2024/04/11 日記  風光る - 菜花亭日乗

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2024-04-13 (Sat)  16:39

2024/04/11 日記  風光る

2024/4/11()   旧暦:   33          祝日・節気・雑節・朔望:  旧上巳・旧雛祭り          日出:   513    日没:   1811       月出:   631         月没:   2117       月齢:   2.36      潮汐::     大潮     干支:   乙巳     六曜:   大安


今日のあれこれ: 風光る


《 いのちの春 ~光と風~【石橋文化センタースペシャルムービー 第3弾】 》

https://youtu.be/jbRQmHfw2ec?feature=shared



『風光る(かぜひかる)  三春

【子季語】
 光風

【解説】
 春風がきらきらと光り輝くように感じられることをいう。
陽光の踊るような明るさに、風にゆらぐ景色もまばゆい。
春の到来のよろこびや希望を、吹く風に託した言葉。

【来歴】
『俳諧手挑灯』(延享2年、1745年)に所出。

(季語と歳時記)



沖の帆はひかりとなれり風光る  杉田さだ子
沖晴れて馬の鼻筋風光る  本多俊子
屋根深く反りし水楼風光る  朝妻力
下校時の小女の髪に風光る  田中重子
何故雲が浮くのか子等に風光る  泉田秋硯
加茂川の飛石伝ひ風光る  大橋晄
家康の大樹寺の見え風光る  山路紀子
果舗の灯の凍光風に更けにけり 飯田蛇笏 雪峡
海の風光る真砂女の忌なりけり  太田佳代子
海へ向くベンチに二人風光る  黒滝志麻子
海峡に数多の小舟風光る  松田洋子
海峡のあやなす潮や風光る  谷村祐治
海原や夜に入りてから風光る 政岡子規 風光る
海山や土佐が画に似て風光る 政岡子規 風光る
海女の子の吹く水笛に風光る ひふみ
海鳥と見しは刳舟よ風光る 上村占魚
海鳥の胸のちからの風光る 柳下良尾
海渡るゴッホの絵画風光る  林田麻裕
風光る堰をころがる水の音  森清堯
風光る鴎と着きし小豆島  落合絹代
風光る沖にうさぎの跳びはじめ 鈴木恵美子
風光る屋根の反りよき御涼亭  宮島宏子
風光る音のしさうな長睫毛  北畠明子
風光る音楽隊はポリスマン  須藤美智子
風光る嫁ぐ日近き子の髪に  水原春郎
風光る家族写真を撮りにゆく  辻水音
風光る花屋の角を曲るとき  村上留美子
風光る花嫁教室のこる街  坂上香菜
風光る花壇で訛よみがえる 橋閒石 荒栲
風光る荷をもちかふる書肆の前  大森美恵
風光る過ぎ来しものの色を曳き  稲岡長
風光る海に入りたる山の道  平田紀美子
風光る海の広さを玻璃に置く 稲畑汀子 春光
風光る海の二階のかもめどり 飯田蛇笏 家郷の霧
風光る海の匂ひの観覧車  松木知子
風光る海の表面張力に  斎藤民恵
風光る海へ歓声観覧車  桂敦子
風光る海峡のわが若き鳶 佐藤鬼房
風光る海光るとき地の揺るる  稲畑廣太郎
風光る海抱きしめてをりにけり  外川玲子
風光る開智学校避雷針  川口崇子
風光る外野スタンド自由席  柿沼盟子
風光る街へ扉は回転す  山内洋光
風光る核など要らぬ慰霊の碑  鴨下昭
風光る学校帰りの大袋  加藤直人
風光る瓦礫より出るロバの耳  鴨下昭
風光る観音詣繰り返し 高浜年尾
風光る閑谷学校避雷針  中村洋子
風光る丸木の橋をトムソーヤ  松本きみ枝
風光る岩場波打つ城ヶ島  田中よしとも
風光る奇岩の多き金勝寺  山崎里美
風光る脚を延ばせし本籍地  林いづみ
風光る丘にブリキのおもちや館  井内佳代子
風光る丘に魚のモニュメント  前阪洋子
風光る泣く児笑ふ子動物園  松下幸恵
風光る鋸山の観世音  福田肇
風光る喬樹のそよぎ一枝づつ 飯田蛇笏 家郷の霧
風光る境内フリーマーケット  高濱朋子
風光る教室の窓残り香も  中川のぼる
風光る橋の半ばの県境  根岸美智子
風光る橋の袂の種物屋  田村すゝむ
風光る胸乳の谷に首飾  守屋井蛙
風光る仰ぎて白し鳩の腹  紅谷芙美江
風光る錦絵はみ出す相撲取  三宅文子
風光る金魚田の水抜かれあり  坂口夫佐子
風光る金券ショップで買う切符  小枝恵美子
風光る空や浪速の鴎鳴く  渡辺政子
風光る空翔ぶものの声を撒き  中島あきら
風光る熊野古道を抜けにけり  石脇みはる
風光る熊野灘見て歌碑を見て  笠松ゆき子
風光る栗鼠枝えだを擦り抜けて  森清信子
風光る君が板書の化学式  木暮陶句郎
風光る軍鶏のひよこの蹴爪かな  長谷英夫
風光る袈裟襷なる梵鐘に  牧悦子
風光る健診無事と町闊歩  仙石君子
風光る言葉かけつつ稚魚放つ  村田近子
風光る古代調布の里帰り  三輪慶子
風光る古筆手鑑翰墨城  林日圓
風光る戸倉へ渡る長き橋 田中冬二 俳句拾遺
風光る湖畔ゆるりと風車かな  坂根宏子
風光る糊利きすぎし診療衣 川畑火川
風光る午前で仕事切り上げて  柿沼盟子
風光る後は天命待つばかり  宮井知英
風光る後れ毛といふ繊きもの  真保喜代子
風光る孔雀の羽の開きけり  渡辺民親
風光る広がる風の凱歌かな  河野智子
風光る弘法麦の穂のまはり  定梶じょう
風光る紅絹もて拭ふ螺鈿かな  下山田美江
風光る行き交ふ船もさざ波も  吉田順子
風光る高さを競ふ大都会  稲畑廣太郎
風光る高原ガラス美術館  吉永すみれ
風光る高菜畑より高菜の荷 友岡子郷
風光る今日は教室見学日  林裕美子
風光る婚約指輪嵌めし娘に  住田千代子
風光る砂にキリンを描き足して  南洋子
風光る在宅勤務を抜け出して  柿沼盟子
風光る鷺は天女か幻か  漢隆司
風光る薩摩切子の紅と青  浦川哲子
風光る三十六峰右に見て  西村雪園
風光る山の池には鯉仲間  丸山冬鳳
風光る山車からくりの糸見えて 衣川砂生
風光る珊瑚礁てふ泡立て器  原田達夫
風光る産みたて卵一ダース  中田みなみ
風光る産衣胸から裾びらきに 中村草田男
風光る仔牛は鼻輪もらひたる  栗坪和子
風光る仔犬英語で叱られて  入江和子
風光る子が母の手をふりきつて  遠山のり子
風光る子にうつすらと髭生ゆる  浪花洋子
風光る子に初めての定期券  秋葉貞子
風光る子に徳残す米紳士  伊吹之博
風光る子の丈で見る水車かな  久保久子
風光る子の片言の糸電話  小山繁子
風光る子供歌舞伎の飛び六方  木村てる代
風光る子等の丸めし泥だんご  塩千恵子
風光る師の忌妻の忌つづけざま  伊藤白潮
風光る師走の空の月夜かな 政岡子規 師走
風光る指しなやかに太極拳  森茂子
風光る指折り  の寺巡り  西村雪園
風光る指紋の浮かぶ老眼鏡  西口鶴子
風光る紙飛行機のパイロット  鷺山珀眉
風光る飼われて口笛吹く魚  佐々木峻
風光る児の靴干さる四つ目垣  高木嘉久
風光る字を結びし雑木山  小野寺節子
風光る時みよし野は散り初むる  稲畑廣太郎
風光る時大甍鎮もれる  稲畑廣太郎
風光る耳もとに草の話し声  森景ともね
風光る自立の道の小買物  黒滝志麻子
風光る七歳の子の国語辞書  有賀昌子
風光る社の鳶の村一円  漢隆司
風光る若山牧水東京展  北畠明子
風光る手を繋ぎ来る一輪車  一ノ瀬千恵
風光る首に巻きたる草木染  荒井千佐代
風光る首都はダイヤモンドカット  小嶋洋子
風光る修道院の石畳  祐森彌香
風光る出雲の旅に出ることに  大日向幸江
風光る初恋の君十五歳  小澤徳江
風光る所在無き日ののろけ豆  吉田明子
風光る渚を駈くる調教馬  有田蟻太
風光る書かねば消ゆることばかり  和田政子
風光る書物広ぐる洪庵像  井上和子
風光る女子生徒等の髪揺れて  木村瑞枝
風光る女性指揮者の黒スーツ  松山三千江
風光る小学校の尊徳像  北崎展江
風光る小流れの橋渡りけり  有賀昌子
風光る少年に部屋与へられ 飯野紫星
風光る松韻籠もる御用邸  松本三千夫
風光る樟の大樹の下をゆく  小林共代
風光る沼に鷺佇つ首かしげ  手島南天
風光る象のすばやきあと退り  竹生田勝次
風光る象の小川に沿ひ行けば  稲畑汀子
風光る上野に多き画学生  三沢蘭
風光る上野の森に四部合唱  鈴木石花
風光る乗ればすぐ出て二階バス 都筑智子
風光る城下鰈揚る海  松崎鉄之介
風光る浄土ヶ浜の波頭  杉原ツタ子
風光る心あかせる人の居て  平保子
風光る心の中にもある遠景 楠本憲吉 方壺集
風光る心ふはりと体離れ  有松洋子
風光る新たなペンをペン立てに  高橋詩
風光る新会員は二十代  大口堂遊
風光る新丸ビルに千の窓  林昭太郎
風光る森の館のマソア像  三羽永泊
風光る真珠筏を湾に敷き 鷹羽狩行
風光る神の定めし位置に島  佐津のぼる
風光る神戸元町パン工房  池上幸子
風光る神訪ねつぎ猿茸 角川源義
風光る身体にたまる葉緑素  吉弘恭子
風光る人影のなき歌碑公園  嶋崎豊子
風光る人馬一如の砂塵あげ  落合絹代
風光る刃を秘めてゐるやうに  足立幸信
風光る水の面にある詩情  近藤喜子
風光る水を鏡の並び蔵  田村すゝむ
風光る水子地蔵の千体に  間島あきら
風光る水晶体を取り替へて  田所節子
風光る水平線がまっすぐに  坪内稔典
風光る水無き馬の水呑み場  篠田純子
風光る水揚げの魚滝をなし 藤井淑子
風光る水路を曲りさつぱ舟  森清信子
風光る生きとし生けるものの中  平ふみ子
風光る生家の柱二百年  白澤よし子
風光る生簀の魚をきらめかせ  島谷征良
風光る聖土曜日のブーケトス  大久保白村
風光る聖扉そびらにブーケトス  安藤しおん
風光る声はづませて下校の子  羽賀恭子
風光る青き小舟の繋がれて  環順子
風光る青年となる喉仏 柴田青水
風光る昔本町日本橋 八木林之介 青霞集
風光る石の井桁の自噴水  清水美子
風光る石の重しの梅花地図  結城節子
風光る石の飛鳥に石ひろふ  門脇なづな
風光る石より生まる野の仏  鈴木基之
風光る石を出られぬ野仏に 榎本冬一郎
風光る石屋の石の亀蛙  松本三千夫
風光る赤子の肌着二度洗ひ  笹村政子
風光る赤児のくせ毛くるくると  近藤喜子
風光る切手の影のじぐざぐと  小嶋洋子
風光る切手の角のちぎれけり  風間史子
風光る節電の街過ぎる時  稲畑廣太郎
風光る千畳敷の潮だまり 久米谷和子
風光る川にカヌーを漕ぎ出せり  宮川杵名男
風光る川の流れは綾なして  今橋眞理子
風光る川をへだてて古都・古城  福場朋子
風光る川岐れては勢ひては  鹿野佳子
風光る川二つ越え高麗の郷  荒川優子
風光る洗濯干してぼんやりと  宮地静雄
風光る閃めきのふと鋭どけれ 池内友次郎
風光る窓より遠く白き船  石井美代子
風光る窓辺に置かれ鳩車 松崎鉄之介
風光る草という草おいしそう  池田澄子
風光る草の名前をこゑにして  井原美鳥
風光る蔵王連山揺るぎなし  宮川迪夫
風光る足の運びのぴたり合ひ  柿沼盟子
風光る村が市となる屋根瓦  加藤たかね
風光る多摩の稜線歪めつつ  稲畑廣太郎
風光る体内中の葉緑素  吉弘恭子
風光る堆肥を返す大き手に  布川直幸
風光る対岸見せぬ揚子江  中島玉五郎
風光る貸自転車でめぐる町  是永素江
風光る大湖の景をひとり占め  前川ユキ子
風光る大人のための九十九里 櫂未知子 貴族
風光る卓布に百花刺し終へて 岡部名保子
風光る谷津田に戻る水の音  西村渾
風光る誰かが会ひに来る予感  高橋秋子
風光る誰彼となく水辺かな 中村汀女
風光る単線にある待時間  高橋あさの
風光る段なす川の競り落ちて  唐鎌光太郎
風光る男が海へ出尽して  遠藤真砂明
風光る男が叉手を担ぎきし  藤田輝枝
風光る男結びの子の荷物 前津栄子
風光る地生るるものに先駆けて  間島あきら
風光る稚魚放つとき声かけて  山本無蓋
風光る置き替へてみる文机  門伝史会




(注: PC不調のため投稿できず
    2024/04/13 投稿した。)





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最終更新日 : 2024-04-13

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