2012/07/08  優会2012 at ざっぶん (その1) - 菜花亭日乗

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2012-07-08 (Sun)  23:55

2012/07/08  優会2012 at ざっぶん (その1)


梅雨明けのような暑い日になった。
今日は、久しぶりに岐阜のざっぶんでの酒の会だ。
テーマは、「ざっぶんの夏の料理と房島屋のマリアージュ」。


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駅への道に、派手な花が咲いていた。

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凌霄花だ。

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いかにも夏の花らしい。

岐阜駅を出ると、梅雨明けのような暑さ。
人通りのほとんどない、商店街・飲み屋街を真っ直ぐ歩く。

会場のざっぶんは歩いて10分程度の距離だ。

【今日の出品酒】
今日は房島屋を楽しむ会なので、銘柄は房島屋のみである。

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1 房島屋 純米吟醸吟吹雪 中汲み 山田錦/吟吹雪 精米50%

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フルーティーな酸の後シュワっとした発泡感を感じさせる。甘い酸に苦・渋が続くが爽やかなもので大人の味わい。


2 房島屋 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み 山田錦/五百万石 50%

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入り口甘く、含み香に微発泡感の名残を感じる。酸の膨らみがあるが中盤からは苦渋は抑えられて切れが良い。


3 房島屋 純米吟醸 兎心 五百万石 50%
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おりがらみの酒。甘い入り口、トロリとした舌触りで、おっとりとした世界を感じさせる。中盤からの切れもよい。後口は甘・苦系。


4 房島屋 純米 無濾過生原酒6号酵母 中汲み あけぼの/五百万石 65%

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酸の膨らみ大きい。後半の気になる押しはなく後口良い。茄子の料理によく合った。


5 房島屋 純米 ブルーボトル仕込み19号 あけぼの/五百万石 65%

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入り口スッキリ。五味の偏りはなくバランスが取れた味わい。スマートで膨らみは感じない。中盤以降苦・渋の押しがある。後口もハードな印象。食中酒に適性がありそうな印象。
燗: 敢えてぬる燗を試してみた。ぬる燗だったが、温度が上がるとふくらみの丸みが大きくなる。後半の苦渋は健在で変わりない。後口のピリッとしたハード感は変わりがなくこの酒の身上だ。


6 房島屋 純米超辛口おりがらみ あけぼの/五百万石 65%

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入り口の甘味の後さんの膨らみがある。スッキリとした味わいが終盤まで続くと、苦・渋の押しが来る。後口も苦・渋系。
燗:酸が膨らみ、苦渋が抑えられれて良い感じになる。燗にすると食中酒として幅が広くなる印象。


7 房島屋 純米火入れ熟成酒 あけぼの/五百万石 65%

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甘い立香。甘い入り口の後直ぐ酸のふくらみを感じる。表現が難しいが含み香に個性がある。中盤からの引きが早く後半の切れ良い。


8 房島屋 純米 大古酒1986 新潟米 精米60%

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琥珀色の25年物の大古酒。立香は、何か酸味を感じさせる香りと老香の混ざった香り。甘い入り口の後スッキリとした酸。トロリ感はなくサラリとした舌触り。後口はフェードアウトせず、ピリッとした主張がある。へたれた印象を感じさせない大古酒だ。


9 房島屋 純米吟醸 山田錦/吟吹雪 精米50%

酸は?より軽くスッキリとしている。含み香に個性がある。

燗: 立香の個性あり。酸がふくらみむ。後半から辛味系の味になる。





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最終更新日 : 2019-03-15

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