2024/04/10 日記  長閑 - 菜花亭日乗

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2024-04-13 (Sat)  16:36

2024/04/10 日記  長閑

2024/4/10()   旧暦:   32          祝日・節気・雑節・朔望:             日出:   514         日没:      1810       月出:   555         月没:   2003       月齢:   1.36      潮汐::  大潮           干支:   甲辰     六曜:   仏滅


今日のあれこれ: 長閑


《 \レジャーシーズン到来!/ 長閑でノスタルジックな春の野尻湖 》

https://youtu.be/H_lX2wmp5c0?feature=shared



『長閑(のどか)  三春

【子季語】
 
のどけし、のどやか、のどかさ、のんどり、駘蕩

【解説】
 
春の日ののんびりとしたさまをいう。
日も長くなり、時間もゆるやかに過ぎるように感じる。

【来歴】
 
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。

【文学での言及】
 
久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ 紀友則 『古今集』
』(季語と歳時記)



長閑の俳句:


町角のカレーの匂ひのどかなり  中道愛子
蝶長閑馬に蹄鉄打つ門を 中川四明
長き貨車のどかに影を率きつれて  橘澄男
長閑かな水面に揺るる桜影  志方章子
長閑かな檻に「ただ今準備中」  山田暢子
長閑けきやときどきしやべる鸚哥かな  大日向幸江
長閑けさの財布拾つて貰ひけり  野路斉子
長閑けさの杖持て石を小突くなり  村越化石
長閑けさや庭に朝夕兎来る  河原昭子
長閑けしやくるりと曲る象の鼻  及川照子
長閑けしやときに小道の石を蹴り  有賀昌子
長閑けしやはるかに見ゆる彦根城  海村禮子
長閑けしや円周率のピアノ曲  村高卯
長閑けしや寺の耳門の少し開き  松本三千夫
長閑けしや城を出できし人力車  戸田春月
長閑けしや雀飛び込む潦  五味絋子
長閑けしや庭に朝夕兎来る  河原昭子
長閑けしや変わりばえせぬ口喧嘩  石川裕美
長閑けしや野菜並ぶる陶器店  加藤静江
長閑けしや鼾かく犬飼いており  貝森光洋
長閑さについ立寄りし手芸店  先山実子
長閑さにひそめる愁ひ地震の後  溝内健乃
長閑さにひとりうそふく音は鶴か 尾崎紅葉
長閑さに気の草臥る眼鏡かな 井上井月
長閑さに寝てしまひけりバスの中  仁平則子
長閑さに探鳥会の里巡り  安永圭子
長閑さに日暮れていまだ戸もさゝず 松宇家集 伊藤松宇
長閑さに暮らしの音を探しをり  岩崎皓子
長閑さに無沙汰の神社廻りけり 太祇
長閑さに落もさだめぬおち葉哉 高井几董
長閑さのこころ時空に遊びゐて  安立公彦
長閑さのはては曇りぬ離れ礁 豊長みのる
長閑さの果は曇つて仕舞ひけり 星野麦人
長閑さの間のびしてゐる昼下り  蔵澄茂
長閑さの牛従へてまだ娶らず 太田土男
長閑さの極み校庭子等見えず  溝内健乃
長閑さの人に読ましむ鐘の銘 石井露月
長閑さの日帰り湯治したりけり 雉子郎句集 石島雉子郎
長閑さの餘りを水の埃かな 井上井月
長閑さは障子のそなたこなた哉 月居
長閑さやこゝろに期することもなく 吉田秋水子
長閑さやしきりに動く山羊の顎  里村梨邨
長閑さやハイドロゾアを御机 松根東洋城
長閑さやバリアフリーに助けられ  田下宮子
長閑さやピーナツバター厚く塗る  大槻春美
長閑さやゆつくり進む耕運機  高橋将夫
長閑さや雲の上なる雲動き 川瀬一貫
長閑さや花交換を垣越に  冨田君代
長閑さや垣の外行く薬売り 夏目漱石
長閑さや覚えそめたるスペイン語 左右木韋城
長閑さや干潟の沖の波がしら 白水郎句集 大場白水郎
長閑さや間延びのしたるちんどん屋  北尾章郎
長閑さや元祖本舗と向かひ合ひ  長谷川閑乙
長閑さや合格の子を送り出し  亀卦川菊枝
長閑さや山ふところの木の根ほり 軽部烏帽子 [しどみ]の花
長閑さや歯医者に鎮と招き猫  大西淘子
長閑さや出支度すれば女客 素丸
長閑さや障子の穴に海見えて 正岡子規(1867-1903)
長閑さや森の中より四重奏  佐野静子
長閑さや人来て出づる渡し舟  乙坂きみ子
長閑さや浅間のけぶり昼の月 一茶文政二年己卯(五十七歳)
長閑さや鼠のなめる角田川 一茶
長閑さや早き月日を忘れたる 炭太祇
長閑さや鯛を見込みの昼旅籠 井上井月
長閑さや男は遊ぶ島の風 雉子郎句集 石島雉子郎
長閑さや茶菓をいただく寺の縁  岡田房子
長閑さや脹れた腹をもてあます 尾崎紅葉
長閑さや鶴の踏み破る田の氷 井上井月
長閑さや同窓の老石の椅子  長崎桂子
長閑さや日向の独活に蟻上下 原月舟
長閑さや猫にも利き手あるらしく  中川二毫子
長閑さや白馬寺みちにでく芝居 荒井正隆
長閑さや微笑む雲を見送りて  今井充子
長閑さや風がねじ巻く花時計  望月和子
長閑さや暮れて枯草ふくらめる 渡辺水巴 白日
長閑さや眠らぬまでも目の細き 尾張-横船 元禄百人一句
長閑さや無人ショップの服探し  七郎衛門吉保
長閑さや木組灯台守る岬  松本鷹根
長閑さや柳の下の洗ひ臼 井上井月
長閑さや煉瓦倉庫のティールーム  相沢有理子
長閑さや渾名で呼んだり呼ばれたり  井上静子
長閑さや雉子が鳴けば鶏も 大場白水郎 散木集
長閑さよD51に乗る晴れ男  戸田春月
長閑さを語る石屋と大工かな 中村楽天
長閑さを来て虚子館に引き締る  福井鳳水
長閑しやペンギンのする白き糞  津田このみ
長閑しやまたも失せ物捜し中  瀬口ゆみ子
長閑しや羽繕ひせる残り鴨  西谷恵美子
長閑しや韓国庭の甕の数  加藤静江
長閑しや僧は私服も黒づくめ  田代貞枝
長閑しや叩きかけをる音のして  小渕二美江
長閑しや又聞かさるる同じ愚痴  三浦如水
長閑すぎて虚雷きくなり山の湖 大須賀乙字
長閑とは稿債たまるばかりかな  稲畑汀子
長閑なりペンをカップに持ち替へて  土井三乙
長閑なり甘えも犬の処世術  能勢栄子
長閑なり湖に待機の消防艇  河村泰子
長閑なり死に装束に着替へては  品川鈴子
長閑なり尺八の音も吹く父も  蘭さと子
長閑なり水辺に戯るる鴨親子  池田加寿子
長閑なり朝に夕べに神祭る  藤和子
長閑なり電波時計の狂ふほど  大沼遊魚
長閑なり到来ハムの縛を解き  泉田秋硯
長閑なり北向観音の朝参り  小滝奈津江
長閑なり瀟洒な午後のハーブテイー  三川美代子
長閑なるデパ地下二階握り飯  泉田秋硯
長閑なるものに又なき命かな 久保田万太郎
長閑なる雲見て居るや丘の上 至青
長閑なる岩塩のほろ苦きかな  前田美恵子
長閑なる山の声あり人の事  犬塚芳子
長閑なる診察台でラジオ聞く  吉成美代子
長閑なる水暮れて湖中灯ともれる 河東碧梧桐
長閑なる潮さす浦の小波かな  高谷栄一
長閑なる日々ありてこそ大花火  須賀敏子
長閑なる日和と顔に画いてあり 高澤良一 素抱
長閑なる乳房のかずの子豚かな  木村稔
長閑な昼煙草はラッキーストライク 高澤良一 寒暑
長閑にもあしたの見ゆれ万華鏡 千代田葛彦
長閑やかに影追ふ鳩のリズムかな  高埜良子





(注: PC不調のため投稿できず
    2024/04/13 投稿した。)





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最終更新日 : 2024-04-13

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