2022/01/30 日記 寒紅 - 菜花亭日乗

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2022-01-30 (Sun)  23:06

2022/01/30 日記 寒紅

2022/01/30 () 旧暦: 1228日 祝日・節気・雑節・ 朔望:  日出: 642分 日没:  1706分 月出:  500分 月没:  1433分 月齢: 27.35 潮汐:  中潮 干支:  癸未 六曜:  先負 九星:  二黒土星


今日のあれこれ: 寒紅

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(よーじや 京紅
https://www.yojiyacosme.com/news/detail/?id=106
より転載)



『寒紅(かんべに) 晩冬

【子季語】
 丑紅、寒紅売

【解説】
 寒中に造られた紅は品質が良く、美しいとされる。
特に寒の丑の日のものは丑紅と言って最も上質とされた。
俳句では、寒中に女性が用いる紅一般をも指す。』
(季語と歳時記)



寒紅の俳句:


・筺底にわがいつの日の寒紅ぞ  高橋淡路女


・曖昧に生きぬ証しの寒紅ひく  中村明子


・夫の忌の寒紅引きて泣かぬなり   尾堂燁


・罪障のふかき寒紅濃かりけり  鈴木真砂女


・円山の雪寒紅の猪口に降る  長谷川かな女




日本伝統の寒紅と冬の口紅の寒紅と俳句では区分がつかないが、伝統の寒紅のほうが手間のかかる分気持ちが入りやすい。
 引くと言う表現のものは寒紅だと考えてよいだろう。

女性にとって紅を引くのは真剣勝負。
気合の入る瞬間なのだから。

上の4句は、女性が勝負してきた寒紅に纏わる感慨の句。
だから、理解できる。
 簡単ではない、寒紅は真剣なのだ。

5
句は少し違う、かな女らしい色彩の中に遊ぶ世界だ。
穏やかに紅い色気が漂う世界だ。
いつ、どこで、なにが、どうした...さっぱり判らない。
円山だけは具体的だが、これは札幌の円山公園だろうか、京都だろうか。
 北海道と縁のあった長谷川家だから、札幌も否定できないが、艶やかさを考え京の都の円山と考えたい。




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最終更新日 : 2022-01-31

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