23日 祝日・節気・雑節・朔望:  下弦 日出:  6時27分 日没:  17時22分 月出:  0時11分 月没:  10時56分 月齢:  22.22 潮汐:  小潮 干支:  己丑 六曜: 大安 今日のあれこれ: かまくら 「横手かまくら祭り 2020」 https://youtu.be/xNrXHQPL9YI 『かまくらとは秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事...

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2020/02/16 () 旧暦:  123日 祝日・節気・雑節・朔望:  下弦 日出:  627分 日没:  1722分 月出:  011分 月没:  1056分 月齢:  22.22 潮汐:  小潮 干支:  己丑 六曜: 大安


今日のあれこれ: かまくら


「横手かまくら祭り 2020


https://youtu.be/xNrXHQPL9YI



『かまくらとは秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事。雪で作った「家」(雪洞)の中に祭壇を設け、水神を祀る。

一般には、伝統行事で作られるものに限らず、雪洞自体が「かまくら」と呼ばれる。また、新潟県の魚沼地方では、同様の雪洞や行事のことを「ほんやら洞」という。

かまくらの語源は、形が竃(かまど)に似ているから「竃蔵」であるとする説や、神の御座所「神座(かみくら)」が転じたものであるとする説などがある。

行事としての歴史
京都御所清涼殿で行われていた吉書焼きの左義長の遺風をうつしたものといわれ、鎌倉時代初期に二階堂氏がこの地方の地頭となった時に始まり、豊作祈願の火祭として続けられ、六郷のカマクラ行事の場合、現在の形が定着したのは江戸時代初期の頃といわれている。美郷町六郷のほか、秋田県内には仙北市(旧・角館町の火振りかまくら)や横手市などにも伝わっている。また、新潟県の魚沼地方では、「ほんやら洞」という同様の伝統行事が行われている。
...』
(季語と歳時記)



かまくらの俳句:


・かまくらをこぼれたる灯に雪の舞  橋本榮治


・民話聞くかまくらの夜の更けにけり   阿部月山子


・旅人に昼のかまくら灯しけり   森屋慶基




雪国の冬は辛い、灰色の空が街を覆い暗い。
今年は、雪が少ない冬だが、それでもドカ雪は降る。
降り積もれば、除雪をしなければならない。

来週は西日本にも雪が降り、北陸以北は警報級の大雪が降る予報が出ている。
 
豪雪の混乱は避けなければならないが、降り積もった雪に負けることはしない。
 厄介な雪も、楽しく利用すれば、その地域の恵みに変えることができる。
 札幌は雪まつり、横手はかまくらだ。


旅人は夜まで待てない人もいる、明るいうちに旅立たなければならない場合もある。
 旅人のために特別に昼に灯すことは、心のおもてなしだ。

中国に支援物資を送った韓国と日本。
日本は感謝されているが、韓国は感謝されていないと韓国が感じているそうだ。
 日本は物資に加えて、「武漢加油」を添えて送った、別のケースでは漢詩を添えて送った。
 中国人が日本の支援にありがとうを返したのは、心も添えて送ったからだ。





2020-02-15 (Sat)

2020/02/15 日記  会陽

2020/02/15   日記  会陽

2020/02/15 (土) 旧暦:  1月22日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時28分 日没:  17時21分 月出:  ---- 月没:  10時18分 月齢:  21.22 潮汐:  小潮 干支:  戊子 六曜: 仏滅 今日のあれこれ: 会陽 「西大寺会陽」 https://youtu.be/tRG1HtHZAJ8 『会陽(えよう/ゑやう): 西大寺参、裸押、修正会 2010/03/26   初春 岡山市西...

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2020/02/15 () 旧暦:  122日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  628分 日没:  1721分 月出:  ---- 月没:  1018分 月齢:  21.22 潮汐:  小潮 干支:  戊子 六曜: 仏滅


今日のあれこれ: 会陽


「西大寺会陽」


https://youtu.be/tRG1HtHZAJ8



『会陽(えよう/ゑやう): 西大寺参、裸押、修正会
2010/03/26

  初春

岡山市西大寺で行われる裸祭。毎年二月の第三土曜日の夜に、西大寺観音院の境内で行われる。住職によって抛られる二本の宝木 をめぐり、数千の裸の若者が激しい争奪戦を繰り広げる。宝木の手にした若者は福男と呼ばれる。』
(季語と歳時記)



会陽の俳句:


・水掛けて掛けて会陽を昂ぶらす  牧 恵子



西大寺の会陽は、国指定重要無形民俗文化財に指定されているそうで、伝統行事だ。
 引き継がれ受け継がれて続いていくのが伝統行事だから、今年も行われ、来年にまた引き継がれていくだろう。

昨日の前夜祭である「会陽宵祭り」が行われたが、その中で福女を決める「五福餅まき」が行われたそうだ。
 今日が本番で福男が決まるが、男だけでは片手落ちなので、昨夜福女は決まっている。
 男女同権の世にも受け入れられる行事になっている。


例句があまり多くないのは、残念だ。
俳人たちも伝統行事に参加して、詠み継いで行くことが大切だと思う。





2020-02-14 (Fri)

2020/02/14  日記  バレンタインデー

2020/02/14  日記  バレンタインデー

2020/02/14 (金) 旧暦:  1月21日 祝日・節気・雑節・朔望:  バレンタインデー 日出:  6時29分 日没:  17時20分 月出:  23時04分 月没:  9時43分 月齢:  20.22 潮汐:  中潮 干支:  丁亥 六曜: 先負 今日のあれこれ: バレンタインデー 「【阪急百貨店】バレンタインチョコレート博覧会2020~予告編~」 https://youtu.be/05AtlyT78Tw 『バレンタ...

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2020/02/14 () 旧暦:  121日 祝日・節気・雑節・朔望:  バレンタインデー 日出:  629分 日没:  1720分 月出:  2304分 月没:  943分 月齢:  20.22 潮汐:  中潮 干支:  丁亥 六曜: 先負


今日のあれこれ: バレンタインデー


「【阪急百貨店】バレンタインチョコレート博覧会2020~予告編~」


https://youtu.be/05AtlyT78Tw




『バレンタインの日: バレンタインデー

  初春

二月十四日。皇帝クラウディウス二世にそむいたバレンタインが、西暦二七〇年に処刑された日。
 皇帝に結婚を禁じられた兵士たちに同情し、バレンタインは秘密裏に結婚させたという。後にこの日は「愛の日」とされ、恋人たちが贈り物やカードを交換するようになった。
 日本では、女性が愛の告白をしてもいい日とされ、男性にチョコレートなどを贈る。』
(季語と歳時記)



バレンタインデーの俳句:


・バレンタイン・チヨコのシックなラッピング  柿本久美


・バレンタインの日決心の文投じしこと   大橋敦子


・いつも何か待ちゐし頃のバレンタイン  西村和子


・バレンタインフルールショコラ賜りぬ   田中みのる


・バレンタイン友チョコ作り交かん会   森下千聖




今日はバレンタインデー。
今日の話題も新型肺炎、和歌山の医師の感染が確認され、沖縄でも最初の感染者、東京もと経路不明の感染者が出始め、フェーズが次の段階に移った事だが、それより気分はバレンタインデーの方が快い。

美しくラッピングされたチョコをいただけば、嬉しいに決まっている。
 贈る方は本命チョコの場合は、大変だ。

決心の文の結果がどうなったかは判らない。
だが、考えてみれば結果はどうでも良い。
上首尾の場合は言うに及ばず不首尾でも、決心を実行したことは得心できる。

西村の詠むように、思い出は青春の佳き1ページだ。

自慢話を句にするのか!!
フルールショコラを貰えないものは、やっかみの一言ぐらい言いたくなる。


義理チョコは、貰った人が嬉しいから無理のない範囲でやればよい。
自分チョコ、友チョコは好きなだけ愉しめばOKだ。


・肺炎に負けぬチョコたぶバレンタイン





2020-02-13 (Thu)

2020/02/13  日記  春一番

2020/02/13  日記  春一番

2020/02/13 (木) 旧暦:  1月20日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時30分 日没:  17時19分 月出:  21時55分 月没:  9時08分 月齢:  19.22 潮汐:  中潮 干支:  丙戌 六曜: 友引 今日のあれこれ: 春一番 「2020年2月13日お昼の甲子園浜:春一番?」 https://youtu.be/ujh7Q86Cuz4 『春一番(はるいちばん)  仲春 子季語: 春一、春...

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2020/02/13 () 旧暦:  120日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  630分 日没:  1719分 月出:  2155分 月没:  908分 月齢:  19.22 潮汐:  中潮 干支:  丙戌 六曜: 友引


今日のあれこれ: 春一番


2020213日お昼の甲子園浜:春一番?」


https://youtu.be/ujh7Q86Cuz4




『春一番(はるいちばん)  仲春

子季語: 春一、春二番、春三番、春四番
関連季語: 春疾風
解説: 立春後、はじめて吹く強い南寄りの風。この風で草木の芽がほどけはじめ、春の本格的な訪れとなる。もともとは漁師言葉である。
実証的見解: 立春から春分までの間に、日本海を進む低気圧に向かって、太平洋上の高気圧から吹き込む強い風が春一番である。毎年きまって吹くわけではなく、「春一番観測なし」の年もある。春一番のあと同様に吹く風は、「春二番」「春三番」と呼ぶ。』
(季語と歳時記)




春一番の俳句:


・壱岐白く丸く沸き立つ春一番   吉村摂護


・呼ぶ声も吹き散る島の春一番  中村苑子


・過去忘れ未来にかける春一番   呂秀文


・春一番その狼藉を宥すべし   林翔


・昨日春一番今日はつくば冷   稲畑廣太郎




今年は、四国で最も早く春一番が吹いたそうだ。


『全国で最も早く四国で春一番 去年より7日早く
2020
213 1630

四国地方は12日夜から13日の明け方にかけて南よりの風が吹き温かい空気が流れ込んで気温が上がり、高松地方気象台は12日、四国地方に全国で最も早く春一番が吹いたと発表しました。

高松地方気象台によりますと、四国地方は12日午後から13日の明け方にかけて、日本海を東北東に進んだ低気圧に向かって南よりの風が吹きました。

12
日午前0時から13日午前6時までの各地の最大風速は、高知県の室戸岬で20.4メートルと非常に強い風が観測されたほか、愛媛県伊方町瀬戸で14.6メートル、徳島市で10.1メートルのやや強い風が観測されました。

また上空に温かい空気が流れ込んで気温も上がり、12日午前0時から13日午前6時までの各地の最高気温は徳島市で17度と4月上旬並みとなったほか、高知市で13.5度、松山市で13.1度、高松市で12.7度などとなりました。

このため気象台では12日、四国地方で全国で最も早く春一番が吹いたと発表しました。

ことしの春一番は去年より7日早いということです。』
NHK WEB NEWS

今年は暖冬なので、春一番も早目に吹いた。
春一番が吹けば、文字通り春が近づいていることになる。

春一番が吹いた日は気温が上昇するが、その後は寒さが戻ることが多く、「寒の戻り」と言われる。
 天気予報でも、来週はまた寒くなるそうだから、例年通りの展開になっている。


林が詠むように、今年は、春一番が暴れまわって欲しい気がする。
 何もかも吹き飛ばす春一番、日本に押し寄せている新型肺炎ウイルスも根こそぎ吹き飛ばして欲しい。
汚染された昨日にお別れの区切りをつけ春一番が暴れまわった後は、純白の新しい明日がやって来る。

そうなって欲しい。



2020-02-12 (Wed)

2020/02/12  日記  白子干

2020/02/12  日記  白子干

2020/02/12 (水) 旧暦:  1月19日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時31分 日没:  17時18分 月出:  20時45分 月没:  8時34分 月齢:  18.22 潮汐:  中潮 干支:  乙酉 六曜: 先勝今日のあれこれ: 白子干(しらすぼし)「【海の宝石】生しらす&釜揚げしらす食べまくり!!」https://youtu.be/qPv3unLZw8w『白子干: ちりめんじゃこ、ちりめん、白子  三春カ...

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2020/02/12 () 旧暦:  119日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  631分 日没:  1718分 月出:  2045分 月没:  834分 月齢:  18.22 潮汐:  中潮 干支:  乙酉 六曜: 先勝


今日のあれこれ: 白子干(しらすぼし)


「【海の宝石】生しらす&釜揚げしらす食べまくり!!」


https://youtu.be/qPv3unLZw8w



『白子干: ちりめんじゃこ、ちりめん、白子

  三春

カタクチイワシやマイワシの稚魚を塩水で茹でて乾したものをいう。稚魚が白いから白子干しといい、関西では「ちりめんじゃこ」とよばれ「縮緬雑魚」の意味を持つ。』
(季語と歳時記)



白子干の俳句:


・漁婦の手に浜一面の白子干   片岡良子


・やはらかな日差しによぢれ白子干   西田拓郎


・白子干す混じる小海老の色淡く   阿部重夫




日本は島国の環境に恵まれて、海の幸には恵まれてきた。
しかし、近年は鮪は言うに及ばず秋刀魚、鯖、烏賊など普通だった魚が不漁で庶民の味ではなくなりつつある。

その理由は地球の温暖化、海面温度の上昇、海流の変化、中国や台湾など新興漁業国の乱獲などいろいろと言われている。
 真相は判らない。

最近は、桜えびが極端な不漁だそうだ。
南海トラフの大地震の予兆ではないかと言われている。

白子は今まで通り普通に漁ができていればよいのだが、どうなのだろう。

昨日、スーパーで白子干の1kg箱売りが出ていた。
ちりめんじゃこにしては魚体が大きいので、規格外なのだろうか価格が安かったので、買ってみた。

酒の肴にしてみれば、日本酒の邪魔をせず丁度良い。
早春の香りと味を口に含みながらの日本酒。
よくぞ日本に生まれけり。





2020-02-11 (Tue)

2020/02/11  日記  建国記念の日

2020/02/11  日記  建国記念の日

2020/02/11 (火) 旧暦:  1月18日 祝日・節気・雑節・朔望:  建国記念の日 日出:  6時32分 日没:  17時17分 月出:  19時34分 月没:  7時57分 月齢:  17.22 潮汐:  大潮 干支:  甲申 六曜: 赤口今日のあれこれ: 建国記念の日「二子玉川の朝 紅富士 有明の朝 建国記念日 2020年2月11日」https://youtu.be/oakqxHTc4T4『建国記念の日: 紀元節、梅花節、梅佳節、建国祭...

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2020/02/11 () 旧暦:  118日 祝日・節気・雑節・朔望:  建国記念の日 日出:  632分 日没:  1717分 月出:  1934分 月没:  757分 月齢:  17.22 潮汐:  大潮 干支:  甲申 六曜: 赤口


今日のあれこれ: 建国記念の日


「二子玉川の朝 紅富士 有明の朝 建国記念日 2020211日」


https://youtu.be/oakqxHTc4T4



『建国記念の日: 紀元節、梅花節、梅佳節、建国祭

  初春

二月十一日。戦前は「紀元節」といった。明治五年に制定され、昭和二十三年に廃止された。昭和四十一年「建国記念の日」として復活。国民の祝日の一つに加えられた。
神武天皇が橿原の宮に即位したとされる神武紀元元年正月一日を陽暦に換算した日。』
(季語と歳時記)



建国記念の日の俳句:


・建国の日のあめつちの美しき  大隈草生


・建国日遠き国旗を見ることも   藤田宏


・建国祭軍歌雄々しくて悲し  小澤満佐子


・逃げて来し目白か建国記念の日   大坪景章




季語としての「建国記念の日」は長すぎる。
9
音にもなるので上には使いにくい。
無理に使えばリズムが悪くなる。
紀元節や梅花節では古めかしく、建国らしさがない。

という訳で、俳人たちは工夫して短くしている。
「建国の日」、「建国日」、「建国祭」など。
建国を入れれば、それなりに体裁は整えられる。

「建国記念の日」をどうしても使いたければ、下に使うことになるだろう。

今日も寒い日になったが、空は青く晴れ上がり、全国的に日本晴れだったそうだ。
 風にはためく日の丸も気持ち良く翻ったことだろう。





2020-02-10 (Mon)

2020/02/10  日記  梅匂う

2020/02/10  日記  梅匂う

2020/02/10 (月) 旧暦:  1月17日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時33分 日没:  17時16分 月出:  18時22分 月没:  7時17分 月齢:  16.22 潮汐:  大潮 干支:  癸未 六曜: 大安今日のあれこれ: 梅匂う「砧公園 梅の大木が満開🌸🌸」https://youtu.be/p_T075FdNmI『梅(うめ) 初春子季語: 好文木、花の兄、春告草、匂草、風待草、初名草、野梅、梅が香、梅暦、...

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2020/02/10 () 旧暦:  117日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  633分 日没:  1716分 月出:  1822分 月没:  717分 月齢:  16.22 潮汐:  大潮 干支:  癸未 六曜: 大安


今日のあれこれ: 梅匂う


砧公園 梅の大木が満開🌸🌸

https://youtu.be/p_T075FdNmI



『梅(うめ) 初春

子季語: 好文木、花の兄、春告草、匂草、風待草、初名草、野梅、梅が香、梅暦、梅の宿、梅の里
関連季語: 紅梅、冬の梅、青梅
解説: 梅は早春の寒気の残る中、百花にさきがけて白色五弁の花を開く。「花の兄」「春告草」とも呼ばれ、その気品ある清楚な姿は、古くから桜とともに日本人に愛され、多くの詩歌に詠まれてきた。香気では桜に勝る。 
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及: 
春の雨はいや頻降るに梅の花いまだ咲かなくいと若みかも 大伴家持『万葉集』
春されば先づ咲く宿の梅の花ひとり見つつや春日暮らさむ 山上億良『万葉集』
吾兄子に見せむと念ひし梅の花それとも見えず雪の零れれば 山部赤人『万葉集』
君ならで誰にか見せん梅の花色をも香をも知る人ぞ知る 紀貫之『古今集』
梅の花いみじき壺をつらねたり君と盛らまし若き涙を 与謝野晶子『火の鳥』
実証的見解: 梅は、サクラ属バラ科の落葉小高木または落葉高木で、中国原産、日本の各地で広く栽培される。若枝は緑色。葉は互生し、長さ五~八センチくらい。倒卵形で先がとがり微毛がある。二~三月、葉に先立って白い花が開く。花弁、萼片は五個、雄しべは多数で花弁より短い。酸味の強い果実は球形で、表面に毛があり、六月ころに熟す。観賞用として公園や庭に植えられるほか、盆栽としても親しまれる。果肉は、梅酒や梅干などにする。

(季語と歳時記)



梅匂ふの俳句:


・ことごとく海光を溜め梅匂ふ   岩垣子鹿


・梅匂ふ稲荷の鈴を鳴らすとき   伊藤伊那男


・一輪の色をほどきて梅匂ふ   稲畑汀子


・あづまやに恋の落書梅匂ふ  渡辺玉樹


・ガス燈の炎のやはらかに梅匂ふ   渡辺美代




動画の砧公園は、都内はビジネス関連のエリアと神田しか知らない人にとっては初耳だ。
 調べてみると、東京都世田谷区に所在する東京都立公園で桜の名所で、梅も桜も楽しむことができる佳い処だ。

満開の梅の花の陰で、花から花へ渡り歩き蜜を吸っているメジロ。
 白い梅の花の上に広がる青空の下での、梅の蜜と匂いの宴を満喫している鳥たちの姿を見ていると癒やされる。

今は、武漢発の新型肺炎という災厄に襲われ、毎日数十人の人たちが亡くなっている。
 原因はまだ解明されていないが、野生動物を売る市場が感染源と考えられている。これは、もう人類は、SARSで経験しているが、反省し改めることなく根本問題の解決をしなかったことに拠るものと言える。
 興味本位で野生動物を殺したり、食べたりすることの危険さを再確認すべきだ。

鳥や動物や花に囲まれて、楽しくときを過ごす空間では、コロナウイルスが蔓延ることは無い。

野生動物を殺すより、花鳥風月が快い。
その様な、文化・文明でありたい。





2020-02-09 (Sun)

2020/02/09  日記  初午

2020/02/09  日記  初午

2020/02/09 (日) 旧暦:  1月16日 祝日・節気・雑節・朔望:  初午、望 日出:  6時34分 日没:  17時15分 月出:  17時09分 月没:  6時33分 月齢:  15.22 潮汐:  大潮 干支:  壬午 六曜: 仏滅今日のあれこれ: 初午「「2月の京都見てある記」 ④ 早朝の初午大祭・千本鳥居(2月9日)」https://youtu.be/U20T51Am0N8『初午(はつうま) 初春子季語: 午祭、初午参り、福参、...

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2020/02/09 () 旧暦:  116日 祝日・節気・雑節・朔望:  初午、望 日出:  634分 日没:  1715分 月出:  1709分 月没:  633分 月齢:  15.22 潮汐:  大潮 干支:  壬午 六曜: 仏滅


今日のあれこれ: 初午


「「2月の京都見てある記」早朝の初午大祭・千本鳥居(29日)」


https://youtu.be/U20T51Am0N8



『初午(はつうま) 初春

子季語: 午祭、初午参り、福参、一の午、稲荷講、験の杉
関連季語: 二の午
解説: 二月の最初の午の日に行われる稲荷神社の祭礼で、午祭ともいう。京都深草の伏見稲荷をはじめ大阪の玉造、愛知県の豊川稲荷、また神戸の摩耶参など、各地の稲荷神社で盛大に行われる。二の午、三の午もある。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及: 
きさらぎやけふ初午のしるしとて稲荷の杉はもとつ葉もなく 光俊朝臣『夫木和歌抄』
実証的見解: 稲荷信仰はもともと農事の神の信仰で、初午はその年の五穀豊穣を願うものであった。農家はこの日、稲荷社にお神酒や油揚げ、初午団子を供えたりした。』
(季語と歳時記)



初午の俳句:


・初午の旗が並びて伏見駅   永野秀峰


・初午に無冠の狐鳴きにけり  小林一茶


・初午の狐を馬にのせにけり 
 正岡子規



・行きづりの初午末子へ加護祈る  中村草田男


・初午に狐の剃りし頭哉  松尾芭蕉




今日は初午。

有名な稲荷神社に近く育った人は別にして、騒がしい都会に育った人には初午と言っても、あまり馴染みがない。
 季語初午は歴史のある季語で、有名俳人も詠んでいる。

芭蕉の句は、読んでも意味が取れないので、調べてみた。

解釈は次の様だ。


『初午に狐の剃りし頭哉
(末若葉)
(はつうまに きつねのそりし あたまかな)

 元禄6年、50歳。ここに是橘<ぜきつ>は、其角の従僕であったが、其角の父東順に医学を学ぶこととなった。この時の門出を祝福した一句。
 初午は稲荷大明神の祭典の日、2月最初の午の日に行われる。 春の農耕に起源を持つ祝祭行事で豊穣を祈願する祭典だが、転じて商売繁盛・子孫繁栄などに転化して 現代に至る。また、稲荷神社は狐が遣い手と言われ「正一位」などと位階を頂戴している。 京都伏見稲荷神社が全国稲荷神社の総社で、西暦711年(養老4年)27日の創建とされ、この日が初午だった伝えられている。


初午に狐の剃りし頭哉
 是橘が医門に入った。そのために髪を切ってつるつるの頭をしている。今日は初午だが、きっとこの頭は稲荷神社の狐が是橘を騙して剃り落としたにちがいない。是橘をからかいながら、祝言を述べ、当人も周囲も明るく笑っている情景が思い浮かぶ佳句。 狐についてはここを参照。』
(芭蕉db
http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/haikusyu/hatuuma.htm
より転載)


この句は、お祝いのための贈答句だそうで、当事者だけ解ればよいのだろう。





2020-02-08 (Sat)

2020/02/08  日記  雪崩

2020/02/08  日記  雪崩

2020/02/08 (土) 旧暦:  1月15日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時35分 日没:  17時14分 月出:  15時58分 月没:  5時42分 月齢:  14.22 潮汐:  中潮 干支:  辛巳 六曜: 先負今日のあれこれ: 雪崩「スキー場ない山で雪崩 英国人スキーヤー1人死亡(20/02/01)」https://youtu.be/yt59MTiQ6L8『雪崩(なだれ)  仲春子季語: 雪なだれ、雪くずれ、なだれ雪、...

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2020/02/08 () 旧暦:  115日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  635分 日没:  1714分 月出:  1558分 月没:  542分 月齢:  14.22 潮汐:  中潮 干支:  辛巳 六曜: 先負


今日のあれこれ: 雪崩


「スキー場ない山で雪崩 英国人スキーヤー1人死亡(20/02/01)


https://youtu.be/yt59MTiQ6L8




『雪崩(なだれ)  仲春

子季語: 雪なだれ、雪くずれ、なだれ雪、底雪崩、風雪崩
解説: 春、山の斜面などに積もった雪が滑り落ちることをいう。雪積の始めや、積雪が緩んだとき、雨が降った後などに多い。人や家を呑みこむこともある。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
実証的見解: 雪崩の種類は、発生の形、雪質、滑り面の位置などによって異なる。
点発生は一点からくさび状に動き出すもの、それに対して面発生は広い面積にわたっていっせいに動き出す雪崩である。水分を含まない雪の雪崩は乾雪雪崩、水分の多い雪の雪崩は湿雪雪崩、また、根雪の上に新たに積もった雪がなだれる表層雪崩、根雪そのものがなだれる全層雪崩など
に分類される。』
(季語と歳時記)



雪崩の俳句:


・一山を揺らす雪崩のダム打てり  小林雪雄


・ランプ揺れつづく雪崩に闇ふかし  小林黒石礁


・ただ聞くも人事ならず雪崩かな   稲畑汀子




暖冬で雪不足だった北海道にもドカ雪が降った。
急に積雪が深くなったので不安定になったのか、雪崩の事故で死亡者が出ている。
 一人はフランス人、一人はイギリス人。

最近、外国人が雪崩に遭う事故が多いような気がする。
北海道の雪質がパウダースノーで素晴らしいから、外国人に人気が出て、スキーに来る訪日客が多いことが背景になっていることは間違いない。

もう一つの理由は、外国の人はスキーのコースやゲレンデでは満足できず、コース外の新雪でのスキーを好むからだろう。
 新雪を楽しむにはスキーが上手である事が必要だが、それには自信があるから、コース外に出るのだろう。

しかし、日本の山は外国の山とは違う。一度雪崩が発生すれば、スキーが上手くても事故を免れることは出来ない。
 日本人は自然を大切にするが、一方自然の恐ろしさは知っている。
 外国人は日本の自然の恐ろしさに対する知識がない事も雪崩に遭う一つの理由になっている。

日本の雪山の恐ろしさを啓蒙する必要がある。
それを理解して事故に遭わないようにして安全に楽しんで、帰ってもらうことができればそれが望ましい。



2020-02-07 (Fri)

2020/02/07  日記 絵踏

2020/02/07  日記 絵踏

2020/02/07 (金) 旧暦:  1月14日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時36分 日没:  17時13分 月出:  14時52分 月没:  4時46分 月齢:  13.22 潮汐:  中潮 干支:  庚辰 六曜: 友引「映画『沈黙-サイレンス-』本編映像”コンヒサン”」https://youtu.be/xorkSatPHRk『絵踏: 踏絵、寺請証文  初春キリシタン禁制の江戸時代、信徒が多かった長崎などで毎年正月から三...

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2020/02/07 () 旧暦:  114日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  636分 日没:  1713分 月出:  1452分 月没:  446分 月齢:  13.22 潮汐:  中潮 干支:  庚辰 六曜: 友引


「映画『沈黙-サイレンス-』本編映像”コンヒサン”」


https://youtu.be/xorkSatPHRk




『絵踏: 踏絵、寺請証文

  初春

キリシタン禁制の江戸時代、信徒が多かった長崎などで毎年正月から三月頃まで、幕府・奉行所が住民全員にキリストや聖母マリアの描かれた絵を踏ませた。
 信徒か否かを確かめ、踏まなかった者は処罰した。最初は紙や板だったが、大勢が踏むので、擦り切れにくいように真鍮製のものまで登場。開国後の一八五八年、オランダ人の要請で中止されるまで二百三十年間にわたって続けられた。』
(季語と歳時記)



絵踏・踏絵の俳句:


・マリア像の膝下に踏絵拡げられ   村上美智子


・なほ続く絵踏の話島の夜   山田閏子


・絵踏して子孫ぞろぞろ残しけり  荒木ひでこ




踏絵が季語であるとは知らなかった。
しかも初春の季語だそうだ。
 俳句に社会性があっていけないことは無いが、季節感を基盤にする俳句には何か噛み合わない気がする。
 不勉強でわからないが、マルクス主義俳句、社会主義主義俳句と言うジャンルもあるのだろうか。
 戦後の一時期「社会性俳句」という試みがあり、現在でも「新俳句人連盟」なる団体が活動しているそうだ。


個人的には、思想のために死ぬとか宗教のために死ぬとか殉教とかは本末転倒だと思う。
 宗教の名のもとに殺人が正当化されるような宗教が今も存在するが、そんな教義は宗教の名に値しない。

荒木の句。
荒木が踏絵をどう思っているのかよくわからない句だ。
「ぞろぞろ」の語感は好きではないが、効果的であることは確かだ。

今を生きる我々は、安土桃山・江戸時代にキリシタンでなかった人、踏絵を踏んだ人、隠れキリシタンの末裔であることは確かだ。





2020-02-06 (Thu)

2020/02/06  日記  冴え返る

2020/02/06  日記  冴え返る

2020/02/06 (木) 旧暦:  1月13日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時37分 日没:  17時12分 月出:  13時52分 月没:  3時46分 月齢:  12.22 潮汐:  中潮 干支:  己卯 六曜: 先勝今日のあれこれ: 冴え返る「#004 薩摩切子職人 永井 里沙 | 明日への扉 by アットホーム」https://youtu.be/VgB6DF23g7w『冴返る(さえかえる、さえかへる) 初春子季語: しみ返る...

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2020/02/06 () 旧暦:  113日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  637分 日没:  1712分 月出:  1352分 月没:  346分 月齢:  12.22 潮汐:  中潮 干支:  己卯 六曜: 先勝


今日のあれこれ: 冴え返る


#004 薩摩切子職人 永井 里沙 | 明日への扉 by アットホーム」


https://youtu.be/VgB6DF23g7w



『冴返る(さえかえる、さえかへる) 初春

子季語: しみ返る、寒返る、寒戻り
関連季語: 余寒
解説: 春さき、暖かくなりかけたかと思うとまた寒さが戻ってくること。
 一度暖かさを経験しただけに、より冴え冴えとしたものを感じさせる。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
文学での言及: さえかへり山風あるる常盤木に降りもたまらぬ春の沫雪 藤原為家『玉葉集』

(季語と歳時記)



冴返るの俳句:


・冴え返る薩摩切子の嚥脂いろ   淵脇護


・冴え返る音や霰の十粒程 冴返る  正岡子規


・冴え返る空灰色に凧一つ  会津八一


・冴え返る暁の厨に菜を刻む   上薗シヅ子


・冴え返るブルーシートに日のかけら   鴨下昭




立春を過ぎたのだが、今冬一番の寒さがやってきた。
雪不足で雪像作りに苦労した札幌には40cmもの雪が一度に降り積もった。もう少し早く降ってくれればだが、お天気ばかりはなんともならない。

名古屋はお日様が出て、ガラス窓の中は温かいが外に出ると寒風が顔をうち手首から先の体温を奪うので寒い。
 暖冬に慣れた身体には、今更ながらの寒さだ。
季語「冴え返る」というのは、今日のような日に使うものだ。

昨夏の台風で屋根を吹き飛ばされた家は、もうブルーシートではなくなったのだろうか、人手不足で出来なかった家は解決したが、先立つものがない家は、冴え返る今日もブルーシートの儘かもしれない。






2020-02-05 (Wed)

2020/02/05 日記  厄払い 厄落し

2020/02/05 日記  厄払い 厄落し

2020/02/05 (水) 旧暦:  1月12日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時38分 日没:  17時11分 月出:  13時01分 月没:  2時45分 月齢:  11.22 潮汐:  若潮 干支:  戊寅 六曜: 赤口 今日のあれこれ: 厄払い 厄落し 「節分の夜に“厄落とし” 春を呼ぶ裸たるみこし〈宮城・栗原市〉 (20/02/04 20:23)」 https://youtu.be/WrFYB7gbMnU 『厄払:...

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2020/02/05 () 旧暦:  112日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  638分 日没:  1711分 月出:  1301分 月没:  245分 月齢:  11.22 潮汐:  若潮 干支:  戊寅 六曜: 赤口


今日のあれこれ: 厄払い 厄落し


「節分の夜に“厄落とし” 春を呼ぶ裸たるみこし〈宮城・栗原市〉 (20/02/04 20:23)


https://youtu.be/WrFYB7gbMnU




『厄払: 厄落し、ふぐり落し、厄詣、厄の薪

  晩冬

節分の夜、厄年のひとが社寺などに参詣して厄を落とすこと。櫛や褌をわざと落としたり、自分の干支を書いた護摩を神社で焚いてもらったりと、さまざまな厄落としがある。』
(季語と歳時記)



厄払い・厄落しの俳句:


・夜の机辺厄落とし来て力満つ  冨田みのる


・厄落し来し表情となりしかな  稲畑汀子




厄落としは厄年のものと考えていたが、節分の夜に行うものがあることは知らなかった。

動画の「裸たるみこし」は宮城県栗原市の行事だが、明確に節分の夜の厄落とし行事になっている。
 地元の青年会が主催するもので、今年が55回目だそうで、江戸時代まで遡るものでは無さそうだが、風習としては伝わってきたものかもしれない。


神社にお参りして厄を落としても何になると醒めた見方もできるが、「裸たるみこし」のような高揚感があるものは勿論のこと、冨田も稲畑も厄を落としてきた後の、その人の変化を詠んでいる。

信ずるものは救われるとする宗教は当然のことだが、思想的にもプラグマティズムの理論で裏付けられるもの。

救いであれ高揚感であれ希望であれ何であれ、人を鼓舞するものであれば、それで良いのだ。



【データ】

厄祓い 
wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%84%E7%A5%93%E3%81%84




2020-02-04 (Tue)

2020/02/04  日記 春立つ

2020/02/04  日記 春立つ

2020/02/04 (火) 旧暦:  1月11日 祝日・節気・雑節・朔望:  立春 日出:  6時39分 日没:  17時10分 月出:  12時18分 月没:  1時44分 月齢:  10.22 潮汐:  長潮 干支:  丁丑 六曜: 大安 今日のあれこれ: 春立つ 「立春 タケノコ「試し掘り」 京都・福知山」 https://youtu.be/p_RRiQuNLLo 『立春(りっしゅん) 初春 子季語: 春立つ、春来る...

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2020/02/04 () 旧暦:  111日 祝日・節気・雑節・朔望:  立春 日出:  639分 日没:  1710分 月出:  1218分 月没:  144分 月齢:  10.22 潮汐:  長潮 干支:  丁丑 六曜: 大安


今日のあれこれ: 春立つ


「立春 タケノコ「試し掘り」 京都・福知山」


https://youtu.be/p_RRiQuNLLo




『立春(りっしゅん) 初春
子季語: 春立つ、春来る、立春大吉、春さる
解説: 二十四節気の最初の節気で、二月四日ころ。
節分の翌日になる。厳しい寒さはまだ続くが、温かくなるにつれて梅の花もほころぶころ。
来歴: 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
実証的見解: 初春の項参照

(季語と歳時記)



春立つの俳句:


・遠嶺より風かろやかに春立てり   佐野静子


・何事もなくて春立つあしたかな  井上士朗


・一合の枡に杉の香春立てり   清水晃子


・嫁ぐ子と花種選りぬ春立つ日  伊藤京子


・あけぼのの朱鷺色めきて春立つ日   新堀満寿美




今日は立春。
暖冬で暖かい日が続き、陽の光も温かさを降らせてくれる。
冬らしい厳しい寒さはないので例年とは違う陽気だが、立春という言葉は良い響きを持っている。

季語「春立つ」も例句が多いのに驚かされた。
人は皆、春という文字が好きなのだ。

立春なのだが、今週の木曜日から冬の寒さがやって来るらしい。この冬は暦と季節が一致していない。


新堀の句。
立春ベッタリの句で、その意味ではクドい。
しかしながら、「あけぼの」や「朱鷺色」や「春立つ」の華やかさ・語感・響きが快い。





2020-02-03 (Mon)

2020/02/03  日記 鬼やらひ

2020/02/03  日記 鬼やらひ

2020/02/03 (月) 旧暦:  1月10日 祝日・節気・雑節・朔望:  節分 日出:  6時40分 日没:  17時09分 月出:  11時41分 月没:  0時44分 月齢:  9.22 潮汐:  小潮 干支:  丙子 六曜: 仏滅 今日のあれこれ: 鬼やらひ 「京都・吉田神社 節分祭 鬼やらい(追儺式) 2014年」 https://youtu.be/FG04XFPMXA4 『鬼やらひ 読み方:オニヤライ(oniya...

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2020/02/03 () 旧暦:  110日 祝日・節気・雑節・朔望:  節分 日出:  640分 日没:  1709分 月出:  1141分 月没:  044分 月齢:  9.22 潮汐:  小潮 干支:  丙子 六曜: 仏滅


今日のあれこれ: 鬼やらひ


「京都・吉田神社 節分祭 鬼やらい(追儺式) 2014年」


https://youtu.be/FG04XFPMXA4



『鬼やらひ
読み方:オニヤライ(oniyarai)

むかし宮中で毎年大晦日に行われた中国伝来の行事で、疫病を表わした鬼を桃弓、葦矢などで追い払い疫病よけとした

季節 冬

分類 人事』
(季語・季題辞典 日外アソシエーツ)



鬼やらひの俳句:


・櫓組む寺や火攻の鬼やらひ  富田潮児


・放射能汚染とふ鬼やらふべし   堀井英子


・本当の鬼もきてゐる鬼やらひ   高橋将夫




今日は節分。
節分は、季節を分ける意味で、季節が始まる立春・立夏・立秋・立冬の前日である。
 江戸時代以降は、節分は特に立春の前日を指す様になった。

古くは、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると信じられていたため、それを追い払うための鬼ばらいの行事が行われるようになった。
 現在行われている節分の豆撒きの行事も、ルールをたどるとなら自在まで遡るそうだ。
 伝統行事は、長い歴史の中で各地方ごとに様々に変化してきている。


普通なら、お寺や神社で芸能人が豆を撒き、餅を投げ、幼稚園では子どもたちが赤鬼、青鬼に豆を投げる平和な節分の日なのだが。

今年は一寸違う。
本来の意味の節分の日になっている。
今日の鬼は、新型肺炎ウイルス。

季節の変わり目は恐ろしい鬼がやってくる。
今年は、まさにそれで、世界が震撼している。

この鬼は豆を撒くだけではいけない。
目には見えず、何処にいるかもわからない厄介な鬼だ。

自分は自分が守るしかない。
睡眠、休養、栄養(腸内環境を維持する発酵食品・食物繊維)、マスク、うがい、手洗い、アルコール消毒で自分を守り、鬼が去るのを待つしかない。

鬼は忘れた頃にやってくる。
忘れてはいけない。





2020-02-02 (Sun)

2020/02/02  日記 新海苔

2020/02/02  日記 新海苔

2020/02/02 (日) 旧暦:  1月9日 祝日・節気・雑節・朔望:  上弦 日出:  6時40分 日没:  17時08分 月出:  11時08分 月没:  ---- 月齢:  8.22 潮汐:  小潮 干支:  乙亥 六曜: 先負 今日のあれこれ: 新海苔 「有明海柳川中島の田中さんの海苔摘み動画1.MOV20130203」 https://youtu.be/9cL32PwxnS4 「有明海柳川中島の田中さんの海苔摘み動画2.MOV2...

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2020/02/02 () 旧暦:  19日 祝日・節気・雑節・朔望:  上弦 日出:  640分 日没:  1708分 月出:  1108分 月没:  ---- 月齢:  8.22 潮汐:  小潮 干支:  乙亥 六曜: 先負


今日のあれこれ: 新海苔


「有明海柳川中島の田中さんの海苔摘み動画1.MOV20130203


https://youtu.be/9cL32PwxnS4



「有明海柳川中島の田中さんの海苔摘み動画2.MOV20130203

https://youtu.be/f7PyAh8fbXE



『新海苔: 初海苔、寒海苔

  晩冬

冬から、春にかけて採れる海苔のこと。
荒波の襲いかかる磯で、岩海苔などを採取するのは骨の折れる作業である。採れてすぐ干した海苔は、やわらかく際立って香りがよい。』
(季語と歳時記)



新海苔の俳句:


・新海苔の封切る前に香りけり  船坂ちか子


・湯の宿の膳に新海苔二三枚  浅見まき子


・新海苔の手摘みといふを賜りぬ  高橋悦男




寒さが一番厳しいこの時季に、新海苔は採取される。
日本酒は寒仕込みだが、海苔は新海苔だ。
いずれも寒さが香りを立ち上がらせ、春の訪れが近いことを感じさせる。

季節感を一緒に届けていただく、季節の旬は日本人ならではの楽しみである。

高橋は「手摘み」の新海苔を頂いたそうで、幸せものだ。
今では、なかなか入手できないものだろう。

動画は小さな船だが、機械で海苔を摘み取っている。
他の動画では大きな船で養殖網を巻き取りながら自動的に収穫する方式も見られた。
 手摘みなど人手不足の今、経営的に成り立たないのだろう。

香り立つ新海苔を肴に、搾りたて新走り飲むのは、今しか出来ない楽しみ。





2020-02-01 (Sat)

2020/02/01  日記 如月

2020/02/01  日記 如月

2020/02/01 (土) 旧暦:  1月8日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時41分 日没:  17時07分 月出:  10時39分 月没:  23時47分 月齢:  7.22 潮汐:  小潮 干支:  甲戌 六曜: 友引 今日のあれこれ: 如月 きさらぎ 「面影橋【都電荒川線】」 https://youtu.be/SjyjV_UiQ-M 『如月: 衣更着、梅見月、初花月、雪解月、小草生月、梅つ五月 ...

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2020/02/01 () 旧暦:  18日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  641分 日没:  1707分 月出:  1039分 月没:  2347分 月齢:  7.22 潮汐:  小潮 干支:  甲戌 六曜: 友引


今日のあれこれ: 如月 きさらぎ


「面影橋【都電荒川線】」


https://youtu.be/SjyjV_UiQ-M



『如月: 衣更着、梅見月、初花月、雪解月、小草生月、梅つ五月

  仲春

陰暦二月の異称。
暦の上では春であるが、なお残る寒さのために、更に衣を重ね着るという意が語源とされる。』
(季語と歳時記)



きさらぎの俳句:


・きさらぎとふ語感よろしき朝かな   渡辺鶴来


・きさらぎと呼べばきらきらして来たる   飛高隆夫


・きさらぎの「面影橋」に用のあり   高千夏子




今日から2月。
伝統的な表現では如月。

同じ「きさらぎ」でも「如月」と「きさらぎ」では、語感からすると印象が違う。
 やはり感じのほうが硬い感じがする。そのため、季語として「きさらぎ」を使う人も多いようだ。

「きさらぎ」の例句を読んでみると、矢張り語感が良いと詠む人や気持ちが「きらきら」すると詠む人もいた。同じ感じ方をする人が「きさらぎ」を使っている。


例句を読んでいて、高千の句が気になった。
「きさらぎ」と「面影橋」の取り合わせ。
語感も良いし、ロマンチックな感じもする。
しかし、句の意味はもうひとつ解らない


問題は、「面影橋」だ。
面影という言葉には心を掻き立てるものが在る。
「面影橋」に含意があるのだろう。

そこで調べてみた。

「面影橋」を検索してみると、3箇所の「面影橋」がヒットした。

一つは、東京の面影橋。
この橋には伝説が在る。


『亮朝院の北側、神田川にかかる橋を面影橋という。
付近一帯は、古くからいくつかの伝説を残しています。
◎山吹の里伝説
文明年間(146986)、太田道灌がこの付近に鷹狩りに来た時、急雨に降られて近くの農家で蓑を借りようとしました。家の中から出てきた娘は、庭に咲く山吹の花を手折って道灌に捧げました。道灌はその意味が理解できずに帰り、近臣に事の次第を話したところ、そのうちの一人が、中務卿兼明親王の「七重八重花は咲けども山吹の実の()ひとつだになきぞ悲しき」の歌を借りて、家に蓑がないから貸すことができないとの意を表したのだろうと話しました。自分に歌心のないことを恥じた道灌は、その後、和歌の道に励んだという。この娘は紅皿といい、その墓と称される碑が区内新宿6丁目の大聖院にあります。

面影橋伝説
戦国時代に、この地に来たという和田靱負という武士の娘於戸姫の伝説です。結婚を断った武士にさらわれ、気を失ったところを杉山三郎左衛門夫婦に助けられ、やがて近所の小川左衛門に嫁いだ於戸姫は、夫の友人に夫を殺され、仇はとったものの、自分の身に相次いで起こる不幸から、家を出て神田川の川辺でわが身を水に写し、亡き夫を想いながら川に身を投げて夫の許に急いました。
 里人は於戸姫の心情を思いやり、面影橋・姿見橋と名付けたといわれています。』
(一般社団法人新宿観光振興協会
http://www.kanko-shinjuku.jp/spot/-/article_325.html
より転載)

太田道灌の話は有名だが、於戸姫の話は知らなかった。


ふたつ目は、秋田市を流れる草生津川に架かる橋。
この橋にも話がある。

『江戸時代、この近くに久保田藩の草生津刑場があり、罪人は橋のたもとにある茶屋で最後の食事を取り、処刑されたと言い伝えられている。この時、罪人が川に映る自分の面影を今生の見納めとしたことから、「面影橋」という名前がつけられたとされる。

ほかに徳川家光のキリシタン禁止令により、集団処刑をしたという言い伝えも残っている。

この橋に纏わる言い伝えをもととして俳優の佐竹明夫が作った脚本に「面影橋の地蔵」がある。[2]
wikipedia

この橋には刑場の露と消えた罪人たちの思いが残っている。
 悲しい橋だ。


三つ目は、鳥取市の面影橋。
この橋には面影は残ってい無さそうだ。
面影と言う言葉は、近くの「面影神社」に由来すると思われる。
 面影神社についても、名前の詳しい情報は得られなかったが、鳥取には因幡三山があり、面影山はその一つである。
面影神社は面影山の麓に位置するので、山に由緒を持つと考えてよいだろう。

この「面影山」と言う名前の由来は、こうだそうだ。


『この神社は標高100mの面影山南西麓に鎮座しています。面影山は今木山・甑山(こしきやま)と共に因幡三山の一つで、その美しい姿が天の香久山に似ているとして、万葉歌人や国司達は都に残した妻子などを偲んで面影山と名づけたそうです。その中でも大伴坂上郎女「わが兄子が 面影山のさかゐまに 我のみ恋ひて見ぬはねたしも」の歌は有名です。
神社は正蓮寺脇の小径の突き当たりが入口で、明神鳥居を潜ると坂道の参道となり、大きな社務所兼参集殿前に境内入口があります。境内には未だ木の香がにおうような真新しい社殿が建立されていました。』
(神社探訪 狛犬見聞録・注連縄の豆知識
http://www.komainu.org/tottori/tottorisi/omokage/omokage.html
より転載)

面影橋ではなく面影山には話が言い伝えられていた。



さて、この3つの「面影橋」の内、どの面影橋に高千は行ったのだろう。

それは判らないが、恐らく神田川の「面影橋」だろう。

だとして、高千は「用のあり」と多くを語らないが、何の用?

まさか、於戸姫に倣うためでは無いでしょうな。





2020-01-31 (Fri)

2020/01/31  日記  雪祭り

2020/01/31  日記  雪祭り

2020/01/31 (金) 旧暦:  1月7日 祝日・節気・雑節・朔望:  旧人日 日出:  6時42分 日没:  17時06分 月出:  10時12分 月没:  22時51分 月齢:  6.22 潮汐:  中潮 干支:  癸酉 六曜: 先勝 今日のあれこれ: 雪祭り 「2020さっぽろ雪まつり雪像制作動画 1」 https://youtu.be/kkWEF7hrpXA 「2020さっぽろ雪まつり雪像制作 2」 https://youtu.b...

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2020/01/31 () 旧暦:  17日 祝日・節気・雑節・朔望:  旧人日 日出:  642分 日没:  1706分 月出:  1012分 月没:  2251分 月齢:  6.22 潮汐:  中潮 干支:  癸酉 六曜: 先勝


今日のあれこれ: 雪祭り


2020さっぽろ雪まつり雪像制作動画 1」


https://youtu.be/kkWEF7hrpXA



2020さっぽろ雪まつり雪像制作 2」

https://youtu.be/aSguAY0Zv7A



『ゆき‐まつり【雪祭(り)】 の解説
1 長野県下伊那郡阿南町新野(にいの)の伊豆神社で、その年の豊作を祈って正月14日から15日にかけて行われる祭り。田楽や古風な猿楽などが夜を徹して行われる。《季 新年》

2 雪の多い地方で、さまざまな雪像や氷の彫像をつくって競ったりする観光行事。2月上旬に北海道札幌市で行われるものなどが有名。《季 冬》』
(デジタル大辞泉)



雪祭の俳句:


・札幌の星美しき雪祭  星野松路


・雪まつり白亜の城が灯ともせり  成田智世子




雪祭りは雪の多いところでは行われる行事だが、矢張り、「さっぽろ雪まつり」が代表だ。

今年の「さっぽろ雪まつり」は雪不足で準備が大変だったが、なんとか準備ができたそうだ。
 今日になって大雪になったが、もう1週間早く降ってほしかったことだろう。

「さっぽろ雪まつり」は3つの会場で行われる。
大通会場、すすきの会場は24日から始まるが、つどーむ会場は、今日から始まっている。

「さっぽろ雪まつり一足お先に つどーむ会場で開幕」

https://youtu.be/GNisBTJEMjg


北海道でも新型肺炎の患者が出ているが、年に一度の雪まつりだ。
 無事に終わるよう祈りたい。



【データ】

さっぽろ雪まつり 公式サイト

https://www.snowfes.com/




2020-01-30 (Thu)

2020/01/30  日記  寒造

2020/01/30  日記  寒造

2020/01/30 (木) 旧暦:  1月6日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時43分 日没:  17時05分 月出:  9時45分 月没:  21時56分 月齢:  5.22 潮汐:  中潮 干支:  壬申 六曜: 赤口 今日のあれこれ: 寒造 「【4K】『蔵の町 喜多方』大和川酒造編 Fukushima」 https://youtu.be/T2vMFLzXo54 『寒造: 寒造酒   晩冬 寒中の水を用い醸...

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2020/01/30 () 旧暦:  16日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  643分 日没:  1705分 月出:  945分 月没:  2156分 月齢:  5.22 潮汐:  中潮 干支:  壬申 六曜: 赤口


今日のあれこれ: 寒造


「【4K】『蔵の町 喜多方』大和川酒造編 Fukushima


https://youtu.be/T2vMFLzXo54



『寒造: 寒造酒

  晩冬

寒中の水を用い醸造する酒をいう。
この酒の味は旨く腐りにくいことから寒造と呼ばれる。』
(季語と歳時記)



寒造の俳句:


・みちのくの深雪の倉の寒造  遠藤梧逸


・月山の水の恵みを寒造   榎本秀治


・雲厚き蔵の閂寒造り  及川貞


・歌詠みの杜氏もをりし寒造  能村研三


・ホトトギス同人で杜氏寒造   稲畑廣太郎




今年は暖冬で、今日の東京は最高気温が17.5度まで上がったらしい。
 暖かい冬はありがたいのだが、そうとは言えない人達もいる。
 日本酒を造る酒蔵は寒くないと良いお酒が造れない。

大寒を過ぎ、最も寒さの厳しいこの時季が酒造りに最も適している。
  各蔵は寒造りで最高の酒質の酒を造るから、この時季が想定した寒さがないと造りにくくなる。

米を磨き、寒水で洗い、蒸して、麹を作り、酒米を発酵させお酒を造る一連の過程が大切で気を抜くことが出来ない。
 微生物を相手に自分の目指す味わい・香りの酒を醸すのは細心の注意が必要だ。

寒造りの俳句を読んでいて、歌を詠む杜氏、句を詠む杜氏が登場した。
 杜氏は心豊かで襞の深い人が多いのだ。

考えてみれば、当然で、気温の変化、米の出来具合、その時々の条件の変化を読み取って麹・酵母をうまく働かせなければならない。
 それができる杜氏は歌も詠め、句も詠めて不思議はない。

今週末には気温が下がり、漸く寒くなるそうだ。
良い酒ができることを祈りたい。






2020-01-29 (Wed)

2020/01/29  日記  冬の海

2020/01/29  日記  冬の海

2020/01/29 (水) 旧暦:  1月5日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時43分 日没:  17時04分 月出:  9時18分 月没:  21時01分 月齢:  4.22 潮汐:  中潮 干支:  辛未 六曜: 大安 今日のあれこれ: 冬の海 「青森県深浦町 冬の日本海」 https://youtu.be/msojiHE5NbE 『冬の海(ふゆのうみ) 三冬 2011/05/09 【子季語】 冬海 【解説】...

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2020/01/29 () 旧暦:  15日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  643分 日没:  1704分 月出:  918分 月没:  2101分 月齢:  4.22 潮汐:  中潮 干支:  辛未 六曜: 大安


今日のあれこれ: 冬の海


「青森県深浦町 冬の日本海」


https://youtu.be/msojiHE5NbE



『冬の海(ふゆのうみ) 三冬
2011/05/09

【子季語】 冬海
【解説】
冬の海は荒涼としている。日本海はおおむね厚い雲におおわれ波 が荒い。太平洋側は晴天が続き凪いでいることも多いが、沖は波が高い。』
(季語と歳時記)



冬の海の俳句:


・白き波青き波間や冬の海   稲畑汀子


・北国の北のくらさや冬の海  小松月尚


・冬の海こころにも波確かなり  朝倉和江




冬の海は荒々しい。
特に日本海は風が強く。
北からの寒気が海を見る人を凍らせる。
鈍色の空の下では海もまた色を失う。

白く波立ち打ち寄せる荒々しい波。
見るものの心も次第に高ぶらせる。
冬の海の波の波動は太鼓の荒々しい桴捌きと響き合う。

「御陣乗太鼓」

https://youtu.be/Bxmt041lC0U


御陣乗太鼓も鬼太鼓座も鼓童も冬の海と響き合っている。
稲畑も小松も朝倉も冬の海の前に立つ。
荒ぶる心の波と太鼓の響きに身を任せている。





2020-01-28 (Tue)

2020/01/28  日記  寒牡丹

2020/01/28  日記  寒牡丹

2020/01/28 (火) 旧暦:  1月4日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  6時44分 日没:  17時03分 月出:  8時50分 月没:  20時06分 月齢:  3.22 潮汐:  中潮 干支:  庚午 六曜: 仏滅 今日のあれこれ: 寒牡丹 「TOKYO【Peony】The winter-flowering peony of Ueno Toshogu Shrine. 上野公園」 https://youtu.be/__VGSU4v1RI 『寒牡丹: 冬牡丹 ...

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2020/01/28 () 旧暦:  14日 祝日・節気・雑節・朔望:   日出:  644分 日没:  1703分 月出:  850分 月没:  2006分 月齢:  3.22 潮汐:  中潮 干支:  庚午 六曜: 仏滅


今日のあれこれ: 寒牡丹


TOKYOPeonyThe winter-flowering peony of Ueno Toshogu Shrine. 上野公園」


https://youtu.be/__VGSU4v1RI



『寒牡丹: 冬牡丹

  三冬

もともと初夏の花である牡丹の花芽をつみとって冬に咲かせるようにしたもの。
 藁囲いをして、寒さの中大輪の花を咲かせる。』
(季語と歳時記)



寒牡丹の俳句:


・寒牡丹いま渾身のまくれなゐ   野口香葉


・一輪と云ふ絢爛も寒牡丹   仲尾弥栄子


・開かんと秘めゐる力寒牡丹  門伝史会


・花びらに風の響きの寒牡丹  石原八束


・寒牡丹あまた見し夜は風呂熱く   岩上とし子




冬に牡丹は自然ではないが、手塩にかけて花を咲かせる寒牡丹。

降り注ぐ愛情を栄養にして花開く寒牡丹が美しくない訳がない。
 寒牡丹は一輪一輪が大きく豪華絢爛だ。


岩上が熱い風呂に入るのは、冷えた身体のためではなく、絢爛の美に対抗する心のためだろう。