2023/06/08 (木) 旧暦: 4月20日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 4時25分 日没: 18時55分 月出: 23時05分 月没: 8時14分 月齢: 19.46 潮汐: 中潮 干支: 丁酉 六曜: 大安
今日のあれこれ: 燕の子
《 【2023/04/19】孵化後22日目、巣立ち完了!夜は戻って来た!【ツバメ】 》
https://youtu.be/-SFd8mr3VRw
『燕の子(つばめのこ) 三夏
【子季語】
子燕、親燕
【関連季語】
燕、夏燕、燕の巣
【解説】
その年に生まれた燕の子どもである。五、六羽の燕の子が、親から餌をもらうために大きな口を開けて巣から身を乗り出している姿はほほえましい。
【来歴】
【実証的見解】
燕は、春、南方から渡ってきて繁殖活動に入る。鴉や蛇から子どもを守るために人目の届く軒下などで営巣する。また、前年の巣が残っていればそれを利用する。四月下旬から七月にかけて二回産卵し、孵化後二十日ぐらいで巣立つ。』
(季語と歳時記)
燕の子の俳句:
・子つばめの妻籠の空を賑やかに 飛高隆夫
・いつせいに喉もと反らし燕の子 鷹羽狩行
・口大き子燕がまづ餌を貰ふ 谷泰子
・子燕が飛ぶよろこびの羽ひろげ 渡辺政子
・燕の子今日は次郎が飛び立ちて 武藤善尚
燕は、早春に日本にやってきて、巣作りを始め、七月までに2回産卵するそうだ。
もう第1回目の産卵、養育、巣立ちは終わり、今はもう2回目の産卵の時期かもしれない。
燕が人家の軒先に巣を作るのは、烏や蛇の攻撃から巣を守るためらしい。
燕は、人が巣を攻撃しないのを知っているのだ。
そう考えると、やはり無事な巣立ちを祈ってやりたくなる。
しかし、動画を見ていると、途中で雛が落ちたり、攻撃されたりして全滅することも多くあるらしい。
人の世界と違って、自然界は生存競争の世界。
常に危険と向き合わなければならない非常・非情の厳しい世界だ。
無事な巣立ちが終わるように、祈りたい。
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最終更新日 : 2023-06-08