2012/12/28  日本酒有志忘年会 at 蕎麦と懐石料理 鈴音 (その3) - 菜花亭日乗

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2012-12-28 (Fri)  23:50

2012/12/28  日本酒有志忘年会 at 蕎麦と懐石料理 鈴音 (その3)


前の有喜屋の印象が良かったので、新しい店がどんな料理になるのか楽しみだ。

鈴音のおまかせ料理は、懐石なので順次料理が運ばれてくる。



<前菜>
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7種盛り
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右から
焼き蒲鉾(見たところ長芋に見えたが)
里芋の田楽赤味噌胡麻掛け

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奥から:
バイ貝
クワイ
蟹と青菜(カイワレ大根?)の和え物
左:
胡麻豆腐茶巾しぼりイクラのソース掛け

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白菜の和え物(弾力のあるものが入っていたが何か判らない)

<煮物>
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大根をだし汁で煮込んだもの。見かけほど醤油や塩味は濃くない、出汁の味。口に入れるとホロホロと崩れる食感。旬の大根を食べるのがコンセプト。
ササゲと柚子皮が色と香りのアクセントにされている。

丁度巡りあった白老の含み香がこの大根と遭うと消えた。

<お造り>
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右から:
酢牡蠣


鮭(軽くスモークされている)

<天婦羅>
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蓮根と菜の花、塩で食べる。
揚げたてが順次提供される。
この後海老、公魚の揚げたてが出たが、食べるのが先で写真を撮り忘れた。

<蕎麦>
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〆は当然のことながら蕎麦。盛りと掛けどちらかが選択できる。

蕎麦はかなり細め、更科ほど白くはないがコシがある。
蕎麦は勿論美味しいが、良いのは蕎麦タレ。
甘味は抑えてあり辛口スッキリ系だが、良く枯らしてあり刺激的なところが出汁の旨味が直接感じられる。

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もう一つ良かったのが、蕎麦つゆ。
蕎麦つゆには、色々あり店の特徴が出る。
長野の某有名店の蕎麦つゆは、生臭くて興冷めしたことがありこの記憶が最悪の蕎麦つゆだ。
この店のは正反対だ。嫌な香りはなく、トロリとした舌触りと熱さが温かみを感じさせる。蕎麦つゆだけ飲んでもよく、お代わりをしてしまった。

タレを蕎麦つゆで割ったものは、酒の肴に合う。
変な趣味だが、汁は酒の肴になる。
茶碗蒸しの汁、煮物の汁、つけ汁などを少し口に含み、酒を飲むと、酒が別のものに変化する。
考えてみれば土瓶蒸しなどは、実より汁を楽しむものだ。
肉や魚や野菜など実体のある肴と汁の違いは、汁は酒と対立するのではなく、寄り添うのでもなく、合体して変身するのだと思う。
人前で汁を口に含むのは少し躊躇するが、それでも試みたい。今日も大根の煮物の汁は、白老を別のものに変身させた。


【感想】
・いい忘年会だった。
日本酒で繋がった参会者は、穏やかな飲み手ばかりで、はしゃぎ過ぎることもなく、湿ることもなく、18種類以上の酒を飲んでもほろ酔いで、他愛のない話をすることができる。
増して今日は、遠方より朋来るありで、時の空白を感じることもなく宴を楽しむことができたのは、日本酒の中に含まれる和の文化のお陰だろう。

・「鈴音」は12月開店の新しい店だが、前の有喜屋名古屋支店の実績の上にたっており、中味は撮って出しのサービスではなく、実績を背景にした吟味されたものだ。
蕎麦に日本酒はつきものだが、蕎麦屋の中には妙に拘って蕎麦以外は卵焼きしか出さないとか酒は限定2種類とか、店主の嗜好を押し付けるところもある。その嗜好に見識を感じられれば良いのだが、外れると目も当てられない結果になる。

この店の良いのは、日本酒の種類が多いこと、肴の種類も多いことで、妙に拘らずお客を楽しませようとするサービスが感じられることだ。
ビール、焼酎、もあるようだが、この店は全国の日本酒を楽しむことができる、これを楽しまない方法はない。

今日の料理は、幹事さんの話では、おまかせで3000円とかの話だったが、記事に書いた通り、手間をかけたものや揚げたての天婦羅が提供され、値段以上の内容になっていた。


【データ】
鈴音
名古屋市西区那古野123
(国際センター駅 徒歩約4分)

TEL 052-565-0770

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最終更新日 : 2019-03-15

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