2023/03/22 (水) 旧暦: 閏2月1日 祝日・節気・雑節・朔望: 放送記念日、朔 日出: 5時42分 日没: 17時53分 月出: 6時05分 月没: 18時28分 月齢: 0.4 潮汐: 大潮 干支: 己卯 六曜: 友引
今日のあれこれ: 陽炎
《 【ゆっくり解説】空気中のモヤモヤ、「陽炎」現象の仕組み 》
(8:40辺りから陽炎の解説がある)
https://youtu.be/oi0lrTyjYyU
『陽炎(かげろう、かげろふ) 三春
【子季語】
野馬、糸遊、遊糸、陽炎燃ゆ、陽焔、かげろひ、かぎろひ
【解説】
地面から立ちのぼる蒸気で空気が乱れ、風景やものが揺らめいて見えること。光の屈折率の変化によって起こる現象で春に限ったものではないが、のどかな感じがするので春の季語としている。
【来歴】
『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出。
【文学での言及】
東の野にかぎろひの立つ見えて返り見すれば月かたぶきぬ 柿本人麻呂『万葉集』
』
(季語と歳時記)
陽炎の俳句:
・かぎろふやまだ水細き飛鳥川 小澤満佐子
・かぎろへる遠き鉄路を子等がこゆ 橋本多佳子
・あるほどの養蜂箱の陽炎へる 西村和子
・おふおふと陽炎の立つ太宰の地 増成栗人
・かげろうて笑うて母の歩みくる 瀧澤伊代次
昨日、今日と春らしい良い天気だった。
しかし、天気は下り坂。
天気の変化が、激しくなりそうだ。
運勢や呪いの世界では、春分の日を境に、大きな変化が訪れると恐ろしい未来を教えてくれる動画も多い。
また、地震関係の学者は、大地震が近づいているので注意が必要だと警告している。
未来のことは、人間にはわからない。
自然現象も全てわかっている訳では無い。
陽炎も物理的な説明はできるのだが、自分の目で再現しながら理解するのは難しい。
だから、神秘的なものに見える。
陽炎を詠んだ句が多いのは、その様な神秘さが背景にあるのだろう。
1から3までの句は、自然現象の陽炎だ。
4と5は、自然現象なのだろうか。
季節によっては太宰の地にも陽炎は発生するだろうから、否定はできない。
第5句は、これはもう夢の世界か妄想の世界の陽炎だろう。
妄想と言っても快い妄想だが...
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最終更新日 : 2023-03-22