2024/04/23 日記  花惜しむ - 菜花亭日乗

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2024-04-23 (Tue)  19:15

2024/04/23 日記  花惜しむ

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今日のあれこれ: 花惜しむ


《 横浜・名古屋・神戸・福島・銚子で桜満開 お花見スポットは大混雑【スーパーJチャンネル】(202447) 》

https://youtu.be/T3J6ajIdGoc?feature=shared



『花(はな) 晩春

【子季語】
 花房、花の輪、花片、花盛り、花の錦、徒花、花の陰、花影、花の奥、花の雲、花明り、花の姿、花の香、花の名残、花を惜しむ、花朧、花月夜、花の露、花の山、花の庭、花の門、花便り、春の花、春花、花笠、花の粧

【関連季語】
 桜、初花、花曇、花見、落花、残花、余花

【解説】
 花といえば桜。しかし、花と桜は同じ言葉ではない。桜といえば植物であることに重きがおかれるが、花といえば心に映るその華やかな姿に重心が移る。いわば肉眼で見たのが桜、心の目に映るのが花である。

【来歴】
 『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 あしひきの山さへ光り咲く花の散りぬるごとき我がおおきみかも 大伴家持『万葉集』
 ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ 紀友則『古今集』
 年経れば よはひは老いぬしかはあれど花をし見れば 物思ひもなし 藤原良房『古今集』
 花の色はうつりにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに 小野小町『古今集』
 願はくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ 西行『続古今集』
』(季語と歳時記)



花惜むの俳句:


・花惜しむ莚をのべてたそがれて    黒田杏子


・花惜む浪花名代の通り抜け  山本とも江


・皆去りて夫婦無口に花惜む  小川和子


・仰ぎ見て振り返りては花惜む  水野恵以


・万博の名残りの丘や花惜む  池下よし子




「花を惜しむ」は、季語「花」の子季語として認められている。
しかし、例句を探してみると見つけられない。

「花」の例句を含め網羅的には調べていないので、
断言はできない。

「花」に関する季語は多く、落花・飛花もあるので、
花を惜しむ気持ちを詠む方法は、他にもあるからだろう。

桜も、ソメイヨシノは若葉に移り、枝垂れ桜もまばらに残花を残すのみ。
里桜も散り始めている。
今年の「花」の季節も、過ぎ去ろうとしている。

来年も、「花」は咲くだろう。
しかし、自分がその「花」を見ることができるかどうかは、定まっていない。
生きるものの未来は、未定だから。

「花を惜しむ」ばかりだ。





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最終更新日 : 2024-04-23

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