2022/07/28 日記 冷奴 - 菜花亭日乗

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2022-07-28 (Thu)  19:55

2022/07/28 日記 冷奴

2022/07/28 () 旧暦: 630日 祝日・節気・雑節・ 朔望:   日出: 445分 日没:  1849分 月出:  347分 月没:  1851分 月齢:  29.01 潮汐:  大潮 干支:  壬午 六曜:  大安 九星:  九紫火星


今日のあれこれ: 冷奴

「【豆腐レシピ/冷奴8選】1分で作れる!のっけるだけ速攻副菜レシピ」

https://youtu.be/gU5LTqMmU4E



『冷奴(ひややっこ) 三夏

【子季語】
 冷豆腐、水豆腐

【解説】
 水や氷で冷やした豆腐を三センチ角ほどのさいの目に切り、冷水の鉢に盛ったり、青竹を器にしたりして、生姜、紫蘇、削りぶしなどを薬味として食べる。見た目にも涼味を感じる手軽で庶民的な夏の料理。酒の肴にもよくあう。』
(季語と歳時記)



冷奴の俳句:


・花がつを花と散らして冷奴   山口速


・一盞に不遇は言はじ冷奴  日野草城


・運といひ命といひ冷奴かな  加藤郁乎


・運不運言わぬ仲間と冷奴   藤岡紫水


・価値観の似た者同士冷奴   横山迪子


・何ごとも半端は嫌ひ冷奴  鈴木真砂女


・過ぎし日より今が大事と冷奴   犬塚芳子




本当の梅雨明けを思わせる今日。
昼過ぎの日差しは強烈だった。
アスファルト・ジャングルを歩いていると、目がクラクラとした。
 その後乗った地下鉄が涼しいこと、生き返った。

こんな日の晩酌のお供は、冷奴が良い。
冷たくてつるりと滑らかな舌触りは昼の日照りを収めてくれる。

ひや奴は来るものを拒まずで、懐がく広く深い。
動画のように、何かを上に乗せてトッピングをすれば、千変万化を楽しむことが出来る。

一方、シンプルにお気に入りの醤油・たまりだけの方が豆腐を感じることが出来る。旨味なら木綿、舌触りなら絹ごし。

冷奴の例句を読んでいて、冷奴好きは冷奴を目の前にして、運だとか命だとか人生だとかに思いを馳せる人が多いようだ。

人の人生は上りもあれば下りもある、自分の預かり知らぬところで決められている。
 そのようなことが判る年頃になると、冷奴が語りかけてくれるらしい。

過去にも未来にも縛られぬこと。
大事なことは、今、此処。
ひや奴。




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最終更新日 : 2022-07-28

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