2024/04/13 日記  若鮎 - 菜花亭日乗

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2024-04-14 (Sun)  23:55

2024/04/13 日記  若鮎

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今日のあれこれ: 若鮎


《 2024年4月2日 福井県 南川の天然遡上鮎 本格化!! 》

https://youtu.be/iFSPOxgdsSc?feature=shared



『若鮎(わかあゆ)  晩春

【子季語】
 小鮎、鮎の子、稚鮎、上り鮎

【関連季語】
 鮎、落鮎

【解説】
 海で育った鮎は二、三月頃から群れを成して川を遡る。これが若鮎である。体長四~六センチくらい。琵琶湖で生まれた子鮎を捕らえしばらく育ててから各地の川へ放流するのを放ち鮎という。

【来歴】
 『俳諧初学抄』(寛永18年、1641年)に所出。

【実証的見解】
 鮎はアユ科の魚。川の下流域で孵化した稚魚はいったん海に入りプランクトンなどを食べて成長する。五センチくらいに成長した鮎は川に戻り、三月から五月ころにかけて遡上を始める。
 川の上流から中流域にたどり着いた幼魚は櫛形に変形した歯で、岩などに付着したケイソウ類を主食とする。一段と大きくなった鮎は縄張りを作るようになり、縄張りに入ってくる別の鮎に攻撃を仕掛ける。この性質を利用した釣が「友釣り」である。
 秋になると鮎は、体が橙と黒の婚姻色に変化し、産卵のため下流へ落ち始める。このころの鮎は「錆鮎、落鮎」と呼ばれる。産卵した鮎は、体力を消耗して多くは死んでしまう。それゆえ鮎は、年魚ともいわれる。』
(季語と歳時記)



若鮎の俳句:

うれしがりて早瀬に遊ぶ小鮎哉 正岡子規

若鮎や谷の小笹も一葉行く 蕪村

若鮎が御手洗川に群をなす  杉丸君子
若鮎というが水過ぎ加賀にわれ 古沢太穂
若鮎と見れば見らるる迅さかな  稲畑汀子
若鮎にすうっうと夢魔の針降りる  伊藤希眸
若鮎に激つ逢瀬のありぬべし  土井田晩聖
若鮎に広き夙川芦屋川  稲畑廣太郎
若鮎に朝日さばしる杉の山 大串章
若鮎のあはれひれさへととのへし 阿片瓢郎
若鮎のうさん臭きを放ちけり 櫂未知子 蒙古斑
若鮎のうす墨の香を一夜の灯 渡辺桂子
若鮎のかんばしき香を食うべけり  堺昌子
若鮎のきらりと跳ねる暮れの川  平野きぬ子
若鮎のさ走り水の目覚めゆく  山田佳乃
若鮎のそれほど水は早からず 内藤鳴雪
若鮎のタップ続けり湖の面  増田一代
若鮎のトップギヤーで堰のぼる  深田雅敏
若鮎のなかなかの面構へなり  加藤みき
若鮎のひかりを水にもどしけり 吉野俊二
若鮎のひかり浅瀬を遡上せる  永田万年青
若鮎の飴煮つめゐる小暗きに 加藤耕子
若鮎の育つ湖畔へ戻りけり  小澤菜美
若鮎の跳ねては匂ふ朝の堰  関まさを
若鮎の跳ね止まぬなり熊野笹  森脇恵香
若鮎の跳べば光となるばかり  森岡正作
若鮎や美濃も奥なる長良川  鈴木鳳来
若鮎や浮世の中をいそぎ行く 正岡子規 若鮎
若鮎や由良川しなやかに曲がる  岩木茂
若鮎を鮎苗と呼び近江かな 上原 はる
若鮎を育て母なる琵琶湖かな  稲畑廣太郎
若鮎を一気に仕留む鵜の妙技  宮崎左智子
若鮎を凝つと見ている男傘 山口 剛
若鮎を焼いて八方不義理かな 笠川弘子
若鮎を身ぬちに棲ませ早瀬波 鍵和田[ゆう]
若鮎を弾き出だせし一流れ  田中春生
若鮎を跳ばして閉づる水輪かな  ことり




(注: PC不調のため投稿できず
    2024/04/14 投稿した。)




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最終更新日 : 2024-04-16

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