2023/02/03 (金) 旧暦: 1月13日 祝日・節気・雑節・朔望: 節分 日出: 6時39分 日没: 17時09分 月出: 14時38分 月没: 5時08分 月齢: 12.25 潮汐: 中潮 干支: 壬辰 六曜: 先勝
今日のあれこれ: 追儺
『京都・吉田神社「追儺式」(2023年2月2日 京都市左京区)』
https://youtu.be/-h6fOBOqNJk
『追儺(ついな、つゐな) 晩冬
【子季語】
なやらひ、鬼やらひ、儺を追ふ(だをおふ)
【解説】
もともとは中国から伝わった災いを払う宮中の行事。
のちに神社寺院に伝わって、二月の節分の行事になった。関東では成田山新勝寺の追儺の豆まきが有名。』
(季語と歳時記)
追儺の俳句:
・護摩の火の真っ直ぐ挙り追儺寺 細川コマヱ
・山国の闇恐ろしき追儺かな 原石鼎
・四股踏みて松明振りて追儺鬼 馬越幸子
・行僧の荒び声なる追儺経 能村登四郎
・愛用のバッグヘ三度追儺豆 和田郁子
追儺は災いを払う儀式。
本来なら、追儺式が行われるお寺に参拝し、法話を聞いたり、鬼やらいを体験したりして、自らの災いを追い払う儀式だ。
山国の明かりを消した闇の中で鬼が暴れ回るのを見れば、闇の恐ろしさを身体で感じることが出来るのだが、明るい照明のある日常では、闇の恐ろしさも実感できない。
『節分(追儺式)の話し』
https://youtu.be/mNVXyId8Ba0
現在では、節分の豆撒きや恵方巻などの日常生活に近い場での行事になっている。
和田氏の様に自分の愛するものに豆をまき災いを除く行為と気持ちは必要だ。
自分、家族、友人、犬や趣味の物に至るまで、災いを除く事を祈るのは、追儺の趣旨に適うことだ。
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最終更新日 : 2023-02-03