2023/03/12 日記 土筆 - 菜花亭日乗
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2023-03-12 (Sun)  19:15

2023/03/12 日記 土筆

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今日のあれこれ: 土筆

《二十四節気の一つ『啓蟄』 ツクシが姿を見せ春の訪れ(熊本) (23/03/06 18:30)

https://youtu.be/aytnnas7Djs



『土筆(つくし)  仲春

【子季語】
 つくづくし、つくしんぼ、筆の花、筆頭菜、土筆野、土筆摘

【解説】
 筆和、土筆飯、土筆汁トクサ科の多年草。杉菜の胞子茎をいう。三月ごろから日のあたる土手や畦道に生える。筆のような形をしているのでこの名がある。

【科学的見解】
 土筆は、スギナというシダ植物の胞子葉の部分をさす。春先、土壌中にある地下茎から胞子葉が伸び、地上に出たあとは茎を伸ばし先端から胞子を飛散させる。その後、遅れて細く尖った松葉状の葉(栄養葉)を出し、活発に光合成を行う。スギナは、在来の植物で、北海道から九州まで分布する。土筆は、食用となり、春の山菜として昔から親しまれている。(藤吉正明記)』
(季語と歳時記)



土筆の俳句:


・ぎつしりと箱にお稲荷土筆摘む   きくちきみえ


・つぎつぎと土から生命つくしんぼ   増田甚平


・かたまりて家族のごとく土筆あり   唐澤まさし


・つくしんぼ少年の背は伸び放題   横田敬子


・つくしんぼ摘んでそのままねころんで   根橋宏次


・つくしんぼ子育てといふ至福かな   溝越教子




冷たい北風が収まれば、春の陽に誘われて、野遊びの季節。
 加えて、この季節なら、土筆も土を出て空に向かって伸びている日和だ。

野遊びなら、穏やかな陽射しさえあれば良い。
それに、土筆でも見つけることができれば、なお良い。

都会暮らしの人間には、どこに土筆は生えているのかわからない。
 訊いてみると、川の堤防には生えていることが多いそうだ。

この辺りなら、木曽川や長良川の堤防のある場所なら、見つけることが出来るそうだ。


昨日、今日、野に出て土筆採りを楽しんだ人は多いはずだ。

来週もまだ天気さえ良ければ、間に合う。

沢山採る必要はない。
ほろ苦い土筆の春の味わいを味わえれば、それで充分なのだから。





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最終更新日 : 2023-03-12

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