2018/09/06 ブラジル国立博物館 焼失・消失 - 菜花亭日乗

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2018-09-06 (Thu)  23:52

2018/09/06 ブラジル国立博物館 焼失・消失


ブラジル国立博物館が火災で全焼した。
その結果、収蔵されていた2000万点以上の文化財の殆ど全てが焼失し失われてしまった。

信じられないような悲惨な事故だ。
ブラジルという国・歴史・文化の存在を証明する貴重な文化財が全て無くなってしまった。

こんな事があってよいのだろうか。
博物館の文化財は、他のものでは置き換えられない無二のものだ。
勿論、お金で買えるものではない。

報道では、施設の老朽化とメンテナンス不足による漏電の可能性が高いとしている。
ブラジル国民は、予算を削減し老朽化に対し放置した政府に対し、怒りを爆発させ、デモが行われている。

お金はやり繰りすることができるが、文化財は失ったらそれっきりだ。
リオオリンピックに使う予算は、文化財の保護に回すべきだった。

ブラジル大統領選挙は10月に行われるが、混乱が生じている。
現職ブラジル大統領には汚職の嫌疑がかけられている。
一方、極右候補で、人気で首位のボルソナロ下院議員は、選挙キャンペーン中腹部を刺され重傷を負った暗殺未遂事件が発生している。
政治の混乱は、文化財の保護にはつながらない。

日本も東京五輪を控え、お金の掛け方を学術・研究を削ることがあってはならない。
日本の文化財保護の現状を確認し、必要な予算は手当する必要がある。

お金で歴史・文化・文化財は代替できない。



『ブラジル 国立博物館がほぼ全焼 収蔵品の多くを焼失
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ブラジルのリオデジャネイロにある国立博物館で2日、火事があり、200年の歴史ある建物がほぼ全焼し、2000万点以上あった収蔵品の多くが失われました。

ブラジルのリオデジャネイロにある国立博物館で、2日夜(日本時間3日午前)火事があり、建物全体に火が燃え広がりました。

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博物館は1818年に、当時のポルトガルの王が、エジプトの美術品や恐竜の化石など、みずからの収集品を集めて設立したもので、現地の消防によりますと、この火事で200年の歴史ある建物がほぼ全焼しました。

また、博物館には南米の先住民のミイラや植物の標本など貴重な資料が集められ、南米の自然史や人類学などを研究する重要な拠点となっていますが、2000万点以上あった収蔵品の多くが失われたということです。
消防によりますと、火が出た時、博物館の一般公開は終了していて、従業員なども外に避難したため、けが人はいないということです。

博物館は老朽化が進み、修繕工事の必要性が指摘されていましたが、おととしのリオデジャネイロオリンピック以降予算が削られ、工事が進んでいませんでした。

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このため地元のメディアは、老朽化による漏電が火事の原因ではないかと伝えています。』
NHK News WEB より転載)




『火災後、ドローンで空撮したブラジル・リオデジャネイロの国立博物館(201893日撮影)。(c)Mauro Pimentel / AFP
ブラジルの博物館で発生した火災 予算を削減した政府に怒りの声

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ざっくり言うと
・ブラジルのリオデジャネイロで2日に起きた国立博物館の火災
・博物館が必要としていた予算を削減した政府を非難する声が上がっている
・現場では約500人が博物館を囲み、人間の鎖をつくって抗議の意を示した


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火災後、ドローンで空撮したブラジル・リオデジャネイロの国立博物館(201893日撮影)。(c)Mauro Pimentel / AFP


AFP=時事】ブラジル・リオデジャネイロで2日に起きた国立博物館の火災について、博物館が必要としていた予算を削減した政府を非難する声が各方面から上がっている。火災ではブラジル国内で発見された人骨としては最古となる12000年前の女性の遺骨を含め、貴重な収蔵品の多くが焼失した。

「公的資金の締め付けにはこれ以上我慢できない」。同博物館と関係の深いリオデジャネイロ連邦大学(Federal University of Rio de Janeiro)のロベルト・アントニオ・ガンビーネ・モレイラ(Roberto Antonio Gambine Moreira)氏はAFPの取材に怒りをぶちまけた。火災は「投資、資金の不足がもたらした当然の結果だ」と断じる。

2日夜に発生した火災は3日早朝までにほぼ鎮火したが、炎は13000平方メートルの館内の貴重な美術品などが収蔵された各部屋を焼き尽くした。消火活動が進められる間から、ブラジルの多様性を示す文化遺産の焼失を嘆く声は、予算を削減した政府に対する怒りの声に変わっていった。

ソーシャルメディアは非難の書き込みであふれ、現場でも約500人がまだくすぶり続ける博物館を囲み、人間の鎖をつくって抗議の意を示した。

アレシャンドレ・ケレル(Alexandre Keller)館長は変わり果てた博物館の前で「嘆いているだけではだめだ。この博物館の歴史を再建するためには、資金を持つ連邦政府の支援が不可欠だ」と訴えた。

ブラジル国立博物館は1818年に建造され、2000万点を超える貴重な美術品や歴史的遺物を収蔵していた。ただ、政府による予算削減のあおりを受けて、館内の多くの部屋が公開できない状態だった。

■「計り知れない損失」

収蔵品には、エジプトやグレコ・ローマン(Greco-Roman)時代の美術品などのほか、ブラジル国内で発見された最古の人骨「ルチア(Luzia)」、ミナスジェライス(Minas Gerais)で発見された恐竜の骨格標本、重さ5.3トンの世界最大級の隕石「ベンデゴ(Bendego)」も含まれる。

ブラジル自然史博物館のパウロ・クナウス(Paulo Knauss)館長は、特にルチアの焼失は「文明に関心を持つすべての人にとって計り知れない損失だ」と嘆く。

文化財の年代は、ポルトガル植民地時代の1500年代から共和制を宣言した1889年まで400年に及ぶ。

消防当局によれば、今回の火災による正確な被害規模はまだ不明だが、死傷者が出たとの報告はない。建物は外部こそ被害を免れたものの、屋根の大部分が焼け落ちている。現在、消防隊員らが焼け跡を回って、救い出せる収蔵品がないか慎重に調べているという。

セルジオ・サ・レイタン(Sergio Sa Leitao)文化相はツイッター(Twitter)で「宮殿(博物館の建物)も収蔵品もほとんど何も残らないだろう」と悲観的な見方を示している。
【翻訳編集】AFPBB News
livedoor newsより転載)




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最終更新日 : 2019-03-15

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