2023/03/11 (土) 旧暦: 2月20日 祝日・節気・雑節・朔望: 日出: 5時58分 日没: 17時44分 月出: 21時24分 月没: 7時44分 月齢: 18.83 潮汐: 中潮 干支: 戊辰 六曜: 先負
今日のあれこれ: 桃の酒
桃花酒
(桃の酒の動画が見つかりませんでした。
これは、動画ではなく、写真です。)(http://www.kikunotsukasa.jp/column/archives/5147
より転載)
『桃の酒(もものさけ) 仲春
【子季語】
桃花酒
【解説】
桃の花を浸した酒。
これを桃の節句に飲めば、百病を除き、顔の色艶がよくなるといわれる。』
(季語と歳時記)
桃の酒の俳句:
・くちびるにひと雫うけ桃の酒 黒川悦子
・桃の酒も李白は一斗例のごとし 樗良
・雛もなし男ばかりの桃の酒 桃酒 正岡子規
・桃の酒五官やさしくなりにけり 塚本久子
・ぬれつつぞしひてもりこぼす桃の酒 宗因
・恋よびの一句や桃の酒注がれ 加藤三七子
桃の酒は、上巳の節句、雛祭りに飲まれてきたお酒のようだ。
今は、子供向けの白酒は残っているが、大人向けの桃の酒は、あまり飲まれない。
3月3日の雛祭りの日記に書いたように、現在では雛祭りは、女の子・子供の祭りになってしまっている。だから、白酒は飲まれるが桃の酒は飲まれないのだろう。
雛祭りの記事に書いたように、大人の女性も元女の子であることは、間違いない。
子供の女の子だけではなく大人の元女の子の成長と健康と感謝の気持を込めて、桃の酒で祝うべきだと思う。
説明にある様に、桃の酒を飲めば顔の色艶がよくなるそうだ。
美しくなれるお酒を飲まない手はない。
酒蔵も酒屋も、もっとこの側面を声を挙げて、桃の酒を売れば、商売の売上は上がり、女性は美しくなる。
良い事ずくめの桃の酒を、飲んで楽しめば、皆、ハッピーになれるのだ。
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最終更新日 : 2023-03-11