2022/01/26 (水) 旧暦: 12月24日 祝日・節気・雑節・ 朔望:
文化財防火デー 日出: 6時45分 日没: 17時01分 月出: 0時17分 月没: 11時18分 月齢:
23.35 潮汐: 小潮 干支: 己卯 六曜: 大安 九星: 七赤金星
今日のあれこれ: 雪下し
「平屋の雪下ろし2022年 Snowing down the
roof」
https://youtu.be/m4DUshhpHKs
『雪下し(ゆきおろし) 晩冬
【子季語】
雪卸、雪掘り
【解説】
屋根などに積もった雪を掻き下ろすこと。
雪の重みで戸の開け閉てがきつくなったり、ひどい時は家が倒壊したりするので雪下しは不可欠。
危険な力仕事である。』
(季語と歳時記)
雪下しの俳句:
・父祖の地の雪降る限り雪おろす 村山砂田男
・町ぢゆうが夜中に起きて雪卸す 中村節代
・雪卸し真青の海を見て憩ふ 三宅草木
・朝日負ひ男三代雪下し 安部暘子
・雪下ろし終へし鼻梁の高々と 若井新一
今年は、雪国でも例年より降雪量が多い。
名古屋では12月に積雪もあった。
地球温暖化はどうなったのかだが、子どもや犬は喜んだ。
仕事で札幌と新潟市に住んだことがある。
鉄筋コンクリートの建物だったので雪下しはしなかったが、その重要性はよく理解できた。
雪下しはしなくても済んだが、マイカーの掘り出しは必要だった。
一晩で車が見えなくなるほど積もると、雪の中から車を掘り出すことになる。
朝から始めても、車で出られるのは午後になる。雪の大変さは雪国に住んでみなければ解らない。
雪国の人は、雪下しの大変さを良く承知している。
それはもう定められたことだから、逃げられるものではない。
雪下しが嫌なら、雪国を出なければならない。
雪国に生まれた者として覚悟はできている。
村山の覚悟にはゆるぎはない。
高齢者の雪国暮らしは辛いものだ。
雪国の高齢者は平屋の一軒家には住まないほうが良い。
やはり、南国の温かい処が良い。
安部は男手があって幸せだ。
常日頃威張っているのだから雪の非常時の日には、存在理由を示してもらわなければならない。
それがうまく行っているのだから幸せだ。
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最終更新日 : 2022-01-26