菜花亭日乗
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菜花亭笑山の暇つぶし的日常のつれづれ。 散歩する道筋は、日本酒、俳句、本、音楽、沖縄、泡盛、カメラに...etc

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2019-09-15 (Sun)

2019/09/15  日記 立待 立待月

2019/09/15  日記 立待 立待月

2019/09/15 (日) 旧暦: 8月17日 祝日・節気: 老人の日 日出: 5時22分 日没: 17時49分 月出: 18時41分 月没: 5時56分 月齢: 15.68 干支: 乙卯 六曜: 赤口 九星: 六白金星今日のあれこれ: 立待 立待月(2019年9月15日 20:20 立待月)『立待月: 立待、十七夜 仲秋陰暦八月十七日の月のこと。名月のあと、しだいに月の出が遅くなり立待月の頃には、名残りの月の感が深くなってくる。』(季語と歳時記)立待月の俳...

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2019/09/15 (日) 旧暦: 817 祝日・節気: 老人の日 日出: 522 日没: 1749 月出: 1841 月没: 556 月齢: 15.68 干支: 乙卯 六曜: 赤口 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 立待 立待月


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2019915日 2020 立待月)



『立待月: 立待、十七夜

 仲秋

陰暦八月十七日の月のこと。名月のあと、しだいに月の出が遅くなり立待月の頃には、名残りの月の感が深くなってくる。』
(季語と歳時記)



立待月の俳句:


・大いなる立待月の山河かな  太田寛郎


・月待つや去年をとゝしの月を話す  正岡子規


・立待の夜なりと庭に出でにけり  阿部ひろし




十五夜、十六夜と続けて月は見られなかった。
今日は十七夜。
残暑で厳しい暑さになり、昼は太陽が輝いた。

夜はどうかと、庭に出てみると、東の空に明るくまるい月が輝いている。

漸く、立待月の月見ができた。

毎年、名月が見られるものではない。
見られない年もある。
今年の月見は、立待月だ。




2019-09-14 (Sat)

2019/09/14  日記 十六夜

2019/09/14  日記 十六夜

2019/09/14 (土) 旧暦: 8月16日 祝日・節気: 望 日出: 5時22分 日没: 17時50分 月出: 18時13分 月没: 5時01分 月齢: 14.68 干支: 甲寅 六曜: 大安 九星: 七赤金星 今日のあれこれ: 十六夜 「仙台・夜景 スカイキャンドルと十六夜の月5-1080p」 https://youtu.be/9gn9l14SFEA 『十六夜(いざよい、いざよひ) 仲秋 子季語: 十六夜の月、十六夜月、いざよふ月、既望 関連季語: ...

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2019/09/14 (土) 旧暦: 816 祝日・節気: 日出: 522 日没: 1750 月出: 1813 月没: 501 月齢: 14.68 干支: 甲寅 六曜: 大安 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 十六夜


「仙台・夜景 スカイキャンドルと十六夜の月5-1080p


https://youtu.be/9gn9l14SFEA



『十六夜(いざよい、いざよひ) 仲秋

子季語: 十六夜の月、十六夜月、いざよふ月、既望
関連季語: 月、待宵、名月、十六夜、立待月、居待月、臥待月、更待月
解説: 旧暦八月十六日の夜の月、またはその夜をいうので、この名がある。月は満月をすぎると少しずつ欠けはじめ、月の出も少しずつ遅くなる。十六夜は、その最初の月。動詞「いさよふ」はぐずぐずする、ためらふの意。
来歴: 『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。
文学での言及: もののふの八十氏河の網代に木にいさよふ波の行方知らずも 柿本人麻呂『万葉集』
こもりくの泊瀬の山の山の際にいさよふ雲は妹にかもあらか 柿本人麻呂『万葉集』
出の端にいさよふ月を何時とかも吾が待ちをらむ夜はふけにつつ 作者不詳『万葉集』
君や来むわれや行かむのいさよひに真木の板戸もささず寝にけり よみ人しらず『古今集』
実証的見解: 月の中心が地平線と接する瞬間が月の出であるが、一年を平均すると、月の出は一日に約五十分ほどおそくなる。ちなみに今年(二〇〇九年)の東京地方の十六夜の月の出は、十七時三十九分で、前日の中秋の名月より二十六分遅い。翌日の立待月は、十六夜よりさらに二十五分、居待月はさらに二十六分、臥待月は二十七分、更待月は三十一分と徐々に遅れの時間が大きくなり、中秋の名月から十三日後には、零時を越えてから月が出る。

(季語と歳時記)



十六夜の俳句:


・大雨去り十六夜の月冴えざえと   西村咲子


・叢雲の十六夜ならばなほ愛し   伊藤希眸


・十六夜の直火珈琲などいかが   須山つとむ




月を観るのはお天気次第、雲次第。
昨日の十五夜は外出中一瞬だけ見た。
真ん丸なお月様が空にあった。
家に帰って写真を撮ろうとすると、もう雲に隠れていた。

今日、十六夜の月も雲に隠れて見えない。

お天気次第だから、仕方がない。

明日を期待しよう。

直火珈琲なら月夜でもそうでなくても。
いただきたい。





2019-09-14 (Sat)

2019/09/14 中国での日本酒(その1)日本酒ブームが起きている

2019/09/14  中国での日本酒(その1)日本酒ブームが起きている

中国での日本酒ブームに関する記事を読んで我が意を得たりと思った。「中国の「日本酒ブーム」は本物だった! 倍の値段でも品切れの理由」(執筆者は、朝日新聞中国総局の冨名腰 隆 記者)日本酒の輸出の将来性については、10年以上前にこのブログでも取り上げている。「2007/12/22 日本酒産業は輸出産業になる !!」https://nabanatei.com/blog-entry-7083.htmlその後、アメリカ、ヨーロッパでも日本食ブームを背景に日本酒...

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中国での日本酒ブームに関する記事を読んで我が意を得たりと思った。

「中国の「日本酒ブーム」は本物だった! 倍の値段でも品切れの理由」
(執筆者は、朝日新聞中国総局の冨名腰 隆 記者)

日本酒の輸出の将来性については、10年以上前にこのブログでも取り上げている。

2007/12/22 日本酒産業は輸出産業になる !!」
https://nabanatei.com/blog-entry-7083.html

その後、アメリカ、ヨーロッパでも日本食ブームを背景に日本酒が人気を博すようになってきている。

この記事は、近くの巨大市場である中国での日本酒ブームは、本物だと言う内容である。

内容は、一つ一つ納得できるもので、特に若者の強い酒離れと消費者に好まれる味わいを明確にするための取組(SAKE-China)の紹介は興味深い。

日本酒に関心のある方には、読んでいただきたいので、全文を紹介させていただく。



中国の「日本酒ブーム」は本物だった! 倍の値段でも品切れの理由
https://withnews.jp/article/f0190909002qq000000000000000W06l10901qq000019729A

 
冨名腰 隆 
朝日新聞中国総局記者
20190909

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北京で開かれた日本酒コンテスト「2019 SAKE-China」=冨名腰隆撮影

 中国で「あなたが好きな日本カルチャーは?」と尋ねると、まず挙がるのは「アニメ」ですが、じわじわと人気が広がっているものがあります。それはズバリ、日本酒です。人気の背景には、日本にも通じる「飲みにケーション」の変化があるようです。一方で、「外交」問題で現地では飲めない銘柄も。そんな中、1400人が評価するコンテストが開催され、今年のナンバーワンが決まりました。中国で支持を集める日本酒には、一体どんな特徴があるのでしょうか?(朝日新聞中国総局・冨名腰隆)

ブーム到来
 まずは日本酒の品ぞろえを増やしているという北京市内の日本料理店に足を運びました。店に入ると、日本酒の瓶がディスプレーされています。
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北京市内にある日本料理店の入り口に飾られた日本酒の瓶=冨名腰隆撮影

 メニューを開くと、あるある。数えると、日本全国23種類の日本酒が置いていました。ざっくりとした平均価格は4合瓶(720ミリリットル)で400元(約6千円)といったところでしょうか。

 少し意地悪とは思いつつ、日本の買い物サイトで値段を比較してみると……驚きました。ネットとレストランの差はあるにせよ、どれも日本で購入できる倍以上の値がついています。

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メニューにあった「日本酒の魅力」の紹介コーナー。冷やしても温めても飲めることや、高度な技術で造られていることなどをアピールしています=冨名腰隆撮影

高価でも飲まれる
 これにはまず、関税などが大きく関係しています。中国の日本酒の輸入関税は40%で焼酎の10%と比べても割高です。10%の消費税(嗜好品が対象)や増値税(日本の消費税に相当)もかかります。さらに輸送費や、輸入手続きを担う代理店などの手数料を加えると、どうしても日本より元値は高くなります。
 それでもよく売れているようで、女性店員(24)は「仕入れが間に合わない日本酒もたくさんあって、今もこのメニューの4割くらいは品切れです」と申し訳なさそう。

 中には4合瓶で1800元(約27千円)というすごい価格の品もありましたが、「これもほぼ毎日出ます」と言われて、思わずのけぞりました。


日本政府の目標「食品輸出額1兆円」
 データも昨今の日本酒人気をはっきりと示しています。

 財務省の「貿易統計」によると、2018年の日本からの中国向け日本酒輸出量は4146キロリットル、輸出量は358700万円となり、北京五輪が開かれた2008年と比べても量で8.6倍、金額で12.9倍の規模になっています。

 さらに今年15月を見ても、金額ベースで対前年比53%増と伸び続けています。日本酒の最大の輸出先はアメリカ(2018年は5952キロリットル、631300万円)なのですが、その背中もとらえる勢いです。

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201711月に千葉市の幕張メッセで開かれた「『日本の食品』輸出EXPO」=鬼原民幸撮影

 ご存じの方も多いかもしれませんが、日本政府はいま、農林水産物・食品の輸出に力を入れており、「2019年に輸出額1兆円」(18年は9068億円)の目標を掲げています。農林水産省農産企画課の兼井宏和企画官は、次のように話します。
 「特にコメとコメ加工品については、『海外市場拡大戦略プロジェクト』を掲げて輸出の拡大に努めています。日本のコメ消費量が毎年減少しているという意味でも海外市場を広げる重要性があります。

 中でも日本酒は半世紀以上の輸出の歴史があり、中国にも『サケ文化』の土壌はある。今の勢いを借りて、さらに輸出を増やしていきたいのです」


なぜ日本酒は広まったか
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北京市内のスーパーの棚に日本酒が並ぶのは、珍しくなくなってきている=冨名腰隆撮影

 もっとも、現在、中国で起きている日本酒ブームは、単に日本の政策だけで説明がつくものでもありません。「日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会」が認定する日本酒のソムリエ「唎酒師(ききさけし)」の資格を持つ王兵さんは、支持が広がる背景について、こう説明します。
 「大きな理由は二つあると思います。一つは、まず日本料理のレストランが増えていること。北京や上海ではずいぶん前からありますが、近年は内陸の都市部にまで『○○寿司』みたいなお店が増えていて、質も結構高い。やはり、おいしい刺し身があると日本酒が飲みたくなりますよね。

 もう一つは、日本への旅行者の増加です。直接、日本へ行って日本酒のおいしさに触れる人が増えている。それが中国でも飲めるなら、と少し高くても手を出したくなる気持ちはわかります」


「白酒は、若者には強すぎるお酒」
 もう一つの特徴は、昨今の日本酒人気は若者を中心に起きているということです。これについては、月に12度は日本料理屋に通うという程佳慧さん(25)が興味深い話をしてくれました。
 「私たちの世代は白酒をあまり飲まなくなっている。あれはアルコール度数が高くて強すぎる。その点、日本酒はさっぱりしているから」

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日本酒コンテスト「2019 SAKE-China」に参加していた程佳慧さん(左)と友人の姚凝致さん。2人は、暇さえあれば日本に旅行するというリピーター=冨名腰隆撮影

 ここで少し、中国の酒文化について簡単に触れておきましょう。日本で「中国のお酒は?」と聞けば、「紹興酒」と答える人が多いかもしれませんが、これはコメからつくる醸造酒「黄酒」の一種に過ぎず、中国では上海近辺でしか通じません。そもそも紹興とは、上海に隣接する浙江省にある都市の名前です。
 一方、中国北部を中心に圧倒的に飲まれるのが蒸留酒の「白酒(パイチュウ)」です。これが、アルコール度数40以上は当たり前。50以上もざらにあって、宴会でテーブルに登場すると、思わずピンと背筋が伸びます。

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北京市内には白酒を専門に売る店も多い。入り口にあるのは中国を代表する白酒「茅台酒」のディスプレー=冨名腰隆撮影

 中国人にとって、客人や上司のもてなしなどに白酒は欠かせないものでしたが、最近はこうした意識に変化が出ています。「酔いつぶれるまで飲んで、一体なんの意味があるの?」と若者が感じるのは、何となく日本にも共通する感覚かもしれません。

 習近平国家主席も、政府や共産党の会合でぜいたくな料理や酒を振る舞うことを禁じました。日本酒は、白酒が少し追いやられて生まれた市場の隙間に、うまく飛び込めたのかもしれません。


中国人が採点する日本酒コンテスト
 さて、そんなブームをさらに盛り上げようと、ユニークな試みも始まっています。その名も「SAKE-China」。今年で2回目となる同コンテストの最大の特徴は、一般の中国人が採点し、最もおいしいと思う日本酒を決める点にあります。

 7月下旬に北京でコンテストが開催され、日本から40108本が参加。応募した中国人1400人が審査に臨みました。

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真剣な表情で日本酒を評価する参加者たち=冨名腰隆撮影

 審査の様子を取材すると、その厳正さに驚きました。10人ごとに狭いブースに入ると、子供用かぜシロップを飲むような小さなコップでゴクリ。5段階で評価する作業を78回続けるのですが、審査員は自分が飲んだ日本酒の銘柄を伝えられることなく、まさに「舌」のみで採点しています。

 実行委員長の君島英樹さんは「不正がないのは当然ですが、有名無名で差が出ないように工夫している」と話します。

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参加者は5段階で採点していく=冨名腰隆撮影

 もっとも、まだ課題もあります。2011年の東京電力福島第1原子力発電所の事故後、中国は10都県(東京、福島、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、新潟、長野)の食品輸入規制(新潟県産米は除く)を続けており、該当地域の蔵の参加を認めていません。

 「普及促進を目指す以上、中国で売れない日本酒はお断りせざるを得ないんです。もちろん、国内で金賞を取り続けている福島のお酒や酒蔵が集まる新潟からも来てほしい。ただこれは、外交による解決を待つしかない」と君島さんは語ります。


最高賞は「梵・ゴールド」(加藤吉平商店)
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福井県鯖江市で生まれた純米大吟醸「梵・ゴールド」(加藤吉平商店)
 さて、1400人の評価による表彰式は823日、北京の日本大使館で開かれました。

 最高賞を受賞したのは、女性を中心に高い評価を集めた加藤吉平商店(福井県鯖江市)が生んだ純米大吟醸「梵・ゴールド」でした。マイナス10度で1年間熟成するこのお酒は、透き通るような香りと、存在感のある味が特徴。世界展開を目指して開発され、現在は102カ国に輸出されているというので、世界も認める納得の受賞でしょう。

 加藤団秀当主は「1400人の中国人に選ばれたというのは、大きな自信にある。うちにはまだ30以上の商品があるので、積極的に提案していきたい」と喜びを語りました。

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授賞式で満面の笑顔を見せた加藤団秀当主(左)=冨名腰隆撮影

 「蓬莱」ブランドの銘柄をそろえ、多くの部門で受賞した渡辺酒造店(岐阜県飛驒市)は毎年、世界で50以上の賞を獲得する蔵です。笑顔になれるお酒を目指して、24時間365日、蔵のお酒に漫才を聞かせていると言います。

 世界で評価されるポイントを渡邉隆専務に聞くと、「今は世界的にリッチな味わいと、フルーティーな香りのあるお酒が好まれている。特に中国では甘めのフレッシュなお酒が受ける」と鋭く分析してくれました。
 市場の盛り上がりや中国人の反応に触れ、中国で日本酒はさらに拡大していくと確信しました。同時に、別々にお話を聞いた加藤さん、渡邉さんが、今後の目標について全く同じ言葉を発したことも、強く印象に残りました。

 「飲んでくれた方が『このお酒が生まれた町に行きたい』と感じ、来てくれるような酒を造っていきたい」

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withnewsより転載)


ウイスキー、バーボン、ウオッカ、焼酎、泡盛などの強い酒を、ストレートやロックで飲むスタイルは、今の若い人には受け入れられないようだ。

泡盛の沖縄でも、那覇の夜を歩くと、日本酒を提供する居酒屋や日本酒バーが急速に増えている実感がある。
 若い人は、泡盛より日本酒のほうがカッコいい様だ。

強い酒よりソフトな酒を好む若い人に、強い酒を飲んでもらうためにはソフト化が必要だ。

サントリーは、ウイスキーをハイボールで飲むと言うスタイルをキャンペーンにして盛り上げた。
 その結果、需要の急激な増加に伴いウイスキーのモルト不足の事態になり、白州12年が販売中止になったりしたのは、よく知られたことだ。

日本酒も無濾過生原酒だけではなくソフト化して飲むスタイルを考えるべきだろう。
 20度の原酒を割って飲むのも良し、夏酒に見られるように1013度位の度数で飲みやすく、喉越しの良い食中酒を考えるのもよいだろう。


SAKE-China
の取組については、稿を改めて書くことにする。




2019-09-14 (Sat)

2019/09/14 中国での日本酒(その2)日本酒品評会 SAKE-China

2019/09/14  中国での日本酒(その2)日本酒品評会 SAKE-China

SAKE-Chinaについては、このブログで昨年も取り上げた。「2018/08/25 北京で日本酒品評会が開かれた」https://nabanatei.com/blog-entry-264.htmlこの時は、SAKE-Chinaのコンセプトや方法論がわからなかったが、今回調べてみて、なかなか良い品評会だと思った。今年第2回の紹介記事は中日新聞では以下の内容になっている。『最高賞は福井・鯖江産 日本酒品評会、中国で開催 【北京共同】中国の一般消費者が試飲し、好みの日本酒...

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SAKE-China
については、このブログで昨年も取り上げた。

2018/08/25 北京で日本酒品評会が開かれた」
https://nabanatei.com/blog-entry-264.html


この時は、SAKE-Chinaのコンセプトや方法論がわからなかったが、今回調べてみて、なかなか良い品評会だと思った。


今年第2回の紹介記事は中日新聞では以下の内容になっている。


『最高賞は福井・鯖江産 日本酒品評会、中国で開催

 【北京共同】中国の一般消費者が試飲し、好みの日本酒を選ぶ品評会の授賞式が23日、北京で開かれ、最も高い評価を得た「ゴールデンドラゴン賞」に加藤吉平商店(福井県鯖江市)の「梵・ゴールド」が選ばれた。中国での好みを探り、日本酒の輸出増加につなげる狙いがある。

 加藤吉平商店の加藤団秀代表は「中国の方に飲んでいただき、日本と中国の友好をもっと深められたら最高だ。日本にも来てもらいたい」と喜びを語った。北京の日本大使館によると中国では日本料理店が急増しており、日本酒の需要も高まっているという。

 品評会は日中の食品関連団体が主催。昨年に続き2回目。


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 中国の一般消費者が好みの日本酒を選ぶ品評会で、授賞式に出席した蔵元関係者ら=23日、北京(共同)』
CHUNICHI WEB


記事では、詳しい内容、具体的な品評の方法等がわからないが、SAKE-Chinaの公式サイトがわかったので、品評会のコンセプトや評価方法がわかった。

コンセプトについては、

『「SAKE-China」は、従来のコンテストのように日本人や専門家を中心に評価してもらうのではなく、中国人のみに評価を求め、それも出来るだけ次世代の市場を担う消費者に近い人たちに評価をしてもらう方法を実施致します。また、中国は大変大きな国ですので、各地域で嗜好する料理や味覚の方向性も大きく異なることから、まず今年は北京で始め、徐々に各地域毎での評価というものも取り入れて行きたいと考えております。
SAKE-China」により、中国人が好む日本酒の傾向が明らかになることにより、出品される日本の酒造メーカーの方々がその指標を今後の酒造りの際に活用していただき、結果として中国人が好む日本酒が多く流通することで、最終的には中国における日本酒の消費拡大につながると確信しております。』

消費者志向であり、消費者が評価した結果で品評を行い、市場の好みを明らかにして、酒蔵が消費者の嗜好を知ることができるようにしている。

中国のような広大な市場では、地域により嗜好が変わることは、当然あることで、各地で品評会を開催して地域の嗜好を明らかにすることは大切なことだ。


品評に方法については、
『審査方法
 「SAKE China」は、従来のコンテストのように日本人や専門家を中心に評価してもらうのではなく、中国人だけに 評価を求め、それも出来るだけ次世代の市場を担う消費者に近い人たちに評価をしていただく方法で実施致します。
 審査は、3日間に渡り5カテゴリーの出品酒を約1,000人の方々が完全ブラインド方式で試飲をします。その方法で
 試飲された出品酒の中から、各カテゴリーの上位約33%に「金賞」が授与されます。その中から最高得点を獲得した出品酒には「プラチナ賞」が授与されます。更に、金賞以上を獲得した酒蔵の中から審査委員会が選ぶ 「ゴールデンドラゴン賞」が1社に対して授与されます。』


一般消費者による、完全ブラインドの利き酒を評価方法としている。
 これも大切なことだ。

筆者が毎月参加させていただいている、日本酒の会sake nagoyaも参加者による完全ブラインドにより評価を行っている。
 もう、10年以上の歴史がある一般消費者による品評会だ。
 活動内容は、公式サイトで知ることができる。
http://www.sakenagoya.com/

長い歴史の中では、様々な批判的な声もあった。
“判りもしない素人が日本酒を評価して何が判る”というのが代表的な声だ。
 酒販店や居酒屋、中には酒蔵の杜氏からも批判があったそうだ。
 酒の造り手、供給側の意見はそうしたものだ。

しかし、考えてみれば、こうした批判は当たらないことは明白だ。
 日本酒は芸術品ではない、口の中に入れて飲まれて初めて意味がある嗜好品だ。
 プロや造り手の思い入れで、酒が売れるものではない。

お金を払い、日本酒を買うのは一般消費者だ。
消費者が好む酒を造らなけれな、売れない酒を造っていることになる。


1400
人の一般消費者の中国人が、ブラインド利き酒で評価した日本酒から選ばれた銘柄が公表された。


2019年度 日本清酒品評会 SAKE-China  受賞酒発表
  期日: 2019719日(金)~21日(日)
  会場: 北京燕莎中心凱賓斯基飯店3F 西安(北京市)
 
出品総数:108
出品地域:20府県
出品蔵数:40
 

ゴールデンドラゴン賞
 梵・ゴールド  合資会社加藤吉平商店   福井県

 
2019年度日本清酒品評会SAKE-Chinaでの厳正なる審査の結果、各部門で最も高い評価を得た出品酒の中から最高得点を獲得した出品酒に授与される賞。
 
 

審査員特別賞
 株式会社小林酒造本店          福岡県

 
出品酒の中から最も優れた酒蔵に授与される賞。
 
 
 
大吟醸部門 (精米歩合50%以下) プラチナ賞
 大吟醸 鏡田   千歳盛酒造株式会社     秋田県



大吟醸部門 (精米歩合50%以下) 金賞
 天狗舞 百万大吟醸   株式会社車多酒造   石川県

備前雄町大吟醸   株式会社小山本家酒造灘浜福鶴蔵         兵庫県

出羽桜 雪漫々 五年氷点下熟成 出羽桜酒造株式会社         山形県

極撰「南方」  株式会社世界一統     和歌山県

蓬莱 超吟しずく  有限会社渡辺酒造店  岐阜県

 
羽陽男山 寒造り大吟醸  男山酒造株式会社  山形県

 
上記の表示は順不同

 
純米大吟醸部門 (精米歩合50%以下) プラチナ賞
 梵・ゴールド  合資会社加藤吉平商店   福井県

 

純米大吟醸部門 (精米歩合50%以下) 金賞

純米大吟醸「南方」雄町  株式会社世界一統 和歌山県

 
純米大吟醸 山田錦 無濾過原酒 勲碧酒造株式会社 愛知県

 
臥龍梅 純米大吟醸 山田錦35  三和酒造株式会社 静岡県

十段仕込  大関株式会社     兵庫県

 
幻の瀧 純米大吟醸  皇国晴酒造株式会社  富山県

 
白龍 純米大吟醸 吉田酒造有限会社  福井県

 
純米大吟醸 天禄拝領   天領酒造株式会社  岐阜県

 
紀土 無量山 純米大吟醸 精米歩合30% 平和酒造株式会社 和歌山県

 
梵・特撰純米大吟醸 磨き三割八分  合資会社加藤吉平商店 福井県

 
醸し人九平次 純米大吟醸 別誂  株式会社萬乗醸造                 愛知県

純米大吟醸 又六 雄町  天領酒造株式会社  岐阜県

純米大吟醸 雄町 無濾過原酒  勲碧酒造株式会社 愛知県

 
上記の表示は順不同

 
吟醸/純米吟醸部門 (精米歩合60%以下) プラチナ賞

蓬莱  吟醸伝統辛口  有限会社渡辺酒造店 岐阜県
 
 

吟醸/純米吟醸部門 (精米歩合60%以下) 金賞

純米吟醸 博多の森  株式会社小林酒造本店  福岡県

七田 純米吟醸 天山酒造株式会社  佐賀県

臥龍梅 浮世絵柄  三和酒造株式会社  静岡県

純米吟醸 山田錦 無濾過原酒 勲碧酒造株式会社 愛知県

蓬莱  純米吟醸家伝手造り  有限会社渡辺酒造店  岐阜県

純米吟醸 一滴入魂  賀茂鶴酒造株式会社  広島県

 
上記の表示は順不同

 
純米酒部門  プラチナ賞

祇園純米  黄桜株式会社  京都府


純米酒部門  金賞

七田 純米  天山酒造株式会社    佐賀県

風凜美山   山梨銘醸株式会社    山梨県

萬代 純米酒 株式会社小林酒造本店   福岡県

白壁蔵 生酛純米   宝酒造株式会社   京都府

純米酒 筑水17  鷹正宗株式会社  福岡県

 
上記の表示は順不同

 
本醸造/普通酒部門  プラチナ賞

蓬莱  どぶの上澄み  有限会社渡辺酒造店         岐阜県


本醸造/普通酒部門  金賞

沖正宗 鶴寿千歳(白ラベル)   浜田株式会社   山形県

沖正宗 鶴寿千歳   浜田株式会社        山形県

蓬莱  上撰   有限会社渡辺酒造店      岐阜県

 
上記の表示は順不同

 
▌ANA
(女性部門) 最も女性に好まれた酒
 梵・ゴールド 合資会社加藤吉平商店    福井県


▌ANA
(男性部門) 最も男性に好まれた酒

臥龍梅 純米大吟醸 山田錦35  三和酒造株式会社        静岡県


各ジャンルごとの審査結果を見て感じることは、
・中国人が日本酒をブランド評価して何が判るなどとは言えない結果だ。
 各部門ごとに成程と思う銘柄が選出されている。
・消費者によるブラインド利き酒の品評という方法は成功している。
・消費者が好む酒を造れば、売れる。
・北京だけではなく、大都市を中心として、市場の大きなところで同様な方法で、その場所の嗜好を調べることが市場調査とプロモーションにつながる。

気になったことは、
・日本の参加蔵が昨年度と比べて減少していることだ
2019
年は
出品総数:108
出品地域:20府県
出品蔵数:40

2018
年は
出品総数:137
出品地域:24府県
出品蔵数:62


中国のような巨大な市場に日本酒を売り込むには、資金も労力も時間も必要だ。

この様な取組には、政府の資金援助や酒造組合の後援を戦略的に行い、地方の小さな蔵も参加できるような環境づくりが必要だと思う。
 中国人の嗜好に合う日本酒は、日本各地に存在するはずだ。


【データ】

SAKE-China
 公式サイト

http://www.sake-china.com/pg22.html




2019-09-13 (Fri)

2019/09/13  日記 十五夜

2019/09/13  日記 十五夜

2019/09/13 (金) 旧暦: 8月15日 祝日・節気: 中秋の名月 日出: 5時21分 日没: 17時52分 月出: 17時44分 月没: 4時05分 月齢: 13.68 干支: 癸丑 六曜: 仏滅 九星: 八白土星 今日のあれこれ: 十五夜 「年に一度だけ✨岩国城ロープウェイ夜間運転観月会に行ってみた!」 https://youtu.be/0lR3cjmD0qE 『【十五夜】の意味 1 陰暦15日の夜。三五 (さんご) の夕べ。満月の夜。 2 陰暦8月...

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2019/09/13 (金) 旧暦: 815 祝日・節気: 中秋の名月 日出: 521 日没: 1752 月出: 1744 月没: 405 月齢: 13.68 干支: 癸丑 六曜: 仏滅 九星: 八白土星


今日のあれこれ: 十五夜

「年に一度だけ岩国城ロープウェイ夜間運転観月会に行ってみた!」


https://youtu.be/0lR3cjmD0qE



『【十五夜】の意味

陰暦15日の夜。三五(さんご)の夕べ。満月の夜。

陰暦815日の夜。中秋の名月の夜で、酒宴を催し、詩歌を詠む習わしがあり、また、月見団子・芋・豆・栗などを盛り、ススキや秋の草花を飾って月を祭る。芋名月。初名月。《季 秋》「やすすきかざして童達/鬼城」十三夜

(デジタル大辞泉(小学館))



十五夜の俳句:


・十五夜の雲のあそびてかぎりなし  後藤夜半


・十五夜の松風に雨まじりつつ  岸本尚毅


・十五夜の花暮町に灯の入りて  高澤良一




今日は十五夜。
仲秋の名月が空に懸かる夜だ。

だが、雲が空を覆って、名月は見えない。
空の上に名月はあるのだが、地上から見る目には見ることができない。

今年は、南の海上で次々に雲が発生し、熱帯低気圧が発生し、台風になり、日本にやってくる。
 沖縄本当、先島諸島には毎週のように台風がやってくる。
明日からの連休は、日本の何処かが影響を受けそうだ。

この時期、お天気は安定しない。
過去の十五夜の句も、皓々とした月の句ばかりではない。
曇りもあれば雨もある勿論台風の十五夜もあっただろう。

十五夜の名月は、見ることができると限らない。
動画の2016年の岩国は名月は見られなかった。

考えてみれば、中秋の名月は見られないこともあるからこそ、見られる時の名月は一層美しいのだ。

今年が駄目なら、来年見る、そう思えば、来年の九月が待ち遠しい。






2019-09-12 (Thu)

2019/09/12  日記  待宵

2019/09/12  日記  待宵

2019/09/12 (木) 旧暦: 8月14日 祝日・節気:  日出: 5時20分 日没: 17時53分 月出: 17時13分 月没: 3時09分 月齢: 12.68 干支: 壬子 六曜: 先負 九星: 九紫火星今日のあれこれ: 待宵(瓢箪36同窓会https://blog.goo.ne.jp/hyoutan36/e/1aa2b3e85fba28e5179c93b6b2b602aaより転載)『待宵(まつよい、まつよひ) 仲秋子季語: 小望月、待宵の月、十四夜月関連季語: 名月、月、待宵、十六夜、立待月、居待月...

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2019/09/12 (木) 旧暦: 814 祝日・節気:  日出: 520 日没: 1753 月出: 1713 月没: 309 月齢: 12.68 干支: 壬子 六曜: 先負 九星: 九紫火星


今日のあれこれ: 待宵


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(瓢箪36同窓会
https://blog.goo.ne.jp/hyoutan36/e/1aa2b3e85fba28e5179c93b6b2b602aa
より転載)



『待宵(まつよい、まつよひ) 仲秋

子季語: 小望月、待宵の月、十四夜月
関連季語: 名月、月、待宵、十六夜、立待月、居待月、臥待月、更待月、良夜
解説: 旧暦八月十四日の夜、またはその夜の月をいう。十五夜が主ならば、その前夜の趣もまた格別のものがある。望月に満たないので小望月ともいう。
来歴: 『山の井』(正保5年、1648年)に所出。

(季語と歳時記)



待宵の俳句:


・楢山や待宵の月ふところに  阿部ひろし


・皓々と待宵心足る一と夜  青垣和子


・満ちてゆく心待宵なりしかな  稲畑汀子



今朝の空気は秋を感じさせた。
南の湿った風ではなく、北からの乾いた空気が爽やかさを感じさせた。

日中の気温は上がったが、陽が傾くと、風が涼しくなった。
明日は、北海道は最低気温が15度まで下がるそうだ。
名古屋も熱帯夜は終わらないが、すれすれまで下がる。
暑さももう先が見えた。

秋になれば、月の季節。
今日は、待宵だが、残念ながら雲が湧いてきて月は見えない。
 待宵の月は心を満たす力があるそうだが、今日は難しそうだ。

明日は、仲秋の名月、皓々と輝く月であって欲しい。




2019-09-11 (Wed)

2019/09/11  日記  二百二十日

2019/09/11  日記  二百二十日

2019/09/11 (水) 旧暦: 8月13日 祝日・節気: 二百二十日 日出: 5時19分 日没: 17時55分 月出: 16時38分 月没: 2時13分 月齢: 11.68 干支: 辛亥 六曜: 友引 九星: 一白水星 今日のあれこれ: 二百二十日 (「ゴルフ練習場の柱倒れ民家破壊、1人重傷 強風の千葉」 https://www.asahi.com/articles/ASM992T0DM99UDCB004.html 朝日新聞デジタル) ...

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2019/09/11 (水) 旧暦: 813 祝日・節気: 二百二十日 日出: 519 日没: 1755 月出: 1638 月没: 213 月齢: 11.68 干支: 辛亥 六曜: 友引 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 二百二十日


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(「ゴルフ練習場の柱倒れ民家破壊、1人重傷 強風の千葉」
https://www.asahi.com/articles/ASM992T0DM99UDCB004.html
朝日新聞デジタル)



『二百二十日(にひゃくはつか)は雑節のひとつで、立春を起算日(第1日目)として220日目(立春の219日後の日)にあたる。

21
世紀初頭の現在では平年なら911日、閏年なら910日である。数十年以上のスパンでは、立春の変動により912日の年もある。

八朔(旧暦81日)・二百十日とともに、天候が悪くなる農家の三大厄日とされてきた。統計的には、台風は二百十日から9月下旬にかけて襲来することが多く、二百十日よりも二百二十日の方を警戒する必要がある。』
Wikipedia


二百二十日の俳句:


・電車きしむ二百二十日の鞍馬線  南恵子


・傘を干す二百二十日の晴間見て  渡邊孝彦


・晴れ女二百二十日の雲払ふ  神谷文子



二百十日と二百二十日は台風の特異日とされている。
今年は、それぞれ9/19/11だが、台風は来なかった。

しかし、9/9の重陽の日には台風15号が、首都圏を直撃し、交通機関の大混乱を引き起こし、千葉県では暴風による損害が発生し、送電鉄塔の倒壊による停電は、未だに回復していない。

日付ではピッタリとはしていないが、台風は当然のごとく来襲している。
今日もフィリピン近海では雲が渦巻いており、まもなく熱帯低気圧から台風に成長していくらしい。

稲穂は深く垂れ収穫の時期を迎えている。
台風の被害に合わないように祈りたい。




2019-09-10 (Tue)

2019/09/10  日記  秋暑し

2019/09/10  日記  秋暑し

2019/09/10 (火) 旧暦: 8月12日 祝日・節気: 日出: 5時19分 日没: 17時56分 月出: 15時59分 月没: 1時18分 月齢: 10.68 干支: 庚戌 六曜: 先勝 九星: 二黒土星 今日のあれこれ: 秋暑し (妻籠観光協会 http://tumago.jp/blog/9/ ) 『秋暑し 立秋が過ぎても暑さがきびしい。残暑をいう語。 [季] 秋。』 (...

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2019/09/10 (火) 旧暦: 812 祝日・節気: 日出: 519 日没: 1756 月出: 1559 月没: 118 月齢: 10.68 干支: 庚戌 六曜: 先勝 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 秋暑し


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(妻籠観光協会
http://tumago.jp/blog/9/



『秋暑し
立秋が過ぎても暑さがきびしい。残暑をいう語。 [季] 秋。』
(三省堂 大辞林 第三版)



秋暑しの俳句:


・秋暑し軒借りて入る妻籠宿  阿部ひろし


・夏物を今だしまへず秋暑し  舩越美喜


・何騒ぐ鴉秋暑のただならず  斎藤道子


・魚跳ねて秋暑の川の潮臭し  吉田三保


・襖絵の志功画秋暑ふっ飛ばす  井日淳子



台風は過ぎ去ったが、暑さの置き土産を残した。
東海地方は軒並み全国一の暑さになった。

俳句の世界でも秋暑しの句は多い。
長い過去には、今年のような夏の果の秋暑も何度も経験している。

飛び跳ねたような暑さの秋暑の日には、鴉も魚も飛び跳ねる。
静かにはしていられない。

棟方志功の絵を見て秋暑を吹っ飛ばした井日のやり方は、秋暑の対処法としてお薦めだ。




2019-09-09 (Mon)

2019/09/09 五節句は旧暦で

2019/09/09 五節句は旧暦で

今日は、9月9日で重陽の節句。 節句は、古代中国の陰陽五行説を由来としているそうで、昔から、伝統的な年中行事を行う季節の節目となってきた。  元々は、節句には宮中で節会と呼ばれる宴会が開かれていた。 一年間に数多くの節句があり、多くの宴が開催されてきたが、江戸時代になり幕府が公的な行事・祝日として五節句を定めた 人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句である。 五節句は、今で...

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今日は、99日で重陽の節句。

節句は、古代中国の陰陽五行説を由来としているそうで、昔から、伝統的な年中行事を行う季節の節目となってきた。
 元々は、節句には宮中で節会と呼ばれる宴会が開かれていた。

一年間に数多くの節句があり、多くの宴が開催されてきたが、江戸時代になり幕府が公的な行事・祝日として五節句を定めた
人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句である。

五節句は、今でも行事と習慣は伝えられている。
人日の節句        17             七草の節句        七草粥
上巳の節句        33             桃の節句・雛祭  菱餅や白酒
七夕の節句        77             七夕祭り           素麺
重陽の節句        99             菊の節句            菊の酒


いずれの節句も今後に伝えていきたい年中行事だが、季節感の問題がある。

元々は旧暦の暦の行事を、新暦に置き換えることになったので約1っヶ月の時間差が生じる。

そのため、新暦33日には桃の花は咲いていない。
重陽の節句も菊の花はまだ咲いていない。
と言った情趣を欠く節句になってしまう。

五節句については、新暦ではなく旧暦の年中行事として、日本中で開催するようにしていけたらと思う。






2019-09-09 (Mon)

2019/09/09  日記  重陽

2019/09/09  日記  重陽

2019/09/09 (月) 旧暦: 8月11日 祝日・節気: 重陽 日出: 5時18分 日没: 17時58分 月出: 15時15分 月没: 0時24分 月齢: 9.68 干支: 己酉 六曜: 赤口 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 重陽 『山手線は運転再開 各路線、順次運行も遅れや本数減 2019年9月9日10時47分 品川駅ではJR、京急ともに運転見合わせとなり、タクシー乗り場に長蛇の列が...

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2019/09/09 (月) 旧暦: 811 祝日・節気: 重陽 日出: 518 日没: 1758 月出: 1515 月没: 024 月齢: 9.68 干支: 己酉 六曜: 赤口 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 重陽


『山手線は運転再開 各路線、順次運行も遅れや本数減
2019
991047

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品川駅ではJR、京急ともに運転見合わせとなり、タクシー乗り場に長蛇の列ができた=2019年9月9日午前7時34分、東京都港区、西畑志朗撮影

強い台風15号が関東地方に上陸した9日、JRや私鉄など各路線で始発から運転を見合わせていたが、台風通過後に安全点検をして順次、山手線や埼京線などで運行を再開している。ただ、いずれも列車が遅れたり運行本数が減ったりしている。

JR東日本では、強風による倒木などで復旧が遅れていた山手線は午前10時15分に運転を再開した。埼京線、川越線、宇都宮線、高崎線、南武線、相模線も運転を再開。中央線(快速)は新宿―高尾間で、中央・総武線(各駅停車)は三鷹―幕張間で、それぞれ運転を再開した。

JR東海は東海道新幹線の東京―小田原駅間の運転を9日の始発から見合わせていたが、午前7時40分に再開した。

東急電鉄は全線で、京王電鉄の京王線や小田急電鉄の小田原線、多摩線で運転を再開した。京急電鉄も、京急本線の品川―浦賀間などで運転を再開した。東京メトロは地下鉄東西線、有楽町は一部区間で運休していたが、全区間で運行を始めた。

空の便では、羽田空港発の国内線でJALは47便、ANAは19便が欠航する。』
(朝日新聞デジタル)



『重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで、99日のこと。旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。

陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていた。後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものである。

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた[1]。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。

中国の重陽
中国では、『芸文類聚』に魏の文帝が鍾繇へ菊花を贈った記事が見える[2] 上記の菊を使った習慣の他に、茱萸(グミ)ではなく呉茱萸(ゴシュユ)の実を入れた袋を肘に下げたり、郊外の丘など高い場所へピクニックに出掛け遠くを見る(これを登高と呼ぶ)ことが行われた。

中国で重陽が正式な節句として認められたのは漢代である。劉歆による『西京雑記』に、高祖の愛妾であった戚夫人が殺害された後、宮廷より放逐された侍女の賈佩蘭が、99日は宮廷では茱萸を肘に下げ、菊酒を飲み長寿を祈る習慣があったと人に話したことにより、民間でも祝われるようになったとある。

唐代の重陽は2日あるいは3日間にわたって祝われていた。これは李白の『九月十日即事』からもうかがい知ることができる。

2012
626日、十一回全国人民代表大会常委会第二十七次回ではじめて中華人民共和国老年人権益保障法の修訂草案が審議された[3]。その結果、201371日施行の同法第9条で重陽(旧暦99日)を「高齢者の日」(中国語: 老年)と定めた[4]

日本における重陽
平安時代から菊花酒(菊の酒)を飲む風習があった。
松尾芭蕉の二句:
草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒
山中や 菊はたおらぬ 湯の匂 (『奥の細道』、山中温泉の湯を賞賛して)
くんち - 祭りの呼称が重陽の節句に由来との説
春に飾った雛人形をもう一度飾る「秋の雛」という風習がある。』
Wikipedia



重陽の俳句:


・重陽の山里にして不二立てり 水原秋桜子


・重陽のせせらぎの音笙のおと  山本無蓋


・重陽の改札口にもたもたす 伊規須富夫



今日は重陽。
本来なら、各地、各場所で、菊を盃に浮かべて健康を願ったり、長寿を祝ったりするのだが、今年はそうはならなかった。

台風15号が首都圏を直撃し、週明けの朝の交通機関を遮断した。
東京、首都圏のJR、私鉄は軒並み朝から運休した。

幸か不幸か、台風のスピードが速く、運行が再開されたので、混乱した交通機関は次第に動くようになった。

ニュースでは、開かれた改札の順番を待って、駅の周りを十重二十重に巡る人の列ができた光景を流していた。
日本人の秩序のある行動をその画面は表していた。

「改札口にもたもたす」る位なら本人だけの問題なのかもしれないが、今日はすべての人が右往左往を余儀なくされた。

そんな重陽の日だった。




2019-09-08 (Sun)

2019/09/08  日記 白露

2019/09/08  日記 白露

2019/09/08 (日) 旧暦: 8月10日 祝日・節気: 白露 日出: 5時17分 日没: 17時59分 月出: 14時26分 月没: ---- 月齢: 8.68 干支: 戊申 六曜: 大安 九星: 四緑木星 今日のあれこれ: 白露 「熊本の節気と暮らし 白露 秋の名月を愛でる月見団子」 https://youtu.be/EPF_DRASwoA 『白露: 白露の節   仲秋 二十四節気の一つ。秋分より十五日前、九月八日頃。このころになると秋の気...

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2019/09/08 (日) 旧暦: 810 祝日・節気: 白露 日出: 517 日没: 1759 月出: 1426 月没: ---- 月齢: 8.68 干支: 戊申 六曜: 大安 九星: 四緑木星


今日のあれこれ: 白露


「熊本の節気と暮らし 白露 秋の名月を愛でる月見団子」


https://youtu.be/EPF_DRASwoA



『白露: 白露の節

  仲秋

二十四節気の一つ。秋分より十五日前、九月八日頃。このころになると秋の気配が濃くなり、露けくなってくる。』
(季語と歳時記)



白露の俳句:


・龍神の両神山に白露かな   金子兜太


・下鴨に掬ふ白露の清め水   辰巳陽子


・湖畔宿白露の月として仰ぐ   白石峰子


・欠けてゆく白露の月となりにけり   稲畑汀子




今日は白露。
きれいな季語で、秋の深まりを表現する言葉だ。

しかし、現実は今日も夏。
台風15号は暑さを運びながら、関東地方を狙って北上している。
 明日は関東にも災害発生の虞れがある。

来週火曜日以降になれば、中秋の名月も見ることができるだろう。

白露とお月様は切り離せない。
熊本には良い習慣が残っている。

台風はもう良い。
お月様の季節を待ちたい。






2019-09-08 (Sun)

2019/09/08 スーパーボランティア尾畠春夫氏 佐賀の被災地で活動中

2019/09/08  スーパーボランティア尾畠春夫氏 佐賀の被災地で活動中

被災者に奉仕するスーパーボランティア尾畠春夫氏が、今回の佐賀の水害の被災地で元気に活動されていた。東京から大分までリヤカーを引いて歩いて帰る道中の、行く先々で、待ち構えていた人々への応接で、疲れのため、中途で断念されることになってしまった。健康を害されたのではないか、心配もあったが、今回の記事で元気に被災地で活躍されている事が判り、安心した。災害の被害に遭い困っている人への奉仕が、生きることになっ...

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被災者に奉仕するスーパーボランティア尾畠春夫氏が、今回の佐賀の水害の被災地で元気に活動されていた。

東京から大分までリヤカーを引いて歩いて帰る道中の、行く先々で、待ち構えていた人々への応接で、疲れのため、中途で断念されることになってしまった。

健康を害されたのではないか、心配もあったが、今回の記事で元気に被災地で活躍されている事が判り、安心した。

災害の被害に遭い困っている人への奉仕が、生きることになっている尾畠氏の姿は仏様、現身の人であるから「聖」と呼んだほうが良いのかもしれない。

無差別殺人、子供虐待、詐欺、人為事故など日本の暗黒部、暗い側面ばかりを報道で見ていると、日本はもう狂っているのではないか暗澹とする。

しかし、こうして尾畠氏が元気にボランティア中と聞かされると、心が晴れる。

“本当”の人が、今の日本に生きていることは、日本の救いになる。




『あの尾畠春夫さん、浸水被害の佐賀に 大臣表彰式欠席し
福岡泰雄 2019971840


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尾畠春夫さんに気づいたほかのボランティアは、尾畠さんに話しかけたり、写真を撮ったりしていた=2019年9月7日、佐賀県武雄市北方町

 先月28日の九州北部での大雨から2度目の週末となった7日、佐賀県武雄市や大町町の被災地には、県内外から大勢のボランティアが駆けつけ、浸水した住宅で泥出しや家財道具の片付けなどを手伝った。

魚屋で受けた恩、尾畠さんの原動力「奉仕の種をまく」

 武雄市北方町のボランティアセンターでは334人が受け付けをした。中には「長崎県災害ボランティア」と書かれたビブス(ゼッケン)を着た人たちも。長崎県が県民に募って集まったボランティア約50人のうちの約30人といい、同行していた県の担当者は「隣の県として、できるだけのことはさせていただきたい」と話した。

 「スーパーボランティア」として知られる大分県日出町の尾畠春夫さん(79)の姿もあった。赤いつなぎと白いヘルメット。大雨直後に現地入りし、一度帰って再び車でやってきたという。

 この日は被災者宅で泥を出したり、ぬれた本や写真を片付けたりしたといい、「家の人からすごく喜んでもらえた」と話していた。

 防災功労者防災担当大臣表彰のため、9日に東京である表彰式に招かれている。しかし「被災地に行くから」と出席を断ったという。車内泊をしながら14日まで活動する予定だ。

 大町町でのボランティア受付数は242人だった。(福岡泰雄)』
(朝日新聞デジタル)




2019-09-07 (Sat)

2019/09/07  日記 秋日傘

2019/09/07  日記 秋日傘

2019/09/07 (土) 旧暦: 8月9日 祝日・節気:  日出: 5時16分 日没: 18時01分 月出: 13時31分 月没: 23時34分 月齢: 7.68 干支: 丁未 六曜: 仏滅 九星: 五黄土星 今日のあれこれ: 秋日傘 「京都 百日白(シロバナサルスベリ)が咲く祇園白川の巽橋を渡る日傘をさした浴衣姿の舞妓さん Gion Shirakawa in the season of Crape myrtle, Kyoto」 https://youtu.be/pdDbDXfm8gw 『秋...

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2019/09/07 (土) 旧暦: 89 祝日・節気:  日出: 516 日没: 1801 月出: 1331 月没: 2334 月齢: 7.68 干支: 丁未 六曜: 仏滅 九星: 五黄土星


今日のあれこれ: 秋日傘


「京都 百日白(シロバナサルスベリ)が咲く祇園白川の巽橋を渡る日傘をさした浴衣姿の舞妓さん Gion Shirakawa in the season of Crape myrtle, Kyoto


https://youtu.be/pdDbDXfm8gw



『秋日傘

  初秋

秋にさす日傘のこと。暦の上では秋に入っても日射しはまだまだ強い。日焼けや紫外線の害などに敏感な女性は秋になっても日傘が手放せない。』
(季語と歳時記)



秋日傘の俳句:


・武蔵野の樹間しづかに秋日傘   加瀬美代子


・木洩れ日を乗せてくるりと秋日傘   浜田久美子


・秋日傘日ざしからりとありにけり   今橋眞理子




暦の上では、もう十分秋なのだが、今日も暑い日だった。
台風が送り込んでくる南の風が熱さものせてくる。
台風15号は東海から東に向かって進んでいる。
まだまだ、暑い日は続く。

女性は、小物を色々持つことが許されている。
ハンドバッグやポーチの中には道具があふれている。
ハンドバッグ以外にも日傘は強力な持ち物だ。

日を避けるのが目的だが、効果はそれだけではない。
持っているだけでも風情がある。
差して歩けば、傘の内だ。
扇子もそうだが、上手に使うと魅力を発信することができる。

秋日傘を決めて歩けば、女の道だ。


先月末、那覇の街を歩いた。
気温は32度と公表されているが、それは日陰の話。
ビルの中、ゆいレールの中冷房されたところは良いが、直射日光の下は32度は嘘だ。

市街地を歩き、農連市場から桜坂を経て牧志に向かう道。
体温の調節機能はもう限界だ、汗は二の腕ににじみ、流れて滴り落ちる。
 暑さで目が眩んだ。

真っ昼間、日差しの下を、沖縄の人は歩かない。
海水浴もしない。
日が傾いてからすることだ。
飲みに出るのは、暗くなって夜風が涼しく吹く様になってから。
 それが、沖縄の方法だ。

観光客は、そうも行かない。
ただ、女性は、日傘を持っている。
日傘を差している女性を見て、その時羨ましく思った。

男に日傘の美学は必要ない。
しかし、沖縄の街歩きでは必要だ。

 ・今令和をとこもすなる秋日傘





2019-09-06 (Fri)

2019/09/06  日記 稲穂 または 美しい日本

2019/09/06  日記 稲穂 または 美しい日本

2019/09/06 (金) 旧暦: 8月8日 祝日・節気: 上弦 日出: 5時16分 日没: 18時02分 月出: 12時32分 月没: 22時47分 月齢: 6.68 干支: 丙午 六曜: 先負 九星: 六白金星 今日のあれこれ: 稲穂 「稲穂がゆ~らゆ~ら 実りの秋」 https://youtu.be/WMDkCyd_aW0 『イネ(稲)の穂のこと。 秋になって種子(つまり「もみ」)が熟した状態のものが連想されやすいが、まだ未熟で緑色をした状態...

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2019/09/06 (金) 旧暦: 88 祝日・節気: 上弦 日出: 516 日没: 1802 月出: 1232 月没: 2247 月齢: 6.68 干支: 丙午 六曜: 先負 九星: 六白金星


今日のあれこれ: 稲穂


「稲穂がゆ~らゆ~ら 実りの秋」

https://youtu.be/WMDkCyd_aW0



『イネ(稲)の穂のこと。
秋になって種子(つまり「もみ」)が熟した状態のものが連想されやすいが、まだ未熟で緑色をした状態のものもちゃんとした「稲穂」である。
じゅうぶんに熟した稲穂は重さでしなり、先端が下を向く。

日本では古来、豊かな食生活のイメージとしてデザインに取り入れられてきた。
五円玉のデザインにも使われている。

北海道札幌市の函館本線には稲穂駅がある。
一部キャラクターの名前にも使われる。』
ピクシブ百科事典)



稲穂の俳句:


・雲湧いて稲穂ゆたかに出羽の国   三好かほる


・稲穂越し垂仁天皇御陵かな   篠田純子


・稲穂波風まで黄金に染めにけり   青野安佐子


・お早ようを交す農道稲穂垂る   松木清川


・稲穂手に取りて黄金をいつくしむ   渡辺安酔




日本は、瑞穂国と言われる。
瑞穂は、みずみずしい稲穂のことで、豊かに稔った稲穂が風に揺れる光景は、最も日本的な光景と言える。

俳人たちも、期せず口を揃えて、稲穂の稔る日本の美しさを詠んでいる。

5
月、植えられたばかりの稲は、倒れないように水の張られた田に植えられ、風に揺れていた。
 それから、梅雨の時期も、人間が熱中症に倒れる酷暑の中でも、青空に向かって伸び続けてきた。

僅か半年に満たない時のあいだに、今では黄金色の穂をつけて、風にそよいでいる。
 半年の間に、暑さにも負けることなく、一仕事してのける稲の姿は天晴と感嘆する他はない。

稔の時を迎えた稲穂を渡る風の美しさは言葉には表せないほど美しい。
 俳人たちの言葉は、それを良く詠んでいる。


新潟の良寛ゆかりの五合庵のある国上寺から見晴らした瑞穂の光景は今も心に焼き付いている。
 その時、稲穂の海は渡る風に黄金色に、また銀色に輝いていた。
 風は黄金色の波を創り、銀色の波を創り、美しい日本を目の前に見せていた。





2019-09-05 (Thu)

2019/09/05  日記 秋出水

2019/09/05  日記 秋出水

2019/09/05 (木) 旧暦: 8月7日 祝日・節気:  日出: 5時15分 日没: 18時03分 月出: 11時29分 月没: 22時04分 月齢: 5.68 干支: 乙巳 六曜: 友引 九星: 七赤金星 今日のあれこれ: 秋出水 「アンダーパスで水没したトラック内で男性が死亡‥三重北部で記録的大雨」 https://youtu.be/RT05QbgVXso 『秋出水: 洪水   初秋 盆過ぎの集中豪雨や台風がもたらす雨で河川の水があふ...

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2019/09/05 (木) 旧暦: 87 祝日・節気:  日出: 515 日没: 1803 月出: 1129 月没: 2204 月齢: 5.68 干支: 乙巳 六曜: 友引 九星: 七赤金星


今日のあれこれ: 秋出水


「アンダーパスで水没したトラック内で男性が死亡‥三重北部で記録的大雨」


https://youtu.be/RT05QbgVXso



『秋出水: 洪水

  初秋

盆過ぎの集中豪雨や台風がもたらす雨で河川の水があふれること。
収穫を前にした田が台無しになることもある。

(季語と歳時記)



秋出水の俳句:


・熊野川猛り狂うて秋出水   中田寿子


・かけがへなき死も數のうち秋出水   竹貫示虹


・我が妹は異郷に一人秋出水   黒木東吾




日本列島に秋雨前線が居座り、南の方から次々と台風がやってきて、湿った南からの空気を送り続けている。

そのため太平洋側の山の斜面に雲が発生して、一点集中型の豪雨が襲いかかる。
 三重県では時間雨量が150mmを計測したそうだ。
この様な、川の道路も側溝も排水の機能を失ってしまう。

台風のような広域の災害の場合は、予報もあり、対策も立てられるが。
 局地的な一点集中型の豪雨の場合は、予期できないまま渦中に巻き込まれることになる。
 災害に遭うのか遭わないのかは運命としか言いようがない。

アンダーパスで亡くなられた方は、昨日まではそのような事は、露程にも思わなかったはずだ。
 
不足の事故で、残念なことになってしまった。

秋出水は恐ろしい。






2019-09-04 (Wed)

2019/09/04  日記 ゴーヤー 苦瓜

2019/09/04  日記 ゴーヤー 苦瓜

2019/09/04 (水) 旧暦: 8月6日 祝日・節気:  日出: 5時14分 日没: 18時05分 月出: 10時23分 月没: 21時25分 月齢: 4.68 干支: 甲辰 六曜: 先勝 九星: 八白土星 今日のあれこれ: ゴーヤー 苦瓜 「育てたゴーヤをついに収穫!まさかこんなに大変だなんて…」 https://youtu.be/2fK7BEOzYjE 『苦瓜(にがうり)仲秋 2010/03/25 【子季語】 茘枝、蔓茘枝、ゴーヤ 【解説】 ウリ...

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2019/09/04 (水) 旧暦: 86 祝日・節気:  日出: 514 日没: 1805 月出: 1023 月没: 2125 月齢: 4.68 干支: 甲辰 六曜: 先勝 九星: 八白土星


今日のあれこれ: ゴーヤー 苦瓜


「育てたゴーヤをついに収穫!まさかこんなに大変だなんて…」


https://youtu.be/2fK7BEOzYjE



『苦瓜(にがうり)仲秋
2010/03/25

【子季語】 茘枝、蔓茘枝、ゴーヤ
【解説】
ウリ科ニガウリ属の蔓性一年草。ゴーヤの名で親しまれている沖縄を代表する野菜。夏、胡瓜に似た黄色の花をつけ、秋、表面が 突起に覆われた緑色の実をつける。完熟しない実を採って食材と する。

【科学的見解】
ニガウリの標準和名は、ツルレイシであるが、ニガウリや沖縄言葉のゴーヤの方が良く知られている。本種は、熱帯アジア原産のつる性一年草である。近年では、健康志向で本種がよく食されており、品種改良も盛んで、色や形の異なる様々な品種が作出されている。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)




苦瓜、ゴーヤーの俳句:


・初生りのゴーヤ料理のほろ苦き  松宮育子


・苦瓜の一夜の太り見せにけり   網野茂子


・苦瓜のカーテンも良しゴーヤ食ふ   池田よし子


・苦瓜のにがみが好きと言ふ漢   井上静子


・苦瓜のさはやかにして苦きこと   笠置早苗




ゴーヤーは気分としては夏の食べ物だが、季語としては秋の季語になっている。

沖縄の居酒屋で、ゴーヤーの天ぷらを食べた。
大将が自分の畑で育てた自家製のゴーヤーだ。

輪切りにしたものの半分を揚げたものだが大きい。
市場で売っているものの倍位の大きさがある。
口の中に入れると、サクサクしておおらかな食感だ。
細いスリムなゴーヤーは苦いことが多いが、大将のゴーヤーは、最後になって苦味を感じる程度だ。

キハダマグロの天ぷらと交互に食べると、口の中がさっぱりとリセットされるのは、ゴーヤーの程良い苦味の効果だ。

濃い目の菊の露の水割りを呑みながら、ゴーヤーの天ぷらをいただくと、今は沖縄の夜なのだな~
と心から思った。





2019-09-03 (Tue)

2019/09/03  日記  芙蓉

2019/09/03  日記  芙蓉

2019/09/03 (火) 旧暦: 8月5日 祝日・節気:  日出: 5時13分 日没: 18時06分 月出: 9時15分 月没: 20時48分 月齢: 3.68 干支: 癸卯 六曜: 赤口 九星: 九紫火星今日のあれこれ: 芙蓉(デキタン ドシタンhttps://blog.goo.ne.jp/awameme/e/ae08a3af35f4ca5d3588874347f9d77eより転載)『芙蓉(ふよう) 初秋2010/03/25【子季語】木芙蓉、白芙蓉、紅芙蓉、花芙蓉、酔芙蓉【解説】 アオイ科の落葉低木。高さは一・...

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2019/09/03 (火) 旧暦: 85 祝日・節気:  日出: 513 日没: 1806 月出: 915 月没: 2048 月齢: 3.68 干支: 癸卯 六曜: 赤口 九星: 九紫火星


今日のあれこれ: 芙蓉


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(デキタン ドシタン
https://blog.goo.ne.jp/awameme/e/ae08a3af35f4ca5d3588874347f9d77e
より転載




『芙蓉(ふよう) 初秋
2010/03/25
【子季語】
木芙蓉、白芙蓉、紅芙蓉、花芙蓉、酔芙蓉
【解説】 
アオイ科の落葉低木。高さは一・五~三メートル。八月から十月 にかけて白、あるいは淡紅色の五弁の花を咲かせるが、夕方には しぼんでしまう。咲き終わると薄緑色の莟のような実ができる。観賞用として庭などに植えられる。
【科学的見解】
フヨウは、中国原産とされており、日本では本州関東以西から九州にかけて野生化している。花の美しさから、庭先や公園などにも植栽されており、本種の花は桃色であるが、花の色が白色から桃色に変化するスイフヨウと呼ばれるものも存在している。フヨウの樹皮からは繊維が取れ、鹿児島県の甑島ではそれを紡いで芙蓉布が織られている。(藤吉正明記)
...』
(季語と歳時記)



芙蓉の俳句:


・紅芙蓉弁天の道にあふれ咲く  阿部ひろし


・儚さを知らず芙蓉の紅さかな  岩月優美子


・六道の辻戸惑ふに紅芙蓉  池田倶子



芙蓉といえば、花の色は白のイメージ。
句を読んでいると紅の芙蓉が目についた。
紅は人の心を掻き立てる。

日本の弁天様は七福神の一人で、お姿としては美しい天女様のように考えられている。
 その弁天様に通じる道に紅い芙蓉があふれ咲くと言う。そんな道なら女性は勿論の事、男も歩いてみたい。
 そんな極楽への道は、何処にあるのだろう。


芙蓉の花の命は一日。
今日咲いた花は明日には萎む。
明日も芙蓉の花は咲くが、それは昨日の花ではない。
岩月は「儚さ」と言うが、それは承知の上、明日には萎れる花だからこそ、今を盛りに咲く紅芙蓉はより美しい。


池田の句には、「六道の辻」の理解が必要だ。

「六道の辻」は、京都東山の六道珍皇寺にある。
同寺のサイトに説明がある。

『六道の辻

冥界への入口

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六道珍皇寺本堂と「六道の辻」
中心付近に建つ三界萬霊供養塔

「六道」とは、仏教の教義でいう地獄道(じごく)・餓鬼道(がき)・畜生道(ちくしょう)・修羅(阿修羅)道(しゅら)・人道(人間)・天道の六種の冥界をいい、人は因果応報(いんがおうほう)により、死後はこの六道を輪廻転生(りんねてんせい)する(生死を繰返しながら流転する)という。 この六道の分岐点で、いわゆるこの世とあの世の境(さかい)(接点)の辻が、古来より当寺の境内あたりであるといわれ、冥界への入口とも信じられてきた。


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六道珍皇寺山門と門前「六道の辻」の碑

このような伝説が生じたのは、当寺が平安京の東の墓所であった鳥辺野に至る道筋にあたり、この地で「野辺の送り(のべのおくり)」をされたことより、ここがいわば「人の世の無常とはかなさを感じる場所」であったことと、小野篁が夜毎(よごと)冥府通いのため、当寺の本堂裏庭にある井戸をその入口に使っていたことによるものであろう。この「六道の辻」の名称は、古くは「古事談」にもみえることよりこの地が中世以来より「冥土への通路」として世に知られていたことがうかがえる。

(六道珍皇寺
http://www.rokudou.jp/legend/
より転載



われわれ凡夫、衆生は日々毎日六道の冥界を、彷徨い歩いている。

池田は、六道の辻で戸惑っているうちに紅芙蓉を見たという。
 白芙蓉なら悟りへの道も見えるのかも知れぬが、敢えて紅芙蓉と言う。
 きっと、六道の冥界を彷徨い続ける覚悟なのだろう。


紅芙蓉、それもまた佳し。




2019-09-02 (Mon)

2019/09/02  日記 秋刀魚

2019/09/02  日記 秋刀魚

2019/09/02 (月) 旧暦: 8月4日 祝日・節気:  日出: 5時13分 日没: 18時08分 月出: 8時06分 月没: 20時12分 月齢: 2.68 干支: 壬寅 六曜: 大安 九星: 一白水星 今日のあれこれ: 秋刀魚 「去年の3倍以上の最高値 北海道でサンマ漁初水揚げ(19/08/22)」 https://youtu.be/C4Cj7qf9vnc 『秋刀魚: さいら、初さん、秋刀魚網   晩秋 名のごとく形が刀に似て細長く体長は三十...

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2019/09/02 (月) 旧暦: 84 祝日・節気:  日出: 513 日没: 1808 月出: 806 月没: 2012 月齢: 2.68 干支: 壬寅 六曜: 大安 九星: 一白水星


今日のあれこれ: 秋刀魚


「去年の3倍以上の最高値 北海道でサンマ漁初水揚げ(19/08/22)


https://youtu.be/C4Cj7qf9vnc



『秋刀魚: さいら、初さん、秋刀魚網

  晩秋

名のごとく形が刀に似て細長く体長は三十センチほどになる。背は濃い藍青色、腹は銀白色で秋を代表する魚である。食餌と産卵のため北方より南下し十月には房総沖まで達する。脂肪が多く塩焼きにして食べる。苦いはらわたもまたうまい。江戸時代には季語とされておらず、例句は現代に入ってからである。』
(季語と歳時記)




秋刀魚の俳句:


・すぐ食べよと燻る秋刀魚出されけり   岡崎伸


・角皿の秋刀魚の太く一文字   杉本裕子


・一日の仕事を終へて秋刀魚食ふ   中井弘一




今年も秋刀魚が不漁のようだ。
北の海から日本沿岸に近づいていた秋刀魚を獲るのが日本の秋刀魚漁だった。最近は、沿岸には秋刀魚の群れは居ないそうだ。

理由は確定していないが、黒潮の流れが変わったからとか北洋で台湾、中国の漁が盛んで、大型船で根こそぎ獲ってしまうので、日本には辿り着かないとか言われている。

沿岸に居なければ北洋に行くしかないと日本も大型船で漁に向かったが、採算には乗らないらしい。
 漁獲も多くはないし、燃料費もかさむ、秋刀魚の魚体が小さく日本人が好きな1尾ごとの姿焼きにするには脂ののりが足りないそうだ。

秋が深まり、日本の沿岸に秋刀魚がやって来てくれれば、良いのだが、どうなることだろう。

一日の仕事を終え、帰宅し、焼きたての秋刀魚を肴に好きな酒を一杯やる。
 これが庶民の秋の幸せだ。

今年もこの幸せを奪わないで欲しいものだ。





2019-09-01 (Sun)

2019/09/01  日記 二百十日

2019/09/01  日記 二百十日

2019/09/01 (日) 旧暦: 8月3日 祝日・節気: 二百十日 日出: 5時12分 日没: 18時09分 月出: 6時55分 月没: 19時37分 月齢: 1.68 干支: 辛丑 六曜: 仏滅 九星: 二黒土星 今日のあれこれ: 二百十日 「2018_9_1 二百十日。野分。遠雷と二十一夜月」 https://youtu.be/9Nn6OTcn9jE 『二百十日(にひゃくとおか)は、雑節のひとつで、立春を起算日として210日目(立春の209日後の日)である。...

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2019/09/01 (日) 旧暦: 83 祝日・節気: 二百十日 日出: 512 日没: 1809 月出: 655 月没: 1937 月齢: 1.68 干支: 辛丑 六曜: 仏滅 九星: 二黒土星


今日のあれこれ: 二百十日


2018_9_1 二百十日。野分。遠雷と二十一夜月」

https://youtu.be/9Nn6OTcn9jE



『二百十日(にひゃくとおか)は、雑節のひとつで、立春を起算日として210日目(立春の209日後の日)である。日付ではおよそ91日ごろである。台風の多い日もしくは風の強い日といわれるが、必ずしも事実ではない。

日付
二百十日の日付は、回帰年と暦年の長さに差があるため、年により変化する。なお、閏日(あるいは閏月)は変化のパターンに影響を与えるものの変化の原因ではなく、むしろ変化を抑える効果を持つ。
...
意義
八朔(旧暦81日)や二百二十日とともに、農家の三大厄日とされている。

季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつ。台風が来て天気が荒れやすいと言われている。夏目漱石の『二百十日』でも、二百十日の荒天(台風とは明言されないが)が描かれている。

台風襲来の特異日とされ、奈良県大和神社で二百十日前3日に行う「風鎮祭」、富山県富山市の「おわら風の盆」など、各地で風鎮めの祭が催されてきた。

しかし、この日の頃に台風が多いという事実はなく、むしろ8月下旬と9月中旬の台風襲来の山にはさまれ、二百十日ごろの台風はむしろ少ない。気象学者の堀口由己は、この頃が稲の出穂期に当たり、強風が吹くと減収となる恐れがあるために注意を喚起する意味で言われ始めたのであろうとしている。

貞享暦説
巷説
暦学者渋川春海が貞享暦を編んだ際、初めて採用したと言われる。

渋川は釣り好きで、隠居していたある日、江戸品川の海に舟を出そうとしたとき、一老漁夫が海上の一点の雲を指し、「50年来の体験によると210日目の今日は大暴風雨になる可能性が高いから舟を出すのはやめた方が良い」と教えた。これがはたしてその通りになり、その後も注意していると確かに210日頃は天気が荒れる事がわかり、貞享暦に書き入れたという[3]

事実との相違
渋川が採用したという話の矛盾点は、すでに20世紀前半に気象学者の堀口由己が指摘している他、その後も大谷東平・根本順吉らが同じように説いている。

渋川は1639年(寛永16年)生まれであるが、根本によれば1634年(寛永11年)の文書にすでに二百十日の記述がある。また伊勢暦には1656年(明暦2年)から記載されているので、渋川はまだ青年であり、隠居後の話という言い伝えと矛盾する。』
Wikipedia



二百十日の俳句:


・声飛んで二百十日の荒磯かな   高瀬チエ子


・荒海や二百十日の玻璃戸鳴る   田中臥石


・森林を二百十日が掻き鳴らす   蔦三郎


・稲に雨しとしと二百十日かな   岩木茂




台風襲来の特異日とされる二百十日。
今日は台風は、日本上陸のものはない。
しかしその先は判らない。

台風は上陸しなくても、この季節は荒れることが多い。
風、雨はそれぞれ活躍の場を求める季節だから。

夜中に、雨音に目覚めて、雨の降る音に眠れなくなる程のことは甘んじて受け止めるべきことだ。




2019-08-31 (Sat)

2019/08/31  日記 鬼灯

2019/08/31  日記 鬼灯

2019/08/31 (土) 旧暦: 8月2日 祝日・節気:  日出: 5時11分 日没: 18時10分 月出: 5時42分 月没: 19時00分 月齢: 0.68 干支: 庚子 六曜: 先負 九星: 三碧木星 今日のあれこれ: 鬼灯 「酸漿(ほおずき)『源氏物語』の草木を求めて」 https://youtu.be/xmuMuRxaKBY 『鬼灯: 酸漿、虫鬼燈   初秋 ナス科の多年草。黄白色の花が咲いた後、袋状の萼に包まれた球状の実が赤く色づ...

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2019/08/31 (土) 旧暦: 82日 祝日・節気:  日出: 511分 日没: 1810分 月出: 542分 月没: 1900分 月齢: 0.68 干支: 庚子 六曜: 先負 九星: 三碧木星


今日のあれこれ: 鬼灯


「酸漿(ほおずき)『源氏物語』の草木を求めて」


https://youtu.be/xmuMuRxaKBY



『鬼灯: 酸漿、虫鬼燈

  初秋

ナス科の多年草。黄白色の花が咲いた後、袋状の萼に包まれた球状の実が赤く色づく。種子を抜き取って風船のようにした実を口に含んで鳴らして遊ぶ。』
(季語と歳時記)



鬼灯の俳句:


・よべの雨去り鬼灯の艶ませり   皆川盤水


・鬼灯に母のぬくみのありにけり   城孝子


・鬼灯や母を語れば訛出て   師岡洋子


・鬼灯に千代紙着せて母の笑む   榊澄子




鬼灯は長く楽しむことができる
青い鬼灯が次第に赤くなっていく。
その時間、日々を楽しむことができる。

女の子にとっては鬼灯は母との
思い出に繋がっている

人それぞれ、貴重な時を持っている。
心に刻まれた時・思い出を持っている。

榊の句は美しい。
子供だった頃のある日ある時、
鬼灯は赤く熟れ、お母さんが千代紙で鬼灯に着物を作った、
母は着物を着せて、そして自分を見て微笑んだ
その時の母は若く、美しかった...

こんな掛け替えのない時を鬼灯は作ってくれた。