2023/01/26 (木) 旧暦: 1月5日 祝日・節気・雑節・朔望: 文化財防火デー 日出: 6時45分 日没: 17時01分 月出: 9時43分 月没: 22時05分 月齢: 4.25 潮汐: 中潮 干支: 甲申 六曜: 大安
今日のあれこれ: 寒梅
《2023/01/14 この暖かさで一気にほころび始めた梅の花 大洲家族旅行村 その2 〜愛媛県大洲市〜》
https://youtu.be/SMGqcsmbx-A
『冬の梅(ふゆのうめ) 晩冬
【子季語】
寒梅、寒紅梅
【解説】
冬のうちから花をつける梅のこと。初春を待つ心に適う。 』
(季語と歳時記)
寒梅の俳句:
・横笛冴けりな寒梅開く二三輪 正岡子規
・寒梅のただ一輪のあまねき日 山口青邨
・寒梅に明日ひらかむとするもあり 阿波野青畝
・寒梅の珠抱くごときふふみかな 山内遊糸
・寒梅とならむいのちの小さく紅し 林翔
花は満開が、一番だ。
特に、桜の花は満開の豪華絢爛たる様が愛される。
そして、風に誘われ花びらが舞いながら散る風情も愛される。
しかし、梅の花は少し違うようだ。
例句に詠まれているように、花の二三輪が愛でられている。
山口氏は寒梅は一輪の花で充分鑑賞、満足できると言っている。
そして、春まだ遠い寒の内に梅は、花を、一輪、二輪、三輪と咲いている。
数は少ないが厳しい寒さの中、咲いた花は、ただ一輪でさえ、キリリと咲いている。
そして、枝をよく見ると蕾が数多くついており、明日開くほど膨らんでいる蕾もある。
それぞれの蕾ごと、膨らみ、花開くその日を迎えるために、準備している。
一輪の花の後には宝石のような蕾が続いている。
その様は、まだ寒い早春の中に、来るべき春をしっかりと見せてくれている。
・息白く梅一輪の花見かな 笑山
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最終更新日 : 2023-01-26