2023/05/20 (土) 旧暦: 4月1日 祝日・節気・雑節・朔望: 朔 日出: 4時32分 日没: 18時42分 月出: 4時35分 月没: 19時29分 月齢: 0.46 潮汐: 大潮 干支: 戊寅 六曜: 仏滅
今日のあれこれ: 菖蒲
《 もうすぐ端午の節句…菖蒲の花 出荷最盛期 》
https://youtu.be/_VVOIbnWHnI
『菖蒲(しょうぶ、しやうぶ) 仲夏
【子季語】
白菖、水菖蒲、あやめ、あやめぐさ、菖蒲髪
【関連季語】
かきつばた、あやめ、花菖蒲、菖蒲湯、菖蒲葺く、菖蒲引く、菖蒲酒
【解説】
端午の節句になくてはならない水辺の草。水中から剣のような緑の葉をのばし、夏に黄緑の小花をつける。葉には芳香がある。邪気を払う植物の一つであり、端午の節句には菖蒲湯を立て菖蒲酒を作る。古くは「あやめ」「あやめ草」といった。
【来歴】
『花火草』(寛永13年、1636年)に所出。
【文学での言及】
白玉を包みて遣らばあやめぐさ花橘にあへも貫(ぬ)くがね 大伴家持『万葉集』
ほととぎす鳴くや五月のあやめぐさあやめも知らぬ恋もするかな よみ人しらず『古今集』
【科学的見解】
菖蒲(ショウブ)は、サトイモ科ショウブ属の多年草。在来の植物であり、日本全国の池や沼などに繁茂する。水中の泥に根茎が横たわり、そこから芳香のある剣状の葉がのびる。五月から七月にかけて、茎の途中から黄緑色の肉穂花序(棒状の花)を出す。同属の植物として、セキショウが存在し、本州から九州の水辺に自生している。(藤吉正明記)
』
(季語と歳時記)
菖蒲の俳句:
・由布を背に和名ゆかしき花菖蒲 清水佑実子
・風立つや水に色添ふ花菖蒲 藤岡紫水
・名刹の箒目すがし花菖蒲 野村鞆枝
・遊女の句映し黄菖蒲池菖蒲 長谷川かな女
・髪の菖蒲解けて匂へり枕上 大木石子
・葉菖蒲の邪気祓ふ気にあやからん 高澤良一
・美しき呼び名の菖蒲花いまだ 角川源義
葉は薬として
花は生花として
日本では欠かせない菖蒲の季節。
名古屋では、花菖蒲はこれからだ。
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最終更新日 : 2023-05-20