2023/03/06 (月) 旧暦: 2月15日 祝日・節気・雑節・朔望: 啓蟄 日出: 6時05分 日没: 17時40分 月出: 16時25分 月没: 5時38分 月齢: 13.83 潮汐: 中潮 干支: 癸亥 六曜: 仏滅
今日のあれこれ: 啓蟄
『今日は冬ごもりの虫が動き始める『啓蟄』松のこも外しでは「暖かかった影響で少ない」(2023年3月6日)』
https://youtu.be/JzuH0-rNKGY
『啓蟄(けいちつ) 仲春
【子季語】
驚蟄
【解説】
二十四節気の一つで三月六日ころ。「啓」は「ひらく」、「蟄」は「土の中で冬ごもりしている虫」の意で、冬眠していた蛇や蛙などが暖かさに誘われて穴から出てくるころとされる。実際に虫が活動を始めるのはもっと暖かくなってからである。
【来歴】
『増山の井』(寛文7年、1667年)に所出。
【実証的見解】
初春の項参照
』
(季語と歳時記)
啓蟄の俳句:
・城山の鳶啓蟄の宙めぐる 右城暮石
・啓蟄のひかり一村余すなし 田中臥石
・啓蟄といふ新しき土の色 黒滝志麻子
・啓蟄のみみず横縞きらめかす 後藤比奈夫
・啓蟄のなんでも留めたいホッチキス 寺田良治
・啓蟄のそろりそろりと参ろうか 本村弘一
今日は、3月6日、啓蟄。
お天気も、それに合わせて春らしくなった。
朝の天気予報は、4月上旬並の暖かさと言っていたが、確かに風が収まった、陽射しのある日は春本番のようだった。
寒さを避けて土の中に潜んでいた虫たちが、地上に現れる日なのだが、暖かいのは良いが地上に出れば、危険もある。
鳥たちに見つかれば食べられてしまうこともある。
しかし、穴の中で過ごし続けることは出来ない。時が来れば、活動しなければならない。
啓蟄の日は虫たちの日だけではない、人間にとっても嬉しい日だ。
もう春だと、お墨付きを得られたのだから。
最後の二句の作者のはしゃぎようはどうだろう!
初めて買ってもらったおもちゃの刀を手にした子供のようだ。
何も留めるものなど必要はない。
カチャカチャ、春なのだから、カチャカチャ、春なのだから...
本村氏など、気分は昆虫と変わらない。
お天気は良いし、春なんだから、慌てる必要もない。
ソロリ、ソロリと気の向く儘だ...
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最終更新日 : 2023-03-06